JPH01165471A - 熱転写型プリンタ - Google Patents

熱転写型プリンタ

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JPH01165471A
JPH01165471A JP32436887A JP32436887A JPH01165471A JP H01165471 A JPH01165471 A JP H01165471A JP 32436887 A JP32436887 A JP 32436887A JP 32436887 A JP32436887 A JP 32436887A JP H01165471 A JPH01165471 A JP H01165471A
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roller
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printing paper
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修 田島
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義高 鈴木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は熱転写型プリンタに係り、特にプラテンローラ
の外周長さに制限されることなく、プラテンローラの外
周よりも長い印刷を行なえるよう構成した熱転写型プリ
ンタに関する。
従来の技術 従来の熱転写型プリンタとしては例えば第22図に丞す
ものがある。第22図中、プラテンローラ1の外周に供
給された印刷用紙2は、クランパ3によってクランプさ
れ、反時計方向に回動するプラテンロー51に巻回され
る。そして、サーマルヘッド5はプラテンローラ1の回
動とともに矢印六方向に巻ぎ取られるインクフィルム4
を印刷用紙2に押圧する。さらに、プラテンローラ1の
回動位置に応じてサーマルヘッド5に駆動信舅が供給さ
れ、発熱体6の熱によってインクフィルム4の溶融性イ
ンクあるいは昇華性インクが印刷用紙2に転写される。
発明が解決しようとする問題点 しかるに、上記従来の熱転写型プリンタでは、カラー画
像を印刷する際、イエロー、シアン、マゼンダの各色別
に区画されたカラーフレームを有するインクフィルムを
使用することになるが、印刷用紙2をクランパ3によっ
てクランプしてプラテンローラ1と一体化するとともに
プラテンロー51の回転位相に応じて画像の各ラインを
印刷するため、各カラーフレームによる色ずれ(レジス
トレーション)が極めて生じにくい。ところが、このプ
リンタでは、■印刷用紙の長さがプラテンローラの外周
長さに制限される、■大画面を印刷できるようにするた
めプラテンローラの昇任を大きくすると、サーマルヘッ
ドの発熱体の押圧力が低下して画質が劣化してしまう、
■プラテンローラの大型化とともにサーマルヘッドの加
圧力を増大する必要があり、そのためプリンタの大型化
剛性増大を招き、1閤も増大し製造コストも上昇する、
■ざらに、サーマルヘッドの加圧力を増大させるのにプ
ラテンローラの駆動源も大型化することになり、プラテ
ンローラの制御が難しくなる等の問題点がある。
そこで、本発明は上記問題点を解決した熱転写型プリン
タを提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段及び作用 本発明は上記熱転写型プリンタにおいて、プラテンロー
ラの外周に移送された印刷用紙の一端をクランプするク
ランプ機構と、クランプ機構とプラテンローラとを結合
するクラッチi構と、プラテンローラの外周に圧接9M
間可能に設けられ、クラッチ機構の結合解除により停止
するクランプ機構に印刷用紙を供給する給紙モード時、
及び印刷後印刷用紙を排出する排紙モード時印刷用紙を
プラテンローラに圧接するガイドローラとを具備してな
り、プラテンローラの外周長さに制限されることなく所
望の長さの印刷を行なえるようにしたものである。
実施例 第1図乃至第7図に本発明になる熱転写型プリンタの一
実施例を示す。
第1図中、プラテンローラ11の上方にはサーマルヘッ
ド12を保持する保持体13が設けられており、保持体
13は@14により回動自在に支持されている。保持体
