JPH031619A - 電力線搬送制御方法 - Google Patents

電力線搬送制御方法

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JPH031619A
JPH031619A JP13541089A JP13541089A JPH031619A JP H031619 A JPH031619 A JP H031619A JP 13541089 A JP13541089 A JP 13541089A JP 13541089 A JP13541089 A JP 13541089A JP H031619 A JPH031619 A JP H031619A
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JP
Japan
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control
packet
power line
controller
transmission
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JP13541089A
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English (en)
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Koki Iwatsubo
幸喜 岩坪
Noriyuki Kushiro
紀之 久代
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電力線を介して負荷の個別及び−斉遠隔制御
を行う電力線搬送制御方法に関し、特に制御信号の返答
に係る状態通報時点制御方法に関する。
[従来の技術] 従来より、同一の電力線に接続された複数の負荷装置を
該電力線を介して遠隔制御する電力線搬送制御方法が知
られている。
すな゛わち、−の電力線に所定の制御端末を介してそれ
ぞれ接続された複数の負荷装置に、該電力線に接続され
た遠隔制御装置から制御信号を供給して例えばオン/オ
フ制御を行い、該負荷装置に係る制御端末において検知
された該負荷装置の状態(例えばオン/オフ状!I3)
の変化を該遠隔制御装置に通報して集中管理する電力線
搬送制御方法は、例えば冷暖房装置、照明灯等のビル内
集中制御において、有意である。
このような電力線搬送制御方法としては、例えば特開昭
63−107320号公報に開示された伝送制御装置に
係るものがある。第8図には、この従来の電力線搬送制
御方法による伝送制御装置の構成が示されている。
この図においては、冷暖房装置等の制御対象機器である
負荷装置(10)が、それぞれ制御端末(12)を介し
て電力線(14)に接続されている。すなわち、負荷装
置(10)は電力線(14)から電力供給を受けると共
に、電力線(14)を介して制御端末(12)に受信さ
れた制御信号により検知される。また、負荷装置(10
)の状態(例えばオン/オフ状態)の変化は、制御端末
(12)により検知され、状態通報信号として電力線(
14)に送出される。
前記電力線(14)には、前記負荷装置(10)の個別
及び−斉制御を行うコントローラ(16)及び制御装置
(18)が接続されている。
すなわち、複数の前記負荷装置(10)のうち−を指定
して制御(いわゆる個別制御)する場合には、前記制御
端末(12)にそれぞれ設けられたアドレス設定手段(
20)により個々の負荷装置(10)に付与されたアド
レスが、前記コントローラ(16)に設けられたアドレ
ス設定手段(22)により必要に応じて選択指定される
。次に、同様にコントローラ(16)に設けられた個別
制御スイッチ(24)のオン/オフにより、前記個別制
御に係る個別制御信号が発生され、発生した個別制御信
号が電力線(14)を介して制御端末(12)に供給さ
れる。この個別制御信号に応じて、前記選択指定に係る
負荷装置(10)がオン/オフ制御される。さらに、オ
ン/オフ制御された負荷装置(10)のオン/オフ状態
の変化が、対応する制御端末(12)により検知され、
検知された状態の変化が状態通報信号として電力線(1
4)を介してコントローラ(16)に通報される。なお
、表示手段(26)は、この通報に係る負荷装置(10
)の状態を表示するランプ等の表示手段である。
また、前記負荷装置(10)の全部を一斉に制御(いわ
ゆる−斉制御)する場合には、前記コントローラ(16
)上に設けられた第1の一斉制御スイッチ(28)及び
第2の一斉制御スイッチ(30)のいずれかがオンされ
、コントローラ(16)からは該スイッチ(28)又は
(30)のオン状態に対応する一斉制御指令が前記制御
