JPH03216367A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH03216367A
JPH03216367A JP1055290A JP1055290A JPH03216367A JP H03216367 A JPH03216367 A JP H03216367A JP 1055290 A JP1055290 A JP 1055290A JP 1055290 A JP1055290 A JP 1055290A JP H03216367 A JPH03216367 A JP H03216367A
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JP
Japan
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transfer
recording medium
recording
transfer recording
energy
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Pending
Application number
JP1055290A
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Inventor
Toshiaki Harada
俊明 原田
Hiroshi Goto
宏史 五藤
Noriyoshi Ishikawa
典良 石川
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は被記録媒体に画像を記録するための記録装置に
関し、更に詳しくはプリンターや複写機、或いはファク
シミリ等に利用出来る記録装置に関する。
〈従来の技術〉 近年、情報産業の急速な発展に伴って種々の情報処理シ
ステムが開発され、またそれぞれの情報処理システムに
適した記録装置が開発されている。
上記記録装置の一つとして感熱転写記録装置がある。こ
れは熱溶融性ハインダー中に着色剤を分散させてなる熱
溶融性インクをリボン状の支持体に塗布してなるインク
リボンを用いて、記録紙に記録を行うものである。
即ち、前記インクリボンをその熱溶融性インク層が記録
祇に接するようムこ重ね合わすと共に、該インクリボン
及び記録紙を熱ヘッドとプラテンとの間へ搬送し、前記
インクリボンの支持体側から熱ヘッドによって画信号に
応したパルス状の熱を印加するとともに、両者を圧接し
て溶融したインクを記録紙に転写することにより、記録
紙上に熱印加に応じたインク像を記録してなるものであ
る。
上記記録装置は使用する装置が小型軽量にして騒音がな
く、更に普通紙に記録を行うことが出来るので、近年広
く使用されている。
く発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、従来の感熱転写記録装置にも課題がない
訳ではない。
それは、■従来の惑熱転写記録装置は転写記録性能、即
ち画像品位が記録紙の表面平滑度により大きく影響され
、平滑性の高い記録紙には良好な画像記録が行われるも
のの、平滑性の低い記録紙の場合には画像記録品位が低
下する恐れがある。
■また従来の感熱転写記録装置では多色の画像を得よう
とした場合、転写を繰り返して色を重ね合わす必要があ
る。その為に複数の熱ヘノドを設けたり、或いは記録紙
に停止、逆送等複雑な動きをさせなければならず、色ず
れが避けられないばかりでなく、装置全体が大きく複雑
になってしまう等の課題がある。
そこで、本件出願人は光熱惑応性の材料を用い、熱エネ
ルギーと光エネルギーとを与えたとき、その材料の反応
が象、激に進んで転写特性が不可逆的に変化して、画信
号に応じた前記特性の違いによる像を形成し、それを被
記録媒体に転写する技術を提案した{特願昭60−12
0080号,同60−120081号.同60−131
411号.同60−134831号,同60〜1505
97号,同60−199926号, 特開昭62−17
4195号(昭和62年7月30日公開)等}。
この技術によれば、表面平滑度の低い被記録媒体にも高
品位の画像を記録することが可能であり、また多色記録
に応用した場合には、被記録媒体に復雑な動きをさせる
ことなく多色の画像が得られるものである。
第17図は前記記録装置の一実施例を示すもので、厚さ
15μm程度の転写記録媒体100を供給ローラー10
1 から繰り出してガイドローラ−102、サーマルへ
・ノド103、ガイドローラー104を経由し、転写ロ
ーラー105 と加圧ローラ106の間から剥離ワーラ
107、ガイドローラー108によって向きを変えて巻
取ロール109へ至らせ、巻取ロール109に巻き取る
一方、この繰り出しと同期して記録部110で前記転写
記録媒体100に熱エネルギー及び所定波長の光エネル
ギーを選択的に付与して画像を形成し、転写部111で
記録祇112と重ね合わすと共に、熱及び圧力を印加し
て画像を記録祇112に転写する如く構成している。
この記録装置では、転写記録媒体100に付与される張
力によってサーマルヘッド103に圧接させて、画像信
号に応じた熱エネルギーを該転写記録媒体100へ付与
する構成となっている。
すなわち転写記録媒体100とサーマルへンド103と
の間における熱伝達は、搬送方向の張力によって転写記
録媒体100を該サーマルヘッド103に押圧すること
によってのみ確保されている。
しかし、前記サーマルヘノド103が著しく蓄熱するよ
うな熱履歴状態になると、前記転写記録媒体100が畝
小変形してサーマルヘンド103との熱接触が不完全と
なり、画像信号に応した熱付与が損なわれる恐れがある
このような場合には、転写記録媒体100の潜像が転写
部111で記録祇112に転写される際に、該変形箇所
にある未硬化な画像形成素体が記録祇112に転写され
てしまうことから、転写画像の画質低下を招くことにな
る。
従って記録部110での画像形成時において、転写記録
媒体100と熱伝達手段(サーマルヘッド103)との
熱伝達状態(この場合には熱的接触)が常に良好な状態
に維持することが要求される。
本発明の目的は従来の感熱転写記録装置の問題点■、■
を解決した前記記録装置を更に発展させたものであって
、転写記録媒体が記録部での熱エネルギー付与によって
その安定搬送状態及び工不ルギー付与状態が影響されず
、鮮明な転写画像を得ることが出来る記録装置を提供す
ることである。
〈課題を解決するための手段〉 前記課題を解決する本発明の代表的な手段は、第1のエ
ネルギーと、前記第1のエネルギーとは異なった第2の
エネルギーとが付与されることによって転写特性が変化
する転写記録層を有する転写記録媒体を搬送するための
搬送手段と、前記搬送手段によって搬送される前記転写
記録媒体の搬送経路に沿って設けられた、前記転写記録
媒体に前記第1のエネルギーを付与するための第1エネ
ルギー付与手段と、前記第2のエネルギーを付与するた
めの第2エネルギー付与手段とを有する記録部と、前記
記録部で形成された像を被記録媒体に転写するための転
写部とを有する記録装置であって、前記記録部の近傍に
前記転写記録媒体の変形を防止する中高形状の変形防止
部材を配置したことを特徴としている。
く作用〉 上記手段によれば、転写記録媒体と被記録媒体を装置に
セットして記録をすると、記録部に於いて、転写記録媒
体に複数種の工不ルギーが付与されて像が形成され、該
像が転写部に於いて被記録媒体に転写される。