13は後述するようにアクチュエータ(図示せず)の駆
動により時計方向に回動し、これによりサーマルヘッド
12はプラテンロー511を押圧する位置へ降下する。
プラテンロー511とサーマルヘッド12との間にはイ
ンクフィルム15(イエロー、シアン。
マゼンダ、ブラックの4色のカラーフレームを順次形成
されている)が装架されている。インクフィルム15は
供給リール16に巻回され、ガイドボール1アa〜17
c及び保持体13に設けられたローラ13aに案内され
て巻取リール1日に巻き取られる。
19はテンションボールで、インクフィルム15を押圧
して張力を附与し、インクフィルム15の弛みを防止す
る。
2oはピンチローラで、レバー21の先端に回転自在に
支承されている。22はガイドローラで、ガイドアーム
23に回転自在に支承されている。
又、レバー21.ガイドアーム23は共に軸24により
回動可能に支承されている。
25は印刷用紙で、トレー26(給紙用の斜面26aを
有する)上に載置され、1字状の押え爪27により保持
されている。28は給紙ローうで、プラテンローラ11
に印刷用紙25を供給するとぎ回転駆動されるとともに
降下し、トレー26上に載置された印刷用紙25を図中
た方に移送する。
29.30.31はガイドブレートで、ガイドブレート
29と30との間に給紙通路32を形成し、ガイドブレ
ート30と31との間に排紙通路33を形成する。
34.35は排紙O−ラで、夫々反時計方向。
時計方向に回動し、復述するように朗紙通路33を通過
する印刷済みの印刷用紙25を移送する1゜56は反射
型の光センサで、57は反射板であり、カラーフィルム
15を介して対内するように配設されている。この光セ
ンυ56はインクフィルム15の上面側縁に設けられた
不透明部及び透明部(図示せず)の数を検知する。イン
クフィルム15にはイエロー、シアン、マゼンダ、ブラ
ックの4色のカラーフレームが順次設けられているため
、光センサ56は各カラーフレームごとに異なる不透明
部及び透明部の数を検知して各色を識別するための信号
を生成する。
次にプラテンローラ1周辺の詳細な構成について、第2
図乃至第7図を参照して説明する。
第2図に示す如く、プラテンローラ11はその外周にゴ
ム製の弾性体を装着され、両端部には軸11aを有する
。この両端の軸11aはプリンタの側壁36に保持され
たベアリング37に軸承されている。又、一方の軸11
aにはプラテンローラ11の回転位相を検出するエンコ
ーダ38が設けられている。
このエンコーダ38はプラテンローラ11が1回転する
間に回転位置の基準となる1個の基準パルス(PG (
Z)パルス)を出力し、かつプラテンローラ11の回転
位置を示す1500個の連続パルス(FGパルス)を出
力する。
又、他の軸11aはプラテンローラモータ等の駆動機構
(図示せず)に接続されている。
第2図中、60はカム板で、モータ(図示せず)の駆動
により矢印X方向に変位し、ピンチローラ20、ガイド
ローラ22を支承するレバー21゜ガイドアーム23を
後述するように回動変位させる。このカム板60の変位
位置は光センサよりなる3個のカムセンサ(図示せず)
により検出され、その検出信号はモータへ供給されてモ
ータの回転角が制御される。
プラテンローラ11の両端にはクランプ機構39を有す
るリング40が設りられており、リング40は軸11a
に遊嵌している。尚、プラテンローラ11の両端のクラ
ンプ機構39は人々同一構成なので、第2図乃至第4図
に示す一方の側につぎ説明する。
軸11aにはクラッチリング41が嵌合固定されており
、タラップ−リング41の外周には凹部41aが形成さ
れている。上記リング40はタラップリング41の外側
に設けられている。両端のリング40にはプラテンロー
511の長手方向に延在する断面り字状の保持部材42
がネジ43によりネジ止めされている。保持部材42は
後述するように印刷用紙25をクランプする平板状のク
ラン1部42−aと、クランプ部42aの先端で印刷用
紙25の挿入を容易にする折曲部42bを有する。
又、リング40の内側面にはクラッチレバ−44、クラ
ンプレバ−45を支承するIN+40 a 。
40bが突出しており、リング40の外周には四部40
Cが設けである。さらに、リング40には四角形状の貫
通孔40d、軸11aが嵌入する中央孔40eが穿設さ
れている。
クラッチレバ−44は一端に前記タラップリング41の
凹部41aに係合づる突部44aを有し、クラッチリン
