JPH03166473A - 車両ドアチェック機構 - Google Patents

車両ドアチェック機構

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JPH03166473A
JPH03166473A JP24636790A JP24636790A JPH03166473A JP H03166473 A JPH03166473 A JP H03166473A JP 24636790 A JP24636790 A JP 24636790A JP 24636790 A JP24636790 A JP 24636790A JP H03166473 A JPH03166473 A JP H03166473A
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JP
Japan
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door
door check
check mechanism
roller
track
Prior art date
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Pending
Application number
JP24636790A
Other languages
English (en)
Inventor
Robert J Gignac
ロバート ジェー.ジグナク
Paul J Dunbar
ポール ジェー.ダンバー
Ronald J Cogo
ロナルド ジェー.コゴ
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Thunderline Corp
Original Assignee
Thunderline Corp
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Publication date
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Publication of JPH03166473A publication Critical patent/JPH03166473A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05CBOLTS OR FASTENING DEVICES FOR WINGS, SPECIALLY FOR DOORS OR WINDOWS
    • E05C17/00Devices for holding wings open; Devices for limiting opening of wings or for holding wings open by a movable member extending between frame and wing; Braking devices, stops or buffers, combined therewith
    • E05C17/02Devices for holding wings open; Devices for limiting opening of wings or for holding wings open by a movable member extending between frame and wing; Braking devices, stops or buffers, combined therewith by mechanical means
    • E05C17/04Devices for holding wings open; Devices for limiting opening of wings or for holding wings open by a movable member extending between frame and wing; Braking devices, stops or buffers, combined therewith by mechanical means with a movable bar or equivalent member extending between frame and wing
    • E05C17/12Devices for holding wings open; Devices for limiting opening of wings or for holding wings open by a movable member extending between frame and wing; Braking devices, stops or buffers, combined therewith by mechanical means with a movable bar or equivalent member extending between frame and wing consisting of a single rod
    • E05C17/20Devices for holding wings open; Devices for limiting opening of wings or for holding wings open by a movable member extending between frame and wing; Braking devices, stops or buffers, combined therewith by mechanical means with a movable bar or equivalent member extending between frame and wing consisting of a single rod sliding through a guide
    • E05C17/203Devices for holding wings open; Devices for limiting opening of wings or for holding wings open by a movable member extending between frame and wing; Braking devices, stops or buffers, combined therewith by mechanical means with a movable bar or equivalent member extending between frame and wing consisting of a single rod sliding through a guide concealed, e.g. for vehicles
    • E05C17/206Devices for holding wings open; Devices for limiting opening of wings or for holding wings open by a movable member extending between frame and wing; Braking devices, stops or buffers, combined therewith by mechanical means with a movable bar or equivalent member extending between frame and wing consisting of a single rod sliding through a guide concealed, e.g. for vehicles with elastomeric springs to hold wing open

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Hinge Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 自動車、−レクリエーション用車両,バン、小型トラッ
ク,その他実質的にすべての車両において、個々の車両
ドア用のドアチェック機構は不可欠のものと考えられて
いる.多くの応用例において、ドアチェック機構は2つ
の開位置を持つ.その一方は部分的開位置であり、もう
一方は完全開位置である.後者はいっぱいに開いた位置
であるとはいえ、通常9『よりもかなり小さい.いくつ
かの例では車両ドアのドアチェック機構は唯一つの保持
位置のみを与える. この種のドアチェック機構は極めて一般的なちのであさ
れており、多年にわたって用いられてきている.しかし
ながらそれらはその構成においても、適用においても全
く均一性を欠いている.多くの車両において製造者はド
アヒンジから分離したチェック機構を提供している.こ
のような機構においては、とくに小型車においてそうで
あるが、個々のドアは、ドアに対して何らの保持位置な
いし止め位置を与えない単なる2つのヒンジで支えられ
ている.別の例においては、とくに大型車においてそう
であるが、製造者はヒンジ横造にチェック機構を組み込
んだヒンジの方を用いるようである.例えば典型的な大
型車の構成においにおいて、個々のドアは2つのヒンジ
に支えられ、そのうちの一方のヒンジがドアを開いた状
態に支持する2つの保持ないし止め位置を与える.車両
ドアに適用されたドアチェック機構は、いくつかの本質
的な問題点を露呈している.即ち、自動車やその他の同
様なものに用いられたドアチェック機構は,ヒンジと一
体化したもの分離したものを問わず、頻繁な注油を要し
,それを怠るときしみやその他の望ましくないノイズを
発生しがちである.これらのドアチェック機構のうちに
は、完全に開いた止め位置まで開いたとき、あるいは、
それ以上に開いたときにのみノイズを発生するものもあ
る.これらのドアチェック機構の多くは適切な寿命を持
たない.即ちそれらは車両の寿命までもたない.これら
のドアチェックのいずれにおいても腐蝕が本質的な問題
である.少なくとちいくつかのドアチェック機構にあっ
ては、ドア据付け後の車体の処理工程、とりわけ外装の
硬化過程は、ドアチェック機構に使われている素材の耐
え得る以上の温度を必要とする.例えばドア据付け後の
車体が、短い間であれ,204℃(4ロ0゜ F)付近
の温度にさらされることがよくある.これによりドアヒ
ンジに組込まれたもの、分離されたものを問わずドアチ
ェック機構にかなりの損傷が生じ、場合によってはドア
チェックを付け換えなければならないことちある.以上
のことに鑑みて、本発明の第一の目的は新規で改良され
た、車両のドアの動作を規制するドアチェック機構を提
供することであり、該機構は、ドアの開閉動作を妨げる
ことなく、一つないし二つの所定の開位置のいずれかに
おいて車両ドアを保持し、しかも寿命が長く、また非常
な高温や低温に本質的に影響されないものである.本発
明の別の目的は,新規で改良された車両ドア用のドアチ
ェック機構であって、注油を要せずに長い動作寿命を持
ち、しかも構成および動作において簡単で,比較的に安
価でもある機構を提供することである。
従って本発明は,車両ドアの動作を規制するドアチェッ
ク機構に関するものであり、該ドアは車両のフレームの
一部をなす第1の支持部材上に枢動的に取付けられ閉位
置と、閉位置から所定の角度だけ変位した間位置との間
で枢動し、また第2の支持部材を含んでいる.本ドアチ
ェック機構は,ローラー戻り止め受け部を持つ細長い軌
道表面を含む軌道部材、および戻り止めローラ一部材お
よび,軌道部材を支持部材の一方に取付け,戻り止めロ
ーラ一部材を、それが軌道表面と整列した状態でもう一
方の支持部材に取付けるための取り付け手段より成る.
