JPH03169662A - 記録用紙の終端部ホールド機構 - Google Patents

記録用紙の終端部ホールド機構

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JPH03169662A
JPH03169662A JP31258689A JP31258689A JPH03169662A JP H03169662 A JPH03169662 A JP H03169662A JP 31258689 A JP31258689 A JP 31258689A JP 31258689 A JP31258689 A JP 31258689A JP H03169662 A JPH03169662 A JP H03169662A
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Japan
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platen roller
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JP31258689A
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Kiyomi Wakamiya
若宮 清美
Yusuke Okawa
大川 雄輔
Kouei Chin
宏栄 陳
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、記録用紙の先端部を挟持するクランプ機構を
有し、かつ外周長が記録用紙の長さよりも短いプラテン
ローラ(細プラテンローラ)を備えてなる熱転写型プリ
ンタ装置(以下装置とも記す)に係わり、転写記録動作
中において記録用紙の終端部が、プラテンローラの外周
面から離れて、装置内の記録用紙収納部に収納される際
に、記録用紙の終端部をホールドする記録用紙の終端部
ホールド機構に関するものである. (従来の技術) 近年、カラー印刷記録分野において、高解像度、多階調
でかつ取り扱い容易なプリンタ装置として、熱転写型プ
リンタ装置が多く採用されている.この装置に使用され
る転写紙は、イエロー,マゼンタ,シアンおよびブラッ
ク等の複数色のカラーインクからなり、サーマルヘッド
の熱で溶かしたり昇華させたりして、記録用紙に複数色
のカラーインクを転写して、カラー印刷記録を行うこと
は周知のことである.この装置の一般的な構成は、記録
用紙を巻回して回転駆動するプラテンローラと、プラテ
ンローラに転写紙および記録用紙を介して圧接するサー
マルヘッドとを備え、記録用紙を撮送して転写記録する
ような構或になっている.この装置のうちで、プラテン
ローラの外周長が記録用紙の長さよりも短<(IM[l
プラテンローラ)、かつ記録用紙の先端部を挟持するク
ランブ機横がプラテンローラの外周に沿って設けてある
熱転写型プリンタ装置がある。この熱転写プリンタ装置
は、例えば本出願人が、先に特願平1−110878号
で提案した如くの構造になっており、プラテンローラの
外径は細く、かつ記録用紙の長さがプラテンローラの外
径に依存しないため、いくらでも記録用紙の長さを長く
して転写記録することが可能な楕遣となっており、大画
面カラー印刷記録には好適である。
この装置に係わる構或および転写記録動作については、
ここでは簡略に第6図ないし第8図を併用して説明する
. 第6図および第7図において、熱転写型プリンタ装′X
1のほぼ中央には、表面がゴム等の弾性体から形成され
ているプラテンローラ2が設けてある.このプラテンロ
ーラ2は、外周長が記録用紙4の長さよりも短く(細プ
ラテンローラ〉、軸2aの両端は装置1の側壁1aに保
持されたベアリング2bに軸着されている.また軸2a
の端部には、カップリング2Cで結合されたエンコーダ
2dが設けてあり、一方軸2aの他端部には、図示しな
いプラテン駆動モータにタイミングベルト2eを介して
連結するタイミングプーり2fが軸着されている。そし
