JPH031723A - デルタ・シグマ変調回路 - Google Patents
デルタ・シグマ変調回路Info
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- JPH031723A JPH031723A JP13764389A JP13764389A JPH031723A JP H031723 A JPH031723 A JP H031723A JP 13764389 A JP13764389 A JP 13764389A JP 13764389 A JP13764389 A JP 13764389A JP H031723 A JPH031723 A JP H031723A
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 13
- 230000010354 integration Effects 0.000 abstract description 9
- 238000005070 sampling Methods 0.000 abstract description 8
- 238000013139 quantization Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
- 238000000844 transformation Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明は、アナログ信号をデジタル信号に変化するた
めに、そのアナログ信号を量子化するデルタ・シグマ変
調回路に関づる。
めに、そのアナログ信号を量子化するデルタ・シグマ変
調回路に関づる。
(従来の技術)
アナログ・デジタル温存LSIのADコンバータにおけ
る′量子化器に適した回路として、昭和59年度電子通
信学会通信部門全国人会562(昭59)P、2−20
7に記載されたデルタ・シグマ変調回路がある。
る′量子化器に適した回路として、昭和59年度電子通
信学会通信部門全国人会562(昭59)P、2−20
7に記載されたデルタ・シグマ変調回路がある。
第4図は上記文献に記載されたデルタ・シグマ変調回路
の一例を示す。
の一例を示す。
これは、二重積分型と称され、入力信号と、出力の帰還
信号との着分信号に対し第1の積分を行い、さらに、そ
の第1の積分出力と帰還信号との差分信号に対し第2の
積分を行っている。叩ら、入力端子41にはアナログ入
力信号が導かれ、この信号を加算回路42に正転位相で
供給して、出力ホールド回路43からの帰還信号の反転
位相と加算する。加算回路42の出力は、第1の積分器
44で積分し、その積分出力は加算回路45に正転位相
で入力する。加算回路45も出力ボールド回路43から
の帰還信号を反転位相で入力し、その加算出力を第2の
積分器46に供給Jる。
信号との着分信号に対し第1の積分を行い、さらに、そ
の第1の積分出力と帰還信号との差分信号に対し第2の
積分を行っている。叩ら、入力端子41にはアナログ入
力信号が導かれ、この信号を加算回路42に正転位相で
供給して、出力ホールド回路43からの帰還信号の反転
位相と加算する。加算回路42の出力は、第1の積分器
44で積分し、その積分出力は加算回路45に正転位相
で入力する。加算回路45も出力ボールド回路43から
の帰還信号を反転位相で入力し、その加算出力を第2の
積分器46に供給Jる。
積分器46からの信号は量子化器47に入力する。
+a子化器47は、積分回路46からの信号と基準レベ
ルとをコンパレートする。これにより出力端子48には
、アナログ入力信号の各瞬間値の積分値に応じてハイレ
ベル及びロウレベルに変化する1ピツト八〇変換出力が
得られる。帰還信号は、m子化器47からの1ビツトΔ
D変換出力を、ザンブリング制御信号によってサンプリ
ングしたザンブルド信号である。
ルとをコンパレートする。これにより出力端子48には
、アナログ入力信号の各瞬間値の積分値に応じてハイレ
ベル及びロウレベルに変化する1ピツト八〇変換出力が
得られる。帰還信号は、m子化器47からの1ビツトΔ
D変換出力を、ザンブリング制御信号によってサンプリ
ングしたザンブルド信号である。
上記変調回路は、AD変換を低ビット(1ビツト)で高
速に行うことになり、ハードウェアの規模が小さく、か
つアナログ入力信号の積分値をデルタ変調した出力であ
るために、ノイズの蓄積がなく、信号対雑音比(SN比
