JP2676615B2 - 光照射装置及び画像形成装置 - Google Patents

光照射装置及び画像形成装置

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JP2676615B2 JP63010851A JP1085188A JP2676615B2 JP 2676615 B2 JP2676615 B2 JP 2676615B2 JP 63010851 A JP63010851 A JP 63010851A JP 1085188 A JP1085188 A JP 1085188A JP 2676615 B2 JP2676615 B2 JP 2676615B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はプリンターや複写機、或いはファクシミリ等
に利用出来る光照射装置及び画像形成装置に関する。
<従来の技術及び発明が解決しようとする課題> 近年、情報産業の急速な発展に伴って種々の情報処理
システムが開発され、またそれぞれの情報処理システム
に適した画素形成装置が開発されている。
しかしながら、従来の光学系を用いて多色画像を読み
取る場合、或いは所定記録を行う場合に、異なる分光特
性を有する光を交互に高速で切り換えて微小領域に照射
することが困難であり、読み取り或いは記録スピードや
記録画像品位の点で問題があった。
本発明の目的は上記問題を解決し、複数の分光特性を
有する光を高速で切り換えて、微小幅に照射することが
可能な光照射装置及び画像形成装置を提供することにあ
る。
<課題を解決するための手段> 上記従来の問題点を解決する本発明の手段は、複数種
の画像読み取り用蛍光体と複数種の画像記録用蛍光体と
を有する回転体と、該回転体を回転させるための駆動手
段と、前記夫々の蛍光体を発光させるための発光手段と
で光照射手段を構成し、また前記光照射手段の画像読み
取り用蛍光体で発光した光を原稿に照射して画像を読み
取るための画像読み取り部と、少なくとも前記光照射手
段の画像記録用蛍光体で発光した光を照射して被画像形
成部材に画像を形成するための記録部と、前記画像を被
記録体に転写するための転写部とを有する画像記録部と
を構成してなることを特徴としてなる。
<作用> 上記手段によれば、回転体を一定速度で回転させなが
ら蛍光体を発光させると、各蛍光体から発光した夫々波
長の異なる光が高速で切り換えられながら画像読み取り
部と画像記録部に同時に照射され、画像読み取りと画像
記録とが同時に行われるものである。
<実施例> 次に上記手段を適用した本発明の一実施例を具体的に
説明する。
第1図(A)は5種の分光特性を有する光照射装置L
の斜視説明図であり、第1図(B)はその断面説明図で
ある。
図に於いて、1は分光透過率として第2図に示す特性
を有する。厚さ2mmで西ドイツSCHOTT社製、品名DURAN50
よりなる円筒状の回転体であって、その内面には5種類
の蛍光体A,B,C,D,Eが円周方向に順に60゜,60゜,60゜,60
゜,120゜の帯状に塗布されている。尚、前記5種類の蛍
光体のうち、蛍光体A,Cは記録用の光を発光するもので
あり、蛍光体B,Dは読み取り用の光を発光するものであ
り、蛍光体Eは記録用と読み取り用を兼用する光を発光
するものである。
上記蛍光体の構成としては、例えば蛍光体Aの主成分
はCa(PO4):Tl(タリウム付活カルシウムリン酸塩)を
用い、蛍光体Cの主成分としては(Sr,Mg)2P2O7:Eu
(ユーロピウム付活ストロンチウムマグネシウムピロリ
ン酸塩)を用い、蛍光体Bの主成分はLaPo4:Ce,Tb(セ
レン,テルビウム付活ランタンリン酸塩)を用い、蛍光
体Dの主成分はY2O3:Eu(ユーロピウム付活酸化イット
リウム)を用い、また蛍光体Eの主成分はBa,MgAl
16O27:Eu(ユーロピウム付活バリウムマグネシウムアル
ミン酸塩)を用いている。
これらの蛍光体A,B,C,D,Eは、回転体1の内部に設け
られた光源2によって発光し、例えば光源2として殺菌
ランプGL−10を使用した場合、夫々の蛍光体A,B,C,D,E
で発光する光の分光分布は夫々第3図のグラフA(ピー
ク波長約335nm)、B(ピーク波長約543nm)、C(ピー
ク波長約390nm)、D(ピーク波長約611nm)、E(ピー
ク波長約451nm)に示すようになる。
また前記光源2からの光は2箇所のライン状の照射部
2a,2bからのみ照射するように、光源2の表面に前記照
射部2a,2bを除いてアルミ膜3が蒸着されている。更に
前記回転体1は遮光性のハウジング4内に収納され、該
ハウジング4にも前記光源2の照射部2a,2bと対応する
位置にスリット4a,4bが形成されている。従って、前記
光源2からの光は照射部2aからスリット4aを通って被照
射体に照射する光路と、照射部2bからスリット4bを通っ
て被照射体に照射する光路の2光路に分かれて照射す
る。
更に上記回転体1は外周両端部付近を1対の駆動ロー
ラ5と2対の従動ローラ6とによって片側3点支持さ
れ、且つ前記駆動ローラ5にプーリ7,8及びタイミング
ベルト9を介して連結された光源モーター10によって駆
動ローラ5が回転すると回転体1が回転するように構成
されている。
前記構成により、光源2を点灯すると共に、モーター
10を駆動して回転体1を回転させると、照射部2a,2bか
ら照射する光によって蛍光体A,B,C,D,Eが交互に励起発
光し、第3図に示す如き夫々分光特性の異なる光がスリ
ット4a,4bを通って夫々の被照射体に照射するものであ
る。
波長の異なる光を照射する場合、一般的には異なる波
長光を有する蛍光灯を複数本設け、夫々の蛍光灯で光照
射するために、発光位置が異なることからスリットを通
過して被照射体に照射する領域が幅広になる傾向がある
が、本実施例にあっては波長の異なる光が同一位置から
照射するので、スリット4a,4bを通った光は微小幅をも
って被照射体に照射する。また回転体1の回転速度を高
速にすれば、分光特性の異なる光を高速で切り換え照射
することが可能となるものである。
尚、前記回転体1の端部付近円周上には、後述するよ
うに、回転速度及び位相を制御するために、多数の遮光
部1aが一定間隔のストライプ状に形成され、その中の1
つの遮光部1a′が他の遮光部1aよりも幅広く形成されて
いる。更に前記遮光部1aを挟むようにして回転体1の内
側にはLED等の発光部材1bが配設され、外側にはホトダ
イオード等の受光部材1cが配設されている。
次に前記光照射装置Lを用いた画像形成装置の一実施
例を説明する。
第1図(C)は画像読み取り部Rと画像記録部Wとを
