JPH03165A - 自動車用シーラー材の施工方法 - Google Patents

自動車用シーラー材の施工方法

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JPH03165A
JPH03165A JP13287489A JP13287489A JPH03165A JP H03165 A JPH03165 A JP H03165A JP 13287489 A JP13287489 A JP 13287489A JP 13287489 A JP13287489 A JP 13287489A JP H03165 A JPH03165 A JP H03165A
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JP
Japan
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sealer
adhesive
automobile
thermosetting
resin
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Pending
Application number
JP13287489A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Ono
清 小野
Yasuaki Kitazaki
寧昭 北崎
Yoshio Kishimoto
芳男 岸本
Junjiro Saito
斎藤 淳次郎
Junichiro Matsuoka
潤一郎 松岡
Ryoji Maeda
良次 前田
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Nichiban Co Ltd
Original Assignee
Nichiban Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車の車体等をシーラー材を用いてシーリン
グする際、施工困難な箇所にも容易に且つ確実に施工で
きる自動車用シーラー材の施工方法に関する。
[従来の技術] 従来シーラー材を用いて自動車の車体を形成している鉄
板等金属板の継目、つぎ合せ部、角部などの金属板と金
属板の間の隙間などの目止めが行われている。一般に自
動車業界では上記の如きシーラー材の施工にはシーラー
ガンを用い、目止め等の施工部位にシーラーガンを押し
当てて、シーラー材料を吐出しながら移動し、所要のシ
ーリングを行なっている。しかしこの方法による施工は
ガンを施工部に押し当てて移動するため、例えば自動車
の車体の側面の如(ガンによる施工操作の容易な部位で
は極めて能率よく効果的であるが、ガン操作の困難な部
位、例えば自動車の車体の床の裏側面や角部等における
施工には適当ではない。またガンによるシーラー材の施
工は、例えば鉄板や棒鋼の切り口等の如き鋭利な角度を
もつ部分、幅の狭い箇所、凹凸のある部分等には殆ど不
可能である。このためこのような部分には適当な塗料等
を厚目に塗布して花部のシーリングが行われているが、
塗料の乗りが悪(満足なシーリング効果は得難く、その
ため特に鉄材の場合には水分の影響を受けてこの部分か
ら錆を生じ易く、大きな問題となっている。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、以上説明したような従来の自動車に対するシ
ーラー材の施工方法ではシーリングが困難であった自動
車のシーリング部分に容易に且つ確実にシールすること
のできる自動車用シーラー材の施工方法を提供しようと
するものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は自動車のシーリング施工部に該当して所要形状
の粘着性シーラー成形体を光硬化性樹脂と熱硬化性樹脂
若しくは光硬化性と熱硬化性を共有する樹脂を含有する
シーラー組成材で形成しこれに光照射して前記成形体の
表面の一部を弱粘着性若しくは非粘着性にした熱硬化性
を有する粘着性シーラー材となし、これを前記自動車の
シーリング部に押し当てて粘着保定し加熱して前記熱硬
化性を有する粘着性シーラー材を硬化させ前記自動車の
シーリング施工部をシールすることを特徴とする自動車
用シーラー材の施工方法である。
上記の所要形状に形成された熱硬化性を有する粘着性シ
ーラー材を構成するシーラー組成材には、熱硬化性樹脂
と光硬化性樹脂、若しくは熱硬化性と光硬化性を共有す
る樹脂をベースとし、これに熱反応開始剤と必要に応じ
て光反応開始剤、飽和ポリエステル樹脂その他の熱可塑