グ41とともにタラップtl!41’を構成する。又、
クラッヂレパー44は他端にリング40の凹部40cに
嵌入するビン44bを有する。又、クラッチレバ−44
の中央にはリング40の@40aが1■入する孔44C
が穿設されており、クラッチレバ−40は@40aによ
り回動自在に支持されトーションバネ46(第3図に示
す)の弾撥力により時計方向に回動附勢されている。
クランプレバ−45は保持部材42のクランプ部42a
に当接するクランプ部45aと、リング40の貫通孔4
0dに嵌入するビン45bと、リング40の@40bが
嵌入する孔45cとを有づ。
る。又、クランプレバ−45は軸40bに回動自在に支
持され、かつトーションバネ47(第3図に示す)の弾
撥力により反時計方向に回動附勢されている。
第3図及び第5図に示す如く、ガイドアーム23は印刷
用M25を案内する平板部23aと、平板部23aの両
側に配された側板部23bとよりなり、両側の側板部2
3b間でガイドローラ22を支承している。又、ガイド
アーム23には後述する第1の組センサ58及び第2の
紙センサ59(夫々発光素子58a、59a、受光素子
58b、59bよりなる)が設けられている。なお、平
板部23aの前縁は下方に折面され印刷用紙25の移送
を容易にしている。又、側板部23bには軸24に嵌合
する孔23Gが穿設され、その端部は所定角度傾斜した
延出部23dとなっている。@24にはアーム48(第
3図に示す)が固着されており、アーム48とガイドア
ーム23の平板部23aとの間にはコイルバネ49が配
設されている。従って、第7図に示すように、給紙モー
ド時相24が時計方向に回動すると、ガイドアーム23
にはアーム48の回動によるバネ49の弾撥力が作用し
、ガイドアーム23は第3図中2点鎖線で示す下降位置
より時計方向に回動し、延出部23dがリング40の貫
通孔40dより突出するクランプレバ−45のピン45
bに当接する。
そのため、クランプレバ−45は時計方向に回動してク
ランプ部45aが保持部材42のクランプ部42aより
離間する。
第6図に示すように、印刷用紙25の横幅寸法しは、プ
ラテンロー511の全長L1よりも長く、リング40の
内壁の位置(寸法L2)よりも短い。
そのため、プラテンローラ11に移送された印刷用8t
25の先端側の両端は互いに離間して聞いている保持部
材42のクランプ部42aとクランプレバ−45のクラ
ン1部45aとの間に挿入され、後述するようにガイド
アーム23の反時計方向の回動とともにクランプされる
ピンチローラ20を回動自在に支承するレバー21は、
ド端に軸24が嵌入する孔21aと、上端にピンチ[1
−ラ20の軸20aが嵌入する孔21bとを有する。5
1はクラッチレバ−44とクラッチリング41との結合
を解除する解除部材で、レバー21より突出する軸21
cに支承され、先端にローラ51aを有する。52はコ
イルバネで、一端がレバー21の掛止部21dに掛止さ
れ、他端が解除部材51の突出部51bに掛止されてい
る。従って、解除部材51はバネ52の引張力により反
時計方向に回動附勢され、レバー21が反時計方向に回
動するときローラ51aがリング40の外周に当接する
又、レバー21と軸24に支承されたアーム53の腕部
53aとの間にはコイルバネ54が介装されている。ア
ーム53は第3図中2点鎖線で示す位置にあり、後述す
るようにレバー55が時削方向に駆動されるとレバー5
5のローラ55aに押圧されて実線で示す位置に回動す
る。アーム53の回動はコイルバネ54の弾撥力を介し
てレバー21に伝達され、これによりレバー21は反時
計方向に回動し、ピンチローラ2oをプラテンローラ1
1に圧接する。
次に、上記構成になる熱転写型プリンタの動作につき各
モードごとに説明する。
■ リセットモード 第1図は上記プリンタの待機状態であり、サーマルヘッ
ド12.ピンチロー520.ガイドローラ22はプラテ
ンローラ11より離間している。
これは、弾性を有するゴム材等よりなるプラテンローラ
11.ピンチローラ20.ガイドロー522を変形させ
ないためである。
この待機状態において、印刷実行の操作を行なうと、第
8図のタイムチャートで示すようにまずリセットモード
となり、第8図中(h)で示す如く、プラテンモータ(
図示Uず)が起動しプラテンローラ11を時計方向に回
転駆動する。プラテンローラ11が1周以上回動するこ
