JPH0316312A - シュミット回路 - Google Patents
シュミット回路Info
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- JPH0316312A JPH0316312A JP1151624A JP15162489A JPH0316312A JP H0316312 A JPH0316312 A JP H0316312A JP 1151624 A JP1151624 A JP 1151624A JP 15162489 A JP15162489 A JP 15162489A JP H0316312 A JPH0316312 A JP H0316312A
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- Japan
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- transistor
- power supply
- resistor
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000001378 electrochemiluminescence detection Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はシュミット回路に関し、特にしきい値電圧の温
度依存性を改善したシュミット回路に関する。
度依存性を改善したシュミット回路に関する。
従来、かかるシュミット回路としては,一対のトランジ
スタの一方のベースに入力信号を供給し、定電流源や前
記一対のトランジスタのコレクタにそれぞれ他のトラン
ジスタを接続し、出力信号を得るシュミット回路が良く
知られている。
スタの一方のベースに入力信号を供給し、定電流源や前
記一対のトランジスタのコレクタにそれぞれ他のトラン
ジスタを接続し、出力信号を得るシュミット回路が良く
知られている。
第4図はかかる従来の一例を示すシュミット回路図であ
る。
る。
第4図に示すように、このシェミット回路は抵抗R1〜
R5と、トランジスタQ1〜Q3 , Q5 , Q6
と、入力端子1かよび出力端子2と、定電流源用電源端
子3,高位側電源端子4および低位@電源端子5とを備
えている。この回路は一般的にエミッタ結合論理(以下
,ECLという。)にかけるシュミット回路として用い
られ、特に高位側電源端子4はアースに、また低位側電
源端子5は負の電源に接続されることが多い。また、定
電流源用電源端子3とトランジスタQ6tipよび抵抗
R3によシ定電流源を構成している。
R5と、トランジスタQ1〜Q3 , Q5 , Q6
と、入力端子1かよび出力端子2と、定電流源用電源端
子3,高位側電源端子4および低位@電源端子5とを備
えている。この回路は一般的にエミッタ結合論理(以下
,ECLという。)にかけるシュミット回路として用い
られ、特に高位側電源端子4はアースに、また低位側電
源端子5は負の電源に接続されることが多い。また、定
電流源用電源端子3とトランジスタQ6tipよび抵抗
R3によシ定電流源を構成している。
かかるシュζット回路において、入力端子1が’L”レ
ベルであると、トランジスタQ1はオフ状態、トランジ
スタQ3はオン状態にメヤ、出力端子2は1L”レベル
を示している。このとき、抵抗凡1にはトランジスタQ
2へのベース電流しか流れないので、節点6の電位は高
電位側電源(約OV)とほぼ等しい。従って、入力の正
方向しきい値電圧■T+は次の(1)式のように設定さ
れる。
ベルであると、トランジスタQ1はオフ状態、トランジ
スタQ3はオン状態にメヤ、出力端子2は1L”レベル
を示している。このとき、抵抗凡1にはトランジスタQ
2へのベース電流しか流れないので、節点6の電位は高
電位側電源(約OV)とほぼ等しい。従って、入力の正
方向しきい値電圧■T+は次の(1)式のように設定さ
れる。
VT” ” VBE2 ・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・(1)ここで% VBE
2はトランジスタQ2のベース・エミッタ間順方向電圧
である。
・・・・・・・・・・・・・・(1)ここで% VBE
2はトランジスタQ2のベース・エミッタ間順方向電圧
である。
次に、入力端子1の入力電圧レベルが上昇して正方向し
きい値電圧〜丁 を越えると、トランジスタQ1にコレ