ここで記録部の近傍には中高形状の変形防止部材が設け
られているため、記録主走査方向への規制力が付与され
て、記録部での熱工矛ルギー印加によって転写記録媒体
に「画質を低下させるような変形」が発生するおそれが
ない。
従って、記録部では画像信号に対応して忠実な潜像が転
写記録媒体上に形成され、被記録媒体に鮮明な画像が記
録される。
〈実施例〉 次に上記手段を適用した本発明の一実施例を詳細に説明
する。
〔第一実施例〕
第1図(A)は第一実施例に係る記録装置の概略を示す
説明断面図、同図(B)は搬送ユニットを本体より分離
させた状態を示す説明断面図である。
(全体構成) 第1図(A) , (B)に於いて、1は長尺シ一ト状
の転写記録媒体であって、ロール状に巻き回して供給ロ
ール2として装置本体Mに着脱可能に組み込まれでいる
。即ち、この供給ロール2は、装置本体Mに設けられた
回転自在の軸2aに着脱可能に装填される。
そこで先ずこの転写記録媒体1の先端を供給口ール2,
ガイドローラ12a,変形防止部材34,記録ヘソド3
a及びガイドローラ12bを経由し、転写ローラ4aと
加圧ローラ4bの間から剥離ローラ5,ガイドローラ1
2cによって向きを変えて巻取ロール6へ至らせ、その
先端を巻取ロール6にグリンパー(図示せず)等の手段
により係止する。
その後は公知の駆動手段によって巻取ロール6に矢印C
方向のトルクを与えながら、転写ローラ4aを回転させ
ることによって、転写記録媒体1を矢印a方向に繰り出
す。この繰り出しと同期して記録部3で前記転写記録媒
体1に熱エネルギー及び所定波長の光エネルギーを選択
的に付与して画像を形成し、転写部4で被記録媒体たる
記録祇8と重ね合わすと共に、熱及び圧力を印加して前
記画像を記録紙8に転写する如く構成している。更に画
像転写後の転写記録媒体1を巻取ロール6に巻き取ると
共に、記録紙8を排出口−ラ対13a+3bによって排
出トレー11に排出する如く構成している。
ここで前記転写記録媒体1の巻き取りに際し、供給ロー
ル2には例えばヒステリシスブレーキ(図示せず)等の
公知の手段によって一定のパックテンションが与えられ
、このテンション及び前記ガイドローラ12a,12b
,変形防止部材34によって、転写記録媒体1は記録へ
冫ド3aに対して一定の圧力で、且つ一定の角度で圧接
しつつ搬送されるように構成している。
また前記供給ロール2,ガイドローラ12a,記録へソ
ド3a,転写ローラ4a,剥離ローラ5,ガイドローラ
12c,巻取ロール6は搬送ユニットとして装!木体M
に対して回動可能な枠体Nに組み込まれていて、該枠体
NをピンNaを支点として回動することにより装置本体
Mに対して分離可能になっている(第1図(B)参照)
また前記記録部3は、本実施例では第1のエネルギーと
なる熱エネルギーを前記転写記録媒体1に付与するため
の加熱手段と、第2のエネルギーとなる光エネルギーを
同しく前記転写記録媒体1に付与ずるための光照射手段
とから構成されている。
次に前記各部の構成について順次詳細に説明する。
(転写記録媒体) 先ず転写記録媒体1は、第2図に示す如くシート状の支
持体la上に熱エネルギーと光エネルギーとが共に付与
された場合に像を形成し得る性質を有する転写記録層1
bを付着してなるものである。
その一例を説明すると、本実施例では前記転写記録層1
bのコアlb,として下記第1表に示す成分、またコア
lbzとして第2表に示す成分、コアlbzとして第3
表に示す成分を用い、次に示す方法によりマイクロカプ
セル状の画像形成素体を形成してなる。
先ず100gの水及びイソブイチレンー無水マレ・イン
酸共重合体(イソハンー10,クレハ化学社製)26g
を混合し、水酸化ナトリウム10gを添加して80゜C
にて6時間撹拌する。更に室温まで冷却した後、ここに
ペクチン3.1水溶液700 gを混合して20分間撹
拌する。前記イソバンーベクチン混合液200gを20
%硫酸溶液でpHを4.0に調整して0.2gのクオド
ロール(BASF社製)を添加し、これをホモミキサー
で300Orpmで撹拌しながら、前記第1表乃至第3
表に示す成分20gを、30gのクロロホルムで溶解し
た溶液を10〜15秒かけて投入し、そのまま10分間
乳化を行う。
更に前記乳化液を500dのビーカーに移し、そのまま
撹拌羽根で1〜2時間撹拌を続けて溶媒を留去する。
次に8.3gの尿素溶?fi.(50重量%)、5gの
水に溶解したレゾルシン0.4g、I0.7gのホルマ
リン(37%)及び10mlの水に熔かした0.6gの
硫酸アンモニウムを2分間隔で加える。
このまま60゜Cに昇温しで3時間撹拌を続けた後、温
度を下げ、20%の苛性ソーダ溶液でρHを12.0と
し、このカプセル液を濾過した後2回1000mfの水
で洗浄して乾燥を行い、マイクロカプセル状の画像形成
素体を得る。
前記画像形成素体は、第1表乃至第3表のコア1b+,
  lbz,  1b*がシェルlb4で被覆されたマ
イクロカプセルで、粒径7〜15−、平均粒径約10t
tmに形成される。
このようにして形成した画像形成素体を、支持体la上
に付着剤1bsにて付着させて転写記録媒体1を得る。
前記付着方法を更に詳しく説明すると、例えば日本合成
化学工業■製のポリエステル系接着剤ポリエスターLP
−022 (固形分50%)lccにトルエン3ccの
割合で溶解してなる付着剤1bsを、厚さ6趨のポリエ
チレンテレフタレートよりなる支持体1a上に塗布する
。その後、溶剤を乾燥除去して厚みを約1−にする。こ
の付着剤1bsはガラス転移点が−l5゜Cであるため
、室温でも微妙なタンクが残っており、前記の如く形成
した画像形成素体を容易に支持体1aに付着させること
が可能である。
次に上記の如く得られた第1表乃至第3表に示すものを
コア材としたマイクロカプセル状の画像形成素体を1:
1:1の割合で混合し、これを振り掛けて接着させる。
その後、余分な画像形成素体を払い落とすと、画像形成
素体は略1層且つ90%の割合で付着層上に配置される
その後、約1 kgf/cdの圧力と、約80’Cの熱
エネルギーを与えて画像形成素体を支持体1a上に強固
に固定させて転写記録媒体1を構成する。
前記第1表で示す画像形成素体中の光開始剤は、第3図
の吸光特性に於いて、グラフAの帯域(ピーク波長29
8nm )の光を吸収して反応を開始し、画像形成時に
はマゼンタ色となり、第2表で示す画像形成素体中の光
開始剤は、第3図のグラフBに示した帯域(ピーク波長
389nm )の光を吸収して反応を開始し、画像形成
時にはシアン色となり、また第3表で示す画像形成素体
中の光開始剤は、第3図のグラフCに示した帯域(ピー
ク波長458r++++)の光を吸収して反応を開始し
、画像形成時にはイエロー色となる。
(記録部の加熱手段部分) 前記記録部3の加熱手段は、記録ヘンド3aの表面に画
信号に応じて発熱する幅0.2閣であって8ドット/f
fIIlのA−4サイズ用、ラインタイプの発熱素子3
bが1728個一列に配列されてなり、前述した通り転
写記録媒体1の支持体la側が搬送の際のバノクテンシ
ゴンによって前記発熱素子3bに所定圧力をもって圧接
するように構成されている。尚、前記画信号は用途に応
じて、例えばファクシミリ、イメージスキャナ、或いは
電子黒板等の制御部から発せられる。
ここで加熱手段は画信号に応じて熱印加を行うが、著し
く蓄熱するような熱履歴状態になることもある。このよ
うな場合、転写記録媒体1を記録ヘノド3aに押圧して
いるだけであると、記録主走査方向への規制力がほとん
ど無いことから、転写記録媒体lが熱変形し、この結果
