JPH03170552A - 感光性樹脂組成物 - Google Patents

感光性樹脂組成物

Info

Publication number
JPH03170552A
JPH03170552A JP30930989A JP30930989A JPH03170552A JP H03170552 A JPH03170552 A JP H03170552A JP 30930989 A JP30930989 A JP 30930989A JP 30930989 A JP30930989 A JP 30930989A JP H03170552 A JPH03170552 A JP H03170552A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
formula
compound
diamine
tables
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30930989A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Toko
都甲 明
Nobuyuki Sashita
暢幸 指田
Etsu Takeuchi
江津 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Bakelite Co Ltd filed Critical Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority to JP30930989A priority Critical patent/JPH03170552A/ja
Publication of JPH03170552A publication Critical patent/JPH03170552A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は密着性が良く、弾性率が小さく、高感度で高耐
熱の感光性ポリイミド樹脂組成物に関するものである。
[従来の技術] 従来、半導体素子の表面保護膜、眉間絶縁膜などには、
耐熱性が優れ、また卓越した電気的特性、機械的特性な
どを有するポリイミド樹脂が用いられているが、近年半
導体素子の高集積化、大型化、封止樹脂パッケージの薄
型化、小型化、半田リフロ一による表面実装方式などへ
の移行により耐熱サイクル性、耐熱ショック性等の著し
い向上の要求があり、これまでのポリイミド樹脂では、
対応が困難となってきた。
この対策として、例えばポリイミド樹脂にシリコーン成
分を導入して、密着性を上げ弾性率を低くすることが知
られている。(特開昭61−64730号公報、特開昭
62−223228号公報等)一方、ポリイミド樹脂自
身に感光性を付与する技術が最近注目を集めてきた。
これらの感光性を付与したポリイミド樹脂を使用すると
、付与していないポリイミド樹脂に比較してパターン作
成工程の簡素化効果があるだけでなく、毒性の強いエッ
チング液を使用しなくてすむので、安全、公害上も優れ
ており、ポリイミド樹脂の感光性化はポリイミド樹脂の
高密着、低弾性率化とともに今{麦一層重要な技術とな
ることが期待されている。
感光性ポリイミド樹脂としては、例えば下式で示される
ような構造のエステル基で感光性基を付与したポリイミ
ド前駆体組成物(特公昭55−30207号公報、特公
昭55−41422号公報)あるいは下式で示されるよ
うな構造のポリアミック酸に化学線により2it化、ま
たは重合可能な炭素一炭素二重結合およびアミノ基また
は、その四級化塩を含む化合物を添加した組成物(例え
ば特開昭54−145794号公報)などが知られてい
る。
これらは、いずれも適当な有機溶剤に溶解し、ワニス状
態で塗布、乾燥した後、フォトマスクを介して紫外線照
射し、現像、リンス処理して所望のパターンを得、さら
に加熱処理することによりポリイミド被膜としている。
しかし、かかる従来の感光化技術をポリイミド樹脂成分
にシ!ノコーン基を導入した高密着、低弾性率のポリイ
ミド樹脂に適用すると、紫外線を照射してもパターニン
グすることは難しいか、または著しく感度が低く、半導
体工業で通常用いられている露光装置で処理するには不
充分であった。
更には、これらの感光性ポリイミド樹脂の膜厚左ほどI
,−′rいご)−埠威麻力τ版鴇L一低下I,て1、主
