JPH03171702A - 同相型インダクタ - Google Patents

同相型インダクタ

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JPH03171702A
JPH03171702A JP30927789A JP30927789A JPH03171702A JP H03171702 A JPH03171702 A JP H03171702A JP 30927789 A JP30927789 A JP 30927789A JP 30927789 A JP30927789 A JP 30927789A JP H03171702 A JPH03171702 A JP H03171702A
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JP
Japan
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phase inductor
magnetic
conductors
powder
magnetic material
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JP30927789A
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Inventor
Kazuhiro Seto
瀬戸 一弘
Hatsuo Matsumoto
初男 松本
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Tokin Corp
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Tokin Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野] 本発明は電子回路に供される同相型インダクタに関する
[従来の技術] 従来の技術による同相型インダクタの例としては,第1
7図及び第18図に示すようにフエライト或は金属磁性
材料による磁心に対して,巻枠を用いるか、もしくは直
接少なくとも2種の巻線を施し、もしくは巻線に流れる
電流変化を前記磁心による誘導起電力により他巻電流を
制御する同相型インダクタがあった。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら前述した従来の技術による同相型インダク
タに於て高密度実装に供せる小型の面実装型の同相型イ
ンダクタを構威しようとする場合,一般に巻枠を必要と
する等.余分なスペースを必要とする他,小型である程
端子処理が煩雑となり,安価小型な面実装の同相型イン
ダクタの実現が不可能であった。
それ故に本発明の課題は大電流に耐えることができ,か
つ工程数の低減をはかり,容易に製造可能とした安価な
面実装型の同相型インダクタを提供するものである。
C課題を解決するための手段] 本発明によれば.磁性体内を通過する少なくとも2本の
導体がそれぞれ磁気的に結合し,前記各導体の両端部に
.所望のインダクタンスもしくはインピーダンスを得て
,前記各導体に流れる同位相電流変化を抑制する同相型
インダクタにおいて,前記磁性体は金属磁性粉末を50
vol%以上含有することを特徴とする同相型インダク
タが得られる。
また,本発明によれば,前記磁性体を前記磁性1粉末と
電気絶縁性粉末結合剤とし.両端に電極を電気的接続し
た前記各導体が前記各電極の一部を除き前記磁性体の内
部を通過するように前記磁性体を充填し,一体に成形し
てあることを特徴とする同相型インダクタが得られる。
また,本発明によれば,前記磁性体を前記金属磁性粉末
と前記電気絶縁性粉末結合剤とし,前記各導体が前記磁
性体の内部を通過するように前記磁性体を充填し,一体
に成形し,前記磁性体の端面に前記各導体両端面を取り
出し,前記磁性体端面に前記各導体と電気的に接続する
ように,各両端電極を取り付けてあることを特徴とする
同相型インダクタが得られる。
また,本発明によれば,前記結合剤を熱可塑性樹脂とし
前記金属磁性粉末と混合熱圧加工により形成されている
ことを特徴とする同相型インダクタが得られる。
また,本発明によれば,前記結合剤を熱硬化性樹脂とし
前記金属磁性粉末と混合加圧成形中又はその後,加熱成