、転写記録媒体lと記録ヘッド3aとの熱接触が不完全
となり、画信号に応した熱付与が損なわれることがある
これを防止するために記録部3(記録ヘノド3a)の近
傍には中高形状の変形防止部材34が配置されている。
(ガイド部材) 次に前記変形防止部材34について詳細に説明すると、
この変形防止部材34は、第1図(E)に示すように軸
方向両端の直径D,よりも中央部の直径D2を大きくし
た所謂クラウン形状に形成されたもので、クラウンロー
ラーである。
本実施例では、例えば変形防止部材34の軸方向両端の
直径D1が6mmに設定され、また中央部の直径D.が
7.5mに設定されている。
そして変形防止部材34は、アーム35a,35bの自
由端側に回転可能に支持されて、記録ヘッド3aの近傍
の搬送方向上流側に配置されており、転写記録媒体1の
搬送に伴って従動回転しつつ該転写記録媒体1の主走査
方向への張力を付与するように構成されている。
ここでアーム35a、35bは、第1図(D)に示すよ
うに、装置本体Mの側板36a、36bに設けた回転支
持ピン35a1、35b1を支点として矢印e方向に回
転し得るように取り付けられている。
また回転支持ビン35a+, 35blにはねじりバネ
37が巻き付けられて、該ねじりバネ37の一端が側板
36a、36bの内面に突設したストッパーピン36c
に係止し、またねじりバネ37の他端がアーム35a3
5bの内側面に突設したストソパービン35cに係止し
て、アーム35a、35bを矢印e方向に付勢するよう
になっている。
またアーム35a、35bの自由端の側面には位置決め
ピン35dが突設されており、該位置決めビン35dを
記録ヘノド3aの長さ方向両端位置に設けた位置決め部
材38の切欠部38aに係止させることによりガイド部
材34を位置決めするようになっている。すなわち枠体
NをピンNaを支点として回動して搬送ユニットが装置
本体Mから分離された第1図(B)に示す状態では、ア
ーム35a、35bはねしりハネ37の弾発力により位
置決め部材38から開放されて矢印e方向に回転してい
るが、この状態から搬送ユニントを同図の矢印g方向に
回転させて装置本体Mに組み込むと、位置決め部材38
の切欠部38aが位置決めピン35dに引っ掛かりなが
ら動いてアーム35a、35bが矢印h方向に回動され
、そして搬送ユニットが装置本体Mに完全に組み込まれ
てランチ状態になると、切欠部38aと位置決めビン3
5dとの係止により張力付与部材34を記録ヘソド3a
に対して位置決めするようになっている。このとき、ね
しりバネ37の弾発力が働いて位置決めビン35dが切
欠部38aに圧接するようになる。
このように記録ヘソド3aの近傍の搬送方向上流側に変
形防止部材34を配置すると、転写記録媒体1は供給ロ
ール2,ガイドローラ−12a,から変形防止部材34
にガイドされて記録ヘソド3aに至り、そして変形防止
部材34によって転写記録媒体1には記録ヘンド3aに
おいて主走査方向への変形に対する規制力が付与され、
同時に搬送方向への張力も付与され、このため熱変形が
し難く、転写記録媒体1と記録ヘッド3aとの良好な熱
接触状態が維持される。
また本実施例では、変形防止部材34が転写記録層lb
側に接する如く配置さね,でいるため、転写記録媒体1
の記録ヘソド3aに対する接触角度が大きく取れ、記録
ヘソド3aへの押圧力も増して、熱接触が更に改善され
る。すなわち熱伝達が良好に行われ、転写記録層1bを
所定温度にするために記録ヘソド3aに余分なエネルギ
ーを投入しなくても済み、これにより転写記録媒体1も
必要以上の熱量を受けずにすみ、熱変形し難くなる。
従って、転写記録媒体1が記録ヘッド3での熱エネルギ
ー付与によって、その熱付与状態及び安定搬送状態が影
響されることなく、鮮明な転写画像を得ることが出来る
(記録部の加熱手段部分) 一方、前記記録へノド3aと対向した転写記録層lb側
には、光照射手段が配設されている。この光照射手段は
分光透過率として第4図に示す特性を有する、厚さ2m
で内径40@@のガラス(西ドイツのSCHOTT社製
、品名DURAH 50)製の円筒よりなる回転体3c
が3組のローラ対3d,3e,3fによって回転可能に
支持され、モーターにより前記ローラ3dを駆動回転す
ることによって一定速度で回転するように構成されてい
る。
また前記回転体3cの内面には3種類の蛍光体A.B,
Cが円周方向120度(3等分)づつのストライブに塗
布されている。本実施例では前記蛍光体Aの主成分とし
てCa(POn)z:Tl  (タリウム付活カルシウ
ムリン酸塩)を用い、蛍光体Bの主成分として(Sr,
Mg)zPzot:Eu  (ユーロピウム付活ストロ
ンチウムマグネシウムビロリン酸塩)を用い、蛍光体C
の主成分としてBa,MgAl+6Clzt:Eu  
(ユーロビウム付活ハリウムマグネシウムアルミン酸塩
)を用いている。
前記回転体3Cの内部には光源3gが配設され、該光源
3gの点灯により前記蛍光体A,B.Cが発光する如く
構成されている。尚、本実施例では前記光fi3gとし
て低圧水銀灯を用いており、この光源3gが点灯すると
蛍光体Aは第5図のグラフA(ピーク波長335nm)
 、蛍光体Bは第5図のグラフB(ピーク波長390n
m) 、蛍光体Cは第5回のグラフC(ピーク波長45
0nm )の分光分布を有する光を発する。そして前記
蛍光体A.B.Cで発した光は、遮光板3hに形成され
た幅1.2++mのスリノ}3iを通って転写記録1i
lbに照射する。
従って前記回転体3Cを回転させると共に、光源3gか
ら光を照射すると、蛍光体A,B,Cが順に励起発光し
、夫々分光分布の異なる光がスリノト31を通って転写
記録層1bに順に照射される。
ここで前記回転体3Cの回転速度及び位相を制御するた
めの制御構成について説明する。
前記回転体3cは第1図(C)に示すように、端部付近
の円周上に多数の遮光部14aが一定間隔のストライプ
状に形成され、その中の1つの遮光部14a′が他の遮
光部14aよりも幅広に形成されている。また前記遮光
部14aを挟むようにして回転体3cの内側にLED等
の発光部材14bが配設され、外側にはホトダイオード
等の受光部材14cが配設されている。
前記構成から、回転体3Cが一定速度で回転している状
態で、受光部材14cから得られる信号は第6図(A)
に示すものとなる。尚、第6図(A)に示すレベルrロ
ウ1は発光部材14bの光が回転体3cを透過して受光
部材14cに受光された状態でアリ、レベルrハイ』は
遮光部材14aによって遮光され、受光部材14cに受
光されない状態である。
従って、前記信号の立ち上がりエッジの周波数が回転体
3Cの回転速度として表れるので、これを検出制御する
ことによって回転体3Cの回転速度を制御することが可
能となる。
また位相制御に当たっては、第6図(A)の積分波形を
求めると第6図(B)の如くなり、遮光部14aの1つ
(14a’)が幅広のために、その部分の積分波高値が
高くなる。従って、波高値が高くなったタイミングを基
準にして後述するマゼンタライン同期信号、シアンライ
ン同期信号、イエローライン同期信号、ビデオクロノク
、ストローブ信号、イネーブル信号等を作成し、イネー
プル信号の最初のrハイ』の期間に回転体3Cの蛍光体
Aがスリノト31を介して転写記録層1bと対向し、イ
ネーブル信号の2番目の『ハイ』の期間は蛍光体Bが対
向し、イ不−ブル信号の3番目のrハイjの期間は蛍光
体Cが対向するように制御し、これを順次イネープル信
号の『ハイ1に対して繰り返すようにすれば良い。
