JPH03166336A - 深絞り性の極めて優れたほうろう用鋼板 - Google Patents
深絞り性の極めて優れたほうろう用鋼板Info
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- JPH03166336A JPH03166336A JP30330289A JP30330289A JPH03166336A JP H03166336 A JPH03166336 A JP H03166336A JP 30330289 A JP30330289 A JP 30330289A JP 30330289 A JP30330289 A JP 30330289A JP H03166336 A JPH03166336 A JP H03166336A
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Landscapes
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、深絞り性が極めて優れ、併せてほうろう性が
良好なほうろう用鋼板に関するものである。
良好なほうろう用鋼板に関するものである。
(従来の技術)
ほうろう製品は台所器具、浴槽、建築物のパネル等に広
く使用されており、ほうろう用鋼板をプレス等で成形加
工した後、釉薬を塗布焼成して製造される。従って、ほ
うろう用鋼板は良好な加工性と良好なほうろう性を兼備
しなくてはならない。
く使用されており、ほうろう用鋼板をプレス等で成形加
工した後、釉薬を塗布焼成して製造される。従って、ほ
うろう用鋼板は良好な加工性と良好なほうろう性を兼備
しなくてはならない。
ほうろう用鋼板の加工は、パネルのように単なる曲げ加
工のものもあるが、大部分は浴槽やケトルのように極め
て過酷な成形をうける。戊形は張出し成形と深絞り戊形
に大略区分される。張出し成形性(張出し性)は引張試
験で得られる伸びと相関があり、伸びが良いほど張出し
成形性は良好となる。一方、深絞り成形性(深絞り性)
は同じく引張試験で得られるF値(ランクフォード値)
と相関があり、f値が高いほど深絞り戊形性は良好とな
る。
工のものもあるが、大部分は浴槽やケトルのように極め
て過酷な成形をうける。戊形は張出し成形と深絞り戊形
に大略区分される。張出し成形性(張出し性)は引張試
験で得られる伸びと相関があり、伸びが良いほど張出し
成形性は良好となる。一方、深絞り成形性(深絞り性)
は同じく引張試験で得られるF値(ランクフォード値)
と相関があり、f値が高いほど深絞り戊形性は良好とな
る。
ほうろう用鋼板に求められるほうろう性は、鋼板中のC
に起因する泡が出ないこと、ほうろうの密着性が良いこ
と、ほうろう焼成中に鋼板中に浸入する水素に起因する
爪とびが発生しないこと等である。
に起因する泡が出ないこと、ほうろうの密着性が良いこ
と、ほうろう焼成中に鋼板中に浸入する水素に起因する
爪とびが発生しないこと等である。
従来、ほうろう用鋼板は、リムド或いはキャップド鋼を
脱炭脱窒焼鈍して製造され、前記の加工性、ほうろう性
の要件をほぼ満足してきた。しかしながら、経済的な連
続鋳造が大幅に採り入れられるようになり、ほうろう用
鋼板にも連続鋳造化が要請されるようになった。
脱炭脱窒焼鈍して製造され、前記の加工性、ほうろう性
の要件をほぼ満足してきた。しかしながら、経済的な連
続鋳造が大幅に採り入れられるようになり、ほうろう用
鋼板にも連続鋳造化が要請されるようになった。
現在までに連続鋳造化されたほうろう用鋼板の主なもの
に、例えば特開昭58〜197254号公報、特開昭6
0−110845号公報に開示されているような極低炭
T1添加鋼と、特開昭81 − 28755号公報に示
されているような極低炭高酸素鋼がある。これらはいず
れも、製鋼段階での真空脱ガス処理で極低炭化したもの
である。
に、例えば特開昭58〜197254号公報、特開昭6
0−110845号公報に開示されているような極低炭
T1添加鋼と、特開昭81 − 28755号公報に示
されているような極低炭高酸素鋼がある。これらはいず
れも、製鋼段階での真空脱ガス処理で極低炭化したもの
である。
しかしながら、極低炭TI添加鋼は、加工性は優れてい
るが、直接一回掛けほうろうを行った場合、泡が出やす
いという欠点があり、泡の出にくい二回掛けほうろうを
施す用途に限定されるのが現状である。なお、ほうろう
掛けには直接一回掛けと二回掛けがあり、直接一回掛け
が大半を占める。
るが、直接一回掛けほうろうを行った場合、泡が出やす
いという欠点があり、泡の出にくい二回掛けほうろうを
施す用途に限定されるのが現状である。なお、ほうろう