性樹脂、各種の充填剤、増量剤、消泡剤その他の配合剤
を加えたものがある。
上記熱硬化性樹脂には、例えばエポキシ樹脂、フェノー
ル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ウレタンアクリレー
ト樹脂等が挙げられる。
上記光硬化性樹脂には、例えば両末端アクリロイルポリ
ブタジェンオリゴマー、エポキシアクリルオリゴマー、
ウレタンアクリルオリゴマー、ポリエステルアクリルオ
リゴマー、アルキッドアクリルオリゴマー シリコーン
アクリルオリゴマー、(メタ)アクリルモノマートリメ
チロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエ
リスリトールトリアクリレート、エチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、■、4−ブタンジオールジ(メタ)
アクリレート、1,6−ヘキサンジオール(メタ)アク
リレート、ネオベンチルグリコールジ(メタ)アクリレ
ート、ジアクリロキシエチルフォスフェート等が挙げら
れる。
シーラー組成材に上記熱硬化性樹脂と上記光硬化性樹脂
とを含有する場合において、熱硬化性樹脂及び光硬化性
樹脂の含有量は、全シーラー組成材ioo重量部中、9
9.9〜lO重量部、好ましくは99〜20重量部であ
る。
また、熱硬化性樹脂と光硬化性樹脂との配合比は、シー
ラー材の硬化方法により、97:3〜0:100[熱硬
化性樹脂:光硬化性樹脂(重量比)]の範囲で適宜に選
択することができる。
上記の熱硬化性と光硬化性を共有するものには、例えば
ネオペンチルグリコールジメタクリレート等上記光硬化
性樹脂として記載したものがある。
なお、シーラー組成材に熱硬化性と光硬化性とを共有す
る樹脂を含有する場合において、その含有量は、全シー
ラー組成材100重量部中、99.9〜10重量部、好
ましくは80〜20重量部である。
上記のシーラー組成材により形成される粘着性シーラー
成形体は、自動車のシーリング施工部に適合する種々の
形状、例えばテープ状、シート状、チェーブ状、画状そ
の他任意に形成される。
形成されたシーラー成形体は、全表面に粘着性があるの
で、この成形体の表面の一部(例えばテープ状成形の上
下両面のうちの上面)に紫外線、電離放射線(以下これ
を光と略称する)の所定量を照射し、照射された部分の
表面のみ、含有されている光硬化性樹脂を硬化させて該
表面を弱粘着性化若しくは非粘着化し、照射されていな
い成形体の部分の表面及び内部には成形時のままの粘着
性を保持する成形された熱硬化性を有する粘着性シーラ
ー材が形成される。
またシーラー組成材に光硬化性樹脂のみを配合して形成
された粘着性シーラー成形体では5該粘着性シーラー成
形体の弱粘着性化若しくは非粘着性化される面と接した
り、またはその面を被覆するプラスチックフィルムその
他の合成樹脂物を含有する膜状物を介在させて前記同様
に光照射しても同様の粘着性シーラー材が得られる。
得られた熱硬化性を有する粘着性シーラー材の弱粘着化
若しくは非粘着化された面には、必要に応じて剥離処理
された紙、プラスチック製等の保護フィルムを、また上
記以外の粘着性の蘭には剥離紙、剥離性プラスチックフ
ィルム、剥離処理プラスチックフィルム等を貼り、自動
車のシーリング用に供される。
上記の本発明における弱粘着性とはシーラー組成材で形
成されたままの粘着性シーラー成形体の粘着性より弱い
ことである。
上記の如く形成された熱硬化性を有する粘着性シーラー
材を使用して自動車のシーリング施工するには、シーリ
ング施工部に該当する形状の前記粘着性シーラー材を選
び、粘着面に貼着されている剥離紙を剥し、若しくは剥
しつつ前記施工部に押し当ててその粘着性を介して、腋
部に貼着保定し、表面の保護フィルムを剥した後、これ
を例えば約120〜140℃の下に所定時間加熱し、硬
化させて施工部に接着強固に密着したシーリングができ
る。
[実施例] 実施例1 ポリエチレングリコール ジアクリレート(日本油脂製)  100重量部エポキ
シ樹脂(アラルダイト Y−261(チバ社))      80重量部ジシア
ンジアミド(日本カーバイド) 5重量部アエロジルに
300 (日本アエロジル株式会社)    10重量部上記組
成物を混練し均一となし、押し出し機にて幅10mm、
厚さ0.5mmのテープ状となるように成形し、形成さ
れた粘着性シーラー成形体を厚さ25μmのポリエチレ
ンフィルムで被覆し、その上からIKWの高圧水銀灯(
80W/cm)で距離15001から約3秒間照射し、
ポリエチレンフィルムと接したテープ状の粘着性シーラ
ー成形体の表面部分だけが硬化し、非粘着化した粘着性