具備する画像形成装置の断面概略説明図である。その構
成を説明すると、先ず読み取り部Rの構成は、装置本体
Mの上面に透光性の原稿載置台11が設けられ、該載置台
11は原稿押さえ12との間に読み取り原稿13を挟んで、読
み取りモーターが正転することによって第1図(C)の
矢印c方向にスライドし、前記モーターが逆転すること
によって矢印cの逆方向にスライドする如く構成されて
いる。また該載置台11が原稿読み取り開始位置にあるこ
とを検出する読み取りレジストセンサー40が所定位置に
設けられている。
前記原稿載置台11の下方には前述した光照射装置Lが
配設されており、原稿13が前記の如く矢印c方向にスラ
イドする際に、スリット14を介して光照射装置Lからの
光照射を受け、その反射光がミラー15及びレンズ16を介
してCCD等よりなるモノクロタイプのライン型読み取り
ラインセンサー17に至り、その画信号が光電変換されて
後述する記録部に送信されるようになっている。
ここで前記光照射装置Lに於ける光源2の照射部2a、
ハウジング4のスリット4a及び装置本体Mのスリット14
とは同一直線上に位置するように配置され、光源2の照
射光が原稿13に微小幅をもって照射されるように構成さ
れている。
次に画像記録部Wの構成について説明する。第1図
(C)に於いて、18は長尺シート状の転写記録媒体であ
って、ロール状に巻き回して供給ロール19として装置本
体Mに着脱可能に組み込まれている。即ち、この供給ロ
ール19は装置本体Mに設けた回転自在の軸19aに着脱可
能に装填される。
従って、前記転写記録媒体18の先端を供給ロール19,
ガイドロール29a,記録ヘッド20a及びガイドローラ29bを
経由し、転写ローラ21aと加圧ローラ21bの間から剥離ロ
ーラ22、ガイドローラ29cによって変向して巻き取りロ
ール23へ至らせ、その先端を巻き取りロール23にグリッ
パー(図示せず)等の手段により係止する。そして転写
ローラ21aを搬送モーターによって駆動回転させると共
に、巻き取りロール23を公知の駆動手段によって駆動回
転させることによって、転写記録媒体18が矢印a方向に
繰り出され、巻き取りロール23の周面に順次巻き取られ
ていくように構成している。
尚、前記巻き取りの際に供給ロール19には例えばヒス
テリシスブレーキ(図示せず)によって一定のバックテ
ンションが与えられ、このテンション及び前記ガイドロ
ーラ29a,29bによって、転写記録媒体18が記録ヘッド20a
に対して一定の圧力で、且つ一定の角度で圧接しつつ搬
送されるように構成している。
次に前記各部の構成について個々説明する。
先ず転写記録媒体18は第4図に示す如くシート状の支
持体18a上に熱エネルギーと光エネルギーとが共に付与
された場合に像を形成し得る性質を有する転写記録層18
bを付着してなる。
その一例を説明すると、第4図に示す如く前記転写記
録層18bはコア18c,18d,18eとして下記第1表、第2表、
第3表に示す成分を用い、以下に示す方法によりマイク
ロカプセル状の画像形成素体を形成してなる。
即ち、前記第1表,第2表,第3表に示す成分10gを
先ず塩化メチレン20重量部に混合したものをカチオン又
はノニオン等HLB値の少なくとも10以上の界面活性剤と
ゼラチン1gを溶解した水200mlに混合し、60℃加温下ホ
モミキサーによって8,000〜10,000rpmで撹拌して乳化
し、平均粒径26μmの油滴を得る。
更にこれを60℃下で撹拌を30分間続け、塩化メチレン
を留去することにより平均粒径を約10μmにする。これ
にアラビアゴム1gを溶かした水20mlを加え、ゆっくり冷
却しながらNH4OH(アンモニア)水を添加し、pH11以上
にすることによってマイクロカプセルスラリーを得、グ
ルタルアルデヒド20%水溶液1.0mlをゆっくり加えてカ
プセル壁を硬化する。
その後、ヌッチエ濾過器で固液分離し、真空乾燥器で
35℃、10時間乾燥してマイクロカプセル状の画像形成素
体を得る。
この画像形成素体は、第1表乃至第3表のコア18c,18
d,18eがシェル18fで被覆されたマイクロカプセルで、粒
径7〜15μm、平均粒径約10μmに形成される。
このようにして形成した画像形成素体を、支持体18a
上に付着剤18gにて付着させて転写記録媒体1を得る。
これを更に詳しく説明すれば、例えば日本合成化学工業
(株)製のポリエステル系接着剤ポリエスターLP−022
(固形分50%)1ccにトルエン3ccの割合で溶解してなる
付着剤18gを、厚さ6μmのポリエチレンテレフタレー
トフィルムよりなる支持体18a上に塗布する。その後、
溶剤を乾燥除去して厚みを約1μmにする。この付着剤
18gはガラス転移点が−15℃であるため、室温でも微妙
なタックが残っており、前記の如く形成した画像形成素
体を容易に支持体18aに付着させることが可能となる。
次に前記の如く得られた第1表乃至第3表に示すもの
をコア材としたマイクロカプセル状の画像形成素体を1:
1:1の割合で混合し、これを振り掛けて接着させる。そ
の後、余分な画像形成素体を払い落とすと、画像形成素
体は略1層且つ90%の割合で付着剤18a上に配置され
る。
その後、約1kgf/cm2の圧力と、約80℃の熱エネルギー
を与えて画像形成素体を支持体18a上に強固に固定させ
て転写記録媒体18を構成する。
尚、前記第1表で示す画像形成素体中の光重合開始剤
は、第5図の吸光特性に於いて、グラフAの帯域(ピー
ク波長約298nm)の光を吸収して反応を開始し、画像形
成時にはマゼンタ色となり、また第2表で示す画像形成
素体中の光重合開始剤は、第5図のグラフBに示した帯
域(ピーク波長約389nm)の光を吸収して反応を開始
し、画像形成時にはシアン色となり、第3表で示す画像
形成素体中の光重合開始剤は、第5図のグラフCに示し
た帯域の(ピーク波長約458nm)の光を吸収して反応を
開始し、画像形成時にはイエロー色となる。
次に記録部20について説明する。記録部20は熱エネル
ギーを前記転写記録媒体18に付与するための加熱手段
と、光エネルギーを同じく転写記録媒体18に付与するた
めの光照射手段とから構成されている。
加熱手段は、記録ヘッド20aの表面に画信号に応じて
発熱する幅0.2mmであって8dot/mmのA−4サイズ用、ラ
インタイプの発熱素子20bが一列に配列されてなり、前
述した如く転写記録媒体18の支持体18a側が搬送の際の
バックテンションによって前記発熱素子20bに所定圧力
をもって圧接するように構成されている。尚、前記画信
号はラインセンサー17の信号を増幅した後に2値化した
信号として伝達される。