そこで本実施例では前記回転体3Cを一定速度及び位相
で回転させるためのP L L (Phase  Lo
cked  Loop)モータードライバー27を用い
ている。
このP L L @御方式をブロック図を用いて説明す
ると、第7図に示すようにV C O (Voltag
e  Control  Oscillator) 2
8と位相比較器27aとローバスフィルター27cから
なり、第7図中、光源モーター28a及びF G (F
requence  Generetor) 28bが
前記VC028に相当する。尚、前記光源モータ28a
は回転体3Cを支持するローラ3dを駆動するモーター
であり、FG28bは前記受光部材14Cの出力である
本実施例では前記FG28bの出力とモータークロノク
の位相比較出力を位相比較器27aから得、更に系の安
定を図るために前記FC;28bの出力を弔安定マルチ
ハイブレーク27bで積分し、その出力と位相比較器の
出力の差をローバスフィルター27c及び電力増幅器2
7dを通してVC028に加えている。
また第7図中、ロソク検出器27eは位相比較器27a
からの信号から系が同期状態にあるか否かを検出するた
めのものである。またFG28bの出力は積分器27f
で積分し、その波形(第6図(B)に相当)を波形整形
器27gで整形して回転位相基準信号を得るものである
(転写部) 次に転写部4について説明する。この転写部4は前記記
録部3よりも転写記録媒体1の搬送方向下流側に配設さ
れ、第1図に示す如く矢印b方向に駆動回転し、転写記
録媒体1の支持体la側に圧接する転写部材となる転写
ローラー4a、この転写ローラー4aに転写記録媒体1
及び記録祇8を介して圧接して従動回転する加圧ローラ
ー4bとによって構成されている。
前記転写ローラ4aは、第1図(F)に示すように、軸
方向中央部外径が両端外径よりも若干太きい太鼓状に形
成されたアルミニウムローラー表面に、0.5m厚で硬
度60度のシリコンゴムを被覆した構成になっている. ここで太鼓形状を更に具体的に説明すると、本実施例で
は第1図(F)に示ずx−y座標において以下の関係を
有するように設定されている。
(x −118 ) ” + (y−b) ” = (
16.4−b) z’.’ b = −6949.1 Ds =Ds    D4 −Dx =2amまた加圧
ローラー4bはスレート状のアルミニウムローラー表面
にテフロン(登録商標)樹脂を厚さ約25μmコーティ
ングしたもので、バネ等の加圧手段(図示せず)によっ
て転写ローラー4aとの押圧力が6 kg / cta
〜7 kg / cmになるように設定されている。
尚、加圧ローラー4bには800Wのハロゲンヒータ4
cによってローラー表面が120゜C−130゜Cに保
持されるように構成されている。
また第1図(A)に示すようにカセノト7内には被記録
媒体たる記録祇8が積載されており、この記録紙8が給
送ローラ9,レジストローラ対10a10bによって一
枚づつ給送され、LED26aとフォトトランジスタ2
6bからなるレジストセンサー26によって前記給送さ
れる記録祇8の先端を検出し、給送タイミングを制御す
ることによって、前記転写記録媒体1の像顯域と記録紙
8とが重なるように同期して転写部4へ給送する如く構
成している。
従って、前記転写部4に於いては転写記録媒体1及び記
録紙8が両ローラ4a,4b間を通るときに圧力及び熱
が印加されるものである。
(像形成工程) 次に上記の如く構成された記録装置を使用して記録を行
う場合の記録方法について説明する。
尚、この実施例では、熱を画像信号に応して付与し、光
は一様に付与する例を示す。
モーターを駆動させて転写記録媒体1を供給ロール2か
ら順次繰り出し、記録部3に於いて転写記録媒体1の転
写記録層1bに光と熱とを画信号に応して付与すると像
が形成される。前記転写記録層1bは、所定波長の光と
熱とが付与されると軟化点温度が上昇し、即ち転写特性
が不可逆的に変化して、記録祇8に転写されなくなる性
質を有している. 従って、第8図のタイミングチャートに示すように、マ
ゼンタ色記録に際しては発熱素子列のうち画信号のマゼ
ンタの補色、即ち緑色の画信号に相当する発熱素子3b
に10w+sの通電を行い、これと同時に光源3gを1
hs点灯する。このときスリント31に位置する転写記
録層1bには回転体3Cの蛍光体Aが対向しており、第
5図のグラフAに示す分光分布の光エネルギーが転写記
録層1bに一様に照射される. 次にシアン色記録に際しては、前記マゼンタ色記録に於
ける発熱素子3bへの通電開始から50−S後に、今度
は発熱素子列のうちシアンの補色、即ち赤色の画信号に
相当する部分に20−Sの通電を行い、これと同時に光
源3gを20ms点灯する。このときスリノト3lに位
置する転写記録層1bには回転体3Cの蛍光体Bが対向
しており、第5図のグラフBに示す分光分布の光エネル
ギーが転写記録層1bに一様に付与される。
次にイエロー色記録に際しては、前記シアン色記録に於
ける発熱素子3bへの通電開始から50ms後に、今度
は発熱素子列のうちイエローの補色、即ち青色の画信号
に相当する部分に35msの通電を行い、これと同時に
光源3gを35ms点灯する。このときスリノト31に
位置する転写記録[1bには回転体3cの蛍光体Cが対
向しており、第5図のグラフCに示す分光分布の光工不
ルギーが転写記録層1bに一様に付与される。
以上のような要領でマゼンタ、シアン、イエローの補色
の画信号に応して発熱素子3bの発熱、回転体3Cの回
転及び光源3gの点灯を制御して転写記録層1bに転写
像を形成し、この像形成に対して150ms/Lins
の繰り返し周期で同期して転写記録媒体を搬送する。
ここで上記記録動作をさせるための本実施例に係る制御
系について第9図乃至第15図を参照して具体的に説明
する。尚、第9図は制御系のブロ/ク図、第10図及び
第11図は記録動作のタイミングチャート、第12図は
各部材間の関係を示す図、第13図は各信号の送出を行
うシーケンステーブル、第14図は記録動作のフローチ
ャート、第15図は転写ローラ4aの温度制御系の回路
図である。
(ブロック図の説明) この制御系は第9図に示すように、例えばマイクロプロ
セッサ等のC P U20a , S亥CPU20aの
制御プログラムや各種データを格納しているROM20
b.及びCPU20aのワークエリアとして使用される
と共に、各種データの一時保存等を行うRAM20c等
を備えた制御部20、インターフェース21、操作パネ
ル22、像形成タイミング発生器23、給送モータード
ライハー24、搬送モータードライハー25、レジスト
センサー26、PLLモータードライハー27、光源点
灯装置29からなる。
前記制御部20はインターフェース21を介して操作パ
7ル22からの各種情報(例えば記録濃度、記録枚数、
記録サイズ等)、レジストセンサー26からの信号及び
像形成タイミング発生器23で作られたマゼンタライン
同期信号及びPLLモータードライハ−27からのロノ
ク検出信号を入力する。また前記制御部20はインター
フェース21を介して給送モーター30のモーターON
信号、搬送モーター31のモーターON信号及びページ
信号及び光源モーターON信号を出力する。
像形成タイミング発生器23は内部の水晶発信器のクロ
ンクを分周して各種信号(マゼンタライン同期信号、シ
アンライン同期信号、イエローライン同期信号、ページ
同期信号、ビデオクロンク、イネーブル信号、ストロー
ブ信号、光源ON信号、モーター基準クロノク等)を発
