JPH031692A - 多地点間映像通信方式 - Google Patents

多地点間映像通信方式

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JPH031692A
JPH031692A JP13703689A JP13703689A JPH031692A JP H031692 A JPH031692 A JP H031692A JP 13703689 A JP13703689 A JP 13703689A JP 13703689 A JP13703689 A JP 13703689A JP H031692 A JPH031692 A JP H031692A
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JP
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signal
video communication
video
communication device
equipment
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JP13703689A
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Yutaka Suzuki
豊 鈴木
Tetsuo Tajiri
田尻 哲男
Toshiyuki Takahashi
敏幸 高橋
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、3つ以上の映像通信装置を介して相互に接続
し、多地点間で映像通信を行う多地点間映像通信方式に
関するものである。
〔従来技術〕
従来より各種の各地点間映像通信方式が提案されている
。第7図は、その−例のシステム構成を示すブロック図
であり、T工、T2.・・・・・、Tnは多地点間で映
像通信を行う長地点間映像通信装置(以下、映像通信装
置り 、 100はn台の映像通信装置T工、T2.・
・・・・、Tnより受信した信号をもとに各映像通信装
置で必要な信号を作成し送出する中央制御装置である。
各映像通信装置T工、T2゜・・・・・、Tnと中央制
御装置100の間は通信回線L工1、L工2.・・・・
・、L工。によって接続されている。
前記各映像通信装置T工、T2.・・・・・、Tnがそ
れぞれ自装置である場合について説明する。
例えば、映像通信製fiT工を自装置とする。映像通信
装置T工は自装置で作成した映像信号を符号化し中央制
御装置100に送信する。中央制御装置100は、映像
通信装置T1.T2.・・・・・、Tnからの映像信号
を受信し、これを画像として合成して各映像通信装置T
工、T2.・・・・・、Tnに送信する。この画像合成
の方法には、各映像通信装置T、、’r、、・・・・・
、Tnから送信されたn個の画像をすべて含む画像とし
て合成する方法や、i番の映像通信装置に送信する画像
にはi番以外のn−1個の画像を含む画像として合成す
る方法がある。
映像通信装置T1は中央制御装置100からの映像信号
を受信しこれを復号して自装置に表示する。こ゛の機能
により映像通信袋@T1はn−1個の映像通信装置T2
.・・・・・、Tnからの画像を1つの画面上で見るこ
とができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしなから、前記従来の各地点間映像通信方式では、
中央制御装置100は、映像通信装置Tよ。
T2.・・・・・、Tnからの映像信号を受信し、これ
を画像として合成して各映像通信装置T□、T2゜・・
・・、Tnに送信する長地点間通信のため、大規模な中
央制御装置を必要とし、映像通信装置T工。
T2.・・・・・、Tnと中央制御装置100との間の
回線能力の利用効率が悪いという問題があった。
また、中央制御装置100が無いと長地点間通信が出来
ないために、小規模なシステムで長地点間映像通信を行
うことが難しいという問題があった。
また、中央制御装置100が遠隔地にある場合、回線の
利用コストが増加するという問題があった。
中央制御装置100へ送出する信号は、自装置1台が作
成した映像信号であるのに対し、中央制御装置100か
ら受信する信号は、n−1個の映像通信装置が作成した
映像信号を合成した信号である。
このため上りと下りの情報量が大きく異なる場合があり