)が良好になるという利点を持つ。
速に行うことになり、ハードウェアの規模が小さく、か
つアナログ入力信号の積分値をデルタ変調した出力であ
るために、ノイズの蓄積がなく、信号対雑音比(SN比
)が良好になるという利点を持つ。
このような回路において、量子化器47は、第5図に示
づように、変調出力に吊子化ノイズを加篇する等価回路
にて表すことができる。即ち、第5図は第4図の7変換
表示された等価回路を示し、出力ホールド回路43はZ
−1なる伝達関数で示され、表される。また、m子化器
47は、利得係数器γと量子化ノイズN([)を加える
加算回路とで表される。
づように、変調出力に吊子化ノイズを加篇する等価回路
にて表すことができる。即ち、第5図は第4図の7変換
表示された等価回路を示し、出力ホールド回路43はZ
−1なる伝達関数で示され、表される。また、m子化器
47は、利得係数器γと量子化ノイズN([)を加える
加算回路とで表される。
以下、第5図を参照してR1子化ノイズN (f)によ
るデルタ・シグマ変調回路のS/N理論式を求める。
るデルタ・シグマ変調回路のS/N理論式を求める。
量子化ノイズN([)は、量子化ステップをE[]とす
ると、E2/12の電力を持ち・、サンプリング周波数
fsの1/2の帯域に均一に分布する。今、無信号時を
考えると、出力端子48には、ハイレベルとロウレベル
の確率が等しく、振幅E[V p−1]]のランダムパ
ルスノイズNout(f)が出力される。これは、組子
化ノイズN (f>が量子化器47によるデルタ変調作
用によって変調生成されたものであり、その平均゛電力
は、(E/2>2である。
ると、E2/12の電力を持ち・、サンプリング周波数
fsの1/2の帯域に均一に分布する。今、無信号時を
考えると、出力端子48には、ハイレベルとロウレベル
の確率が等しく、振幅E[V p−1]]のランダムパ
ルスノイズNout(f)が出力される。これは、組子
化ノイズN (f>が量子化器47によるデルタ変調作
用によって変調生成されたものであり、その平均゛電力
は、(E/2>2である。
母子化ノイズN (f)と変調出力ノイズN0IJt(
f)の関係は、次式で表すことができる。
f)の関係は、次式で表すことができる。
N out(z)=
N (Z)
・・・ (2)
となる。この(2)式より
N(f’) l 2xGp (f) =N ouj(f
) ・・(3) である。ここで、IN(fi12はE2/12が0〜「
S/2の帛域で均一に分布したものであり、また、右辺
の変調出力ノイズは(E/2)2であることより、 である。よって (2)′式は、 大して雑音電力利得Gp(f)(入出力雑音電力利得)
を求めると、 となる。つまり、(2)式のGp (r)は、を満足し
なければならない。
) ・・(3) である。ここで、IN(fi12はE2/12が0〜「
S/2の帛域で均一に分布したものであり、また、右辺
の変調出力ノイズは(E/2)2であることより、 である。よって (2)′式は、 大して雑音電力利得Gp(f)(入出力雑音電力利得)
を求めると、 となる。つまり、(2)式のGp (r)は、を満足し
なければならない。
この条例を数1直積分によって求めると、Tj
・・・・・・ (8)となる。
・・・・・・ (8)となる。
これにより、吊子化器47の利得γは、母子化ノイズN
(r)とその変調出力ノイズNout(f)とによる雑
音電力料、得が3となるように、システムで自然に定ま
る定利得係数である。
(r)とその変調出力ノイズNout(f)とによる雑
音電力料、得が3となるように、システムで自然に定ま
る定利得係数である。
次に、変調回路に入力する信号の帯域を0〜fB、fB
<<fsと仮定すると、信号帯域内に存在する変調出力
ノイズN out(f)の電力Nn0I2は、0式のG
p (f)が分子のみで近似できることから、 NnO2,− となる。
<<fsと仮定すると、信号帯域内に存在する変調出力
ノイズN out(f)の電力Nn0I2は、0式のG
p (f)が分子のみで近似できることから、 NnO2,− となる。
一方、■子化器出力が扱い(qる信号成分の最大値はE
[Vρ−p]の正弦波であるから、そのミノJSは、 どなる。よって、信号帯域以外のノイズをフィルタで全
てカットしたときの理論S/N値は、(9)(10)式
より、 上記(11)式において、γ=2/3を代入してとなる
。(11)’式にお1.f ル係’il fll’J
