JPH03169611A

JPH03169611A - 押出機の原料供給装置

Info

Publication number: JPH03169611A
Application number: JP1312797A
Authority: JP
Inventors: Kazuyoshi Sekine; 一良関根; Shigeki Yamada; 茂樹山田; Masanobu Kurumachi; 正信車地; Takeshi Sano; 佐野　猛; Hiroaki Kondo; 近藤　博明; Naoki Takeuchi; 直樹竹内; Kazuyuki Kajiyama; 梶山　一幸; Susumu Nakamu; 中務　進
Original assignee: Kobe Steel Ltd; Yoshino Kogyosho Co Ltd
Current assignee: Kobe Steel Ltd; Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date: 1989-11-30
Filing date: 1989-11-30
Publication date: 1991-07-23
Anticipated expiration: 2014-02-17
Also published as: JP2857434B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、射出戒形機等における押出機の原料供給装置
に関するものである。

（従来の技術）ペレット状の樹脂を溶融させて押出すスクリュー押出機
には、ペレット供給のためのホッパーが設けられている
。通常、スクリューの計量ゾーンで押出量が決まり、ス
クリューのフィードゾーンにはホッパーからペレットが
充満状態で供給される。しかし、特殊な樹脂については
、オーバーフィード又はオーバーパックとなり、オーバ
ートルクを起こすため、ベレット供給量を押出量に見合
ったものとするスターブフィードとする必要がある。ま
た、このような特殊な樹脂は、気発モノマー類を脱気す
るため真空又は減圧するものが多く、ホッパーは全体と
して気密な真空ホッパー仕様となっている。

この種の原料供給装置として、従来第５図乃至第７図に
示すようなものがあった。

即ち、第５図は、ホッパー１内に、その下端の原料供給
口２及び押出機３の入口４するように垂直方向のスクリ
ューフィーダー５を設け、このスクリューフィーダー５
の回転数を制御、或いは間欠回転させることにより、ホ
ンパー１から押出構３へとペレットを供給するようにし
たものである第６図は、例えば実公昭５２　−　４５６
６５号公報等に開示されているように、ホンパー１と押
出機３との間に横型のスクリューフィーダー６を設け、
このスクリューフィーダー６をモーター７で駆動してホ
ッパーｌ内のペレットを押出機３に供給するように構成
したものである。

第７図は、ホッパ−１と押出機３との間にロータリーフ
ィーダー８を設け、このロータリーフィーダー８により
ホッパ−１内のペレットを押出稠３に供給ずるようにし
たものである。

（発明が解決しようとする課８）第５図に供給装置では、ペレントは摩擦が少ないため、
自重でスクリューフィーダー５の翼間を螺旋状に落下し
て供給され、供給量をコントロールできない欠点がある
。

これに対し、第６図の場合には、横型のスクリューフィ
ーダー６を用いるため、ベレッドが自重により落下する
問題はないが、横型のスクリューフィーダー６を設ける
だけのスペースを必要とし、しかも、ケーシング９の屈
曲部等、シール部が多くなる欠点がある。

また、第７図の場合には、ロータリーフィーダー８によ
り、その翼毎の部屋１０に仕切られるため、第６図の場
合と同様、自重落下による問題はないが、スペースを必
要とし、しかも軸受部等のシール部が多くなる欠点があ
る。

本発明は、このような従来の課題に鑑み、余分なスペー
スを必要とせずコンパクトにできると共に、構造が簡単
で真空シールも容易にでき、しかもスターブフィードが
できる原料供給装置を提供するものである。

（課題を解決するための手段）本発明の原料供給装置は、ホッパ−１６の下端からペレ
ット等の原料を押出機に供給するようにした押出機の原
料供給装置において、ホッパ−１６下端の筒状部ｌ５内
に、該筒状部１５内を上下に区画するように複数個の隔
壁２０．２１を設けると共に、この上下に隣合う２個の
隔壁２０．２１間を周方向に複数個に区画するように仕
切板２４を設け、各隣合う隔壁２０．２１に、原料が通
る孔２７．２８を周方向に位置を変えて設け、隔壁２０
．２１　と仕切板２２との内、一方を上下方向の回転軸
２６に、他方を筒状部１５に夫々取付けたものである。

（作　用）ホッパ−１６から原料を供給する場合には、回転軸２６
を間欠又は連結回転させる。するとホッパ−１６内の原
料は、隔壁２０の孔２７を通って各部屋２２に順次充満
した後、各部Ｗ２２に隔壁２１の孔２８が対応した時に
、その原料が孔２８から下方に落下し、押出ｉｉｉへ供
給されて行く．（実施例）以下、図示の実施例に基づいて本発明を詳述すると、第
Ｉ図において、１１は射出戒形機に付設されたスクリュ
ー押出機で、押出機本体１２内に、モーター等で、駆動
されるスクリュー１３を備えて或る。押出機本体ｌ２に
は原料が入る入口ｌ４が上向きに形威されると共に、そ
の人口１４に下端の筒状部１５が連通ずるように原料供
給用のホンパー１６が取付けられている。ホッパ−１６
は蓋１７を有する密閉構造であって、パイブ１８を介し
て真空ポンプに接続されている。