、上りと下りに対称な回線を使用すると、回線の利用効
率が低下する。さらに長地点間通信の機能が中央制御装
置100によって決定されてしまうなめに、各映像通信
装置T□、T2.・・・・・Tnごとに機能を付加する
方法を採用できないという問題があった。
本発明は、前記問題点を解決するためになされたもので
ある。
本発明の目的は、中央制御装置を用いずに長地点間通信
を実現することができる技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、各映像通信装置を接続する各地点
間通信回線の利用効率を向上することができる技術を提
供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本発明は、N台(Nは3以
上の整数)の長地点間映像通信装置を通信回線を介して
相互に接続することにより、多地点間で映像通信を行う
各地点間映像通信方式において、前記N台の長地点間映
像通信装置の内の任意の1台の長地点間映像通信装置T
iは、前記通信回線を介して隣接する他の2つの長地点
間映像通信装置Tj、Tkと直接的に接続され、前記長
地点間映像通信・装置Tiは、前記長地点間映像通信装
置Tjから送られてきた信号Sjiと前記要地点間映像
通信装置Ti自身で発生した信号Siとを合成して前記
長地点間映像通信装置Tkに送出する信号合成手段F 
jikと、前記長地点間映像通信装置Tkから送られて
きた信号Skiと前記多地点間映像通信装置Ti自身で
発生した信号Siとを合成して前記長地点間映像通信装
置Tjに送出する信号合成手段F kijと、前記信号
Sjiと信号Skiとから自映像通信装置Ti内で使用
する信号Riを合成する信号合成手段F jkiを具備
したことを最も主要な特徴とする。
また、前記信号合成手段F jikは、映像通信装置T
jの送出した映像Pjの全部または一部と映像通信装置
Tiの送出した映像Piの全部または一部とを映像画面
中の2つの部分画面として合成し映像通信装置Tkで使
用する映像Pkとする手段が含まれ、前記信号合成手段
F kijは、映像通信装置Tkの送出した映像Pkの
全部または一部と映像通信装置Tiの送出した映像PL
の全部または一部とを映像画面中の2つの部分画面とし
て合成し映像通信装置Tjで使用する映像Pjとする手
段が含まれていることを特徴とする。
〔作用〕
前述した手段によれば、前記3台以上の映像通信装置の
うち任意の1台の映像通信装置Tiは、通信回線を介し
て最大2つの他の映像通信装置Tj、Tkと直接的に接
続され、映像通信装置Tjより送られてきた信号Sji
と映像通信装置T i自身で発生した信号Siを合成し
て信号Sikとし、映像通信装置Tkに送出し、映像通
信袋ff1Tkより送られてきた信号Skiと映像通信
装置Ti自身で発生した信号Siを合成して信号Sij
とし、映像通信装置Tjに送出し、前記信号Sjiと信
号Skiより自装置内で使用する信号Riを合成するこ
とにより、前記3台以上の映像通信装置のうち任意の1
台の映像通信装置Tiが、最大他の2台の映像通信装置
Tj、Tkと直接接続され、入力した信号と自装置で発
生した信号を、信号に映像信号が含まれていることを利
用して合成・送出するので、中央制御装置を介在させず
、3つ以上の地点間で映像通信を行うことができ、かつ
、各映像通信装置を接続する長地点間通信回線の利用効
率を向上することができる。
〔発明の実施例〕
以下1本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明す
る。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能
を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は
省略する。
〔実施例■〕
第1図は、本発明の要地点間映像通信方式の実施例Iの
概略構成を説明するためのブロック図である。
本実施例■の要地点間映像通信方式は、第1図に示すよ
うに、片方向のループ通信回線であり、映像通信装置T
Lより映像通信装置T2へ、映像通信装置T2より映像
通信装置T、へ、・・・・・映像通信装置T、−□より
映像通信装置T。へ、映像通信装置T。より映像通信装
置Tiへの通信が可能となっている。映像通信装置Ti
は、自装置で発生した信号と映像通信装置T、より受信
した信号を合成し、映像通信装置T2に出力するように
なっている。
