JP3002167U - 硬質板の切断装置 - Google Patents

硬質板の切断装置

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JP3002167U JP1994003792U JP379294U JP3002167U JP 3002167 U JP3002167 U JP 3002167U JP 1994003792 U JP1994003792 U JP 1994003792U JP 379294 U JP379294 U JP 379294U JP 3002167 U JP3002167 U JP 3002167U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直線的な切断面とし、ヒビ割れを生じ難く所
定に切断でき、下切断刃から少し落下する切断直後の切
断品を支持できる硬質板の切断装置を提供する。 【構成】 設置台11の前後に枠柱12,13を起立さ
せて成る機体1の前側下部にブラケット15を突設し、
前部にほぼ直角な取付アーム21を屈曲して成る操作レ
バー2の該取付アーム21の下部を該ブラケット15に
ピン22連結して操作レバー2を上下回動可能とし、上
下の取付部材3,4の前後部を夫々該枠柱12,13内
に収容して上の取付部材3を固着し、取付アーム21に
おけるピン22より下の位置にてクランク扞5の先端部
とピン51連結し、機体1の固定板16にピン61固着
したリンク片6の上部を下の取付部材4にピン62連結
すると共に、リンク片6の下部をクランク扞5にピン6
3連結し、スレート板70を載置する受け材7をバネ7
3を介して昇降可能に下の取付部材4に取り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スレート板やセメントを含有した各種板等の硬質板の切断装置に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、スレート板等の切断は図11のように、上下に対向した切断刃によるて こプレスで行っていたが、上刃側が後端にて下刃側と連結されているため、図1 2のように、スレート板の後から上刃が当たることになるため前部までの切断の 間に割れてしまって所定形状に切断できないことが多いのである。即ち、切断面 が凹凸状態となると共に、切断方向に対して直角方向等にも割れることが多く、 所定の長さとならないことがある。したがって石膏ボードのような軟質材であれ ば所定に切断できるが、硬質板には不向きであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、直線的な切断面が得られ、切断方向以外のヒビ割れを生じる ことが少なくて所定形状の硬質板に切断できる切断装置を提供するものである。 また、下切断刃から少し落下する切断直後の切断品を支持してヒビ割れを防止で きる受け材を備えるものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このため本考案の請求項1は、操作レバーの前端部を機体の前部に上下回動可 能に連結し、鋸状の凹凸刃先をした上切断刃と下切断刃を対向させて夫々上下の 取付部材に備え、一方の取付部材を機体に上下変位調節できるよう固定すると共 に、一方の取付部材に備えた切断刃と平行に他方の取付部材を昇降させる昇降機 構を介して、他方の取付部材を操作レバーに連繋させた構成の硬質板の切断装置 である。なお、請求項2は、操作レバーの前端部を機体の前部に上下回動可能に 連結し、鋸状の凹凸刃先をした上切断刃と下切断刃を対向させて夫々上下の取付 部材に備え、一方の取付部材を機体に上下変位調節できるよう固定すると共に、 一方の取付部材に備えた切断刃と平行に他方の取付部材を回動昇降させるリンク 昇降機構を介して、他方の取付部材を操作レバーに連繋させた構成である。
【0005】 また請求項3は、機体の前側下部にブラケットを前向きに突設し、前部にほぼ 直角な取付アームを下向きに屈曲して成る操作レバーの該取付アームの下部を該 ブラケットに連結して操作レバーを上下回動可能とし、上の取付部材を機体に固 定し、操作レバーの取付アームにおける機体との連結部より下の位置にてクラン ク扞の先端部と回動可能に連結し、機体に回動可能に固着したリンク片の上部を 下の取付部材に連結すると共に、リンク片の下部をクランク扞に連結した構成と している。請求項4は、設置台の前後に枠柱を起立させて成る機体と成し、上の 取付部材の前後部を該枠柱内に収容して固着すると共に、下の取付部材の前後部 を該枠柱内に収容して下の取付部材の可動をガイドする構成としている。さらに 請求項5は、前部に短い下向きの取付アームを屈曲したベルクランク状の操作レ バーの該屈曲部を機体の前側上部に連結して操作レバーを上下回動可能とし、下 の取付部材を機体に固定し、操作レバーの取付アームにおける機体との連結部よ り下の位置にて上の取付部材の前部と連結すると共に、上の取付部材の後部を機 体の後側に連結したリンク片の下部に連結して上の取付部材を吊り下げた構成と している。請求項6及び請求項7は、被切断板を載置する受け材をバネを介して 昇降可能に下の取付部材に取り付けた構成と成すものである。