形されていることを特徴とする同相型インダクタが得ら
れる。
また,本発明によれば,前記結合剤を含浸成形用接着剤
とし,もしくは,結合剤の他に,さらに前記接着剤を用
い,予め成形用金型に充填された磁性体もしくはすでに
他結合剤により或形された磁性体が前記接着剤により含
浸成形されていることを特徴とする同相型インダクタが
得られる。
また,本発明によれば,外部電極部を除く外面に,樹脂
もしくはガラス質被膜剤等によるコーティングが施され
ていることを特徴とする同相型インダクタが得られる。
また,本発明によれば,前記磁性体を金属磁性粉末に電
気絶縁被膜を施した粉末としたことを特徴とする同相型
インダクタが得られる。
また,本発明によれば,前記各導体が同筒上にコイル形
に周回していることを特徴とする同相型インダクタが得
られる。
また,本発明によれば,前記各導体が同心でコイル形に
周回していることを特徴とする同相型インダクタが得ら
れる。
また.本発明によれば,前記各導体を予め用意した磁性
体の磁心に巻くこεにより構成されていることを特徴と
する同相型インダクタが得られる。
また,本発明によれば,前記各導体を電気絶縁被膜付き
電線としたことを特徴とする同相型インダクタが得られ
る。
また本発明によれば,隣接するコイル導体間を電気絶縁
非磁性樹脂により固めてあることを特徴とする同相型イ
ンダクタが得られる。
[作用] 従来の巻枠などに巻く操作など,複雑な手間が省け,構
成も単純であり,しかも磁性金属特有の高飽和磁束密度
と高キュリー温度を有する磁性粉末を50vol%以上
充填することで磁性体の飽和磁束密度が高く従来に比べ
直流ii畳耐量の大きいかつ高温に耐え得り,ノイズシ
ールドに十分効果的な実効透磁率をもつ閉磁路型で.更
に金属磁性材料を粉末化することで渦電流損失や発熱が
抑えられ高周波帯域でも十分なインダクタンスが得られ
る。両端面の電極に所望のインダクタンス或はインピー
ダンスを得る高密度面実装可能である。
少工程,小型,広帯域対応の面実装型の同相型インダク
タが得られる。
[実施例] 以下本発明による同相型インダクタの一実施例を図面を
参照して詳細に記載する。
第1の実施例 第1図は同相型インダクタの製造工程を示す模式図,第
1図(4)は同相型インダクタの実施例1の構成断面図
を示す。また第2図に一例としてFeAfISi合金に
於ける充填率と比透磁率との関係を示す。また第3図は
同相型インダクタの実施例2の製造工程模式図,第3図
(3)は同相型インダクタの実施例2の構成断面図を示
す。
実施例1の構成は,第1図(1)に示す両端に電極1a
,lbを電気的に接続した導体2−1,と両端に電極2
a,2bを電気的に接続した導体2−2と,電極1a,
lb及び2a,2bを第1図(2)に示すように成形用
金型3に設置し,その後第1図(3)に示すように.金
属磁性粉末と粉末結合剤とからなる磁性体4を射出もし
くはプレスなどの方法で金属磁性粉末の充填率が50v
ol%以上になるように充填し成形固形化した後,金型
3を外し第1図(4)に示す同相型インダクタを得るこ
とができる。
さらに,外部電極部を除き樹脂もしくはガラス質被膜等
による外面コーティング加工を施すことにより得ること
ができる。
また実施例2の構成は,第3図(1)(2)に示すよう
に両端に電極1 1 a,  1 1 bを樹脂などで
形成されているケース13を介して電気的に接続した導
体12−1と,両端に電極12a,12bをケース13
を介して電気的に接続した導体12−2と,ケース13
とで構成される粉末充填ケース15を用意し,ケース1
5内部に,第3図(3)に示す金属磁性粉末と粉末結合
樹脂とからなる磁性体14を射出もしくはプレスなどの
方法で金属磁性粉末の充填率が50vol%以上になる
ように充填し成形固形化し得ることができる。
さらに外部電極部及びケース13を除き外面コーティン
グ加工を施すことにより得ることができる。
このようにして得られた同相型インダクタは,磁性金属
特有な高飽和磁束密度と高キュリー温度を有する磁性粉
末を50vol%以上充填することで磁性体14の飽和
磁束密度が高く従来に比べ直流重畳耐量の大きく、かつ
高温に耐え得る。また第2図のグラフに示すように、ノ
イズシールドに十分効果がある実効透磁率をもつ閉磁路
型であって,更に金属磁性材料を粉末化することで渦電
流損失や発熱が抑えられ高周波帯域でも十分なインダク
