JP4312337B2 - セルロース系繊維の改質方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、セルロース系繊維の改質方法、特に防縮性、染色性の改良方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から樹脂や有害薬品を使用しない防縮加工方法がいくつか提案されている。特開平10-37067号公報、特開平10-131038号公報にはセルロース系繊維含有構造物を液体アンモニアで処理した後、それぞれ無緊張状態または平滑状態で熱水処理する方法が記載されている。特開平10-131367号公報には同様に液体アンモニア処理したのち温水で処理する方法が記載されている。また特開平11-217768号公報には液体アンモニア処理後水蒸気処理する方法、特開平11-200241号公報には液体アンモニア処理後酸処理する方法が開示されている。しかしこれら従来の方法では必ずしも十分な効果は得られていない。
特開平10-158975号公報にはセルロース系繊維構造物を液体アンモニア処理したのち、苛性アルカリで処理することによって耐洗濯性の防縮加工が可能であることが記載されている。しかし、この方法は現実には、使用する苛性アルカリ水溶液の濃度および処理温度が限定されており、苛性アルカリの濃度が0.1〜10重量%の場合は温度は90℃を越え150℃以下(高温アルカリ処理)、苛性アルカリの濃度が10〜40重量%の場合は−10〜90℃(低温アルカリ処理)で行われる。苛性アルカリの濃度が高すぎてもそれ以上の効果の向上が見られないことが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、有害薬品を使用することなく、セルロース系繊維に従来にない優れた防縮効果と染色改良効果を付与する加工方法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、予め液体アンモニア処理を行ったセルロース系繊維を10重量%より高い濃度の強アルカリ水溶液を用いて100℃以上の温度で処理するセルロース系繊維の改質方法に関する。
また、本発明は、予め液体アンモニア処理を行ったセルロース系繊維に強アルカリを付与した状態で100℃以上の高温高圧水蒸気処理を行うセルロース系繊維の改質方法に関する。
特に、本発明は、強アルカリが苛性ソーダである上記のセルロース系繊維の改質方法に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明で防縮加工されるべきセルロース系繊維とは、綿、麻等の天然セルロース繊維、ビスコース法レーヨン、銅アンモニア法レーヨン、ポリノジック、高強度再生セルロース繊維(例えば「テンセル」)等の再生セルロース繊維を含む。またこれら天然または再生セルロース繊維にポリエステル、ポリアミド等の合成繊維等を混用した複合繊維も含むことができる。ここでいう複合繊維とは混紡、混撚、交織、交編繊維のことをいう。セルロース系同志の複合繊維も含まれる。繊維の形態としては、ワタ、糸、織物、編物、不織布、製品等が含まれる。
【0006】
本発明では、セルロース系繊維は先ず液体アンモニア処理に付される。液体アンモニア処理は、例えばセルロース系繊維を常圧下で−33℃以下の温度に保持された液体アンモニアに含浸することによって行なうことができる。含浸方法としては、液体アンモニア浴中に浸漬する方法、液体アンモニアをスプレーする方法またはコーティングする方法等が使用できる。一般には、液体アンモニア含浸時間は5〜40秒が適当である。液体アンモニア処理後セルロース系繊維に付着したアンモニアは加熱して除去する。本発明において、液体アンモニア処理に使用する薬剤としては、液体アンモニアのほか、場合によってはメチルアミン、エチルアミンを使用することもできる。
【0007】
液体アンモニア処理を受けたセルロース系繊維は、第1の方法では、10重量%より高い濃度の強アルカリ水溶液を用いて100℃以上の温度で処理される。強アルカリ水溶液で処理を行うに当たって、100℃以上の温度では強アルカリ濃度を10重量%より高くしてもそれ以上の効果がないとされてきたが、本発明は、上記従来の知見を覆して、極めて優れた防縮加工が可能であり、更に染色堅牢度の改善、染色性の改善も合わせて付与できることを見出した。
【0008】
