JPH0316702A - 床材 - Google Patents

床材

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JPH0316702A
JPH0316702A JP15055789A JP15055789A JPH0316702A JP H0316702 A JPH0316702 A JP H0316702A JP 15055789 A JP15055789 A JP 15055789A JP 15055789 A JP15055789 A JP 15055789A JP H0316702 A JPH0316702 A JP H0316702A
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JP
Japan
Prior art keywords
hydroxyl group
liquid
polymer composition
wooden plate
diene polymer
Prior art date
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Application number
JP15055789A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Koga
古閑 哲也
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Publication date
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  • Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
  • Floor Finish (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野】 本発明は床材に関し、詳しくは遮音性にすぐれると共に
、良好な耐候性および耐熱性を有する床材に関するもの
である。
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】建築
物の床、殊に集中住宅や体育館等の床、大ホールのよう
に広い場所の床は衝撃音や振動を鋭敏に伝播する。この
ため、非常な不快感を人に与えるので遮音性にすぐれt
;床が要求されている。 このような床材として、これまでに水酸基含有液状ジエ
ン系重合体とポリインシアネート化合物からなる液状重
合体組成物の硬化体層を木板面に形戊したものが知られ
ている(特開昭63−274541号公報)。 この床材は遮音性にすぐれ、木坂と硬化体層との接着も
強固であり、きわめて有用な床材といえるが、形戊され
た硬化体層が耐候性と耐熱性に劣るため遮音性の低下が
生じるという欠点があり、適用範囲に制限を受けるとい
う不都合があった。 本発明はこのような欠点が解消された床材を提供するこ
とを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を連戊するため、種々検討を重ねた結
果、特定の液状重合体の水素化物およびポリイソシアネ
ート化合物からなる液状重合体組或物を木坂に含浸させ
、硬化処理することによって、耐候性と耐熱性が改良さ
れ、しかも遮音性にすぐれた床材かえられるということ
を見い出し、この知見に基づいて本発明を完戊するに至
った。 すなわち、本発明によれば、次の1および2に記載の床
材が提供される。 l 水酸基含有液状ジエン系重合体の水素化物およびポ
リイソシアネート化合物からなる液状重合体組成物を木
板に含浸させ、次いで硬化処理してなることを特徴とす
る床材。 2 加圧下まI;は減圧下に、液状重合体組成物を木板
に含浸させることを特徴とする前記1記載の床材。 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明において用いる水酸基含有液状ジエン系重合体の
水素化物は、水酸基含有液状ジエン系重合体を水素化し
て製造する。水酸基含有液状ジエン系重合体としては、
分子鎖内部または分子鎖末端に水酸基を有する数平均分
子量が300〜25000,好ましくは500−10,
000の液状ジエン系重合体が用いられる。ここで水酸
基の含有量は通常0.1〜10meq/g、好ましくは
0.3〜7meq/9である。 前記液状ジエン系重合体としては炭素数4〜12のジエ
ン重合体、ジエン共重合体、さらにはこれらジエンモノ
マーと炭素数2〜22のα−オレフィン性付加重合性モ
ノマーとの共重合体などがある。具体的には、ブタジエ
ンホモボリマーインプレンホモポリマー、ブタジエンー
