JPH03170341A - 厚板ガラスの数値制御切断装置 - Google Patents

厚板ガラスの数値制御切断装置

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JPH03170341A
JPH03170341A JP30970689A JP30970689A JPH03170341A JP H03170341 A JPH03170341 A JP H03170341A JP 30970689 A JP30970689 A JP 30970689A JP 30970689 A JP30970689 A JP 30970689A JP H03170341 A JPH03170341 A JP H03170341A
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air table
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B33/00Severing cooled glass
    • C03B33/02Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor
    • C03B33/023Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor the sheet or ribbon being in a horizontal position
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    • C03B33/00Severing cooled glass
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、厚板ガラスの切断折割装置に係わり、詳細に
は10ma+以上のガラスを位置決め、数値制御切断お
よび折り割り等一連の機構を組み込んだ装置に関する。
本発明は、中高層ビル等の建築用窓ガラスをはじめ、各
種内装材、家具調度品等のガラス物品に広く採用し得る
もので、特に厚板ガラスを集中的に切断処理することの
できる装置を提供するものである。
(従来の技術〉 従来、ガラス板の切断加工は種々の手段が用いられ、ご
く通常にはダイヤモンドもしくは超硬合金製チップで出
来ている尖端によりガラス表面に切り筋線を付けた後、
この切り筋線に沿いクラソクを進展させて切断する方法
が行われており、クラソクを促進する手段としては、例
えば特公昭53−88817号公報には、押さえ込んで
ベンデングを起こさせる機械的方法、その装置として例
えば実開昭58−65329号公報には、ワークの切断
加工線に沿って下方に当接しうる条突起を設けたベース
と、該ベースの上面において前記条突起が出没する如く
上下動自在であって上面にワークを載置しうるワーク保
持板と、該ワーク保持板の上方に設けられ、前記条突起
の両側で開脚しながら前記ワークを押圧する押圧手段と
からなり、該押圧手段によって前記ワークに押圧力を加
える一方引張り応力を生じさせるように構威した板状ガ
ラス専の切断装置、さらに、先に本出願人が提案した特
公昭56−26620号公報のものは、一端を九に対向
させ他端を別個に枢支し、且つそれぞれの前記対向端邪
の一方の面に折割板ガラスの板厚の間隙をもって並設し
た平行板からなる把持具を有する把持部材、該把持部材
に並設して一端を自由端として他端を枢支端とした押し
上げ板、該押し上げ板を前記枢支端を中心として回動さ
せる手段、及び前記把持板を具備し、前記把持部材の他
方の面及び前記押し上げ板の側面と前記支持板とのいず
れか一方に突出ビンを設け、他方に切欠長溝を設けて、
該突出ビンを該切欠長溝に摺動自在に嵌挿することによ
り連結し、前記押し上げ板の回動が支持板を介して一方
の把持部材を他方の把持部材より大きく回動せしめる板
ガラスの折割装置があり、さらに熱応力を利用する切断
方法としては、例えば特公昭55−29942号公報に
はガラス板の切断すべき表面において所定の切断形状を
なした電気抵抗線を設置し、次に前記電気抵抗線に通電
して切断すべき表面を加熱して、切断すべき断面に熱応
力を発生せしめ、次にそのガラス板の切断すべき何れか
一方の端部に水滴を滴下して冷却することにより、ガラ
