JPH03169647A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH03169647A
JPH03169647A JP30938489A JP30938489A JPH03169647A JP H03169647 A JPH03169647 A JP H03169647A JP 30938489 A JP30938489 A JP 30938489A JP 30938489 A JP30938489 A JP 30938489A JP H03169647 A JPH03169647 A JP H03169647A
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roller
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JP30938489A
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Inventor
Noriyoshi Ishikawa
典良 石川
Hiroshi Goto
宏史 五藤
Toshiaki Harada
俊明 原田
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は被記録媒体に画像を記録するための記録装置に
関し、更に詳しくはプリンターや複写機、或いはファク
シミリ等に利用出来る記録装置に関する. 〈従来の技術〉 近年、情報産業の急速な発展に伴って種々の情報処理シ
ステムが開発され、またそれぞれの情報処理システムに
適した記録装置が開発されている.上記記録装置の一つ
として感熱転写記録装置がある.これは熱溶融性バイン
ダー中に着色剤を分散させてなる熱溶融性インクをリボ
ン状の支持体に塗布してなるインクリボンを用いて、記
録紙に記録を行うものである. 即ち、前記インクリボンをその熱溶融性インク層が記録
紙に接するように重ね合わすと共に、該インクリボン及
び記録紙を熱ヘッドとプラテンとの間へ搬送し、前記イ
ンクリボンの支持体側から熱ヘッドによって画信号に応
じたパルス状の熱を印加するとともに、両者を圧接して
溶融したインクを記録紙に転写することにより、記録紙
上に熱印加に応したインク像を記録してなるものである
.上記記録装置は使用する装置が小型軽量にして騒音が
なく、更に普通紙に記録を行うことが出来るので、近年
広く使用されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、従来の感熱転写記録装置にも課題がない
訳ではない. それは、従来の感熱転写記録装置は転写記録性能、即ち
画像品位が記録紙の表面平滑度により大きく影響され、
平滑性の高い記録紙には良好な画像記録が行われるもの
の、平滑性の低い記録紙の場合には画像記録品位が低下
する恐れがある.また、従来の感熱転写記録装置では多
色の画像を得ようとした場合、転写を繰り返して色を重
ね合わす必要がある.その為に複数の熱ヘッドを設けた
り、或いは記録紙に停止、逆送等複雑な動きをさせなけ
ればならず、色ずれが避けられないばかりでなく、装置
全体が大きく複雑になってしまう等の課題がある。
く諜題を解決するための手段〉 そこで本件出願人は光熱感応性の材料を用い、熱エネル
ギーと光エネルギーとを与えたとき、その材料の反応が
急激に進んで転写特性が不可逆的に変化して、画信号に
応した前記特性の違いによる像を形成し、それを被記録
媒体に転写する技術を提案した{特願昭60−1200
80号,同60−120081号,同60−13141
)号3同60−134831号,同60−150597
号,同60−199926号, 特開昭62−1741
95号(昭和62年7月30日公開)等}。
この技術によれば、表面平滑度の低い被記録媒体にも高
品位の画像を記録することが可能であり、また多色記録
に応用した場合には、被記録媒体に複雑な動きをさせる
ことなく多色の画像が得られるものである. 本発明の目的は前記技術を更に発展させたものであって
、被記録媒体に形成した像のカバーレッジを向上し、ま
た多色記録に於ける各色の混色を増進して高品位の画像
を得ることが可能な記録装置を提供せんとするものであ
る. そのための本発明に係る代表的な手段は、第1のエネル
ギーと、前記第lのエネルギーとは異なった第2のエネ
ルギーとが付与されることによって転写特性が変化する
転写記録層を有する転写記録媒体を搬送するための搬送
手段と、前記搬送手段によって搬送される前記転写記録
媒体の搬送経路に沿って設けられた、前記転写記録媒体
に前記第1のエネルギーを付与するための第1エネルギ
ー付与手段と、前記第2のエネルギーを付与するための
第2エネルギー付与手段とを有する記録部と、前記記録
部で形成された像を被記録媒体に転写するための転写部
と、前記転写部を通過した被記録媒体に接触して搬送さ
れる被記録媒体と同期して回転し、前記被記録媒体に対
して熱及び圧力を付与するための加圧手段と、前記加圧
手段を前記被記録媒体の搬送方向と交差する方向に振動
させるための振動手段とを有し、前記加圧手段と前記振
動手段とをバネ性を有する接合手段により結合させるこ
とを特徴としてなる. 〈作用〉 上記手段によれば、転写記録媒体と被記録媒体を装置に
セットして記録をすると、記録部に於いて、転写記録媒
体に複数種のエネルギーが付与されて像が形成され、該
像が転写部に於いて被記録媒体に転写される. また前記像が転写された被記録媒体が排出されるときに
、熱及び圧力が印加されて前記像が被記録媒体に定着す
る.このとき加圧手段が微小振動することにより多色記
録に於ける各色が混ざり合い、像の混色が促進された高
品位の画像が得られる。
更にハネ特性を有する接合手段によって前記加圧手段と
振動手段を結合させ、共振状態で加圧手段を信徒をさせ
ることにより、小型、省電力の振動手段によって充分な
振幅を加圧手段に付与することが可能となる。
〈実施例〉 次に上記手段を適用した本発明の一実施例を詳細に説明
する. 〔第一実施例〕 第1図(alは第一実施例に係る記録装置の断面概略説
明図であり、第l図(blは斜視説明図である。
(全体説明) 第1図に於いて、■は長尺シ一ト状の転写記録媒体であ
って、ロール状に巻き回して供給ロール2として装置本
体Mに着脱可能に組み込まれている.即ち、この供給ロ
ール2は、装置本体Mに設けられた回転自在の軸2aに
着脱可能に装填される. そこで先ずこの転写記録媒体lの先端を供給ロール2,
ガイドローラ12 a + 記録ヘッド3a及びガイド
ローラ12bを経由し、転写ローラ4aと加圧ローラ4
bの間から剥離ローラ5,ガイドローラ12cによって
変向して巻取ロール6へ至らせ、その先端を巻取ロール
6にグリッパー(図示せず)等の手段により係止する。
その後は公知の駆動手段によって巻取ロール6に矢印仁
方向のトルクを与えながら、転写ローラ4aを回転させ
ることによって、転写記録媒体1を矢印a方向に繰り出
す.この繰り出しと同期して記録部3で前記転写記録媒
体1に熱工不ルギー及び所定波長の光エネルギーを選択
的に付与して画像を形成し、転写部4で被記録媒体たる
記録祇8と重ね合わすと共に、熱及び圧力を印加して前
記画像を記録紙8に転写し、像転写後の転写記録媒体l
を巻取ロール6に巻き取る如く構成している. 一方、前記画像が転写された記録祇8を前ローラ13と
後ローラ14とによって搬送すると共に両ローラ13,
 14間に設けられた、振動千段15によって振動する
加圧手段16によって熱、圧力及び剪断力を印加し、前
記記録紙8に転写された像の混色を促進すると共に定着
して排出トレー1)に排出する如く構戒している。
尚、前記転写記録媒体1の巻き取りに際し、供給ロール
2には例えばヒステリシスブレーキ(図示せず)等の公
知の手段によって一定のバックテンションを与え、この
テンション及び前記ガイドローラ12a,12bによっ
て、転写記録媒体1を記録ヘッド3aに対して一定の圧
力で、且つ一定の角度で圧接しつつ搬送するように構成
している。
次に前記各部の構成について順次詳細に説明する。
(転写記録媒体) 先ず転写記録媒体1は、第2図に示す如くシート状の支
持体la上に熱エネルギーと光エネルギーとが共に付与
された場合に像を形成し得る性質を有する転写記録層1
bを付着してなる.その一例を説明すると、本実施例で
は前記転写記録層tbのコア1b+として下記第1表に
示す威分、またコアlb.として第2表に示す威分、コ
アIbiとして第3表に示す威分を用い、次に示す方法
によりマイクロカプセル状の画像形戒素体を形成してな
る。
第3表 先ず100gの水及びイソブイチレン−fi水マレイン
酸共重合体(イソバン−10, クレハ化学社製)26
gを混合し、水酸化ナトリウム10gを添加して80゜
Cにて6時間撹拌する。更に室温まで冷却した後、ここ
にペクチン3.1水溶液700gを混合して20分間撹
拌する。前記イソバンーベクチン混合液200gを20
%硫酸溶液でpHを4.0に調整して0.2gのクオド
ロール(BASF社製)を添加し、これをホモミキサー
で300Orpmで撹拌しながら、前記第1表乃至第3
表に示す或分20gを、30gのクロロホルムで溶解し
た溶液を10〜15秒かけて投入し、そのまま10分間
乳化を行う。
更に前記乳化液を500−のビーカーに移し、そのまま
撹拌羽根で1〜2時間撹拌を続けて溶媒を留去する。
次に8.3gの尿素溶液(50重景%)、5gの水に?