装置(18)に電力線(14)を介して供給される。
前記制御装置(18)においては、前記−斉制御指令に
応じて前記負荷装置(10)のそれぞれに係る個別制御
信号が電力線(14)に送出され、前記個別制御時と同
様に、負荷装置(10)のオン/オフ制御及び状態通報
が行われる。ここで、前記負荷装置(10)の−斉制御
時に制御装置(18)により発せられる個別制御信号は
、該制御装置(18)に設けられたアドレス設定手段(
32)、2個の切替スイッチ(34)及び設定終了スイ
ッチ(36)による初期設定に応じた信号である。すな
わち、アドレス設定手段(32)により設定されたアド
レスの前記負荷装置(10)に対して制御装置(18)
から−斉制御時に発せられる個別制御信号は、所望の制
御内容に応じて、前記第1及び第2の一斉制御スイッチ
(28)及び(30)に対応して設けられた切替スイッ
チ(34)を所望の状g(すなわちオン又はオフ)にそ
れぞれ設定し、さらに設定終了スイッチ(36)を押す
ことにより初期設定される。
このように、従来の電力線搬送制御方法によれば、コン
トローラ(16)及び制御装置(18)により個々の負
荷装置(10)に対して個別及び−斉遠隔制御を行い、
負荷装置(10)の状態を検知してコントローラ(16
)により集中的に管理することが可能である。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の電力線搬送制御方法によれば、−
斉制御時にそれぞれの負荷装置の状態に係る状態通報信
号が伝送路である電力線上で衝突干渉し、状態通報信号
の誤伝送及び消滅が生じるという問題点があった。
本発明は、このような問題点を解決することを課題とし
てなされたものであり、状態通報信号の衝突干渉が生じ
ることなく正確な信号伝送を行うことを可能とする電力
線搬送制御方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本発明は、複数のルリ御端
末が同時に状態通報過程を実行しようとする場合に、制
御端末ごとに異なる所与のタイミングで状態通報信号を
コントローラに供給することを特徴とする。
[作用] 本発明に係る電力線搬送制御方法においては、負荷装置
の状態変化に係る状態通報信号が制御端末からコントロ
ーラに送信される際に、複数の負荷装置に係る状態通報
信号が異なるタイミングで電力線上に送出され、それぞ
れ該コントローラに送信される。このため、状態通報信
号が電力線上で衝突干渉することなしに伝送され、該信
号の誤伝送及び消滅が防止される。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。第8
図に示される従来例と同一の構成には、同一の符号を付
し説明を省略する。
第1図には、本発明の一実施例に係る電力線搬送制御方
法を用いた伝送制御装置の構成が示されている。
この図においては、負荷装置(10)を遠隔制御するコ
ントローラ(38)には、個々の負荷装置(10)に対
応して個別制御スイッチ(40)及び個別表示手段(4
2)が設けられている。すなわち、複数の負荷装置(1
0)のうち−を個別制御する場合には、該負荷装置(1
0)に対応する個別制御スイッチ(40)を操作するこ
とにより、所定の個別制御信号が発生される。この個別
制御信号により、負荷装置(10)の制御、例えばオン
/オフ制御が行われ、後述のように検知された負荷装置
(10)の状態が、対応する個別表示装置(42)に表
示される。
また、前3己コントローラ(38)には、さらに2個の
一斉制御スイッチ(44)及び−斉表示手段(46)が
設けられている。すなわち、負荷装置(10)のとり得
る状態、例えばオン、オフの2状態に対応して設けられ
た一斉制御スイッチ(44)を操作することにより、後
述のように個々の負荷装置(10)にそれぞれ一斉制御
信号が供給され、−斉制御の完遂に伴い一斉表示手段(
46)に所定の表示がなされる。
個々の負荷装置(10)に接続され、電力線(14)を
介して前記コントローラ(38)との間で制御信号及び
状態通報信号の送受信を行う制御端末(48)には、ロ
ーカルスイッチ(50)及び状態表示手段(52)が設
けられている。すなわち、前記制御端末(48)におい
ては、前記コントローラ(38)から供給される個別及
び一斉制御信号に応じて、例えば照明灯等の負荷装置(
10)の制御が行われる。さらに、対応する負荷装置(
10)の状態が前記制御端末(48)により検知され、
検知された状態は、本発明の特徴に係る構成を有する状
態通報信号として電力線(14)を介して前記コントロ
ーラ(38)に送信される。それぞれの負荷装置(10
)は、対応する制御端末(48)に設けられたローカル
スイッチ(50)の操作によりマニュアル操作可能であ
って、該装置(10)の状態は、対応する制御端末(4