クタ電流が流れるので、正帰還作用によシトランジスタ
Q1がオン状態、トランジスタQ3がオフ状態になジ、
出力端子2は゛H”レベルに切り換わる。このとき、抵
抗R1にトランジスタQlのコレクタ電流工2が流れて
抵抗Rlの両端に電位差工2・R1が生じるので、入力
の負方向しきい他電圧V,−は、 VT−=:−I2・Rl−VBE2 ・・・・・・
・・・・・・・・・(2)に設定される。
きい値電圧〜丁 を越えると、トランジスタQ1にコレ
クタ電流が流れるので、正帰還作用によシトランジスタ
Q1がオン状態、トランジスタQ3がオフ状態になジ、
出力端子2は゛H”レベルに切り換わる。このとき、抵
抗R1にトランジスタQlのコレクタ電流工2が流れて
抵抗Rlの両端に電位差工2・R1が生じるので、入力
の負方向しきい他電圧V,−は、 VT−=:−I2・Rl−VBE2 ・・・・・・
・・・・・・・・・(2)に設定される。
しかしながら、この第4図に示す従来回賂にかいては、
上述した(1)式から明らかなように正方向しきい{I
t電圧がトランジスタQ2のベース・エミッタ間顔方向
電Et−Kよシ決定され、任意に設定できないという問
題がある。
上述した(1)式から明らかなように正方向しきい{I
t電圧がトランジスタQ2のベース・エミッタ間顔方向
電Et−Kよシ決定され、任意に設定できないという問
題がある。
第5図はこの問題を解決するための従来の他の例を示す
シュミット回路図である。
シュミット回路図である。
第5図に示すように、かかるシュミット回路は第4図の
回路にかける節点6と低電位側電源端子5との間にトラ
ンジスタQ7>よび抵抗R7を接続し、トランジスタQ
7のベースを定電流源端子3で駆動するようにした回路
である。このシ↓ミット回路における入力のしきい値電
圧は以下の(3),(4)式にて設定される。
回路にかける節点6と低電位側電源端子5との間にトラ
ンジスタQ7>よび抵抗R7を接続し、トランジスタQ
7のベースを定電流源端子3で駆動するようにした回路
である。このシ↓ミット回路における入力のしきい値電
圧は以下の(3),(4)式にて設定される。
VT”==1.・Rl − VBz2 ・・・・
・・・・・・・・・・・・・・(3)■T一〇ー( I
I + 12 )Rl−VBE2 ・・・・・・・・
・・・・(4)ここで、工1はトランジスタQ7のコレ
クタ電流、12は前述したようにトランジスタQlのコ
レクタ電流s ■BE2はトランジスタQ2のベース
・エミッタ間順方向電圧である。
・・・・・・・・・・・・・・(3)■T一〇ー( I
I + 12 )Rl−VBE2 ・・・・・・・・
・・・・(4)ここで、工1はトランジスタQ7のコレ
クタ電流、12は前述したようにトランジスタQlのコ
レクタ電流s ■BE2はトランジスタQ2のベース
・エミッタ間順方向電圧である。
第6図は第5図に示す回路の入力電圧のジャンクシlン
温度依存特性図である。
温度依存特性図である。
第6図に示すように、第5図のシュミット回路はヒステ
リシス幅VT −VT =200mVに設定したトキ、
ジャンクション温度Tj(″0)の上昇とともに、入力
VINの正かよひ負しきい値電圧■TカよびvT一が上
昇していく状態を示している。尚、ここでVIH>よび
VILはそれぞれ高レベル入力電圧と低レベル入力電圧
とを表わしている。
リシス幅VT −VT =200mVに設定したトキ、
ジャンクション温度Tj(″0)の上昇とともに、入力
VINの正かよひ負しきい値電圧■TカよびvT一が上
昇していく状態を示している。尚、ここでVIH>よび
VILはそれぞれ高レベル入力電圧と低レベル入力電圧
とを表わしている。
上述したこれら従来のシュミット回路は、入力のしきい
値電圧に温度依存性をもつという欠点がある。
値電圧に温度依存性をもつという欠点がある。
すなわち、上述した(1)〜(4)式からわかるように
、入力のしきい値電圧に訃いて、トランジスタQ2のベ
ース・エミッタ間順方向電圧VBE2が有する温度依存
性(2mV/’O)がその筐まあらわれる。
、入力のしきい値電圧に訃いて、トランジスタQ2のベ
ース・エミッタ間順方向電圧VBE2が有する温度依存
性(2mV/’O)がその筐まあらわれる。
近年のECLは大規模化かよび高消費電力化が進んでい
るので、これに対処するためのEeLの入出力レベルは
温度依存性のない特性を有するデバイスが主流となって
いる。すなわち,ECL入力の″H#レベルVIHと、
@L#レベルVIE,とはすべての温度内にかいて、 VIH=−1.165V ・・・・・・・・