容解したレソ゛ノレシン0.4g,10.7gのホノレ
マリン(37%)及び】0−の水に溶かした0.6gの
硫酸アンモニウムを2分間隔で加える. このまま60゜Cに昇温しで3時間撹拌を続けた後、温
度を下げ、20%の苛性ソーダ溶液でpHを12.0と
し、このカプセル液を濾過した後2回1000IR1の
水で洗浄して乾燥を行い、マイクロカプセル状の画像形
戊素体を得る。
前記画像形或素体は、第1表乃至第3表のコアI b1
+  1 bz.  1 bxがシェルIb,で被覆さ
れたマイクロカプセルで、粒径7〜l5tI@、平均粒
径約1o一に形戒される。
このようにして形成した画像形戒素体を、支持体la上
に付着剤!.bsにて付着させて転写記録媒体lを得る
前記付着方法を更に詳しく説明すると、例えば日本合或
化学工業■製のポリエステル系接着剤ポリエスターLP
=022 (固形分50%)Iceにトルエン3 cc
の割合で溶解してなる付着剤1bsを、厚さ6μsのポ
リエチレンテレフタレートフィルムよりなる支持体la
上に塗布する。その後、溶剤を乾燥除去して厚みを約1
4にする。この付着剤1bsはガラス転移点が−15’
Cであるため、室温でも微妙なタンクが残っており、前
記の如く形成した画像形成素体を容易に支持体1aに付
着さセることが可能である。
次に上記の如く得られた第1表乃至第3表に示すものを
コア材としたマイクロカプセル状の画像形戒素体を1:
1:1の割合で混合し、これを振り掛けて接着させる.
その後、余分な画像形戒素体を払い落とすと、画像形或
素体は略1層且つ90%の割合で付着層上に配置される
その後、約1kgf/一の圧力と、約80゜Cの熱エネ
ルギーを与えて画像形或素体を支持体la上に強固に固
定させて転写記録媒体lを横威する.前記第1表で示す
画像形戒素体中の光開始剤は、第3図の吸光特性に於い
て、グラフAの帯域(ピーク波長298nm )の光を
吸収して反応を開始し、画像形或時にはマゼンタ色とな
り、第2表で示す画像形或素体中の光開始剤は、第3図
のグラフBに示した帯域(ピーク波長389nm )の
光を吸収して反応を開始し、画像形或時にはシアン色と
なり、また第3表で示す画像形或素体中の光開始剤は、
第3図のグラフCに示した帯域(ピーク波長458nm
)の光を吸収して反応を開始し、画像形戒時にはイエロ
ー色となる。
(記録部) 次に記録部3について説明する。記録部3は本実施例で
は第1のエネルギーとなる熱エネルギーを、前記転写記
録媒体1に付与するための加熱手段と、第2のエネルギ
ーとなる光工不ルギーを、同しく前記転写記録媒体Iに
付与するための光照射手段とから構成されている. 加熱手段は、記録ヘッド3aの表面に画信号に応じて発
熱する幅0.2fiであって8ドット/nのA−4サイ
ズ用、ラインタイプの発熱素子3bが1728個一列に
配列されてなり、前述した通り転写記録媒体1の支持体
la側が搬送の際のバックテンションによって前記発熱
素子3bに所定圧力をもって圧接するように構成されて
いる.尚、前記画信号は用途に応して、例えばファクシ
ミリ、イメージスキャナ、或いは電子黒板等の制御部か
ら発せられる。
一力、前記記録ヘソド3aと対向した転写記録層lb側
には、光照射手段が配設されている。この光照射手段は
分光透過率として第4図に示す特性を有する、厚さ21
m−ご内径40關のガラス(西ドイツのSCHOTT社
製、品名DURAN 50)製の円筒よりなる回転体3
cが3&lのローラ対3d,3e,3rによって回転可
能に支持され、モーターにより前記ローラ3dを駆動回
転することによって一定速度で回転するように構成され
ている。
また前記回転体3cの内面には3種類の蛍光体A,B,
Cが円周方向120度(3等分)づつのストライプに塗
布されている。本実施例では前記蛍光体Aの主成分とし
てCa(PO4)x:Tl  (タリウム付活カルシウ
ムリン酸塩)を用い、蛍光体Bの主戒分として(Sr,
Mg)tPzOt:Eu  (ユーロピウム付活ストロ
ンチウムマグネシウムピロリン酸塩)を用い、蛍光体C
の主威分としてBa,MgAl+aOxt:Eu  (
ユーロビウム付活バリウムマグネシウムアルミン酸塩)
を用いている。
前記回転体3cの内部には光ifGt3gが配設され、
該光63gの点灯により前記蛍光体A,B,Cが発光す
る如く構或されている。尚、本実施例では前記光fl3
gとして低圧水銀灯を用いており、この光源3gが点灯
すると蛍光体Aは第5図のグラフA(ピーク波長335
nm) 、蛍光体Bは第5図のグラフB(ピーク波長3
90nm) 、蛍光体Cは第5図のグラフC(ピーク波
長450n+m )の分光分布を有する光を発する.そ
して前記蛍光体A,B.Cで発した光は、遮光Fi3h
に形成された幅1 , 2mmのスリット3iを通って
転写記録1ii1bに照射する。
従って前記回転体3cを回転させると共に、光源3gか
ら光を照射すると、蛍光体A,B,Cが順に励起発光し
、夫々分光分布の異なる光がスリント31を通って転写
記録層1bに順に照射される。
ここで前記回転体3cの回転速度及び位相を制御するた
めの制御構成について説明する。
前記回転体3cは第1図(blに示すように、端部付近
の円周上に多数の遮光部3jが一定間隔のストライプ状
に形成され、その中の■つの遮光部3j′が他の遮光部
3jよりも幅広に形成されている。また前記遮光部3j
,3j’を挟むようにして回転体3cの内側にLED等
の発光部材3kが配設され、外側にはホトダイオード等
の受光部材3lが配設されている。
前記構或から、回転体3cが一定速度で回転している状
態で、受光部材31から得られる信月は第6図(alに
