JPH03167366A - 吸水性綿布の製造方法 - Google Patents

吸水性綿布の製造方法

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JPH03167366A
JPH03167366A JP1307895A JP30789589A JPH03167366A JP H03167366 A JPH03167366 A JP H03167366A JP 1307895 A JP1307895 A JP 1307895A JP 30789589 A JP30789589 A JP 30789589A JP H03167366 A JPH03167366 A JP H03167366A
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JP
Japan
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enzyme
cloth
cotton cloth
fabric
cotton
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Pending
Application number
JP1307895A
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English (en)
Inventor
Tomoyoshi Sakata
坂田 友義
Tetsuo Takamoku
高杢 哲夫
Masaharu Kato
正治 加藤
Yoshihiko Nakayama
中山 良彦
Seiichi Miyashita
宮下 征一
Hiroaki Sakamoto
坂本 弘明
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IKEDAYA SOMEKOUJIYOU KK
Original Assignee
IKEDAYA SOMEKOUJIYOU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利川分野 本発明は、吸水性綿41の製造方法に関するものである
(ロ) 従来の技術 従来、タオル等の布の吸水性能を向上させるべく多くの
製品が考案されている。
そして、これらの製品はほとんど化学繊維で組成されて
いるものであり、例えば使用材料にキュプラ.ポリノジ
ック,ナイロン,ポリエステル.レーヨン.アクリル等
の改良繊維を使用している。
(ハ〉 発明が解決しようとする課題 しかし、このような化学繊維を使用した場合には、吸水
性能は向上できるものの、繊維によっては静電気を・:
1}電しやすく、従って、吸水布にほ二りや汚れが付着
しやすくなり、lQれが目立ちやすい欠点を有し、また
、毛羽立ちやすいことから、繊維がからみ合って毛玉が
生しやすく、また、人によってはタオル等のように、皮
膚に接する使用の場合は皮膚アレルギーを起す等の不都
合が生しるおそれがあった。
(二) 課題を解決するための手段 本発明では、通常の綿布に次の各工程の処理をそれぞれ
施すことにより吸水性の高い綿布を製造することを特徴
とした吸水性綿布の製造方法であり、即ち、糊抜きのた
めの溶剤と精練のための溶剤と、漂白のための溶剤とを
混合した混合液中に綿布を浸漬し、その後引上げて加圧
装置にて絞ることにより一定の混合液を綿布に加圧含浸
させ、その前又は後工程において綿布を酵素溶液中に浸
漬し、その後引上げて加圧装置にて絞ることにより綿布
に一定の酵素液を加圧含浸させるものであり、また、そ
の後に綿布に脱酵素処理を行うものであり、また、その
後に綿布を水洗いし、乾燥することにより仕上げをする
ものである。
(ホ) 作用・効果 この発明では、通常の綿布のみを使用することができる
ので、合成繊維にともなう欠点、例えば静電気を帯有し
やすい欠点や皮膚アレルギーを生起しやすい欠点を解l
rlでき、また、タオル地を含む綿(Iiに、糊抜き、
精練、漂]′1等のための溶剤illをd透せしめて、
その後、加圧装置にて一定量を絞り出し、残りを加圧含
浸される操作をしているので、特に高温・高圧・強アル
カリ等処裡を必要とせず、綿繊維の第1次細胞膜と第2
次細胞膜を痛めることがなく、従ってセルロースを損傷
することなく糊抜き、精練、漂白処理が可能となる。
更には醇素処理を行うに際しても酵素溶液に浸漬して引
上げ加圧装置にて絞るために酵素処理が加圧状態で充分
に行え、低温短特開でセルロースを分解することができ
るため、さらに吸水性、柔軟性を向上させる効果を有す
る。
(へ) 実施例 本発明の実施例を図面にもとづき詳説する。
すなわち、本発明において綿布とは、綿素材の織物を指
しており、例えばパイル織りしたタオル地、或いは敷布
、或いは下着に使用される綿布を含むものである。
かかる綿布は糊抜き、精練、漂白等の処理と酵素処理が
行われるものであり、その順序は、いずれを先に行って
も良い。
そこで、本実施例では、まず糊抜き、桔紳、漂白の処理
を先に行い、次いで酵素処理を行う場合において説明す
る。
そこで、糊抜き、精練、漂白の処理を行うに際しては、
有機過酸、水酸化ナリトウム、酸化糊抜き剤等の溶液を
使川するものであり、具体的には次の通りである。
すなわち、アルカリ性のものとしては、苛性ソーダ30
 〜50cc/ II ,DSCオスボンー力クリスト
MII25  40 〜60cc/ 1ダイドゾールS
