JPH0316703A - カッター装置 - Google Patents

カッター装置

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JPH0316703A
JPH0316703A JP15284089A JP15284089A JPH0316703A JP H0316703 A JPH0316703 A JP H0316703A JP 15284089 A JP15284089 A JP 15284089A JP 15284089 A JP15284089 A JP 15284089A JP H0316703 A JPH0316703 A JP H0316703A
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Hitomi Fujimoto
藤本 人三
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KASANO KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えばコンクリート路面に切込みラインを
形或する場合に用いられる路面カッター装置等のように
、回転刃としてのブレードを有する本体部を被削面に対
する鉛直面で傾斜させて切込み深さを調整するカッター
装置に関する.〔従来の技術〕 この種のカッター装置では、切屑飛散の防止や切削音緩
和等のためにブレードカバーが設置されているが、この
ブレードカバーはその役目がフ゛レードの切削開始から
良好になされるように、ブレードが被削面に接触しない
状態でブレードのほぼ全体を覆う大きさを有することが
必要であり、また、ブレードの被削面への切込み進行に
支障を来さないように設置される必要がある。このため
従来、例えば路面カッターでは第8図及び第9図に示す
ように、ブレードカバーの下方部をジャバラ構造として
いる. すなわち、ブレードカバー70は、装置本体部2の回転
軸に固定されたブレード20のほぼ上半部を覆う上部カ
バー72と、下部カバー74及び下部カバー74に固定
されたジャバラ部76とから成っており、上部カバー7
2及び下部カバー74は装置本体部2に着脱可能に係止
される。取付は、ジャバラ部76を有する下部カバー7
4を装置本体部2に係止し、その上部に上部カバー72
をのせて固定する手順で行われる.装置本体部2は前輪
4及び後輪6によって路面Eを移動させられ、前輪4の
支持椀l2に接続された油圧シリンダ(図示しない)で
後輪軸を中心として路面已に対する鉛直面で回動される
.この回動によってブレード20の路面Eへの切り込み
深さが調整される. ブレード20が路面Eに接触しない状態では、ジャバラ
部76の伸びによってブレード20のほぼ全体が覆われ
るので、切削開始時から切屑飛散の防止や切削音の緩和
を良好に行うことができ、また、ブレード20の切込み
進行においては、ジャバラ部76の縮みによってブレー
ド20の変位に対する支障が回避される。
また、図示しないが、装置本体部2にはバキューム機構
が設置されており、ブレード20による切削屑はホース
28を介して吸引されるようになっている. 〔発明が解決しようとする課題〕 ところで、上述のようにブレード力バーの下方部をジャ
バラ構造とすることによって、被削面としての路面に対
するブレードの変位にかかわりなく、作業全体に亘って
ブレード力バーの機能を維持させることができるが、ブ
レード力バーの部品数が多いため組立及び着脱が面倒で
あるとともに、装置本体部を回動させて非切削状態とし
た時、ジャバラ部の後端が路面に接触するので突起物に
引っ掛かり易く、非切削時の装置本体部の移動が困難で
あり、また、切削屑の吸引時、剛性を有しないジャバラ
部が内方に吸い込まれてブレードで切断され易いためブ
レードカバーの寿命の低下につながっている. 〔課題を解決するための手段] この発明は、上記課題を解決するため、回転刃としての
ブレードを有する装置本体部を被削面に対する鉛直面で
回動させ、この回動による前記装置本体部の傾斜度の加
減をもって前記ブレードの被削面への切込み深さを調整
可能とするとともに、切屑飛散防止等のために前記ブレ
ードを覆うようにブレード力バーを設置してなるカッタ
ー装置において、前記装置本体部に支持部材を回動可能
に設けるとともに該支持部材に前記ブレードカバーをス
ライド可能に設置し、且つ前記支持部材を被削面に対し
常に垂直に位置するように支持するリンク機構を設置し
た横威としたものである。
〔作 用〕
この発明によれば、リンク機構によって支持部材は常に
被削面に対して垂直に支持されるので、ブレードカバー
も被削面に対して常に垂直に支持される.このため、装
置本体部を回動さセ被削面からブレードを離した非切削
状態では、ブレード力バーはその下面が被削面から一定
距離離れた水平状態に保持され、また、ブレードの被削
面に対する切込み進行時には、ブレードの変位に伴って
支持部材上をスライドさせられる. 〔実施例〕 第1図乃至第3図はこの発明の一実施例を示す.装置本
体部2の下方には路面E上を移動可能に前輪4及び後輪
6が設置されており、上方には棒状の手動ハンドル8が
設置されている。装置本体部2の内部には油圧シリンダ
lOが設置されており、この油圧シリンダlOの伸縮ロ
ッド10aの端部は、前輪4の支持椀12の回転軸14
に支持椀12と同期回転するように設置された内方支持
椀(図示しない)に連結されている.このため、装置本
体部2は油圧シリンダ10の動作によって、後輪6の回
転軸l6を中心として矢印方向に回動できるようになっ
ている. 装置本体部2の前部下方にはエンジン等で駆動される回
転軸l8が設置されており、この回転軸l8には、周端
部にダイヤモンド粒を有する回転刃としてのブレード2
0が固定されている。ブレード20はブレードカバー2
2によって覆われており、このブレードカバー22は、
回転軸18を中心に装置本体部2に回動可能に設置され
た平板状の支持部材24にスライY可能に設置されてい
る.支持部材24は回転軸14と同期するリンク機構2
6によって路面Eに対して常に垂直になるように支持さ