い適正露光時間が極端に長くなってしまうという欠点が
あった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的とするところは、ポリアミック酸中にシリ
コーン基を導入して密着性を向上させ、弾性率を低下さ
せたにもかかわらず高感度の光硬化性を有し、さらに硬
化後の被膜の耐熱性に優れた感光性樹脂組成物を提供す
るにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は下記の一般式CI)で示されるシリコーン系ジ
アミンを0.5〜25重量%共重合した下記一般式( 
II )で示されるポリアミック酸(A) と増感剤として下記一般式(III) で示されるビス クマリン化合物(B) n キサゾロン化合物(C) とを必須成分とし(A)100重量部に対し、増感剤で
ある(B)1−10重量部および開始剤である(C)1
〜20重量部を配してなる感光性樹脂組成物を用いるこ
とにある。
[作用] 本発明において用いる一般式CI)で示されるシリコー
ン系ジアミンはポリイミド被膜の密着性を向上させ、弾
性率を低下させる効果を有する。
シリコーン系ジアミンの重合度nは1〜50であること
が必要であり、nが1未満であると密着性を向上させ、
弾性率を低下させる効果が得られず、またnが50を越
える長鎖シリコーン系ジアミンを使用すると、テトラカ
ルボン酸二無水物との反応が定量的に進行しにくくなり
、未反応物として残存し、分子量が大きくならないばか
りか柔軟性を低下させ、クラックを発生し易くなるので
好ましくない。
またシリコーン系ジアミンの使用量は、ポリアミック酸
成分に対して0.5〜25重量%が好ましい。
0.5重量%未満では密着性の向上、弾性率の低下の効
果が得られず、また25重量%を越えると耐熱性が著し
く低下し、ポリイミド樹脂本来の特徴が得られなくなる
ので好ましくない。
本発明において用いる一般式( II )で示されるポ
リアミック酸のR2は、2価の有機基を有する化合物か
らなるもので、上記の式(I)で示されるシリコーン系
ジアミンの他に各種特性を付与するために以下に挙げる
ような芳香族ジアミンも併用することができる。
例えばm−フェニレンージアミン、l−イソプ口ピル−
2.4−フェニレンージアミン、p−フェニレンージア
ミン、4,4′−ジアミノージフェニルプロパン、3,
3゛−ジアミノージフェニルプロパン、4.4′−ジア
ミノージフェニルエタン、3.3′−ジアミノージフェ
ニルエタン、4,4′−ジアミノージフェニルメタン、
3.3′−ジアミノージフェニルメタン、4.4′−ジ
アミノージフェニルスルフィド、3.3′−ジアミノー
ジフェニルスルフィド、4,4′−ジアミノージフェニ
ルスルホン、3,3′−ジアミノージフェニルスルホン
、4.4′−ジアミノージフェニルエーテル、3,3′
−ジアミノージフェニルエーテル、ベンジジン、3,3
′−ジアミノービフェニル、3,3′−ジメチル−4.
4′−ジアミノービフェニル、3,3′−ジメトキシー
ベンジジン、4.4”−ジアミノーp−テルフェニル、
3.3”−ジアミノーp−テルフェニル、ビス(ρ−ア
ミノーシクロへキシル)メタン、ビス(p一β−アミノ
ーt−プチルフェニル)エーテル、ビス(p一β−メチ
ルーδ−アミノベンチル)ベンゼン、p−ビス(2−メ
チル−4−アミノーベンチル)ベンゼン、p−ビス(l
,1−ジメチル−5−アミノーペンチル)ベンゼン、1
.5−ジアミノーナフタレン、2,6−ジアミノーナフ
タレン、2.4−ビス(β−アミノ−t−ブチル)トル
エン、2,4−ジアミノートルエン、m−キシレン−2
,5−ジアミン、p−キシレン−2,5−ジアミン、m
−キシリレンージアミン、p−キシリレンージアミン、
2.6−ジアミノービリジン、2.5−ジアミノービリ
ジン、2,5−ジアミノ−1.3.4−オキサジアゾー
ル、1.4−ジアミノーシクロヘキサン、ピペラジン、
メチレンージアミン、エチレンージアミン、プロピレン
ージアミン、2.2−ジメチループロピレンージアミン
、テトラメチレンージアミン、ペンタメチレンージアミ
ン、ヘキサメチレンージアミン、2,5−ジメチルーへ
キサメチレンージアミン、3−メトキシーへキサメチレ
ンージアミン、ヘプタメチレンージアミン、2,5−ジ
メチルーへブタメチレンージアミン、3ーメチルーへブ
タメチレンージアミン、4,4−ジメチ/l−ヘプタメ
チレンージアミン、オクタメチレンージアミン、ノナメ