軌道および戻り止めローラ一部材の一方は弾力性エラス
トマより成り.弾力的で局所的に変形可能な構成を有す
る。取付け手段と前記一方の弾性的で変形可能な構成と
は連合して、ドアの開位置,閉位置間での動作の少なく
とも一部においにおいて、戻り止めローラ一部材が軌道
表面に押しつけられて回転するような係合状態に保つよ
うにする.戻り止めローラ一部材と軌道表面が整列して
いることにより、ドアがその開位置に枢動する際に戻り
止めローラ一部材は戻り止め受け部と係合し、それによ
って戻り止めローラ一部材および軌道部材は、ドアをそ
の開位置に解放可能に保持する. 第1図は,ドア開部を含む車両側部の一部分解図とした
斜視図である。第1図の右手に、車体の右前側部が示さ
れている。これは自動車であって6、小型ないし大型ト
ラックであっても、その他の任意の種類の車両であって
もよい。ドア開部の縁、即ち本体部材2lの左手側垂直
側部を、参照番号22で示す.それに極めて近接して、
車体のフレームの一部である垂直フレーム部材24があ
る.第1図に示されているドア設備は、上側ヒンジ26
を含み、該ヒンジ2Gは垂直フレーム部材24に3つの
取付け位置27において取付けるための適当な装備を有
する。同様に垂直フレーム部材24に位置3lの如き複
数の位置で固定される第2の、下側のヒンジ29がある
.加えて、U字リンク33が垂直フレーム部材24に取
付けられているのを示す.U字リンク33は垂直軸34
を持つ.該U字リンクは、本発明の一実施例であり、第
2図から第5図に十全に示されているドアチェック機横
40の一部品をなす.U字リンクは,フレーム部材24
およびU字リンク33からドア37に向かって外方に突
出している細長い軌道部材24と枢動的に結合されてい
る.軌道部材36は,ドア37に取付けられた案内装置
38を貫いて伸びる。
ドア37は、ドアと一体の部分である垂直支持部材39
を含む.案内装置38は、適当な複数の締め金具41に
より支持部材39に取り付けられている.【Jリンク3
3、軌道部材36、案内装置38はすべてチェック機横
40の一部である.もちろん上側ヒンジはドア37、好
ましくは図に示すように支持部材39の位置42に取り
付けられる.同様に,下側ヒンジ29はドア37の垂直
支持部材39に適当な位置43で固定されている.二つ
のヒンジ26と29は、正確に取り付けられたドアにお
いて、ドアの回動運動のための軸である共通の回動軸4
5を有する.第2図乃至第5図に示されているドアチェ
ック機構40の好ましい形状においにおいて、軌道部材
36は、二つの対向する軌道表面46と47を有し、両
表面は第4図に示されている.第4図に最もよく示され
ているように、一方の軌道表面46にくぼみ即ち戻り止
め受部48、49があり、これらは、他方の軌道表面4
7の二つの相補的な戻り止め受部52、53と対を成し
ている。軌道表面46と47の戻り止め受部の数と配置
は、ドア37が本体21 (第l図)から間いたときに
ドア37の所望の保持位置の数と、またその機構に用い
られている戻り止めローラーの数により決められる. ドアチェック機構40の案内装置38の構成は、第2図
、第4図,第5図から最もよく理解されるであろう.案
内装置38は、外側ハウジング55を含み、外(il1
1ハウジング55は薄い金属板から形成され、第4図に
示すようにボルト又はそのほかの締め金具4lによりド
ア支持要素39に取り付けられている。ハウジング55
の外形は特に重要ではない.ハウジングは、二つの戻り
止めローラー56と57のしっかりとした取り付けを設
けている.ローラー56は,軌道部材36の軌道表面4
6に係合し、ローラー57は、軌道部材36の他方の軌
道表面47に係合する.ローラー56は,第5図に詳細
に示すように、軸受け部材62に軸受けされた中央軸6
lから成る.軸受け62は,好ましくは比較的硬質のプ
ラスチックの正確に成形された要素であり、例えば、熱
安定化,33%ガラス繊維入り6−6ナイロン又はアラ
ミド繊維強化、潤滑材含浸ボリ弗化エチレン テレフタ
ルサン酸エステル(PTFEI樹脂から成形される.二
つの成形された樹脂の端ガイド63は、ローラー56と
57を一直線に保持するために軸受け62の両端に係合
している. 第5図のローラー56においにおいて、円筒コア64は
、軸受け部材62の中央部分を包む関係で配置されてい
る.コア64は、弾性エラストマー材料から成形され,
その弾性エラストマー材料は、あらゆる乗り物の使用に
おいて遭遇されるであろう温度をはるかに越える温度で
,人間の耐えられる温度を実質的に越える温度の広い範
囲にわたって、弾性(レジリエンス)を保持することが
できる.従って、コアに用いられているエラストマーは
、O’ F (−17.8℃)よりずっと低い温度と4
00°F (204℃)を越える温度で弾性とレジリエ
ンス特性を保持する.後の方の温度の要求は、乗り物の
仕上の処理に使用される温度に基いている.シリコンボ
リマゴム(ポリジメチルシロキサン)は、エラストマー
コア64に好ましい.コア64は、軸受け62に接着剤
で固定又は別な方法で結合される. コア64の外側の回りには、ガイド63の間の距離にわ
たって外さや66がある.第5図に示されている構成に
おいて、さや66は、高品位鋼又はそのほかの比較的薄
い金属、好ましくは,耐腐食性があり実質的に不利な条
件下で長寿命であるものから成形されている.例えば、
さや66は、ASTM  A−519.28■ax炭素
鋼継ぎ目なし管,好ましくは、燐酸亜鉛有機(黒)メッ
キ又は重クロム酸亜鉛仕上げされたものから成形されて
いる.コア64は、さや66と軸受け62の間の制限さ