掛けには直接一回掛けと二回掛けがあり、直接一回掛け
が大半を占める。
一方、極低炭高酸素鋼は、ほうろう性は優れているが、
熱間圧延段階で結晶粒が粗大化するため、焼鈍後のf値
がリムド或いはキャップド鋼に比べても劣るという欠点
がある。
熱間圧延段階で結晶粒が粗大化するため、焼鈍後のf値
がリムド或いはキャップド鋼に比べても劣るという欠点
がある。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は、ほうろう性がよく直接一回掛けほうろうが問
題なく行え得て、さらに過酷なプレス成形加工ができる
深絞り性の極めて優れたほうろう用鋼板を得ることを目
的とする。
題なく行え得て、さらに過酷なプレス成形加工ができる
深絞り性の極めて優れたほうろう用鋼板を得ることを目
的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明者らは、前記目的を達或すべく、極低炭高酸素鋼
にMoとWの1種または2種を含有させると、ほうろう
性が良好であって且つi値が飛躍的に向上する事実を知
見し、本発明を完成したものである。
にMoとWの1種または2種を含有させると、ほうろう
性が良好であって且つi値が飛躍的に向上する事実を知
見し、本発明を完成したものである。
すなわち、本発明の要旨とするところは、重量%で、C
:0.004%以下、S i:o.03%以下、Mn
:0.05〜0.8%、P:0.003〜0.08%、
S : 0.003〜0,08%、C u:o.08%
以下、Ap :0.008%以下、N :0.005%
以下、O : 0.02〜0,08%、さらにMO:(
1.005〜0.15%、W:0.005〜0.15%
の1種または2種を含み、さらに必要に応じてV :0
.004〜0.07%、Nb:0.004〜0.05%
の1種または2種を含有し、残部が鉄および不可避的不
純物からなることを特徴とする深絞り性の極めて優れた
ほうろう用鋼板にある。
:0.004%以下、S i:o.03%以下、Mn
:0.05〜0.8%、P:0.003〜0.08%、
S : 0.003〜0,08%、C u:o.08%
以下、Ap :0.008%以下、N :0.005%
以下、O : 0.02〜0,08%、さらにMO:(
1.005〜0.15%、W:0.005〜0.15%
の1種または2種を含み、さらに必要に応じてV :0
.004〜0.07%、Nb:0.004〜0.05%
の1種または2種を含有し、残部が鉄および不可避的不
純物からなることを特徴とする深絞り性の極めて優れた
ほうろう用鋼板にある。
(作 用)
以下、本発明について詳細に説明する。
Cは、ほうろう用鋼板の張出し性(伸び)、深絞り性(
i″値)およびほうろう掛け時の泡発生に少なからぬ影
響を及ぼし、さらに、歪時効を生じて伸びを劣化するの
で、低い方が好ましく、上限を0.004%とする。真
空脱ガス処理のC低減能力から、0.0008%から0
.0035%の範囲が好ましい。
i″値)およびほうろう掛け時の泡発生に少なからぬ影
響を及ぼし、さらに、歪時効を生じて伸びを劣化するの
で、低い方が好ましく、上限を0.004%とする。真
空脱ガス処理のC低減能力から、0.0008%から0
.0035%の範囲が好ましい。
SIは、伸びとほうろう密着性を劣化するので、上限を
0.03%とする。好ましくは0.01%以下である。
0.03%とする。好ましくは0.01%以下である。
Mnは、MnOやMnSを形成し、これらの介在物が冷
間圧延時に破断されて空隙を作り、水素の吸蔵場所とな
り、耐爪とび性を向上する有効な元素であり、この作用
を奏するには0,05%以上含脊させる必要がある。し
かしながら、過剰の含有は伸びやF値を劣化させるので
0.8%以下とする。
間圧延時に破断されて空隙を作り、水素の吸蔵場所とな
り、耐爪とび性を向上する有効な元素であり、この作用
を奏するには0,05%以上含脊させる必要がある。し
かしながら、過剰の含有は伸びやF値を劣化させるので
0.8%以下とする。
Pは、F値を向上し、また、ほうろう前処理の酸洗性を
促進しほうろう密着性を向上する作用があり、その効果
を奏するには0.003%以下含Hさせる必要がある。
促進しほうろう密着性を向上する作用があり、その効果
を奏するには0.003%以下含Hさせる必要がある。
一方、過剰の含有は伸びを劣化するので、0.08%以
下とする。
下とする。
Sは、耐爪とび性と密着性を向上させる作用があるが、
この効果を奏するにはo.ooa%以上の含有が必要で
ある。一方、過剰の含有は伸びを劣化するので、上限を
0.08%とする。好ましくは0.007から0.03
%である。