チレンージアミン、5−メチルーノナメチレンージアミ
ン、2,5−ジメチルーノナメチレンージアミン、デカ
メチレンージアミン、i,io−ジアミノ−1.10−
ジメチルーデカン、2,l1−ジアミノードデカン、l
,12−ジアミノーオクタデカン、2.12−ジアミノ
ーオクタデカン、2.17−ジアミノーアイコサンなど
があげられるが、これらに限定されるものではない。
本発明において用いる一般式( ri )で示されるポ
リアミック酸のR1は3価または4価の有機基を有する
化合物からなるもので、各種の酸無水物が用いられる。
例えば、トリメリット酸無水物、ビロメリット酸二無水
物、ベンゼン−1.2,3.4−テトラカルボン酸二無
水物、3.3’ ,4.4’−ベンゾフェノンテトラカ
ルボン酸二無水物、2.2’ ,3.3’−ベンゾフェ
ノンテトラカルボン酸二無水物、2,3.3’,4′−
ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、ナフタレン
−2.3,6.7−テトラカルボン酸二無水物、ナフタ
レン−1.2,5.6−テトラカルボン酸二無水物、ナ
フタレン−1.2,4.5−テトラカルボン酸二無水物
、ナフタレン−1.4,5.8−テトラカルボン酸二無
水物、ナフタレン−1.2,6.7−テトラカルボン酸
二無水物、4,8−ジメチル−1.2,3,5,6.7
−ヘキサヒドロナフタレン−1.2,5.6−テトラカ
ルボン酸二無水物、4,8−ジメチル−1.2,3,5
,6.7−ヘキサヒドロナフタレン−2,3,6.7−
テトラカルボン酸二無水物、2,6−ジクロロナフタレ
ン−1.4,5.8−テトラカルボン酸二無水物、2,
7−ジクロロナフタレン−1.4,5.8−テトラカル
ボン酸二無水物、2,3,6.7−テトラクロロナフタ
レン−1.4,5.8−テトラカルボン酸二無水物、1
,4,5.8−テトラクロロナフタレン−2.3,6.
7−テトラカルボン酸二無水物、3.3’ ,4.4′
−ジフエニルテトラカルボン醋二無水物、2.2’ ,
3.3’−ジフエニルテトラカルボン酸二無水物、2,
3.3’ ,4’−ジフエニルテトラカルボン酸二無水
物、3.3” ,4.4″−p−テルフエニルテトラカ
ルボン酸二無水物、2.2” ,3.3”−P−テルフ
ェニルテトラカルボン酸二無水物、2,3,3″,4”
−p−テルフエニルテトラカルボン酸二無水物、2.2
−ビス(2.3−ジカルボキシフエニル)一プロパンニ
無水物、2,2−ビス(3,4−ジカルボキシフエニル
)一プロパンニ無水物、ビス(2.3−ジカルポキシフ
ェニル)エーテルニ無水物、ビス(3,4−ジカルボキ
シフエニル)エーテルニ無水物、ビス(2,3−ジカル
ボキシフエニル)メタンニ無水物、ビス(3.4−ジカ
ルボキシフェニル)メタンニ無水物、ビス(2.3−ジ
カルボキシフェニル)スルホンニ無水物、ビス(3,4
−ジカルボキシフェニル)スルホンニ無水物、1.1−
ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)エタンニ無水物
、1.1−ビス(3,4−ジカルボキシフエニル)エタ
ンニ無水物、ペリレン−2.3,8.9−テトラカルボ
ン酸二無水物、ペリレン−3.4,9.10−テトラカ
ルボン酸二無水物、ペリレン−4.5,10.11−テ
トラカルボン酸二無水物、ペリレン−5.6,11.1
2−テトラカルボン酸二無水物、フェナンスレンー1,
2,7.8−テトラカルボン酸二無水物、フェナンスレ
ンー1,2,6.7−テトラカルボン酸二無水物、フェ
ナンスレン−1,2,9,10−テトラカルボン酸二無
水物、シクロベンタン−1.2,3.4−テトラカルボ
ン酸二無水物、ビラジン−2.3,5.6−テトラカル
ボン酸二無水物、ビロリジン−2.3,4.5−テトラ
カルボン酸二無水物、チオフェン−2.3,4.5−テ
トラカルボン酸二無水物などがあげられるが、これらに
限定されるものではない。
本発明において用いる一般式( II )で示されるポ
リアミック酸のR3は、炭素一炭素二重結合を有する化
合物からなるもので、各種のアルコールが用いられる。
例えば、2−ヒドロキシェチルメタクリレート、2−ヒ
ドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプ口ビル
メタクリレート、2−ヒドロキシプロビルアクリレート
、アリルアルコール、エチレングリコールモノアリルエ