てプラテン駆動モータにより、プラテンローラ2が回転
駆動される構造となっている. またエンコーダ2dは、プラテンローラ2が一回転する
間に回転位相の基準となる1個の基準パルス(以下Zバ
ルスと記す)を出力し、かつ一回転する間に例えば15
00個の連続パルス(以下Yパルスと記す)を出力する
.この2パルスを基準としてYパルスのパルス数により
、転写記録動作の制御が行われる. またプラテンローラ2の外周面に沿って、記録用紙4の
先端部を挟持するクランプ機横3が設けてある.このク
ランプ機構3の両端は、クラッチ機横3a(細部図示せ
ず)と接続し、プラテンローラ2の両端の軸2aに軸着
されている。またプラテンローラ2の左上方には、サー
マルヘッド6がプラテンローラ2に接離自在に設けてあ
り、転写紙5および記録用紙4を介してプラテンローラ
2に圧接する構造となっている.またプラテンローラ2
の左下方にはピンチローラ7およびプラテンローラ2の
上方にはガイドローラ8が、それぞれプラテンローラ2
にIF離自在に設けてあり、これらのローラはプラテン
ローラ2と協動して記録用紙4を搬送する構造となって
いる。
また装置1の右下方には、給紙部10が設けてある.こ
の給紙部10は、記録用紙4が積載された給紙トレイ1
0aおよび図示しない駆動機構と連結した給紙ローラ1
0bから梢成されている.更に本装置1は、記録用紙4
をプラテンローラ2に搬送する給紙搬送路1 4 a 
+ 1 4 b , l 4 Cが設けてあり、これら
の給紙搬送路に接近して記録用紙4の長さを検出する反
射型ホトセンサ等による検出器15が設置され、この検
出器15により記録用紙4を給紙トレイ10aよりプラ
テンローラ2に搬送する時に記録用紙4の長さ検出し、
記録用紙4の長さに対応して転写記録を制御するエンコ
ーダ2dのYパルスのパルス数を設定する構造となって
いる. また装置1の右上方には、排紙部11が設けてある.こ
の排紙部11は、図示しない駆動ll横と連結した排紙
ローラllaが排紙ガイドllbに固定されている. また後述する転写記録動作中において、プラテンローラ
2の外周面から離れた記録用紙4の後続部を収納する記
録用紙収納部12の空間が、給紙部10fPIで、給紙
部10と排紙部11の間に形或されている.この記録用
紙収納部12の空間にはプラテンローラに対向する測に
開口部13aが形或された箱形状の記録用紙収納ケース
13が設けてある。
次に以上の椙成による熟転写型プリンタ装置における転
写記録動作について説明する.第8図の(a)〜(1)
 .tでには、それぞれプラテンローラ2とこれに添接
して回転するビンチロラ7およびガイドローラ8と、ク
ランプ機梢3および転写記録動作に必要な部品を模式的
に図示してある。
先ず、同図(a)において、給紙が開始されると給祇ロ
ーラ10bが矢印B方向に回転し、給紙トレイ10aの
最上層にある記録用紙4が、プラテンローラ2とピンチ
ローラ7との間に向かって搬送される。この時、プラテ
ンローラ2およびビンチローラ7は、共に回転を停止し
ており、更に記録用紙4の搬送が続けられると、同図(
b)に示すように、記録用紙4の先端部が湾曲する.こ
れによって、プラテンローラ2とビンチローラ7との間
で、記録用紙4の先端部を、プラテンローラ2の軸と平
行に揃えることが可能となる。その後同図(C)に示す
ように、プラテンローラ2が矢印A1方向に回転し、ピ
ンチローラ7と協鋤して、記録用紙4の搬送を開始する
.そして記録用紙4の先端部は、ピンチローラ7の上部
に位置しているクランプ機構3に挟持される。
尚、クランブl!1′!/A3とプラテンローラ2とは
、図示しないクラッチ機構によって一体に回転する(ク
ラッチオン)か、相互に自由回転する(クラッチオフ)
かの何れかの状態をとる。
同図(C)の場合、始めのうちはクラッチ機構は図示し
ないクラッチ解除手段でオフされ、クランプ機横3は停
止しており、プラテンローラ2のみが回転し、ピンチロ
ーラ7と協働して記録用紙4を搬送する,記録用紙4の
先@部がクラング機構3に挟持されると、図示しないク
