JPH03165056A - Icリードフレームの製造方法 - Google Patents

Icリードフレームの製造方法

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JPH03165056A
JPH03165056A JP30527489A JP30527489A JPH03165056A JP H03165056 A JPH03165056 A JP H03165056A JP 30527489 A JP30527489 A JP 30527489A JP 30527489 A JP30527489 A JP 30527489A JP H03165056 A JPH03165056 A JP H03165056A
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lead frame
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Toru Yamada
徹 山田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はICリードフレームおよびその製造方法に関す
るものである。特にインナーリードの変形、変位が防止
されたICリードフレームおよびその製造方法に関する
ものである。
〔従来の技術〕
ICリードフレームは通常第3図に示すような構造をし
ており、インナーリード21は細長いものが多いので、
工程間での取扱、めっき工程のみならず、実装工程でも
インナーリード21の変形および変位が起きることが少
なくない。
インナーリードの変形、変位等の多くは、インナーリー
ドを形成するためのプレス加工において、素材の内部応
力およびプレス加工時に生ずる加工歪みが原因で生ずる
ものであり、いわゆる暴れと称されている。従来この暴
れを防ぐ目的で従来下記のような加工方法が用いられて
いた。
(1)抜き加工後、暴れの発生したインナーリードに「
たたき」を入れる。すなわちリードに塑性加工を行い、
正常な位置へリードを戻す。
(2)インナーリード先端を連結した状態で歪みを取る
ための熱処理を行った後、インナーリード先端を切り離
す(例えば特公昭62−44422号に記載された方法
)。
(3)インナーリード先端を連結したままインナーリー
ド先端付近を絶縁性のテープ等で固定しておいて、イン
ナーリード先端を切り離す。
また、インナーリードの変位を防止するためにインナー
リードの先端部の間隙に樹脂を充填したものが、特開昭
62−224055号により知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし上記(1)のたたきを入れる方法は、材料の内部
応力が一定でなく、また金型の切り刃の摩耗等で加工歪
みに変化があるので、たたきの強さを調整しながら行う
必要があり、そのために作業効率が下がる。
前記(2)の熱処理を加える方法は、熱処理のために時
間がかかるし、また熱処理のための設備を必要とする。
インナーリード先端付近を絶縁性のテープ等で固定する
前記(3)の方法は、−ピース毎に固定するため時間が
かかる。即ち、インナーリード先端の切り離しに先立っ
て別に行わなければならない。
上記(1)ないしく3)の処理をしないでもプレス加工
ではリードの変形の問題がない場合もある。しかし前述
のごとく、インナーリードは細長いものが多いので、工
程間での取扱、めっき工程、実装工程等でインナーリー
ドの変形および変位が起きることが少なくない。特開昭
62−224055号に記載されたようなインナーリー
ドの先端部の間隙に樹脂を充填したものは、実装工程等
での変形および変位を十分防止し得ず、またインナーリ
ードの間隙に液状の樹脂を注入する際にインナーリード
に樹脂が付着しやすく、これを防止あるいは除去するた
めに製造工程の効率が低下し、製造コストが上昇する。
従って本発明の第一の目的は、インナーリードのめっき
工程、実装工程等での変形が防止された、コストの安い
ICリードフレームを提供することである。
本発明の第二の目的は、ICリードフレームのプレス加
工の際の、材料の内部応力および加工歪みに起因するイ
ンナーリードの暴れが、特別な設備をせず、時間のかか
る処理を施さずに防止され、インナーリードの寸法、位
置が安定したI CI7−ドフレームの製造方法を提供
することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記第一の目的を達成するため、本発明では、ICリー
ドフレームのインナーリードの少なくとも先端部分の間
隙に、切り刃の形状を有した絶縁物を保持するようにし
た。
上記第二の目的を達成するため、本発明では、ICリー
ドフレームのインナーリードの抜き加工を、切り刃の形
状を有した絶縁物で行い、かつその絶縁物をインナーリ
ード間にはめ込むようにした。
絶縁物としては例えばセラミックのチップ等を用いるこ
とができる。
〔作用〕
本発明によると、プレス加工の際金型内で打ち抜きを、
所定の硬度と切り刃の形状を有した絶縁物チップで行い
、かつその絶縁物をリードフレームの間隙に埋め込むの
で、素材の内部応力および加工歪みに起因するインナー
リードの暴れが生ぜず、従来のような変形の修正の作業
を必要としない。
本発明の、また本発明により製造されたICリードフレ
ームは、インナーリード間に切り刃の形状を有した絶縁
体チップを保持させているので、実装工程での取扱中に
インナーリードの変形および変位が生じにくい。
以下、実施例により本発明の詳細な説明する。
(実施例〕 第1図(A)、(B)に本発明の方法に用いる金型の断
面を示す。金型は上型1、下型2、パンチ3、テーパビ
ン4、スプリング5、スライドビン6から成る。第1図
(A)は上型lが下型2およびその上のプレスされる材
料9から離れた状態を、第1図(B)は上型1が下型2
の上の材料9に接した状態を示している。スプリング5
は上端が上型1に対し固定されており、テーパビン4を