ーテルなどがあげられるが、これらに限定されるもので
はない。
本発明における(A)成分のポリアミック酸は、下記式
( II ) ?式中R■:3価または4価の有機基、R2:2価の有
機基、 R3:炭素一炭素二重結合を有する基、m:l〜2  
           )で示される重合物で、その合
成方法は、例えば、特公昭55−30207号の実施例
1に示される方法などがあげられる。即ち、カルボン酸
無水物としてのピロメリット酸二無水5pJ81.2重
量分と、炭素一炭素二重結合を有するアルコールとして
のアリルアルコール400容積分とを0.4重量分のp
.p’−ビス(ジメチルアミノ)一ジフェニルメタン存
在下で26時間室温で撹拌した後、過剰のアリルアルコ
ールを水流ポンプ真空中で蒸留除去する。これを200
重量分の塩化チオニルおよび5重量分のジメチルホルム
アミドと共に室温で1時間放置した後、3時間遠流させ
ながら煮沸する。過剰の塩化チオニルは、水流ポンプ真
空中で蒸留除去する。次に、これを350容積分の無水
のジメチルアセトアミドに溶かし湿気を遮断して撹拌し
ながら、400容積分の無水のジメチルアセトアミドに
、80重量分のp.p’−ジアミノジフェニルエーテル
を含むジアミノ化合物を溶かし、0゜Cに冷却した溶液
に反応混合物が20゜C以上の温度となることがないよ
うに滴下する。
これが終ると室温で1時間撹拌した後、この溶液に5容
積分のアニリンを添加し、15分間撹拌して′a通する
。反応生成物は4リッHの沸騰水中に滴下して沈澱させ
、熱湯および1:1のアセトン水溶液で洗い、真空中8
0”Cで乾燥し、重合物を得る。
本発明における(B) 成分の増感剤は下記式 (式中R 4 , R 5 :  − H ,アルコキ
シ基,ジアルキルアミノ基) で示される3位にカルボニル置換されたビスクマリン化
合物である。
このビスクマリン化合物としては、例えば、3.3′一
カルボニルービス(7−ジエチルアミノクマリン)、3
,3′一カルボニルーピス(5,7−ジメトキシカルボ
ニルクマリン)などがあげられるが、これに限定される
ものではない。
感光性樹脂組成物に用いられる増感剤としてはペンゾフ
ェノン、アセトフエノン、アントロン、ρ,p′−テト
ラメチルジアミノベンゾフエノン(ミヒラーケトン)、
フェナントレン、2−ニトロフルオレン、5−ニトロア
セナフテン、ペンゾキノン、N−アセチルーp−ニトロ
アニリン、p−ニトロアニワン、2−エチルアントラキ
ノン、2−ターシャリーブチルアントラキノン、N−ア
セチルー4−ニトローl−ナフチルアミン、ビクラミド
、1,2−ペンズアンスラキノン、3−メチル−1,3
−ジアザー1.9−ペンズアンスロン、p,p’−テト
ラエチルジアミノベンゾフェノン、2−クロロー4−ニ
トロアニリン、ジベンザルアセトン、1,2−ナフトキ
ノン、2,5−ビス−(4′−ジェチルアミノベンザル
)一シクロベンタン、2,6−ビス−(4′−ジエチル
アミノベンザル)一シクロヘキサノン、2,6−ビス−
(4′−ジメチルアミノベンザル)−4−メチルーシク
口ヘキサノン、2,6−ピスー(4′−ジエチルアミノ
ベンザル)−4−メチルーシクロへキサノン、4,4′
−ビスー(ジメチルアミノ)一カルコン、4,4′−ビ
ス−(ジエチルアミノ)一カルコン、p−ジメチルアミ
ノベンジリデンインダノン、1,3−ビス−(4′−ジ
メチルアミノベンザル)一アセトン、1.3−ビス−(
4′−ジエチルアミノベンザル)一アセトン、N−フェ
ニ/l,−ジエタノールアミン、N−p− トワルージ
エチルアミンなどがあげられるが、本発明において見い
だされたビスクマリン化合物は、本発明において開始剤
として用いるオキサゾロン化合物との組み合わせで用い
ることによってのみ、驚くほど優れた増感効果を示す。
この驚くべき相乗効果がいがにして発現されるのか、そ
の理由は今のところ明確ではない。
なお、ビスクマリン化合物の配合量はポリアミック酸1
00重量部に対して1重量部以上、10重量部以下が最
も好ましく、ビスクマリン化合物以外の増感剤もこれに
併用しても差し支えがない。
ビスクマリン化合物の配合量が1重量部未満であると、
光エネルギーの吸収量が不足し架橋が不充分となり、ま
た、10重量部を越えると、光エネルギーの透過量が不
足し、深部の光硬化が迅速に進まず好ましくない。
本発明における(C)成分の開始剤は下記式R7 : 