ラッチ解除手段が離間して、クラッチ機構がオンされ、
クランプR楕3がプラテンローラ2と一体となって回転
し、記録用紙4を搬送する.そしてクランプ機構3がガ
イドローラ8を通過したら、ガイドローラ8をプラテン
ローラ2に圧接し、同図(d)に示したように、クラン
ブ機構3がプラテンローラ2のほぼ真下の位置に到達し
たとき、クラッチ機構が再びオフされる(黒塗り潰し位
置)。その後同図(t3)に示すように、クランブ機構
3を停止させたままプラテンローラ2が回転を続け、プ
ラテンローラ2とカイドローラ8が協働して、記録用紙
4の後続部を搬送する.この結果、記録用紙4の後続部
は、プラテンローラ2とガイドローラ8の圧接点から次
第に離間し、ベルト状の膨らみ部を形成し続け、記録用
紙収納部12の空間に収納されていく(転写記録準備中
の記録用紙4の収納).記録用紙4の後続部の終端(終
端部)が、ガイドローラ8を通過し、プラテンローラ2
を離れると、全て記録用紙収納部12に収納され、同図
(f)に示すように記録用紙4は紐状になり、転写記録
準備完了状態となる。
転写記録準備完了状態後は、始めにピンチローラ7およ
びガイドローラ8をプラテンローラ2から離間して、ク
ランプ機構3がピンチローラ7を通過後、再びピンチロ
ーラ7を圧接する。この時、クラッチa構はオンし、ク
ランプ機構3がプラテンローラ2と一体に回転して、同
図(g)に示すように、サーマルヘッド6を越えた位置
まで移動する.そして記録用紙4の上面に転写紙5が重
ね合わされ、サーマルヘッド6がプラテンローラ2に圧
接される.またこの状態がらサーマルヘッド6に記録信
号が印加され転写記録が開始する。
転写記録が開始され、クランブ機構3がガイドローラ8
を通過すると、ガイドローラ8を同図(h)の如く圧接
し、更に転写記録しながらプラテンローラ2を回転する
と、クランプ機構3がプラテンローラ2のほぼ真下の部
分で同図(i)の位置に到達する.ここで、同図(i)
に示すようにクラッチ機構が再びオフし(黒塗り潰し位
置)、クランプ機横3を停止させたままプラテンローラ
2のみが回転を続行する.そして記録用紙4の後続部に
対ずる転写記録が続行され、記録用紙4の後続部は、プ
ラテンローラ2とガイドローラ8の圧接点から次第に離
間し、再びベルト状の膨らみ部を形成し続け、記録用紙
収納部12の空間に収納されていく(転写記録中の記録
用紙4の収納).そして例えば一色目のイエローの転写
記録が終了すると、同図(j)に示すように、記録用紙
4の終端部の終端(終端部)が、ガイドローラ8を通過
し、プラテンローラ2を離れると、全て記録用紙収納部
12に収納され、記録用紙4は紐状になる. カラー印刷記録の場合、この状態から再び同図(q)に
示すように、次の色の転写記録へ移行し、転写紙5を別
の色のものに変更して、同図(9)〜同図(j)までの
動作を複数回繰り返してカラー印刷記録が得られる. その後、転写記録終了後の記録用紙4の排紙動作に移る
. 排紙動作開始に当たっては、最後の色の転写記録が終了
し、同図(j)に示した状態まで記録用紙4を搬送せず
、記録信号の印加が終了し、かつ記録用紙4の終端部が
ガイドローラ8に圧接している時点で、プラテンローラ
2の矢印A1方向の回転を停止する.そしてクランプ機
構3が停止している位置(黒塗り潰し位置)の状態で、
図示しないクランプ解除a構により記録用紙4の先端部
をクランプ機構3から離す.そしてクランプmWA3は
そのまま停止させ、かつ同図(k)に示すようにプラテ
ンローラ2を矢印A2方向へ回転させ、記録用紙4がガ
イドローラ8から抜ける手前でプラテンローラ2の矢印
A2方向の回転を停止する.その後ガイドローラ8を上
方に離間すると、記録用紙4の先端部は、記録用紙4の
弾性力により同図(1)に示すように、排紙ローラll
a方向に向きを変える.その後、クラッチa構をオフし
、クランプR構3を停止させた状態で、プラテンローラ
2を矢印A1方向に回転を続行させると、記録用祇4は
排紙ローラllaに搬送されて外部に排出される。
上記の転写記録動作の制御は、エンコーダ2dのYパル