一方、記録ヘッド20aと対向した転写記録層18b側には
光照射手段として前述した光照射装置Lが配設されてい
る。この場合、光照射装置Lに於ける光源2の照射部2
b、ハウジング4のスリット4b及び記録ヘッド20aの発熱
素子20bとは同一直線上に位置するように配置され、こ
れによって記録ヘッド20aに圧接している転写記録媒体1
8の発熱素子列直上の領域にのみに微小幅をもって光照
射がなされるように構成されている。
次に転写部21について説明する。この転写部21は前記
記録部20よりも転写記録媒体18の搬送方向下流側に配設
され、搬送モーターによって第1図(C)に示す矢印b
方向に駆動回転する転写ローラ21aと、該転写ローラ21a
に圧接して従動回転する加圧ローラ21bとによって構成
されている。前記転写ローラ21aは、表面が1mm厚で硬度
70度のシリコンゴムによって被覆されたアルミローラで
構成され、且つ内蔵された800Wのハロゲンヒータ21cに
よって表面が90〜100℃に保持されるように構成されて
いる。
また加圧ローラ21bは、硬度70度のシリコンゴムが1mm
厚被覆されたアルミローラからなり、バネ等の加圧手段
(図示せず)によって転写ローラ21aとの押圧力が6〜7
kgf/cmに設定されている。
更にカセット24内に積層された被記録体たる記録紙25
は、給送ローラ26,レジストローラ対27a,27bによって前
記記録部20で転写記録媒体18に形成された像領域と重な
るように同期して転写部21へ給送される如く構成されて
いる。尚、前記レジストローラ対のうち駆動回転するレ
ジストローラ27aの軸には該ローラ27aが転写部21方向に
回転自由となるようにワンウェイクラッチ(図示せず)
が設けられている。また第1図(C)中、28は記録紙25
の先端位置を検出するための、発光素子28a及び受光素
子28bよりなるレジストセンサーである。
次に前記の如く構成された読み取り系R及び記録系W
の動作について説明する。
尚、次に述べる例では、記録に際して熱を画信号に応
じて付与し、光は一様に付与する例を示す。
先ず原稿13をセットして原稿載置台11を第1図(C)
の矢印c方向にスライドさせると共に、光照射装置Lの
回転体1を250rpmで回転させ、光源2を第6図に示すタ
イミングで点滅する。このとき蛍光体A,C,Eで発光した
光がスリット4bを通って転写記録層18bに照射し、蛍光
体E,B,Dで発光した光がスリット4aを通って原稿13に照
射するように前記回転体1の回転と、光源2の点滅を同
期させる。
前記同期させるための回転体1の速度制御及び位相制
御は次のようにして行う。回転体1には前述した如く、
遮光部1aが設けられているために、回転体1が一定速度
で回転している状態で、受光部材1cから得られる信号は
第7図(A)に示すものとなる。尚、第7図(A)に示
すレベルの『ロウ』は発光部材1bの光が回転体1を透過
して受光部材1cに受光された状態であり、レベル『ハ
イ』は遮光部1aによって遮光され、受光部材1cに受光さ
れない状態である。従って、この信号の立ち上がりエッ
ジの周波数が回転体1の回転速度として表れるので、こ
れを検出することによって回転体1の回転速度を制御す
る。
更に前記第7図(A)の積分波形を求めると第7図
(B)の如くなり、遮光部1aの1つ(1a′)が幅広のた
めに、その部分の積分波高値が高くなる。従って、波高
値が高くなったタイミングを基準にして位相制御し、前
記回転速度との関係で蛍光体A,C,Eが照射部2bと対向
し、蛍光体E,B,Dが照射部2aと対向するときに光源2を
点灯するように、光源2の点滅を制御する。
本実施例では前記回転体1を一定速度及び位相で回転
させるためにPLL(Phase Locked Loop)モータードライ
バー30を用いている。このPLL制御方式の一例をブロッ
ク図を用いて説明すると、第8図に示すように、VOC(V
oltage Control Oscillator)と位相比較器30aとローパ
スフィルター30bからなり、第8図中、光源モーター10
及び前記受光部材1cの出力であるFG(Frequence Genere
tor)31が前記VCOに相当する。
第8図の構成に於いて、FG31の出力とモータークロッ
クの位相比較出力を位相比較器30aから得、更に糸の安
定を図るために前記FG31の出力を単安定マルチバイブレ
ータ30cで周波数電圧変換し、その出力と位相比較器30a
の出力の差をローパスフィルター30b及び電力増幅器30d
を通してVCOに加えている。また第8図中、ロック検出
器30eは位相比較器30aからの信号から系が同期状態にあ
るか否かを検出するものである。またFG31の出力は積分
器30fで積分し、その波形(第7図(B)に相当)を波
形整形器30gで整形して回転位相基準信号を得るもので
ある。
前記の如くして回転体1の回転と、光源2の点滅を位
相制御して第6図に示すように、蛍光体Eによって発光
した光(青色の光)、蛍光体Bによって発光した光(緑
色の光)、蛍光体Dによって発光した光(赤色の光)が
原稿13に順次照射されると、ラインセンサー17が第10図
(B)に示す如くそれぞれの光信号蓄積期間後、クロッ
クに同期して原稿の青成分信号、緑成分信号、赤成分信
号を出力する。
次に前記読み取り動作と同時に、搬送モーターを駆動
させて転写記録媒体18を供給ロール19から順次繰り返
し、記録部20に於いて転写記録媒体18の転写記録層18b
に光と熱との画信号に応じて付与することで、転写記録
層18bに像を形成する。
即ち、転写記録層18bは所定波長の光と熱とが付与さ
れると軟化点温度が上昇し、即ち転写特性が不可逆的に
変化することにより被転写体に転写されなくなる性質を
有している為に、第6図のタイミングチャートに示すよ
うに、マゼンタ色記録に際しては発熱素子20bのうち画
信号のマゼンタの補色、即ち緑色の画信号に相当する部
分に25msの通電を行い、これと同時に光源2を30ms点灯
する。このときスリット4bに位置する転写記録層18bに
は回転体1の蛍光体Aが対向しており、第3図のグラフ
Aに示す分光分布の光エネルギーが転写記録層18bに一
様に付与される。
次にシアン色記録に際しては、前記マゼンタ色記録に
於ける発熱素子20bへの通電開始から80ms後に、今度は
発熱素子20bのうちシアンの補色、即ち赤色の画信号に
相当する部分に20msの通電を行い、これと同時に光源2
を30ms点灯する。このときスリット4bに位置する転写記
録層18bには回転体1の蛍光体Cが対抗しており,第3
図のグラフCに示す分光分布の光エネルギーが転写記録
層18bに一様に付与される。