この効果を奏するにはo.ooa%以上の含有が必要で
ある。一方、過剰の含有は伸びを劣化するので、上限を
0.08%とする。好ましくは0.007から0.03
%である。
Cuは、特に後述するMoあるいはWと共存すると、ほ
うろう前処理の酸洗性を劣化するので、上限を0.08
%とする。0604%以下が好ましい。
うろう前処理の酸洗性を劣化するので、上限を0.08
%とする。0604%以下が好ましい。
Alは、非常に強い脱酸作用を有するので、真空脱ガス
処理後にOを十分確保して、耐爪とび性を高めるため、
o.oog%以下に規定する必要がある。ほうろう性の
点から好ましくは0.005%以下である。なお、AI
はすべてAp203となっており、酸可溶Alは存在し
ない。
処理後にOを十分確保して、耐爪とび性を高めるため、
o.oog%以下に規定する必要がある。ほうろう性の
点から好ましくは0.005%以下である。なお、AI
はすべてAp203となっており、酸可溶Alは存在し
ない。
Nは、歪時効を生じて伸びを劣化するので、低い方が好
ましく、上限を0.005%とする。製鋼でのN低減能
力やコスト面から、0.0008%からo.ooao%
の範囲が好ましい。
ましく、上限を0.005%とする。製鋼でのN低減能
力やコスト面から、0.0008%からo.ooao%
の範囲が好ましい。
Oは、MnOやA1203系介在物を形成して、耐爪と
び性を向上する重要な元素であり、該作用を奏するには
0.02%以上の含有が必要である。しかし、過度に含
有すると、鋼板の表疵が増加し、また、伸びやf値も劣
化するので、上限を0.08%とする。ほうろう性を高
めたままで加工性を維持するのに好ましくは0.030
〜0.050%である。
び性を向上する重要な元素であり、該作用を奏するには
0.02%以上の含有が必要である。しかし、過度に含
有すると、鋼板の表疵が増加し、また、伸びやf値も劣
化するので、上限を0.08%とする。ほうろう性を高
めたままで加工性を維持するのに好ましくは0.030
〜0.050%である。
MoとWは、本発明の中核をなす元素であり、共に?値
を向上させる。特に、Cが0.008%以下と低くまた
Oが多量含有されている状況でi値を飛躍的に向上させ
るが、この作用を奏するには、共に0.005%以上必
要である。一方、0.15%を超えた含有は、ほうろう
前処理の酸洗性を劣化すると共に、合金コストが上昇す
るので、共に0.15%以下とする。このMoとWは1
種または2種含有されるものである。
を向上させる。特に、Cが0.008%以下と低くまた
Oが多量含有されている状況でi値を飛躍的に向上させ
るが、この作用を奏するには、共に0.005%以上必
要である。一方、0.15%を超えた含有は、ほうろう
前処理の酸洗性を劣化すると共に、合金コストが上昇す
るので、共に0.15%以下とする。このMoとWは1
種または2種含有されるものである。
さらに、必要に応じてV,Nbを選択的に含有される。
■は、NをVNとして固定して、鋼板を非時効化すると
同時にF値を向上させる元素である。
同時にF値を向上させる元素である。
0.004%未満の含有ではその効果が無くなるので、
下限を0.004%とする。一方、多すぎる含有は合金
コストを上昇させるので、経済性から上限を0.07%
とする。0.015%から0.05%の範囲が好ましい
。
下限を0.004%とする。一方、多すぎる含有は合金
コストを上昇させるので、経済性から上限を0.07%
とする。0.015%から0.05%の範囲が好ましい
。
Nbは、CをNbCとして、また、NをNbNとして固
定して、鋼板を非時効化すると同峙にi値を向上させる
元素である。0.004%未満の含有ではその効果が無
くなるので、下限を0.004%とする。一方、多すぎ
る含有は合金コストを上昇させるので、経済性から上限
を0,05%とする。
定して、鋼板を非時効化すると同峙にi値を向上させる
元素である。0.004%未満の含有ではその効果が無
くなるので、下限を0.004%とする。一方、多すぎ
る含有は合金コストを上昇させるので、経済性から上限
を0,05%とする。
0.007%から0.025%の範囲が好ましい。
これらの鋼成分と残部が鉄および不可避的不純物からな
るほうろう用鋼板は、転炉または電気炉等で溶製され、
真空脱ガスされ、連続鋳造によりスラブとされ、熱間圧
延される。該熱延は仕上温度をA r a以上、巻取温
度を550〜750℃とすることが好ましい。
るほうろう用鋼板は、転炉または電気炉等で溶製され、
真空脱ガスされ、連続鋳造によりスラブとされ、熱間圧
延される。該熱延は仕上温度をA r a以上、巻取温
度を550〜750℃とすることが好ましい。
その後、脱スケールし、冷間圧延される。このさいの圧