・・・・・・・・・・(5)VIL=−1.475V
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(6
)を保証する必要がある。よって、しきい値電圧V↑
と■↑一は動作保証のすべての温度範囲内にて(5)カ
よび(6)式の間に存在しなければiらない。
るので、これに対処するためのEeLの入出力レベルは
温度依存性のない特性を有するデバイスが主流となって
いる。すなわち,ECL入力の″H#レベルVIHと、
@L#レベルVIE,とはすべての温度内にかいて、 VIH=−1.165V ・・・・・・・・
・・・・・・・・・・(5)VIL=−1.475V
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(6
)を保証する必要がある。よって、しきい値電圧V↑
と■↑一は動作保証のすべての温度範囲内にて(5)カ
よび(6)式の間に存在しなければiらない。
ここで、第4図および第5図に示すシュミット回路にか
いて、デバイスのジャンクシ璽ン温度Tj範狸がTj=
−40″0〜+150″0であれば、しきい値電圧の温
度変化JV,は、 1’JT= jVnt2= ( 2”v/”o ) X
1 9 o”0= 3 80mv>Vtn−VIL=
3 1 0mvとなる。
いて、デバイスのジャンクシ璽ン温度Tj範狸がTj=
−40″0〜+150″0であれば、しきい値電圧の温
度変化JV,は、 1’JT= jVnt2= ( 2”v/”o ) X
1 9 o”0= 3 80mv>Vtn−VIL=
3 1 0mvとなる。
このように、従来のシュミット回路では、しきい値vT
” , V,一の温度依存性が大きいことによう、安定
したヒステリシス幅を得ることができないはかうか、通
常のECL入カレベルすら満足できないという欠点があ
る。
” , V,一の温度依存性が大きいことによう、安定
したヒステリシス幅を得ることができないはかうか、通
常のECL入カレベルすら満足できないという欠点があ
る。
本発明の目的は、かかる正および負のしきい値電圧が温
度依存性をもたないようにするとともに、通常のECL
入カレベルを満足してインター7エースを実現すること
のできるシェミット回路を提供することにある。
度依存性をもたないようにするとともに、通常のECL
入カレベルを満足してインター7エースを実現すること
のできるシェミット回路を提供することにある。
本発明のシュミット回路は、エミッタが定電流源を介し
て低電源に接続され且つコレクタが抵抗を介して高電源
に接続された第一のトランジ.スタと、前記第一のトラ
ンジスタのコレクタにベースが接続され且つコレクタが
高電源に接続された第二のトランジスタと、ベースが前
記第二のトランジスタのエミッタとともに抵抗を介して
低電源に接続され、エミッタが前記第一のトランジスタ
のエミッタと共に定電流源に接続され且つコレクタが抵
抗を介して高電詠に接続された第三のトランジスタと、
ベースおよびコレクタがそれぞれ入力端子訃よび高電源
に接続され且つエミッタが前記第一のトランジスタのベ
ースと抵抗を介した低電源とに接続される第四のトラン
ジスタと、ベースかよびコレクタがそれぞれ前記第三の
トランジスタのコレクタおよび高電源に接続され且つエ
ミッタが出力端子と抵抗を介し九似電源とに接続される
第五のトランジスタと、コレクタが前記第一釦よび第三
のトラン−′2スタのエミッタに接続され且?エミッタ
が抵抗を介して低電源に接続されるとともに、ベースが
定電源端子に一接続されて定電源回路を形威する第六の
トランジスタとを含むことを特徴としている。
て低電源に接続され且つコレクタが抵抗を介して高電源
に接続された第一のトランジ.スタと、前記第一のトラ
ンジスタのコレクタにベースが接続され且つコレクタが
高電源に接続された第二のトランジスタと、ベースが前
記第二のトランジスタのエミッタとともに抵抗を介して
低電源に接続され、エミッタが前記第一のトランジスタ
のエミッタと共に定電流源に接続され且つコレクタが抵
抗を介して高電詠に接続された第三のトランジスタと、
ベースおよびコレクタがそれぞれ入力端子訃よび高電源
に接続され且つエミッタが前記第一のトランジスタのベ
ースと抵抗を介した低電源とに接続される第四のトラン
ジスタと、ベースかよびコレクタがそれぞれ前記第三の
トランジスタのコレクタおよび高電源に接続され且つエ
ミッタが出力端子と抵抗を介し九似電源とに接続される