8)に設けられたランプである状態表示手段(52)に
より表示される。
第2図には、本発明の特徴に係る構成を有する状態通報
信号のパケット伝送を行う制御端末(48)の構成が示
されている。
前記コントローラ(38)から送出された制御信号の伝
送に係る電力線(14)には、結合回路(54)を介し
て受信回路(56)が接続され、該受信回路(56)に
は負荷制御及びパケット構築を行うマイクロコンピュー
タ(58)が接続されている。
′すなわち、前記コントローラ(38)からは電力線(
14)及び結合回路54を介し前記個別又は−斉制御に
係る制御信号を含むパケットが供給され、前記受信回路
(56)により受信されたこのパケットは、マイクロコ
ンピュータ(58)により分解される。このパケットは
さらに送信先及び受信先を示す自己アドレス及び相手ア
ドレスを含むパケットである。この場合には、相手アド
レスとは対応する負荷装置(10)を識別するために該
装置(10)に付与されたアドレス、自己アドレスとは
前記コントローラ(38)に付与されたアドレスとなる
前記マイクロコンピュータ(58)には、入出力インタ
ーフェース(60)を介して前記負荷装置(10)が接
続されている。すなわち、前記のようにマイクロコンピ
ュータ(58)により分解されたパケットに含まれる制
御信号に応じて、前記負荷装置(10)が制御され、該
負荷装置(10)の状態が入出力インターフェース(6
0)を介してマイクロコンピュータ(58)に検知入力
される。
前記マイクロコンピュータ(58)には、さらに、電力
線(14)の電圧のゼロクロス検出を行う同期検出回路
(62)と、自己アドレス及び相手アドレスの設定を行
うアドレス設定回路(64)と、マイクロコンピュータ
(58)により組立てられたパケットを電力線(14)
上に送出する送信回路(6G)が、接続されている。
すなわち、電力vA(14)上の電力線電圧は、例えば
正弦波電圧であって、この電圧のゼロクロスと同期する
ように、対応する負荷装置(10)の状態に係る状態通
報信号を含むパケットが、電力線(14’)上に送出さ
れる。このパケットは、さらにアドレス設定回路(64
)により設定された自己アドレス及び相手アドレスを含
むパケットである。この場合には、前記受信に係るパケ
ットとは逆に、自己アドレスは受信に係る負荷装置(1
0)の、相手アドレスはコントローラ(38)のアドレ
スである。この自己アドレス及び相手アドレスは、前記
マイクロコンピュータ(58)により前記状態通報信号
と共にパケット構成され、このパケットは送信回路(δ
B)により電力線(14)上に送出される。なお、前記
結合回路(54)は、前記受信回路(56)と送信回路
(66)との間を整合結合する回路である。
第3図には、第2図に示される構成を有する制御端末(
48)による伝送波形が示されている。
この図においては、電力線(14)により電源用電圧と
して送電される電力線電圧(68)は正弦波交流電圧で
ある。さらに、前記同期検出回路(62)の出力電圧(
70)は、この電力線電圧(68)のゼロクロスに対応
して起立する周期的パルス電圧である。
すなわち、電力線(14)上の電力線電圧(68)は、
個々の負荷装置(10)等の機器への電力供給と同時に
、制御端末(48)中の同期検出回路(62)によりゼ
ロクロス検出されて、該端末(48)に係る伝送の周期
発生に用いられる。
また、電力線電圧(68)には、制御端末(48)の出
力に係るキャリアが重畳されている。例えば、オン/オ
フ制御のように負荷装置(10)の状態値がrOJ  
rlJ Z値で表現可能なデジタルデータである場合に
は、前記キャリアは「0」キャリア(72)及び「1」
キャリア(74)の2F11類である。
この実施例においては、「0」キャリア(72)は電力
線電圧(68)上向部(76)に、「1」キャリア(7
4)は下向部(78)にそれぞれ重畳され、受信側にお
いては電力線電圧68への重畳部分により、rlJ、r
OJいずれのキャリアかが判定される。
第4図には、第3図のように伝送される信号に係るパケ
ットの構造が示されている。
前記コントローラ(38)と制御端末(48)との間の
信号伝送に係るパケット(80)は、送信側アドレスを
示す自己アドレスSA、受信側アドレスを示す相手アド
レスDA、パケット管理等に係る管理情報及び伝送に係
る信号を表すデータから構成されている。
すなわち、このパケット(80)は、例えば前記制御端
末(48)においてマイクロコンピュータ(58)によ
り生成されたパケットであって、データとして負荷装置
(10)の状態通報信号を含むパケットである。逆に、
コントローラ(38)から発せられる場合には、データ
としては負荷装置(10)に対する制御信号が含まれる
前記パケット(80)が伝送された後に、受信側におい