とによりクラッチレバ−44の突部44aがトーション
バネ46の押圧力によりクラッチリング41の凹部41
aに嵌入し、プラテンローラ11とクランプ磯構39(
クランプレバ−45,保持部材42よりなる)を有する
リング40が結合され、リング40はプラテンローラ1
1と一体に回動する。プラテンロー511の回動により
、エンコーダ38より基準パルス(第8図(i)に示す
)が2個出力され、連続パルスが375パルス(第8図
<j)に示す、但し375パルスは回転角90°に相当
する)をカウントされたときプラテン士−夕は停止する
■ 給紙モード 次に、レバー55の軸55bが時計方向に回転駆動され
アーム53を反時計方向に回動させる。
これにより、ピンチローラ20を支承するレバー21が
一バネ54に押圧されながら同方向に回動し、第9図に
示すようにピンチローラ20がプラテンローラ11に圧
接される。尚、上記レバー21の回動とともにレバー2
1に支持された解除部材51も同方向に回動し、ローラ
51aがリング40の外周に摺接する。
同時に、軸24が反時計方向に回転駆動され、ガイドア
ーム23を同方向に回動させる。そのため、ガイドアー
ム23に支承されたガイド0−522がプラテンローラ
11に圧接されるとともに、延出部23dがクランプレ
バ−45のピン45bに当接し、クランパ部45aを保
持部材42より離間させる。
さらに、第8図(d)に示すようにリールモータ兼給徘
糧モータ(図示せず)の起動により給紙ローラ28が時
計方向に回転駆動されるとともに降下してトレー26上
の印刷用紙25上に圧接され、印刷用紙25は給紙ロー
ラ28の摩擦力により第9図中、矢印B方向に移送され
る。尚、印刷用紙25の先端は押え爪27により押さえ
られているので、給紙ローラ28を圧接された印刷用紙
25は第9図中「イ」のように撓むことになる。
そのため、押え爪27は印刷用紙25を押えきれず、印
刷用紙25の先端は押え爪27より弾けてトレー26の
斜面26aに移送される。このようにして、1枚の印刷
用紙25が給紙通路32へ送られ、ガイドプレート29
.30にガイドされながらガイドアーム23の平板部2
3a上に至ると、発光素子58aと発光素子58bとよ
りなる第1の紙センサ58はその光路を印刷用紙25に
より遮断される。このとき、第1の紙ゼンサ58は第8
図(k)で示すよう紙検知信号「kl」を出力する。
第1の紙センサ58が印刷用紙25を検知すると、プラ
テンモータが再び起動し、印刷用紙25はプラテンロー
511とガイドローラ22とによって保持部材42とク
ランプレバ−45との間に挿入され、保持部材42に当
接して停止する。プラテンモータは連続パルスが50パ
ルス(第8図中「j2」、回転角12°に相当)カウン
トされると停止する。
尚、上記プラテンローラ11の回動時は、クラッチレバ
−44がクラッチリング41に係合しておらず、クラン
プ機構39は停止している。
この侵、第1図に示すようにレバー21を時計方向に回
動させ、ガイドアーム23を反時計方向に回動させてピ
ンチローラ20及びガイドローラ22をプラテンローラ
11から離間させる。これにより、クランプレバ−45
はトーションバネ47の弾溌力によって反時計方向に回
動し、クラ′ンブ部45aを保持部材42に揮圧し、保
持部材42のクランプ部42aに[置された印刷用紙2
5の先端両側をクランプする。尚、印刷用紙25はその
先端両側のみをクランプされるが、プラテンローラ11
の全長よりも長い保持部材42に当接載置されているの
で、クランプ後印刷用紙25が撓むようなことはない。
次いで、リールモータ兼給排紙モータの起動(第8図中
、rdz J )により、給紙ローラ28は上昇し印刷
用紙25より離間する。
その後、プラテンローラ11は時M1方向に回動され(
第8図中、rh3J)、クラッヂ線溝41′のクラッチ
レバ−44の突Z44aがクラッチリング41の凹部4
1aに係合する。
尚、クラッチレバ−44をクラッチリング41に係合さ
せる際は、!lパルス出力後連続パルスの375パルス
(回転角90″相当)がカウントされるまでプラテンロ
ーラ11を回動させる。これは、前述したようにプラテ
ンローラ11の回動により印刷用紙25を保持部材42
に移送することにより、クラッチリング41の凹部41
aがクランプレバ−45の突部45aの位置より先行し
ているからである。
次に、第10図に示す如く、連続パルスの50パルス(