生する。
マセンタライン同期信号、シアンライン同期信号、イエ
ローライン同期信号は第10図に示すように、周朋15
0msでデューティー比1/3であり、位相が120゜
ずれた信号である。またマゼンタライン同期信号はPL
Lモータードライバー27からの回転位相基準信号を基
準に作成される。そして制御部20からインターフェー
ス21を介して送出されるページ信号を、マゼンタライ
ン同期信号の立ち上がりエッジでラッチしてページ同期
信号を作る。
ビデオクロックはマゼンタ、シアン及びイエローのライ
ン同期信号の立ち上がりから36KHzのクロックを発
生し、1728個(約48ms)のクロンクを発生した
後休止する信号である。
また外部画信号発生器(例えば、ファクシミリやイメー
ジスキャナー、電子黒板等)32は、像形成タイミング
発生器23からのページ同期信号、マゼンタ、シアン、
イエローのライン同期信号、ビデオクロックを受け、ペ
ージ同期信号がrハイ』になった時点からマゼンタライ
ン同期信号が『ハイJの時にはマゼンタの両信号を、ま
たシアンライン同期信号が『ハイ』の時にはシアンの画
信号を、同様にイエローライン同期信号がrハイJの時
にはイエローの画信号をビデオクロノクに同期させて夫
々1728個づつ送出する。
更に、上記マゼンタ、シアン又はイエローのライン同期
信号の『ハイjの期間であって、ビデオクロノクが休止
している期間が『ハイlになるストローブ信号を発生す
る。
イネーブル信号はページ同期信号がrハイ1になった最
初のシアンライン同期信号から始まり、シアン、イエロ
ー及びマゼンタのライン同期信号の立ち上がり工冫ジか
ら順に10Ils、20蒙5−. 35msの『ハイ』
を繰り返し、ページ同期信号がrロウ1になった最初の
マゼンタライン同期信号のrハイ』の期間内の351I
ls rハイjの発生で終了する。このイネープル信号
は第8図の画信号に対応した発熱素子3bへの通電信号
に対応する. 更に像形成タイミング発生器23は光源ON信号を発生
する。光源ON信号はシアンライン同期信号の立ち上が
りから始まり、各イネーブル信号の立ち上がり毎に、1
0ias、20ms、35s+sの順でrハイ』を繰り
返す。
更に像形成タイミング発生器23はPLLモータドライ
ハ−27に与えるモータークロック作成のためのモータ
ー基準クロノクを発生する.このクロノクは6 kHz
の連続したクロノクであり、制御部20からインターフ
ェース2Iを介して送出される光源モーターON信号に
よって制御されるスインチを介して前記モータークロノ
クがPLLモータードライバー27に与えられる。
記録へノド3aは外部画信号発生器32からの画信号を
、像形成タイミング発生器23からのビデオクロンクで
ヘッド内部のシフトレジスト内に取り込む。この取り込
まれた西信号は、像形成タイミング発生器23からのス
トローブ信号によってへ,ド内のラノチレジスタにラン
チされ、その後、像形成タイミング発生器23からのイ
ネーブル信号によってランチレジスタ内の画信号に応し
て発熱素子3bへの通電がなされ、該通電と同時にシフ
トレジスタにビデオクロノクによって次の画信号が取り
込まれる。
また光源3gの点灯装置29は、像形成タイミング発生
器23からの光源3gのON信号と、インターフェース
21からの光源モーターON信号のアンド信号を受け、
その信号が『ハイ』の時点で光源3gを点灯させる。
PLLモータードライハ−27は第7図に示したように
、入力したモータークロノクと前記受光部材14cから
の出力(第6図(^))との位相同期がかかるように光
源モーター28aを駆動する。更にこのPLLモーター
ドライバー27はインターフェース21を介して制御部
20に位相同期がかかっていることを知らせるロノク検
出信号を送出し、且つ像形成タイミング発生器23には
回転体3Cとライン同期信号と同期を合わせるための回
転位相基準信号を送出する。
尚、本実施例では回転体3C上の遮光部14a14a′
の数は900個であり、PLLモータードライハ−27
によって光源モーター28aが位相同期状態にあれば、
モータークロノクが前記したように6 kHzであるの
で回転体3Cは1回転150msの速度で回転する。
前記制御によって転写記録媒体1に像が形成されるもの
である。
(搬送制御) 次に上記転写記録媒体1に形成された像を記録祇8に転
写するための、転写記録媒体1及び記録紙8の搬送制御
について説明する。
給送モータードライバー24は、インターフェース21
を介して制御部20からの給送モーターON信号がrハ
イ』の時、給送モーター30を駆動し、給送ローラ9及
びレジストローラ対10a,10bを回転して記録祇8
を一定速度で搬送する。
また搬送モータードライバー25は、同じくインターフ
ェース21を介した制御部20からの搬送モーターON
信号がrハイ』の時、搬送モーター31を駆動して転写
ローラ4aを回転し、これに従動回転する加圧ローラ4
bとの協働作用によって転写記録媒体1及び記録祇8を
一定速度で搬送する。
ここで制御部20がインターフェース21を介して人出
する各信号のタイミングは第11図に示す如くである。
尚、第11図の時間T1〜T.は第12図Gこ示すよう
に各部材間の距離をL1〜L,とした場合、以下の如く
転写記録媒体l若しくは記録祇8が搬送されるのに要す
る時間である。
L1 ;記録ヘノド3aから転写ローラ4aと加圧ロー
ラ4bとの圧接部までの転写記録媒体1の搬送距離。
L2 :前記圧接部から剥離ローラ5までの転写記録媒
体lの搬送距離。
L,:レジストセンサー26から前記圧接部までの記録
紙8の搬送距離。
T,:転写記録媒体1をLI−L.の距離搬送するのに
要する時間。
T2 :記録祇8をL.3の距離搬送するのに要する時
間。
Tff :記録祇8の長さ(例えばA4サイズであれば
297mm)分だけ転写記録媒体1を搬送するのに要す
る時間。
T4 :転写記録媒体1をLl 工Lzの距離搬送する
のに要する時間。
即ち、操作者が操作バネル22のスタートボタンを押す
と給送モーター30が駆動し、記録祇8を給送してその
先端がレジストセンサー26にかかった時点で駆動を休
止する。この時点で光源モータ2Baで回転する回転体
3Cは前記制御により位相同期している。次に搬送モー
ター31が駆動して転写記録媒体lを第1図の矢印a方
向に搬送すると共に、時間T3の間ページ信号が『ハイ
1となって記録部3で転写像形成工程が行われる。
搬送モーター31は前記像形成時間T,経過後、更に時
間T4経過した後に停止する。
尚、給送モーター30は前記転写記録媒体1が搬送開始
から時間T,経過後、時間T2だけ駆動して記録祇8を
前記転写記録媒体1と同速度で搬送して停止する。これ
によって記録紙8の先端は、前記転写記録媒体1に形成
された転写像先端と転写部4に於いて合致し、転写記録
媒体1と密着しながら搬送モーター31の駆動によって
搬送される。
ここで前記第11図に示す如き各信号を送出する制御部
20の動作について説明すると、制御部20はインター
フェース2lを介してマゼンタライン同期信号を入力し
、それをソフトウエアカウンタによって個数をカウント
する。即ち、マゼンクライン同期信号は前述したように
150ms周期であるから、制御部20が前記信号をカ
ウントすることによって時間を管理することが出来る。
制御部20の内部には第13図に示す如きシーケンステ
ーブルをもっており、レジストセンサー信号が『ハイ』
になってから、マゼンタライン同期信号をカウントしな
がら順次シーケンステーブルを参照し、給送モーター○