スチレンコポリマー、クロロプレンホモボリマー、ブ・
タジエンーイソプレンコボリマー、ブタジエンーアクリ
ロニトリルコボリマー、ブタジエンー2−エチルへキシ
ルアクリレートコボリマー、ブタジエン−n−オクタデ
シルアクリレートコポリマーなどを例示することができ
る,これら液状ジエン系重合体は、たとえば液状反応媒
体中で共役ジエンモノマーを過酸化水素の存在下、加熱
反応させることにより製造することができる。 水酸基含有液状ジエン系重合体の水素化は、前記水酸基
含有液状ジエン系重合体を溶剤に溶解し、ニッケル、パ
ラジウム、ルテニウム、白金等の公知の水素化触媒の存
在下で、温度20〜300’C!,好ましくは、30〜
200℃において、水素圧力0〜2 0 0k9/Cm
”G,好ましくは、0 〜1 0 0 kg/ cm”
Gで0.1−10時間反応させて、実施することができ
る。反応終了後、触媒をろ別して溶液を減圧下で蒸留す
れば溶剤が除去され、水酸基含有液状ジエン系重合体の
水素化物を得ることができる。この水酸基含有液状ジエ
ン系重合体の水素化物は、数平均分子量は300〜25
,000、好ましくは500−10,000であり、水
酸基含有量はO . l − 1 0 m e q /
 9、好ましくは0.3〜7 m e q / gであ
るものが望ましい。 次に、ポリイソシアネート化合物とは、1分子中に2個
もしくはそれ以上のインシアネート基を有する有機化合
物であって、前記水酸基含有液状ジエン系重合体の水素
化物の水酸基に対する反応性イソシアネート基を有する
ものである。 このポリインシアネート化合物の例としては、通常の芳
香族、脂肪族および脂環族のものを挙げることができ、
たとえばトリレンジイソシアネート(TDI)、ヘーキ
サメチレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソ
シア不一ト(MDI)、カルボジイミド変性ジ7エニル
メタンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニノレ
インシアネート、キシリレンジイソシア不−ト(xDI
)、トランスシクロヘキサン−1.4−ジイソシア不一
ト、7エニレンジイソシアネート、ナフタリン−1.5
−ジイソシアネー}、0−}ルイジンジインシア不−ト
、リジンジイソシアネート、トリフェニルメタントリイ
ソシアネート、トリス(インシアネート7エニル)チオ
ホスフェート、テトラメチルキシレンジイソシアネート
、リジンエステルトリイソシアネート、1,6.11−
ウンデカントリイソシアネート、1.8−ジイソシアネ
ート−4−インシアネートメチノレオクタン、1 ,3
 .6−へキサメチレントリイソシア不−ト、ビシクロ
ヘプタントリイソシアネート、イソプロビルベンゼン−
2,4−ジイソシアネート、トリメチルへキサメチレン
ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネー}(IP
DI)、水素添加ジ7エニルメタンジイソシアネート、
水素添加キシリレンジイソシアネート、前記ポリイソシ
アネート化合物の環化三量体(インシアヌレート変性体
)やエチレングリコール、トリメチロールプロパン、ポ
リエーテルポリオール、ポリマーボリオール、ポリテト
ラメチレンエーテルグリコール、ポリエステルポリオー
ル、アクリルポリオール、ポリアルカジエンポリオール
、部分酸化エチレンー酢酸ビニル共重合体、ヒマシ油系
ポリオール等のポリオール化合物と前記ポリイソシアネ
ート化合物との付加反応物等が用いられる。とりわけM
DI,カルポジイミド変性ジフェニルメタンジイソシア
ネート、TDI等が好ましい。又、これらポリイソシア
ネート化合物は2種以上を混合して用いることもでき、
さらにこれらポリイソシアネート化合物のイソシアネー
ト基をフェノール、キシレノーJレ、メチノレエチノレ
ケトンオキシム、ε一カグロラクタム等のブロック剤で
ブロックした、いわゆるブロックイソシアネート化合物
をも用いることができる。 前記水酸基含有液状ジエン系重合体の水素化物と前記ポ
リイソシアネート化合物との配合割合については特に制
限はないが、通常は水酸基含有液状ジエン系重合体の水
素化物の水酸基(OH)に対するポリイソシアネート化
合物のインシアネート基(NGO)の割合(N C O
/O H)がモル比で0.5〜25、好ましは0.5〜
15となるように配合する。 本発明においては、前記の水酸基含有液状ジエン系重合
体の水素化物およびポリイソシアネート化合物を前記割
合で配合して液状重合体組成物を調製するが、所望によ
り、ボリオール化合物、ポリアミン化合物、無機充填材
、歴青物質およびその他の添加剤と配合することができ