示すものとなる。尚、第6図(alに示すレヘルrロウ
』は発光部材3kの光が回転体3cを透過して受光部材
31に受光された状態であり、レヘル『ハイ』は遮光部
材3j,3j’によって遮光され、受光部材3lに受光
されない状態である。従って、前記信号の立ち上がりエ
ッジの周波数が回転体3cの回転速度として表れるので
、これを検出制御することによって回転体3cの回転速
度を制御することが可能となる。
また位相制御に当たっては、第6図(alの積分波形を
求めると第6図(blの如くなり、遮光部3jの1つ(
3j’)が幅広のために、その部分の積分波高値が高く
なる。従って、波高値が高くなったタイミングを基準に
して後述するマゼンタライン同期信号、シアンライン同
期信号、イエローライン同期信号、ビデオクロック、ス
トローブ信号、イネーブル信号等を作威し、イネーブル
信号の最初のrハイjの期間に回転体3cの蛍光体Aが
スリット31を介して転写記録層1bと対向し、イネー
ブル信号の2番目のrハイ』の期間は蛍光体Bが対向し
、イ不一プル信号の3番目のrハイjの期間は蛍光体C
が対向するように制御し、これを順次イネープル信号の
『ハイJに対して繰り返すようにすれば良い。
そこで本実施例では前記回転体3cを一定速度及び位相
で回転させるためのP L L (Phase  Lo
cked  Loop)モータードライバー17を用い
ている.このPLL制御方式をブロック図を用いて説明
すると、第7図に示すようにVCO (νoltage
  Control  Oscillator) 18
と位相比較器17aとローパスフィルター17bからな
り、第7図中、光源モーター18a及びF G (Fr
equence  Generetor) 18bが前
記VC018に相当する.尚、前記光源モーター18a
は回転体3cを支持するローラ3dを駆動するモーター
であり、FGl8bは前記受光部材3lの出力である. 本実施例では前記FGl8bの出力とモータークロック
の位相比較出力を位相比較器17aから得、更に系の安
定を図るために前記FG18bの出力を単安定マルチバ
イブレーク17cで積分し、その出力と位相比較器の出
力の差をローバスフィルター17b及び電力増幅器17
dを通してVC018に加えている. また第7図中、ロック検出器17eは位相比較器17a
からの信号から系が同期状態にあるか否かを検出するた
めのものである.またFG18bの出力は積分器17f
で積分し、その波形(第6図〜)に相当)を波形整形器
17gで整形して回転位相基準信号を得るものである. (転写部) 次に転写部4について説明する.この転写部4は前記記
録部3よりも転写記録媒体lの搬送方向下流側に配設さ
れ、第1図に示す如く矢印b方向に駆動回転する転写ロ
ーラ4aと、この転写ローラ4aに圧接して従動回転す
る加圧ローラ4bとによって構成されている. 前記転写ローラ4aは、第8図に示すように軸方向中央
部外径が両端外径よりも若干大きい太鼓状に形成された
アルミローラ表面に、0.5鶴厚で硬度60度のシリコ
ンゴムを被服した構成になっている。前記太鼓形状を具
体的に説明すると、本実施例にあっては第8図に示すx
−y座標に於いて、以下の関係を有するように設定され
ている.(x −1)8)” + (y−b) t= 
(16.4−b)”−.゜b = −6949.1 D!−D,=2fi また加圧ローラ4bはストレート状のアルミローラ表面
に、テフロン(登録商標)樹脂を厚さ約25nコーティ
ングしたもので、バネ等の加圧手段(図示せず)によっ
て転写ローラ4aとの押圧力が6〜7kg/(自)にな
るように設定されている.尚、この加圧ローラ4bには
800Wのハロゲンヒータ4cによってローラ表面が1
20〜130’Cに保持されるように構成している. また第1図(alに示すようにカセット7内には被記録
媒体たる記録祇8が積載されており、この記録祇8が給
送ローラ9,レジストローラ対tOa,10bによって
一枚づつ給送され、LED19aとフォトトランジスタ
19bからなるレジストセンサーl9によって前記給送
される記録紙8の先端を検出し、給送タイミングを制御
することによって、前記転写記録媒体lの像領域と記録
紙8とが重なるように同期して転写部4へ給送する如く
構成している。
従って、前記転写部4に於いては転写記録媒体lの画像
形戒部分が記録祇8と重なり合い、この状態で両ローラ
4a,4b間を通るときに圧力及び熱が印加されて転写
記録媒体1の像が記録祇8に転写されるものである。
(加圧手段) 前記転写部4で像が転写された記録紙8は加圧手段16
を経て排出されるが、このとき記録祇8に熱及び圧力が
印加される. 加圧手段16は、前記転写部4よりも記録紙8の搬送方
向下流側に配設され、混色ローラ16a及び該ローラ1
6aに圧接するニップローラ16b,更にほこのニップ
ローラ16bを押圧する加圧ローラ16Cとで構戒して
いる。
前記混色ローラ16aは厚さlmのアルミ製の口−ラ表
面に硬度60度、厚さ0.5uのシリコンゴム上にフッ
素ゴムラテックスを厚さ約2Onコーティングしたロー
ラであり、内部には500Wのハロゲンヒータ16dを
設け、該ヒータ16dにより混色ローラ16aの表面を
約190〜200”Cに保持する如く構成している. また加圧ローラ16cは厚さ約3fiのシリコンゴムの
ローラよりなり、前記ニップローラ16bに図示しない
バネ等によって押圧力を付与し、混色ローラ16aとニ
ップローラ16bとが約0.1〜0.3kg/cmの押
圧力で圧接するように構或している。
更に前記混色ローラ16aは後述する混色モーターによ
り第1図の矢印d方向に回転する如く構成されている.