O800 20 〜40cc/ j!セレッシュ600
 1 − 10cc/ flレオニールCBLJ 20
〜40cc/ Rを使川するものであり、 また、酸性のものとしては、 フイキサHリキッド5〜15cc/ 11DSCオスボ
ン0250 60〜80cc/ I)を使用するもので
あり、これらのアルカリ性と酸性の溶液を混合して混合
液(1)とし、水{θ(2)にwr留した後、同水t!
 (2)中に、綿布(^)を原反から解舒しながら浸漬
して引上げていき、その後加江装置(3)にてローラ(
4)間において混合液浸漬の綿布を挟圧して絞っていく
ものであり、従って一定量の混合液が絞られ、その残り
が綿布の繊維11に加圧含浸された状態となる。なお、
かかる絞り串は、綿布の状況に応じて適宜変更すること
ができるものであり、本発明の実施例では90%の絞り
串とした。
かかる処理のなされた綿布は約24時間通常の外気の温
度状態で放置される。
このように、糊抜き、精練、漂白処PIが加圧装置にて
、行われると、綿繊維の表面を覆った第1次細胞膜のセ
ルロースは、高温、高圧、強アルカリで処理しないため
に、何ら痛められることなく、糊抜き、精練、漂白の処
理がなされ、また、加圧装置による加圧含浸作用で、充
分な溶液浸透がなされて、繊維内部のべクチン質やろう
質物等を確実に除去することができることになる。
その後、かかる処理がなされた綿布は酵素溶液中に浸漬
され、同様に加圧装置にて絞られるものである。
かかる酵素溶液として使用される酵素はセルラーゼを使
用するものであり、例えばコニオシリウム●ジプルスジ
エラ(ConloLhyrlum dlplsdlel
la)、アスペルギルス・オリザエ(Asporgll
lus Oryzac)、フサリウム◆モニリホノレメ
(Fusarlus −on111rorsO〉、イル
ペックス●ラクテウス(Irpex IacLeus)
、トリコデノレ?−:lニンギ(Trlchoder−
a−Konlng1)、トリコデルマ・ビリデ(Trl
choderma vIrlde)、リゾプス・アリツ
ス●フイシ+ − (Rhlzopus arrhlz
us Flsehor) 、アスペルギルス●ニガー(
AspergIflus nlgar)などの菌体から
抽出することにより得られる醇素を使用する。
カカル静素は、200 〜500unit/+*gのも
のを0.1〜1.0%の濃度で水に溶かし、酢酸約1%
酢酸ソーダ約0.5%にてf)I1を4〜6の範囲に調
整したのち酔素溶液として使用される。
かかる醇素溶液による処理は綿製品の表面を覆った第1
次細胞膜からその内部の第2次細胞膜のセルロースまで
分解することができ、とくに加圧装置により加圧しなが
ら含浸させるために、低温で短時間のうちにセルロース
を分解することができ、吸水性、柔吹性が飛躍的に増大
するものである。
ついで、かかる酵素溶液による処理が完了した後に30
〜BO℃の温度で低温時にIO時間〜15時間、高温時
に1 lIS間〜3時間の間放置し、その後、醇素を除
表するための脱静素処理を行うものであり、ここでは、
アルカリ剤溶液p119以上を50〜90℃の温度のも
とで用いることによって、醇素を死活化させるものであ
る。すなわち、ソーダ灰2g#! ,セレッシュ600
 0.5ce/1を使用し、温度85℃で15分間浸漬
し、その後40〜50℃で10分間湯洗いするものであ
る。
ついで、かかる処理をした綿布を水洗いし、乾燥するこ
とによって仕上げを行うものである。
このようにして製造された吸水性綿布は、その吸水率を
他の製品と比較すると次の通りとなった。
なお、吸水串(%)一一試1ト告+r− ×lO’とす
る。
なお、混合液に含浸させて、その後引上げ加圧装置にて
絞るだけの処理工程による綿布の場合は、吸水串が約1
20%となった。
以上の様に、本発明方法により製造された吸水性綿布は
、特に、糊抜き、精練、漂白等の処理や酵素処理が、加
圧含漫により行われるために、高温処理の必要性が全く
なく、低温にて目的とする処理効果をあげうろことにな
り、従って、吸水性が飛耀的に向上し、かつ柔軟性も増
大する利点や省エネルギーにも大きな効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の製造方法を実施するための装置を示す説
明図。 (A):綿市 (1):混含液 (2):水槽 (3〉:加圧装置 (4):ローラ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)通常の綿布に次の各工程の処理をそれぞれ施すこと
    により吸水性の高い綿布を製造することを特徴とした吸
    水性綿布の製造方法。 イ)糊抜きのための溶剤と精練のための溶剤と、漂白の
    ための溶剤とを混合した混合液 中に綿布を浸漬し、その後引上げて加圧装 置にて絞ることにより一定の混合液を綿布 に加圧含浸させる。 ロ)イ)の前又は後工程において綿布を酵素溶液中に浸
    漬し、その後引上げて加圧装置 にて絞ることにより綿布に一定の酵素液を 加圧含浸させる。 ハ)イ)、ロ)工程後に綿布に脱酵素処理を行う。 ニ)ハ)の工程の後に綿布を水洗いし、乾燥することに
    より仕上げをする。
JP1307895A 1989-11-27 1989-11-27 吸水性綿布の製造方法 Pending JPH03167366A (ja)

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