第2の発明では、予め液体アンモニア処理を行ったセルロース繊維に強アルカリを付与した状態で100℃以上の高温高圧水蒸気処理を行うものである。
強アルカリの付与は、強アルカリを水溶液とした状態で、水溶液にセルロース系繊維を浸漬するか、セルロース系繊維に水溶液を散布するなどの方法によって行なうことができる。高温高圧水蒸気処理を施す段階ではセルロース系繊維を乾燥させているので強アルカリは固体状態で繊維表面に付着している。したがって、繊維にアルカリ水溶液を含浸する段階ではアルカリ水溶液の濃度は特に限定する必要はない。しかし、水溶液の濃度が余り低いと十分な量のアルカリを付与することが難しくなり、一方水溶液濃度が高すぎると水溶液の粘度が高くなりすぎてアルカリを均一に繊維に付与することが困難になる。アルカリ水溶液をセルロース繊維と接触させる段階でのアルカリ水溶液の濃度は好ましくは0.1〜10重量%、より好ましくは0.5〜5重量%である。また高温高圧水蒸気処理する段階での、セルロース系繊維に対するアルカリの量はアルカリ固体として好ましくは0.06〜6重量%、より好ましくは0.3〜3重量%である。
【0009】
本発明で使用する強アルカリとしては、水酸化リチウム、苛性ソーダ、水酸化カリウム等の苛性アルカリ類が挙げられる。特に好ましくは苛性ソーダである。
【0010】
強アルカリを付与したセルロース系繊維の高温高圧水蒸気処理は、100℃以上、好ましくは100℃〜185℃で行われる。処理温度は強アルカリの付与量、水蒸気の温度によってある程度異なるため一概には規定できないが、好ましくは1〜60分、より好ましくは5〜30分である。処理温度および/または処理時間が余り過剰になると変色したり、セルロースが加水分解する傾向があるため上記範囲程度に留めることが好ましい。高温高圧水蒸気処理を行う装置としては、例えば高圧チーズ染色機、高圧ビーム染色機、高圧液流染色機等を使用することができる。
【0011】
高温高圧水蒸気処理したセルロース系繊維は、通常水洗、中和、水洗、脱水、乾燥を行なう。中和は硫酸、塩酸等の無機酸、または酢酸、蟻酸等の有機酸を用いて行なうことができる。中和、水洗後、必要に応じて幅出し、風合い調整等の最終仕上げ加工を施すこともできる。
【0012】
以下、実施例により本発明をより詳細に且つ具体的に説明する。
実施例 1
木綿繊維を用いて20番手単糸経糸密度117本/インチ、10番手単糸緯糸密度52本/インチの綾織物を織り上げた。これを常法で精練漂白し、−34℃で10秒間液体アンモニア中に浸漬して処理した後、液体アンモニアを加熱除去した。続いて高温高圧処理装置内に布地を入れ、15%重量苛性ソーダ水溶液中で155℃、20分間高温高圧処理を行った。処理を施した布地を取り出し、水洗、中和、水洗、脱水、乾燥を行い、洗濯後の寸法変化率、引裂強力、各種染色堅牢度、染色性(反応染料およびスレン染料で染色した)を評価した。結果を表1および表2に示した。
処理後の風合いは処理前と変わらず、生地の黄変も認められなかった。更に、洗濯による収縮は全く認められなかった。
【0013】
実施例 2
苛性ソーダ水溶液濃度を12重量%とした以外は実施例1と同様の方法で高温高圧処理を行った。評価も実施例1と同様に行った。結果を表1および表2に示した。
処理後の風合いは処理前と変わらず、生地の黄変も認められなかった。
【0014】
比較例 1
苛性ソーダ水溶液濃度を5重量%とした以外は実施例1と同様の方法で高温高圧処理を行った。評価も実施例1と同様に行った。結果を表1および表2に示した。
処理後の風合いについては処理前と変わらず、生地の黄変も認められなかった。
【0015】
比較例 2
苛性ソーダの代わりに水で処理した以外は実施例1と同様の方法で高温高圧処理を行った。評価も実施例1と同様に行った。結果を表1および表2に示した。
処理後の風合いについては処理前と変わらず、生地の黄変も認められなかった。
【0016】
比較例 3
実施例1で用いた液体アンモニア処理した生地を高温高圧処理せずに、実施例1と同様の評価を行った。結果は表1および表2に示した。
【0017】
比較例 4
実施例1と同じ規格の織物を常法で精練漂白し、アンモニア処理を行う代わりに、6重量%濃度の苛性ソーダ水溶液でシルケット加工を行った。続いて実施例1と同様の方法で高温高圧加工を行い、評価も実施例1と同様に行った。結果を表1および表2に示した。
処理後の風合いについては処理前と変わらず、生地の黄変も認められなかった。