れる.ブレード20による切屑は、ホース28を介して
装置本体部2内に設置されたバキューム機構で吸引され
る. 回転軸18の周囲には、ブレード20に先立ってブレー
ド力バー22を支持する支持部材24とそれに固定され
ているカラー30が装置本体部2に固定された函体29
に回動自由に嵌挿され、カラー30はスナップリング3
lで係止されている.ブレード20はその両側にフラン
ジ32.34を介在させた状態で径小部18bに嵌めら
れ、ナット36で固定される. ブレードカバー22は、カバー本体38と、このカバー
本体38の下面に固定されたベース部材40とから戒っ
ている.ベース部材40の先端40aは路面E上を円滑
に移動できるように、上方に傾斜をもって形威され、後
端40bは路面E上の切削ラインをなぞり易いように三
角形状に形威されている.また、ベース部材40の上面
にはホ一ス28の差込口40c,40dが形威され、下
面にはバキューム機構の吸引穴を多数設けたシート部材
42が固着されている.なお、ベース部材40とシート
部材42との間には空間を設けて吸引力のアップを図っ
ている. カバー本体38の内面には、回転軸18に対するガイド
孔38aが形威されており、その幅はカラー30の外形
に対応して形威されている.カバー本体38におけるガ
イド孔38aの両側には、支持部材24に対しブレード
力バー22をスライドさせるための断面L字状をなすガ
イド板4446が固定されている.また、カバー本体3
日の上面にはストッパー50が固定されており、このス
トッパー50によって、装置本体部2を回動させてブレ
ード20を路面Eから離した非切削状態でのブレードカ
バー22の下限位置が決められる.ブレード力バー22
は下限位置でブレード20のほぼ全体を覆う大きさを有
する.また、カバー本体3Bの外面には、路面Eへのブ
レード20の接触状態を外部から観察し得る大きさをも
って透孔38bが形威されており、路面E上の切削ライ
ンに対するブレード20の位置合わせが容易且つ正確に
できるようになっている。そして透孔38bの下方には
汚水を受けるための受皿52が形威されている.符号5
4はブレード力バー22にホース28を止めるための固
定片である. リンク機構26は、前輪4の支持椀12
に一体に連設され油圧シリンダ10で回転駆動されるリ
ンク56と、このリンク56と支持部材24とを連結す
るリンク58とから威っており、装置本体部2の側面に
はリンク56の先端に対応して、路面已に対するブレー
ド20の切込み深さの度合いを示す深度目盛り60が表
示されている.深度目盛り60は実際の切込み深さに対
応しないので、最大深度を100%として等分される 次に支持部材24がリンク機構26によって路面Eに対
し常に垂直に支持される原理を第4図に示す. リンク機構26のリンク56を『.支持部材24をr.
と表示している.油圧シリンダ10の動作しない状態が
装置本体部2の回動の上限位置であり、矢印方向に最大
限に動作した状態が下限位置である.油圧シリンダlO
の最大限の動作によってθ,θ1が定まる.そこでrの
弧を1,rlの弧を2,とすると、2=2,と設定する
ことによって、装置本体部2の上限位置から下限位置の
間で支持部材r1は路面Eに対して常に垂直に支持され
る. 弧の長さを求める公式<p=πr−L−)から、IFr
O° となり、rlを決定することができる.支持部材24が
路面Eに対して常に垂直に支持されることにより、ブレ
ードカバー22も常に垂直に支持されることになる. 従って、装置本体部2の上限位置では第5図に示すよう
に、ブレードカバー22の下面は路面Eから一定間隔離
れた水平状態となり、非切削時の移動を円滑に行うこと
ができる.そして第6図に示すように、切削開始時から
ブレード力バー22の機能を良好に発揮させることがで
き、また、ブウレード20の切込み進行では、第7図に
示すように、ブレードカバー22が支持部材24をスラ
イドしてブレード20のみの進行が支障なくなされる。
このように、ブレードカバー22をリンク機構26によ
って常に垂直に支持される支持部材24にスライド可能
に設置する構威とすることにより、ブレード力バー22
を簡易な一体構造とすることができる.このため着脱が
容易となり作業性の向上を図ることができるとともに、
軽量化並びに製作コストの低減を図ることができ、また
、耐久性の向上を図ることができる. (発明の効果) この発明によれば、非切削状態での移動時被削面ヘノブ
レード力バーの接触を回避できるので安全性の向上を図
ることができる.また、ブレード力バーを簡易な一体構
造とすることができるので、着脱作業の作業性を向上さ
せることができるとともに、軽量化並びに製作コストの
低減を図ることができ、また、耐久性の向上を図ること
ができる.
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係るカッター装置の側面
図、第2図はブレードカバ一部分の要部斜視図、第3図
は第1図における■−■線部分からの概略断面図、第4
図は支持部材が垂直に支持される原理を示す図、第5図
乃至第7図は装置本体部の回動変化に対するブレード力
バーの支持状態を示す図、第8図及び第9図は従来のカ
ッター装置の概要側面図である。 E・・・被削面、2・・・装置本体部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  回転刃としてのブレードを有する装置本体部を被削面
    に対する鉛直面で回動させ、この回動による前記装置本
    体部の傾斜度の加減をもって前記ブレードの被削面への
    切込み深さを調整可能とするとともに、切屑飛散防止等
    のために前記ブレードを覆うようにブレードカバーを設
    置してなるカッター装置において、 前記装置本体部に支持部材を回動可能に設けるとともに
    該支持部材に前記ブレードカバーをスライド可能に設置
    し、且つ前記支持部材を被削面に対し常に垂直に位置す
    るように支持するリンク機構を設置したことを特徴とす
    るカッター装置。
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