【0006】
【作用】
請求項1では、操作レバーの上回動により、昇降機構を介して可動側の他方の 取付部材が、固定した一方の取付部材の切断刃から離れる方向に平行移動して対 向する刃先が離間する。この状態でその間に硬質板を配置した後、操作レバーの 押し下げ回動により、昇降機構を介して可動側の他方の取付部材が、固定した一 方の取付部材の刃先に向けて平行状態を保持しながら移動する。この可動側の切 断刃による平行可動切断によって硬質板が同時に切断されるのである。また、釉 薬の施釉状態或いは異物の付着等によって硬質板の表面が凹凸状態となっている 場合、刃先が鋸状の凹凸刃のため最初の刃先の接触で凸部が削り落されることか ら、以後は平坦な状態で同時に切断されるのである。
【0007】 また請求項2では、操作レバーの上回動により、リンク機構を介して可動側の 他方の取付部材が回動し、固定した一方の取付部材の切断刃から離れる方向に平 行状態を保持して移動し、対向する刃先が離間する。この状態でその間に硬質板 を配置した後、操作レバーの押し下げ回動により、昇降機構を介して可動側の他 方の取付部材が、固定した一方の取付部材の刃先に向けて平行状態を保持しなが ら回動する。この可動側の切断刃による平行可動によって硬質板が同時に切断さ れるのである。
【0008】 請求項3では、操作レバーの上回動により、操作レバーの取付アーム下端に連 結したクランク扞が後退させられ、リンク片が回動させられるため下の取付部材 が、固定した上の取付部材の切断刃から離れる下方向に平行状態を保持して回動 し、対向する刃先が離間する。この状態でその間に硬質板を配置した後、操作レ バーの押し下げ回動により、クランク扞が前進させられ、リンク片が逆回動させ られるため下の取付部材が、上の取付部材の刃に向け平行状態を保持して回動す る。この下切断刃による上可動によって硬質板が同時に切断されるのである。請 求項4では、この際、下の取付部材の前後部が機体の前後の枠柱内に収容されて いるためその可動がガイドされるのである。
【0009】 請求項5では、操作レバーの上回動により、操作レバーの取付アーム下端に連 結した上の取付部材が、固定した下の取付部材の切断刃から離れる上方向に平行 状態を保持して後退回動し、対向する刃先が離間する。この状態でその間に硬質 板を配置した後、操作レバーの押し下げ回動により、上の取付部材が前進回動さ せられ、下の取付部材の切断刃に向け平行状態を保持して下可動するによって硬 質板が同時に切断されるのである。
【0010】 さらに請求項6及び請求項7では、硬質板を載置した受け材が、切断直後に刃 先から落ちた切断成形品を支持するため、その重量でバネに抗して少し降下する 。このため成形品の落下衝撃による破損がなく、ほぼ水平に安定して支持できる のである。
【0011】
【実施例1】 以下、本考案の図示実施例について説明する。図1乃至図3に示す本例におい て、1は機体であり、設置台11の前後に枠柱12,13を起立させると共に、 前後に脚14を設けて成り、前の枠柱12の下部にブラケット15を前向きに突 設し、前後の枠柱12,13間の下部に、逃げ部161を切欠した固定板16を 挿入固定している。
【0012】 2は操作レバーであり、前部にほぼ直角な取付アーム21を下向きに屈曲し、 該取付アーム21の下部をブラケット15にピン22で連結して操作レバー2を 上下回動可能としている。また、該ピン22の連結部より下の位置の取付アーム 21の下端にクランク扞5の先端部を回動可能にピン51で連結している。
【0013】 3は上の取付部材であり、その前後端部を枠柱12,13に収容してその間に 配置し、取付部材3の前後端部に固着した上げネジ31を夫々枠柱12,13か ら上に通してその頭部311を枠柱12,13に係止して取付部材3を吊下状態 としている。そして、枠柱12,13の上から螺着した押しネジ32を取付部材 3の上端面に当接して吊下状態の取付部材3の昇動を阻止して固定状態としてい る。