れた圧力の下で維持される.一般に、その圧力は、30
パーセント以上のたわみを生じないようにされる。コア
64の過剰な圧力はローラー56の運転寿命を著しく減
少させる. ローラー56(及びローラー57)のさや66に金属を
使用することは、軌道部材36とその表面46、47が
ナイロンのような硬い耐久性のある樹脂材料から成形さ
れ、第2図から第4図に示すように,その二つが互いに
係合したときに、その係合が二つの全く異なった材料の
係合となるという仮定に基いている.もちろん、軌道部
材36が鋼又はその他の金属から成形されるならば、そ
のときは、ローラー56、57(第5図)の各々の外さ
や66は,好ましくは、熱安定化ガラス繊維入り6−6
ナイロン又はアラミド繊維入りPTFEのような比較的
硬く正確に成形された樹脂とする.一方のローラー56
のみが特に第5図を参照して詳細に記載されているが、
他方のローラー57(第4図)は同じ構成を用いている
ことは理解されたい. 乗り物のドアチェック機構40の動作の説明は,第2図
と第4図に示すようにドア37の閉じた位置から始める
のが都合が良い.都合の良いことに、二つの戻り止めロ
ーラー56と57は,軌道部材36(第4図)の軌道表
面46と47の浅い戻り止めくぼみ即ち受部68と69
に配置されている.これは必須要件ではない6 ドアの
閉じた位置で、戻り止めローラーは、軌道表面から離れ
ていても良い.ドア37を開けるために、ドアの掛けが
ね(不図示)が外され、ドアは車体2l特にそのフレー
ム部材24に関して開いた位置の方へ回動される.この
移動の方向は、第2図の矢印Aで示すように、上から見
において、ヒンジの軸45の回りに反時計方向である.
このドアの回動移動は、第2図と第4図の矢印Bで示さ
れている方向に、案内装置38を軌道部材36に沿って
駆動し、軌道部材36をUリンク33の軸34の回りに
,再び反時計方向に回動させる.この移動が続き、ドア
が回動開移動を進めるにつれて、二つの戻り止めローラ
ー56と57は、部材36の軌道表面46と47の第1
の一対のローラー戻り止め受部48と52と整合する.
この点で、戻り止めローラーは,それらが横切る軌道部
材の厚さにより引き離され、二つの戻り止め受部に落ち
、第4図に二点鎖線56Aと57Aで示すようにそこに
着座する.もし,この位置37Aが,乗り物の使用者が
ドア37を開けようと欲するところであれば、ローラー
56と57は、受部48と52で係合を維持し、ドアは
部分的に開けられた位置にしっかり維持される.ドア支
持部材39は39Aの位置である.一般的な乗用車にお
いにおいて、ドアの開く角度は約30゜から40゜であ
る,一般に、ドアのこの初期の開いた位置における軌道
部材36の案内装置38の位置は、第3図に二点鎖線3
8Aで示されている.ドア37史に開放し,第3図の開
放位置まで回転させるために更に付加的な運動量を加え
ることができる.この時点でドアは矢印Aの時計回り方
向に更に回転し、ローラ56、57は部材36上のトラ
ック表面46,47に沿って進行し,2つの戻り止めロ
ーラ受け部49、53と係合し、第3図に示す位置に達
する.このドアの全開位置において戻り止めローラは第
4図に示す568 . 57Bの位置にあり、このとき
のドア37の位置は第3図に示す角度D、即ち60度で
ある.ドアの全開位置に至る戻り止め受け部48、52
が規定する中間位置では車両のドアは所要の開放位置で
しっかりと固定されて乗員の乗降や荷物の出し入れ等を
可能とする。
ドアを閉止するためには、当然、上述の動作と逆にドア
をボディ21方向に逆回転させ、フレーム部材24に固
定する(第1図参照).即ち,ドアは矢印A(第2図)
とは反対の時計回り方向に回転し、第3図の角度Dを経
過してガイド装置38が矢印B(第2、4図)とは反対
方向にトラック部材38上を移動し、該トラック部材3
8が第3図に示す位置から第2図の位置に時計方向に回
転する.この戻り動作において、必要ならば、ドア37
は戻り止めローラ受け部48、52によって第4図の如
く規定される中間位置に再び停止・保持することらでき
る.一方、ちしドアを完全に閉めたいのであれば、第2
図の初期位置まで回転させ,戻り止めローラが第4図に
示すように受け部68、69と係合するようにする. 第6、7図は第1〜5図に示したドアチェック機構の変
形例である。この変形例では、トラック部材36が2つ
のトラック表面146 . 147を具備する類似形状
のトラック部材136で置き換えられている。トラック
部材136は,弾性を有し,部分的に変形可能であって
、広い温度範囲においてその可撓性を維持する可撓性中
心コア164を有する.その温度範囲は例えば摂氏−3
4.4〜204度(華氏−30〜400度)である.コ
ア164が適当な変形性と高い可撓性を示すべき温度範
囲は、正常な、あるいは異常な状態を含めて車両の使用
時に遭遇するあらゆる温度を十分に越えるものでなけれ
ばならず,人間の耐用限度も越えるものでなければなら
ない.温度の上限はまた、ドアチェック機構が搭載され
た後の車両の製造工程において生じる温度ら考慮しなけ
ればならない. 部材136の軌道面146 、14?は、限られた圧縮
状態でコア164を保持するシートメタルの連続する外
部“皮部”166により形成されている.面147は2
つの止めローラ凹部もしくは受容部152 . 153
を形成している.部材136の面146は、類似した2
つの止めローラ受容部148 . 149を提供するよ
うに形成されている.軌道面146,147は2つの止
めローラ156 . 157と係合自在となっている.