−H ,−CH3,−C2H5,−C3H?,−C4H
9,−CeI{s.−OH,−OCH3,−OC2H5
,−O C3H 7,−O C 4He,−O CeH
s,−C H2CeH5,−C H2CH2CeH5 
,−C H 20 H ,−C H2C H20 H 
,−C H 2C H 3,−C H (C H 3)
2,−C (C H 3)3,−C O C H3,−
C O C2H 5,−O C O C H3.−O 
C O C 2H 5,−C H 2N H 2,−C
 H2C H 2N H2,−C O N H2,−C
ONH CH:+,−CON(CH3)2,−CONH
C2Hs,−CON(C2H5).,−NH CH3,
−N(CH3)2,−N(C2H5)2,)で示される
芳香族基を持ったオキサゾロン化合物である。
感光性樹脂組成物に用いられる開始剤としては2,2−
ジメトキシー2−フェニルーアセトフェノン、l−ヒド
ロキシーシクロへキシルーフェニルケトン、2−メチル
−14−(メチルチオ)フェニル]−2一モルフオリノ
−1−プロパン、3.3’ ,4.4’−テトラー(t
−プチルパーオキシカルボニル)ペンゾフェノン、ペン
ジル、ペンゾインーイソブロビルエーテル、ペンゾイン
ーイソブチルエーテル、4,4′−ジメトキシベンジル
、1.4−ジベンゾイルベンゼン、4−ペンゾイルビフ
ェニル、2−ペンゾイルナフタレン、メチルーO−ペン
ゾイルベンゾエート、2,2′−ビス(O−クロロフェ
ニル)−4.4’ ,5.5’−テトラフェニル−1.
2′−ビイミダゾール、IO−ブチルー2−クロロアク
リドン、エチル−4−ジメチルアミノベンゾエート、ジ
ベンゾイルメタン、2,4−ジェチルチオキサントン、
3,3−ジメチル−4−メトキシーペンゾフェノン、2
−ヒドロキシ−2−メチルーl−フェニルプロパン−1
−オン、■−(4−イソブロビルフェニル)−2−ヒド
ロキシ−2−メチルブロバンー1−オン、1−(4−ド
デシルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパ
ン−1−オン、1−フェニル−1.2−ブタンジオンー
2−(o−メトキシカルボニル)オキシム、1−フェニ
ループロパンブタンジオンー2−(0−ベンゾイル)オ
キシム、1.2−ジフェニルーエタンジオンー1−(O
−ベンゾイル)オキシム、1.3−ジフェニループロパ
ントリオン−2−(O−ベンゾイル)オキシム、1−フ
ェニル−3−エトキシープロパントリオンー2−(o−
ベゾイル)オキシムなどが使用されているが、本発明に
おいて見いだされたオキサゾロン化合物は、増感剤とし
てのビスクマリン化合物との組み合わせによって、他の
開始剤にくらべて格段の光反応開始効果を示した。
この驚くべき効果がいかにして発現されるのかその理由
は現在のところ明確ではない。
なお、オキサゾロン化合物の配合量は、ポリアミック酸
100重量部に対して1〜20重量部を必須とし、オキ
サゾロン化合物以外の開始剤もこれと併用しても差し支
えない。
開始剤としてのオキサゾロン化合物が1重量部未満であ
ると光感度が充分でなく、好ましくない。
また、20重量部を越えると、熱処理硬化後の皮膜特性
が低下する。
以下実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例1 ビロメリット酸二無水物65.5 g (0.30モル
)と3.3’ ,4.4’−ベンゾフェノンテトラカル
ボン酸二無水物225.5g (0.70モル)とを、
2−ヒドロキシエチルメタクリレート270.7g (
2.08モル)でエステル化したあと、4,4′−ジア
ミノジフェニルエーテル170.2g (0.85モル
)と下記式で示されるシリコーンジアミン CH3   CH3 1 128.7g (0.10モル、ポリアミック酸中15
重量%)とでアミド化し、重合物を得た。
次に、重合物100重量部(固形分)に、増感剤として
3.3′一カルボニルービス(7−ジエチルアミノクマ
リン)3重量部と、開始剤として3−フェニル−5−イ
ソオキサゾロン6重量部の他、テトラエチレングリコー
ルジアクリレート 15重量部、1−フェニル−5−メ
ルカブト−IH−テトラゾール1重量部、3−メタクリ
ロキ.シプロピルトリメトキシシラン2重量部、p一タ
ーシャワープチルカテコール0.1重量部を添加し、室
温でN−メチールビロリドンに溶解した。
得られた溶液をアルミ板上にスビンナーで塗布し、乾燥
