JPH03162330A

JPH03162330A - シート給送装置

Info

Publication number: JPH03162330A
Application number: JP30129889A
Authority: JP
Inventors: Hideaki Sayama; 佐山　秀明
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1989-11-20
Filing date: 1989-11-20
Publication date: 1991-07-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、複写機又はレーザービームプリンタ等の画像
形成装置に用いられるシート給送装置に関する。

（（１）従来の技術従来、画像形或装置にシートを１枚づつ給送する手段と
しては、シートを積載する積載手段（以下給紙トレイと
いう）と、この給紙トレイ上のシートを送り出す給送手
段（以下給送ベルトという）と、シートを上記給送回転
体に押圧付勢する押圧部材とを備えるシート給送装置が
知られている。

このようなシート給送装置においては、シートを押圧部
材により上記給送ベルトに押圧付勢して、シートと給送
ベルト間の摩擦力を大きくすることによりシートの搬送
性を高めている。

（ハ）発明が解決しようとする課題しかしながら、上述した従来のシート給送装置において
は、シート積載枚数へのシート積載枚数が多い場合には
、シート間、特に封筒間において顕著に表われるエアー
クッション効果により押圧力が吸収されて、押圧力が最
下位のシートまで届かなくなり、これによりシートの充
分な給送力が得られなくなって給送不良が発生すること
があった。

そこで、本発明は、給送回転体のシート搬送方向の上流
側を上方に移動可能にすると共に、給送回転体か回転す
るときに給送回転体を上方に移動させることにより、シ
ートを確実に押圧しつるようにしたシート給送装置を提
供することを目的とするものである。

（二）課題を解決するための手段本発明は、上述事情に鑑みなされたちのであって、例え
ば第１図を参点して示すと、複数のシート（Ｓ）を積載
するシ一ト禎載手段（３）と、該シート積載手段（３）
に積載されたシート（Ｓ）を下側から給送する給送回転
体（５）と、該給送回転体（５）へシート（Ｓ）を押圧
付勢する押圧部材（６）と、を備えたシート給送装置（
１）において、前記給送回転体（５）のシート搬送方向
の上流側を上方に移動可能とすることを特徴とする。

また本発明は、前記給送回転体（５）を回転駆動すると
、前記給送回転体（５）がシート（Ｓ）に押圧されるこ
とを特徴とする。

また本発明は、前記給送回転体（５）のシートへ（Ｓ）
の押圧を、前記給送回転体（５〉への回転駆動で行なう
ことを特徴とする。

（ホ）作用以上構或に基づき、シート積載手段（３）上にシート（
Ｓ）を積載すると、その最下位は給送回転体に当接する
と共に、この給送回転体（５）のシート搬送方向の上流
側はシート（Ｓ）に移動可能に構或されている。

また、給送回転体（５）がシート給送方向に回転すると
、給送回転体（５）の上流側はシート（Ｓ）に圧接する
向きに移動して最下位のシート（Ｓ）に圧接する。これ
により、押圧部材（６）によるシート（Ｓ）への押圧力
が最下位のシート（Ｓ）に届きにくい場合であっても、
最下位のシート（Ｓ）に給送回転体（５）がその回転に
より圧接して、封筒等の腰の強いシート（Ｓ）を６安定
して給送することができる。

なお、上述カツコ内の符号は、図面を参照するために示
すものであって、本発明の構或を何等限定するものでは
ない。

い）実施例以下、本発明の第１の実施例を第１図及び第２図を参照
して説明する。

第１図は本発明のシート給送装置１縦断側面図、第２図
は同じく平面図をそれぞれ示している。同図において、
シート給送装置１は複数のシ一トＳを積載する給紙トレ
イ（シート積載手段）３を有しており、この給紙トレイ
３にはシ一トＳの幅方向の移動を規制してシ一トＳの幅
を整合する１対の規制板３１ａ，３ｌｂがそれぞれ配設
されている。上記の裏面側にはビニオン３２が回転自在
に装着されていて、その対向する位置には１対のラック
３３．３５が噛合している。上記ラック３３．３５は給
紙トレイ３の幅方向にスライド自在に支持されていて、
給紙トレイ３に穿設された図示しない穴を貫通する連結
部材により上記規制板３１ａ，３ｌｂとそれぞれ結合さ
れている。