回転角126相当)がカウントされるまでプラテンロー
5.11を回動させる。そして、再びピンチローラ20
及びガイドローラ22をプラテンローラ11に圧接する
。この状態では、上記のようにプラテンロー511が1
2″回動しているため、クランプレバ−45は印刷用紙
25をりランプした位置からずれており、ピン45bが
ガイドアーム23の延出部23dに当接ぜずクランプが
解除されるおそれはない。
さらに、プラテンローラ11はピンチ[+−ラ20、ガ
イドローラ22を圧接されたまま時計方向に回動すると
(第8図中、rFl<J)、クランプ機構39も一体的
に回動し印刷用[25をプラテン0−511の外周に巻
付けるが、第10図に示す如く、解除部材51のローラ
51aがリング40の凹部40cに嵌入し、クラッチレ
バ−44のピン44bを押圧する。これにより、クラッ
チレバ−44はバネ46の押圧力に抗して反時計方向に
回動し、クラッチリング41との係合を解除される。そ
の結果、リング40.クランプレバ−45、保持部材4
2は停止するが、プラテン0−511は、そのまま回動
じ続ける。
第11図に示す如く、印刷用紙25の先端は上記のよう
にクランプされて停止しているものの、印刷用紙25は
プラテンローラ11の回動によりプラテンロー511と
ガイドローラ22との間を通過して図中左方へ移送され
る。そのため!印刷用紙25は大きく膨らんだ状態とな
ってプラテンローラ11側へ給紙されつづける。
さらに、第12図に示すようにプラテンローラ11が回
転することにより、印刷用紙25の末端も給紙通路32
.第1の紙センサ58の発光素子58aと発光素子58
bとの間を通過する。第1の紙センサ58は印刷用紙2
5の通過によりその検知信号「k2」 (第8図(k)
に示す)を出力したのち、基準パルス(1o)出力後3
75カウントしてプラテンモータを停止させる。
■ 頭出しモード この後、リールモータ(図示せず)の回転駆動(第8図
中、rdzJ)によりインクフィルム15の巻取り−ル
18が時計方向に回転駆動される。インクフィルム15
にはイエロー、シアン。
マピンダ、ブラックの4色のカラーフレームが順次連続
的に形成されており、各カラーフレームの位置は前述し
た光センサ56によって検出される。
例えば、第8図(a>に示す如く、光センサ56によっ
て4個のパルスが得られるとその色は「イエロー」であ
ることが検出されるとともに、その検出信号によって巻
取リール18は停止し、カラーフレームの頭出しが行な
われる。尚、本実施例では光センサ56はカラーフレー
ムの色が「シアン」の場合には3個のパルスを出力し、
「マゼンダ」の場合2個のパルスを出力し、「ブラック
」の場合には1個のパルスを出力する。
又、カム板60の変位によりピンチローラ20及びガイ
ドローラ22はプラテンローラ11より離間する。
再びプラテンローラ11を時計方向に回動(第8図中、
rhsJ)するに際し、クランプ機構39は基準位M(
第13図に示す)より180’位置にあり、プラテンロ
ーラ11は基準位置より90° (FG375パルス)
の位置にある。そのため、プラテンローラ11を時計方
向に90″回動させると、クラッチレバ−46とクラッ
チリング41とが結合し、後は印刷用紙25をクランプ
したクランプtiffhlf39はプラテンローラ11
とともに回動する。
ここで、第13図に示す如く、基準パルス11が出力さ
れると、プラテンローラ11は停止する。
しかるに、プラテンローラ11は基準位置を行き過ぎて
しまうので、プラテンローラ11を反時計方向に逆回転
(第8図中、[hs J )させる。そして、逆方向の
基準パルス12の出力を得たのも5カウントしてプラテ
ンモータを停止させる。
■ 印刷モード 次に、第14図に示すように、サーマルヘッド12の保
持体13が時計方向に回動し、サーマルヘッド12の発
熱体12aはインクフィルム15を介してプラテンロー
ラ11に巻回された印刷用紙25を押圧する(第8図(
l参照)。尚、インクフィルム15はガイドボール17
aと17bとの間で発熱体12a及びローラ13aに押
圧され、弛むことなく印刷用[25に当接する。
又、レバー21が反時計方向に回動してピンチローラ2
0はプラテンローラ11上の印刷用紙25を押圧する。
これで、プリンタは印刷可能な状態となる。
ここで、プラテンローラ11を時計方向に回動させるこ
とにより、直ちに基準パルスiz  (第8図に示す)