これらの止めローラは、第6、7図に示されているよう
に、ドアが閉じたとき軌道面と係合する必要はない.し
かしながら、ローラ15G . 157はおのおの、第
5、6図に実線で示されたドア閉位置からドア部分開位
置156A、157Aもしくはドア全開位置156B.
 157Bまで、ローラの移動の少なくとも一部、好ま
しくは大部分における圧力回転係合において、軌道表面
の一つど係合する。止めローラ156 . 157は、
好ましくはグラスファイバ混入熱安定ナイロンのような
、−固い比較的非弾性の樹脂で固的に成形され、メタル
シャフト161上に配置されでいる。この目的は後述す
るように、止めローラ156 . 157とそのローラ
と係合する軌道面146 . 147が、動作上”固着
”する傾向を避けるように全く非類似の材料に確実にな
るようにする。
機能的に、第6、7図の構造的改良は、前述のドアチェ
ック機構40を変えるものではない。ドアは2つの明ら
かな開位置に揺動し、止めローラもしくは軌道受容部に
より確実に保持される.ドアクローサーの各変形例にお
いて、弾性コア(64、164)はドアの移動中に歪む
が、その歪み量はドア移動に必要な作用力に過度な負荷
を与えることはない.ドアを開閉する力はコア64もし
くは164の弾性率を変えることにより、あるいはいず
れかのコアが受ける圧縮レベルを変えることにより、設
計選択的に適合するよう変えることができる.止めロー
ラ(第2ないし5図)もしくは軌道部材(第6、7図)
の歪可能な性質により、およびローラ、軌道部材上の全
く異なる係合表面の使用により、ほとんどあるいは全く
潤滑を必要としない.例えば、含浸潤滑のローラシャフ
トもしくはベアリング部材の使用と共に、永久潤滑が用
いられても良いが,少なくともいくつかの例においては
必要ない. 第8、9図は本発明の他の実施例からなるドアチェック
機構を設けた車両のドアヒンジ226を図示している.
第10図はこのメカニズムにて使用される止めローラ構
造の詳細断面図である.第8、9図においにおいて、車
両のボデイはおおむね参照符合221により示されてお
り、より特定的には、図示された車両ボデイの一部が車
両フレームの一部として考慮されてよい垂直支持部材2
24である.第1のヒンジプレート228は、ボルトも
しくは他の適当な固定具227により支持部材224に
取り付けられている.第2の、L字形ヒンジプレート2
29はヒンジ226を設けており、複数のボルトもしく
は他の適当な固定具242によりドア支持部材239上
に配置されている.支持部材229は車両ドアの一部で
あり、おおむね237にて表わされている.ヒンジビン
243はヒンジプレート228と229との間の枢動連
結を供している.枢動軸は245で表わされている.細
長い、弧を描いた軌道部材236はL字形ヒンジプレー
ト229上に配置されている.かくして、ヒンジプレー
ト229は、ドア237の一部からなる支持部材239
上に軌道部材236を配置する手段として作用する.ヒ
ンジ226においては、軌道部材236はグラスファイ
バ混入熱安定ナイロン、もしくはアラミドファイバ混入
PFTEm脂のような、固い比較的非弾性の樹脂で成形
されている.部材236の一方の軌道面246は、2つ
の止めローラ凹部もしくは受容部248 . 249を
有している.部材236の他方の軌道面247は、受容
部248 . 249にそれぞれ整列する,類似した2
つの止めローラ受容部148 . 149を有している
第8、9図のヒンジ226は更に二つの止めロ−ラシャ
フト261からなり、このシャフトはヒンジプレート2
28に取り付けられ、そこから垂直上方に突出している
.各シャフトの頂部は、ヒンジプレート228の一体部
分で良い突起240に取り付けられている.かくして止
めローラシャフト26lは効果的に,支持部材240に
ヒンジプレート228ト固定具227を介して配置され
る.2つの止めローラ256と257がヒンジ226に
設けられ、おのおのシャフト261の一端に配置されて
いる.止めローラ256 ,257の好ましい構造は第
10図に示されており、シャフト261上で軸受となる
樹脂中央ブッシュ262を有している.各ブッシュ26
2は弾性的で、部分的に歪むエラストマコア264によ
り囲まれかつそれにより接合されている.コア264も
また,メタルシースもしくは殻266により限られた圧
縮状態で閉ざされ保持されている.薄い可撓性の対腐食
鋼が,殻266として好ましい.第8図のドア閉位置か
らスタートして、ドアリテーナラッチ(図示せず)が解
除されている場合には、ドア237は2つのドア開位置
に向かって矢印八方向に、ヒンジ軸245周りに反時計
方向に枢動する.止めローラシャフト261は、移動の
すべてでない場合には大部分の間、軌道面246 . 
247と圧力回転係合するさいにローラ25G 、25
7を維持するように位置せしめられている.この圧力は
ローラ256 、257が第1の一対の止めローラ受容
部248 , 249に接近するさいに上昇するが、こ
の圧力上昇は実質的にドア開放移動を邪魔しないし、止
めローラ、特定的にはコア264の弾性歪みにより効果
的に補正される.力の要求はコア264の圧縮の調整に
より変えられて良く、またコア材料の弾性率の選定によ
り変えられて良い.ドア237は,受容部248 . 
252にそれぞれローラ256 . 257が入った第
1の開位置において止められ,r?1実に保持されるこ
とができる。この第1の開位置は,ヒンジ226に対し
て約35度にドア237を開く.ドア237は,止めロ
ーラが受容部249,253と係合するまで、矢印八方
向に更に移動され得る.この全開状態においにおいて、
ドア237は、第9図のように約60度の角度で開く.
