JPH03162780A - ヘッド位置決め装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気ディスク装置、光ディスク装置等の外部記
憶装置に関し、特にデータの書込み、読取るりを行うヘ
ッドの位置決めに関する．〔従来の技術〕 従来、この種の装置に使用されているインターフェース
はＥＳＤＩ　（ＥｎｈａｎｃｅｄＳｍａｌｌ　　Ｄｅｖ
ｉｃｅ　　Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ・以下ＥＳＤＩと呼ぶ）
を使用しているものがある． 本ＥＳＤＩを使用している磁気ディスク装置では、コン
トローラが磁気ディスク装置に対し、各種命令を実行す
る場合、第３図に示す１７ビットのコマンドデータを磁
気ディスク装置に送ることによって行われる． このコマンドデータは磁気ヘッドの移動命令、及び磁気
ヘッドの移動方向を示すコマンド部４１（ビットＮｏ１
５〜１２の各ビット）、磁気ヘッドの移動距離を示すパ
ラメータ部４２（ビットＮ０１１〜Ｏの各ビット〉、奇
数パリティを示すパリティ部４３に分けられる． 磁気ヘッド移動命令の場合は、コマンド部４１の各ビッ
トは″ｏｏｏｏ″であり、移動距離を示すパラメータ部
４２は絶対値である．コントローラから磁気ディスク装
置にコマンドデータを送る場合、ビット１５から順に送
られる．この場合、第４図に示すように、コントローラ
のコマンドデータラインにコマンドデータが用意され、
コントローラによりリクエスト信号ａが論理“１″にさ
れることにより、コマドデー夕の各ビットの１ビットが
磁気ディスク装置側に送られる。

以下、磁気ディスク装置がコマンドデータを受け取った
ことをコントローラに知らせるためにアクノレッジ信号
ｂを論理″１″にし、それをコントローラが受けてリク
エスト信号ａを論理″０〜にし、さらに磁気ディスク装
置がコントローラがらのリクエスト信号ａが論理″０″
になったことを見て、アクノレッジ信号ｂを論理“Ｏ″
にするという一連のハンドシェーク動作により１ビット
のコマンドデータの転送が完了する． コマンドデータの１７ビットはこのハンドシェーク動作
が１７回行なわれることにより、コントローラから磁気
ディスク装置に転送される．磁気ディスク装置は磁気ヘ
ッド移動命令のコマンドデータの１７ビットをコントロ
ーラから全部受け取ったあと、コマンドデータＣのコマ
ンド部４１、パラメータ部４２、パリティ部４３の各ビ
ットをそれぞれチェックし、磁気ヘッドの移動を開始し
、目的の位置へ磁気ヘッドを位置決めしている． 〔発明が解決しようとする課題〕 上述した従来のＥＳＤ　Ｉを使用する磁気ディスク装置
では、コントローラ側のリクエスト信号と磁気ディスク
装置側のアクノレッジ信号のハンドシェークでデータ転
送が行われ、かつ１７ビットのコマンドデータ転送完了
後、磁気ディスク装置側でデータの内容をチェックし、
磁気ヘッドの移動、位置決めを行っている．このため、
磁気ヘッドの移動開始が遅れ、磁気ヘッドの移動、位置
決めが遅くなるという欠点がある． 〔課題を解決するための手段〕 本発明においては、コマンドデータのコマンド部がヘッ
ド移動命令であるか否がを示すビットとヘッドの移動方
向を示すビットとで構成されており、このコマンドデー
タがヘッド移動命令であるかどうか判断する判別回路と
、コマンドデータがヘッド移動命令の場合その移動方向
並びに移動距離を上位ビットより読取りこれを保存する
レジスタ回路とが設けられている． 〔実施例〕 次に、本発明について図面を参照して説明する． 第１図は本発明の一実施例において使用される特殊コマ
ンドデータを示す図、第２図は本発明の一実施例の回路
ブロック図である． 第１図に示すように本実施例においては、コマンドデー
タＣのコマンド部４１は特殊命令ビット４４と移動方向
ビット４５より構成され、さらに、特殊命令ビット４４
はビットＮｏ１５〜１３の３ビットで構成され、移動方
向ビット４５はビットＮＯ１２の１ビットで構成されて
いる．また、パラメータ部４２は移動距離ビット４６の
ビットＮｏｌｌ〜Ｏの１２ビットで構成され、バリティ
部４３はバリティビット４７の１ビットで構成されてい
る。

第２図において、本実施例の磁気ディスク装置２７はコ
マンドデータＣが上位装置のコントローラ２０から送ら
れてくると、コマンドデータ受信回路２１でコマンドの
受取りを行う。