5 / ’I 8 il、出力ホールド回路47からの
帰還信号の利19、積分器44に入力する信号の利得、
積分器46に入カッる信号の利19等を1に設定したと
きの値と考えることができ−る。しかし、この係数値は
、前記名利1ftを所定値に設定したときに(qられる
最大の係数になっておらず、最適な理論S/Nを得るこ
とができないという欠点が有った。
[Vρ−p]の正弦波であるから、そのミノJSは、 どなる。よって、信号帯域以外のノイズをフィルタで全
てカットしたときの理論S/N値は、(9)(10)式
より、 上記(11)式において、γ=2/3を代入してとなる
。(11)’式にお1.f ル係’il fll’J
5 / ’I 8 il、出力ホールド回路47からの
帰還信号の利19、積分器44に入力する信号の利得、
積分器46に入カッる信号の利19等を1に設定したと
きの値と考えることができ−る。しかし、この係数値は
、前記名利1ftを所定値に設定したときに(qられる
最大の係数になっておらず、最適な理論S/Nを得るこ
とができないという欠点が有った。
尚、特開昭62−169529号には、積分器44の出
力が1サンプリング期間μれて積分器46に入力される
システムに関して、積分器44に前置する第1の増幅器
、積分器46に前置する第2の増幅器、加算回路42に
おける帰還信号側に前置する第3の増幅器、加算回路4
5における帰還信号側に前置づる第4の増幅器を設しプ
ることが記載されている。また、これらの各増幅器に設
定する具体的な利19係数が特開昭62−169528
号に記載されている。しかし、これらの発明によっても
なおS/N理論値を最大にするものではなかった。
力が1サンプリング期間μれて積分器46に入力される
システムに関して、積分器44に前置する第1の増幅器
、積分器46に前置する第2の増幅器、加算回路42に
おける帰還信号側に前置する第3の増幅器、加算回路4
5における帰還信号側に前置づる第4の増幅器を設しプ
ることが記載されている。また、これらの各増幅器に設
定する具体的な利19係数が特開昭62−169528
号に記載されている。しかし、これらの発明によっても
なおS/N理論値を最大にするものではなかった。
(発明が解決しようと覆る課題)
以上のごとく、従来のデルタ・シグマ変調回路では、理
論S/Nを最大にJる利得係数の選択がなされておらず
、量子化ノイズによってS/Nが悪化してしまうという
問題があった。
論S/Nを最大にJる利得係数の選択がなされておらず
、量子化ノイズによってS/Nが悪化してしまうという
問題があった。
この発明は上記問題点を除去し、実現し得る最大のS/
Nを得ることができるデルタ・シグマ変調回路の提供を
目的とする。
Nを得ることができるデルタ・シグマ変調回路の提供を
目的とする。
[発明の構成]
(課楯を解決するための手段)
この発明は、アナログ入力信号と1ビットデジタル変換
出力信号から生成された帰還信号との差分を求める第1
の回路と、前記差分を積分して第1の積分信号を出力す
る第1の積分器と、前記積分信号と前記帰還信号との差
分を求める第2の回路と、この第2の回路で求めた差分
を積分して第2の積分信号を出力づる第2の積分器と、
前記第2の積分信号の基準レベルに対する極性を判定マ
変調回路において、 前記第1の積分信号の利(程を決定する第1の利得決定
手段と、前記第1の回路に帰還する帰還信号の利得を決
定する第2の利得決定手段と、前記第2の回路に帰遠づ
る帰還信号の利得を決足りる第3の利1り決定手段とを
設け、前記第1の利得決定手段の利得係数をA1前記第
2の利得決定手段の利19係数をB、前記第3の利得決
定手段の利得設定することによって、デルタ・シグマ変
調回路を常に最大のS/Nに設定するものである。
出力信号から生成された帰還信号との差分を求める第1
の回路と、前記差分を積分して第1の積分信号を出力す
る第1の積分器と、前記積分信号と前記帰還信号との差
分を求める第2の回路と、この第2の回路で求めた差分
を積分して第2の積分信号を出力づる第2の積分器と、
前記第2の積分信号の基準レベルに対する極性を判定マ
変調回路において、 前記第1の積分信号の利(程を決定する第1の利得決定
手段と、前記第1の回路に帰還する帰還信号の利得を決
定する第2の利得決定手段と、前記第2の回路に帰遠づ
る帰還信号の利得を決足りる第3の利1り決定手段とを
設け、前記第1の利得決定手段の利得係数をA1前記第
2の利得決定手段の利19係数をB、前記第3の利得決