ス板の4 端部に局部的クラックを発生させて、ついで発生ずるク
ラノクの進展によりガラス板を瞬間的に切断する方法が
開示されている。
(発明が解決しようとする問題点) 前述したように、従来の特公昭53−88817号公報
のカソターで刻み目を付けてペンディングを用いる切断
方法では、肉厚の厚い例えばIO1l[2J上の物にな
ると切断が難しく、ガラス板表面にカノター線を刻設す
ることでは、必ずしも確実できれいな凹凸状のカケやギ
ザギザがなく、また切断計画線よりずれない切断等の切
断縁あるいは切断面を得ることはほとんどできず、ガラ
ス表裏面に直角な切断面を得ることが難しく、種々の補
助手段を組み合わせても例えば実開昭58−65329
号公報の折割装置のものは、ガラス板のPtみが6mm
程度までで、それ以−1二になると折り割り後半部にお
いて表裏面に垂直な切断面が被切断ガラス板の小板側へ
傾く段差、折り割り前半部において大板側に傾く等の問
題点を有し、特公昭56−26620号公報のものは、
切断の両側に5 配列するガラス板の重量が異なる場合において、ガラス
板の重量の小さい側には折り割り力に関与する大きい回
転力を加え、ガラス板の重量の大きい側には折り割り力
に関与する小さい回転力を加えて切り筋両側の折り割り
力のバランスを保ことにより良好な折り割り面を得よう
としたものであるが、板厚が薄いとか比較的小面積の折
り割りは良好でも厚板ガラスで非等分切断の大板の場合
は、進行する切断によりガラス板の支持面積増加に従い
折り割り力が増加するためバランスを崩し前記同様の切
断面が傾くものであった。さらに特公昭55−2994
2号公報に記載の方法では、耳部の切断、すなわちガラ
ス内の応力分布が不均一な場合は切断線がその計画線か
らズレを生じやすく、特にガラス板のサイズが大きくな
るほど、あるいは非等分切断であるほどこの傾向は大き
くなる。
何れの方法にしても、特に厚肉のガラス板においては、
切断間隔が小さくなればなるほど、また被切断ガラスの
切断間隔が非等分になれば6 なるほどガラスの表面に対して垂直かつ滑らかで、強度
を低下することないきれいな切断面を得難く、なかでも
切断開始直後および終了直前の端辺近傍でのズレの無い
きれいな切断面を得ることは難しいものであった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、従来のかかる問題に鑑みてなしたもので、特
にこれまで難しいとされ熟練を要す例えば10Ilm厚
以上のガラス板を、切断面がきれいでかつツノ、カケ等
の切断予定線からのズレがない切断装置を提供するもの
である。
前記目的を達威するために本発明は、空気孔より吐出あ
るいは吸入空気の切り換え可能なエアテーブル上で位置
決めした厚板ガラスの表面に、X−Y軸方向へ走行ずる
カノターヘッドのカソターを当接押圧し、切り筋線を付
与せしめるd板ガラスの数値制御切断装置において、前
記エアテーブルの端縁より片端が突出する前記厚板ガラ
スの前記切り筋線両脇f面をその上面で当接支持する支
持台と、該支持台の背面側で7 軸支して前後方向に回動自在かつ上面中心より突出し前
記厚板ガラスに衝接するハンマーと、該支持台の両脇前
方で該厚板ガラスを挟装しかつ背面の固定軸に軸支せし
められ左右に傾動可能な一対の挟持部と、前記支持台を
上昇降下せしめる上下動部との構威からなる折割手段を
前記エアテーブルの端縁側に配設し、かつ該折割手段を
端縁に沿って数値制御で移動せしめる厚板ガラスの数値
制御切断装置、さらに前記折割手段側で前記テーブルの
裏面より出没しかつ端縁から離間して上方に浮上する円
筒状のゲージブロックを該端縁に沿って複数個配設する
厚板ガラスの数値制御切断装置を提供する。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本発明の一実施例を詳しく説
明する。
第1図は一部を切欠する折割手段の要部を示す斜視図、
第2図は第1図を反対側から見た正面図、第3図はハン
マ一部の取付けを説明する斜視図、第4図は第3図のA
−A切断面を示す8 断面図、第5図はゲージブロックの構威を示す全体斜視
図、第6図は全体を示す・Ii面図、第7図は全体を示
す側面図である。
表面に多数の空気孔を設け、該空気孔より吐出あるいは
吸入空気の切り換え可能なエアテーブルlで対向する端
縁の下方にY軸方向のレール2、2を配設し、該レール
