JPH03169430A - 形鋼の矯正装置 - Google Patents

形鋼の矯正装置

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JPH03169430A
JPH03169430A JP30747889A JP30747889A JPH03169430A JP H03169430 A JPH03169430 A JP H03169430A JP 30747889 A JP30747889 A JP 30747889A JP 30747889 A JP30747889 A JP 30747889A JP H03169430 A JPH03169430 A JP H03169430A
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flange
rolling
rollers
roller
flange width
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JP30747889A
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Atsushi Hatanaka
淳 畠中
Tsuneo Seto
瀬戸 恒雄
Yoshinori Miura
啓徳 三浦
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、仕上げユニバーサル圧延を経たH形、■形
あるいは溝形などの形綱に対して最終的に矯正を施して
製品寸法精度のより一層の改善を図ろうとするものであ
る。以下H形鋼を圧延する場合を例にとって説明する。
(従来の技術) H形鋼は通常、スラブやビームブランクの如き素材をブ
レイクダウンミルにて所定の形状になるまで粗造形し、
次いで粗ユニバーサル逅ル、エッジャーミル、さらに仕
上げユニバーサルξルを通して所定の寸法になるように
圧延される(第6図参照)が、仕上げユニバーサル圧延
でも、被圧延材のウエプ面、フランジ内外面に圧下を施
すため(第7図参照)、フランジ面における平たん度が
悪く、またフランジの幅寸法に関しては幅拡がりを予倒
して圧延を行っているため精度が悪いのが現状であった
熱間圧延によって得たH形鋼の寸法精度はJISG31
92 (1977)によれば、フランジ幅精度は±3.
0mm程度となってはいるものの、近年では高寸法精度
化の要求が高まり建築学会(JASS 6鉄骨工事)に
おいてはJISよりも厳しい精度が要求されている。
これに対処するため、H形鋼の熱間圧延ではフランジの
幅拡がりの予測精度の向上図る研究等が勧められている
が、仕上げ圧延段階では被圧延材のフランジ端面がフリ
ーになっているため高精度化に対応するには限界があっ
た。
なお、フランジ幅の精度向上のためには、一般にフラン
ジの幅端面を上下より軽圧下することが有効であること
は知られているが、このような要求のためだけにエッジ
ャ圧延機を導入する場合には設備費の上昇は免れ得ない
。とくに外法が種\異なるH形鋼を圧延する場合にはそ
れに対応した多数のエッジャを用意しておく必要がある
(発明が解決しようとする課題) H形鋼の圧延において、フランジ幅の精度は勿論、フラ
ンジの平たん度を設備費の増大を招くことなく改善でき
る矯正装置を提案することがこの発明の目的である。
(課題を解決するための手段) この発明は、仕上げユニバーサル圧延の最終パスを経た
ウェブ及びフランジを有する形鋼に対して矯正を施す装
置であって、形鋼のフランジ幅端を上下に挟むロール間
隔の変更可能な左右各一組のフランジ幅端圧下用ローラ
と、形鋼の各フランジ面に接触してその平たん度を改善
する一対のフランジ拘束ローラを備え、上記フランジ拘
束ローラのそれぞれに、該フランジ拘束ローラをフラン
ジ幅端圧下ローラとともに圧延パスラインと交差する向
きに進退移動させるスライダに連結したことを特徴とす
るH形鋼の圧延に用いる矯正装置である。
さて、第1図〜第3図にこの発明に従う装置の構或を示
し、図中の1はウェブ1a及びフランジ1bを有する形
鋼、2は圧延されるH形鋼のフランジ厚みと同程度のロ
ーラ幅をもち、形鋼1のフランジ幅端を上下に挟むロー
ラ間隔iの変更可能なフランジ幅端圧下用ローラであり
、このローラ2はフランジ幅端の上側に位置する上側幅