定手段の利得設定することによって、デルタ・シグマ変
調回路を常に最大のS/Nに設定するものである。
(作用)
このような構成によれば、第1の積分信号や帰還信号の
利jqを、吊子化出力のS/Nが最大となるように設定
することができる。
利jqを、吊子化出力のS/Nが最大となるように設定
することができる。
(実施例)
以下、この発明を図示の実施例によって詳細に説明づる
。
。
第1図はこの発明に係るデルタ・シグマ変調回路の一実
施例を示す回路図である。
施例を示す回路図である。
第1図において、11はアナログ入力信号の入力端子、
12は前記アナログ入力信号と出力端子18に導出され
る1ピツ1〜デジタル変換出力から生成された帰還信号
との差分を求める加算回路(第1の回路)、14は前記
差分を積分して第1の積分信号を出力づる(第1の)積
分器、15は前記第1の積分信号と前記帰還信号との差
分を求める加算回路(第2の回路)、16は前記加算回
路15で求めた差分を積分して第2の積分信号を出力す
るく第2の)積分器、17は前記第2の積分信号の基準
レベルに対する極性を判定して6量子化された前記1ビ
ツトデジタル変換出力を出力する量子化器、13は前記
1ビツトデジタル変換出力を1サンプリング期間ボール
ドして出力する出力ホールド回路である。
12は前記アナログ入力信号と出力端子18に導出され
る1ピツ1〜デジタル変換出力から生成された帰還信号
との差分を求める加算回路(第1の回路)、14は前記
差分を積分して第1の積分信号を出力づる(第1の)積
分器、15は前記第1の積分信号と前記帰還信号との差
分を求める加算回路(第2の回路)、16は前記加算回
路15で求めた差分を積分して第2の積分信号を出力す
るく第2の)積分器、17は前記第2の積分信号の基準
レベルに対する極性を判定して6量子化された前記1ビ
ツトデジタル変換出力を出力する量子化器、13は前記
1ビツトデジタル変換出力を1サンプリング期間ボール
ドして出力する出力ホールド回路である。
本実施例【よ、更に、入力端子11と加い回路12の間
に利得aの係数回路19を接続し、加算回路12のと積
分器14との間に利得すの係数回路20を接続し、積分
器14と加算回路15の間に利得Cの係数回路を接続し
、加算回路15と積分回路16の間に利’i’4 dの
係数回路23を接続し、積分回路16と量子化器17の
間に利1? eの係数回路25を接続し、出力ホールド
回路13と加算回路12の間に利得子の係数回路21を
接続し、出力ホールド回路13と加官)回路15との間
に利得qの係数回路24を接続しである。
に利得aの係数回路19を接続し、加算回路12のと積
分器14との間に利得すの係数回路20を接続し、積分
器14と加算回路15の間に利得Cの係数回路を接続し
、加算回路15と積分回路16の間に利’i’4 dの
係数回路23を接続し、積分回路16と量子化器17の
間に利1? eの係数回路25を接続し、出力ホールド
回路13と加算回路12の間に利得子の係数回路21を
接続し、出力ホールド回路13と加官)回路15との間
に利得qの係数回路24を接続しである。
上記構成のデルタ・シグマ変調回路は、積分器14へは
、8倍されたアナログ入力信号と、ヂ倍された帰還信号
との差分信号が、6倍されて入力づる。また、積分器1
6へは、C侶された積分器14からの第1の積分信号と
、9倍された帰還信号との差分信号が、0倍されて入力
づる。
、8倍されたアナログ入力信号と、ヂ倍された帰還信号
との差分信号が、6倍されて入力づる。また、積分器1
6へは、C侶された積分器14からの第1の積分信号と
、9倍された帰還信号との差分信号が、0倍されて入力
づる。
積分器1Gからの第2の積分信号は、0倍されて[量子
化器17に入力し、m子化器47によって量子化され1
ビツトAD変換出力となる。本回路によって得られる出
力は、帰還信号及び第1.第2の積分信号がそれぞれ所
定の利得制御を受けた結果の信号であり、従来のように
利得1の経路を経てVIられるものでない。こ゛のよう
な利得制御を行う各係数回路19〜24は、量子化器1
7のサンプリング周波数において、1ビツトAD変換出
力のS/Nが最大となるように決定されている。
化器17に入力し、m子化器47によって量子化され1
ビツトAD変換出力となる。本回路によって得られる出
力は、帰還信号及び第1.第2の積分信号がそれぞれ所
定の利得制御を受けた結果の信号であり、従来のように