次にイエロー色記録に際しては、前記シアン色記録に
於ける発熱素子20bへの通電開始から80ms後に、今度は
発熱素子20bのうちイエローの補色、即ち青色の画信号
に相当する部分に15msの通電を行い、これと同時に光源
2を30ms点灯する。このときスリット4bに位置する転写
記録装置18bには回転体1の蛍光体Eが対抗しており、
第3図のグラフEに示す分光分布の光エネルギーが転写
記録装置18bに一様に付与される。
以上のような要領でマゼンタ、シアン、イエローの補
色の画信号に応じて記録ヘッド20aの発熱、回転体1の
回転及び光源2の点灯を制御して転写記録層18bに転写
像を形成し、これを240ms/lineの繰り返し周期で同期し
て転写記録媒体18を搬送する。
ここで前記動作をさせるための本実施例に係る制御系
について第9図乃至第15図を参照して説明する。尚、第
9図は制御系のブロック図、第10(A),(B)及び第
11図は記録動作のタイミングチャート、第12図は各部材
間の関係を示す図、第13図は各信号の送出を行うシーケ
ンステーブル、第14図は記録動作のフローチャート、第
15図は転写ローラ4aの温度制御系の回路図である。
この制御系は第9図に示すように、例えばマイクロプ
ロセッサ等のCPU32a,該CPU32aの制御プログラムや各種
データを格納しているROM32b,及びCPU32aのワークエリ
アとして使用されると共に、各種データの一時保存等を
行うRAM32c等を備えた制御部32、インターフェース33、
操作パネル34、像形成タイミング発生器35、給送モータ
ードライバー36、搬送モータードライバー37、記録レジ
ストセンサー28、PLLモータードライバー30、光源点灯
装置38、読み取りモータードライバー39、読み取りレジ
ストセンサー40、ラインセンサー17、差動アンプ41、2
値化器42からなる。
前記制御部20はインターフェース21を介して操作パネ
ル34からの各種情報(例えば記録濃度、記録枚数、記録
サイズ等)、記録及び読み取りレジストセンサー28,40
からの信号、像形成タイミング発生器35で作られたライ
ン同期信号及びPLLモータードライバー30からのロック
検出信号を入力する。また前記制御部32はインターフェ
ース33を介して読み取りモーター43の正転ON信号及び逆
転ON信号、給送モーター44のモーターON信号、搬送モー
ター45のモーターON信号、ページ信号及び光源モーター
のON信号を発生する。
像形成タイミング発生器35は内部の水晶発信器のクロ
ックを分周して各種信号(ライン同期信号、ページ同期
信号、ビデオクロック、イネーブル信号、ストローブ信
号、光源ON信号、シフトゲート信号、第1クロック、第
2クロック、リセットゲート信号、モーター基準クロッ
ク等)を発生する。
ライン同期信号は第10図(A)に示すように、周期24
0msの信号である。またライン同期信号はPLLモータード
ライバー30からの回転移送基準信号を基準に作成され
る。そして制御部32からインターフェース33を介して送
出されるページ信号を、ライン同期信号の立ち上がりエ
ッジでラッチしてページ同期信号を作る。
ビデオクロックはライン同期信号の立ち上がりから周
期80msの繰り返しで、25kHzで1744個(約70ms)のクロ
ックの発生した後休止する信号である。尚、本実施例の
ラインセンサー17は第10図(B)に示す如く、初期ダミ
ー信号が16画素分であり、記録ヘッド20aは、1ライン
当たり1728個の画素数をもつものである。
更に像形成タイミング発生器35は周期80msでビデオク
ロックが休止している期間が『ハイ』になるストローブ
信号を発生する。
イネーブル信号はページ同期信号が『ハイ』になった
最初のライン同期信号の80ms後から始まり、80ms毎に25
ms、20ms、15msの『ハイ』を繰り返し、ページ同期信号
が『ロウ』になった最初のライン同期信号の『ハイ』の
期間内の15ms『ハイ』の発生で終了する。このイネーブ
ル信号は第6図の画信号に対応した発熱素子20bへの通
電信号に対応する。
更に像形成タイミング発生器35は光源ON信号を発生す
る。光源2のON信号はページ同期信号が『ハイ』になっ
た最初のライン同期信号の立ち上がりから始まり、周期
80msで幅が30msの『ハイ』を繰り返し、ページ同期信号
立ち下がりエッジからの幅30msの『ハイ』で終了する。
更に像形成タイミング発生器35はPLLモータードライ
バー30に与えるモータークロック作成のためのモーター
基準クロックを発生する。このクロックは6kHzの連続し
たクロックであり、制御部32からインターフェース33を
介して送出される光源モーターON信号によって制御され
るスイッチを介して前記モータークロックがPLLモータ
ードライバー30に与えられる。
更に像形成タイミング発生器35はラインセンサー17を
駆動するための第10図(B)に示す如きシフトゲート信
号、第1クロック、第2クロック、リセットゲート信号
を発生する。シフトゲート信号は立ち下がりがライン同
期信号の立ち上がりエッジと同期しており、周期80msで
幅1msの繰り返し信号である。第1クロックはシフトゲ
ート信号が『ハイ』の期間が『ハイ』であり、『ロー』
の期間は12.5kHz、デューティ50%のクロックである。
第2クロックは第1クロックの反転信号である。リセッ
トゲート信号は25kHzデューティ25%の連続クロックで
あり、立ち下がりは第1クロックの立ち下がりエッジと
同期している。
原稿読み取り部Rでは読み取りモータードライバー39
はインターフェース33を介して制御部32から読み取りモ
ーター正転ON信号が『ハイ』の時、読み取りモーター43
を正転駆動し、原稿載置台11を第1図(C)の矢印c方
向に0.521mm/sの速度でスライドさせる。また制御部32
からの読み取りモーター逆転のON信号が『ハイ』の時は
逆転し、原稿載置台11を矢印cの逆方向に50mm/sの速度
でスライドさせる。
ラインセンサー17は東芝製CCDリニアイメージセンサ
ー(型名TCD101AC)を用いており、像形成タイミング発
生器35からのシフトゲート信号、第1クロック、第2ク
ロック、リセットゲート信号を受けて第10図(B)に示
す如くシフトゲート信号の立ち下がりから次の立ち下が
りのTint(光信号蓄積時間)期間に受光した光画信号を
光電変換しつつ蓄積し、次のTintの期間に第1クロッ
ク、第2クロックに同期して前記蓄積された画信号が信
号出力端子から出力される。そして信号出力と補償出力
の差分が差動アンプ41で増幅され、その後2値化器42で
2値化されて画信号を得る。