この混色モーターは図示しない駆動伝達手段を介して混
色ローラ16aの回転周速度を、転写ローラ4aによる
記録紙8の搬送速度と同一になるように回転制御される
. (振動手段) 前記混色ローラ16aには振動手段となる振動ユニット
l5が取り付けられている。その構成を具体的に説明す
ると、第9図に示すように混色ローラ16aは軸受ユニ
ット20を介して回転可能に取り付けられており、この
軸受ユニット20には接合手段となる振動拡大機構21
が取り付けられ、更にこの振動拡大機+421にはボイ
スコイル15aと磁気回路15bとからなる振動ユニッ
ト15が取り付けられている.従って、前記振動ユニッ
H5が駆動すると、混色ローラ16aは記録紙8の搬送
方向と直交する軸方向(第9図の矢印e方向)に振動数
約100Hz、振幅約0.3−  の微小振動をする如
く構成されている. 前記振動拡大機構21は第9図に示すようにバネ構造に
なっており、この振動拡大機構21のバネ特性により、
混色ローラ16aからボイスコイル15aまでの振動系
の固有振動数が100Hz付近になるように設定されて
いる.これにより振動パワーの小さい振動ユニット15
でも共振現象が生して振動数100Hzで0.3ms+
の振幅を確保することが出来る。
尚、第9図中22は混色ローラ16aの駆動伝達手段と
連結する混色ローラギャである. (記録動作) 次に上記の如く構成された記録装置を使用して記録を行
う場合の記録動作について説明する.尚、この実施例で
は、熱を画像信号に応じて付与し、光は一様に付与する
例を示す. モーターを駆動させて転写記録媒体1を供袷ロール2か
ら順次繰り出し、記録部3に於いて転写記録媒体lの転
写記録層1bに光と熱とを画信号に応して付与すると像
が形成される.前記転写記録層1bは、所定波長の光と
熱とが付与されると軟化点温度が上昇し、即ち転写特性
が不可逆的に変化して、記録祇8に転写されなくなる性
質を有している. 従って、第10図のタイミングチャートに示すように、
マゼンタ色記録に際しては発熱素子列のうち画信号のマ
ゼンタの補色、即ち緑色の画信号に相当する発熱素子3
bに10msの通電を行い、これと同時に光源3gを1
0ms点灯する。このときスリット31に位置する転写
記録層1bには回転体3Cの蛍光体八が対向しており、
第5図のグラフAに示す分光分布の光エネルギーが転写
記録層1bに一様に照射される. 次にシアン色記録に際しては、前記マゼンタ色記録に於
ける発熱素子3bへの通電開始から50ms後に、今度
は発熱素子列のうちシアンの補色、即ち赤色の画信号に
相当する部分に20msの通電を行い、これと同時に光
源3gを20■S点灯する.このときスリット31に位
置する転写記録層1bには回転体3Cの蛍光体Bが対向
しており、第5図のグラフBに示す分光分布の光エネル
ギーが転写記録層1bに一様に付与される. 次にイエロー色記録に際しては、前記シアン色記録に於
ける発熱素子3bへの通電開始から50ms後に、今度
は発熱素子列のうちイエローの補色、即ち青色の画信号
に相当する部分に35IISの通電を行い、これと同時
に光源3gを35ms点灯する.このときスリット31
に位置する転写記録層1bには回転体3Cの蛍光体Cが
対向しており、第5図のグラフCに示す分光分布の光エ
ネルギーが転写記録Jilbに一様に付与される. 以上のような要領でマゼンタ、シアン、イエローの補色
の画信号に応じて発熱素子3bの発熱、回転体3cの回
転及び光iji3gの点灯を制御して転写記録層1bに
転写像を形成し、この像形或に対して150ms/Li
nsの繰り返し周期で同期して転写記録媒体を搬送する
(制御系) ここで上記記録動作をさせるための本実施例に係る制御
系について第1)図乃至第17図を参照して具体的に説
明する.尚、第l1図は制御系のブロック図、第12図
及び第13図は記録動作のタイミングチャート、第14
図は各部材間の関係を示す図、第l5図は各信号の送出
を行うシーケンステーブル、第16図は記録動作のフロ
ーチャート、第17図は転写ローラ4aの温度制御系の
回路図である.この制御系は第1)図に示すように、例
えばマイクロプロセッサ等のC P U23a , 該
c P U23aの制御プログラムや各種データを格納
しているROM23b,及びCPU23aのワークエリ
アとして使用されると共に、各種データの一時保存等を
行うRAM23C等を備えた制御部23、インターフェ
ース24、操作バネル25、像形或タイミング発生器2
6、給送モーター27を駆動するためのドライバー27
a1搬送モーター28を駆動するためのドライバー28
a、混色モーター29を駆動するためのドライバー29
a、振動ユニットI5を駆動するためのドライバー30
、レジストセンサー19、PLLモータードライバー1
7、光源点灯装置3lからなる。
前記制御部23はインターフェース24を介して操作パ
ネル25からの各種情報(例えば記録濃度、記録枚数、
記録サイズ等)、レジストセンサー19からの信号及び
像形成タイミング発生器26で作られたマゼンタライン
同期信号及びPLLモータードライバーl7からのロッ
ク検出信号を入力する.また前記制御部23はインター
フェース24を介して給送モーター27のモーターON
信号、搬送モーター28のモーターON信号、混色モー
ター29のON信号(振動ユニットON信号にもなる)
及びページ信号及び光源モーター18aのON信号を出
力する。
像形成タイミング発生器26は内部の水晶発信器のクロ
ックを分周して各種信号(マゼンタライン同期信号、シ
アンライン同期信号、イエローライン同期信号、ページ
同期信号、ビデオクロック、イネーブル信号、ストロー
ブ信号、光′aON信号、モーター基準クロック等)を
発生する。
マゼンタライン同期信号、シアンライン同期信号、イエ
ローライン同期信号は第12図に示すように、周朋15
0+aaでデューティー比1/3であり、位相が120
゜ずれた信号である。またマゼンタライン同期信号はP
 L +−モータードライバー17からの回転位相基準
信号を基準に作威される.そして制御部23からインタ
ーフェース24を介して送出されるページ信号を、マゼ
ンタライン同期信号の立ち上がりエノジでラッチしてペ
ージ同期信号を作る。
ビデオクロックはマゼンタ、シアン及びイエローのライ
ン同期信号の立ち上がりから36k}Izのクロソクを
発生し、l728個(約48ms)のクロックを発生し
た後休止する信号である。
また外部画信号発生器(例えば、ファクシミリやイメー
ジスキャナー、電子黒板等〉32は、像形成タイミング
発生器26からのページ同期信号、マゼンタ、シアン、
イエローのライン同期信号、ビデオクロンクを受け、ペ
ージ同期信号が『ハイ』になった時点からマゼンタライ
ン同期信号が『ハイ』の時にはマゼンタの画信号を、ま
たシアンライン同期信号がjハイ1の時にはシアンの画
信号を、同様にイエローライン同期信号がjハイ1の時
にはイエローの再信号をビデオクロックに同期させて夫
々1728個づつ送出する。
更に、上記マゼンタ、シアン又はイエローのライン同期
信号のrハイ』の期間であって、ビデオクロソクが休止
している期間が『ハイ』になるストロープ信号を発生す
る. イネーブル信号はページ同期信号がrハイ』になった最
初のシアンライン同期信号から始まり、シアン、イエロ
ー及びマゼンタのライン同期信号の立ち上がりエッジか
ら順に10−s、20ms, 35msのrハイ1を繰
り返し、ページ同期信号がrロウ1になった最初のマゼ
ンタライン同期信号のrハイjの期間内の351)5 
rハイ』の発生で終了する。このイネーブル信号は第1
0図の画信号に対応した発熱素子3bへの通電信号に対
応する。
更に像形成タイ藁ング発生器26は光源ON信号を発生
する.光源ON信号はシアンライン同期信号の立ち上が
りから始まり、各イネープル信号の立ち上がり毎に、1
0+s, 20ms, 35msの順でrハイ1を繰り
返す. 更に像形成タイミング発生器26はPLLモータードラ
イバー17に与えるモータークロック作或のためのモー
ター基準クロソクを発生する。このクロックは6kll
zの連続したクロックであり、制御部23からインター
フェース24を介して送出される光源モーターON信号
によって制御されるスイッチを介して前記モータークロ
ックがPLLモータードライバーl7に与えられる。