利得1の経路を経てVIられるものでない。こ゛のよう
な利得制御を行う各係数回路19〜24は、量子化器1
7のサンプリング周波数において、1ビツトAD変換出
力のS/Nが最大となるように決定されている。
次に、この利得係数の決定方法を説明する。
上記構成のデルタ・シグマ変調回路は、第2図の等価回
路に置き換えることができる。
路に置き換えることができる。
第2図において、γは、(7)式を満足りるように、シ
ステムで自然に決まる量子化器17の利得係数である。
ステムで自然に決まる量子化器17の利得係数である。
第2図により、量子化ノイズN(「)と変調出力ノイズ
Nout(r)の関係は、次式で表づことかできる。
Nout(r)の関係は、次式で表づことかできる。
Nout(f)−
N([)
・・・・・・(12)
但し、α=b・υ子・ユ
β−d−e−Q ・ γ
本回路に入力するアナログ信号の帯域をO〜fe (r
≦f8≦fs)と仮定すると、信号帯域内に存在り゛る
変調出力ノイズNout(f)の電力N002は、 INno12q と近似できる。ここに、ω子化器17の0子化ステップ
をE [V]としている。
≦f8≦fs)と仮定すると、信号帯域内に存在り゛る
変調出力ノイズNout(f)の電力N002は、 INno12q と近似できる。ここに、ω子化器17の0子化ステップ
をE [V]としている。
1ビツトAD変換出力で合み得る信号成分の最大電力S
は、(10)式よりE2/8[■2]であるから、信号
帯域外のノイズをフィルタで全てノjットしたとぎの理
論S/N式は、 となる。
は、(10)式よりE2/8[■2]であるから、信号
帯域外のノイズをフィルタで全てノjットしたとぎの理
論S/N式は、 となる。
上記(14)式よりαとβの積が最大のときにS/Nが
最大になることが分かる。
最大になることが分かる。
一方、量子化ノイズN([)と変調出力ノイズN ou
t(r)とによるXt N電ツノ利4!JG(p)は、
m式を満足しなければならない。これはαを適当に決め
ると、吊子化器17の利得γは、コンパレータの作用に
よって(7)式を満足りるように、自然に決まることを
示している。
t(r)とによるXt N電ツノ利4!JG(p)は、
m式を満足しなければならない。これはαを適当に決め
ると、吊子化器17の利得γは、コンパレータの作用に
よって(7)式を満足りるように、自然に決まることを
示している。
よって、(12)式を(7)式に代入してαとβの積が
最大となるようなα、βを求めると、α牛1 、46
、(15)βと0.489
4 となる。これより、α−1,46となるように、b、c
、f−、Qを定めれば、S / Nが最大の変調回路を
構成することができる。
最大となるようなα、βを求めると、α牛1 、46
、(15)βと0.489
4 となる。これより、α−1,46となるように、b、c
、f−、Qを定めれば、S / Nが最大の変調回路を
構成することができる。
次に他の実施例を説明づ−る。
上述したような変調回路において、積分器14゜16を
スイッチトキャバシタ積分器によって構成した場合、積
分器14の出力が積分器16に入力されるまでに1ナン
プリング期間遅延する。この場合のデルタ・シグマ変調
回路は、第3図に示Jようへ等何回路で表される。
スイッチトキャバシタ積分器によって構成した場合、積
分器14の出力が積分器16に入力されるまでに1ナン
プリング期間遅延する。この場合のデルタ・シグマ変調
回路は、第3図に示Jようへ等何回路で表される。
第3図は、積分器14と係数回路22との間に中位遅延
線26を接続したものである。このときのγ′も(7)
式を満足づる6H子化器17の利得係r11.′C−あ
る。
線26を接続したものである。このときのγ′も(7)
式を満足づる6H子化器17の利得係r11.′C−あ
る。
第3図より量子化ノイズN (f)と変調出力ノイズN
out(r)の関係は次式ぐ表づことができる。但し
、α−b−c−子・(110)。
out(r)の関係は次式ぐ表づことができる。但し
、α−b−c−子・(110)。
β’=d−e−g・γ′とする。
N out(f)=
N(r)
・・・(16)
第2図と同様の方法によって、理論S/Nを求めると、
となり、S/Nを最大にするα値β′の値を求めると、
α#0.5935 、、、(1
8)β′L:1.204 となる。よって、この場合はα=0.5935の回路を
作れば良い。
8)β′L:1.204 となる。よって、この場合はα=0.5935の回路を