スの制御信号でマイクロコンピュータを制御し、図示し
ないカム機構を動作させることにより可能となる。
(発明が解決しようとする課題) ところで上記した従来例の熱転写型プリンタ装置1の前
述した第8図の転写記録動作において、転写記録準備中
の同図(e)から同図(f)へ移行する状態および転写
記録中の同図mから同図(j)へ移行する状態の時に、
記録用紙4の後続部の終端(終端部)がガイドローラ8
を通過し、プラテンローラ2の外周面から離れると、記
録用紙4の?端部は重力により垂れ下がってしまう。そ
の結果、第9図に図示した如く記録用紙4の終端部は、
クランブ機構3に保持されている記録用紙4の先端部近
辺に落下し、例えば静電気等によりお互いに密着してし
まう。この状態のままで更に同図ff)から同図(a)
もしくは同図(j)から同図(g)の転写記録動作へ移
行し、次の転写記録を行うと、記録用紙4のP一端部は
記録用紙4の先端部近辺と一緒に巻き込まれ、2つ折り
されて搬送(重送)されたまま転写記録が行われる.こ
の記録用紙4の重送は、転写記録動作中の重欠点となる
.従って、正確なカラー印刷記録が得られず、装置1の
信頼性が著しく損なわれる. (課題を解決するための手段) 本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、記録用
紙の先端部を挟持するクランプamを有し、かつ外周長
が記録用紙の長さよりも短いプラテンローラを備えてな
る熱転写型プリンタ装置であって、前記記録用紙を巻回
して回転駆動する前記プラテンローラと、前記プラテン
ローラに転写紙および前記記録用紙を介して圧接するサ
ーマルヘッドと、前記プラテンローラから搬送された前
記記録用紙の終端部をホールドする前記熱転写型プリン
タ装置の固定部に支持された記録用紙の終端部ホールド
機構と、前記記録用紙の終端部ホールド機構を駆動する
駆動源とを備え、前記駆動源により前記記録用紙の終端
部ホールドa楕を駆動して、前記プラテンローラから離
れた前記記録用紙の終端部をホールドするよう構成した
ことを特徴とするものである. また前記記録用紙の終端部ホールドll構は、円筒カム
と、前記円筒カムの高いカム面より突出した突起部と、
前記円筒カム内を回転ずる回転体と、前記回転体上に回
動支点を有する起立可能な起立部材とを備え、前記突起
部と回動する前記起立部材との協動作用により、前記前
記記録用紙のfp一端部をホールドするよう椙成したこ
とを特徴とする請求項1記載の記録用紙の終端部ホール
ド機構を提供するものである。
(実施例) 以下に本発明の記録用紙の終端部ホールドm梢を採用し
た熱転写型プリンタ装置の一実施例を第1図ないし第5
図を参照して詳細に説明する。尚、前述した熱転写型プ
リンタ装置の構成部分と同等の楕或部分には同一の符号
を付してある.第1図は本発明の記録用紙の終端部ホー
ルド機構の斜視図、第2図は本発明の記録用紙の終端部
ホールド機構を示し、同図[a]は正面図.同図[b]
は左側面図,向図[clは右側面図、第3図は本発明の
記録用紙の終端部ホールドR横の駆動系を含めた構成図
、第4図は本発明の記録用紙の終端部ホールド機構の動
作状態を模式的に示した図、第5図は本発明の記録用紙
の終端部ホールド機構の動作状態を示した図である. 本発明の記録用紙の終端部ホールド機構を採用した熱転
写プリンタ装置における装置の構戒および転写記録動作
は、従来例の熱転写プリンタ装置と同一なため、ここで
は説明を省略し、本発明の記録用紙のPf4A部ホール
ド機構についてのみ説明する. 第1図ないし第3図において、本発明の記録用紙の終端
部ホールドa構20は、プラテンローラ2に近接した給
紙部10側の上方の記録用紙収納部12内の空間で、か
つ排紙部11の下方に位置しており、装置1のフレーム
等の両rM壁(図示せず)に互いに対向して対となって
支持されている。
即ち、装置1のフレーム等の両側壁(図示せず)の固定
部に、記録用紙の終端部ホールド機構20の円筒カム保
持板22が互いに対向して対となって支持されている.