て該パケット(80)を正常に受信されたことを示すA
CK/NAKコード(82)が、受信側から返送される
。例えば、前記コントローラ(38)から−の制御端末
(48)に供給されたパケット(80)が、該’a:u
御端末(48)において正常受信された場合には、該端
末(48)からコントローラ(38)にこのACK/N
AKコード(82)が返送される。
−のパケット(80)に対応するACK/NAKコード
(82)の伝送と、他のパケット(80)の伝送との間
には、固定時間(84)及び本発明の特徴に係る可変時
間(86)からなる休止時間(88)が設けられている
本発明の特徴に係る可変時間(86)は、例えば制御端
末(48)の自己アドレスに比例する時間である。すな
わち、例えば−斉制御時にそれぞれの制御端末(48)
が負荷装置(10)の状態を検出して状態通報信号を含
むパケット(80)として出力する場合には、後述の一
斉同報受信フラグにより同期してカウントされた前記休
止時間(88)だけ、該パケット(80)の送出が遅延
される。この休止時間(88)には、それぞれの制御端
末(48)ごとに異なる長さの前記可変時間(86)が
含まれるため、それぞれの制御端末(48)ごとに前記
送出遅延に係る時間が異なり、従って、本発明の特徴で
あるパケット送出タイミング制御が実現される。
第5図には、前記制御端末(48)を3台設けた場合の
本実施例の動作タイミングが示されている。
まず、コントローラ(38)により一の制御端末(4B
−2)が個別制御される場合の動作タイミングを説明す
る。
コントローラ(38)において、個別制御要求(90)
が発生し、この個別制御要求(90)が制御対象とじて
−の制御端末(48−2)を指定するものであるとき、
該コントローラ(38ンからは、前記電力線(14)を
介して、相手アドレスDAに制御端末(48−2)のア
ドレスが採用され、データとして所定の制御信号が採用
されたパケット(80)が送出される。制御端末(48
−2)は、このパケット(80)を正常に受信した場合
には、前記ACK/NAKコード(82)をコントロー
ラ(38)に返送する。
次に、制御端末(48−2)に対応する負荷装置(10
)の状態変化(92)が前記入出力インターフェース(
60)を介して該端末(4g−2)に検知されると、デ
ータとして該負荷装置(10)の状態変化(92)に係
る状態通報信号が採用されたパケット(80)が、制御
端末(48−2)から送出される。このパケット(80
)においては、自己アドレスSAには対応する負荷装置
(10)のアドレスが、相手アドレスDAにはコントロ
ーラ(38)のアドレスが、それぞれ採用される。前記
コントローラ(38)は、このパケット(80)を正常
に受信すると、前記ACK/NAKコード(82)を電
力線(14)上に送出する。
このようにして、コン、トローラ(38)による負荷装
置(10)の個別制御が行われる。
次に、コントローラ(38)によりすべての制御端末(
48−1)、(4g−2)、(4g−3)が−斉制御さ
れる場合の動作タイミングを説明する。
コントローラ(38)において−斉制御要求(94)が
発生したとき、該コントローラ(38)からは、前記電
力線(14)を介して、相手アドレスDAに所定の特別
の値、例えばFFhexが採用され、データとして所定
の制御信号が採用されたパケット(8G)(いわゆる−
斉同報パケット)が送出される。このパケット(80)
を受信した制御端末(48−1)、(48−2)、(4
8−3)においては、該パケット(80)の相手アドレ
スDAにより該パケット(80)が−斉同報パケットで
あることが検知され、該検知を示すフラグである一斉同
報受信フラグがオンされる。
この−斉同報受信フラグがオンされると、それぞれの制
御端末(48−1)、(48−2)、(4g−3)は、
例えば対応する負荷装置(10)のアドレスに比例する
可変時間(86)を含む休正時間(88)だけ、送信待
ち状態をとる。すなわち、この休止時間(88)の経過
後に、状態変化(96)に対応する状態通報信号を含む
パケット(80)がそれぞれの制御端末(48−1)、
(48−2)、(48−3)から送出されるが、この送
出タイミングは、mt1ga端末(48−1)、(48
−2)、(48−3)ごとに異なり、電力線(14)上
でのパケット(80)の衝突が生ずることなく、コント
ローラ(38)に状態通報信号を含むパケットが伝送さ
れる。
このようにして、コントローラ(38)による負荷装置
(10)の−斉制御が行われ、さらにこの−斉制御はパ
ケット(80)相互の衝突が生じないように行われる。
第6図には、コントローラ(38)により送出されたパ
ケット(80)の受信に係る制御端末(38)の動作が
示されている。
制御端末(48)によりコントローラ(38)に送出に