これにより、上記規制板３１ａ，３ｌｂは互いに連動し
て移動し得るようになっている。

上記給紙トレイ３の裏面側には、上のシ一トＳを検知す
るシート検知センサ３６が配設されており、このシート
検知センサ３６は、シ一トＳの有無により回動ずるセン
サレバー３６ａとこのセンサレバー３６ａによりＯ　Ｎ
／Ｏ　Ｆ　Ｆされるフォトインタラブタ３６ｂとからな
っている。

上記シート検知センサ３６の下流側には、複数本の給送
ベルト（給送回転体）５か配設されており、この給送ベ
ルト５は、駆動軸３９に固着された駆動ローラ４０及び
軸４１に設けられた従動ローラ４２にそれぞれ巻回され
ていて、図において反時計方向に回動自在になっている
。上記両軸３９，４１は左右１対の支持板４３に回転自
在に支持されており、この支持板４３は駆動軸３９を中
心として回動自在となっている。さらに上記支持板４３
は、給紙トレイ３に基部を固定された板ばね４５の弾力
により上方に付勢されていて、シート給送装置１の底板
に設けられたストッパ４６により上方への移動は規制さ
れている。

上記の給送ベルト５、両ローラ４０，４２等からベルト
ユニット４７が構成されており、このようなベルトユニ
ット４７は、シ一トＳの搬送方向に対して直角方向、す
なわちシート給送装置１の幅方向に対して複数箇所に配
設されている。

給紙トレイ３の上方にはウェイト（押圧部材）６が昇降
可能に配設されている。ウェイト６の下流側近傍には、
給紙トレイ３上のシ一トＳの先端を規制する先端規制部
材５２が配設されている。

この先端規制部材５２の下端と上記給送ベルト５とは所
定距離だけ離隔しており、このＩＩＩｉ隔部分からシ一
トＳを給送しつるようになっている。

側板５１の下流側には、シ一トＳの給送方向とは逆方向
に回転する分離ローラ（分離回転体）７か配設されてお
り、この分離ローラ７が固着された軸９に取りつけられ
ている図示しないばねの弾力により、分離ローラ７は上
記給送ベルト５に圧接されている。分離ローラ７の下流
側には、シ一トＳを案内するガイド部材５５．５６及び
駆動ローラ５７ａに圧接しているピンチロー５７ｂから
なる搬送ローラ対５７が順次配設されている。

シート給送装置１は前部に複数の連結捧（図示略）を有
していて、この連結棒なレーザービームプリンタ等から
なる画像形成装置２に連結又は取り外すことにより、シ
ート給送装置１は画像形成装置２に着脱自在になってい
る。シート給送装置１か画像形或装置２に装着されてい
る状態では、上記搬送ローラ対５７は画像形或装置２に
形戒されている手差し給紙口２ａに対向した状態にある
。

本実施例は、上記のような構成からなっているので、シ
一トＳを給紙トレイ３上に補給する場合には、ウェイト
６を上方に移動させた状態でシ一トＳか給紙トレイ３上
に載置され、シ一トｓの先端を先端規制部材５２に当接
・整合させると共に規制板３２ａ，３２ｂをシ一トＳの
側部に位置させてシ一トＳの幅方向への移動を規制する
ことにより行なわれる。さらに、ウェイト６を下降させ
てシートＳ上に載置することにより、シ一トＳの先端は
給送ベルト５に圧接するように付勢される。

この状態で画像形或装置２からシート給送装置１に給紙
信号か送信されると、図示しない駆動モータが回転され
る。この駆動モータの駆動力は駆動ローラ４０を介して
給送ベルト５、分離ローラ７、駆動ローラ５７ａにそれ
ぞれ伝達され、駆動ローラ５７ａの回転によりビンチロ
ーラ５７ｂも従動回転する。

シ一トＳの先端かウェイト６により給送ベルト５に押圧
付勢されて、シ一トＳと給送ベルト５間の摩擦が増大さ
れているので、給送ベルト５の搬送力は高められている
．この状態て給送ベルト５が図において反時計方向に回
動することにより、禎載されたシ一トＳは下側から送り
出されて行き、分離ローラ７によりｌ枚づつ分離されて
最下位のシ一トＳのみ搬送ローラ対５７へ給送される。

搬送ローラ対５７により給送されるシ一トＳは、画像形
成装置２の手差し給紙口２ａから画像形或装置２内に搬
送され、さらに手差し給紙口２ａの下流側に配設された
給紙ローラ（図示略）により画像形成装置２の画像形成
部に給紙される。