下率は60〜85%とすることが好ましい。
下率は60〜85%とすることが好ましい。
次いで焼鈍されるが、連続焼鈍、箱焼紬、オ−ブンコイ
ル焼鈍の何れでも採用される。焼鈍温度は再結晶温度以
上例えば870℃以上とされる。その後、調質圧延され
て翠造される。
ル焼鈍の何れでも採用される。焼鈍温度は再結晶温度以
上例えば870℃以上とされる。その後、調質圧延され
て翠造される。
(実 施 例)
実施例 1
表lに示す成分の溶鋼を、転炉一真空脱ガス工程で溶製
し、連続鋳造でスラブとし、1150”Cに加熱したス
ラブを仕上温度890℃で4.0mm厚に熱間圧延し、
750℃の捲取温度で捲取った。酸洗後、0.8mmま
で冷間圧延し、775℃XlmInの連続焼鈍を行い、
068%の調質圧延を行った。
し、連続鋳造でスラブとし、1150”Cに加熱したス
ラブを仕上温度890℃で4.0mm厚に熱間圧延し、
750℃の捲取温度で捲取った。酸洗後、0.8mmま
で冷間圧延し、775℃XlmInの連続焼鈍を行い、
068%の調質圧延を行った。
得られた引張試験およびほうろう試験結果を表2に示す
。
。
鋼符号C, D, G, H, Kが本発明鋼、鋼符号
A, B, E, F, I, J, L,
Mは本発明成分を逸脱した比較鋼である。
A, B, E, F, I, J, L,
Mは本発明成分を逸脱した比較鋼である。
本発明鋼は連続焼鈍で1.7以上のF値が得られリムド
或いはキャップド鋼のオープンコイル脱炭脱窒焼鈍材に
匹敵する深絞り性の極めて優れたほうろう用鋼板が得ら
れた。張出し性(伸び)、歪時効性、ほうろう性も優れ
ている。
或いはキャップド鋼のオープンコイル脱炭脱窒焼鈍材に
匹敵する深絞り性の極めて優れたほうろう用鋼板が得ら
れた。張出し性(伸び)、歪時効性、ほうろう性も優れ
ている。
実施例 2
表1に示す成分の溶鋼を、転炉一真空脱ガス工程で溶製
し、連続鋳造でスラブとし、1150℃に加熱したスラ
ブを仕上温度890℃で3.0問厚に熱間圧延し、60
0℃の捲取温度で捲取った。酸洗後、0.8mmまで冷
間圧延し、700℃X10hの箱焼鈍を行い、0.8%
の調質圧延を行った。
し、連続鋳造でスラブとし、1150℃に加熱したスラ
ブを仕上温度890℃で3.0問厚に熱間圧延し、60
0℃の捲取温度で捲取った。酸洗後、0.8mmまで冷
間圧延し、700℃X10hの箱焼鈍を行い、0.8%
の調質圧延を行った。
得られた引張試験およびほうろう試験結果を表3に示す
。
。
鋼符号C, D, G, H, Kが本発明鋼、鋼符号
A, B, E, F, I. J. L
, Mは本発明成分を逸脱した比較鋼である。
A, B, E, F, I. J. L
, Mは本発明成分を逸脱した比較鋼である。
本発明鋼は′箱焼鈍で1.9以上のf値が得られリムド
或いはキャップド鋼のオーブンコイル脱炭脱窒焼鈍材を
凌駕する深絞り性の極めて優れたほうろう用鋼板が得ら
れた。張出し性(伸び)、歪時効性、ほうろう性も優れ
ている。
或いはキャップド鋼のオーブンコイル脱炭脱窒焼鈍材を
凌駕する深絞り性の極めて優れたほうろう用鋼板が得ら
れた。張出し性(伸び)、歪時効性、ほうろう性も優れ
ている。
実施例 3
表1に示す成分の溶鋼を、転炉一真空脱ガス工程で溶製
し、連続鋳造でスラブとし、1150℃に加熱したスラ
ブを仕上温度890℃で4.0mm厚に熱間圧延し、6
00℃の捲取温度で捲取った。酸洗後、0.8mmまで
冷間圧延し、800℃X5hのオープンコイル脱炭焼鈍
を行い、0.8%の調質圧延を行った。
し、連続鋳造でスラブとし、1150℃に加熱したスラ
ブを仕上温度890℃で4.0mm厚に熱間圧延し、6
00℃の捲取温度で捲取った。酸洗後、0.8mmまで
冷間圧延し、800℃X5hのオープンコイル脱炭焼鈍
を行い、0.8%の調質圧延を行った。
得られた引張試験およびほうろう試験結果を表4に示す
。
。
鋼符号C, D, G, H, Kが本発明鋼、鋼符号
A,B,E,F,I,J,L,Mは本発明成分を逸脱し
た比較鋼である。
A,B,E,F,I,J,L,Mは本発明成分を逸脱し
た比較鋼である。
本発明鋼はオープンコイル脱炭焼鈍で2,2以上のF値
が得られリムド或いはキャップド鋼のオーブンコイル脱
炭脱窒焼鈍材をはるかに凌駕する深絞り性の極めて優れ
たほうろう用m板が得られた。
が得られリムド或いはキャップド鋼のオーブンコイル脱
炭脱窒焼鈍材をはるかに凌駕する深絞り性の極めて優れ
たほうろう用m板が得られた。
張出し性(伸び)、歪時効性、ほうろう性も優れている
。
。
(発明の効果)
本発明は、以上説明したように極低炭高酸素鋼成分組或
にMoとWの1種または2種を含Hさせ、さらに必要に