端圧下用ローラ2−1とその下側に位置する下側幅端圧
下用ローラ2−2からなり、このローラの先端部分には
それぞれカバーガイドdを設置してある。
また、3は形鋼1のフランジ面に接触してその平たん度
を改善するフランジ拘束ローラであり、このフランジ拘
束ローラ3は左右何れも後で図示するように、これらを
フランジ幅端圧下ローラ2とともに圧延パスラインと交
差する向きに進退移動できるようスライダに連結される
まず、フランジ幅端圧下用ローラ2に関し、形鋼1のフ
ランジ幅端の上側に位置するローラ2−1は、それを回
転自在に保持する上部アームA,に取り付けられる。そ
して、この上部アームAIは、ロックナットR(固定用
口ツタナット)を備えるロンド本体4にねじ結合されそ
の外周にロックナットRl  (位置調整用ロックナッ
ト)をもつ第1のスリーブ5にねじ結合される。ここに
第1のスリーブ5の内面には右ねし又は左ねじを、その
外周には左ねし又は右ねじを形或しておく。
一方フランジ幅端の下側に位置するローラ2−2は同じ
くそれを回転自在に保持する下部アーム八つに取り付け
られ、この下部アームA2はロッド本体4の下端でロン
ド本体4にねし止めされるナットなどによって固定保持
されていて、上部アームA,および下部アームA2は何
れもロンド本体4を中心にして回転できるようになって
いる。
フランジ幅端圧下用ローラ2−1、2−2の間のロッド
本体4には、第1のスリーブ5にスプリングSを介して
接続した第2のスリーブ6が装着される。この第2のス
リーブ6には、それを中心に回転するフランジ拘束ロー
ラ3と、このフランジ拘束ローラ3をロックナットなど
の固定手段によって第2のスリーブ6に固定するととも
に圧延パスラインと交差する向きに進退移動させる役目
をもったホルダー7が装着される。なお、上下のフラン
ジ幅端圧下用ローラ2−1、2−2は何れもロンド本体
4を中心に回転できるようになっているが、形鋼lの矯
正時にはそれらが相互に回転しないようにノックピンP
を介して上記のホルダー7に固定される。また、第2の
スリーブ6の下端面とそれに対向する下部アームA2の
内部底面には、矯正時の過大な負荷を緩和するのに役立
つすき間eが形威される。
第4図は、この発明に従う矯正装置の左側半分を模式で
示したものであって、ホルダー7は、たとえば減速機(
R/ G )を備えた駆動源8に接続したスライダ9に
つながっていて、駆動源8の作動によってホルダー7を
圧延パスラインと交差する向きに進退移動させる。
(作 用) フランジ幅端圧下用ローラ2−1、2−2におけるロー
ラ間隔iを調整するには、第1のスリーブ5の上端部分
でロッド本体4にねじ止めしたロックナッl−Rを緩め
、ロンド本体4の上部におけるまわり止めKを固定し、
さらに上部アームA,および下部アームA2の回転を規
制するノックビンPを装着した状態でロンド本体4を時
計回りに、あるいは反時計回りに回転させることによっ
て行う。このときフランジ幅端圧下用ローラ2−2のみ
が上下に移動する。また口ツタナットRの位置をそのま
まとし位置調整用ロックナッl−R.を緩め、ロンド本
体4を時計回り或いは反時計回りに回転させることによ
ってフランジ幅端圧下用ローラ2−1のみが上下に移動
する。
大きな反りが生じているH形鋼を矯正する場合には、フ
ランジ幅端圧下用ローラ2−1あるいは2−2に過大な
負荷がかかるおそれがあるが、この発明における装置で
は、第1のスリーブ5と第2のスリーブ6との間にスプ
リングSを設置してあり、また第2のスリーブ6の下端
面と下部アームA2との間にはすき間eを形或してある
から、圧延パスラインの下方における反りによる負荷に
ついてはスプリングSによって、また圧延パスラインの
上方における反りによる負荷はすき間eによって緩和す
るとこができる利点がある。
スプリングSの強弱の調整は、ロンド本体4にねし止め
したロックナットRと位置調整用口ックナットR1をと
もに緩めロンド本体4を時計回りあるい反時計回りに回
転させることによって行なう。このときフランジ幅端圧
下用ローラ2−1.2−2は上あるいは下に同量づつ移
動しローラ間隔lは変更されずスプリングの長さSIの
みが、すなわちスプリング分の強弱のみが変更される。
なお、仕上げユニバサール圧延を経た形鋼を矯正する場
合、予め形鋼のフランジ幅がプラスの公差となるように
圧延しておくことが肝要である。
以上説明したようにこの発明では、複雑な構造になる装