ドア231を閉じるのは単に逆に、すなわち時計方向に
、ドア全開状態もしくは中間開位置から第8図の閉位置
に向かうように枢動させればよい.ヒンジ226内に軌
道部材236と止めローラ256,257を有するドア
チェック機構は、前述した第2ないし5図の分割ドアチ
ェック機構40と同じように,動作上簡素で自動的であ
る。
ヒンジ226におけるドアチェック機構は,前述した実
施例と同様な範囲での変形を受ける.従って、戻り止め
ローラー受部を有する細長い軌道部材236は、金属で
形成することができ、また、少なくとも軌道面を金属で
形成することができ、そのような場合には、各々の戻り
止めローラーにおける外部壁(第10図)を好適に非金
属構造として(例えば、熱安定化ナイロン)、ヒンジ2
26およびドアーチェツク機構の寿命を最大限に伸ばす
ことが出来る。また反対に、第6図や第7図に示したよ
うに、軌道部材236を弾性コアを有する弾性的な,部
分的に変形自在な構造を有するように変形を加えること
も出来る.そのような場合でも、戻り止めローラーを比
較的弾性的性質を有さない剛的な構造に変えることもで
きる.潤滑の必要性は最小限に押えられている。但し、
ローラシャフト26lは潤滑材含浸材料を利用すること
ができる.第11図および第12図は、本発明の他の実
施例を盛込んだ車体ドアヒンジ326についての閉じた
位置及びフルオーブンでの位置をそれぞれ示している.
ヒンジ326は、車体本体321の一部である第1鉛直
支持部材324上にボルトまたは他の適当な締結具32
7により装着された第一ヒンジプレートを含む。固く,
比較的弾性性質を有さない戻り止めローラー356は、
シャフト361上で軸受とされていて、該シャフト36
1はヒンジプレート328及び該ヒンジプレートと一体
とすることができる突出部340との間に付加され,鉛
直方向に突出する。
ヒンジ326の第2のヒンジプレートは、車体ドア33
7の一部となっている第2支持部材上にボルトまたは他
の適当な締結具により装着されている.該第2ヒンジ゛
プレート“329は、実際閉したボックス状の形態を成
し、戻り止めローラー356にほぼ面する壁338を有
している。鉛直軸345を有するヒンジ343は,ヒン
ジプレート328及び329間の回動相互接続を付与す
べく用いられている. ヒンジ326におけるヒンジ部材329の壁338は細
長い合成軌道部材33Gの一部を成す。軌道部材336
は更に比較的強固で厚い外側軌道面部材346を有して
いにおいて、該軌道面部材はその一端が一つまたはそれ
以上のリベット350のような適切な手段により壁33
8上に装着されている.軌道面部材346は二つの戻り
止めローラー受け部または窪み348及び349を有す
る.軌道面部材は鋳造または金属やプラスチックにより
形成でき、もし軌道面部材をプラスチックまたはこれに
類似する材料で形成する場合には,戻り止めローラー3
56を金属でけいせいするのが好ましい。弾性的エラス
トマー材料で形成されるコア364は軌道部材226の
要素338及び346の間に挟まれている.前記した実
施例で述べたように,コア364において用いられるエ
ラストマーはヒンジ326によって想起しつる使用にお
いて誘起される温度を越えた幅広い範囲で弾性的性質を
維持する必要がある。例えば、エラストマーコア364
にシリコンポリマーゴムを用いることが出来る. ヒンジ326におけるドアチェック機構の作動は前述し
た実施例と本質的に同じである。図において、矢印Aで
示されているようにドア337を軸345周りに反時計
周りに回動させることにより開く.受部349  に戻
り止めローラー356を係合させドアを部分的に開ける
ことができる.そして当該戻り止めローラ/軌道機構は
ドアをこの中間位置でしっかりと維持せしめる.更にド
アを反時計方向に回転させると全開となり、戻り止めロ
ーラーが外測受部349に係合し,第12図のフルオー
ブン状態となる.反対側の時計方向に回転させるとドア
が閉じる。
第11図及び第12図のヒンジ326において、コア3
64の弾性的ねじれはドアチェック機構を効果的に機能
せしめる。すなわち、ドアの開閉において要求される材
料的な労苦無しに二つの開位置のいずれかでドアをしっ
かりと維持する。ヒンジ/チェック機構により、摩耗は
最小限に押えられ、潤滑材の必要性も最小限に押えられ
る.そして、本発明の実施例により、故障がなく長い作
動寿命が与えられる.もちろん、コア(64, 164
 ,264 . 3641のエラストマーの選択は重要
なことである。すぐに老化したり、境界熱条件に呼応し
て変化してしまうようなエラストマーは、本発明の重要
な利点を達成することができない.第13図及び第14
図は、本発明の更なる実施例を含んだドアチェック機構
を盛込んだヒンジ426を示した平面図である.第13
図においてはドアは閉じていにおいて、第14図におい
てはドアは一部開いた位置にある。ヒンジ426は、締
結具427のような適当な手段により車体本体421の
鉛直支持部材424上に装着された第一ヒンジプレート
428を有している.ヒンジプレート428を同様に車
体ドアの支持要素に装着することもできる.本発明の他
の実施例においても同様な入れ替えをすることができる
. 戻り止めローラー456を、ヒンジプレート426に付
加され、このヒンジプレートから上方に突出するローラ
ーシャフト461上に装着されている.このシャフト4
61の上方端部は、ヒンジプレート428の一体的な部
分とすることができる部材440に取り付けられている
.戻り止めローラー456は弾性的な、部分的に変形自
在な構造からなる.弾性的エラストマーコアに囲まれこ
れに接着され、シャフト461上で軸受とされる内側ブ
ッシュまたは軸受部材462を含む.コア464は、制
限された圧縮の元でフレキシブルな状態で、但し本質的
には非弾性シースまたは壁で囲まれている.但し、コア
は該シースには接着されていない。このように,ローラ
ー456は、前述したローラー56及び256と同様な
構成を有しており、同様な構造的要請が適用される. ヒンジ426においては,第二ヒンジ“プレート”42
9を閉じた箱状の形態となし、戻り止めローラー456
と面している軌道面446を有する比較的細長い軌道部
材436を有している.軌道面446は戻り止めローラ
ーうけぶ448を有している.該面446の下向きに屈
曲した端部を第二の受部449と見なすことができる.