機により80″Cで1時間乾燥した。
このフイルムにコダック社製フォトグラフィックステッ
プタブレットNo2. 21ステップ(本グレースケー
ルでは、段数が一段増加するごとに透過光量が前段の1
/V″2に減少するので現像後の残存段階が大きいもの
ほど感度が良い)を重ね、500mj/cm2の紫外線
を照射し、N−メチルビロリドン60重量%、キシレン
40重量%の現像液を用いスプレーで現像、さらにイソ
ブロビルアルコールでリンスをしたところ12段までパ
ターンが残存し、高感度であることが判った。
次に、前述と同様な方法でシリコーンウェハー上に塗布
し全面露光し、現像、リンスの各工程を行い、さらに1
50、250、350、400℃で各々30分間窒素中
で加熱硬化した。
密着力試験のため1+i+i角に100個カットし、セ
ロテープで引き剥がそうとしたが、1個も剥がれず、高
密着性であることが判った。
また、別途アルミ板上に塗布し、全面露光、現像、リン
ス、熱硬化したあとアルミ板をエッチングで除去し、フ
イルムを得た。
得られたフイルムの引弓艮彌性率(JIS K−676
0)は1 10Kg/mm2と小さく、熱分解開始温度
は430゜Cと高かった。
この様に高感度であり、かつ高密着、低弾性率、高耐熱
という非常に優れた効果が同時に得られた。
比較例l〜10 実施例lの方法に従いシリコーンジアミンのシロキサン
結合数と添加量、増感剤、開始剤の種類と添加量をそれ
ぞれかえ、同様の実験を行い第1表の結果を得た。
比較例1は、開始剤の添加量を0.6重量部にしたもの
で、光感度が著しく低くなってしまった。
比較例2は、比較例1とは逆に36重量部にしたもので
、この場合フイルム中に開始剤がrA留し、このため熱
分解開始温度が低くなってしまった。
比較例3は一木脊明LツベのlSi始剤を使用したもの
で、光感度が低く、実用的ではなかった。
比較例4は、増感剤の添加量を0.3重量部にしたもの
で、この場合光感度が著しく低く、架橋も不充分であっ
た。
比較例5は、増感剤量を33重量部としたもので、この
場合深部への光透過量が不足し、深部の硬化が不充分で
ボイドを発生し、均一なフイルムにはならなかった。
比較例6は、本発明以外の増感剤を使用した場合で光感
度が低く、実用的ではなかった。
比較例7は、シリコーンジアミンの添加量を0.2重量
%にしたものであり、この場合、弾性率を低下させるこ
とができなかった。
比較例8は、シリコーンジアミンの添加量を38重量%
にしたもので、この場合フイルムが跪くなってしまった
比較例9は、シリコーンジアミンのシロキサン結合数を
n=0としたもので、この場合柔軟性に欠けるためフィ
ルム化時点でクラックが発生した。
比較例lOはーシロキサンジアミンのシロキサン結合数
をn = 100としたもので、この場合反応性が低く
、フィルム化時点で未反応シリコーンが浮き出し、感度
も上がらなかった。
実施例及び比較例において得られた結果の性能を第l表
に示す。
[発明の効果] ポリイミド樹脂の主鎖構造中にシロキサン結合を導入し
、密着性の向上や、弾性率の低下を図る試みは、これま
でもなされてきた。
しかしながら、従来の感光性化技術では、シリコーン変
性したポリイミド樹脂の光感度を向上させる適当な増感
剤、開始剤がなく、良好なパターンを得ることができな
かった。
しかるに、本発明では、極めて光感度の高い特殊な増感
剤と開始剤との組合せを採用することで、少ない照射量
で良好なパターンを得ることができるようになった。さ
らに、耐熱性が優れ、また、シリコーン変性してあるの
で低弾性率で、しかも高密着性であるという非常に優れ
た効果が同時に得られた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記式〔 I 〕で示されるシリコーン系ジアミン ▲数式、化学式、表等があります▼‥‥〔 I 〕 (式中n:1〜50) を0.5〜25重量%共重合した、下記式〔II〕で示さ
    れるポリアミック酸(A) ▲数式、化学式、表等があります▼‥‥〔II〕 (式中R_1:3価または4価の有機基、 R_2:2価の有機基、 R_3:炭素−炭素二重結合を有する基、 m:1〜2) 下記式〔III〕で示される3位にカルボニル置換された
    ビスクマリン化合物(B) ▲数式、化学式、表等があります▼‥‥‥〔III〕 (式中R_4、R_5:−H、アルコキシ基、ジアルキ