に沿って横行自在なブリッジ3、該ブリソジの長手すな
わちX方向に沿って走行自在なカソターへソド4からな
り、該カンターヘソドに配設し押圧力、走行スピードを
予め調整済みのカソター5によりエアテーブル1上の厚
板ガラス6に切り筋線7を付与する切断機構と、該厚板
ガラスを切り離す折割手段8とを数値制御により処理し
、さらに付帯するものとしてエアテーブル1上の厚板ガ
ラス6の位置決め用ゲージを配設するものである。
エアテーブル1の角部を挟む二辺側各端縁に配設し、該
端縁に沿って移動する折割手段8は、三方を囲むカバー
状の取付け座9側面に固着する摺動台10を、前記端縁
の下部に敷設する折り9 割りレール11に遊嵌しかつ図示されないモーターによ
り移動せしめられるが、取付け座9のカバー内には後述
する挟持部l2、支持台13およびハンマー14等を昇
降せしめる上下動部旦を収納固定するもので、該取付け
座の中央に二段式の上昇用シリンダー16および収納用
シリンダー17を七F一体に懸吊し、該上下用シリンダ
ーのピストンロンドは逆凹状な昇降ベース18と連結し
、該ロンドの上下動は、昇降ベース18の両脇に固着し
垂下する一対のガイドロソドI9が、前記シリンダー1
6、17の両脇に固着する一対のガイド20に遊嵌し、
昇降ベース18は該ガイドに沿って上下動する。
昇降ベース18の上面には、第3、4図に示すように中
央に溝部21を削威しエアテーブル1の反対側に位置す
る背面に、ブラヶソト22、22と固定軸23を装着し
た支持台13を着座せしめるが、該支持台の溝部21お
よびブラケソト22、22間の隙間には傾動自在で支持
台13の上面より出没するL状のハンマーl4を挿入し
、その端部をブラ10 ケット22に軸着、該ブラケットの下部には該ハンマー
を傾動せしめる駆動源の衝撃シリンダー24を取り付け
ている。
支持台13の両脇には厚板ガラス6を挟装する一対な挟
持部12を配設するが、該挟持部は前記支持台13に固
着する固定軸23に軸支され、折割用シリンダー25と
連結するクランプアーム26、26と、固定軸23を中
心として該アームと一体でかつ反対方向に回動するクラ
ンプヘッド27、27と、該ヘッドの片端に固着しエア
テーブル1の端縁より突出する厚板ガラス6の片端下面
と当接するクランプフィンガー28、28と、背面側の
端部に装着する回動用シリンダー29、29と、さらに
クランプヘソド27、27の立ち上がり上面で回動する
クランプアタッチ30、30の各部材から構威され、該
クランブアタソチの同動は、同動用シリンダー29の図
示されないロッドの出入’?’クランブヘッド27内に
設けた図示されない歯車に回動を与え、該歯車と一体な
竪軸31を回動し、平行状態で突出するクランプアタッ
チ30、30を1 1 直列状態に90゜回動、あるいはその逆に回動する。
つぎに位置決め機構としては、折割手段8側に位置する
エアテーブルlの端縁側にそって一直線にブロックゲー
ジ39を複数個配設するが、その取付けは該エアテーブ
ルの裏面に全体を収納するよう取付け、エアテーブルl
の裏面下に固着する固定板32は、該テーブル端縁側に
ロッド34端を向けたシリンダー33を着座し、該シリ
ンダーの両脇に敷設する案内レール35、35と端部に
後述する移動板36の摺動を阻止するストソパ−37を
設け、該案内レール上に沿って摺動自在な移動板36に
は、板上端部に凹状な軸受け板38、38を立設し、該
軸受け板間は表面に円筒状のゲージブロック39を固着
する傾動板40を、該傾動板の裏面には回動自在な回動
軸41を軸架し、該回動輪に片端をキー軸止め他端を二
又とし、この二又間にロソド34端をビンで接合した図
示されないナソクル継手でシリンダー33と連結し、該
シリンダーロッドの出入により傾動板40を回1 2 動軸41と一体に傾動せしめるが、一体に回動する回動
軸41の端部にはL状な回転レバー42をキー止めし、
該レバーの端部と移動板36上に立設する取付け板43
間にはスプリング44を張設し、一方回転レバー42の
回り止め、すなわち傾動板40の回動停止として調整可
能なストソバ−45を軸受け板38に取りつける。
エアテーブル1の上面には該上面より出没するバー50
を配設するが、該バーは折割手段8を用いず、手作業に
より折り割りできる大きさのものを折割する場合に使用
するものである。
以下、本発明の作動および作用を説明する。
図示されない搬送装置、例えばバキュウムリフトでエア