【0014】 また、4は下の取付部材であり、その前後端部を枠柱12,13に収容して、 上の取付部材3と固定板16との間で前後及び昇降移動できるよう配置している 。なお、上下の取付部材3,4の対向面、即ち、上の取付部材の下端面及び下の 取付部材4の上端面に鋸状の刃先をした切断刃30,40を対向させて装着して ある。なお、切断刃30,40の装着は、図5のように、取付部材3,4に欠設 した取付溝33,43に、後の枠柱13から挿入し側部からネジ42で押圧止め すればよい。
【0015】 そして、中央部を固定板16にピン61で連結したリンク片6の上端部を下の 取付部材4にピン62で連結すると共に、リンク片6の下端部をクランク扞5に ピン63で連結している。なお、リンク片6は前後に配置し、図4のように、ク ランク扞5は固定板16の両側に配置され、リンク片6も両側で一対となってい る。また、リンク片6とクランク扞5とのピン63の連結部は固定板16の逃げ 部161に配置されている。
【0016】 7は上面にスポンジ71を固着した受け材であり、端部下端に下向きの支持棒 72を突設し、支持棒72にコイルバネ73を挿着して、下の取付部材4に固着 したバネ受け45にコイルバネ73を収容すると共に、バネ受け45から支持棒 72を突出して受け材7を昇降可能としている。なお、受け材7の位置はスポン ジ71の上面が切断刃40の刃先とほぼ同一の高さとなるよう配置すればよい。
【0017】 次に本例による作用を説明する。操作レバー2を上回動することにより、操作 レバー2の取付アーム21がピン22を支点としてその下端が後に回動すること でクランク扞5が後退する。このためリンク片6がピン61を支点として回動し 、取付部材4が前方向下向きに回動する。即ち、リンク片6の回動により取付部 材4が、上の取付部材3の切断刃30と平行状態を保持して回動降下し、切断刃 30,40の間が離間する。本例では約2cm取付部材4が降下し、その間が約3 .5cmの間隔となっている。
【0018】 この状態で受け材7を回動して切断しようとするスレート板70を、図5のよ うに、スポンジ71の上に載置し、その切断部を下の切断刃40の上に載置する 。そして、操作レバー2を押し下げることにより、ピン15を支点として操作レ バー2が下回動する。これにより、取付アーム21の下端が前に回動してクラン ク扞5を前進させ、リンク片6ピン61を支点として逆回動する。したがって、 下の取付部材4が後方向上向きに回動し、切断刃40が約2cm昇動して下向きの 上の切断刃30との間でスレート板70が切断されるのである。
【0019】 このように本例によると、操作レバー2の回動により取付部材4が昇降して、 昇動する下の切断刃40によって上の切断刃30との間でスレート板70が同時 切断されるのである。この際、特に本例では、取付部材4したがって切断刃40 がリンク片6の回動により上の切断刃30と平行状態を保持して回動昇降するの であり、この平行昇動によってスレート板70が同時に切断されるのである。こ のため、スレート板70にヒビ割れを生じて不定に割れることがなく、所定形状 に切断できるのである。
【0020】 また、釉薬の施釉状態或いは異物の付着等によってスレート板70の表面が凹 凸状態となっている場合、切断刃30,40の刃先が鋸状の凹凸刃のため最初の 刃先の接触で凸部が削り落されることから、その後は平坦な状態で同時に切断さ れるのである。
【0021】 なお、取付部材40の前後部が機体1の前後の枠柱12,13内に収容されて いるためその可動がガイドされて安定回動できるのである。
【0022】 さらに、本例では、スレート板70を載置した受け材7が、切断直後に切断刃 40から落ちた切断品701を支持するため、図6のように、その重量でバネ7 3に抗して切断刃40の高さだけ降下する。このため成形品701の落下衝撃に よる破損がなく、ほぼ水平に安定して支持できるのである。
【0023】 また、太さの異なるスレート板を切断しようとする場合は、まず押しネジ32 をゆるめ、夫々枠柱12,13から上に突出している上げネジ31の頭部311 を回して取付部材3を昇降して切断30,40との間の間隔を調整した後、押し ネジ32を取付部材3の上端面に当接して取付部材3の可動を停止すればよい。
【0024】
【実施例2】 次に図8及び図9で示す第2実施例を説明する。本例において、1は機体であ り、設置台11の前後に枠柱12,13を起立させると共に、固定板16を枠柱 12,13の間で固定して成り、前の枠柱12の上部にブラケット150を前向 きに突設している。2は操作レバーであり、前部にほぼ直角な短い取付アーム2 6を下向きに屈曲してベルクランク状と成り、該屈曲部でブラケット150にピ ン17連結して上下回動可能としている。