なお、第1図において、音声データは、回線内の一定の
場所を占めているものとし、ここでは省略している。
第2図は、第1図に示すn台の映像通信装置T□、T2
.・・・・・、Tnのうち任意の1台の映像通信装置T
iの概略構成を説明するためのブロック図である。
第2図において、111は自映像通信装置(以下、自装
置という)Tiの通信回線からの信号入力線、121は
受信信号列をその信号源(ソース)となった装置別に分
割する分割回路、131は受信信号を自装置Tiで使用
する形態に変換するデコーダ回路、141は映像モニタ
ー等の自装置Tiの出力表示器、151はカメラ等の自
装置Tiの入力機器、161は入力された信号を伝送し
やすい信号形態に変換するコーダ回路、171は前記分
割回路121により転送すべき信号・と識別された信号
とコーダ回路で作成された信号を合成する合成回路、1
81は通信回線への出力信号線である。
前記信号入力線111より入力された信号は、分割回路
121によって信号源(ソース)となった装置ごとに分
割される。信号源(ソース)となった装置を識別するこ
とによって転送すべき信号と転送が必要無い信号を分類
する。自装置Tiが次に出力する映像通信装置TI+1
の出力した信号は、転送する必要が無い。一般には、受
信した信号列の内爪も転送回数の多い信号は、転送する
必要が無い。
この結果、分割回路121から合成回路171への信号
には空きスロットが発生する。信号が映像信号である場
合には1つの画面中にスペースが出来たことになり、こ
の部分に自装置Tiから出力すべき画像をはめこむ。合
成回路171はこのための回路であって、コーダ回路1
61からの信号と分割回路121からの転送信号を一定
の順序に従って1つの信号系列に合成する。この順序に
は、例えば自装置Tiの信号を先頭とし受信信号列より
転送に不要となった信号を除去した転送信号を続いて配
置する方法を用いる。一方、デコーダ回路131では受
信され、信号源(ソース)の識別された信号を信号g(
ソース)となった装置ごとにデコードし。
一定の順序に従って表示すべき画面を構成する。
画面中どの映像通信装置の画像をどこに配置するかは、
デコーダ回路131の自由である。
分割・合成の方法は、映像信号と音声信号では異なる。
音声では重み付は加算が一般的な合成の方法である。す
なわち、受信した音声信号と自装fil T iで発生
した音声信号を各信号に含まれる音声強度に従って強い
音声をより強くするように重み付けて加算する。しかし
−この方法の欠点は、本実施例Iのように、映像通信装
置が従属接続されるシステムでは、音声の変換のための
品質劣化が加算され、使用に耐えなくなることである。
特に、低ビツトレートの音声符号化を使用する場合は、
顕著である。この場合には、第3図に示す単純なスイッ
チ回路が利用できる。
第3図において、19は受信音声と送信音声の強さを比
較する比較回路であり、音声信号デコーダ回路132の
受信音声が強ければ受信音声の符号化された信号をその
まま転送し、自装置Tiの音声コーダ回路162の入力
音声が強ければ、それを符号化した音声を転送するよう
に、ボイススイッチ20が動作するようになっている。
第2図に示す自装置T、と第3図に示す装置の処理方法
を映像と音声にそれぞれ適用すれば、第1図に示す本実
施例■の多地点間映像通信方式は、次のように動作する
自装置T、には、映像通信装置T、イ0.T、や、、・
・、’r+−xを信号源(ソース)とするn −1台の
映像通信装置からの符号化・合成された映像信号および
n台の映像通信装置の中で強度の最も強かった符号化音
声信号が入力される。従って、自装置T、は、各映像通
信装置の映像と最も強い音声を自装Er+の使用者に出
力することができる。自装置T、からは映像通信装置T
 142 + T 143 +・・・・、T+−1を信
号源(ソース)とする符号化映像信号と自装置TIを信
号源(ソース)とする符号化映像信号、および受信また
は自装置T、で符号化した符号化音声信号が合成された
合成信号が、映像通信装置’r I+1に対して出力さ
れる。この結果、映像通信装置TIE、は必要な情報を
すべて受取ることができる0次の映像通信装置Tt+z
ye、*、T I□についても同様である。
以上の説明かられかるように1本実施例Iによれば、自
装置T、からは映像通信装置T 、+、、’r I+]
l・・・・・、T、−0を信号源(ソース)とする符号
化映像信号と自装置T、を信号源(ソース)とする符号