【0018】
比較例 5
実施例1と同じ規格の織物を常法で精練漂白し、アンモニア処理を行う代わりに、6重量%濃度の苛性ソーダ水溶液でシルケット加工を行った。続いて実施例2と同様の方法で高温高圧加工を行い、評価も実施例1と同様に行った。結果を表1および表2に示した。
処理後の風合いについては処理前と変わらず、生地の黄変も認められなかった。
【0019】
比較例 6
実施例1で用いた液体アンモニア処理した生地に、グリオキザール系樹脂で防縮加工を行った。
防縮加工に用いた薬剤組成は次の通りである:
ギリオキザール系樹脂(「ベッカミンDC-W」;大日本インキ工業(株)製)
樹脂用触媒(「スミテックスアクセラレータX-80」;住友化学工業(株)製)
続いて実施例1と同様の評価を行った。結果を表1および表2に示した。
【0020】
実施例 3〜5
実施例1で用いた液体アンモニア処理した生地を表3に示した濃度の苛性ソーダ水溶液に浸し、絞り率60%に調整したマングルで絞った。通常の方法で乾燥した後、続いて高温高圧処理装置に生地を入れ、圧力6kg/cm2で10分間高温高圧蒸気処理を行った。処理を施した布地を取り出し、水洗、中和、水洗、脱水、乾燥を行った。評価は実施例1と同様に行った。結果を表3および表4に示した。
処理後の風合いは処理前と変わらなかった。処理直後に布地が黄変したが、水洗することにより処理前と同等になった。
【0021】
比較例 7〜9
比較例4で用いたシルケット加工した布地を表3に示した濃度の苛性ソーダ水溶液に浸し、絞り率60%に調整したマングルで絞った。通常の方法で乾燥した後、続いて高温高圧処理装置に生地を入れ、圧力6kg/cm2で10分間高温高圧蒸気処理を行った。処理を施した布地を取り出し、水洗、中和、水洗、脱水、乾燥を行った。評価は実施例1と同様に行った。結果を表3および表4に示した。
処理後の風合いは処理前と変わらなかった。処理直後に布地が黄変したが、水洗することにより処理前と同等になった。
【0022】
以上の実施例および比較例で行った評価は、次ぎの評価方法によって行ったものである。
〔評価方法〕
1)寸法変化率:JIS L0217 103法により、1回、5回、10回洗濯、吊り干し乾燥を繰り返した後、寸法変化を測定した。
2)引裂強力試験:JIS L1906 8.15.5 D法(ペンジュラム法)に準拠して行った。
3)染色堅牢度試験:
紫外線カーボンアーク灯光に対する染色堅牢度 JIS L0842
水に対する染色堅牢度 JIS L0846
汗に対する染色堅牢度 JIS L0848
摩擦に対する染色堅牢度 JIS L0849
上記各染色堅牢度試験後の判定はJIS L0801 10に準拠して行った。
4)染色性:目視によって次ぎの基準で判定を行った。
判定基準
◎:非常によく染まっている、
○:よく染まっている(実用レベル)、
△:染まっているが実用レベルに達していない、
×:染まりが悪いかまたはムラになっている。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】
【表3】
【0026】
【表4】
【0027】
【発明の効果】
セルロース系繊維に本発明の改質処理加工を施すことにより、樹脂加工と同等以上の防縮性能を付与することができる。更に樹脂加工で問題となる強度低下や、セルロース繊維特有の風合いを保持することができる。染色性に関しても、濃染化でき、染色堅牢度も向上する。
Claims (2)
- セルロース系繊維を液体アンモニアで処理する工程、
上記液体アンモニアで処理したセルロース系繊維に付着したアンモニアを加熱して除去する工程、
上記アンモニアを除去したセルロース系繊維を、濃度0.5〜5重量%のアルカリ水溶液と接触させる工程、
上記アルカリ水溶液と接触させたセルロース系繊維を乾燥し、該セルロース系繊維に0.3〜3重量%の強アルカリが付着した該セルロース系繊維を得る行程、
上記強アルカリが付着した該セルロース系繊維を100℃以上の高温高圧水蒸気処理を行う工程、および
高温高圧水蒸気処理が行われたセルロース系繊維を水洗、中和、水洗、脱水、乾燥を行う工程を有することを特徴とする、セルロース系繊維の改質方法。 - 強アルカリが苛性ソーダである請求項1に記載のセルロース系繊維の改質方法。
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