もし,部材436を金属としたら,ローラーシース46
6をプラスチックまたはこれと同様な材料とすべきであ
る.ヒンジプレート429は,ボルトまたは他の適当な
締結具442により車体ドア437の支持部材439に
装着されている.鉛直軸4455周りの回動動作のため
、回動ビン443がヒンジプレート426 . 429
に接続されている. ヒンジ426及びそのドアチェック機構の動作について
は、第11図及び第12図の実施例で述べたものと本質
的には同様であり、ここで繰り返して述べることはしな
い.ヒンジ426において、主な相違は,エラストマー
コアの存在によりドアの開閉移動時に戻り止めローラー
456に圧力ねじれが発生し、これによりヒンジ426
においてドアの移動中に軌道部材コア364が圧縮され
る.第15図は、本発明の他の実施例に従ったドアチェ
ック機構を盛込んだ車体ドアヒンジ526の斜視図であ
る.ヒンジ526においては、一つのヒンジ部材528
は接合部材525により接合された二つの相補的な装着
部材527を有している.ヒンジビン543は、上方及
び下方装着部材527の間に延在し、第2のヒンジプレ
ートまたは部材529に回動ヒンジ接続を与えている。
ヒンジ軸は符合545で示されている. 戻り止めローラーは、ヒンジ部材528の二つの要素5
27の間で延在する戻り止めシャフト上に軸受とされて
いる。ローラー556は、第5図、第10図及び13図
に示されたローラーと同様に組み合わせ構造となってい
る.このローラーは、弾性的な、部分的に変形自在なエ
ラストマーコア564を囲み圧縮する固くはあるがフレ
キシブルな外壁566を有している.コア564は、シ
ャフト上に軸受けされた(不図示)ブッシュに接着され
ている.ローラー556は,リベット530のような適
当な手段により、ヒンジ部材529上に取り付けられた
型成型または鋳造成型の軌道部材536と係合する.戻
り止めローラーと係合する表面である軌道部材536の
軌道表面546は、ヒンジ526に関し所望のドア開位
置を画成する戻り止めローラー受部548及び549を
有する.前述した実施例と同様に,軌道部材536の軌
道而546を金属としたら、口−ラー556におけるシ
ースをプラスチックまたはこれと同様なものとするのが
好ましい.第16− 19図に示す本発明の別の実施例
に係るドアチェック640では、長く伸びたトラック(
軌道)部材636は二つの対向する表面646及び64
7を有し、これらは第18図に表hれ7いろ. 第18
図に最ち良く示されるように、一方のトラック表面64
6には回止め用のへこみ648及び649があるが、他
方のトラック表面647にはへこみはない.トラック表
面646上におけるへこみ648 . 649の個数及
び分布は、ポディ21(第l図)から開けたドア37を
何ケ所において保留させるか,及び機構中に使用される
回止めローラの個数によって決定される. ドアチェック640用の案内装置は、繊維強化されたナ
イロン等の強固な樹脂により成形された外部ハウジング
655を含む。このハウジング655は第18図に示す
ように、ボルト等の締結部材4lによって支持要素39
上に載置されている.ハウジング655の形状はこれに
限定されるものではない.ハウジングは回止め用ローラ
部材656及び非ロラ回止め部材657のために堅固な
構造物を提供する.一方のローラ部材656はトラック
部材636上の一方のトラック表面646と係合し,他
方のローラ部材657は他方のトラック表面647と係
合する。回止めローラ656は、第19図に詳しく示す
ように、その上にローラが軸支された中央の軸661か
ら成る。この軸661は通常の鋼棒から造られる6ロー
ラ656は繊維強化された樹脂(例えばナイロン)等か
ら成形できる. 他の回止め部材657はカップ形状の容器であっても良
く、これは繊維強化されたナイロン等の耐久性のある樹
脂から成形すれば、頑丈で堅固なちのとできる。他の好
適な材料はPTFEで充填されたアラミド繊維である。
回止め部材657は弾性のエラストマパッド664上に
配置され、部材657をトラック部材636の表面64
7に向かつて付勢する6好ましくは,ばね性のパッド6
64は、温度の広範囲にわたってその弾性を維持できる
弾性のエラストマ材から成形できる。上記温度はいかな
る乗物の使用で出会う温度をはるかに越えたもので、人
間が耐えられる温度を越えるものである.このように、
使用されるエラストマはO″F以下でも400゜F以上
でもその弾性を維持せねばならない。400゜Fの要件
は乗物完成物の硬化時に必要となる。シリコンボリマゴ
ム(ポリジメチルシロキサン)がパッド664の材料と
して好適である。
乗物ドアチェック機構640の作動の説明にあたり、第
16、18図に示すように、ドア37の閉鎖位置から始
めるのが好都合である。これらの図において、回止め部
材656及び657はトラック部材636のトラック表
面646及び647が係合した状態が示されている(第
18図).シかし、これは必須なことではなく、ドア3
7の閉鎖位置において回止め部材はトラック表面から離
れていても良い。
開いたドア37に対してドアラッチ(不図示)が解放さ
れ、ドアは車本体21.特にフレーム部材24(第1図
)にに関して、開放位置に向かって枢動される。この移
動の方向は、上方から見て枢軸45の回りに反時計方向
であり、その様子が第16図において矢印Bで示されて
いる。このドアの枢動により、案内装置638を第16
、l8図に矢印で示されているようにトラック部材63
6に沿って駆動するとともに、リンク33の軸34のま
わりにトラック部材636を再び反時計方向に駆動する
.この運動は、ドアが枢動により開くにつれて、回止め
ローラ部材656が1・ラック部材636のトラック表
面646上のへこみ648と整合するまで続く。この特
点で回止めローラ656は回止め部材657からそれが
横断しているトラック部材636の厚さ分だけ離れてい
るが、へこみ648に落ち込み、第18図に破線で示す
ように(656Al .そこに着座する。657Aも参
照せよ,この位置37A(第17図)が乗物の使用者が
ドア37を開きたい位置であれば、ローラ656はへこ
み648に係合したままであり、ドアは部分的に開いた
位置に強固に保持される。ドア支持部材39は第17図
中位置39Aにある6典型的な自動車では,これはドア
の開放角度30〜40゜である。
一般的に、トラック部材636上の案内装置638のた
めの位置は,当初の開放位置の故に、第l7図中638
Aで示されている. ドア37に更にはずみが与えられてさらに開き,第17
図中実線で示される完全な開放位置に至る.ここにおい
において、ドアは更に矢印Aの方向に時計方向に枢動し
、部材656及び657はローラ655が外側の回止め
ローラくばみ649と係合するまで、部材636のトラ
ック表面646及び647に沿って乗り、第17図中実
線で示す位置に至る.このドアが完全に開いた状態では
、回止めは第18図中656B及び657Bで示す位置
にあり、第17図中ドア37は全枢動角度Dは約60゜
である。ドアの完全開放位置の故に、へこみ648によ
り画定される中間解放位置において、ドアは所望の開放
位置に強固に保持され、乗員や荷物が車に入ったり出た
りすることを許す. 上記したどの実施例においても、ドアチェック機構は車
両の全寿命期間にわたってすぐれた作動特性を与える.