駆動ローラ４０が第１図において反時計方向に駆動され
ると、給送ベルト５が反時計方向に回動され、これによ
り従動ローラ４２に駆動軸３９を中心として上方（反時
計方向）に回動ずるカが加わる。この回動する力により
給送ベルト５がシ一トＳに押圧付勢される。

前述した第１の実施例においては、給送回転体として給
送ベルト５を用いた例を説明したが、上記給送ベルト５
の代わりにローラを用いても同様の効果をうることがで
き、第３図にその要部を示す。なお、他の構成及び動作
は、第１の実施例と同様であるのでその説明は省略する
。

第３図において、第１の実施例における給送ベルト５の
代わりに、給紙ローラ１２及び予備給紙ローラ１３が支
持板４３の端部にそれぞれ軸支されている。上記給紙ロ
ーラ１２と一体のギャ６２と予備給紙ローラｌ３と一体
のギャ６７は、給紙ローラ１２に噛合しているギャ６３
、中間ギャ６５、予備給紙ローラ１３に噛合しているギ
ャ６６からなるギヤトレイン６９により連結されている
。給紙ローラ１２が、不図示の駆動部により図において
反時計方向に駆動されると、ギヤトレイン６９を介して
予備給紙ローラ１３も同方向に駆動され、また、ギヤト
レイン６９の各ギヤの回転力により、予備給紙ローラ１
３は駆動軸３９を中心として上方（反時計方向）に回動
ずる力が加わって、予備給紙ローラ１３がシートＳに押
圧付勢される。

第４図は、本発明の第３の実施例を示し゜Ｃいて、第ｌ
の給送ベルト５の代わりとして第２の実施例と同様に給
紙ローラ１２及び予備給紙ローラｌ３か用いられている
。

同図において、給紙ローラ１２と一体のプーリ１５は、
支軸ｌ７により回転自在に支持されて一体化された複数
のブーリ（他方は図示略）１９にベルト２０により接続
されており、この他方のフーリ１９は予備給紙ローラｌ
３と一体のブーリ１６に接続されている。

上記支軸１７及びブーリ１９は、不図示の駆動部により
図において反時計方向に回転され、この駆動力によりベ
ルト２０．２１を介して給紙ローラ１２及び予備給紙ロ
ーラ１３が反時計方向にそれぞれ駆動される。また、ベ
ルト２０．２１の回転の力により、予備給紙ローラ１３
は支軸１７を中心として上方（反時計方向）に回転する
力か加わり、この力により予備給紙ローラ１３が給紙ト
レイ３上の最下位のシ一トＳに押圧付勢される。

なお、上記各実施例において、給送回転体をシート搬送
方向と直角方向に複数配設すると、シートの変形やねじ
れ等により左右の高さが均一てない場合であっても、複
数の給送回転体がそれぞれ独立してシートに圧接するこ
とができるので、シートへの搬送力の補正が可能になる
。また、装置が停止した時に、給送回転体が下がるので
、シートのジャムを生じた場合のジャム処理が容易とな
る。

（ト）発明の効果以上説明したように、本発明によれば、給送回転体のシ
ート搬送方向の上流側を、上方に移動可能にすることに
より、給送回転体の側からシートに押圧付勢することが
可能になる。

また、シート積載手段上シート積載枚数が多い場合てあ
って、押圧部材の押圧力がシート間、特に封筒間におい
て顕著であるエアークッション効果により吸収されて、
押圧力か最下位のシートに届かない場合であって６、給
送回転体からの押圧力により最下位のシートの給送が可
能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例を示すシート給送装置の
縦断側面図、第２図は同じく平面図、第３図は本発明の
第２の実施例を示すシート給送装置の給送回転体の要部
を示す側面図、第４図は本発明の第３の実施例を示すシ
ート給送装置の給送回転体の要部を示す側面図である。

Claims

【特許請求の範囲】１、複数のシートを積載するシート積載手段と、該シー
ト積載手段に積載されたシートを下側から給送する給送
回転体と、該給送回転体へシートを押圧付勢する押圧部
材と、を備えたシート給送装置において、前記給送回転体のシート搬送方向の上流側を上方に移動可能とすることを特徴とするシート給送装
置。２、前記給送回転体を回転駆動すると、前記給送回転体
がシートに押圧されることを特徴とする請求項１記載の
シート給送装置。３、前記給送回転体のシートへの押圧を、前記給送回転
体への回転駆動で行なうことを特徴とする請求項１記載
のシート給送装置。