【0025】 また、取付アーム26の下端部を上の取付部材8の前部にピン81固定し、後 の枠柱13の上部でピン18で連結したリンク片60の下端部をピン82で取付 部材8の後部に連結して上の取付部材8を吊り下げている。
【0026】 9は下の取付部材であり、その前後端部を枠柱12,13に収容して上の取付 部材8と下の固定板16との間に配置し、固定板16と取付部材9とに挿通螺着 したネジ91に装着した調整ナット92を回すことにより取付部材9を上下調節 する構成としている。
【0027】 また、上下の取付部材8,9の対向面、即ち、上の取付部材8の下端面及び下 の取付部材9の上端面に鋸状の刃先をした切断刃80,90を対向させて装着し てある。なお、切断刃8,90の装着は、前例の図5のように、取付部材に欠設 した取付溝に、後の枠柱13から挿入し側部からネジで押圧して止めればよい。 また、受け材7の構成は前例と同じである。
【0028】 次に第2実施例の作用を説明する。図8のように、操作レバー2を上回動する ことにより、操作レバー2の取付アーム26がピン17を支点としてその下端が 後に回動することでリンク片60と共に取付部材8が後退方向に回動する。この ため取付部材8が、下の取付部材9の切断刃90と平行状態を保持して昇動し、 切断刃80,90の間が離間する。本例では約2cm取付部材8が昇動し、その間 が約3.5cmの間隔となっている。
【0029】 この状態で受け材7を回動して切断しようとするスレート板を前例と同様に載 置し、その切断部を下の切断刃90の上に載置する。そして、図7のように、操 作レバー2を押し下げることにより、ピン17を支点として操作レバー2が下回 動する。これにより、取付アーム26の下端が前に回動してリンク片60と共に 取付部材8が前進方向に回動する。このため取付部材8が、下の取付部材9の切 断刃90と平行状態を保持して降下し、切断刃40が約2cm降下して上向きの下 の切断刃90との間でスレート板が切断されるのである。
【0030】 このように本例によると、前例と同様に切断刃80の平行昇降による同時切断 で不定に割れることがなく、所定形状に切断できるのである。また、簡単な構成 で且つ上の切断刃80が可動するため操作し易いのである。
【0031】 実施例は夫々前記の構成としたが、本考案においてはこれに限定されない。例 えば、操作レバーの形状は問わず、上下回動可能とする機体との連結構成も問わ ない。図10のように、第1実施例で示すリンク機構のクランク扞5の伸びや連 結ピンの遊びを調整するため、取付ボルト151で固着すると共に、調整ボルト 152で位置決めされたブラケット板153を機体の枠柱12に取り付け、その ブラケット15で操作レバーの取付アーム21とピン連結することでブラケット 板153を前後に変位させるようにしてもよい。また、夫々上下の取付部材の形 状や構成も限定されず、固定する一方の取付部材の上下変位調節構成も適宜であ って機体に単にボルト止着するだけでもよい。
【0032】 さらに、一方の固定側の取付部材に備えた切断刃と平行に他方の取付部材を昇 降させる昇降機構も任意であり、リンク機構の他、図9のように、バネで刃先の 離間方向に不勢した可働側の取付部材を、その固着した傾斜カムに進退ローラー を当てて昇降させる等の昇降機構としてもよい。なお、機体の構成も問わず、可 動側の取付部材の可動をガイドする構成も適宜である。また、被切断板を載置す る受け材をバネを介して昇降可能とする構成も任意である。被切断板はスレート 板、セメント含有板等各種硬質板の他、石膏ボード等の軟質材でも切断できるこ とはもちろんである。
【0033】
【考案の効果】
本考案の請求項1によると、操作レバーの回動により取付部材が昇降して、対 向する切断刃により硬質板が同時切断され、ヒビ割れを生じて不定に割れること がなく、所定形状に良好に切断できるのである。また、釉薬の施釉状態或いは異 物の付着等によって硬質板の表面が凹凸状態となっていても切断刃の刃先が鋸状 の凹凸刃のため最初の刃先の接触で凸部が削り落されることから、良好に切断で きるのである。
【0034】 請求項2のものでは、可動側の取付部材と切断刃がリンク機構による回動によ って他方の固定側の切断刃と平行状態を保持して回動昇降するのであり、この平 行昇動によって硬質板が同時に良好に切断できるのである。また請求項3のもの では、リンク片の回動により下の取付部材が回動昇降するのであり、クランク扞 等のリンク機構の構成が簡単にできるのである。請求項4では、下の取付部材の 前後部が機体の前後の枠柱内に収容されているためその可動がガイドされ安定作 動するのである。