記録ヘッド20aは前記画信号を、像形成タイミング発
生器35からのビデオクロックで記録ヘッド20a内部のシ
フトレジスタに取り込む。取り込まれた画信号は、像形
成タイミング発生器35からのストローブ信号によってヘ
ッド内のラッチレジスタにラッチされ、その後、像形成
タイミング発生器35からのイネーブル信号によってラッ
チレジスタ内の画信号に応じて発熱素子20bへ通電がな
され、該通電と同時にシフトレジスタにビデオクロック
によって次の画信号を取り込む。
また光源2の点灯装置38は、像形成タイミング発生器
35からの光源ON信号を受け、該信号が『ハイ』の時点で
光源2を点灯させる。
PLLモータードライバー30は第8図に示したように、
入力したモータークロックと受光部材1cからの出力(第
7図(A))との位相同期がかかるように光源モーター
10を駆動する。更にこのPLLモータードライバー30はイ
ンターフェース33を介して制御部32に位相同期がかかっ
ていることを知らせるロック検出信号を送出し、且つ像
形成タイミング発生器35には回転体1とライン同期信号
と同期を合わせるための回転移送基準信号を送出する。
尚、回転体1上の遮光部14a,14a′の数は全部で1440個
設けてあり、PLLモータードライバー35によって光源モ
ーター10が位相同期状態に有れば、モータークロックが
前記したように6kHzであるので回転体1は1回転240ms
の速度で回転する。
ここで画像読み取り部Rから画像記録部Wへの画信号
の流れについて説明する。
第10図(A)に示すように、期間T0(スリット4aに蛍
光体Dが対向)で原稿13には蛍光体Dで発光した光、即
ち赤色の光が照射され、原稿13の赤成分信号がラインセ
ンサー17内に蓄積される。次に期間T1で前記赤画信号が
第1クロック、第2クロックに同期して出力され、差動
アンプ41、2値化器42を介して赤画信号が記録ヘッド20
a内のシフトレジスタに取り込まれる。取り込まれた前
記赤画信号はシアンの補色であって、記録に際してシア
ン画信号となり、ストローブ信号によって記録ヘッド20
a内のラッチレジスタにラッチされる。次に期間T2(ス
リット4bに蛍光体Cが対向)では20msの幅のイネーブル
信号によって前記画信号に応じて発熱素子20bに通電さ
れ、かつ転写記録層18bには蛍光体Cで発光した光が照
射される。これにより、蛍光体Cの波長の光エネルギー
とシアン画信号に応じた発熱素子20bの熱エネルギーに
よって、転写記録媒体18上の前記第2表の成分からなる
コア材の転写特性が変化してシアン色記録がなされる。
同様に期間T1(スリット4aに蛍光体Eが対向)で原稿
13の青成分信号が蓄積され、期間T3(スリット4bに蛍光
体Eが対向)でイエロー色記録がなされる。又同様にT2
(スリット4aに蛍光体Bが対向)で原稿13の緑成分信号
が蓄積され、期間T4(スリット4bに蛍光体Aが対向)で
マゼンタ色記録がなされる。上記動作を繰り返して原稿
13の画像を読み取ると共に、転写記録層18bに像形成が
行われる。
即ち、前記回転体1に記録用蛍光体A,C,Eと、読み取
り用蛍光体B,D,Eを交互に塗り分け、且つ記録用蛍光体
Eと同一蛍光体よりなる読み取り用蛍光体Eを隣接し形
成し、また読み取り用蛍光体B,D,Eの順序を記録用蛍光
体A,C,Eの光に対応する画像形成素子の呈する色調の補
色の順序と同一にすることによって、第1図(B)に示
す如く、回転体1が矢印d方向に回転すると読み取り部
と記録部に同時に光照射が行われ、第10図(A)に示す
スリット4a,4bに対向する蛍光体の関係になるものであ
る。即ち、読み取り部に赤色光を照射している時に記録
部ではイエローの記録を行い、読み取り部で青色光を照
射している時に記録部ではマゼンタの記録を行い、読み
取り部で緑色光を照射している時に記録部でシアンの記
録を行うものである。
尚、ラインセンサー17中のCCDシフトレジスタ及び記
録ヘッド20a内のシフトレジスタが読み取り部と記録部
の同期をとる手段となっている。
前記構成にすることで回転体1の構造を簡素化出来る
と共に、各画信号の処理タイミングを同一に出来、処理
回路を簡素化出来るものである。
次に前記の如くして転写記録層18bに形成された像を
記録紙25に転写するための、転写記録媒体18及び記録紙
25の搬送制御について説明する。
給送モータードライバー36は、インターフェース33を
介して制御部32からの給送モーターON信号が『ハイ』の
時、給送モーター44を駆動し、給送ローラ26及びレジス
トローラ対27a,27bを回転して記録紙25を一定速度で搬
送する。
また搬送モータードライバー37は、同じくインターフ
ェース33を介した制御部32からの搬送モーターON信号が
『ハイ』の時、搬送モーター45を駆動して転写ローラ21
aを回転し、これに従動回転する加圧ローラ21bとの協働
作用によって転写記録媒体18及び記録紙25を一定速度で
搬送する。
ここで制御部32がインターフェース33を介して入出す
る各信号のタイミングは第11図に示す如くである。尚、
第11図の時間TA〜TDは第12図に示すように各部材間の距
離をL1〜L3とした場合、以下の如く転写記録媒体18若し
くは記録紙25が搬送されるのに要する時間である。
L1:記録ヘッド20aから転写ローラ21aと加圧ローラ21bと
の圧接部までの転写記録媒体18の搬送距離。
L2:前記圧接部から剥離ローラ22までの転写記録媒体18
の搬送距離。
L3:記録レジストセンサー28から前記圧接部までの記録
紙25の搬送距離。
TA:転写記録媒体18をL1−L3の距離搬送するのに要する
時間。
TB:記録紙25をL3の距離搬送するのに要する時間。
TC:記録紙25の長さ(例えばA4サイズであれば297mm)分
だけ転写記録媒体18を搬送するのに要する時間。
TD:転写記録媒体18をL1+L2の距離搬送するのに要する
時間。
即ち、操作者が操作パネル34のスタートボタンを押す
と給送モーター44及び光源モーター10が駆動し、読み取
りモーター43が正転する。給送モーター44は記録紙25を
給送してその先端が記録レジストセンサー28にかかった
時点で駆動を休止し、読み取りモーター43は原稿載置台
11を第1図(C)の矢印c方向にスライドさせ、ライン
センサー17での読み取り位置に原稿の先端が来た時点、
即ち読み取りレジスタセンサーが『ロー』になった時点
で休止する。この時点で光源モーター10によって回転す
る回転体1は前記制御により位相同期している。次に読
み取りモーター43が正転し、且つ搬送モーター45が駆動
して転写記録媒体18を第1図の矢印a方向に搬送すると