このドアチェック機構はドアの全移動範囲にわたって静
かであり、潤滑は殆ど不要であり、移動部品も極力少な
い.また重量は軽く、ボルト、つき合せ溶接又はその他
のすべての取付配置に適している.さらに、腐蝕は防止
され、作動力の調整も簡単になし得る.
【図面の簡単な説明】
第1図はドアチェック機構の適用の仕方を説明し図示す
るための車両のドア取り付け部の一部分解図による斜視
図、 第2図は本発明の一実施例により構成された、車両のド
アチェック機構を、ドア閉止状態で示す一部断面図の平
面図、 第3図は第2図でドア開放状態とした一部断面図の平面
図, 第4図は、第2図の線4−4に略沿った一部断面図の詳
細図 第5図は、第4図の線5−5における詳細断面図 第6図は,第2図から第5図に示されたドアチェック機
構の変形を示す第4図と同様の一部断面図の詳細図 第7図は、第6図の線7−7における詳細断面図, 第8図は、本発明の別の実施例を、ドアチェック機構が
車両のドアヒンジに組込まれ、またドア閉止状態で示す
一部断面図の平面図, 第9図は、第8図においてドア開放状態とした図、 第10図は、第9図の線10− 10に略沿った詳細断
面図 第11図、第12図は、本発明の別の実施例を、それぞ
れドア閉止状態、ドア開放状態で示す一部断面図の平面
図、 第13図、第14図は,本発明の別の実施例を、それぞ
れドア閉止状態、ドア一部開状態で示す一部断面図の平
面図 第15図は、本発明のさらに別の実施例をドア閉止状態
で示す斜視図、 第16図、第17図および第18図は,本発明のさらに
別の実施例についてのそれぞれ第2図、第3図、および
第4図と同様の図、 第19図は、第18図の線19,−19における断面図
である. 〔主要部分の符号の説明] 口−ラー 56.57、156、157、256、25
7、356、357、45G.457、556、557
、656,657軌道部材−−− 36,136,236,336,436,536,63
6出 願 人:サングーライン コーポレーション ZJ9’ 手 続 ネn1 正 書 (方式) 平成2年12月6日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、車両フレームの一部を成す第1の支持部材上に旋回
    自在に載置され、かつ第2の支持部材を有する車両のド
    アの閉止位置と該閉止位置から所定角度離隔した開放位
    置との間で該車両の動きを規制するドアチェック機構で
    あって、 内部に戻り止め受けを備えた長尺の軌道面を有する軌道
    部材と、 ローラ戻り止め部材と、 該軌道部材を前記第1および第2の支持部材の一方の上
    に載置すると共に、該ローラ戻り止め部材を前記第1お
    よび第2の支持部材の他方の上に載置する該ローラ戻り
    止め部材を該軌道面に整合させる載置手段と、 該ドアがその開放位置に旋回する際に該ローラ戻り止め
    部材が該戻り止め受けに係合し、該ローラ戻り止め部材
    および該軌道面が該開放位置で該ドアを解離自在に維持
    するため、開閉位置間でドアが移動する間、該ローラ戻
    り止め部材を該軌道面に対して転がり圧力下で係合する
    ように維持する付勢手段と、から成り、該付勢手段は該
    戻止め部材に組 み込まれており、該軌道面に係合する、堅固で剛性のあ
    る外装を支持する弾性のある、部分的に歪曲自在のエラ
    ストマー製のコアから成ることを特徴とするドアチェッ
    ク機構。 2、請求項1に記載のドアチェック機構において、 前記付勢手段は、該戻り止め受けを内部に有する該軌道
    面に係合する該ローラ戻り止め部材内の環状の弾性を有
    するエラストマー製のコアから成ることを特徴とするド
    アチェック機構。 3、請求項1に記載のドアチェック機構において。 前記軌道部材は、該軌道部材の両対向側に2つの長尺の
    軌道面を備えており、前記ドアチェック機構は、それぞ
    れ該軌道面の一つと係合する2つのローラ戻り止め部材
    を有し、該ローラ戻り止め部材の少なくとも1つは、該
    付勢手段を構成する弾性のあるエラスト マー製のコアを有することを特徴とするドアチェック機
    構。 4、請求項3に記載のドアチェック機構において、 前記各軌道面は、一つのローラ戻り止め受けを有するこ
    とを特徴とするドアチェック機構。 5、請求項1−4のいずれか1項に記載のドアチェック
    機構において、 前記エラストマー製のコアは、204℃(400゜F)
    程度の上昇温度にさらされた場合でも弾性とレジリエン
    スとを維持するエラストマー材料から成ることを特徴と
    するドアチェック機構。 6、請求項1−5のいずれか1項に記載のドアチェック
    機構において、 前記軌道面に係合する前記軌道面と前記ローラ戻り止め
    部材の外面は、非類似の材料で形成されていることを特
    徴とするドアチェック機構。 7、請求項6に記載のドアチェック機構において、 前記非類似の材料の一方は金属であり、他方は樹脂であ
    ることを特徴とするドアチェック機構。 8、請求項1−7のいずれか1項に記載のドアチェック
    機構において、 弾性を有するエラストマー製のコアを備えた前記ローラ
    戻り止め部材は、環状のエラストマー製コアを囲む堅固
    でほぼ弾性の無い内部ブッシュを有するローラ戻止め部