第五のトランジスタと、コレクタが前記第一釦よび第三
のトラン−′2スタのエミッタに接続され且?エミッタ
が抵抗を介して低電源に接続されるとともに、ベースが
定電源端子に一接続されて定電源回路を形威する第六の
トランジスタとを含むことを特徴としている。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。
。
第1図は本発明の第一の実施例を示すシュミット回路図
である。
である。
第1図に示すように、本実施例はエミツタが定電流源を
介して低電位側電源端子5に接続され且つコレクタが抵
抗kL1を介して高電位側電源端子4に接続された第一
のトランジスタQ1と、この第一のトランジスタQ1の
コレクタにベースが接続され且つコレクタが高電位側電
源端子4に接続された第二のトランジスタQ2と、ベー
スが第二のトランジスタQ2のエミッタとともに抵抗凡
4を介して低電位側電諏端子5に接続され、二■ツタが
第一のトランジスタQ1の工■ツタと共に定電流源に接
続され且つコレクタが抵抗凡2を介し?高電位側電源端
子4に接続された第三のトランジスタQ3と、ベースが
入力端子lに接続され且つエミッタ卦よびコレクタがそ
れぞれ第一のトランジスタQ1のベースかよび高電位側
電源端子4に接続されるとともに、エミッタが抵抗R6
を介して低電位側電源端子4に接続される第四のトラン
ジスタQ4と、第三のトランジスタQ3のコレクタにベ
ースが接続され且つ二■ツタ釦よびコレクタがそれぞれ
出力端子2および高電位側電源端子4に接続されるとと
もに、エミッタが抵抗R5を介して低電位側電源端子5
に接続される第五のトランジスタQ5と、コレクタが第
一かよび第三のトランジスタQl&よびQ3にエミツタ
に接続覧 され且つエミッタが抵抗R3を介して低電位側電源端子
5に接続されるとともに、ベースが定電源端子3に接続
された定電流源回路を構成する第六のトランジスタQ6
とを含んでいる。
介して低電位側電源端子5に接続され且つコレクタが抵
抗kL1を介して高電位側電源端子4に接続された第一
のトランジスタQ1と、この第一のトランジスタQ1の
コレクタにベースが接続され且つコレクタが高電位側電
源端子4に接続された第二のトランジスタQ2と、ベー
スが第二のトランジスタQ2のエミッタとともに抵抗凡
4を介して低電位側電諏端子5に接続され、二■ツタが
第一のトランジスタQ1の工■ツタと共に定電流源に接
続され且つコレクタが抵抗凡2を介し?高電位側電源端
子4に接続された第三のトランジスタQ3と、ベースが
入力端子lに接続され且つエミッタ卦よびコレクタがそ
れぞれ第一のトランジスタQ1のベースかよび高電位側
電源端子4に接続されるとともに、エミッタが抵抗R6
を介して低電位側電源端子4に接続される第四のトラン
ジスタQ4と、第三のトランジスタQ3のコレクタにベ
ースが接続され且つ二■ツタ釦よびコレクタがそれぞれ
出力端子2および高電位側電源端子4に接続されるとと
もに、エミッタが抵抗R5を介して低電位側電源端子5
に接続される第五のトランジスタQ5と、コレクタが第
一かよび第三のトランジスタQl&よびQ3にエミツタ
に接続覧 され且つエミッタが抵抗R3を介して低電位側電源端子
5に接続されるとともに、ベースが定電源端子3に接続
された定電流源回路を構成する第六のトランジスタQ6
とを含んでいる。
かかるシュミット回路にかいては、荊述した第4図の従
来例と比較して異なる点は、トランジスタQ4>よび抵
抗R6を接続し且つトランジスタ?4のベースに入力端
子1を接続したことにある。
来例と比較して異なる点は、トランジスタQ4>よび抵
抗R6を接続し且つトランジスタ?4のベースに入力端
子1を接続したことにある。
次に,本実施例にかけるしきい値電圧について説明する
。
。
すなわち,しきい値電圧V丁+およびVt”B、yT+
” − VBI! + VBE4二■v
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(7
)%−=−12°R 1 − VB, + vBE,ユ
ーエ2 ・R1 ・・・・・・・・・・・・
・・・・・・(8)にて設定される。尚% ¥BE4
はトランジスタQ4のベース・エミッタ間順方向電圧
であシ、ほぼVBE2と等しい。
” − VBI! + VBE4二■v
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(7
)%−=−12°R 1 − VB, + vBE,ユ