が出力され、この基準パルスi3を印刷の起点として連
続パルスのカウント数に応じて所定の印刷が実行される
。プラテンローラ11の上記回動とともに巻取リール1
8は時轟1方向に回動しインクフィルム15を巻き取る
(第8図中(b))。又、サーマルヘッド12にはプラ
テンロー511の回転とともに印刷駆動信号が供給され
る。
尚、本実施例では連続パルス3800パルス分のライン
の印刷を行うようになっている。叩ら、プラテンローラ
11の1周当り1500パルスが得られるので、プラテ
ンローラ2周半程度の長さの印刷が行なえる。
印刷モードでは、ガイドローラ22はプラテンローラ1
1より離間しており、プラテンローラ11にはピンチロ
ーラ20が圧接している。これは、プラテンローラ11
の下方で膨らんだ印刷用紙25がガイド[1−ラ22に
当接して印刷時の紙送りが邪魔されないようにするとと
もに、プラテンローラ11の外周長さよりも長い印刷用
紙25への印刷を可能にするためである。
第15図に示す如く、プラテンローラ11・の回動によ
り印刷が開始されると、クランプ機構39は印刷用紙2
5をクランプしたまま解除部材51のO−ラ51aがク
ラッチレバ−44を解除方向に回動させるまでプラテン
ローラ11とともに回動する。そして、インクフィルム
15は印刷用紙25の移送とともに矢印へ方向に走行し
、インクフィルム15のインクはサーマルヘッド12の
発熱体12aを通過する際に、加熱されて溶けて印刷用
紙25に転写される。
第16図に示す如く、印刷開始よりプラテン〔l−51
1が約180’回仙すると、前述の如くクラッチレバ−
44によるクラッチ[841’の係合が解除され、クラ
ンプ機構39は停止する。その債、サーマルヘッド12
の発熱体12aを通過して印刷された印刷用紙25は、
プラテンローラ11とピンチローラ20とにより挟持駆
動されてプラテンローラ11の下方に移送される。
従って、印刷用紙25の先端が停止した後もプラテンロ
ーラ11の回動とともに印刷用紙25が移送されて印刷
が続行される。第17図に示ず如く、アラアンローラ1
10回動開始より連続パルスが3800パルスカウント
されると、サーマルヘッド12への印刷駆動信号の供給
を停止して印刷が完了するとともに、サーマルヘッド1
2の保持体13が反時計方向に回動し、サーマルヘッド
12はプラテンローラ11よりtII間づる。このとき
、印刷用紙25の末端部分はプラテン〔1−ラ11とピ
ンチローラ20とによって挟持されている。
上記の如く第1の印刷モードが終了し、次のjJシラー
レーム(シアン及びマゼンダ)の第2.第3の印刷モー
ドを実行する際は、第17図に示す状態でプラテンロー
ラ11をさらに時計方向に回転させる。これにより、印
刷用紙25はクランプされたまま、第12図に示す印刷
開始前の状態に復帰する。インクフィルム15はイエロ
ーのカラーフレームが上記印刷により使用済みとなるた
め、12の色(シアン)のカラーフレームが光センサ5
6に検出される位置まで巻き取られ、第2のカラーフレ
ームの頭出しが行なわれる。
その後、上記印刷モード(第12図乃至第17図に示す
)の動作が繰り返されることにより、第2、第3の印刷
モードが実行される。その間、印刷用紙25はその先端
をクランプレバ−45,保持部材42によりクランプさ
れたままであり、しかもエンコーダ38で得られた基準
パルスを起点として印刷開始されるので、イエローを印
刷した後、シアン、マゼンダの各色を印刷しても印刷用
紙25をプラテン0−511に固定したのと同様色ずれ
することがなく精細なカラー印刷が行なわれる。
又、印刷用ff125はピンチローラ20の圧接力とサ
ーマルヘッド12の圧接力とによるプラテン【コーラ1
1への摩擦ノjが保持されているので、印刷時にプラテ
ンローラ11上を滑ってしまうことはない。そのため、
印刷用紙25をクランプするクランプレバ−45のクラ
ンプ力は印刷用紙25をずらそうとする力に対応する必
要がなく、クランプ機構39のクランプ力は印刷用紙2
5を印刷開始位置まで運ぶだけの軽い力で良い。
■ 排紙モード 上記のようにして、4色のインクを印刷した後あるいは
ブラックのみのインクを印刷した後は、第17図に示す
状態において、第18図に示す如く、ガイドアーム23
を時計方向に回動し、ガイドローラ22をプラテンロー
ラ11に圧接する。
そのため、印刷用紙25はその先端をクランプ機構39
によりクランプされたまま、末端をピンチローラ20.