る。 ポリオール化合物としては1級ポリオール、2級ポリオ
ール、3級ポリオールのいずれを用いてもよい。具体的
にはたとえば1.2−プロビレングリコーノレ、ジプロ
ピレングリコーノレ、1.2−プタンジオール.l,3
−ブタンジオール、2.3−ブタンジオール、1.2−
ブタンジオール、1.2−ペンタンジオール、2.3−
ペンタンジオール、2.5−ヘキサンジオール、2,4
−ヘキサンジオール、2−エチル−1.3−ヘキサンジ
オ一ル、シクロヘキサンジオール、グリセリン、N,N
−ビス−2−ヒドロキシプロピルアニリン、N,N’−
ビスヒドロキシイソプ口ピル−2−メチルビペラジン、
ビス7エノールAのプロピレンオキサイド付加物などの
少なとも1個の二級炭素に結合した水素基を含有する低
分子量ポリオールがあげられる。 さらに、ポリオールとして二級炭素に結合した水素基を
含有しないエチレングリコール、1.3−プロピレング
リコーノレ、1.4−7’タンジオール、1.5−ペン
タンジオーノレ、1.6−ヘキサンジオールなどを用い
ることもできる。ポリオールとしては通常ジオールが用
いられるが、トリオール、テトラオールを用いてもよく
、その分子量は50〜500の範囲のものである。 なお、これらボリオール化合物の中には、前記水酸基含
有液状ジエン系重合体の水素化物はふくまれない。 ポリアミン化合物としてはジアミン、トリアミン、テト
ラアミンのいずれでもよい。さらに、1級ポリアミン、
2級ポリアミン、3級ポリアミンのいずれを用いること
もできる。ポリアミン化合物としてはたとえば、ヘキサ
メチレンジアミン等の脂肪族アミン;3,3゜−ジメチ
ル4.4′ジアミノジシク口ヘキシルメタン等の脂環族
アミン:4,4″−ジアミノジフェニル等の芳香族アミ
ン:2 ,4 .6−トリ(ジメチルアミノメチル)フ
ェーノール等のテトラアミンなどを挙げることができる
。 これらボリオール化合物またはポリアミン化合物の配合
割合は、通常は前記した水酸基含有液状ジエン系重合体
の水素化物100重量部に対してボリオール化合物また
はポリアミン化合物をl〜1 ,0 0 0重量部、好
ましくは3〜200重量部である。 無機充填材としては、亜鉛、アスベスト、アルミナ、ア
ノレミニウム、カオリンクレー、ガラス球、ガラスフレ
ーク、炭素(チャンネルブラック、ファネスブラック、
アセチレンブラック、サーマルブラック)、カスミ石、
クリオライト、グラ7アイト、シリカ、ケイ灰石、ケイ
ソウ土、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウ
ム、酸化チタン、酸化鉄、水酸化アルミニウム、スレー
ト粉、セオライト、石英粉、炭酸カルシウム、炭酸マグ
ネシウム、タルク、チタン酸カリウム、窒化ホウ素、長
石粉、銅、ニッケル、二硫化モリブデン、硫酸バリウム
、ホワイティング、ロウ石クレー、マイ力、セッコウ等
を挙げることができる。 無機充填材の配合量についても特に制限はないが、通常
は水酸基含有液状ジエン系重合体の水素化物lOO重量
部に対し、1〜500重量部、好ましくは10〜200
重量部である。 さらに、歴青物質としては、石油アスファルト、石油ピ
ッチ、石炭タール、石炭ピッチ等を用いることができ、
石油アスフアルトとして、ストレートアスファルト、ブ
ローンアスファルト、セミプローンアスファルト、溶剤
脱歴アスファルト等を挙げることができる。 この歴青物質の配合割合としては、水酸基含有液状ジエ
ン系重合体の水素化物100重量部に対し、10〜10
00重量部、好ましくは50〜600重量部の範囲で配
合される。 本発明においては、前記成分を前記割合で配合して液状
重合体組成物を調製するが、所望により加える他の添加
剤としてさらに、粘度調整剤としてジオクチルフタレー
トなどの可塑剤を加えたり、アロマ系、ナフテン系、パ
ラフィン系オイル等の軟化剤を加えたり、粘着力、接着
力の調整のためにアルキルフェノール樹脂、テルベンl
llm,テルペンフェノール樹脂、キシレンホルムアル
デヒド樹脂、ロジン、水添ロジン、クマロン樹脂、脂肪
族および芳香族石油樹脂等の粘着付与樹脂を加えること
もできる。また、ジブチルスズジラウレート、第1スズ
オクトエート、ポリエチレンジアミン等の硬化促進剤を
加えることもできる。さらに、耐候性向上のために老化
防止剤を加えたり、亀燃性付与剤として赤リン、ヘキサ
ブロムベンゼン等を加えたり、消泡剤としてシリコン化
合物などを添加することができる。 木板に含浸させる液状重合体組成物は前記威分を配合、
混合することによって得られる。液状重合体組成物の調
製方法としては、水酸基含有液状ジエン系重合体の水素
化物とポリイソシアネ−ト化合物に加えて、他の添加剤
