JPH03170670A - 成膜装置の基板保持機構 - Google Patents

成膜装置の基板保持機構

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JPH03170670A
JPH03170670A JP31123289A JP31123289A JPH03170670A JP H03170670 A JPH03170670 A JP H03170670A JP 31123289 A JP31123289 A JP 31123289A JP 31123289 A JP31123289 A JP 31123289A JP H03170670 A JPH03170670 A JP H03170670A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
holder
clamp
vacuum chamber
sputtering
Prior art date
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Pending
Application number
JP31123289A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisayoshi Sano
佐野 久義
Masayoshi Imamura
今村 正義
Kichiji Ohata
吉次 大畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、真空チャンバ内に保持される基板上に薄膜
を形成ずるための戒膜装置の基板保持機構に関する。
〔従来の技術〕
基板上に薄膜を形成する装置とし゜C、従来よりスパッ
タリング装置やプラズマCVD装置等の成膜装置が用い
られている。ここでは、スパッタリング装置を例にとっ
て説明する。スパッタリング装置は、第2図に示すよう
に、真空チャンバ50内の上方に配置され基4Ii.5
1を保持ずるための基板ホルダ52と、基仮52の下方
に対向配置されたターゲット54とを備えている。また
、54反5lは、クランプ53により、基板ホルダ52
に着脱自在に装着されるようになっている。なお、図示
していないが、基板ホルダ52とターゲット54との間
には、開閉自在なシャッターが設けられている。また、
装置外部には、基板ホルダ52及びターゲット54に高
周波電圧を切替え接続するためのスパッタ電源回路が設
けられている。
戒膜時には、基板51を基板ホルダ52に保持させた状
態で、真空チャンバ50内に所定のガスを封入する。そ
して、基板5lとターゲッ!・54との間にスバッタ電
源による電圧を印加してグロー放電を起こさセ、ターゲ
ット54にガスイオンを衝突させてスバッタされたター
ゲット原子を基板51表面に付着させる。これにより、
基板51上に薄膜が形戒される。
また、戒膜の前には、通常、逆スバッタを行っている。
この逆スパッタにより、基板表面に付着していた不純物
が除去され、基+Fxクリーニングが行われている。
〔発明が解決しようとする課題〕
逆スパッタ時には、前記スバッタ電源からの電圧は基板
ホルダ52に印加される。このとき、クランプ53は基
1反ホルダ52と同電位になる。このため、クランプ5
3が真空チャンバ50内に露出している前記従来の構成
では、クランプ53と真空チャンパ50どの間や、クラ
ンプ53とその駆動部との間で異常放電が起こる場合が
ある。この結果、逆スパッタ時の放電エネルギーが分敗
されて放電エネルギーを基板表面に集中さ・已ることが
できず、逆スバッタ効率が低下するという問題が生じる
この発明の目的は、異常放電を防止でき、逆スバッタ時
の放電エネルギーを基板に集中させることができる成膜
装置の基板保持機構を提供することにある, 〔課題を解決するための手段〕 本発明に係る基板保持機構は、真空チャンバ内に保持さ
れる基機上に薄膜を形威ずるための成膜装置の基板保持
機構であって、基板を保持する丞仮ホルダと、前記基仮
ホルダに基板を着脱自在に保持させるクランプ機構と、
サブホルダ部材と、アースシールド部材とを備えている
。前記サブホルダ部材は、クランプn.構の周囲に設け
られクランプ機構と同電位の部材である。前記アースシ
ールド部材は、サブホルダ部材の周囲に設けられた部材
である。
〔作用〕
本発明に係る基板保持機構では、真空チャンパ内に搬入
された基板は、クランプ機構により基板ホルダに保持さ
れる。そして、逆スバッタ時には、基板ホルダにスバッ
タ電源からの電圧を印力11L、基板とその対向電極と
の間で放電を起こさせる。
これにより基板表面に付着していた不純物が除夫され、
逆スパッタが行われる。
この逆スバック時において、クランプn構の周囲には、