ガイドローラ22.とプラテンローラ11とによりて挾
持される。尚、ガイドa−ラ22をプラテンロー511
に圧接するためにガイドアーム23が時計方向に回動し
てもクランプ機構39は基準位置より180°回動した
上側の位置にあるので、クランプレバ−45はガイドア
ーム23の延出部23dに当接せずクランプ解除しない
第19図に示す如く、プラテンローラ11が時計方向に
回動(第8図中、rh7 J )すると、印刷用紙25
の末端部分25aはピンチローラ20を通過した後、弾
けて発光素子58aと受光素子58bとの間を遮、断す
る。これにより、第1の紙センサ58は印刷用紙25の
末端部分25aの検出信号を出力する(第8図中、rk
3J )。
この第1の紙センサ58の検出信号が出力されるととも
に、プラテンローラ11を反時計方向に逆回転さゼる(
第8図中、rhsJ)。このように、プラテン0−ラ1
1が逆回転すると、第20図に示す如く、印刷用紙25
の末端部分25aはガイドプレート30と31との間に
形成された排紙通路33に至る。さらに、印刷用壜25
の末端部分25aが図中、右方へ移送されると排紙ロー
ラ34.35の間に挿入される。
尚、排紙ローラ35は第1の紙センサ58より信号が出
力されるとともに時δ1方向に駆動されており(第8図
中、rds+ J ) 、第21図に示す如く、印刷用
紙25は回転する排紙ローラ34゜35に挾持されてト
レー26のF方へ引き出される。
排紙ロー534.35により印刷用紙25が引き出され
るのにつれて、プラテンローラ11における印刷用紙2
5の弛みが少なくなり、やがて印刷用)a25の先端を
クランプするクランプ橢構39が印刷用紙25に引張ら
れて反時計方向に回動する。そのため、クランプレバ−
45のビン45bがガイドアーム23の延出一部23d
に当接してクランプが解除される。
又、印刷用紙25の先端が第2の紙センサ59を構成す
る発光素子59a、受光素子59bとの間を通過すると
、第2の紙センサ59よりその検知信号(第8図中、r
f12J )が検出される。この第2の紙センサ59の
信号出力後、例えば2.5秒間徘紙ローラ35が回転し
続け、これにより排紙ローラ25は排紙される。
さらに、第21図の状態からピンチローラ20゜ガイド
ローラ22がプラテンローラ11から離間するとともに
、プラテンローラ11が時計方向に回動し、2個の基準
パルス検出後、連続パルスが375パルスカウントされ
ると第1図に示す持様状偶に復帰し、一連の動作が完了
する。
尚、第1.第2の紙センサ58,59は夫々ガイドアー
ム23上に設けられているため、ガイドローラ22をプ
ラテンローラ11に圧接しているときのみ、印刷用紙2
5の通過を検出するようになっている。しかるに、本実
施例では前述の如くガイドローラ22の押圧により印刷
用鞘25を移送するときに第1.第2の紙センサ58.