コマンドデータＣがコントローラ２０から送られて来た
場合、データのやりとりは従来の場合と同様にリクエス
ト信号ａおよびアクノレッジ信号ｂを使用してハンドシ
ェーク動作により行われるが、コマンドデータＣが送ら
れてくると、コマンドデータ受信回路２１は判別回路２
３にコマンドデータ受付けを示すリセット信号ｄを送り
、判別回路２３の内部状態をリセットする．さらに、判
別回路２３がリセットされるため判別回路２３よりリセ
ット信号ｇが出力され、レジスタ回路２４に送られ、レ
ジスタ回路２４の内部状態をリセットする．コマンドデ
ータ受信回路２１はコマンドデータＣのコマンド部４２
の特殊命令ビット４４の最初の１ビット受け取った後、
リセット信号ｄを論埋″Ｏ″にして判別回路２３のリセ
ットを解除する．判別回路２３はリセット解除後、アク
ノレッジ信号ｂとコマンドデータ受信回路２工より送ら
れる特殊命令ビット４４の３ビットのデータｅを受け取
り、特殊命令ビット４４の内容がヘッド移動命令である
かどうかを判断する．判別回路２３がヘッド移動命令で
あると判断した場合は、判別回路２３はレジスタ回路２
４に送るリセット信号ｇを論理″０″にする．又、ヘッ
ド移動命令でないと判断した場合はリセット信号ｇを論
理″ｌ″のままにしておく．レジスタ回路２４はリセッ
ト解除後、コマンドデータ受信回路２１より特殊命令ビ
ット４４の次の移動方向ビット４５のビットＮ０１２か
ら順に、パラメータ部４２の移動距離ビット４６のビッ
トＮｏｌｌ〜Ｏ、パリテイ部４３のパリティビット４７
へと、１３ビットのデータｆを受け取り、内部レジスタ
に、この１３ビットに対応するデータｆを取り込む．磁
気ヘッドの移動命令を司るマイクロプロセッサは常時こ
のレジスタ回路の値をチェックし、磁気ヘッド移動距離
を示すレジスタ回路内部のビットがＯでない場合、磁気
ヘッドの移動方向を示すビットの方向（例ば、ビットが
１の場合は前進、ビットがＯの場合は後退等）に、その
移動距離だけ、移動し、位置決めするよう、磁気ヘッド
位置決め回路２６に磁気ヘッド移動命令ｈを出し、磁気
ヘッド２５の移動を開始させ、磁気ヘッド２５の移動、
位置決めを行う． 本実施例では磁気ディスク装置について説明したが、本
発明は同様の方法で光ディスク装置にも適用できる． ［発明の効果コ 以上説明したように本発明によれば、磁気ディスク装置
や、光ディスク装置において、上位装置からコマンドデ
ータが送られてくると、すぐにコマンドデータのコマン
ド部のビットの内容によりヘッドの移動命令かどうかを
チェックし、ヘッドの移動命令の場合、ヘッドの移動方
向を決定し、さらに、パラメータ部のビットのヘッドの
移動距離だけヘッドを移動することにより、ヘッドの移
動開始、位置決めを速くできるという効果がある．

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例において使用される特殊コマ
ンドデータ示す図、第２図は本発明の一実施例の回路ブ
ロック図、第３図は従来例において使用されるのコマン
ドデータを示す図、第４図は従来例におけるコマンドデ
ータの送信タイミング図である． ２０・・・コントローラ、２ｌ・・・コマンドデータ受
信回路、２２・・・マイクロプロ．セッサ、２３・・・
判別回路、２４・・・レジスタ回路、２５・・・磁気ヘ
ッド、２６・・・磁気ヘッド位置決め回路、２７・・・
磁気ディスク装置、４ｌ・・・コマンド部、４２・・・
パラメータ部、４３・・・パリティ部、４４・・・特殊
命令ビット、４５・・・移動方向ビット、４６・・・移
動距離ビット、４７・・・パリティピット、ａ・・・リ
クエスト信号、ｂ・・・アクノレッジ信号、Ｃ・・・コ
マンドデータ、ｄ・・・リセット信号、ｅ・・・３ビッ
トのデータ、ｆ・・・１３ビットのデータ、ｇ・・・リ
セット信号ｈ・・・ヘッド移動命令．

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 上位装置からのコマンドデータにより書込み、読取りを
   行うヘッドを移動、位置決めするヘッド位置決め装置に
   おいて、前記コマンドデータがヘッド移動命令であるか
   否かを示すビットとヘッドの移動方向を示すビットとで
   構成されるコマンド部およびヘッドの移動距離を示すビ
   ットで構成されるパラメータ部を有し、更に、前記コマ
   ンドデータが前記ヘッド移動命令であるかどうか判断す
   る判別回路と、前記コマンドデータが前記ヘッド移動命
   令の場合その移動方向並びに移動距離を上位ビットより
   読取りこれを保存するレジスタ回路とを備えたことを特
   徴とするヘッド位置決め装置。