ーエ2 ・R1 ・・・・・・・・・・・・
・・・・・・(8)にて設定される。尚% ¥BE4
はトランジスタQ4のベース・エミッタ間順方向電圧
であシ、ほぼVBE2と等しい。
従って、第1図に示す本実施例では、第4図の従来回路
と比較して、しきい値電圧V丁 ,vT一は双方共にト
ランジスタのベース・エミッタ間順方向電圧(VBE)
分だけレベルシフトされるが、上述の(7) , (8
1式から明らかなようにs vBEに関するパラメータ
が存在しないので、入力のしきい値電圧VT” &よび
V〒−に温度依存性はなくなる。
と比較して、しきい値電圧V丁 ,vT一は双方共にト
ランジスタのベース・エミッタ間順方向電圧(VBE)
分だけレベルシフトされるが、上述の(7) , (8
1式から明らかなようにs vBEに関するパラメータ
が存在しないので、入力のしきい値電圧VT” &よび
V〒−に温度依存性はなくなる。
第2図は本発明の第二の実施例を示すシュミット回路図
である。
である。
第2図に示すように、本実施例は罰述した第5図の従来
回路と比較すると、トランジスタQ4かよび抵抗R6が
付加され且つトランジスタQ4のベースを入力端子1と
していることにある。
回路と比較すると、トランジスタQ4かよび抵抗R6が
付加され且つトランジスタQ4のベースを入力端子1と
していることにある。
かかるシュミット回路にかけるしきい値電圧は、下式に
て設定される。
て設定される。
vT+ = − i, ” R 1 ”− V!IE!
” vBE4二−I,−Rl ・・・・
・・・・・・・・・・・+9)VT− = − (11
+ 12 ) Rl−VBE2 + V11K4二一
(11+12)Rl ・・・・・・・・・・・・
・・・(10)よって、削述した(7) , (8)式
と同様に、トランジスタのベース・エミッタ間順方向電
圧VBIに関するパラメータが存在しないので、入力の
しきい値電圧vT およびνT一共に温度依存性はなく
なる。
” vBE4二−I,−Rl ・・・・
・・・・・・・・・・・+9)VT− = − (11
+ 12 ) Rl−VBE2 + V11K4二一
(11+12)Rl ・・・・・・・・・・・・
・・・(10)よって、削述した(7) , (8)式
と同様に、トランジスタのベース・エミッタ間順方向電
圧VBIに関するパラメータが存在しないので、入力の
しきい値電圧vT およびνT一共に温度依存性はなく
なる。
第3図はかかる第2図に示す回路の入力電圧(VIN)
のジャンクシ璽ン温度依存特性図である。
のジャンクシ璽ン温度依存特性図である。
第3図に示すように、例えばh =1.22mAになる
ように定電流源端子3の電位kよび抵抗九7を設定し且
つ l2=0.2mAになるように抵抗R3を設定し、
抵抗凡1=IKΩとすると、Vt”=− (L22mA
XIKΩ) =−1.22V ・・・・・・・・
・・・・・・・αυvT− =+ (1.22mA+
0.2mA)Z %IfQ冨−1.42V
・・・・・・・・・・・・・・・aのとなる。
ように定電流源端子3の電位kよび抵抗九7を設定し且
つ l2=0.2mAになるように抵抗R3を設定し、
抵抗凡1=IKΩとすると、Vt”=− (L22mA
XIKΩ) =−1.22V ・・・・・・・・
・・・・・・・αυvT− =+ (1.22mA+
0.2mA)Z %IfQ冨−1.42V
・・・・・・・・・・・・・・・aのとなる。
尚、VIHiよびVILはそれぞれ高レベル入力電圧、
かよび低レベル入力電圧である。
かよび低レベル入力電圧である。
これら(11) , Q2式からも判るように、このと
きのしきい値電圧VT >よびVT−はジャンクシ冒ン
温度Tj(’O)に関係なく一定となる。
きのしきい値電圧VT >よびVT−はジャンクシ冒ン
温度Tj(’O)に関係なく一定となる。
以上説明したように、本発明のシ瓢ミットII路は正方
向かよび負方向のしきい値電圧にかいて温度依存性をも
たない安定したヒステリシス特性を得ることができ、且
つ通常のECL入力とのインターフェースを実現できる
という効果がある。
向かよび負方向のしきい値電圧にかいて温度依存性をも
たない安定したヒステリシス特性を得ることができ、且
つ通常のECL入力とのインターフェースを実現できる
という効果がある。
入力電圧のジャンクシ曹ン温度依存特性図、第4図は従
来の一例を示すシェミット回路図、第5図は従来の他の
例を示すシュミット回路図、第6図は第5図に示す回路