係るパケット(80)が受信された後、受信後処理ルー
チンが開始される(100)。開始後、まずパケット(
80)の受信が正常に行われたかどうかが判定される(
110)。すなわち、第5図に示されるように、コント
ローラ(38)からパケット(80)を正常に受信した
場合には、直ちにACK/NAKコード(82)を返送
するか、本発明の特徴に係り一斉同報受信フラグによる
出力待ち状態に移る必要があるが、これらの動作の前処
理として、正常受信の判定が行われる。
この判定において、パケット(80)が正常に受信され
ていないと判定された場合には、受信後処理ルーチンが
終了され、これ以外の場合には、該ルーチンが継続して
実行される。
パケット(80)の受信がステップ(110)により正
常であると判定された場合には、該パケット(80)に
含まれる相手アドレスDAにより、自己宛パケットかど
うかが判定される(120)。
すなわち、前記パケット(80)に含まれる相手アドレ
スDAが、自己に係る負荷装置(10)を示すアドレス
である場合には、該パケット(80)は該負荷装置(1
0)の個別制御に係る制御信号を含むパケットであると
判断される。この場合には、ACK/NAKコード82
がコントローラ(38)に返送(130)され、これ以
外の場合にはステップ(140)に移る。
ステップ(140)においては、前記パケット(80)
に含まれる相手アドレスDAにより、該パケット(80
)が−斉制御に係る一斉同報パケットであるかどうかが
判定される。
すなわち、前述のようにコントローラ(38)からのパ
ケット(80)が−斉同報パケットである場合には、該
パケット(80)中の相手アドレスDAにはF F h
ex等の所定の値が設定されているため、相手アドレス
DAの値が該所定の値であるかどうかを判定することに
より、該パケット(80)が−斉同報パケットであるか
どうかが判定可能である。この判定において、コントロ
ーラ(38)より受信したパケット(80)が−斉同報
パケットであると判定された場合には次に述べるステッ
プ(150)に移り、その他の場合にはステップ(16
0)に移る。
コントローラ(38)より受信したパケット(80)が
−斉同報パケットであるとステップ(140)において
判定された場合には、−斉同報パケット受信を示すフラ
グである一斉同報受信フラグがオンされる(150)。
この−斉同報受信フラグは、受信に係る個々の制御端末
(48)中に保持される。
前記ステップ(130)の実行後、前記ステップ(14
0)において受信に係るパケット(80)が−斉同報バ
ゲットでないと判定された後及び前記ステップ(150
)の実行後には、受信完了を示す受信完了フラグがオン
され(160) 、パケット(80)の不正常受信の際
と同様に受信後処理ルーチンが終了される(170)。
第7図には、辺6図に示される受信後処理ルーチン実行
後、対応する負荷装置(10)の状態通報に係る制御端
末(48)の動作、いわゆる送信処理ルーチンの流れが
示されている。
まず、処理開始(200)直後に負荷装置(10)の状
態検知に係る送信要求フラグがオンされているかどうか
が判定される(210)。すなわち、コントローラ(3
8)から送信されたバケッ)(80)の受信が行われ、
前記受信後処理ルーチンが実行された後に、前述の通り
該パケット(80)はマイクロコンピュータ(58)に
おいて分解され、対応する負荷装置(10)の制御に係
る制御信号が抽出される。この抽出された制御信号によ
り、対応する負荷装置(10)の制御が行われ、この制
御に係る該負荷装置(10)の状態変化が入出力インタ
ーフェース(60)を介してマイクロコンピュータ(5
8)により検知されると、この送信要求フラグがオンさ
れる。従って、この送信要求フラグがオンである場合に
はコントローラ(38)へのパケット送信が、また、オ
フである場合には負荷装置(10)の状態変化待ちが、
それぞれ行われるように、このステップ(210)によ
り送信要求フラグのオン/オフに伴う分岐が実行される
。この分岐は、送信要求フラグがオンの場合には次ステ
ツプ(220)へ、その他の場合には後述のステップ(
280)へ移るように行われる。
ステップ(220)においては、前記−斉同報受信フラ
グのオン/オフが判定される。ここで、−斉同報フラグ
がオンと判定された場合、すなわち、受信に係るパケッ
ト(80)が−斉同報パケットである場合には、本発明
の特徴に係る可変時間設定(230)が行われる。一方
、−斉同報フラグがオフと判定された場合及びステップ
(230)の実行後には、前記送信回路(66)に含ま
れるバッファである送信バッファに係るパケット(80
)がセットされる(240”)。
すなわち、受信に係るパケット(80)が−斉回報パケ
ットである場合にのみ、可変時間設定に係るステップ(