記録ヘノド3aは外部画信号発生器32からの画信号を
、像形成タイミング発生器26からのビデオクロックで
ヘッド内部のシフトレジスト内に取り込む。この取り込
まれた画信号は、像形戊タイミング発生器26からのス
トローブ信号によってヘッド内のランチレジスタにラッ
チされ、その後、像形戒タイミング発生器26からのイ
ネーブル信号によってラッチレジスタ内の画信号に応し
て発熱素子3bへの通電がなされ、該通電と同時にシフ
トレジスタにビデオクロックによって次の画信号が取り
込まれる。
また光源3gの点灯装置31は、像形戒タイミング発生
器26からの光源3gのON信号と、インターフェース
24からの光源モーターON信号のアンド信号を受け、
その信号がrハイ1の時点で光源3gを点灯させる。
PLLモータードライバー17は第7図に示したように
、入力したモータークロックと前記受光部材31からの
出力(第6図(a))との位相同期がかかるように光源
モーター18aを駆動する。更にこのPLLモータード
ライバー17はインターフェース24を介して制御部2
3に位相同期がかかっていることを知らせるロック検出
信号を送出し、且つ像形成タイミング発生器26には回
転体3Cとライン同期信号と同期を合わせるための回転
位相基準信号を送出する。
尚、本実施例では回転体3c上の遮光部3j,3j′の
数は900個であり、PLLモータードライバーi7に
よって光源モーター18aが位相同期状態にあれば、モ
ータークロンクが前記したように6 kHzであるので
回転体3cは1回転150msの速度で回転する。
前記制御によって転写記録媒体1に像が形成されるもの
である. (記録紙搬送制御) 次に上記転写記録媒体lに形成された像を記録紙8に転
写するための、転写記録媒体l及び記録紙8の搬送制御
について説明する。
給送モータードライバー27aは、インターフェース2
4を介して制御部23からの給送モーターON信号が『
ハイ』の時、給送モーター27を駆動し、給送ローラ9
及びレジストローラ対10a,10bを回転して記録祇
8を一定速度で搬送する.また搬送モータードライバー
28aは、同しくインターフェース24を介した制御部
23からの搬送モーターON信号が『ハイ』の時、搬送
モーター28を駆動して転写ローラ4aを回転し、これ
に従動回転する加圧ローラ4bとの協働作用によって転
写記録媒体1及び記録紙8を一定速度で搬送する.ここ
で制御部23がインターフェース24を介して人出する
各信号のタイミングは第l3図に示す如くである.尚、
第13図の時間T,〜T,は第14図に示すように各部
材間の距離をL,〜L4とした場合、以下の如く転写記
録媒体1若しくは記録紙8が搬送されるのに要する時間
である。
Ll :記録へ7ド3aから転写ローラ4aと加圧ロー
ラ4bとの圧接部までの転写記録媒体1の搬送距離. L,:前記圧接部から剥離ローラ5までの転写記録媒体
1の搬送距離. L,:レジストセンサーl9から前記圧接部までの記録
祇8の搬送距離。
L4 :剥離ローラ5から前ローラ13までの記録祇8
の搬送距離. T1 :転写記録媒体lをL,−L.の距離搬送するの
に要する時間. Tエ :記録紙8をL,の距離搬送するのに要する時間
. T,:記録紙8の長さ(例えばA4サイズであれば29
70)分だけ転写記録媒体lを搬送するのに要する時間
. T.:転写記a媒体1をLl +Li (7)距MWa
送するのに要する時間. T,:記録紙8を距離L4搬送するのに要する時間。
即ち、操作者が操作バネル25のスタートボタンを押す
と給送モーター27が駆動し、記録祇8を給送してその
先端がレジストセンサーl9にかかった時点で駆動を休
止する.この時点で光源モーター18aで回転する回転
体3cは前記制御により位相同期している.次に搬送モ
ーター28が駆動して転写記録媒体1を第1図の矢印a
方向に搬送すると共に、時間T,の間ページ信号がrハ
イ1となって記録部3で転写像形或工程が行われる.搬
送モーター28は前記像形成時間T,経過後、更に時間
T,経過した後に停止する. 尚、給送モーター27は前記転写記録媒体1が搬送開始
から時間T1経過後、時間T2だけ駆動して記録祇8を
前記転写記録媒体1と同速度で搬送して停止する。これ
によって記録祇8の先端は、前記転写記録媒体lに形成
された転写像先端と転写部4に於いて合致し、転写記録
媒体lと密着しながら搬送モーター28の駆動によって
搬送される.ここで前記第13図に示す如き各信号を送
出する制御部23の動作について説明すると、制御部2
3はインターフェース24を介してマゼンタライン同期
信号を人力し、それをソフトウエアカウンタによって個
数をカウントする.即ち、マゼンタライン同期信号は前
述したように150酩周期であるから、制御部23が前
記信号をカウントすることによって時間を管理すること
が出来る. 制御部23の内部には第15図に示す如きシーケンステ
ーブルをもっており、レジストセンサー信号がrハイ1
になってから、マゼンタライン同期信号をカウントしな
がら順次シーケンステーブルを参照し、給送モーターO
N信号、搬送モーターON信号、ページ信号、混色モー
ターON信号を送出し、夫々の信号によって各部材の駆
動を制御する. 尚、本実施例に於いて、シーケンステーブルは第15図
に示す如く4ビット構戒で、第0番目から第3496番
目までの計3497ワードからなり、ビットOは給送モ
ーターON信号、ビッl−1は搬送モーターON信号、
ビント2はページ信号、ビット3は混色モーターON信
号(振動ユニットON信号を含む)に夫々対応する。
また第13図に於ける上部のカツコ内の数字はレジスト
センサー信号がrハイ』になった時点のマゼンタライン
同期信号を第0番目とし、各々の時点でのマゼンタライ
ン同期信号の番号(信号の個数)を示したものである。
(フローチャートの説明) 次に前述した機能を有する制御部23の一連の動作を第
16図のフローチャートを用いて説明すると、先ずステ
ノプSlに於いて操作パネルのスタートボタンが押され
たか否かを検出し、押された場合にはステップS2へ移
行して給送モーターON信号を送出し、更にステップS
3で光源モーターON信号を送出する.次にステップS
4に移行してレジストセンサー信号がrハイjになるの
を待ち、前記信号がjハイ1になるとステップS5へ移
行してPLLモータードライバーl7からのロック検出
信号が『ハイ1になるのを待つ.即ち回転体3Cの位相
同期を待つ.そして前記ロック検出信号がrハイ1にな
ると、ステップS6へ移行してシーケンステーブルのラ
スク番号を示すRにOを代入する. 次にステップS7でマゼンタライン同期信号がrロウ』
であるのを待ち、しかる後にステップS8で前記マゼン
タ同期信号がrハイ1になるのを待つ.これによってマ
ゼンタライン同期信号の立ち上がりエッジを検出する。
そして前記エッジを検出すると、ステップS9へ移行し
てシーケンステーブルの第R番目を参照し、ビット0、
ビットl、ビット2、ビット3を夫々給送モーターON
信号、搬送モーターON信号、ページ信号、混色モータ
ーON信号として送出する. 次にステップSIOに移行して前記Rの値にlを加算し
、ステップSllで前記Rの値が3496よりも大きい
か否かを検出する.モしてRの値が3496よりも小さ
いか等しい場合にはステップS7へ戻って記録を続行し
、大きい場合にはステップSL2へ移行して光源モータ
ー18aを休止して記録を終了する. 前記の如くして形成された像は転写部4で熱及び圧力が
印加されて記録祇8に転写される.(転写部の温度制御
構成) ここで前記転写部4での温度制御構或は第l7図に示す
ように構戒されている。
第17図のサーミスタTNは転写ローラ4aの表面に接
するように配置されており、該転写ローラ4aの表面温
度に応して抵抗値が変化し、この抵抗値は電源E,及び
抵抗器rによって電圧E8に変換され、コンバレータC
0によって基準電圧E0と比較される.比較出力はリレ
ードライバーR.を介し、リレーRLによってii a
 E sからのハロゲンヒータ4cの通電を制御する. ここで前記温度制御構成の駆動原理について述べる.サ
ーミスタT.は温度が上がれば抵抗値が小さくなる性質
があり、よって転写ローラ4aの表面温度が上がればサ
ーミスタT.の抵抗値が下がり、電圧E8が下がる.逆
に転写ローラ4aの表面温度が下がればサーミスタT.
