JPH03169079A - 絶縁ゲート型電界効果トランジスター - Google Patents
絶縁ゲート型電界効果トランジスターInfo
- Publication number
- JPH03169079A JPH03169079A JP30955489A JP30955489A JPH03169079A JP H03169079 A JPH03169079 A JP H03169079A JP 30955489 A JP30955489 A JP 30955489A JP 30955489 A JP30955489 A JP 30955489A JP H03169079 A JPH03169079 A JP H03169079A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gate
- gate electrode
- drain
- field effect
- effect transistor
- Prior art date
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- Pending
Links
- 230000005669 field effect Effects 0.000 title claims abstract description 15
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 6
- 230000005641 tunneling Effects 0.000 claims abstract description 6
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 5
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 claims abstract description 5
- 239000010703 silicon Substances 0.000 claims abstract description 5
- 230000007704 transition Effects 0.000 abstract description 11
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 abstract 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 5
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はバンド間トンネリングを利用した絶縁ゲート型
電界効果トランジスターに間する。
電界効果トランジスターに間する。
[従来の技術]
従来の絶縁ゲート型電界効果トランジスターは、その縮
小化に伴い発生するしきい値電圧VTの低下やホットキ
ャリア発生などの様なショートチャンネル化に伴う種々
の問題を有している。
小化に伴い発生するしきい値電圧VTの低下やホットキ
ャリア発生などの様なショートチャンネル化に伴う種々
の問題を有している。
一方、バンド間トンネリングを利用した絶縁ゲート型電
界効果トランジスター(1 988年、IEDM,P4
02)は、拡散層領域においてバンド間遷移により発生
する電子・正孔対をキャリア源として利用しており、前
述のショートチャンネル効果に起因する種々の問題は生
じない。
界効果トランジスター(1 988年、IEDM,P4
02)は、拡散層領域においてバンド間遷移により発生
する電子・正孔対をキャリア源として利用しており、前
述のショートチャンネル効果に起因する種々の問題は生
じない。
このバンド間トンネリングを利用した絶縁ゲート型電界
効果トランジスターの構造は、第5図に示すようにP型
半導体基板1の中に、高濃度P型領域3および高濃度N
型領域2を形成し、その上にゲート酸化膜4を、さらに
その上にゲート電極6を有する構造となっている。
効果トランジスターの構造は、第5図に示すようにP型
半導体基板1の中に、高濃度P型領域3および高濃度N
型領域2を形成し、その上にゲート酸化膜4を、さらに
その上にゲート電極6を有する構造となっている。
[発明が解決しようとする課題]
上述した従来のバンド・バンド間遷移を利用した絶縁ゲ
ート型電界効果トランジスターでは、ゲ一ト電極6と高
濃度P型領域30間に電圧をかけることにより生ずる高
濃度P型領域3でのバンド間遷移に基づく電子・正孔対
をキャリア源として利用しているので、得られる電流値
は、通常の絶縁ゲート型電界効果トランジスターに比べ
て非常に低く、より高い電流値を得るためにはゲート電
極6と高濃度P型領域(ドレイン)3との間に、かなり
高い電圧を印加しなければならないという欠点がある。
ート型電界効果トランジスターでは、ゲ一ト電極6と高
濃度P型領域30間に電圧をかけることにより生ずる高
濃度P型領域3でのバンド間遷移に基づく電子・正孔対
をキャリア源として利用しているので、得られる電流値
は、通常の絶縁ゲート型電界効果トランジスターに比べ
て非常に低く、より高い電流値を得るためにはゲート電
極6と高濃度P型領域(ドレイン)3との間に、かなり
高い電圧を印加しなければならないという欠点がある。
[発明の従来技術に対する相違点コ
上述した従来のバンド・バンド間遷移を利用した絶縁ゲ
ート型電界効果トランジスターに対して、本発明はゲー
ト絶縁膜とゲート電極界面に突出した凸状の小部分をも
つという相違点を有する。
ート型電界効果トランジスターに対して、本発明はゲー
ト絶縁膜とゲート電極界面に突出した凸状の小部分をも
つという相違点を有する。
本発明の絶縁ゲート型電界効果トランジスターは、バン
ド間トンネリングを利用した絶縁ゲート型電界効果トラ
ンジスターにおいて、シリコン基板の一主面に少なくと
もゲート電極の一部がゲート絶縁膜を介してドレイン領
域上に延在しており、このゲート電極がドレイン領域上
に重なる領域で、ゲート電極とゲート絶縁膜界面に凸状
部分を有することを特徴とする。
ド間トンネリングを利用した絶縁ゲート型電界効果トラ
ンジスターにおいて、シリコン基板の一主面に少なくと
もゲート電極の一部がゲート絶縁膜を介してドレイン領
域上に延在しており、このゲート電極がドレイン領域上
に重なる領域で、ゲート電極とゲート絶縁膜界面に凸状
部分を有することを特徴とする。
[実施例]
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の縦断面図である。
バンド・バンド間遷移を利用した絶縁ゲート型電界効果
トランジスターはP型シリコン基板1にソース,ドレイ
ンとして、選択的にそれぞれ基板1よりも高濃度のN型
N2およびP型N3が形成されており、さらにドレイン
とソースの一部およびそれにはさまれた領域上にゲート
絶縁膜4とゲート電極6が形成され、ドレイン領域上の
ゲート絶縁膜4とゲート電極6との界面には凸状小部分
5を有している。
トランジスターはP型シリコン基板1にソース,ドレイ
ンとして、選択的にそれぞれ基板1よりも高濃度のN型