N信号、搬送モーターON信号、ページ信号を送出し、
夫々の信号によって各部材の駆動を制御する。
尚、本実施例に於いて、シーケンステーブルは第13図
に示す如く3ビット構成で、第O番目から第3216番
目までの計3217ワードからなり、ビソト0は給送モ
ーターON信号、ビソト1は搬送モーターON信号、ビ
ット2はページ信号に夫々対応する。
また第11図に於ける上部の力,コ内の数字はレジスト
センサー信号がrハイ』になった時点のマゼンクライン
同期信号を第O番目とし、各々の時点でのマゼンタライ
ン同期信号の番号(信号の個数)を示したものである。
(フローチャート説明) 次に前述した機能を有する制御部20の一連の動作を第
14図のフローチャートを用いて説明すると、先ずステ
ンプS1に於いて操作パネルのスタートボタンが押され
たか否かを検出し、押された場合にはステップS2へ移
行して給送モーターON信号を送出し、更にステノプS
3で光源モーターON信号を送出する。次にステンプS
4に移行してレジストセンサー信号がrハイjになるの
を待ち、前記信号がrハイ』になるとステップS5へ移
行してPLLモータードライバー27からのロック検出
信号が『ハイjになるのを待つ。即ち回転体3Cの位相
同期を待つ。そして前記ロノク検出信号が『ハイ』にな
ると、ステップS6へ移行してシーケンステーブルのラ
スク番号を示すRに0を代入する。
次にステップS7でマゼンタライン同期信号がrロウ』
であるのを待ち、しかる後にステップS8で前記マゼン
タ同期信号がrハイ』になるのを待つ。これによってマ
ゼンタライン同期信号の立ち上がりエノジを検出する。
そして前記エノジを検出すると、ステノプS9へ移行し
てシーケンステーブルの第R番目を参照し、ビントO、
ビント1、ビノト2を夫々給送モーターON信号、搬送
モーターON信号、ページ信号として送出する。
次にステップSIOに移行して前記Rの値に1を加算し
、ステップSllで前記Rの値が3216よりも大きい
か否かを検出する。そしてRの値が3216よりも小さ
いか等しい場合にはステップS7へ戻って記録を続行し
、大きい場合にはステンプS12へ移行して光源モータ
ー27aを休止して記録を終了する。
前記の如くして形成された像は転写部4で熱及び圧力が
印加されて記録祇8に転写される。
(転写部温度制in) ここで前記転写部4での温度制御構成は第15図に示す
ように構成されている。
第15図のサーミスタT.は転写ローラ4aの表面に接
するように配置されており、該転写ローラ4aの表面温
度に応して抵抗値が変化し、この抵抗値は電源E1及び
抵抗器rによって電圧E2に変換され、コンパレータC
。によって基1!電圧E0と比較される。比較出力はリ
レードライバーR,を介し、リレーRLによって電源E
,からのハロゲンヒータ4Cの通電を制御する. ここで前記温度制御構成の駆動原理について述べる。サ
ーミスタTMは温度が上がれば抵抗値が小さくなる性質
があり、よって転写ローラ4aの表面温度が上がればサ
ーミスタT,Iの抵抗値が下がり、電圧E2が下がる。
逆に転写ローラ4aの表面温度が下がればサーミスタT
Hの抵抗値が上がって電圧E2も上がる.従って基準電
圧E0の値を転写ローラ4aが95゜Cに対応した電圧
E2の値に設定することにより、転写ローラ4aの表面
温度が95゛Cより低い場合は比較出力が『ハイjにな
り、ハロゲンヒータ4Cに通電され、転写ローラ4aの
表面温度が上昇する。逆に95゜Cより高い場合はハロ
ゲンヒータ4Cには通電されず、表面温度が下降する。
前記制御により転写ローラ4aの表面温度は90〜10
0゜Cに保持される。尚、この制御系は装置の電源メイ
ンチがONの時は絶えず動作しており、操作パネルのス
タートボタンが押される以前に転写ローラ4aの表面温
度が90〜100゜Cになるように制御される。
前記の如くして転写記録媒体1に像が形成され、その像
が転写部4に於いて記録紙8にマゼンタ、シアン、イエ
ローによるカラー画像として転写される。
像転写後は、剥離ローラ5によって転写記録媒体1と記
録祇8とを剥離し、所望の色の画像記録が行われた記録
紙8を排出口−ラ対13a,13bによって排出トレー
11に排出する。また転写記録媒体1は巻取ロール6に
巻き取られる。
上記の如くしてカラー記録がワンショットで行われるも
のである。
〔第二実施例〕
第16図(A) , (B)は本発明の第二実施例を示
している。尚、図中第1図(^)乃至(P)に示す部分
と同一構成部分には同一符号を付してその説明を省略す
る。
前記第一実施例では変形防止部材34として転写記録媒
体lの搬送に伴って従動回転するクラウンローラーを使
用した場合を示したが、例えば第16図(B)に示すよ
うに中央部が湾曲状に撓んだ丸棒からなる中高形状の変
形防止部材34aを使用し、この変形防止部材34aを
同図(A)に示すように記録ヘッド3aの搬送方向下流
側近傍に固定配置してもよい。
本実施例では、直径Db=6mの丸棒を曲がり量(撓み
量)δ=1.51となるように緩やかに曲げて変形防止
部材34aが形成されている。そして変形防止部材34
aの表面には、例えば厚さ20μm〜30μmのテフロ
ン(登録商標)コーティングが施されていて、転写記録
媒体lとの摩擦によって転写記録層1bに損傷を与えな
いように構成している。
このように変形防止部材34aを配置すると、転写記録
媒体1は供給ロール2,ガイドローラ−12a,記録ヘ
ンド3a,変形防止部材34,ガイドローラー12bを
経由して転写ローラー4aと加圧ローラー4b間に送ら
れるが、このとき変形防止部材34aにより転写記録媒
体1には記録ヘノド3aにおいて主走査方向への変形に
対する規制力が付与され、同時に搬送方向への張力も付
与され、このため第一実施例の場合と同様に転写記録媒
体1が変形がし難く、転写記録媒体1と記録ヘッド3a
との良好な熱接触状態が維持される。
従って、転写記録媒体1が記録ヘノド3での熱エネルギ
ー付与によって、その熱付与状態及び安定搬送状態が影
響されることなく、鮮明な転写画像を得ることが出来る
(他の実施例〕 次に前述した変形防止部材34、34a、転写記録媒体
1、記録部3、転写部4等、各部の他の実施例について
説明する。
(1)変形防止部材 前記第一実施例の変形防止部材34として例えば金属芯
金にゴム等を被覆した中高形状のローラーを使用しても
よい。
また前記第二実施例では、変形防止部材34aの表面に
テフロン(登録商標)コーティングを施す場合を示した
が、こ力に限られず、転写記録M1bに損傷を与えない
ようなコーティングを施すか、若しくは変形防止部材3
4aの表面を転写記録層1bに損傷を与えないような構
成にしてもよい。
また前記第一実施例では変形防止部材34を記録ヘッド
3aの近傍の搬送方向上流側に配置し、また前記第二実
施例では変形防止部材34aを記録へノド3aの近傍の
搬送方向下流側に配置した場合を示したが、これに限ら
れず、搬送方向上流側と下流側の両側に配置してもよい
また変形防止部材34、34aは転写記録媒体1の支持
体la側に接するように配置してもよい。
(2)転写記録媒体 前述の各実施例に於いては、光工不ルギーと熱エネルギ
ーによって着色剤を含んだ高分子材料の転写記録層1b
の軟化点温度の変化によって、記録祇8へ像を転写記録
する例を示したが、記録紙8への接着特性、或いは昇華
特性の違いによって像を転写記録するようにしても良い
。或いは記録祇8に発色性をもたせて、その記録祇8の
発色特性を変化させるような層を転写記録媒体1に設け