共に、時間TCの間ページ信号が『ハイ』とって記録部20
で転写像形成工程が行われる。
搬送モーター45は前記像形成時間TC経過後、更に時間
TD経過した後に停止する。
尚、給送モーター44は前記転写記録媒体18が搬送開始
から時間TA経過後、時間TBだけ駆動して記録紙25を前記
転写記録媒体18と同速度で搬送して停止する。これによ
って記録紙25の先端は、前記転写記録媒体18に形成され
た転写像先端と転写部21に於いて合致し、転写記録媒体
18と密着しながら搬送モーター45の駆動によって搬送さ
れる。
ここで前記第11図に示す如き各信号を送出する制御部
32の動作について説明すると、制御部32はインターフェ
ース33を介してライン同期信号を入力し、それをソフト
ウエアカウンタによって個数をカウントする。即ち、ラ
イン同期信号は前述したように240ms周期であるから、
制御部32が前記信号をカウントすることによって時間を
管理することが出来る。
制御部32の内部には第13図に示す如きシーケンステー
ブルをもっており、記録レジストセンサー信号が『ハ
イ』、且つ読み取りレジストセンサー信号が『ロー』に
なってから、ライン同期信号をカウントしながら順次シ
ーケンステーブルを参照し、給送モーターON信号、搬送
モーターON信号、読み取りモーター正転ON信号、読み取
りモーター逆転ON信号、ページ信号を送出し、夫々の信
号によって各部材の駆動を制御する。
尚、本実施例に於いて、シーケンステーブルは第13図
に示す如く3ビット構成で、第0番目から第3216番目ま
での計3217ワードからなり、ビット0は給送モーターON
信号、ビット1は搬送モーターON信号、ビット2はペー
ジ信号、且つ読み取りモーター正転ON信号に夫々対応す
る。
またビット2が『0』になった時点からページ信号及
びモーター正転ON信号を『ロー』にし、読み取りモータ
ー逆転ON信号を『ハイ』にする。それ以後、第13図のテ
ーブルを参照して搬送モーター制御から読み取りレジス
タセンサーを検出し、『ハイ』になった時点で読み取り
モーター逆転ON信号を『ロー』にする。
また第11図に於ける上部のカッコ内の数字は記録レジ
ストセンサー信号が『ハイ』になった時点のライン同期
信号を第0番目とし、各々の時点でのライン同期信号の
番号(信号の個数)を示したものである。
次に前述した機能を有する制御部32の一連の動作を第
14図のフローチャートを用いて説明する。
先ず操作パネル34のスタートボタンが押されたか否か
を検出し(S1)、押された場合は給送モーターON信号、
読み取りモーター正転ON信号、及び光源モーターON信号
を送出する(S2)。次に記録レジストセンサー信号が
『ハイ』にならば(S3)、給送モーター45を休止させ
(S4)、読み取りレジスタセンサーが『ロー』ならば
(S5)、読み取りモーター43を休止させる(S6)。そし
て記録レジスタセンサー28が『ハイ』で、且つ読み取り
レジスタセンサー40が『ロー』になるまで待つ(S7)。
次にPLLモータードライバー30からのロック検出信号
が『ハイ』になるのを待って、即ち回転体1の位相同期
を持って(S8)、シーケンステーブルのラスタ番号を示
すRに0を代入する(S9)。
次にライン同期信号が『ロー』であるのを待ち(S1
0)、しかる後に『ハイ』になるのを待つ(S11)。これ
によってライン同期信号の立ち上がりエッジを検出す
る。前記エッジを検出すると、シーケンステーブルの第
R番目を参照し、ビット0の値を検出し(S12)、給送
モーターON信号として出力する。即ち、ビット0の値が
『1』のときは給送モーター44を駆動し、『0』のとき
は休止する(S13,S14)。次にビット1の値を検出し(S
15)、搬送モーターON信号として出力する。即ち、ビッ
ト1の値が『1』のときは搬送モーター45を駆動し、
『0』のときは休止する(S16,S17)。更にビット2の
値を検出し(S18)、ビット2の値が『1』ならページ
信号を『ハイ』にし、読み取りモーター43を正転させる
(S19)。またビット2が『0』ならページ信号を『ロ
ー』にし、且つ読み取りレジスタセンサー40が『ロー』
の時にのみ読み取りモーター43を逆転させ、『ハイ』の
時は読み取りモーター43を休止させる(S20〜S23)。次
に前記Rの値に1を加算して(S24)、Rの値が3216よ
り大きいか否かを判定し(S25)、Rの値が前記3216よ
りも小さいか等しい場合にはステップS10に戻って記録
を続行し、大きい場合には光源モーター10を休止する
(S26)。そして読み取りレジスタセンサーを検出し、
該センサーが『ロー』であれば『ハイ』になるのを待っ
て読み取りモーターを休止して記録を終了する(S27,S2
8)。
前記の如くして形成された像は転写部21で記録紙25に
加熱転写されるが、転写ローラ21aの温度制御は第15図
に示すように構成されている。
第15図のサーミスタ46は転写ローラ21aの表面に接す
るように配置されており、該転写ローラ21aの表面温度
に応じて抵抗値が変化し、この抵抗値は電源E1及び抵抗
器47によって電圧E2に変換され、コンパレータ48によっ
て基準電圧E0と比較される。比較出力はリレードライバ
ー49を介し、リレー50によって電源E3からのハロゲンヒ
ータ21cの通電を制御する。
ここで前記温度制御構成の駆動原理について述べる。
サーミスタ46は温度が上がれば抵抗値が小さくなる性質
であり、よって転写ローラ21aの表面温度が上がればサ
ーミスタ46の抵抗値が下がり、電圧E2が下がる。逆に転
写ローラ21aの表面温度が下がればサーミスタ46の抵抗
値が上がって電圧E2も上がる。従って基準電圧E0の値を
転写ローラ21aが95℃に対応した電圧E2の値に設定する
ことにより、転写ローラ21aの表面温度が95℃より低い
場合は比較出力が『ハイ』になり、ハロゲンヒータ21c
に通電され、転写ローラ21aの表面温度が上昇する。逆
に95℃より高い場合はハロゲンヒータ21cには通電され
ず、表面温度が下降する。前記制御により転写ローラ21
aの表面温度は90〜100℃に保持される。尚、この制御系
は装置の電源スイッチがONの時は絶えず動作しており、
操作パネルのスタートボタンが押される以前に転写ロー
ラ21aの表面温度が90〜100℃になるように制御される。
上述の如くして転写記録層18bに形成された像が転写
部21に於いて記録紙25にマゼンタ、シアン、イエローに
よるカラー像として転写記録される。
その後、剥離ローラ22によって転写記録媒体18と記録
紙25とを剥離し、所望の色の画像記録が行われた記録紙
25を排出ローラ対51a,51bによって排出トレー52に排出