230)が実行される。この可変時間設定は、例えば対
応する負荷装置(10)に係るアドレスを前記送信回路
(66)に含まれる送信タイマにセットすることにより
行われ、該設定により、それぞれの制御端末(48)及
び負荷装置(10)ごとに異なる所定の可変時間(86
)が発生される。さらに、ステップ(240)において
は、データとして負荷装置(10)の状態変化のコント
ローラ(38)への通報に係る状態通報信号が採用され
たパケット(80)が、前記送信バッファにセットされ
る。この送信バッファにセットされたパケット(80)
は、−斉同報パケット受信時には前記可変時間(86)
を含む休止時間(88)が経過した後に、個別制御に係
るパケット受信時には直ちに、前記電力線(14)上に
送出される。
次に、制御端末(48)の送信動作開始を示す送信フラ
グのオン設定(250) 、前記送信要求フラグのオフ
設定(260)、及び前記−斉同報受信フラグのオフ設
定(270)が行われ、しかる後に送信前処理ルーチン
が終了(280)される。
すなわち、前記送信フラグがオンされることにより、前
記送信バッファに送信に係るパケット(80)がセット
されたことが示され、制御端末(48)からのパケット
(80)送出動作が完了される。また、送信要求フラグ
及び−斉同報受信フラグがオフされることにより、送信
動作終了後のあらたなパケット受信が準備される。
従って、この実施例に係る電力線搬送制御方法によれば
、コントローラ(38)により負荷装置(10)の−斉
制御が行われ、この−斉制御に伴う制御端末(48)か
らの状態通報要求が発生したときにも、それぞれの負荷
装置(10)ごとに異なるように制御端末(48)にお
いて予め設定された可変時間(86)によって状態通報
に係るパケット(80)の送出タイミングが制御される
ことにより、電力線(14)上における伝送データ間の
衝突及び干渉が防止され、正確な信号伝送を行うことが
可能である。
[発明の効果] 以上説明しtこように、本発明によれば、−斉制御時に
も状態通報信号の衝突干渉が生ずることなく、正確な信
号伝送が行われ、該伝送の信頼性及び伝送効率が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る電力線搬送制御方法
による伝送制御装置の構成図、第2図は、この実施例に
係る制御端末の構成を示すブロック構成図、第3図は、
第2図に示される制御端末による伝送波形図、第4図は
、この実施例におけるパケットの構造を示すパケット構
造図、第5図は、この実施例におけるパケット伝送を示
すタイミングチャート図、第6図は、第2図に示される
制御端末のパケット受信後の動作を示すフローチャート
図、第7図は、第2図に示される制御端末のパケット送
信前の動作を示すフローチャート図、第8図は、従来の
電力線搬送制御方法に係る伝送制御装置の構成図である
。図において、(10)は負荷装置、(14)は電力線
、(38)はコントローラ、(48)は制御端末、(8
0)はパケット、(86)は可変時間を示す。なお、図
中同一符号は、同−又は相当する構成を示す。 代理人 弁理士 大 岩 増 雄 1じ 方任イラIll二f番る 唸りf卸を嵩宋48の
IIA 万に第2図 繁りf釘す岸宋48の出カシrI升ニ 第3図 実兇什す0パケツbす11 第4図 実方守イlりのハ゛ケットイニ1里− 第 図 実 方εf+グf)ノー4=杓 のtht乍第 図 実方色ブトノの 弓さヂ言をン 0勤イT第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 所定の制御対象である負荷装置がそれぞれ接続された複
    数の制御端末のうち一に対して、コントローラから電力
    線を介して所定の制御信号である個別制御信号を供給し
    、前記負荷装置の個別遠隔制御を行う個別制御過程と、
    前記制御端末の全てに対して、前記コントロールから一
    斉制御信号を供給し、前記負荷装置の一斉遠隔制御を行
    う一斉制御過程と、前記一斉制御信号に応じて前記制御
    端末により前記負荷装置の状態変化を検知して、この検
    知結果を電力線を介して状態通報信号として前記コント
    ローラに通報する状態通報過程と、を有する電力線搬送
    制御方法において、複数の前記制御端末が同時に前記状
    態通報過程を実行しようとする場合には、前記制御端末
    ごとに異なる所与のタイミングで前記状態通報信号を前
    記コントローラに供給することを特徴とする電力線搬送
    制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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