N2およびP型N3が形成されており、さらにドレイン
とソースの一部およびそれにはさまれた領域上にゲート
絶縁膜4とゲート電極6が形成され、ドレイン領域上の
ゲート絶縁膜4とゲート電極6との界面には凸状小部分
5を有している。
この構成によれば、ゲート6とドレイン3間にかかる電
圧により、ゲート電極6と、ドレイン領域3との間に発
生する電界分布は凸状の小部分5に集中し、その部分で
は、強い電界が得られることになる。従って、ゲートと
ドレイン間にそれほど大きな電圧を印加しなくても、バ
ンド間遷移による電子・正孔対を発生させることができ
る。
圧により、ゲート電極6と、ドレイン領域3との間に発
生する電界分布は凸状の小部分5に集中し、その部分で
は、強い電界が得られることになる。従って、ゲートと
ドレイン間にそれほど大きな電圧を印加しなくても、バ
ンド間遷移による電子・正孔対を発生させることができ
る。
また、バンド間遷移を起こすのに必要なゲートとドレイ
ン間の電圧は、凸状の小部分5のとがりの度合を調節す
ることにより変えることができる.尚、このようにして
発生した電子・正孔対は、ソースからドレインへ向かう
t場により加速されてドレイン電流となるので、大きな
ドレイン電流を得ることができる。
ン間の電圧は、凸状の小部分5のとがりの度合を調節す
ることにより変えることができる.尚、このようにして
発生した電子・正孔対は、ソースからドレインへ向かう
t場により加速されてドレイン電流となるので、大きな
ドレイン電流を得ることができる。
第2図は本発明の他の一実施例の平面図であり、第3図
および第4図はそれぞれそのAA’およびBB’に沿う
断面図である。
および第4図はそれぞれそのAA’およびBB’に沿う
断面図である。
ゲート絶縁膜4の上にある凸状の小部分6はAA′方向
だけでなく、BB’方向にも凸状に形成された錐形とな
っている。その他の構造は前記実施例と同じとする。こ
の実施例ではゲート絶縁膜4の上にある凸状の小部分5
のゲート絶縁膜4に対する接触面積を小さくてきるので
、接触点近傍では、より強い電界を得ることができると
いう利点を有する。
だけでなく、BB’方向にも凸状に形成された錐形とな
っている。その他の構造は前記実施例と同じとする。こ
の実施例ではゲート絶縁膜4の上にある凸状の小部分5
のゲート絶縁膜4に対する接触面積を小さくてきるので
、接触点近傍では、より強い電界を得ることができると
いう利点を有する。
尚、上記した各実施例では凸状部分5を複数設けてある
が、凸状部分は1つ以上あれば本発明の作用効果を奏す
ることができる。
が、凸状部分は1つ以上あれば本発明の作用効果を奏す
ることができる。
[発明の効果コ
以上説明したように本発明では、ゲート絶縁膜に接する
ゲート電極面に、凸状の小部分を付加することにより、
その部分に電界を集中させ、強い電界を得ることができ
るので、ゲートとドレイン間に高い電圧を印加しなくて
も、バンド間遷移を起こすことができる。
ゲート電極面に、凸状の小部分を付加することにより、
その部分に電界を集中させ、強い電界を得ることができ
るので、ゲートとドレイン間に高い電圧を印加しなくて
も、バンド間遷移を起こすことができる。
従って、本構造のハンド間遷移を利用した絶縁ゲート型
電界効果トランジスターでは、高電圧を印加する必要は
なく、適当な電圧レベルでトランジスターを動作させる
ことができる。
電界効果トランジスターでは、高電圧を印加する必要は
なく、適当な電圧レベルでトランジスターを動作させる
ことができる。
第1図は本発明の一実施例の縦断面図、第2図は本発明
の他の一実施例の平面図、第3図は第2図のAA’線断
面図、第4図は第2図のBB’線断面図、第5図は従来
例の断面図である。 1●・・・・・・・・P型シリコン基板、2・・・・・
・・・・高濃度N型層、 3・・・・・・・・・高濃度P型層、 4・・・・・・・・・ゲート絶縁膜、 5・・・・・・・・・凸形状小部分、 6・・・・・・・・・ゲート電極。
の他の一実施例の平面図、第3図は第2図のAA’線断
面図、第4図は第2図のBB’線断面図、第5図は従来
例の断面図である。 1●・・・・・・・・P型シリコン基板、2・・・・・
・・・・高濃度N型層、 3・・・・・・・・・高濃度P型層、 4・・・・・・・・・ゲート絶縁膜、 5・・・・・・・・・凸形状小部分、 6・・・・・・・・・ゲート電極。
Claims (1)
- バンド間トンネリングを利用した絶縁ゲート型電界効果
トランジスターにおいて、シリコン基板の一主面に少な
くともゲート電極の一部がゲート絶縁膜を介してドレイ
ン領域上に延在しており、このゲート電極がドレイン領
域上に重なる領域で、ゲート電極とゲート絶縁膜界面に
凸状部分を有することを特徴とする絶縁ゲート型電界効
果トランジスター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30955489A JPH03169079A (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | 絶縁ゲート型電界効果トランジスター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30955489A JPH03169079A (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | 絶縁ゲート型電界効果トランジスター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03169079A true JPH03169079A (ja) | 1991-07-22 |
Family
ID=17994414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30955489A Pending JPH03169079A (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | 絶縁ゲート型電界効果トランジスター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03169079A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015056619A (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-23 | 株式会社東芝 | 半導体装置 |
-
1989
- 1989-11-29 JP JP30955489A patent/JPH03169079A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015056619A (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-23 | 株式会社東芝 | 半導体装置 |
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