テーブル1上まで移送された厚板ガラス6は、該テーブ
ル上に載置され、エアテーブル1上より吹き出す空気に
より浮上して待機する。
一方、位置決め機構はエアテーブル1の裏面側において
、シリンダーロソド34を収納し、傾動板40をスプリ
ング44の張カにより傾いた状態13 で待機しているが、シリンダー33を作動せしめるとシ
リンダーロッド34の突出により該ロンドと連結する図
示されないナックル継手は軸止する回動軸41、軸支の
軸受け板38を介して移動板36を追動せしめ、移動板
36の先端、すなわちゲーシフロック39部分がエアテ
ーブル1の端縁より離間する所定の位置まで移動板36
を押し出し、固定板32の先端に立設するストソパ−3
7へ衝接して停止する。
さらに、シリンダーロソド34の突出により連結するナ
ソクル継手は、回動軸41を軸として回転作用を起こし
、回動軸4lに固着する傾動板40を押し起すが、回動
軸41端にキー止めされスプリング44の張力によって
傾いていた回転レバー42も追動し、該レバーの端部が
ストフパ−45へと衝接すると、押し起こされていた傾
動板40は水平状態となり、該傾動板上に固着するゲー
ジブロック39はエアテーブル1の端縁より離間し、か
つ該テーブル上面より上方に突出し、エアテーブル1の
角を挟んだ二辺側に複数個のゲージ14 ブロック39を一斉に、かつ各辺に平行に配列するもの
である。
エアテーブル1上で待機する厚板ガラス6を手動で動か
し該ガラス端面をゲージブロック39へ当接せしめ、吹
き出し空気を吸引へと切り換えると厚板ガラス6は、エ
アテーブルl上の位置決めされた位置で吸着固定され、
引き続きゲージブロック39を該エアテーブル1の裏面
へ収納する。
続いて、予め切断寸法の数値制御をセットしたカンター
ヘソド4は、数値データーに基づいて移動させるが、例
えばブリッジ3上のY方向を規定する位置まで横行し、
引き続きブリッジ3がレール2、2のX方向へ走行する
。その時点のXあるいはY方向においてカソター5は厚
板ガラス6の面上まで垂下押圧し、切り筋線7を付与す
るものである。X−Y方向への走行は最短移動を算出し
て作動するためX−Y方向への走行順序は不同である。
X−Y方向の所定位置へ切り筋線7を付与したカッター
ヘッド4は、エアテーブル1から離れた位置まで移動し
次の指令まで待機する。
平行なクランブアタソチ30、30を直列状態に回動し
てエアテーブルlの角で待機する折割手段8は、図示さ
れないモーターの作動により、切断用数値制御の数値デ
ーターにより制御しながら移動、例えばX方向に移動す
る折割手段8はレール11に沿って移動し、ハンマー1
4の中心が厚板ガラス6に付与した切り筋線7の位置に
到達すると停止し、続いて収納シリンダー17の作動に
より昇降ベースl8は一定の位置まで上昇し、支持台1
3の上面や挟持部l2のクランプフィンガー28の上面
などが、厚板ガラス6の下面に接近当接、続いて回動用
シリンダー29、29の作動によりクランプアタッチ3
0、30は90゜回動し、クランプフィンガー28、2
Bとクランプアタッチ30、30により切り筋線7を挟
み両脇の厚板ガラス6を挟装するものである。
続いて、衝撃シリンダー24が作動するとL字状のハン
マー14は、支持台13に削威した溝部21より上方へ
突出し切り筋線7の下面に衝接し衝撃を与え、通称ニュ
ーと言われている割れ目を入れ、引き続く折割用シリン
ダー25の連動でクランプアーム26、26は固定軸2
3を中心に閏動するが、該アームと一体なクランプヘッ
ド27、27は逆方向、すなわちハの字状に傾き、該ク
ランプヘッドと一体構造で厚板ガラス6を挟装するクラ
ンプフィンガー28、28およびクランプアタッチ30
、30は、支持台l3を支点として厚板ガラス6に曲げ
荷重を付与し、同時に上下用シリンダー16の作動で昇
降ベースl8を上昇せしめて厚板ガラス6の片端を持ち
上げるが、該ガラスの上昇と共に前記折割用シリンダー
25のロッドを収縮方向に作動させ、該ロンドの収縮と
共に初期に付与した曲げ荷重を減少させつつ厚板ガラス
6を上昇せしめるものである。
該厚板ガラスの片端を持ち上げることにより他端はエア
テーブル1上で支えられ、切り筋線7に沿ってニューが
進展し傾斜に沿って折り割り点が順次移動するが、折り
割り点の進行と共17 に被切断ガラス面積が増加し、折り割り点に作用する曲
げモーメントも逐次増加の傾向をたどるのを、折割用シ