下方に付勢する。テーバビン4は上端に傾斜スライド面
4aと、傾斜スライド面4aの下方に隣接して保合部4
bを有する。テーバビン4はスプリング5により下方に
付勢されているので、上型1が下型2および材料9から
離れた状態では、第1図(A)に示すように上型工から
下方に突出して、係合部4bが係合部7に係合する。ス
ライドピン6は左右にスライドし得るように上型1内に
挿入され、図示しないスプリングにより右方に付勢され
ている。この付勢により、スライドピン6の右端6aは
、テーバビン4の上端の傾斜スライド面4aに当接して
いる。
上型1を下降させると、第1図(B)に示すようにテー
バビン4の下端が下型2に当接し、テーバビン4の係合
部4bと係合部7の係合は解除される。上型1の下降と
ともにテーバビン4は上型1に対して浮き上がるので、
傾斜スライド面4aに当接しているスライドピン6の右
端6aは、傾斜スライド面4aを滑りながら左方へ押さ
れる。
これによりスライドピン6が左方へ押し出され、その左
端6bが第1図(B)に示すように絶縁物チップ8の一
つをパンチ3の直下へ押し出す。次いでパンチ3が下降
すると、絶縁物チップ8が打ち抜き刃となって材料9を
打ち抜く。絶縁物チップ8が材料9に埋め込まれた状態
でパンチ3は停止する。打ち抜かれた材料9aは下型2
の開口部2aの中に集積される。
こうして、材料9は絶縁物チップ8によって所定の形に
打ち抜かれると同時に、打ち抜かれた部分9aには絶縁
物チップ8が埋め込まれる。本例では絶縁物チップ8は
打ち抜き刃として利用されるので、硬度の大きいセラミ
ックで、かつその下面の端が鋭いものを用いた。打ち抜
き刃として絶縁体チップを利用することにより、金型の
パンチ切り刃の摩耗、損傷が防がれる。
パンチ3を上昇させ、次いで上型1を上昇させると、右
向きに付勢されているスライドピン6の右端6aはテー
バビン4の傾斜スライド面4aに当接しながら右へ移動
し、スライドビン6全体が右へスライドする。さらに上
型1が上昇すると、テーバビン4の係合部4bは係合部
7に係合し、第1図(A)の状態に戻る。
本発明のICリードフレームの一例を第2図に示す。こ
のICリードフレームはインナーリード21の先端が、
切り刃の形状を有する絶縁物チップ8で固定されている
ので、インナーリード21の暴れが防がれ、その後の変
形、変位も起きにくい。
インナーリード21の先端に絶縁物チップ8を埋め込ん
だ例を示したが、インナーリード21の根元に埋め込ん
でも、また全体に埋め込んでもよく、同様な効果が得ら
れる。
〔発明の効果〕
本発明の、また本発明により製造されたICリードフレ
ームは、実装工程での取扱中にインナーリードの変形あ
るいは変位が生じにくい。
本発明のICリードフレームの製造方法によると、プレ
ス加工の際インナーリードが絶縁物チップで加工かつ固
定されるので、材料の内部応力や加工歪によるインナー
リードの段差、リードシフト等の変形および変位が起こ
らず、高品質のICリードフレームを製造することがで
きる。
またプレス加工の際従来のよ、うなインナーリードの変
形の修正の作業を必要としないから、製造の所要時間が
短縮され、生産効率が上昇する。また変形の修正のため
の設備も要らないから、設備投資も削減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)および(B)は本発明のICリードフレー
ムの製造方法の一実施例に用いた金型の異なる状態にお
ける断面を示す説明図、第2図は本発明のICリードフ
レームの一例を示す平面図、第3図は従来のI CI7
−ドフレームを示す平面図である。 符号の説明 2   下型 3   パンチ 4 a−−−−−−一傾斜スライ 5−−−−−−−−−−−スプリング 1−・−・−上型 2a・・−・−下型の開口部 4−・−・・−・−テーバビン 4b−・−係合部 6−・・−・−スライドピン ト面 6 a −−−−−−−スライドピン6の右端6b−・
・・・・スライドピン6の左端7・・・−・−・・−係
合部    8・−・−−−−−一−−−絶縁物チツブ
9   材料   9 a −−−−−−−一打ち抜か
れた材料21−−−−−−−・インナーリード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インナーリードの少なくとも先端部分の間隙に、
    所定の硬度と切り刃の形状を有した絶縁性のリード変形
    防止部材が保持されていることを特徴とするICリード
    フレーム。
  2. (2)前記リード変形防止部材がセラミックチップであ
    る請求項第1項のICリードフレーム。
  3. (3)ICリードフレームのインナーリードの抜き加工
    を、所定の硬度と切り刃の形状を有した絶縁性のリード
    変形防止部材で行い、かつ前記インナーリードの間隙に
    該リード変形防止部材をはめ込むことを特徴とするIC
    リードフレームの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100493038B1 (ko) * 2002-12-04 2005-06-07 삼성전자주식회사 내부리드 끝단의 성능을 개선한 리드프레임 및 그 제조방법
CN103909142A (zh) * 2014-04-04 2014-07-09 含山县恒翔机械制造有限公司 一种铸造用铝板冲孔排屑装置

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JPS6097162A (ja) * 1983-11-01 1985-05-30 Taihei Mach Works Ltd 板体の重合送り分離方法およびその装置
JPH01128440A (ja) * 1987-11-11 1989-05-22 Fukuoka Nippon Denki Kk 樹脂封止型半導体装置

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