化映像信号、および受信または自装WT。
で符号化した符号化音声信号が合成された合成信号が、
映像通信装置TI+、に対して出力される。
この結果、映像通信装置T、+1は必要な情報をすべて
受取ることができる。
すなわち、3台以上の映像通信装置のうち任意の1台の
自装置Tiは、通信回線を介して最大2つの他の映像通
信装置Tj、Tkと直接的に接続され、映像通信装置T
jより送られてきた信号Sjiと自装置Ti自、身で発
生した信号Siを合成して信号Sikとし、映像通信製
MTkに送出し、映像通信製@Tkより送られてきた信
号Skiと自装置Ti自身で発生した信号Siを合成し
て信号Sijとし、映像通信装置Tjに送出し、前記信
号Sjiと信号Skiより自装置内で使用する信号Pi
を合成することにより、前記3台以上の映像通信装置の
うち任意の1台の自装置Tiが、最大他の2台の映像通
信装置Tj、Tkと直接接続され、入力した信号と自装
置で発生した信号を、信号に映像信号が含まれているこ
とを利用して合成・送出するので。
中央制御装置を介在させず、3つ以上の地点間で映像通
信を行うことができ、かつ、各映像通信装置を接続する
多他点間通信回線の利用効率を向上することができる。
本実施例Iにおいては、回線の利用効率は100%であ
る。すなわち各映像通信装置は、回線容量に対して符号
化映像信号と符号化音声信号を隙間なく送出し、受信し
たデータをすべて表示器(モニタ) 141 (第2図
)に出力する。
〔実施例■〕
第4図は、本発明の多地点間映像通信方式の実施例Hの
概略構成を説明するためのブロック図である。
本実施例■の多地点間映像通信方式は、第4図に示すよ
うに、通信回線が双方向回線L2とり、で構成されてい
る。通常の交換回線は、この例に相当する。
この場合、前述の第1図と同じ方法を用いると、片方向
の回線L2だけを使用し他の方向の回線り。
を使用しないことになり、回線容量の50%しか利用出
来ないことになる。回線利用効率を高めるためには信号
を2つに分割し、第1の信号を第1方向の回IIAL2
に、第2の信号を他方向の回線L3に出力すれば良い。
信号を2分割するには、例えば、符号化映像信号を第1
の信号、符号化音声信号を第2の信号とすれば良い。す
なわち、第1方向の回線L2には符号化映像信号が転送
され、第2方向の回線L1には符号化音声信号が転送さ
れる。第4図では、映像信号をその送出元である信号源
(ソース)となる映像通信装置の番号で表し、音声信号
をSで表している。
符号化映像信号と符号化音声信号の符号量が等しくない
場合には、分割の方法を変える。
例えば、映像通信装置T工より映像通信装置T。
7□を信号源(ソース)とする信号を、第1方向の回線
L2に、映像通信装置T、7□や□より映像通信装置T
。を信号源(ソース)とする信号を、第2方向の回線L
3に出力する。
また、別の方法としては、第5図に示す方法がある。す
なわち、各映像通信装置は、第1方向の回線L工よりn
/2台の映像通信装置分の符号化映像信号を受信し、最
も遠い映像通信装置の信号を削除したのち、自装置Ti
の符号化映像信号を加え、同方向の回線に送信する。ま
た、第2方向の回線L2よりn/2−1台の映像通信装
置分の符号化映像信号と符号化音声信号を受信し、最も
遠い映像通信装置の信号、すなわち受信した信号列の内
爪も転送回数の多い信号を削除したのち、自装置Tiの
符号化映像信号を加え、さらに受信符号化音声信号また
は自装置Tiの符号化音声を選択した符号化音声信号を
加えて第2方向の回線L2に送信する。
n=8の場合、映像通信製MTIは映像通信装置T r
 、T +−□、T、−、、T、−□をソースとする信
号を第1方向の回線L1に、映像通信装置T 、、’r
、+、。
TI+2をソースとする信号および受信した符号化音声
または自装置Tiの符号化音声を選択した信号を第2方
向の回線L2に出力する。第5図では、回線上に送出す
る映像信号を、信号源(ソース)となる装置の番号を示
している。ただし、符号Sは音声データを示すものであ
り、1〜8の映像通信装置の中で最も強い音声の符号化
データである。
自□装置Tiが受信するデータは、第1方向の回線り、
より映像通信装置T、−□、T、−,,T、=3.T、
−、を信号源(ソース)とするデータ、第2方向の回線
L2より映像通信装置TIや2.TI+、IT’ I+
3を信号源(ソース)とするデータおよび音声データで
ある。