、該転写記録媒体1に形成した像を記録祇8へ転写する
ことによって画像を得るように構成しても良い また転写記録層1bに付与する第1のエネルギー及び第
2のエネルギーは、前述の熱及び光エネルギーに限定さ
れるものではなく、例えば圧力エネルギー等他のエネル
ギーにより像を形成するようにしても良い. また支持体1aの材料としては、前述のポリエチレンテ
レフタレートの他に、例えばボリアミド、或いはポリイ
ミド,コンデンサー紙.セロハン紙等も使用出来る。
本発明に用いる転写記録媒体に於いて、光エネルギーと
熱エネルギーとが付与されることにより転写特性が変化
する画像形成素体には、少なくとも光重合開始剤及び不
飽和二重結合を有するモノマー、オリゴマー又はプレポ
リマー(以上、感応成分)と着色剤とを含有し、必要に
応して結合剤(ハイングー)、熱重合防止剤、可塑剤、
表面平滑剤等の添加剤を含有する。
光重合開始剤としては、カルポニル化合物、ハロゲン化
合物、アゾ化合物、有機イオウ化合物等で、例えばアセ
トフェノン、ペンゾフエノン、クマリン、キサントン、
チオキサントン、カルコン、スチリルスチリルケトン等
の芳香族ケトン類及びその誘導体/、ヘンジル、アセナ
フテンキノン、カンファーキノン等のジケトン類及びそ
の誘導体、アントラキノンスルホニル、クロライド、キ
ノリンスルホニルクロライド、2,4.6− トリス(
トリクロロメチル)−S−1−リアジン等のハロゲン化
合物等が挙げられるが、本発明はこれに限定されるもの
でない。
不飽和結合を有するモノマー、オリゴマー或いはプレポ
リマーとしては、ポリイソシアネートと(必要に応して
ポリオール類と反応させておいても良い)不飽和二重結
合を含むアルコール、アミン類との重付加反応により合
成されるウレタンアクリレート或いはウレタンメタクリ
レート類、エポキシ樹脂とアクリル酸又はメタクリル酸
との付加反応により合成されるエポキシアクリレート類
、又はポリエステルアクリレート類、スビナクリラート
類、ポリエーテルアクリレート類等が挙げられるが、本
発明はこれに限定されるものでない。
またブレボリマーとしては、主鎖にポリアルキレン、ポ
リエーテル、ポリエステル、ポリウレタン等の骨格を有
し、側鎖にアクリル基、メタクリル基、シンナモイル基
、シンナミリデンアセチル基、フリルアクリロイル基、
ケイ酸皮エステル等に代表される重合性、架橋性の反応
基を導入したものが挙げられるが、本発明はこれに限定
されるものでない。
また以上に挙げたモノマー、オリゴマー、プレポリマー
は常温で半固体状若しくは固体状であることが望ましい
が、液状のものでも後述のバインダーと混合することで
半固体若しくは固体状を維持するものであればかまわな
い。
前述の不飽和二重結合を有するモノマー、オリゴマー又
はブレポリマーと光重合開始剤とをハインダーと併用す
る場合、ハインダーとしては不飽和二重結合を有するモ
ノマー、オリゴマー、又はブレボリマーと相溶性のある
有機高分子重合体であればどのようなものを使用しても
かまわない。
このような有機高分子重合体として、ポリメチルアクリ
ルレート、ポリエチルアクリレート等のポリアクリル酸
アルキルエステル類、ポリメチルメタクリレート、ポリ
エチルメタクリレート等のポリメタクリル酸アルキルエ
ステル類、又はメタクリル酸共重合体、アクリル酸共重
合体、マレイン酸共重合体/又は塩素化ポリエチレン、
塩素化ポリプロピレン等の塩素化ポリオレフィン、ポリ
塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアクリロニトリ
ル又はこれらの共重合体、更にポリビニルアルキルエー
テル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、
ポリアミド、ポリウレタン、塩素化ゴム、セルロース誘
導体、ポリビニルアルコール、ポリビニルビロリドン等
が挙げられるが、本発明はこれらに限定されるものでな
い。これらのハインダーは単一で用いても良いし、適当
な比で2種以上混合して用いても良い。またハインダー
として相溶、非相熔に限らずワンクス類を用いても構わ
ない。
着色剤は、光学的に認識出来る画像を形成するために含
有させる成分であり、各種顔料、染料が適宜用いられる
。このような顔料、染料の例としては、カーボンブラン
クや黄鉛、モリブデン赤、ヘンガラ等無機顔料、ハンザ
イエロー、ベンジンイエロー、ブリリアントカーミン6
B、レークレッドC1パーマネントレッドF5R、フタ
口シアニンプルー、ビクトリアブルーレーク、ファスト
スカイブルー等の有機顔料、ロイコ染F}、フタ口シア
ニン染料等の着色剤等が挙げられる。
1つの画像形成素体中に含有される不飽和二重結合を有
するモノマー、オリゴマー又はプレポリマーは、画像形
成素体の重量に対して10〜99重量%、更には50〜
90重量%が好ましい。光重合開始剤は、画像形成素体
の重量に対して0.1〜20重量%、更には0.1〜1
5重量%、着色剤は0.1〜30重量%、更には1〜2
5重量%、結合剤は0〜90重量%、更には0〜40重
量%が好ましい。
更に画像形成素体Cこ熱重合防止剤、可望剤等の添加剤
を必要に応じて加えても良い. 本発明に用いる転写記録媒体は、画像形成素体を構成す
る成分を混合溶融し、これら混合溶融したものを噴霧乾
燥法や乳化造粒法等によって微小な画像形成素体として
基材上に塗布することにより得ることが出来る。また感
度低下の防止、更には画像の解像性を向上させるために
、画像形成素体をマイクロカプセル化しても良い。
画像形成業体にマイクロカプセルを使用する場合には、
コア部に前記説明した材料を含有させる。
マイクロカプセルの壁材に用いられる材料としては、ゼ
ラチンとアラビアゴム、エチルセルロース、ニトロセル
ロース等のセルロース系、尿素ホルマリン、ナイロン、
テトロン(登録商標)、ポリウレタン、ポリカーボネイ
ト、無水マレイン酸系共重合体、塩化ビニリデン、ポリ
塩化ビニル、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリエチレ
ンテレフクレート等のポリマー系等が挙げられる。
転写記録媒体を横成する画像形成素体の数平均粒径は1
〜204が好ましく、特に3〜10趨が好ましい。また
マイクロカプセルの画像形成素体で構成されている場合
も、マイクロカプセルの数平均粒径は1〜20nが好ま
しく、特に3〜10nが好ましい。またマイクロカプセ
ルの粒径分布は、数平均径に対して±50%以下が好ま
しく、特に±20%以下が好ましい。マイクロカプセル
の壁材の厚さは、0.1〜2.Onが好ましく、特に0
.1〜0.5t!Tnが好ましい。
マイクロカプセル化の方法としては従来公知の方法が何
れも適用出来、例えば単純コアセルヘーション法、コン
ブレンクスコアセルヘーション法、界面重合法、in−
situ重合法、界面沈殿法、相分離法、スプレードラ
イング法、気中懸濁被覆法、メカノケミカル法等が用い
られる。
(3)記録部 前述した第一実施例では記録部3に於いて、転写記録媒
体lの転写記録層1b側から所望の色に応した所定波長
の光を一様に照射すると共に、支持体1a側から画信号
に応した熱を印加する構成であったが、他の実施例とし
て熱を一様に印加すると共に、所定の光を画信号に応じ
て照射する構成にしても良い。
また支持体1aを透光性の材質で構成すれば、支持体1
a側から光を照射すると共に、転写記録層1b側から熱
を印加する構成にしても良い。
更に前述の第一実施例では支持体1aを挟んで光照射と