を配合するときは、通常まず上記戊分のうちポリイソシ
アネ−1化合物を除いた戊分を配合し、15〜1200
C1好ましくは70〜100℃にて5〜240分間、好
ましくは30〜180分間撹拌混合し、次いでこの混合
物にポリイソシアネート化合物を添加してO〜70℃、
好ましくは15〜50℃にて0.5秒〜180分間、好
ましくは1−120分間撹拌混合して液状重合体組成物
が得られる。 液状重合体組成物を含浸させる木坂としては、各種木材
が使用され、その板状体が用いられる。 木板の形状としては、例えば正方形状、長方形状の平板
をはじめ、片面取、両面取の平板、また曲がりと称され
る断面L字状板、さらには内輻木、内輻木入ずみ、内輻
木片面取出ずみ、内幅木片面取などと称される各種形状
の板材、あるいは階段用の部材等各種各様のものがあげ
られる。 その大きさも区々としているが、長方形状の木坂に例を
とれば、縦200〜1500m1横100〜l300問
、厚さ5〜l20IIIII+程度である。 木板に前記液状重合体組或物を含浸させるにあたっては
、液状重合体組成物を木坂に塗布または吹付けることに
よって実施してもよいが、好ましくは加圧下または減圧
下に含浸処理する方法が採用される。 加圧下で含浸させる方法としては、たとえば含浸槽に木
板を収め、液状重合体組成物をこの含浸槽に供給し、窒
素ガス等を圧入して加圧状態として木板に十分液状重合
体組成物が含浸されるように処理する方法が挙げられる
。このときの圧力は1 = l 5 kg/ c1Gが
好ましい。 また、減圧下で含浸させる方法としては、たとえば、含
浸槽に木板を収め、真空ポンプによってこの含浸槽を減
圧状態としt;のち、液状重合体組成物を供給して、木
坂に十分液状重合体組成物が含浸されるように処理する
方法が挙げられる。このときの減圧度は0〜150mm
llgが好ましい。 前記のようにして含浸処理された木板は硬化処理される
。 硬化処理する際の条件に特に制限はないが、通常は0−
120℃、好ましくは15〜70℃にて0.5〜75時
間、好ましくは1〜72時間である。 この硬化処理によって、木板に含浸された液状重合体組
成物は硬化物となる。 前記のようにして得られた床材は、その後、その片面に
化粧板まt;は化粧合板を貼着したり、ゴム板または樹
脂板を貼着して、最終的な床材として使用される。 さらに、前記のようにして得られた床材は、ゴム層や樹
脂層を中間層としたサンドウィッチ構造の床材とするこ
ともできる。また、このサンドウィッチ構造の床材は、
本発明の床材を一方の面とし、他方の面を金属、樹脂、
陶磁器、セラミツクス等の板状体で形成することもでき
る。 [実施例】 以下、実施例及び比較例を挙げて、本発明をさらに詳細
に説明する。 なお、用いt;液状重合体の製造例を次に示す。 製造例1 分子鎖末端に水酸基を有する液状ポリブタジエン(出光
アトケム(株)製、R−45HT,数平均分子量280
0、水酸基含有量0.79meQ/9)100g、シク
ロヘキサン1009%ニッケル触媒担持ケイソウ土(5
重量%濃度のもの)109をオートクレープに入れ、温
度140℃において水素圧力5 0 kg/ cta”
Gで4.5時間撹拌した。反応終了後、オートクレープ
から内容物を取り出し0.45μmのメンブラン7イル
ターにより触媒をろ過し、ろ液を2 mmfl9の減圧
下に110℃で溶剤を留去して分子鎖末端に水酸基を有
する液状ポリブタジエンの水素化物を得た。このものの
臭素価は1以下であり、数平均分子量は2850であっ
た。また、水酸基含量は0.78meq/gであつt;
。 製造例2 基含有量は0.96meq/9であり、粘度は62p 
o i s e / 3 0 ”0であった。 この物質の臭素価は240であった。 製造例3 1誌容のステンレス製耐圧反応容器に、イソプレン20
0,、50重量%の過酸化水素水16g及びn−ブチル
アルコール1009を装入し、温度120℃で、2時間
撹拌下に重合反応させた。反応圧力は、最高8kg/c
n”Gにまで上昇した。反応終了後、室温に冷却し反応
容器から取り出した反応生成物を、分液漏斗中の水60
09に添加混合し、十分振とうさせた後3時間室温で静
置した。 分離しI;油層を、too’cの温度で、2 mmHg
の真空下に、2時間蒸発させて、揮発分(溶媒、イソプ
レン、低沸点戊分等)を除去し、残留物として、分子鎖
末端に水酸基を有する液状ポリイソプレンを68重量%
の収率で得た。こ.の液状ポリイソプレンの、数平均分
子量は2l50であり、水酸製造例2において製造した
分子鎖末端に水酸基を有する液状ポリイソプレンを10
0g、シクロヘキサン1009,ニッケル担持ケイソウ
土触媒(5重量%濃度のもの)’lOgをオートクレー