作れば良い。
こうして、第1の積分器から第2の積分器までの間に、
遅延が右るか無いかによって、α=0.5935又は1
.46になるように設定すれば、常に最適なS/Nを1
!、Iることができる。
遅延が右るか無いかによって、α=0.5935又は1
.46になるように設定すれば、常に最適なS/Nを1
!、Iることができる。
尚、実施例では、具体的に係数回路19〜24を設【プ
で利得係数を設定しているが、加い回路12.15積分
回路14.16に利得を持たせることで実現してし良い
。例えば、aと子を加算回路12T:、bを積分器14
で、Cとqを加算回路15で、dとeを積分器16で実
現づる。或いは、aとbとfを加算回路12で、Cとd
と9を加算回路15で、eを積分器16C実現しても良
い。このようにa〜qは様々な形で実現できる。
で利得係数を設定しているが、加い回路12.15積分
回路14.16に利得を持たせることで実現してし良い
。例えば、aと子を加算回路12T:、bを積分器14
で、Cとqを加算回路15で、dとeを積分器16で実
現づる。或いは、aとbとfを加算回路12で、Cとd
と9を加算回路15で、eを積分器16C実現しても良
い。このようにa〜qは様々な形で実現できる。
[発明す効果]
以上説明したようにこの発明によれば、デルタ・シグマ
変調回路のS/Nを常に最大にづるf11得係数を容易
に選択することができる。
変調回路のS/Nを常に最大にづるf11得係数を容易
に選択することができる。
第1図はこの発明に係るデルタ・シグマ変調回路の一実
施例を示す構成図、第2図はZ変換表示した11図の等
価回路図、第3図は他の実施例を示す構成図、第4図は
従来のデルタ・シグマ変調回路を示す構成図、第5図は
第4図を7変換表示した等価回路図である。 11・・・入力端子、12.15・・・加算回路、13
・・・出力ホールド回路、14.16・・・積分器、1
7・・・吊子化器、18・・・出力端子、19〜25・
・・係数回路。
施例を示す構成図、第2図はZ変換表示した11図の等
価回路図、第3図は他の実施例を示す構成図、第4図は
従来のデルタ・シグマ変調回路を示す構成図、第5図は
第4図を7変換表示した等価回路図である。 11・・・入力端子、12.15・・・加算回路、13
・・・出力ホールド回路、14.16・・・積分器、1
7・・・吊子化器、18・・・出力端子、19〜25・
・・係数回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 入力アナログ信号と1ビットデジタル変換出力信号から
生成された帰還信号との差分を求める第1の回路と、前
記差分を積分して第1の積分信号を出力する第1の積分
器と、前記積分信号と前記帰還信号との差分を求める第
2の回路と、この第2の回路で求めた差分を積分して第
2の積分信号を出力する第2の積分器と、前記第2の積
分信号の基準レベルに対する極性を判定して量子化され
た前記1ビットデジタル変換出力信号を出力する量子化
器と、この量子化器の出力をホールドするホールド回路
とを備えたデルタ・シグマ変調回路において、 前記第1の積分信号の利得を決定する第1の利得決定手
段と、前記第1の回路に帰還する帰還信号の利得を決定
する第2の利得決定手段と、前記第2の回路に帰還する
帰還信号の利得を決定する第3の利得決定手段とを具備
し、前記第1の利得決定手段の利得係数をA、前記第2
の利得決定手段の利得係数をB、前記第3の利得決定手
段の利得係数をCとしたとき、A・B/Cの値によって
最大のS/Nを得るようにしたことを特徴とするデルタ
・シグマ変調回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1137643A JP2693577B2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | デルタ・シグマ変調回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1137643A JP2693577B2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | デルタ・シグマ変調回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH031723A true JPH031723A (ja) | 1991-01-08 |