ホッパ−１６下端の筒状部１５内には、第２図乃至第４
図に示すように、同心状にガイド筒１９が着脱自在に内
嵌固定され、このガイド筒１９の略上下両端部に対応す
べく上下２個の隔壁２０．２１が配置されており、この
２個の隔壁２０．２１によってガイド筒１９内が上下に
区画されている。そして、上下２個の隔壁２０．２１間
には、その内部を周方向に３個の部屋２２に区画するよ
うに、ボス部２３に対して放射状に３個の仕切板２４が
設けられている。各仕切板２４はネジ２５．２６等でガ
イド筒１９、筒状部１５に固定されている。

２６は上下方向の回転軸で、この回転軸２６はボス部２
３に回転自在に挿入されており、そのボス部２３の上下
両側で回転軸２６に２個の隔壁２０．２１が固定されて
いる。２個の隔壁２０．２１には、原料を通す孔２７　
．　２８が互いに反対位置に位置すべく外周縁側から内
方に切欠き形威されている。なお、下端の隔壁２０はナ
ット２９等により回転軸２６に着脱自在に取付けられて
いる。

回転軸２６は上端のカップリング３０を介して伝動装置
３１の駆動軸３２に着脱自在に連結され、また伝動装置
３１はホッパー１６の蓋１７上に取付けられると共に、
伝動軸３３を介してＭ１７のモーター３４に連動連結さ
れている。

上記構成において、ホッパー１６内方のペレットは隔壁
２０の孔２７から下方に通過し、仕切板２４で区画され
た部屋２２に落込むが、その部屋２２の下側は隔壁２１
で閉じられているので、下方には落下せず、部屋２２に
充満する。従って、回転軸２６をモーター３４により間
欠的に回転させ、隔壁２０の孔２７を順次各部屋２２に
対応させて行くと、仕切板２４によって区画された各部
屋２２にベレットが充満する。一方、各部屋２２に充満
したペレットは、回転軸２６と一体に間欠回転する隔壁
２１の回転によって、その孔２８が各部屋２２に対応す
ると、孔２８を経て押出機ｌ１の入口１４へと落下する
。この繰返しによってホッパー１６内のペレットを押出
機１１へと供給する。従って、回転軸２６を間欠回転さ
せ、そのインターバル又は回転数を制御することによっ
て供給量をコントロールしてスターブフィードすること
ができる．また構造的には、ホッパ−１６下端の筒状部
１５に内嵌すべく隔壁２０，２１　、仕切板２４を設け
ているので、ホッパ−１６下端の供給部側は従来の短ス
トレートで良く、余分なスペースを必要とせず、コンパ
クト化できる。しかも、構造が簡単でシール等が容易に
行なえる。

モーター３４の制御は、フィードバック制御等が適当で
あり、またモーター３４は連続回転させても良い。

実施例では、隔壁２０．２１を回転させ、仕切板２４を
固定した構造のものを示したが、隔壁２０．２１を固定
し、仕切板２４を回転させても良い。

更に隔壁を上下方向に３個以上設け、部屋２２を上下方
向に複数個設けるようにしても良い。

原料が変．わりフォースフィードが必要なときは、カッ
プリング３０から下の部分を取外し、スクリューに代え
れば良い。従って、両者を交換可能にすることによって
汎用性が向上する。

（発明の効果）本発明によれば、ホッパ−１６下端の筒状部１５内に、
該筒状部１５内を上下に区画するように複数個の隔壁２
０．２１を設けると共に、この上下に隣合う２個の隔壁
２０．２１間を周方向に複数個に区画するように仕切板
２４を設け、各隣合う隔壁２０．２１に、原料が通る孔
２７．２８を周方向に位置を変えて設け、隔壁２０．２
１と仕切板２２との内、一方を上下方向の回転軸２６に
、他方を筒状部ｌ５に夫々取付けているので、上下のス
ペースを必要とせずコンパクトにできると共に、構造が
簡単で真空シールも容易にでき、しかもスターブフィー
ドができる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第４図は本発明の一実施例を示し、第１図は
全体構戒を示す破断側面図、第２図は要部の断面図、第
３図は第２図のＡ−Ａ矢視図、第４図は要部の破断斜視
図、第５図乃至第７図は従来例を示す構或図である。１１・・・押出機、ｌ５・・・筒状部、１６・・・ホッ
パー、１９・・・ガイド筒、２０．２１・・・隔壁、２
２・・・部屋、２４・・・仕切板、２６・・・回転軸、
２７　．　２８・・・孔。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ホッパー（１６）の下端からペレット等の原料を
押出機に供給するようにした押出機の原料供給装置にお
いて、ホッパー（１６）下端の筒状部（１５）内に、該
筒状部（１５）内を上下に区画するように複数個の隔壁
（２０）（２１）を設けると共に、この上下に隣合う２
個の隔壁（２０）（２１）間を周方向に複数個に区画す
るように仕切板（２４）を設け、各隣合う隔壁（２０）
（２１）に、原料が通る孔（２７）（２８）を周方向に
位置を変えて設け、隔壁（２０）（２１）と仕切板（２
２）との内、一方を上下方向の回転軸（２６）に、他方
を筒状部（１５）に夫々取付けたことを特徴とする押出
機の原料供給装置。