するものである。
<他の実施例> 次に前述した実施例に於いて、各部の他の実施例につ
いて説明する。
(1)転写記録媒体 前述した実施例に於いては、光エネルギーと熱エネル
ギーによって着色剤を含んだ高分子材料の転写記録層18
bの軟化点温度の変化によって、記録紙25へ像を転写記
録する例を示したが、記録紙25への接着特性、或いは昇
華特性の違いによって像を転写記録するようにしても良
い。或いは記録紙25に発色性をもたせて、その記録紙25
の発色特性を変化させるような層を転写記録媒体18に設
け、該転写記録媒体18に形成した像を記録紙25へ転写す
ることによって画像を得るように構成しても良い。
また支持体18aの材料としては、前述のポリエチレン
テレフタレートの他に、例えばポリアミド、或いはポリ
イミド,コンデンサー紙,セロハン紙等も使用出来る。
また転写記録層18bとしては、複数種のエネルギーに
より物性が変化して転写像を形成出来るものであれば、
任意の転写記録層を使用することが出来る。例えば、複
数種のエネルギーを付与することにより、溶融温度、軟
化点、ガラス転移点、粘度等の物性が変わる転写記録層
を用いれば転写像を形成することが出来る。
転写記録層18bをなす画像形成素体には、感応成分と
着色成分が含有されているが、感応成分には光及び熱の
エネルギーのように、複数のエネルギーが付与されたと
きに物性変化の感応が開始するもの、或いは物性変化の
反応速度が急激に変化するものを用いることが好まし
い。
前記感応成分に含まれる高分子化成分としては、重合
反応又は架橋感応を起こす成分であり、例えばモノマ
ー、オリゴマー又はポリマーが挙げられる。
前記モノマー或いはオリゴマーとしては、例えばポリ
ケイ皮酸ビニル、p−メトキシケイ皮酸−コハク酸半エ
ステル等、或いはエポキシ系樹脂、不飽和ポリエステル
系樹脂等の末端或いは側鎖に反応基を有するものが挙げ
られる。
重合性モノマーとしては、例えばエチレングリコール
ジアクリレート、プロピレングリコールジアクリレート
等が挙げられる。
また前記重合性モノマー又はオリゴマーを用いる場合
には、層形成性も向上させるために、セルロースアセテ
ートスクシネート、メチル・メタクリレート−ヒドロキ
シエチルメタンリレートコポリマー等を含有させても良
い。
高分子化成分の反応を生じさせるために、必要に応じ
て反応開始剤が添加される。反応開始剤としては、例え
ばアゾ化合物、有機イオウ化合物、カルギニル化合物、
ハロゲン化合物等のラジカル開始剤が好ましい。
また特に、光と熱エネルギーの両方を受けて転写像を
形成する場合の転写記録層の構成には、前記した光エネ
ルギーを受けて作用する反応開始剤と高分子化成分との
反応で反応速度の温度依存性の大きい組合せとなるよう
に、反応開始剤と高分子化成分の種類を選べば良い。
例えば、メタクリル酸エステル、或いはアクリル酸エ
ステルの共重合体等の官能基をもつ重合性プレポリマ
ー、テトラエチレングリコール・シアクリレート等の感
光性架橋剤、ベンゾフェノン、ミケラーズケトン等の反
応開始剤の組合せが挙げられる。
着色成分は、光学的に認識出来る画像を形成するため
に含有させる成分であり、各種顔料、染料が適宜用いら
れる。このような顔料、染料の例としては、カーボンブ
ラックや黄鉛等の無機顔料、ビクトリアブルーレーク、
フアストスカイブルー等の有機顔料、ロイコ染料、フタ
ロシアニン染料等の着色剤等が挙げられる。
その他、転写記録層18bにはハイドロキノン、p−メ
トキシフェノール等の安定化剤が含まれても良い。
更に反応開始剤のエネルギーに対する活性化を高める
ためのp−ニトロアニリン、1,2−ベンゾアントラキノ
ン等の増感剤が転写記録層に含まれても良い。
更に転写記録層18bには着色剤、感応成分の他に、バ
インダーとして樹脂、ワックス或いは液晶を混合しても
良い。
前記バインダーとして使用される樹脂としては、例え
ばポリエステル系、ポリアミド系等が挙げられ、これら
を1種或いは2種以上混合して用いても良い。
またワックス類のバインダーとしては、例えばキャン
デリラワックス、カルナバワックス等の植物性ワック
ス、鯨ロウ等の動物性ワックス、モンタンワックス等の
鉱物系ワックス、或いは脂肪酸や脂肪酸アミド、エステ
ル等からなる合成ワックス等を用いることが出来、更に
は前記ワックス類を1種或いは2種以上混合して用いて
も良い。
またバインダーとして使用する液晶としては、コレス
テロールヘキサノエート、コレステロールデカノエート
等が挙げられる。
転写記録層18bを構成する画像形成素体にマイクロカ
プセルを使用する場合には、コア部に前記説明した材料
を含有させるが、マイクロカプセルの壁材に用いられる
材料としては、ゼラチンとアラビアゴム、ニトロセルロ
ース、エチルセルロース等のセルロース系、ポリエチレ
ン、ポリスチレン等のポリマー系等が挙げられる。
(2)記録部 前述の実施例では記録部20に於いて、転写記録媒体18
の転写記録層18b側から所望の色に応じた所定波長の光
を一様に照射すると共に、支持体18a側から画信号に応
じた熱を印加する構成であったが、他の実施例として熱
を一様に印加すると共に、所定の光を画信号に応じて照
射する構成にしても良い。
また支持体18aを透光性の材質で構成すれば、支持体1
8a側から光を照射すると共に、転写記録層18b側から熱
を印加する構成にしても良い。
更に前述の実施例では支持体18aを挟んで光照射と熱
印加を行ったが、これとは別に支持体18aの片側から光
照射と熱印加の双方を行うようにしても像形成は可能で
ある。
また加熱手段としては、前述の記録ヘッド20aを用い
る方法の他に、YAGレーザーとポリゴンミラーを用いて
選択的に加熱する方法等を使用しても良い。
また光照射装置の光源2としては蛍光灯を用いる方法
の他、例えばLEDアレイを用いる方法、或いはキセノン
ランプと材料の吸光特性に合ったフィルターを用いる方
法等が使用出来る。
尚、前述の実施例では転写記録層18bに光エネルギー
と熱エネルギーとを同時に付与するようにしたが、光エ
ネルギーと熱エネルギーとは別々に付与する構成であっ
ても、結果的に両エネルギーが付与される構成であれば
良い。
(3)転写部 転写部21は転写ローラ21a及び加圧ローラ21bのように
ローラ状のものに限定されるものでなく、例えば回転ベ
ルトの如きもの等所望の圧が得られる構成であれば良
い。
また必要に応じて転写部21で画像転写された被記録媒
体の像を定着させる為の定着手段を被記録媒体の搬送方
向であって、剥離ローラ22の下流側に設けるようにして
も良い。
(4)被記録体 被記録体としては、前述の記録紙に限定されるもので