この結果、自装置TIは、自身以外の7台より送出され
た映像符号化データと選択された音声符号化データを使
用することが可能となる。
いずれの方法を用いるにしても、前記の方法によって双
方向通信回線を100%利用して多他点間通信を行うこ
とができる。
第6図は、第5図に示す映像通信装置Tiの具体的構成
を示す図である。
第1方向の回線から信号入力線112に入力された信号
は、第2図の場合と同様に、分割回路121を経由して
デコーダ回路131と合成回路171に入力される。
第2方向の回線からの信号は、信号入力線112より分
割回路122に入力され1分割回路122によって符号
化音声信号と各信号源(ソース)ごとの符号化映像信号
に分割される。この分割された符号化映像信号は、前記
分割回路122の出力とともにデコーダ回路132に入
力され、また、前記分割された転送すべき符号化映像信
号は合成回路172に入力される。
デコーダ回路131は、第1方向回線および第2方向回
線からの映像符号化データを全て入力し。
その信号源(ソース)となった映像通信装置ごとに映像
信号を復号化し部分画面を作成する。部分画面は、自装
置または他装置からの指定に従って1枚または2枚以上
の合成画面となり表示される。
自装置の符号化映像信号は合成回路!71および172
の双方に入力され、それぞれの方向の回線出力に加えら
れる。
また、分割された符号化音声信号は、音声デコーダ回路
132およびボイススイッチ回路20に入力される。音
声デコーダ回路132は、符号化音声データをデコード
し自装置のスピーカ等142に出力する。スピーカ14
2に出力された音声とマイク152による入力音声は、
その強度を比較回路19で比較され、大小の比較結果に
よってボイススイッチ回路20を制御する。この結果、
自装置の符号化音声信号と受信符号化音声信号は、スイ
ッチ回路20によって大きい音の方が選択され、第2方
向の回線の出力に加えられる。
第2図及び第6図において、受信データ列中に含まれる
映像信号を信号源(ソース)となる装置ごとに分割また
は識別し、これらをデコードして自装置で使用する信号
を作成する。一方、不要となった映像信号を除去しこの
部分に自装置の作製した映像信号を追加・合成すること
によって転送する信号を合成することは、本発明の最も
主要な特徴とするものである。この特徴は、回線上の映
像信号または符号化映像信号がそのソースに依存して回
線内のビット列中および画面中にある位置または大きさ
を占める性質に因っている。
なお1本発明は、(1)多地点間の通信条件を制御する
通信制御装置が各通信装置に含まれる。
例えば、通信制御条件には2つの相手装置の接続および
切断9通信対象装置数の増加または減少等がある。
(2)各装置で発生する符号化映像信号のデータ量は、
全データ量の和を回線速度に等しくするために、(出力
回線容量−符号化音声データ量)/(n−1)に調整さ
れている。また、符号量の変動に対応するために回線容
量の内一定量を変動吸収用のバッファに割り当てること
も可能である。
さらに、各装置の符号量の変動を許容し全符号量を回線
速度に保つ方法を用いても良い。
(3)各装置が使用できる画面中のウィンドウサイズと
ウィングドウ形状は、通信対地数nに応じて変更するこ
とができる。また、装置に応じて変える事もできる。
(4)音声信号の制御方式として、選択方式を示したが
、符号化復号化による劣化を軽減できる方法であれば他
の方法であっても良い。選択方式において切り替え時の
雑音を抑制する方法や切り替え直後の符号化復号化装置
の内部状態を高速にセットアツプする方法を使用するこ
とが出来る。
(5)映像信号と音声信号の他の信号1例えば低速デー
タ信号等も容易に含ませることが出来る。
この場合のデータを出力する装置は映像の1部の領域に
データを配置し制御信号によってその配置を知らせる。
以上1本発明を実施例にもとづき具体的に説明したが1
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であること
は言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上、説明したように、本発明によれば、次のような効
果を得ることができる。
(1)通信ネットワーク内センタ装置としての中央制御
装置を用いることなく、映像・音声を用いた多他点間通
信が行うことができる。
(2)最も高い回線利用効率を得ることができる。
(3)対地(装置)数に対する基本的な制約がないため