サブホルダ部材を介してアースシールド部材が設けられ
ている。また、このサブホルダ部材は、クランプ機構と
同電位に保たれている。したがって、逆スパッタ時にク
ランプm構と真空チャンバ等との間の異常放電が防止さ
れ、放電エネルギーが基板表面に集中する。
〔実施例〕
第l図は、本発明の一実施例による基板保持機構が採用
されたスパッタリング装置を示している。
図において、真空チャンバl内には、基仮5を保持する
基板ホルダ6が設けられている。基板ホルダ6の上部は
平板部材7に固定され゛Cいる。また、基板5は、クラ
ンプ機構IOにより基板ホルダ6に着脱自在に装着され
るようになっている。
このクランプ機構10は、基板5の端面を保持ずる3個
の爪部10aと、爪部1 0 a J二面に固定され上
下方向に延びる支軸10bと、支軸10bの上端面に固
定された上仮部材10cと、上仮部材10c上面に突出
して設けられた軸10(量とから構成されている。また
、支軸10bは、平板部t,J7を貫通して上下方向に
移動自在に設けられている.そして、上板部材10cと
平板部材7との問の支軸10bには、コイルスプリング
11が袈着されている。このコイルスプリング1lのば
ね力により、クランプli+?Noは常特上方に付勢さ
れ、先端の爪部10aにより基板5が保持されるように
なっている。
一方、真空チャンバ1の上部には、軸2が回転自在に支
持されている。この軸2は、図示しない駆動機構により
回転駆動されるようになっている。
軸2の下端には、クランプ機構10の周囲を囲むサブホ
ルダ部材3が設けられている。このサブホルダ部材3は
、基板ホルダ6及びクランプ機構IOと同電位に保たれ
ている。また、このサブホルダ部材3の内部には、クラ
ンプm構10の近傍に支柱4が設けられており、平板部
月7はこの支柱4に固定されている。また、サブホルダ
部拐3の周囲には、所定間隔を介してアースシールド部
材20が設けられている。アースシールド部材20は、
軸2及び10dのチャンバ内露出部分にも連続して形威
されーCいる。また、アースシールド部材20は、基板
ホルダ2と一休的に回転ずるように支持されている。そ
の支持部20aは、ブラシ8を介してアースに接続され
ている。また、輔10d上方には、軸10d上端面と当
接し得るプッシュロッド17が上下方向に移動自在に設
けられている。このプッシュロッドl7は、真空チャン
バ1外部に設けられた駆動部l5により駆動されるよう
になっ゛ζいる。また、プッシュ口ッド17が駆動され
ていない場合には、プッシュロッ1・川7下端と軸10
d上端との間の隙間Sは、約5mfflに設定されてい
る。
真空チャンバl内の下方には、基板5と対向し得る位置
に基板5との間で逆スバッタを行うための対向電極23
が配置されている。この対向電掘23は、アースに接続
されている。また、対向電極23から離れた、基板5と
対向し得る位置にターゲット2lが設けられている。タ
ーゲット21は、ターゲットホルダ22に保持されてい
る。
真空チャンバ1の外部には、スバッタ電源回路30が設
けられている。スパッタ電源回路30は、切換え自在な
スイッチ31を有している。そして、接点30aは軸2
に接続されており、また接点30bはターゲットホルダ
22に接続されている。
スイッヂ3lの切換えにより、スパッタ電源同路30か
らの電圧は、逆スバッタ時には軸2を介して基板5に印
加され、またスパッタリング時にはターゲット2lに印
加されるようになっている。
なお、真空チャンバlには、ガス導入系32及びガス排
気系33が接続されている。
次に、木成IlΔ装置の作動について説明する。
まず、図示しない搬送カートにより真空チャンバl内に
基板を搬入し、基板ホルダ6下方に配置させる。そして
、駆動部l5を駆動してプッシュロッドl7を下降させ
る。プッシュロッド17の下降により、軸10dを介し
てクランプ機構10が下降する。この状熊で、図示しな
い昇降機構により基板を搬送カートから持上げ、基仮ホ
ルダ6に密着させる。そして、駆動部15を駆動してブ
ッシュロッド17を上昇さ・仕る。すると、コイルスプ
リング1lのばね力によりクランプ機構10が−ヒ昇し
、爪部10aにより、基板5が基板ホルダ6に保持され
.る。
次に、逆スバッタ及びプレスパッタを行う。この場合に
は、軸2を回転さゼて基板5を対向電極23に対向させ
る。また、この時、ターゲッ1・2lには、アースシー
ルド部拐20の下部20bが対向している。この状態か
ら、スバッタ電源I111路30のスインチ3lを接点
30a側に切り換える。
すると、軸2を介して基板5に高周波電圧が印加され、
基仮5と対向電極23との間で逆スパッタが行われる。
これにより、基板5表面に付着していた不純物が除去さ
れ、基板5表面のクリーニングが行われる。
また、この逆スパッタ時において、クランプ機構lOと