また円筒カム保持板22に固着されたシャフト22aを
中心としてリング状の円筒カム21が円筒カム保持板2
2に固定され、更に円筒カム21内に、シャフト22a
を回転中心として回転する回転体24が軸着されている
尚、この。回転体24は本実施例ではギア24を用いて
いるが、摩擦車等でも良く、摩擦車等を用いた場合は後
述する駆動源側も摩擦車等にする必要がある。
また図示した如く、円筒カム21のカム面は外輪と内輪
の間に形成され、下部が低い平坦カム面21aを形戒し
、上部は高い平坦カム面21cを形成し、かつ左右は上
部と下部に連設したテーパ形状のテーパカム面2lb,
21dを形戒している.またテーパカム面2lbはゆる
い傾斜で形或され、他方のテーバカム面21dは急な傾
斜で形或されている. また上部の高い平坦カム面21c上には、高い平坦カム
面21cより突出した2本の突起部23(以下サポート
シャフト23と記す)が中心線を対称に固着されている
. また円筒カム21内の回転体24(以下ギア24と記す
)には、円筒カム21の内輪の内壁に近接してターンレ
バー保持ブラケット26にシャフト27を回動支点とし
て回動する起立可能な起立部材25(以下ターンレバー
25と記す)が保持されている.更にターンレバー25
とターンレバー保持ブラゲット26の間にねじつばね2
8が掛止されており、ターンレバー25は常にカム面に
当接するよう付勢されている.またターンレバー25の
先端部は、後述する記録用紙4の終端部を確実にホール
ドするため、ゴム等の摩擦係数の高い弾性体25aが貼
り付けられている。
またギア24には、扇形の孔24a.24b,24cが
図示の如く形成され、それらの孔に相当する円筒カム保
持板22上に反射型ホトセンサ等による検出器29a,
29bが設けてあり、ギア24の後述する停止位置(第
1ポジション〜第3ポジション)を検出している. また円筒カム21の後部には切り欠き部21eが形威さ
れ、この切り欠き部21eには前述したギア24の一部
が露出し、後述する駆動源と連結するギア41aに歯合
している。
一方、シャフト42の両端部には、前述したギア41a
およびギア4lbが位相を同じくして固着されており、
第1図に図示した如く、装置1のフレーム等の両測壁(
図示せず)に支持されている記録用紙のP端部ホールド
l[20のギア24とそれぞれ歯合している。従ってギ
ア41aが後述するモータ31により回転すると、ギア
41bも同相で回転し、両測壁に支持されている記録用
紙の終端部ホールド機構20のギア24ら同相で回転ず
る横逍である. 次に、記録用紙の終端部ホールド機構20の駆動源は、
第3図に図示した如く、排紙部11の駆動源と共用して
いる.即ち、排紙部11を駆動するモータ31が記録用
紙のP福部ホールド機横20の駆動源となっている。
即ち、第3図において、記録用紙の終端部ホールド機構
20の駆動I!構は、モータ31の回転がタイミングブ
ーり32がらタイミンベルト33を介してタイミングプ
ーり34aおよびタイミングブーり34aと同軸で一体
なギア34bに伝達される。ここまでがモータ31の減
速機構となる。
そしてモータ31の減速機構の最終段のギア34bの回
転は、ギア35aおよびギア35aと同軸で一体なギア
35bに伝達され、更にギア35bはギア36aと歯合
し、ギア36aと同軸で一体なタイミングプーり36b
に伝達される,そしてタイミングプーり36bとタイミ
ングプーリ38の間に、タイミングベルト37がテンシ
ョンローラ39を介して張架されている.更にタイミン
グプーリ36bとタイミングプーり38の間に記録用紙
の.[部ホールド機4W2oを駆動する一方向クラッチ