タンスが得られる。また電極2a,2b,  もしくは
12a,12bと導体2−1.2−2.  もしくは1
2−1.12−2との接合処理を溶着などの強固な接続
にすることで端子部の信頼性が高く.電極2a,2b,
 もしくは12a,12bが成形体の側面に固着された
高密度実装対応の小型化した同相型インダクタが得られ
る。
さらに外面コーティング加工により戊形体の稜の機械的
強度を強化したり,もしくは電極部以外の外面での電気
絶縁度をより高くすることで面実装の際に同相型インダ
クタの底面での配線回路の信頼性もより高くすることが
でき,耐湿特性変化及び経年特性変化がより少ない高密
度実装対応の小型化してなる同相型インダクタが得られ
る。
また,当然のことながら本実施例に於ける各導体は必ず
しも直線状である必要はなく,用途必要に応じ各導体2
−1.2−2.  もしくは12−1.12−2が蛇行
,往復などをすることで導体2−1.2−2. もしく
は12−1.12−2間の磁気的結合の強さ、もしくは
インダクタンスもしくはインピーダンスを変えることが
可能であり.このときも本発明の効果は当然なことなが
ら問題なく得られる。
第2の実施例 第4図に同相型インダクタの製造工程の一実施例の模式
図,第4図(4)は同相型インダクタのー実施例の構成
断面図を示す。
構成は,第4図(1)に示すように成形用金型23に導
体22−1及び22−2を配置し,その後、第4図(2
)に示すように金属磁性粉末と粉末結合剤とからなる磁
性体24を射出もしくはプレスなどの方法で金属磁性粉
末の充填率が50v01%以上になるように充填し成形
固形化させた後,第4図(3)に示すように金型23を
外し.成形された磁性体24の両側面に第4図(4)に
示すように導体22−1及び22−2と電気的に接続し
、かつ十分な強度をもつように各電極21a,2lb,
22a,22bを取り付け得ることができる。
さらに外部電極部を除き外面コーティング加工を施すこ
とにより得ることができる。
これによると,第1の実施例と同等の効果が得られ,し
かも電極22−1.22−2を磁性体固形化後に形成す
るため多数の同相型インダクタを一度に充填固形化し,
その後所望の形状に切り出し,@極22−1.22−2
を形成できる利点がある。また,第1の実施例に比べ余
分スペースの低減がはかれ.より小型の同相型インダク
タが得られる。
第1の実施例と同様に各導体22−1.22−2が直線
状である必要はなく,用途必要に応じ各導体22−1.
22−2が蛇行,往復などをしても本発明の効果はなん
ら問題なく得られる。
第3の実施例 第1,2の実施例において,結合剤を熱可塑性樹脂とし
金属磁性粉末と加熱混線を行いこれを射出成形により充
填し得られる。
これらよって.射出成形による連続工程により製品成形
にかかる時間が従来に比べ大幅に削減でき低コストで品
質の安定した同相型インダクタが得られる。
第4の実施例 第1,2の実施例において,結合剤を熱硬化性樹脂とし
金属磁性粉末と混線を行いこれを加圧充填成形しながら
,もしくは成形後に加熱により固形化し得られる。
これにより,熱的信頼性に高く表面実装部品の自動ハン
ダフロ一等に適する同相型インダクタが得られる。
第5の実施例 第1,2の実施例において,結合剤を含浸成形用接着剤
とし予め成形用金型に加圧充填された磁性体に対して含
浸或形固形化し得られる。これによって,含浸成形によ
り,コーティングの効果が得られ,底形体の稜などの機
械的強度がより強く,また湿度により影響されない信頼
性の高い同相型インダクタが得られる。
第6の実施例 第5図は同相型インダクタの一実施例の磁性体の拡大模
式図を示す。
この磁性体は第1,2の実施例において磁性体を金属磁
性粉末Aに酸化などの化学的手法などにより電気絶縁被
膜Bを形成させた粉末と電気絶縁粉末結合剤Cを用いて
構威する。
このようにして得られた同相型インダクタは金属磁性粉
末A間の絶縁を電気絶縁粉末結合剤Cのみでなく粉末被
膜Bでも行っているので結合剤Cは粉末A同志を結合さ
せるために必要な少量で済み,より一層金属磁性粉末A
の充填率が増加し,磁性体全体での実効透磁率が増加す
るため,より結合係数及びインダクション係数の高い同
相型インダクタが得られる。
第7の実施例 第6図は同相型インダクタの実施例の構成断面図を示す
第1,2の実施例において各導体32−1.32−2を