はなく、例えばオーバーヘッドプロジェクター(OHP)
用のプラスチックシート等も当然に使用することが出来
る。
<発明の効果> 本発明は前述の如く、2種以上の蛍光体を有する回転
体を回転させて、蛍光体で発光した光を被照射体に照射
するようにしたので、複数の分光特性を有する光を被照
射体上の限られた領域に確実、且つ高速で切換で照射す
ることが可能となる。また回転体に画像読み取り用と、
画像記録用の蛍光体を設けることによって画像読み取り
用と画像記録用の光源を一工程で製造出来、且つ前記複
数の蛍光体のうち画像読み取り用と、画像記録用の蛍光
体を一部同一にすることによって蛍光体の種類を少なく
することが出来る。
更に前記光照射装置によって画像読み取り用の証明
と、画像記録用の光エネルギー付与のための光照射手段
とを兼用して画像形成装置を構成することにより、省ス
ペース化、低コスト化が図れ、且つ高速での画像読み取
り及び記録が可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は光照射装置の斜視説明図、第1図(B)
はその断面説明図、第1図(C)は記録装置の断面説明
図、第2図は回転体の光透過特性を示すグラフ、第3図
は光照射手段の分光特性を示すグラフ、第4図は転写記
録媒体の構成説明図、第5図は転写記録層の吸光特性を
示すグラフ、第6図は光照射及び加熱のタイミングチャ
ート、第7図(A),(B)は回転体の回転を検出する
受光部材の信号及びその積分波形、第8図はPLLモータ
ードライバーの構成説明図、第9図は制御系のブロック
図、第10図(A),(B)及び第11図は記録動作のタイ
ミングチャート、第12図は各部材間の関係を示す図、第
13図は各信号の送出を行うシーケンステーブル、第14図
は記録動作のフローチャート、第15図は転写ローラ21a
の温度制御系の回路図である。 Mは記録装置、Lは光照射装置、Rは読み取り部、Wは
記録部、1は回転体、1a,1a′は遮光部、1bは発光部
材、1cは受光部材、2は光源、2a,2bは照射部、3はア
ルミ膜、4はハウジング、4a,4bはスリット、5は駆動
ローラ、6は従動ローラ、7,8はプーリ、9はタイミン
グベルト、10は光源モーター、11は原稿載置台、12は原
稿押さえ、13は原稿、14はスリット、15はミラー、16は
レンズ、17は読み取りラインセンサー、18は転写記録媒
体、18aは支持体、18bは転写記録層、18c,18d,18eはコ
ア、18fはシェル、18gは付着剤、19は供給ロール、19a
は軸、20は記録部、20aは記録ヘッド、20bは発熱素子、
21は転写部、21aは転写ローラ、21bは加圧ローラ、21c
はヒータ、22は剥離ローラ、23は巻き取りロール、24は
カセット、25は記録紙、26は給送ローラ、27a,27bはレ
ジストローラ、28は記録レジストセンサー、29a,29b,29
cはガイドローラ、30はPLLモータードライバー、30aは
位相比較器、30bはローパスフィルター、30cはマルチバ
イブレーター、30dは電力増幅器、30eはロック検出器、
30fは積分器、30gは波形整形器、31はFG、32は制御部、
32aはCPU、32bはROM、32cはRAM、33はインターフェー
ス、34は操作パネル、35は像形成タイミング発生器、36
は給送モータードライバー、37は搬送モータードライバ
ー、38は光源点灯装置、39は読み取りモータードライバ
ー、40は読み取りレジストセンサー、41は差動アンプ、
42は2値化器、43は読み取りモーター、44は給送モータ
ー、45は搬送モーター、46はサーミスタ、47は抵抗、48
はコンパレータ、49はリレードライバー、50はリレー、
51a,51bは排出ローラ、52は排出トレーである。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2種以上の蛍光体を有する回転体と、 前記回転体を回転させるための駆動手段と、 前記蛍光体を発光させるための発光手段と、 前記蛍光体で発光した光の複数の照射光路とを有し、 前記照射光路のうち、少なくとも一つの照射光路が画像
    読み取り用の照射光路であり、かつ少なくとも一つの照
    射光路が画像記録用の照射光路を形成することを特徴と
    した光照射装置。
  2. 【請求項2】前記2種以上の蛍光体が、画像読み取り用
    蛍光体と、画像記録用蛍光体とよりなり、前記画像読み
    取り用蛍光体と画像記録用蛍光体の少なくとも1組が同
    一の蛍光体である請求項第1項記載の光照射装置。
  3. 【請求項3】前記同一の画像読み取り用蛍光体と画像記
    録用蛍光体とが隣接してなる請求項第2項記載の光照射
    装置。
  4. 【請求項4】画情報を読み取り、該画情報を被記録体に
    記録する画像形成装置に於いて、 複数種の画像読み取り用蛍光体と複数種の画像記録用蛍
    光体とを有する回転体と、該回転体を回転させるための
    駆動手段と、前記夫々の蛍光体を発光させるための発光
    手段とを有する光照射手段と、 前記光照射手段の画像読み取り用蛍光体で発光した光を
    原稿に照射して画像を読み取るための画像読取部と、 少なくとも前記光照射手段の画像記録用蛍光体で発光し
    た光を照射して被画像形成部材に画像を形成するための
    記録部と、前記画像を被記録体に転写するための転写部
    とを有する画像記録部と、 を有することを特徴とした画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記被画像形成部材が夫々異なる色調を呈
    する複数種の画像形成素体を有し、 前記複数種の画像読み取り用蛍光体によって順に読み取
    られる原稿の色調の順序と、前記複数種の画像記録用蛍
    光体によって順に反応を開始する画像形成素体の呈する
    色調の補色の順序が同一となるように、前記複数種の画
    像読み取り用蛍光体の配置順序と、前記複数種の画像記
    録用蛍光体の配置順序とを一致させてなる請求項第4項
    記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】読み取り部と記録部に同時に光照射され、
    読み取り部に照射された光によって得られる色画信号
    と、記録部に照射される光によって記録される色画信号
    とを同期させる手段を有する請求項第4項記載の画像形
    成装置。
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