の入力電圧のジャンクシlン温度依存特性図である。
来の一例を示すシェミット回路図、第5図は従来の他の
例を示すシュミット回路図、第6図は第5図に示す回路
の入力電圧のジャンクシlン温度依存特性図である。
1・・・入力端子、2・・・出力端子、3・・・定電流
源端子、4・・・高電位側電源端子、5・・・低電位側
電源端子、6・・・節点、Ql−Q7・・・トランジス
タ、R1〜R7・・・抵抗、νT・・・正方向しきい値
電圧、VT一・・・負方向しきい値電圧b VIB・・
・高レベル入力電圧、VIL・・・低レベル入力電圧。
源端子、4・・・高電位側電源端子、5・・・低電位側
電源端子、6・・・節点、Ql−Q7・・・トランジス
タ、R1〜R7・・・抵抗、νT・・・正方向しきい値
電圧、VT一・・・負方向しきい値電圧b VIB・・
・高レベル入力電圧、VIL・・・低レベル入力電圧。
Claims (1)
- エミッタが定電流源を介して低電源に接続され且つコ
レクタが抵抗を介して高電源に接続された第一のトラン
ジスタと、前記第一のトランジスタのコレクタにベース
が接続され且つコレクタが高電源に接続された第二のト
ランジスタと、ベースが前記第二のトランジスタのエミ
ッタとともに抵抗を介して低電源に接続され、エミッタ
が前記第一のトランジスタのエミッタと共に定電流源に
接続され且つコレクタが抵抗を介して高電源に接続され
た第三のトランジスタと、ベースおよびコレクタがそれ
ぞれ入力端子および高電源に接続され且つエミッタが前
記第一のトランジスタのベースと抵抗を介した低電源と
に接続される第四のトランジスタと、ベースおよびコレ
クタがそれぞれ前記第三のトランジスタのコレクタおよ
び高電源に接続され且つエミッタが出力端子と抵抗を介
した低電源とに接続される第五のトランジスタと、コレ
クタが前記第一および第三のトランジスタのエミッタに
接続され且つエミッタが抵抗を介して低電源に接続され
るとともに、ベースが定電源端子に接続されて定電源回
路を形成する第六のトランジスタとを含むことを特徴と
するシュミット回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1151624A JPH07109979B2 (ja) | 1989-06-13 | 1989-06-13 | シュミット回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1151624A JPH07109979B2 (ja) | 1989-06-13 | 1989-06-13 | シュミット回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0316312A true JPH0316312A (ja) | 1991-01-24 |
JPH07109979B2 JPH07109979B2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=15522615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1151624A Expired - Lifetime JPH07109979B2 (ja) | 1989-06-13 | 1989-06-13 | シュミット回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07109979B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7008311B2 (en) | 2001-01-25 | 2006-03-07 | Senjo Seiki Corporation | Lapping tool |
-
1989
- 1989-06-13 JP JP1151624A patent/JPH07109979B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7008311B2 (en) | 2001-01-25 | 2006-03-07 | Senjo Seiki Corporation | Lapping tool |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07109979B2 (ja) | 1995-11-22 |
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