第7図にも示すように,同円筒上にソレノイド状に周回
巻に構或とする。電極31a,31.b,32a,32
bは,磁性体34に設けた導体32−1.32−2に接
続されている。
このようにして得られた同相型インダクタは第8図に示
す様に導体32〜1.32−2間で漏洩磁束が少ない磁
気的に高結合である同相型インダクタが得られる。また
同円筒上ソレノイド構造をとることで多導体を一度に巻
くことができ生産性の高い同相型インダクタが得られる
本実施例では巻線構或を円筒上ソレノイド状としたが,
周回巻であればコイルの断面は四角でも三角でも楕円で
もよく円である必要はない。この時も本発明の効果は問
題なく得られる。
第8の実施例 第9図は同相型インダクタの一実施例の構或断面図を示
す。
第1,2の実施例において各導体42−1.42−2を
第10図に示すように,同心円ソレノイド状に周回巻に
構成する。電極41a,41b,42a,42bは磁性
体44に設けた導体42−1.42−2に接続されてい
る。
このようにして得られた同相型インダクタは第11図に
示すように各導体42−1.42−2間の漏洩磁束が少
ない異種導線間で磁気的に高結合である同相型インダク
タが得られ,また同心円ソレノイド構造をとることで各
導体42−1.42−2を予め相似ソレノイド状に形成
し,これを組み合わせることで容易に高品質な生産性の
高い同相型インダクタが得られる。
本実施例では巻線構成を同心円ソレノイド状としたが,
同心周回巻であればコイルの断面は四角でも三角でも楕
円でもよく円である必要はない。
この時も本発明の効果は問題なく得られる。
第9の実施例 第12図は同相型インダクタの一実施例の構成断面図を
示す。
本実施例は第7,8の実施例において,第13図に示す
ように,充填用磁性体と同等に磁心54Bを用意し予め
導体52−1.52−2を巻き,金型に設置し磁性体5
4Aを充填或形して得られる。51a,51b.52a
,52bは電極である。 第7,8の実施例におけるソ
レノイドの内部の磁性体54Aをより均一に形或させる
ことができる。
第10の実施例 本実施例は前述実施例において導体を電気絶縁被覆付き
電線を用いて得られる。
前述実施例における各導体間の絶縁をより確実なものと
して信頼性の高い同相型インダクタが得られる。
第11の実施例 第14図に同相型インダクタの実施例のソレノイド状導
体断面拡大図を示す。
本実施例は第7.8.9の実施例において周回する導体
62−1.62−2の間を電気絶縁非磁性樹脂65で含
浸したソレノイド状導体を用いて得られる。
第15図には含浸処理が未実施の同相型インダクタの導
体62−1−x. 62−2−xに電流を流したときの
磁気回路を示している。
含浸処理未実施の第7.8.9の実施例ソレノイド状導
体は第12図に示すような磁気回路であるが実施例の磁
気回路では第16図に示すとおり,磁束のマイナールー
プにより線間漏洩磁束を大幅に低減して,結合係数及び
インダクション係数の高い同相型インダクタが得られ,
これに加えて含浸処理により粉末充填成形前ソレノイド
自体の機械的強度が強化される。
[発明の効果] 以上,実施例により説明したように,本発明の同相型イ
ンダクタによれば.大電流に耐えることができ,かつ工
程数の低減をはかり,製造が容易にでき,しかも安価な
同相型インダクタが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(1),(2).(3).(4)は同相型インダ
クタの第1の実施例の実施例1の製造工程を示す模式図
,!2図は充填率と比透磁率との関係を示すグラフ,第
3図は同相型インダクタの実施例2の製造工程模式図,
第4図は同相型インダクタの第2の実施例の製造工程を
示す模式図,第5図は同相型インダクタの磁性体の一実
施例を示す拡大模式図,第6図は同相型インダクタの他
の実施例を示す断面図,第7図は第6図の導体を示す側
面図,第8図は第6図の磁気回路の模式図,第9図は同
相型インダクタの他の実施例を示す断面図,第10図は
第9図の導体を示す側面図,第11図は第6図の同相型
インダクタの磁気回路の模式図,第12図は同相型イン
ダクタの他の実施例を示す断面図.第13図は導体と磁
心との構成を示す側面図.第14図はソレノイド状導体
の拡大断面図,第15図は含浸処理未実施の同相型イン
ダクタの導体に電流を流したときの磁気回路の模式図.