    ルアミノ基) 下記式〔IV〕で示されるオキサゾロン化合物(C) ▲数式、化学式、表等があります▼……‥〔IV〕 (式中R_6:▲数式、化学式、表等があります▼、▲
    数式、化学式、表等があります▼R_7:−H、−CH
    _3、−C_2H_5、−C_3H_7、−C_4H_
    9、−C_6H_5、−OH_、−OCH_3、−OC
    _2H_5、−OC_3H_7、−OC_4H_9、−
    OC_6H_5、−CH_2C_6H_5、−CH_2
    CH_2C_6H_5、−CH_2OH、−CH_2C
    H_2OH、−CH_2CH_3、−CH(CH_3)
    _2、−C(CH_3)_3、−COCH_3、−CO
    C_2H_5、−OCOCH_3、−OCOC_2H_
    5、−CH_2NH_2、−CH_2CH_2NH_2
    、−CONH_2、−CONHCH_3、−CON(C
    H_3)_2、−CONHC_2H_5、−CON(C
    _2H_5)_2、−NHCH_3、−N(CH_3)
    _2、−N(C_2H_5)_2)を必須成分とし、(
    A)100重量部に対して(B)1〜10重量部、(C
    )1〜20重量部を配してなる感光性樹脂組成物。
JP30930989A 1989-11-30 1989-11-30 感光性樹脂組成物 Pending JPH03170552A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30930989A JPH03170552A (ja) 1989-11-30 1989-11-30 感光性樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30930989A JPH03170552A (ja) 1989-11-30 1989-11-30 感光性樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03170552A true JPH03170552A (ja) 1991-07-24

Family

ID=17991462

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30930989A Pending JPH03170552A (ja) 1989-11-30 1989-11-30 感光性樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03170552A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5587275A (en) Photosensitive resin composition and a process for forming a patterned polyimide film using the same
JPH03186847A (ja) 感光性樹脂組成物
JPH03170549A (ja) 感光性樹脂組成物
JPH03170552A (ja) 感光性樹脂組成物
JPH02144539A (ja) 感光性樹脂組成物
JPH03170551A (ja) 感光性樹脂組成物
JP2809787B2 (ja) 感光性樹脂組成物
JP2752725B2 (ja) 感光性樹脂組成物
JPH03170550A (ja) 感光性樹脂組成物
JP2809788B2 (ja) 感光性樹脂組成物
JPH03170555A (ja) 感光性樹脂組成物
JP2752726B2 (ja) 感光性樹脂組成物
JPH03170554A (ja) 感光性樹脂組成物
JP2809790B2 (ja) 感光性樹脂組成物
JP7507048B2 (ja) ネガ型感光性樹脂組成物、硬化膜および化合物
JPH0386760A (ja) 感光性樹脂組成物
JPH03170556A (ja) 感光性樹脂組成物
JPH03186849A (ja) 感光性樹脂組成物
JP2809789B2 (ja) 感光性樹脂組成物
JPH03210363A (ja) 感光性樹脂組成物
JPH0356962A (ja) 感光性樹脂組成物
JPH03210362A (ja) 感光性樹脂組成物
JPH03170553A (ja) 感光性樹脂組成物
JPH03206452A (ja) 感光性樹脂組成物
JPH0378748A (ja) 感光性樹脂組成物