【0035】 請求項5は、簡単な構成で且つ上の切断刃が可動するため操作し易いのである 。請求項6及び請求項7では、切断直後に切断刃から離れ落ちた切断成形品を受 け材が支持することから、その重量で少し降下するため切断品の落下衝撃による 破損がなく、安定支持できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】その操作レバーを押し下げた状態の側面図であ
る。
【図3】その操作レバーを上回動した状態の側面図であ
る。
【図4】その操作レバーの取付け部の拡大正面図であ
る。
【図5】被切断板の受け材の取り付け要部を示す拡大正
面図である。
【図6】その受け材の降下状態を示す要部拡大正面図で
ある。
【図7】別例の操作レバーを押し下げた状態の側面図で
ある。
【図8】別例の操作レバーを上回動した状態の側面図で
ある。
【図9】さらに別例の操作レバーを上回動した状態の側
面図である。
【図10】操作レバーの回動連結部の別例を示す要部の
斜視図である。
【図11】従来装置の側面図である。
【図12】従来装置による切断状態を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
1 機体 12,13 枠柱 15,150 ブラケット 16 固定板 161 逃げ部 2 操作レバー 21,26 取付アーム 22,17 ピン 3,8 上の取付部材 4,9 下の取付部材 30,40,80,90 切断刃 5 クランク扞 51 ピン 6,60 リンク片 7 受け材 71 スポンジ 73 コイルバネ 70 スレート板 701 切断品

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作レバーの前端部を機体の前部に上下
    回動可能に連結し、鋸状の凹凸刃先をした上切断刃と下
    切断刃を対向させて夫々上下の取付部材に備え、一方の
    取付部材を機体に上下変位調節できるよう固定すると共
    に、一方の取付部材に備えた切断刃と平行に他方の取付
    部材を昇降させる昇降機構を介して、他方の取付部材を
    操作レバーに連繋させたことを特徴とする硬質板の切断
    装置。
  2. 【請求項2】 操作レバーの前端部を機体の前部に上下
    回動可能に連結し、鋸状の凹凸刃先をした上切断刃と下
    切断刃を対向させて夫々上下の取付部材に備え、一方の
    取付部材を機体に上下変位調節できるよう固定すると共
    に、一方の取付部材に備えた切断刃と平行に他方の取付
    部材を回動昇降させるリンク昇降機構を介して、他方の
    取付部材を操作レバーに連繋させた硬質板の切断装置。
  3. 【請求項3】 機体1の前側下部にブラケット15を前
    向きに突設し、前部にほぼ直角な取付アーム21を下向
    きに屈曲して成る操作レバー2の該取付アーム21の下
    部を該ブラケット15に連結して操作レバー2を上下回
    動可能とし、上の取付部材3を機体1に固定し、操作レ
    バー2の取付アーム21における機体1との連結部より
    下の位置にてクランク扞5の先端部と回動可能に連結
    し、機体1の固定板16に回動可能に固着したリンク片
    6の上部を下の取付部材4に連結すると共に、リンク片
    6の下部をクランク扞5に連結した請求項2の切断装
    置。
  4. 【請求項4】 設置台の前後に枠柱12,13を起立さ
    せて成る機体1と成し、上の取付部材3の前後部を該枠
    柱12,13内に収容して固着すると共に、下の取付部
    材4の前後部を該枠柱12,13内に収容して下の取付
    部材4の可動をガイドする請求項3の切断装置。
  5. 【請求項5】 前部に短い下向きの取付アーム26を屈
    曲したベルクランク状の操作レバー2の該屈曲部を機体
    1の前側上部に連結して操作レバー2を上下回動可能と
    し、下の取付部材9を機体に固定し、操作レバー2の取
    付アーム26における機体1との連結部より下の位置に
    て上の取付部材8の前部と連結すると共に、上の取付部
    材8の後部を機体1の後側に連結したリンク片60の下
    部に連結して上の取付部材8を吊り下げた請求項2の切
    断装置。
  6. 【請求項6】 被切断板を載置する受け材7をバネ73
    を介して昇降可能に下の取付部材に取り付けて成る請求
    項1の切断装置。
  7. 【請求項7】 被切断板を載置する受け材をバネを介し
    て昇降可能に下の取付部材に取り付けて成る請求項2の
    切断装置。
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