シーラー材を得た。このシーラー材の内部及び裏面は粘
着性を保持したままであった。このシーラー材を電着塗
装工程を終えた自動車ボデーのフードアウター乃至イン
ナ一部及びタイヤハウスアーチフランジ部のエツジ部分
に貼り付けた。そしてポリエチレンフィルムを剥した。
そのままでもずり落ちたり浮きが生じたりはしていなか
った。この状態で120℃(物体温度)の乾燥工程を2
0分間で通過した。シーラー材はボデーによく密着して
おり、たれや発泡も見られなかった。この上から塗装を
行い乾燥し仕上がりを見たが、塗料の一部にたれが見ら
れた。
このようにシーラー材は垂直部分を含む部分に施工して
も垂れは全く見られずに仕上げることができた。
実施例2 ネオペンチルグリコールジメタクリレート(共栄社油脂
KW製)          30重量部バイロン20
0(飽和ポリエステル樹脂、東洋紡績株式会社)   
     70重量部バーブチルIF(ジ・ターシャル
ブチル・シバ−オキシイソフタレート、日本油脂株式会
社)              1重量部上記配合原
料を混練し均一となし、これを押し出し機にて厚さ35
0μmとなるよう剥離紙上に押出して、シート状の粘着
性シーラー成形体に形成し、これを実施例1と同様に光
処理して表面(上面)を非粘着性化した後、これを幅8
1Tlffl、長さ1mにカットし、電離塗装工程を終
えた自動車ボデーのルーフドリップ乃至ルーフ合せ目の
、鋼板が垂直に近い状態で立っているエツジ部分に施工
した。片面非粘着となっているため、シーラー材は軍手
をはめたままで施工でき、作業性は良好であった。その
後、140℃の乾燥工程を30分で通過させたところシ
ーラー材は硬化しており、エツジ部は丸みを帯びた状態
で良好に被覆されていた。垂れ、発泡は見られなかった
。その後塗装を行ったがエツジ部が丸みを帯びているた
め塗装も容易であった。
実施例3 飽和ポリエステルLP−022 (日本合成化学■)        70重量部ウレタ
ンアクリレート ビスコート812(大阪有機化学■)
         30重量部バーブチルIF(日本油
脂■)     1重量部上記組成物を幅10mm、厚
さ500μm(長さ1m)となるよう剥離紙に流展し、
カバー材として厚さ30μmのポリプロピレンフィルム
で被覆しシーラー材を得た。ポリプロピレンフィルム側
から高圧水銀ランプ(I KM、80W/cm)を用い
て距離15cmから、約1秒間紫外線を照射した。
剥離紙及びポリプロピレンフィルを剥すと、剥離紙側は
粘着性のままであり、紫外線を照射した側は、殆ど粘着
性がなかった。剥離紙及びポリプロピレンフィルムを剥
したシーラー材を軍手で扱い、電着塗装工程を終えた自
動車ボデーのタイヤハウスアーチフランジ部に施工した
。その後、140℃の乾燥工程を30分で通過したが、
たれはなく仕上がりは良好であった。
[比較例] 口径3mmのシーラーガンで、自動車ボデーのタイヤハ
ウスアーチフランジ部に施工しようとしたが、エツジ部
分であるため、ガンの先端がエツジ部に沿って移動がで
きず、又無理に施工した場合は、垂直部分のため、加熱
時に垂れがみられ、つらら状になって硬化した部分が数
ケ所見られた。
[発明の効果] 本発明は上述のように構成されているので、粘着性シー
ラー材は、施工部に応当して成形されており、その上該
粘着性シーラー材はその一部、例えば施工部に接する面
は粘着性を有し、その反対面は殆ど粘着性がないから、
施工部へは手で圧着して容易に腋部へ粘着保定でき、施
工部が垂直面であっても、該シーラー材が垂れたり、剥
れ落ちたすせず、また施工の困難な床下等のシーリング
も極めて容易にできる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、自動車のシーリング施工部に該当して所要形状の粘
    着性シーラー成形体を光硬化性樹脂と熱硬化性樹脂若し
    くは光硬化性と熱硬化性を共有する樹脂を含有するシー
    ラー組成材で形成しこれに光照射して前記成形体の表面
    の一部を弱粘着性若しくは非粘着性にした熱硬化性を有
    する粘着性シーラー材となし、これを前記自動車のシー
    リング部に押し当てて粘着保定し加熱して前記熱硬化性
    を有する粘着性シーラー材を硬化させ前記自動車のシー
    リング施工部をシールすることを特徴とする自動車用シ
    ーラー材の施工方法。
JP13287489A 1989-05-29 1989-05-29 自動車用シーラー材の施工方法 Pending JPH03165A (ja)

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