40aが嵌着されたタイミングプーり40bが、回転ず
るシャフト42に軸着され、図示した位置に設けられて
いる.そして前述したギア41aは、回転するシャフト
42に固着され、一方向クラッチ40aの効果により、
回転する時と、そのままの状態を維持する時があり、後
述する記録用紙の終端部ホールド機構20の動作を行う
構造となっている. 上記した駆動機構により、タイミングベルト37を矢印
C1方向に駆動させると、記録用紙4を排紙する動作と
なる。この時、タイミングプーリ40bには一方向クラ
ッチ40aが嵌着されているためタイミングブーり40
bは矢印D1方向に回転するが、一方向クラッチ40a
の効果により、ギア41aは回転しない.従って排紙動
作は出来るが、記録用紙の終端部ホールド機構20の動
作は出来ない.この排紙動作の時は、記録用紙の芯端部
ホールド機横20の動作は必要ないので、何等の支障ら
生じない。
またタイミングベルト37を矢印C2方向に駆動させる
と、一方向クラッチ40aの効果により、タイミングプ
ーり40bとギア41aは一体とって矢印D2方向に回
転する.従ってギア41aにf1キした前述した記録用
紙の終端部ホールド機構20のギア24が矢印E方向に
回転可能となり、後述する記録用紙の終端部ホールド機
構20の動作が可能となる。また、タイミングベルト3
7を矢印C2方向に駆動している時は、排紙動作は行わ
れないので、何等の支障も生じない。
尚、本発明においては、記録用紙の終端部ホールド機構
20の駆動源を排紙部11の駆動源と共用しているが、
単独した記録用紙の終端部ホールドm楕20の駆動源を
設けても良く、限定された駆動源ではない. そして記録用紙の終端部ホールド機構20のギア24が
矢印E方向に回転開始する時のモータ31を駆動開始す
る制御信号は、前述したエンコーダ2dから発生する記
録用紙4の長さに対応して設定されたYパルスのパルス
数に従っている.またギア24の停止制御は、ギア24
に形戒された扇形の孔24a.24b,24cとそれら
の孔に対応した検出器29a,29bの組合わせにより
決定され、後述する第1ポジションから第3ポジション
の停止位置が設定されている.次に、第4図,第5図お
よび第8図を併用して本発明の記録用紙の終端部ホール
ド機構20の動作について記述する。
第4図[a]において、記録用紙4は第8図のfe)お
よび(i)の状態である.即ち、記録用紙4の後続部は
、ガイドローラ8を通過してプラテンローラ2の外周面
から離れてベルト状の膨らみ部を形或し始めた状態であ
る。この時、記録用紙の終端部ボールド機120のギア
24は第1のポジション《イニシャル位置)で停止して
いる。従ってターンレバー25は、円筒カム21のほぼ
真下の低い平坦カム面21aにねじつばね28に付勢さ
れて当接し、垂下している状態である。尚、ターンレバ
ー25が垂下している時は、ターンレバー25は記録用
紙4の中方向の四面に接触しない。
次に第4図[b]において、記録用紙4のf&続部のベ
ルト状の膨らみ部が大きく形或され続けている状態であ
る.ここでエンコーダ2dのYバルスの設定されたパル
ス数により、ギア24が矢印E方向に回転し、第2のポ
ジション(ホールド準備位置)に到達し、停止する。従
ってターンレバー25は、ほぼ真横のテーバカム面21
bに当接し、記録用紙4の膨らみ部の内開で、かつ記録
用紙4の測面に対して斜めな角度の位置まで回動し、ホ
ールド準備状態となっている。尚、この時にもターンレ
バー25は、記録用紙4の膨らみ部の内開の記録用紙4
には接触せずに位置している。
更に第4図[C]において、記録用紙4は第8図のif