リンダー25の逆作用により初期の曲げモーメントを順
次減少させ、折り割り点に作用するトータル曲げモーメ
ントを制御するようにしたものである。
切断終了後、上下動シリンダー16の作動により昇降ベ
ース18の降下、続いて回動用シリンダー29、29の
作動によりクランプアタソチ30、30を竪軸3I、3
1を軸として回動せしめて厚板ガラス6の挟装状態を解
放し、引き続き収納シリンダー17のロンド収納作動に
より昇降ベース18は所定の位置まで降下する。続いて
隣接の切り筋線7の位置まで移動し、前述した作動を繰
り返し終了後他軸方向の折割手段8を作動させるもので
ある。
厚板ガラス6の厚みにより折割用シリンダー25、上下
動シリンダー16のストロークは板厚により事前に調整
セソトし、厚板ガラス6と当接する支持台13、クラン
プフィンガー28、28、ク1日 ランプアタッチ30、30の各当接面は、ガラスに傷を
付けないようにするため柔らかいフエルト等を貼るもの
である。
エアテーブル1上で厚板ガラス6の片端を持ち上げても
該テーブルの吸引作用により位置ずれはなく、折割手段
8の位置決め移動、すなわち切り筋線7下までの走行は
数値制御により自動的に移動しても何ら問題はない。
クランプフィンガー28、28とクランプアタッチ30
、30による曲げにおいて、曲げの回転中心となる支持
台l3の上面を厚板ガラス6の下面に当接することによ
り、折り割り時に発生するガラスの開きを抑制し、切断
面に対して直角に作用する引張応力によってガラス板の
裏面に形或する薄い鋭利な突片の発生を防止する。
熟練等を要しない寸法例えば比較的大きい等分切断等の
厚板ガラス6は、折り割りバー50を使用し手作業で行
うと便利である。
(発明の効果〉 本発明は厚板ガラス、特にlow以上の厚みをもつガラ
ス板の切断に適し、折割手段を数値制御により切り筋線
の位置に自動的に移動する装置で、初期に付与する曲げ
応力を順次減少させつつ厚板ガラスを持ち上げて折り割
りの後半部の曲げ作用を調整し、非等分切断においても
カソグーの切り筋線に沿って確実にしかも切断面で段差
や突片のないクリーンカットが得られ、また省力化に寄
与するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の一実施例を示し、第1図は一部を切欠
する折割手段の要部を示す斜視図、第2図は第1図を反
対側から見た正面図、第3図はハンマ一部の取付けを説
明する斜視図、第4図は第3図のA−A切断面を示す断
面図、第5図はゲージブロックの構威を示す全体斜視図
、第6図は全体を示す平面図、第7図は全体を示す側面
図である。 l・・エアテーブル  4・・カッターへッド5・・カ
ッター    6・・厚板ガラス7・・切り筋線   
 8・・折割手段■ 9 12・ ・挟持部 13・ ・支持台 l4・ ●ハンマー 15・ ・上下動部 39・ ・ゲージブロック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)空気孔より吐出あるいは吸入空気の切り換え可能
    なエアテーブル上で位置決めした厚板ガラスの表面に、
    X・Y軸方向へ走行するカッターヘッドのカッターを当
    接押圧し、切り筋線を付与せしめる厚板ガラスの数値制
    御切断装置において、前記エアテーブルの端縁より片端
    が突出する前記厚板ガラスの前記切り筋線両脇下面をそ
    の上面で当接支持する支持台と、該支持台の背面側で軸
    支して前後方向に回動自在かつ上面中心より突出し前記
    厚板ガラスに衝接するハンマーと、該支持台の両脇前方
    で該厚板ガラスを挟装しかつ背面の固定軸に軸支せしめ
    られ左右に回動可能な一対の挟持部と、前記支持台を上
    昇降下せしめる上下動部との構成からなる折割手段を前
    記エアテーブルの端縁側に配設し、かつ該折割手段を端
    縁に沿って数値制御で移動せしめることを特徴とする厚
    板ガラスの数値制御切断装置。
  2. (2)前記折割手段側で前記テーブルの裏面より出没し
    かつ端縁から離間して上方に浮上する円筒状のゲージブ
    ロックを該端縁に沿って複数個配設する請求項1記載の
    厚板ガラスの数値制御切断装置。
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