熱印加を行ったが、これとは別に支持体1aの片側から
光照射と熱印加の双方を行うようにしても像形成は可能
である。
また加熱手段は前述した記録へ,ド3aを用いる方法の
他に、YAGレーザーとポリゴンミラーを用いて選択的
に加熱する方法等を使用しても良い。
また光照射手段は前述した回転体3Cを用いる方法に限
定する必要はない。例えば、各波長に対応した光を照射
し得る個別の蛍光灯を複数本設け、各蛍光灯を画信号に
対応して個別に点灯させるようにしても良い。更に前記
蛍光灯の他に、例えばLEDアレイを用いる方法、或い
はキセノンランプと{イ料の吸光特性に合ったフィルタ
ーを用いる方法等を使用しても良い。
尚、前述の実施例では転写記録層1bに光エネルギーと
熱エネルギーとを同時に付与するようにしたが、光エネ
ルギーと熱エネルギーとは別々に付与する構成であって
も、結果的に両エネルギーが付与される構成であれば良
い。
前述した第一実施例ではマゼンタ、シアン、イエローで
のカラー記録の例を示したが、転写記録媒体1の特性、
記録部3での熱及び光エネルギーの付与特性を選択する
ことによって、1色記録若しくは2色記録をすることも
当然可能である。
(4)転写部 前述した実施例では転写部4に於いて、熱及び圧力を印
加するようにしたが、この転写部4では圧力のみを印加
するようにしても良い。
転写部4は転写ローラ4a及び加圧ローラ4bのように
ローラ状のものに限定されるものでなく、例えば回転ベ
ルトの如きもの等所望の圧が得られる構成であれば良い
また必要ζこ応して転写部4で画像転写された被記録媒
体の像を定着させる為の定着手段を被記録媒体の搬送方
向であって、剥離ローラ5の下流側に設けるようにして
も良い。
(5)被記録媒体 被記録媒体としては、前述の記録紙に限定されるもので
なく、例えばオーハーヘソドプロジェクター(OHP)
用のプラスチノクシ一ト等も当然に使用することが出来
る。
く発明の効果〉 本発明は上述の如く、転写記録媒体への像の形成と、こ
の像の被記録媒体への転写を順次行うので、表面平滑度
の比較的低い被記録媒体にも画像の記録を良好に行うこ
とが出来る。また本発明を多色記録に応用した場合には
、被記録媒体に複雑な動きをさせることなく多色の画像
を得ることが出来る。
更に前記記録部の近傍に中高形状の変形防止部材を配W
することにより、記録部での転写記録媒体の変形を抑制
することが出来る。
{送って転写記録媒体は記録部において常ムこ安定して
画像が形成され、その後の転写部で被記録媒体に転写さ
れた画像は極めて鮮明なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は第一実施例に係る記録装置の概略を示す
説明断面図、同図(B)は搬送ユニットを本体より分離
させた状態を示す説明断面図、同図(C)は記録部付近
の部分斜視図、同図(D)は変形防止部材付近の部分斜
視図、同図(ε冫は変形防止部材の正面図、同図(F)
は転写ローラーの正面図、第2図は転写記録媒体の構成
説明図、第3図は転写記録媒体中の光開始剤の吸光特性
を示すグラフ、第4図は回転体の光透過特性を示すグラ
フ、第5図は光照射手段の分光特性を示すグラフ、第6
図(A) , (B)は回転体の回転を検出する受光部
材の信号及びその積分波形、第7図はPLLモータード
ライバーの構成説明図、第8図は熱及び光を付与するタ
イミングチャート、第9図は制御系のブロソク図、第1
0図及び第11図は記録動作のタイミングチャート、第
12図は各部材間の関係を示す説明図、第13図は各信
号の送出を行うンーケンステープルの説明図、第14図
は記録動作のフローチャート、第15図は転写ローラ4
aの温度制御系の説明図、第16図(^)は第二実施例
に係る記録装置の構成説明図、同図(B)は同第二実施
例に係る変形防止部材の斜視図、第17図は従来技術を
示す説明断面図である。 1は転写記録媒体、1aは支持体、1bは転写記録層、
1b+.  lbt.  1b:+はコア、lhaはシ
ェル、lbsは付着剤、2は供給ロール、2aは供給ロ
ール軸、3は記録部、3aは記録ヘッド、3bは発熱素
子列、3cは回転体、3d,3e,3fは支持ローラ、
3gは光源、3hは遮光板、31はスリント、4は転写
部、4aは転写ローラ、4bは加圧ローラ、4cはヒー
タ、5は剥離ローラ、6は巻取ロール、7はカセット、
8は記録紙、9は給送ローラ、10a,10bはレジス
トローラ、11は排出トレー、12a.12b,12c
はガイドローラ、13a,13bは排出口−ラ、20は
制御部、20aはCPU、20bはROM,20cはR
AM,21はインターフェース、22は操作パネル、2
3は像形成タイミング発生器、24は給送モータードラ
イバー、25は搬送モータードライバー、26はレジス
トセンサー26aはLED,26bはフォトトランジス
タ、27はPLLモータードライバー、28はVC0,
29は光源点灯装置、30は給送モーター、31は搬送
モータ、32は外部画信号発生器、34は変形防止部材
、35a,35bはアーム、35a ,、35b1は支
持ピン、35Cはストッパーピン、36a,36bは側
板、36cはストッパービン、38は位置決め部材、3
8aは切欠部、Mは装置本体、Nは枠体、Naはピン、
T.はサーミスタ、rは抵抗、coはコンパレータ、R
Dはリレードライバー、RLはリレーである。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1のエネルギーと、前記第1のエネルギーとは
    異なった第2のエネルギーとが付与されることによって
    転写特性が変化する転写記録層を有する転写記録媒体を
    搬送するための搬送手段と、前記搬送手段によって搬送
    される前記転写記録媒体の搬送経路に沿って設けられた
    、前記転写記録媒体に前記第1のエネルギーを付与する
    ための第1エネルギー付与手段と、前記第2のエネルギ
    ーを付与するための第2エネルギー付与手段とを有する
    記録部と、 前記記録部で形成された像を被記録媒体に転写するため
    の転写部とを有する記録装置であって、前記記録部の近
    傍において前記転写記録媒体の変形を防止する中高形状
    の変形防止部材を配置したことを特徴とする記録装置。
  2. (2)前記変形防止部材が回転可能なクラウンローラー
    であることを特徴とする請求項(1)記載の記録装置。
  3. (3)前記変形防止部材を前記記録部の搬送方向上流側
    に配置したことを特徴とする請求項(1)記載の記録装
    置。
  4. (4)前記変形防止部材を前記転写記録媒体の転写記録
    層に接する側に配置したことを特徴とする請求項(1)
    記載の記録装置。
  5. (5)前記変形防止部材を前記記録部の第1エネルギー
    付与手段若しくは第2エネルギー付与手段に対して相対
    的に移動可能に構成したことを特徴とする請求項(1)
    記載の記録装置。
  6. (6)前記搬送手段を搬送ユニットとして装置本体に対
    して分離可能に構成し、また前記中高形状部材を装置本
    体側に配置して、搬送ユニットの分離動作時に中高形状
    部材が移動するように構成したことを特徴とする請求項
    (1)記載の記録装置。
  7. (7)前記第1のエネルギーが熱であり、前記第2のエ
    ネルギーが光である請求項(1)記載の記録装置。
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