の抵抗値が上がって電圧E.も上がる.従って基準電圧
E.の値を転写ローラ4aが120℃に対応した電圧E
xの値に設定することにより、転写ローラ4aの表面温
度が120゜Cより低い場合は比較出力がrハイ』にな
り、ハロゲンヒータ4cに通電され、転写ローラ4aの
表面温度が上昇する.逆に120℃より高い場合はハロ
ゲンヒータ4Cには通電されず、表面温度が下降する.
前記制御により転写ローラ4aの表面温度は120 −
 130℃に保持される.尚、この制御系は装置の電源
スイッチがONの時は絶えず動作しており、操作パネル
のスタートボタンが押される以前に転写ローラ4aの表
面温度が120〜130’Cになるように制御される.
尚、混色ローラ16aの表面を190〜200゜Cに保
持するための構戒も前記と同様である.前記の如くして
転写記録媒体1に像が形成され、その像が転写部4に於
いて記録紙8にマゼンタ、シアン、イエローによるカラ
ー画像として転写される. 前記の如くして慣を記録紙8に転写した後は、剥離ロー
ラ5によって転写記録媒体lと記録紙8とが剥離され、
転写記録媒体1は巻取ロール6へ巻き取られる. 一方、記録紙8は加圧千段l6によって圧力及び熱が印
加され、且つ振動手段15によって記録紙8の搬送方向
と直交する方向に微小振動する混色ロール16aによっ
て剪断力が付与される.従って、前記剪断力により画像
形戒素体のカプセルが確実に破壊され、隣接するカプセ
ル間の色が混ざり合い、且つ圧力及び熱印加によって記
録紙8に定着する. ここで前記混色状態を図面を参照して具体的に説明する
と、転写部4で記録祇8に転写された例えば青紫色の像
は第18図[al, (blに示すように、シアン色画
像形戒素体1Cとマゼンタ色画像形成素体1dとが転写
されることにより形成される.この像が混色ローラ16
aを通過すると、第19図(a),山》に示すように、
前記圧力、熱及び剪断力の付与により夫々の画像形成素
体1c,ldの破壊が進んでカバーレ・7ジが向上し、
各画像形或素体1c,1dの境界での混色が進んで青紫
色の像がより鮮明になり、画像品位が向上するものであ
る.また前記混色ローラ16aの振動は振動拡大mus
21によって共振振動させることで小型省電力の振動ユ
ニットl5でも充分な混色を行なえるだけの振幅を確保
することが出来る. 尚、前記振動する混色ローラ16aによって剪断力が付
与される際に、記録祇8は前ローラ対l3及び後ローラ
対14によって押さえられるために、前記混色ローラ1
6aの振動方向につられることがなく、安定した剪断力
が画像形成素体のカプセルに与えられるものである. 前記の如くしてワンシッットで混色が促進された高品位
の画像が記録された記録祇8が排出トレ−1)に排出さ
れる. 〔他の実施例〕 次に前述した転写記録媒体1や記録部3等、各部の他の
実施例について説明する。
+1)転写記録媒体 前述の各実施例に於いては、光エネルギーと熱エネルギ
ーによって着色剤を含んだ高分子材料の転写記録層1b
の軟化点温度の変化によって、記録紙8へ像を転写記録
する例を示したが、記録紙8への接着特性、或いは昇華
特性の違いによって像を転写記録するようにしても良い
.或いは記録紙8に発色性をもたせて、その記録祇8の
発色特性を変化させるような層を転写記録媒体1に設け
、該転写記録媒体1に形成した像を記録紙8へ転写する
ことによって画像を得るように構成しても良い. また転写記録層1bに付与する第1のエネルギー及び第
2のエネルギーは、前述の熱及び光エネルギーに限定さ
れるものではなく、例えば圧力エネルギー等他のエネル
ギーにより像を形成するようにしても良い. また支持体1aの材料としては、前述のポリエチレンテ
レフタレートの他に、例えばボリアミド、或いはポリイ
ミド.コンデンサー紙.セロハン紙等も使用出来る. 本発明に用いる転写記録媒体に於いて、光エネルギーと
熱エネルギーとが付与されることにより転写特性が変化
する画像形戒素体には、少なくとも光重合開始剤及び不
飽和二重結合を有するモノマー、オリゴマー又はブレポ
リマー(以上、感応戒分)と着色剤とを含有し、必要に
応じて結合剤(バインダー)、熱重合防止剤、可塑剤、
表面平滑剤等の添加剤を含有する. 光重合開始剤としては、カルボニル化合物、ノ\ロゲン
化合物、アゾ化合物、有機イオウ化合物等で、例えばア
セトフエノン、ペンゾフエノン、クマリン、キサントン
、チオキサントン、カルコン、スチリルスチリルケトン
等の芳香族ケトン類及びその誘導体/、ベンジル、アセ
ナフテンキノン、カンファーキノン等のジケトン類及び
その誘導体、アントラキノンスルホニル、クロライド、
キノリンスルホニルクロライド、2,4.6−トリス(
トリクロロメチル)−S−トリアジン等のハロゲン化合
物等が挙げられるが、本発明はこれに限定されるもので
ない. 不飽和結合を有するモノマー、オリゴマー或いはプレボ
リマーとしては、ポリイソシアネートと(必要に応じて
ボリオール類と反応させておいても良い)不飽和二重結
合を含むアルコール、アミン類との重付加反応により合
威されるウレタンアクリレート或いはウレタンメタクリ
レート類、エポキシ樹脂とアクリル酸又はメタクリル酸
との付加反応により合威されるエポキシアクリレート類
、又はポリエステルアクリレート類、スビナクリラート
類、ポリエーテルアクリレート類等が挙げられるが、本
発明はこれに限定されるものでない。
またプレポリマーとしては、主鎖にポリアルキレン、ポ
リエーテル、ポリエステル、ポリウレタン等の骨格を有
し、側鎖にアクリル基、メタクリル基、シンナモイル基
、シンナミリデンアセチル基、フリルアクリロイル基、
ケイ酸皮エステル等に代表される重合性、架橋性の反応
基を導入したものが挙げられるが、本発明はこれに限定
されるものでない. また以上に挙げたモノマー、オリゴマー、プレポリマー
は常温で半固体状若しくは固体状であることが望ましい
が、液状のものでも後述のバインダーと混合することで
半固体若しくは固体状を維持するものであればかまわな
い。
前述の不飽和二重結合を有するモノマー、オリゴマー又
はブレボリマーと光重合開始剤とをバインダーと併用す
る場合、バインダーとしては不飽和二重結合を有するモ
ノマー、オリゴマー、又はプレポリマーと相溶性のある
有機高分子重合体であればどのようなものを使用しても
かまわない。
このような有機高分子重合体として、ポリメチルアクリ
ルレート、ポリエチルアクリレート等のポリアクリル酸
アルキルエステル類、ポリメチルメタクリレート、ポリ
エチルメタクリレート等のポリメタクリル酸アルキルエ
ステル類、又はメタクリル酸共重合体、アクリル酸共重