    材であることを特徴とするドアチェック機構。 9、請求項8に記載のドアチェック機構において、 前記エラストマー製のコアは、前記内部ブッシュと前記
    外装との間で圧縮下に保持されると共に、該内部ブッシ
    ュに結合されていることを特徴とするドアチェック機構
    。 10、請求項9に記載のドアチェック機構において、 前記内部ブッシュは、アラミド繊維で強化されたPFT
    E樹脂から成形されていることを特徴とするドアチェッ
    ク機構。 11、請求項10に記載のドアチェック機構において、 前記外装は、グラスファイバーで強化され、熱安定性の
    ナイロン樹脂で形成されていることを特徴とするドアチ
    ェック機構。 12、請求項1−3および5−7のいずれか1項に記載
    のドアチェック機構において、 前記軌道部材は、その対向する両側に第1および第2の
    長尺の軌道面を有しており、第1の軌道面が前記ローラ
    戻止め受けを備えており、前記機構は更に前記ローラ戻
    止め部材と整合すると共に該第2の軌道面に係合する第
    2の非ローラ戻り止め部材を有することを特徴とするド
    アチェック機構。 13、請求項12に記載のドアチェック機構において、 前記第2の戻り止め部材は、一部で弾性を有するエラス
    トマー製のコアを囲むと共に、それにより支持されるカ
    ップ状の、剛性のある非弾性保持部材を備えていること
    を特徴とするドアチェック機構。 14、請求項13に記載のドアチェック機構において、 前記保持部材は、堅固であり、繊維で強化された樹脂か
    ら成形されていることを特徴とするドアチェック機構。 15、請求項1−14のいずれか1項に記載のドアチェ
    ック機構において、 前記ドアチェックは、ヒンジピンに旋回自在に相互接続
    される2つのヒンジ部材から成るドアヒンジに組み込ま
    れており、前記軌道部材は、一方のヒンジ部材上に載置
    されており、また、前記戻り止め部材は他方のヒンジ部
    材上に載置されており、更に、該軌道部材は、戻り止め
    部材から突出していると共に、前記ヒンジ部材の各々は
    、一つの載置手段の一部を構成していることを特徴とす
    るドアチェック機構。 16、車両フレームの一部を成す第1の支持部材上に旋
    回自在に載置され、かつ第2の支持部材を有する車両の
    ドアの閉止位置と該閉止位置から所定角度離隔した開放
    位置との間で該車両の動きを規制するドアチェック機構
    であって、 内部に戻り止め受けを備えた長尺の軌道面を有する軌道
    部材と、 ローラ戻り止め部材と、 該軌道部材を前記第1および第2の支持部材の一方の上
    に載置すると共に、該ローラ戻り止め部材を前記第1お
    よび第2の支持部材の他方の上に載置する該ローラ戻り
    止め部材を該軌道面に整合させる載置手段と、 該ドアがその開放位置に旋回する際に該ローラ戻り止め
    部材が該戻り止め受けに係合し、該ローラ戻り止め部材
    および該軌道面が該開放位置で該ドアを解離自在に維持
    するため、開閉位置間でドアが移動する間、該ローラ戻
    り止め部材を該軌道面に対して転がり圧力下で係合する
    ように維持する付勢手段と、から成り、該軌道部材はそ
    れぞれローラ戻 り止め受けを有する2つの軌道面を備えており、該機構
    はそれぞれ一つの軌道面に係合する2つのローラ戻止め
    部材を備えており、更に、該付勢手段は軌道部材もしく
    は該戻止め部材に組み込まれており、堅固で剛性のある
    外装を支持する弾性のある、部分的に歪曲自在のエラス
    トマー製のコアから成ることを特徴とするドアチェック
    機構。 17、請求項16に記載のドアチェック機構において、 前記軌道面と前記ローラ戻り止め部材の外面は、非類似
    の材料で形成されていることを特徴とするドアチェック
    機構。 18、請求項17に記載のドアチェック機構において、 前記非類似の材料の一方は金属であり、他方は樹脂であ
    ることを特徴とするドアチェック機構。 19、請求項16−18のいずれか1項に記載のドアチ
    ェック機構において、 前記軌道部材は、弾性のあるエラストマー製のコアを有
    する部材であることを特徴とするドアチェック機構。 20、請求項19に記載のドアチェック機構において、 前記エラストマー製のコアは前記軌道面の外装内に圧縮
    下に維持されていることを特徴とするドアチェック機構
    。 21、請求項16−20のいずれか1項に記載のドアチ
    ェック機構において、 前記ドアチェックは、ヒンジピンに旋回自在に相互接続
    される2つのヒンジ部材から成る、ドアヒンジに組み込
    まれており、前記軌道部材は、一方のヒンジ部材上に載
    置されており、また、前記戻止め部材は他方のヒンジ部
    材上に載置されており、更に、該軌道部材は、戻り止め
    部材から突出していると共に、前記ヒンジ部材の各々は
    、一つの載置手段の一部を構成していることを特徴とす
    るドアチェック機構。
JP24636790A 1989-09-18 1990-09-18 車両ドアチェック機構 Pending JPH03166473A (ja)

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