59が信号を出力するようになっているので何んら支障
はない。
又、上記実施例では、第1の紙センサと第2の紙センサ
を別個に設けて給紙とM紙とを検知しているが、どちら
か一方のセンサのみで兼用サセて給紙、排紙を検出する
ようにしても良い。
又、上記実施例では保持体13.ガイドアーム23、レ
バー50等を回動させる駆動源についての説明は省略し
であるが、夫々各部材ごとに個別のモータあるいはソレ
ノイド等のアクチュエータを設けて駆動するようにして
も良いし、あるいは1個カムをモータ等で駆動し、カム
を介して各部材を駆動するようにしても良い。
発明の効果 上述の如く、本発明になる熱転写型プリンタは、プラテ
ンローラに圧接、w間可能に設けられたガイドローラを
給紙モード及び排紙モード時、プラテンローラに圧接さ
せてなるため、プラテンローラの回動とともに印刷用紙
を挟持駆動することができ、しかも給紙モードにおいて
はクランプ機構の結合解除によりクランプB1構が停止
している間もガイドローラがプラテンローラに圧接され
ているので、クランプ機構を停止させたまま印刷用紙を
プラテンローラ側に移送できる。このため、プラテンロ
ーラの外周長さよりも長い印刷用紙をプラテンローラに
供給することが可能となり、これによりプラテンローラ
の外周長さに制限されることなく所望の長さの印刷を行
なうことができる。
さらに、印刷用紙の長さに拘りなくプラテンローラの小
径化を図ることができ、よってプラテンローラを軒樋化
して回転位相の制御を容易にすることができ、又サーマ
ルヘッドの押圧力を確保して高画質な印刷を行なえる等
の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
vR1図は本発明になる熱転写型プリンタの一実施例の
概略構成図、第2図はプラテンローラの一方の端部の横
断面図、第3図、第4図、第5図は夫々本発明の要部を
示す縦断面図、斜視図1分解斜視図、第6図はクランプ
される印刷用紙の先端部の位置を示す平面図、第7図は
クランプ解除を示す断面図、第8図はプリンタの動作を
示すタイムチャート、第9図乃至第12図は夫々給紙モ
ードの動作を説明するため正面図、第13図乃至第17
図は夫々印刷モードの動作を説明するための正面図、第
18図乃至第21図は排紙モードの動作を説明するため
の正面図、第22図は従来のプリンタを説明するための
概略構成図である。 11・・・プラテンローラ、12・・・サーマルヘッド
、15・・・インクフィルム、18・・・巻取リール、
20・・・ピンチローラ、22・・・ガイドローラ、2
3・・・ガイドアーム、25・・・印刷用紙、26・・
・トレー、28・・・給紙ローラ、29〜31・・・ガ
イドプレート、34.35・・・排紙ローラ、38・・
・エンコーダ、39・・・クランプ機構、40・・・リ
ング、41・・・クラッチリング、42・・・保持部材
、44・・・クラッチレバ−145・・・クランプレバ
−151・・・解除部材、56・・・光センサ、58・
・・第1の紙センサ、59・・・第2の紙センサ。 特許出願人 日本ビクター株式会社 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. インクフィルムと印刷用紙とを重畳してプラテンローラ
    の外周に巻き付け、該インクフィルムの裏面にサーマル
    ヘッドを当接し、該プラテンローラの回動とともに該イ
    ンクフィルム及び印刷用紙を移送して印刷する熱転写型
    プリンタにおいて、前記プラテンローラの外周に移送さ
    れた印刷用紙の一端をクランプするクランプ機構と、該
    クランプ機構と前記プラテンローラとを結合するクラッ
    チ機構と、該プラテンローラの外周に圧接、離間可能に
    設けられ、該クラッチ機構の結合解除により停止する該
    クランプ機構に前記印刷用紙を供給する給紙モード時、
    及び印刷後印刷用紙を排出する排紙モード時印刷用紙を
    前記プラテンローラに圧接するガイドローラとを具備し
    てなることを特徴とする熱転写型プリンタ。
JP32436887A 1987-12-22 1987-12-22 熱転写型プリンタ Expired - Lifetime JPH0684092B2 (ja)

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