合体、マレイン酸共重合体/又は塩素化ポリエチレン、
塩素化ボリプロピレン等の塩素化ポリオレフイン、ポリ
塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアクリロニトリ
ル又はこれらの共重合体、更にポリビニルアルキルエー
テル、ポリエチレン、ボリブロビレン、ボリスチレン、
ポリアξド、ポリウレタン、塩素化ゴム、セルロース誘
導体、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等
が挙げられるが、本発明はこれらに限定されるものでな
い。これらのバインダーは単一で用いても良いし、適当
な比で2種以上混合して用いても良い.またバインダー
として相溶、非相溶に限らずワックス類を用いても構わ
ない. 着色剤は、光学的に認識出来る画像を形或するために含
有させる戒分であり、各種顔料、染料が適宜用いられる
。このような顔料、染料の例としては、カーボンブラッ
クや黄鉛、モリブデン赤、ベンガラ等無419NILハ
ンザイエロー、ベンジンイエロー、ブリリアントカーミ
ン6B, レークレッドC1パーマネントレッドF5R
,フタロシアニンプルー、ビクトリアブルーレーク、フ
ァストスカイブルー等の有Il顔料、ロイコ染料、フタ
口シアニン染料等の着色剤等が挙げられる.1つの画像
形成素体中に含有される不飽和二重結合を有する七ノマ
ー、オリゴマー又はブレボリマーは、画像形成素体の重
量に対して10〜99重量%、更には50〜90重量%
が好ましい.光重合開始剤は、画像形成素体の重量に対
して0.1〜20重置%、更には0.1〜15重置%、
着色剤は0.1〜30重量%、更には1〜25重量%、
結合剤は0〜90重量%、更には0〜40重量%が好ま
しい.更に画像形成素体に熱重合防止剤、可塑剤等の添
加剤を必要に応して加えても良い. 本発明に用いる転写記録媒体は、画像形成素体を構戒す
る戒分を混合溶融し、これら混合溶融したものを噴霧乾
燥法や乳化造粒法等によって微小な画像形成素体として
基村上に塗布することにより得ることが出来る.また感
度低下の防止、更には画像の解像性を向上させるために
、画像形成素体をマイクロカプセル化しても良い. 画像形成素体にマイクロカプセルを使用する場合には、
コア部に前記説明した材料を含有させる.マイクロカプ
セルの壁材に用いられる材料としては、ゼラチンとアラ
ビアゴム、エチルセルロース、ニトロセルロース等のセ
ルロース系、尿素ホルマリン、ナイロン、テトロン(登
録商標)、ポリウレタン、ポリカーポネイト、無水マレ
イン酸系共重合体、塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル、
ポリエチレン、ボリスチレン、ポリエチレンテレフタレ
ート等のボリマー系等が挙げられる.転写記録媒体を横
威する画像形或素体の数平均粒径は1〜20nが好まし
く、特に3〜Lonが好ましい。またマイクロカプセル
の画像形成素体で構成されている場合も、マイクロカプ
セルの数平均粒径は1〜20nが好ましく、特に3〜t
onが好ましい.またマイクロカプセルの粒径分布は、
数平均径に対して±50%以下が好ましく、特に±20
%以下が好ましい.マイクロカプセルの壁材の厚さは、
0.1〜2.0−が好ましく、特に0.1〜0.5一が
好ましい. マイクロカプセル化の方法としては従来公知の方法が何
れも通用出来、例えば単純コアセルベーシaン法、コン
プレックスコアセルベーシッン法、界面重合法、in−
situ重合法、界面沈殿法、相分離法、スプレードラ
イング法、気中懸濁被覆法、メカノケミカル法等が用い
られる. (2+記録部 前述した第一実施例では記録部3に於いて、転写記録媒
体1の転写記録層1b側から所望の色に応じた所定波長
の光を一様に照射すると共に、支持体1a側から画信号
に応じた熱を印加するI威であったが、他の実施例とし
て熱を一様に印加すると共に、所定の光を画信号に応じ
て照射する構戒にしても良い. また支持体1aを透光性の材質で構戒すれば、支持体L
a側から光を照射すると共に、転写記録層1b側から熱
を印加する構戒にしても良い.更に前述の第一実施例で
は支持体1aを挟んで光照射と熱印加を行ったが、これ
とは別に支持体laの片側から光照射と熱印加の双方を
行うようにしても像形成は可能である. また加熱手段は前述した記録ヘッド3aを用いる方法の
他に、YAGレーザーとポリゴンミラーを用いて選択的
に加熱する方法等を使用しても良い. また光照射手段は前述した回転体3cを用いる方法に限
定する必要はない.例えば、各波長に対応した光を照射
し得る個別の蛍光灯を複数本設け、各蛍光灯を画信号に
対応して個別に点灯させるようにしても良い.更に前記
蛍光灯の他に、例えばLEDアレイを用いる方法、或い
はキセノンランプと材料の吸光特性に合ったフィルター
を用いる方法等を使用しても良い. 尚、前述の実施例では転写記録層tbに光エネルギーと
熱エネルギーとを同時に付与するようにしたが、光エネ
ルギーと熱エネルギーとは別々に付与する構成であって
も、結果的に両エネルギーが付与される構戒であれば良
い. 前述した第一実施例ではマゼンタ、シアン、イエローで
のカラー記録の例を示したが、転写記録媒体lの特性、
記録部3での熱及び光エネルギーの付与特性を選択する
ことによって、1色記録若しくは2色記録をすることも
当然可能である.《3)転写部 前述した実施例では転写部4に於いて、熱及び圧力を印
加するようにしたが、この転写部4では圧力のみを印加
するようにしても良い.転写部4は転写ローラ4a及び
加圧ローラ4bのようにローラ状のものに限定されるも
のでなく、例えば回転ベルトの如きもの等所望の圧が得
られる構戒であれば良い. また必要に応して転写部4で画像転写された被記録媒体
の像を定着させる為の定着手段を被記録媒体の搬送方向
であって、剥離ローラ5の下流側に設けるようにしても
良い. (4)加圧手段 混色ローラ16aは記録紙8の画像表面と圧接するため
に、転写記録像のオフセットを防止するために、第20
図Tal, (blに示すように、クリーニング機構を
設けても良い. 第20図Ta)の構成は芳香族ボリアミド樹脂繊維をフ
エルト状にしたフェルトパー33に5000〜io,o
oocsのシリコンオイルを含浸させたものを混色ロー
ラ16aに圧接している. 前記の如く構成すると、記録祇8の像と接触した混色ロ
ーラ16aの表面が前記フェルトパー33でクリーニン
グされると共に、画像形成素体のオフセットを防止する
ことが出来る. また第20図(b)の構成は、芳香族ポリアミド樹脂を
抄造してウエブ状にし、前記と同様にシリコンオイルを