、任意の対地(装置)数で通信することができ、各画像
通信装置の通信コストは対地(装置)数によらず一定で
ある。
(4)映像・音声は1回だけ符号化復号化されので1通
信品質の劣化は最小限に保たれる。
(5)画像通信装置内の処理は自装置に表示するための
デコード回路と自装置の送出信号を符号化するコーダ回
路によって行われ、転送データに対して符号化復号化処
理を必要としないため、対地(装置)数が増えても処理
量は増加しない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の各地点間映像通信方式の実施例1の
概略構成を説明するためのブロック図。 第2図は、第1図に示すn台の映像通信装置のうち任意
の1台の自映像通信装置の概略構成を説明するためのブ
ロック図、 第3図は、第1図の実施例Iにかかる長地点間映像通信
装置のボイススイッチ回路を示す図。 第4図は、本発明の各地点間映像通信方式の実施例■の
概略構成を説明するためのブロック図、第5図は、本発
明の各地点間映像通信方式の実施例■の他の映像通信方
式の概略構成を説明するためのブロック図、 第6図は、前記実施例Hの映像信号と音声信号の処理回
路の一実施例を示す図、 第7図は、従来方法による長地点間通信方式の問題点を
説明するための図である。 図中、T1〜Tn・・・長地点間映像通信装置、LlL
、・・・通信回路、111,112・・・信号入力線、
121.122・・・分割回路、131・・・映像信号
デコーダ回路、141・・・映像モニタ、151・・・
カメラ、161・・・映像信号コーダ回路、171.1
72・・・合成回路、181.182・・・出力信号線
、132・・・音声信号デコーダ回路、142・・・ス
ピーカ、152・・・マイク、162・・・音声信号コ
ーダ回路、19・・・比較回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)N台(Nは3以上の整数)の多地点間映像通信装
    置を通信回線を介して相互に接続することにより、多地
    点間で映像通信を行う多地点間映像通信方式において、
    前記N台の多地点間映像通信装置の内の任意の1台の多
    地点間映像通信装置Tiは、前記通信回線を介して隣接
    する他の2つの多地点間映像通信装置Tj,Tkと直接
    的に接続され、前記多地点間映像通信装置Tiは、前記
    多地点間映像通信装置Tjから送られてきた信号Sji
    と前記多地点間映像通信装置Ti自身で発生した信号S
    iとを合成して前記多地点間映像通信装置Tkに送出す
    る信号合成手段Fjikと、前記多地点間映像通信装置
    Tkから送られてきた信号Skiと前記多地点間映像通
    信装置Ti自身で発生した信号Siとを合成して前記多
    地点間映像通信装置Tjに送出する信号合成手段Fki
    jと、前記信号Sjiと信号Skiとから自映像通信装
    置Ti内で使用する信号Riを合成する信号合成手段F
    jkiを具備したことを特徴とする多地点間映像通信方
    式。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載において、前記信号合
    成手段Fjikは、映像通信装置Tjの送出した映像P
    jの全部またはキー部と映像通信装置Tiの送出した映
    像Piの全部または一部とを映像画面中の2つの部分画
    面として合成し映像通信装置Tkで使用する映像Pkと
    する手段が含まれ、前記信号合成手段Fkijは、映像
    通信装置Tkの送出した映像Pkの全部または一部と映
    像通信装置Tiの送出した映像Piの全部または一部と
    を映像画面中の2つの部分画面として合成し映像通信装
    置Tjで使用する映像Pjとする手段が含まれているこ
    とを特徴とする多地間映像通信方式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6885615B1 (en) 1998-12-21 2005-04-26 Seiko Epson Corporation Piezoelectric actuator, time piece, and portable device

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