)および(j)の状態である。即ち、記録用紙4の終端
部が、ガイドローラ8を通過してプラテンローラ2の外
周面から離れると、直ちにエンコーダ2dのYバルスの
設定されたパルス数により、ギア24が矢印E方向に回
転し、第3のポジション(ホールド位置)に到達し、停
止する。従ってターンレバー25は、ほぼ真横のテーパ
カム面21bの位置からテーパ部を登り、ほぼ真上の高
い平坦カム面21cに到達する.即ち、ターンレバー2
5は、記録用紙4の膨らみ部の内側で、かつ記録用紙4
の側面に対して斜めな角度の位置から徐々に記録用紙4
の側面に対して直角方向に起立さぜられ、記録用紙4の
膨らみ部の内側に位置し、ターンレバー25の先端部の
ゴム等の弾性体25aが記録用紙4に確実に当接する.
またターンレバー25が斜めな角度から直角方向にに回
動する際に、膨らみ部の内開の記録用祇4にターンレバ
ー25の先端部のゴム等の弾性体25aが当接すると、
ゴム等の弾性体25aの摩擦力により記録用祇4の,終
端部を、プラテンローラ2の外周面からただちに離すこ
とが可能となる.またターンレバー25が高い平坦カム
面21cに到達した時には、ターンレバー25は高い平
坦カム面 21cに当接せず、円筒カム21の内壁に当
接してほぼ直角に起立させられる。この時ターンレバー
25は、円筒カム21に固定されている2本のサポート
シャフト23のほぼ中間の位置で、サポートシャフト2
3にほぼ平行に停止している.この結果、2本のサポー
トシャフト23とターンレバー25の先端部のゴム等の
弾性体25aとの協助作用により記録用紙4の中方向の
側面を確実にホールドし、第5図に図示した如く記録用
紙4の終端部の中方向の両開面を確実にホールドするこ
とが可能となる。そして記録用紙4の終端部の巾方向の
両側面をホールドする時は、第8図の(f)および(j
)の状態の時のみで一時的である.そして第4図[d]
において、記録用紙4は第8図の(il+)へ移行する
状態である,即ち、記録用紙4は転写記録へ移行する途
中であり、エンコーダ2dのYバルスの設定されたパル
ス数により、ギア24が矢印E方向に回転し、その後第
1のポジション〈イニシャル位置)の位置に戻り停止す
る.従ってターンレバー25は、第4図[b]と反対測
のほぼ真横のテーパカム面21dを急激に下って、ほぼ
真下の低い平坦カム面21aの第1のポジションに戻る
。そしてターンレバー25がデーパカム面21dを急激
に下る時に、記録用紙4の終端部のホールドを解除する
. 以上の結果、転写記録動作中にプラテンローラ2の外周
から離れた記録用紙4の終端部を、本発明の記録用紙の
終端部ホールド機構でホールドすることにより、プラテ
ンローラ2の外周面から離れた記録用紙4のP:端部が
、重力により落下することがなくなる.従って従来例の
ような記録用紙4の終端部が記録用紙4の先端部近辺と
一緒に巻き込まれ、2つ折りされて搬送(亀送)された
まま転写記録が行われることがなくなる。即ち、転写記
録動作の重欠点となる重送がなくなり、転写記録が確実
に行われ、高品位なカラー印刷記録が得られ、装置1の
信頼性の向上に大いに寄与する.(発明の効果) 以上詳述したように本発明に係る記録用紙の終端部ホー
ルド機構を採用した熟転写型プリンタ装置は、その外周
長が記録用紙の長さよりも短いプラテンローラ(細プラ
テンローラ)を用いて転写記録動作を行う際、プラテン
ローラの外周から離れた記録用紙の終端部を、本発明の
記録用紙の終端部ホールドII楕によりホールドするこ
とが可能となる。
この結果、転写記録動作中にプラテンローラの外周面か
ら離れた記録用紙の終端部が重力により落下することが