真空チャンバlとの間には、基板ホルダ6及びクランプ
機構10と同電位のサブホルダ部材3を介してアースシ
ールド部材20が設けら゛ζいる。これにより、クラン
プ機構10とその周囲の部材との間の異常放電を防止で
き、逆スパッタ時の放電エネルギーを基板5表面に集中
させることができる。なお、アースシールド部材20は
り−ブホルダ部材3を介して設けられるので、その形状
を簡単にすることができる。さらに、この逆スバッタ時
において、クランプ機構10の軸10dとプッシュロッ
ドl7との間の隙間は所定問隔Sに保たれている。これ
により、逆スパッタ時にクランプ機構IOと駆動部l5
との間の異常放電を防止でき、逆スバッタ時の放電エネ
ルギーを基板5表面に一層集中させることができる。
逆スバッタ終了後、スパンタ電源回路30のスイッヂ3
工を接点30b側に切り換える。すると、ターゲット2
1に高周波電圧が印加され、ターゲット2lとアースシ
ールド部材下部20aとの間でプレスパッタが行われる
。これにより、ターゲット21表面のクリーニングが行
われる。
成膜時には、軸2を回転させて基板5をターゲット21
に対向させる。次に、ターゲット21にスバッタ電源回
路30からの高周波電圧を印加する。すると、ターゲッ
ト2lと基板5との問でグロー放電が発生し、ターゲッ
ト2lからスバソタされたターゲット原子が基板5上に
付着して膜形戊が行われる。
〔他の実施例〕
(a)  前記実施例では、本発明をスパッタリング装
置に適用した場合について説明したが、本発明はプラズ
マCVD装置等にも同様に適用することができる。
(b)  第L図装置は、基板5及びターゲッ1・21
等が横置きされたいわゆる横置型のスバックリング装置
であるが、本発明は、これらが縦置きされたいわゆるサ
イドスパッタ型の装置にも同様に適用することができる
〔発明の効果] 本発明に係る基板保持機構では、クランプ機構の周囲に
クランプ機構と同電位のサブホルダ部+4が設けられる
ので、異常放電を肪止でき、逆スバッタ時の放電エネル
ギーを基板に集中させることができる.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例が採用されたスパッタリング
装置の縦断面概略図、第2図は従来装置の第1図に相当
する図である。 1・・・真空チャンバ、3・・・サブホルダ部材、5・
・・基板、6・・・基板ホルダ、lO・・・クランプ機
構、20・・・アースシールド部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)真空チャンバ内に保持される基板上に薄膜を形成
    するための成膜装置の基板保持機構であって、基板を保
    持する基板ホルダと、前記基板ホルダに基板を着脱自在
    に保持させるクランプ機構と、前記クランプ機構の周囲
    に設けられクランプ機構と同電位のサブホルダ部材と、
    前記サブホルダ部材の周囲に設けられたアースシールド
    部材とを備えた成膜装置の基板保持機構。
JP31123289A 1989-11-29 1989-11-29 成膜装置の基板保持機構 Pending JPH03170670A (ja)

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JP31123289A JPH03170670A (ja) 1989-11-29 1989-11-29 成膜装置の基板保持機構

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JPH03170670A true JPH03170670A (ja) 1991-07-24

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ID=18014684

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JP (1) JPH03170670A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010138485A (ja) * 2008-11-17 2010-06-24 Fujifilm Corp 成膜方法、成膜装置、圧電体膜、圧電素子、液体吐出装置、及び圧電型超音波振動子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010138485A (ja) * 2008-11-17 2010-06-24 Fujifilm Corp 成膜方法、成膜装置、圧電体膜、圧電素子、液体吐出装置、及び圧電型超音波振動子

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