応じてVとNbの1種または2種を含有させたことによ
り、深絞り性が極めて優れ併せてほうろう性が良好なほ
うろう用鋼板が得られる作用効果がある。
にMoとWの1種または2種を含Hさせ、さらに必要に
応じてVとNbの1種または2種を含有させたことによ
り、深絞り性が極めて優れ併せてほうろう性が良好なほ
うろう用鋼板が得られる作用効果がある。
代
理
人
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、重量%で、 C:0.004%以下、 Si:0.03%以下、 Mn:0.05〜0.8%、 P:0.003〜0.08%、 S:0.003〜0.08%、 Cu:0.08%以下、 Al:0.008%以下、 N:0.005%以下、 O:0.02〜0.08%、 さらに Mo:0.005〜0.15%、 W:0.005〜0.15%の1種または2種、残部が
鉄および不可避的不純物からなることを特徴とする深絞
り性の極めて優れたほうろう用鋼板。 2、重量%で、 V:0.004〜0.07%、 Nb:0.004〜0.05% の1種または2種を含有することを特徴とする請求項1
記載の深絞り性の極めて優れたほうろう用鋼板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1303302A JPH0762211B2 (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 深絞り性の極めて優れたほうろう用鋼板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1303302A JPH0762211B2 (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 深絞り性の極めて優れたほうろう用鋼板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03166336A true JPH03166336A (ja) | 1991-07-18 |
JPH0762211B2 JPH0762211B2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=17919322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1303302A Expired - Fee Related JPH0762211B2 (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 深絞り性の極めて優れたほうろう用鋼板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0762211B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US9073114B2 (en) | 2006-09-27 | 2015-07-07 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Enameling steel sheet, excellent in fishscale resistance and method of producing the same |
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-
1989
- 1989-11-24 JP JP1303302A patent/JPH0762211B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US10011888B2 (en) | 2013-09-10 | 2018-07-03 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Cold-rolled steel sheet for vitreous enameling and its named enameled product thereof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0762211B2 (ja) | 1995-07-05 |
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JPS633930B2 (ja) | ||
JPS6323248B2 (ja) |
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