なくなる。従って従来例のような記録用紙の終端部が記
録用紙の先端部近辺と一緒に巻き込まれ、2つ折りされ
て搬送(#L送)されたまま転写記録が行われることが
なくなる.即ち、転写記録動作の重欠点となる重送がな
くなり、転写記録が確実に行われ、高品位なカラー印刷
記録が得られ、装置の信頼性の向上に大いに寄与する.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の記録用紙の終端部ホールド機構の斜視
図、第2図は本発明の記録用紙の終端部ホールド機構を
示し、同図[a]は正面図,同図[b]は左側面図,同
図[c]は右開面図、第3図は本発明の記録用紙の終端
部ホールドR梢の駆動系を含めた構成図、第4図は本発
明の記録用紙の終端部ボールド機梢の動作状態を模式的
に示した図、第5図は本発明の記録用紙の終端部ホール
ド機構の動作状態を示した図、第6図は従来例の熱転写
型プリンタ装置の構成図、第7図はプラテンローラ周辺
の構造図、第8図は従来例の熱転写型プリンタ装置の動
作を模式的に示した図、第9図は従来例の熱転写型プリ
ンタ装置において、記録用紙の終端部が記録用紙の先端
部近辺に落下した状態を示した図である。 1・・・熱転写プリンタ装置、 2・・・プラテンローラ、3・・・クランプ機構、4・
・・記録用紙、7・・・ビンチローラ、8・・・ガイド
ローラ、 10・・・給紙部、1l・・・排紙部、12・・・記録
用紙収納部、 20・・・記録用紙の終端部ホールド機椹、21・・・
円筒カム、2La・・・低い平坦カム面、21c・・・
高い平坦カム面、 2lb,21d・・・テーバカム面、 23・・・突起部(サポートシャフト)、2・1・・・
回転体くギア)、 25・・・起立部材(ターンレバー)、3l・・・モー
タ、41a,4lb−ギア。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録用紙の先端部を挟持するクランプ機構を有し
    、かつ外周長が記録用紙の長さよりも短いプラテンロー
    ラを備えてなる熱転写型プリンタ装置であつて、前記記
    録用紙を巻回して回転駆動する前記プラテンローラと、
    前記プラテンローラに転写紙および前記記録用紙を介し
    て圧接するサーマルヘッドと、前記プラテンローラから
    搬送された前記記録用紙の終端部をホールドする前記熱
    転写型プリンタ装置の固定部に支持された記録用紙の終
    端部ホールド機構と、前記記録用紙の終端部ホールド機
    構を駆動する駆動源とを備え、前記駆動源により前記記
    録用紙の終端部ホールド機構を駆動して、前記プラテン
    ローラから離れた前記記録用紙の終端部をホールドする
    よう構成したことを特徴とする記録用紙の終端部ホール
    ド機構。
  2. (2)前記記録用紙の終端部ホールド機構は、円筒カム
    と、前記円筒カムの高いカム面より突出した突起部と、
    前記円筒カム内を回転する回転体と、前記回転体上に回
    動支点を有する起立可能な起立部材とを備え、前記突起
    部と回動する前記起立部材との協動作用により、前記前
    記記録用紙の終端部をホールドするよう構成したことを
    特徴とする請求項1記載の記録用紙の終端部ホールド機
    構。
JP31258689A 1989-11-30 1989-11-30 記録用紙の終端部ホールド機構 Pending JPH03169662A (ja)

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