第16図は含浸処理実施後の磁気回路の模式図,第17
図は従来の同相型インダクタの第1の例を示す模式図,
第18図は第17図の分解図である。 1a・・・電極,2a・・・電極,2−1・・・導体.
2−2・・・導体,11a・・・電極,11b・・・電
極,12−1・・・導体,12−2・・・導体,13・
・・ケース.22−1・・・導体,22−2・・・導体
,23・・・成形用金型,24・・・磁性体,32−1
・・・導体.32−2・・・導体,41a・・・電極.
42a・・・電極,44・・・磁性体,54B・・・磁
心,62−1・・・導体,62−2・・・導体,65・
・・電気絶縁非磁性樹脂。 第1図 今 z−2 悟敲4ヨ慎覇昏 第5図 第6図 第7図 摺8図 第9図 第10図 第11図 第13図 第14図 始15図

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.磁性体内を通過する少なくとも2本の導体がそれぞ
    れ磁気的に結合し,前記各導体の両端部に,所望のイン
    ダクタンスもしくはインピーダンスを得て,前記各導体
    に流れる同位相電流変化を抑制する同相型インダクタに
    おいて,前記磁性体は金属磁性粉末を50vol%以上
    含有することを特徴とする同相型インダクタ。
  2. 2.請求項1記載の前記磁性体を前記金属磁性粉末と電
    気絶縁性粉末結合剤とし,両端に電極を電気的接続した
    前記各導体が前記各電極の一部を除き前記磁性体の内部
    を通過するように前記磁性体を充填し,一体に成形して
    あることを特徴とする同相型インダクタ。
  3. 3.請求項1記載の前記磁性体を前記金属磁性粉末と前
    記電気絶縁性粉末結合剤とし,前記各導体が前記磁性体
    の内部を通過するように前記磁性体を充填し,一体に成
    形し,前記磁性体の端面に前記各導体両端面を取り出し
    ,前記磁性体端面に前記各導体と電気的に接続するよう
    に,各両端電極を取り付けてあることを特徴とする同相
    型インダクタ。
  4. 4.請求項1及び2記載の前記結合剤を熱可塑性樹脂と
    し前記金属磁性粉末と混合熱圧加工により成形されてい
    ることを特徴とする同相型インダクタ。
  5. 5.請求項2及び3記載の前記結合剤を熱硬化性樹脂と
    し前記金属磁性粉末と混合加圧成形中又はその後に加熱
    成形されていることを特徴とする同相型インダクタ。
  6. 6.請求項2及び3記載の前記結合剤を含浸成形用接着
    剤とし,もしくは,請求項3もしくは請求項4記載の結
    合剤の他に,さらに前記接着剤を用い,予め成形用金型
    に充填された磁性体もしくはすでに他結合剤により成形
    された磁性体が前記接着剤により含浸成形されているこ
    とを特徴とする同相型インダクタ。
  7. 7.請求項1乃至6記載の同相型インダクタにおいて,
    外部電極部を除く外面に,樹脂もしくはガラス質被膜剤
    等によるコーティングが施されていることを特徴とする
    同相型インダクタ。
  8. 8.請求項1乃至3記載の同相型インダクタにおいて,
    前記磁性体を金属磁性粉末に電気絶縁被膜を施した粉末
    としたことを特徴とする同相型インダクタ。
  9. 9.請求項1乃至8記載の同相型インダクタにおいて,
    前記各導体が同筒上にコイル形に周回していることを特
    徴とする同相型インダクタ。
  10. 10.請求項1乃至8記載の同相型インダクタにおいて
    ,前記各導体が同心でコイル形に周回していることを特
    徴とする同相型インダクタ。
  11. 11.請求項9及び10記載の同相型インダクタにおい
    て,前記各導体を予め用意した磁性体の磁心に巻くこと
    により構成されていることを特徴とする同相型インダク
    タ。
  12. 12.請求項1乃至11記載の同相型インダクタにおい
    て,前記各導体を電気絶縁被膜付き電線としたことを特
    徴とする同相型インダクタ。
  13. 13.請求項9乃至11記載の同相型インダクタにおい
    て,隣接するコイル導体間を電気絶縁非磁性樹脂により
    固めてあることを特徴とする同相型インダクタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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