プに入れ、温度14Q’Oにおいて、水素圧力50k9
/cta”(,をかけて4.5時間撹拌した。 反応終了後、オートクレープから内容物を取り出し、0
.45μmのメンプランフィルターにより触媒をろ過し
て、溶液を2 mrnTagの減圧で110℃で溶剤を
留去して目的の水素化物を得た。 この水素化物の臭素価は1以下であり、数平均分子量は
2210であり、水酸基含有量は0.94meq/gで
あった。 実施例1〜6及び比較例1〜2 ボリイソシアネート化合物を除いた表に示す成分を所定
量配合し、1 0 0 00で30分間撹拌混合した。 次いで、表に示すポリイソシア不−ト化合物を所定量添
加し、25゜Cで5分間撹拌混合して液状重合体組成物
を調製しt;。 この液状重合体組成物を縦3 0 0 mm,横210
mra,厚さ7mmのラワン板に含浸せしめた。 含浸方法は次のとおりであった。ただし、比較例l8よ
び2は常圧下で行った。 〈加圧方法〉 前記ラワン板を容量201の含浸槽に据置し、この中に
前記液状重合体組成物150gを供給した。 次いで、ボンベから窒素ガスを含浸槽に圧入して5&y
/cがGとし1時間保持した。 く減圧方法〉 前記ラワン板を容量201の含浸槽に据置し、真空ポン
プよりこの含浸槽を1811111H9の減圧状態とし
た。 次いで、前記液状重合体組成物1509を供給したのち
、1時間保持した。 このようにして含浸処理したラワン板をそれぞれ含浸槽
からとり出し、70℃にて72時間硬化処理した。 このようにして得られた床材を用い床を作製した。 評価方法は次のとおりである。 結果を第1表に示す。 く遮音性〉 作製した床の遮音性を評価するため、JISA−141
8r建築物の現場における床衝撃レベルの測定方法」に
従って、床衝撃音レベルを測定した。この床衝撃音レベ
ルをJISA−1419に照合して遮音等級を求めた。 く耐候性〉 作製した床の耐候性を評価するため、作製した床材を屋
外にて6ケ月間放置した後、前記の方法に従い、遮音性
を測定した。 〈耐熱性〉 作製した床の耐熱性を評価するため、作製した床材をギ
ヤオープンにて150’Oにて168時間加熱処理を行
った後、前記の方法に従い遮音性を測定しt;。 比較例3 ポリイソシアネート化合物を除いた表に示す或分を所定
量配合し、100℃で30分間撹拌混合した。次いで表
に示すポリイソシアネート化合物を所定量添加し、25
゜Cで5分間撹拌混合して液状重合体組成物を調製した
。 この液状重合体組成物を金型に流し込み、120°C,
 2 0 0kg/cm”Gにて1時間プレスした後、
70℃にて15時間養生し、厚さ2.5mmのシート状
硬化体を製造した。 前記シート状硬化物をm300開、横2 1 0 mr
s,厚さ7mmのラワン板の間にはさみ込み、床材とし
た。この床材を用い床を作製し、評価を行った。 結果を第1表にて示す。 (以下、余白) l)出光アトケム(株)製、R−45HT,数平均分子
量2800,水酸基含有量0.79m e q / g 2)製造例1で得られた分子鎖末端に水酸基を有する液
状ポリブタジエンの水素化物 3)製造例2で得られた分子鎖末端に水酸基を有する液
状ポリイソプレン 4)製造例3で得られた分子鎖末端に水酸基を有する液
状ポリイソプレンの水素化物 5)日本ポリウレタン(株)製、ミリオネートMTL,
液状変性、イソシアネート基含有量29.0重量% 6)水酸基含有量13.7meQ/9 7)水酸基含有量22.36meq/98)第一工業製
薬(株)製、ポリハードナーD#300,分子量3 0
 0 0,水酸基含有量0 . 6 6 5 m e 
q / g9)沈降性炭酸カルシウム、自艶華CCRO
)比較例3で得られt;液状重合体組威物のシート状硬
化物をラワン板間にはさみ込んだ。 [発明の効果] 本発明によれば、耐候性と耐熱性にすぐれ、良好な遮音
性を有する床材が提供される。このため、集合住宅や大
ホールのような、衝撃音や振動を伝播しやすい建築物の
床を形戊する床材としてきわめて有用である。 眞− 1,・j

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水酸基含有液状ジエン系重合体の水素化物およびポ
    リイソシアネート化合物からなる液状重合体組成物を木
    板に含浸させ、次いで硬化処理してなることを特徴とす
    る床材。 2 加圧下または減圧下に、液状重合体組成物を木板に
    含浸させることを特徴とする請求項1記載の床材。
JP15055789A 1989-06-15 1989-06-15 床材 Pending JPH0316702A (ja)

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