JP2693577B2 JP2693577B2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=15203437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1137643A Expired - Fee Related JP2693577B2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | デルタ・シグマ変調回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2693577B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0798865A2 (en) * | 1996-03-28 | 1997-10-01 | Sony Corporation | Digital data converter |
EP0845867A2 (en) * | 1996-11-27 | 1998-06-03 | Sony United Kingdom Limited | Signal processor for 1-bit signals, comprising a nth order Delta-Sigma modulator |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62169529A (ja) * | 1986-01-22 | 1987-07-25 | Oki Electric Ind Co Ltd | アナログ・デイジタル変換器のデルタ・シグマ変調回路 |
JPS62169528A (ja) * | 1986-01-22 | 1987-07-25 | Oki Electric Ind Co Ltd | アナログ・デイジタル変換器のデルタ・シグマ変調回路 |
-
1989
- 1989-05-30 JP JP1137643A patent/JP2693577B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62169529A (ja) * | 1986-01-22 | 1987-07-25 | Oki Electric Ind Co Ltd | アナログ・デイジタル変換器のデルタ・シグマ変調回路 |
JPS62169528A (ja) * | 1986-01-22 | 1987-07-25 | Oki Electric Ind Co Ltd | アナログ・デイジタル変換器のデルタ・シグマ変調回路 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0798865A2 (en) * | 1996-03-28 | 1997-10-01 | Sony Corporation | Digital data converter |
EP0798865A3 (en) * | 1996-03-28 | 1999-07-28 | Sony Corporation | Digital data converter |
EP0845867A2 (en) * | 1996-11-27 | 1998-06-03 | Sony United Kingdom Limited | Signal processor for 1-bit signals, comprising a nth order Delta-Sigma modulator |
EP0845867A3 (en) * | 1996-11-27 | 2000-03-29 | Sony United Kingdom Limited | Signal processor for 1-bit signals, comprising a nth order Delta-Sigma modulator |
US6604009B2 (en) | 1996-11-27 | 2003-08-05 | Sony Corporation | Signal processors |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2693577B2 (ja) | 1997-12-24 |
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