含浸させてなるクリーニングベルト34aを圧接ローラ
34bによって混色ローラ16aに圧接したものであり
、前記第20図(alの場合と同様の効果を得ることが
出来る. (5》振動拡大機構 振動拡大機構としては前述した実施例ではコイルバネ状
のものを使用した例を示したが、混色ローラ16a等の
振動系の固有振動数に合致したバネ特性を示すものであ
れば第21図に示す如く皿バネ35を使用するようにし
ても良い. また前述した実施例では振動周波数をloOHz、振幅
を0.3Mに設定した例を示したが、混色ローラ16a
の振動数や振幅は前記値に限定されるものでないことは
当然である. (6)被記録媒体 被記録媒体としては、前述の記録紙に限定されるもので
なく、例えばオーバーヘッドプロジェクター(○HP)
用のプラスチックシ一ト等も当然に使用することが出来
る. く発明の効果〉 本発明は上述の如く、転写記録媒体への像の形成と、こ
の像の被記録媒体への転写を順次行うので、表面平滑度
の比較的低い被記録媒体にも画像の記録を良好に行うこ
とが出来る.また本発明を多色記録に応用した場合には
、被記録媒体に複雑な動きをさせることなく多色の画像
を得ることが出来る. また像形成された被記録媒体の像形戒面に剪断力を付与
することにより前記像のカバーレッジを向上させ、多色
記録に応用した場合には各色の混色を増進させることが
出来る. 更に前記振動に際してバネ特性によって、加圧手段の固
有振動数と振動手段の振動数とを合致させるようにすれ
ば、小型の振動手段でも充分な剪断力を確保することが
出来、装置を小型化することが出来ると共に、省電力化
を図ることが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(al, (blは第一実施例に係る記録装置の
全体模式説明図、第2図は転写記録媒体の構戒説明図、
第3図は転写記録媒体中の光開始剤の吸光特性を示すグ
ラフ、第4図は回転体の光透過特性を示すグラフ、第5
図は光照射手段の分光特性を示すグラフ、第6図(al
, (blは回転体の回転を検出する受光部材の信号及
びその積分波形、第7図はPLLモータードライバーの
横或説明図、第8図は転写ローラの形状説明図、第9図
は混色ローラを振動させる構戒説明図、第10図は熱及
び光を付与するタイミングチャート、第1)図は制御系
のブロック図、第l2図及び第13図は記録動作のタイ
ξングチャート、第14図は各部材間の関係を示す説明
図、第15図は各信号の送出を行うシーケンステーブル
の説明図、第16図は記録動作のフローチャート、第1
7図は転写ローラ4aの温度制御系の説明図、第l8図
tag, fb)は記録紙が混色ローラを通遇する前の
像状態を示す説明図、第19図fat. (blは記録
紙が混色ローラを通過した後の像状態を示す説明図、第
20図fan, (b)は混色ローラのクリーニング手
段を設けた実施例の説明図、第21図は振動拡大機構の
他の実施例の説明図である. lは転写記録媒体、1aは支持体、1bは転写記録層、
IbI.  lbi,  lbsはコア、lbnはシェ
ル、lb,は付着剤、lc,ldは画像形成素体、2は
供給ロール、2aは供給ロール軸、3は記録部、3aは
記録ヘッド、3bは発熱素子列、3cは回転体、3d,
3e,3rは支持ローラ、3gは光源、3hは遮光仮、
31はスリット、33.33′は遮光部、3kは発光部
材、3lは受光部材、4は転写部、4aは転写ローラ、
4bは加圧ローラ、4cはヒータ、5は剥離ローラ、6
は巻取ロール、7はカセット、8は記録紙、9は給送ロ
ーラ、10a.10bはレジストローラ、1lは排出ト
レ、12a,12b+ 12cはガイドローラ、13は
前ローラ、l4は後ローラ、l5は振動手段、15aボ
イスコイル、15bは磁気回路、16は加圧手段、16
aは混色ローラ、16bはニップローラ、16cは加圧
ローラ、16dはヒータ、17はPLLモータードライ
バー、17aは位相比較器、17bはローバスフィルタ
ー、17cは単安定マルチバイブレーク、17dは電力
増幅器、17eはロック検出器、17fは積分器、17
gは波形整形器、 18はVC0,18aは光源モータ
ー、18bはFG,19はレジストセンサー、l9aは
LED、19bはフォトトランジスタ、20は軸受ユニ
ソト、21は振動拡大機構、22は混色ローラギャ、2
3は制御部、23aはCPU、23bはROM、23c
はRAM,24はインターフェース、25は操作パネル
、26は像形或タイミング発生器、27は給送モーター
、27aは給送モータードライバー、28は搬送モータ
ー、28aは搬送モータードライバー29は混色モータ
ー、29aは混色モータードライバ、30は振動ユニソ
トドライバー、31は光源点灯装置、32は外部画信号
発生器、33はフエルトパー34aはクリーニングベル
ト、34bは圧接ローラ、35は皿バネ、T8はサーミ
スタ、rは抵抗、coはコンバレータ、R.はリレード
ライバー、RLはリレーである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1のエネルギーと、前記第1のエネルギーとは
    異なった第2のエネルギーとが付与されることによって
    転写特性が変化する転写記録層を有する転写記録媒体を
    搬送するための搬送手段と、前記搬送手段によって搬送
    される前記転写記録媒体の搬送経路に沿って設けられた
    、前記転写記録媒体に前記第1のエネルギーを付与する
    ための第1エネルギー付与手段と、前記第2のエネルギ
    ーを付与するための第2エネルギー付与手段とを有する
    記録部と、 前記記録部で形成された像を被記録媒体に転写するため
    の転写部と、 前記転写部を通過した被記録媒体に接触して搬送される
    被記録媒体と同期して回転し、前記被記録媒体に対して
    熱及び圧力を付与するための加圧手段と、 前記加圧手段を前記被記録媒体の搬送方向と交差する方
    向に振動させるための振動手段とを有し、前記加圧手段
    と前記振動手段とをバネ性を有する接合手段により結合
    させることを特徴とした記録装置。
  2. (2)前記第1のエネルギーが熱であり、前記第2のエ
    ネルギーが光である請求項(1)記載の記録装置。
  3. (3)前記接合手段のバネ特性によって、加圧手段の固
    有振動数と振動手段の振動数とを合致させるよう構成し
    た請求項(1)記載の記録装置。
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