置を用いずとも仕上げユニバーサル圧延を得たH形鋼の
対して適切な矯正を加えることができ、したがってフラ
ンジ幅の精度は勿論、フランジの平たん度を有利に改善
できる。またこの発明では、サイズの異なる形鋼を圧延
する場合の矯正に際しても転用できる利点がある。
第5図は、この発明に従う矯正装置をユニバーサル圧延
機の出側に設置した場合の例を示したものであるが、こ
のような設備にて仕上げ圧延したフランジ厚みが25m
mになるH形鋼に対して、ローラ径が90mmになるフ
ランジ幅端圧下用ローラにより圧下量が3mmになる軽
圧下を施したところ圧下力はわずか3tであり、非常に
小さい圧下力で寸法精度を改善できるとことがわかった
なお、この発明においては、フランジ幅端圧下用ローラ
2−1、2−2の間隔lを手動によって調整することが
可能であるが、モータ等のアクチュエー夕を利用すれば
遠隔操作によって調整することもできる。また上掲第1
図〜第3図の例では、フランジ幅端圧下用ローラ2を上
下でそれぞれ1つずつ設ける場合について示したが、フ
ランジ拘束ローラ3に干渉しない範囲で複数個設置する
こともできる。
(発明の効果) 胴付のエッジャロールによる従来形式の矯正では、ロー
ラの摩耗に起因した寸法精度の劣化が避けられないため
、安定したサイズの製品を得るためには該ロールの頻繁
な取替えを要し設備コストの上昇は免れ得なかったが、
この発明によれば各ローラの間隔が簡単に調整できるよ
うになっているから、このようなうれいは全くなく品質
の高い形鋼を安定して製造できる。
またこの・発明によれば、ローラ間隔を積極的に調整す
ればサイズの異なる形鋼の矯正にも転用できるし、装置
の構造が簡単かつコンパクトであるため設備にかかる経
費を極力軽減でき、さらに既設の設備に適用できる等の
利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図及び第4図は、この発明に従う装置の構
戒説明図、 第5図はこの発明に従う装置をユニバーサル圧延機に設
置した状況を示した図、 第6図(a)〜(e)はH形鋼の圧延プロセスを示した
図、 第7図は仕上げユニバーサル圧延機における圧延状況を
示した図である。 1・・・形鋼       1a・・・ウェブ1b・・
・フランジ 2・・・フランジ幅端圧下用ローラ 2−1・・・上部フランジ幅端圧下用ローラ2−2・・
・下部フランジ幅端圧下用ローラ3・・・フランジ拘束
ローラ 4・・・ロンド本体    5・・・第1のスリーブ6
・・・第2のスリーブ  7・・・ホルダー8・・・駆
動源      9・・・スライダl・・・ローラ間隔 A1・・・上部アーム R・・・ロックナット S・・・スプリング e・・・すき間 A2・・・下部アーム R,・・・ロックナット P・・・ノックピン d・・・カバーガイド

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、仕上げユニバーサル圧延の最終パスを経たウェブ及
    びフランジを有する形鋼に対して矯正を施す装置であっ
    て、 形鋼のフランジ幅端を上下に挟むロール間隔の変更可能
    な左右各一組のフランジ幅端圧下用ローラと、形鋼の各
    フランジ面に接触してその平たん度を改善する一対のフ
    ランジ拘束ローラを備え、上記フランジ拘束ローラのそ
    れぞれに、該フランジ拘束ローラをフランジ幅端圧下ロ
    ーラとともに圧延パスラインと交差する向きに進退移動
    させるスライダを連結したことを特徴とするH形鋼の圧
    延に用いる矯正装置。
JP1307478A 1989-11-29 1989-11-29 形鋼の矯正装置 Expired - Lifetime JPH0716710B2 (ja)

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JPH0716710B2 JPH0716710B2 (ja) 1995-03-01

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106180278A (zh) * 2016-08-30 2016-12-07 奥美森智能装备股份有限公司 一种压头和一种校直装置
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