JPH03160888A - コントロールパルス再書込み回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、例えば、Ｖ　Ｉ　Ｓ　Ｓ／ＶＡＳ　Ｓ機能
を有するビデオテーブレコーダ（以下、ＶＴＲと記す）
においては、すでにテープ上に記録されているコントロ
ールパルスのデューティを変更するためのコントロール
バルス再書巻込み回路に関する。

（従来の技術） Ｖ　Ｉ　Ｓ　Ｓ／ＶＡＳ　Ｓ機能を有するＶ　Ｔ　Ｒ　
ｌ：　オいて、すでにテープ上に記録されているコント
ロールパルスのデューティを変更するためのコントロー
ルパルス再書込み回路が設けられている。

第３図は従来のコントローバルス再書込み回路の構成を
示す回路図である。なお、第３図には、通常再生特のキ
ャプスタンモータのサーボ系の構成も同時に示す。

ここで、まず、通常再生時のキャブスタンモタのサーボ
系の構成を説明する。

この通常再生時は、周波数発生器（ＦＧ）１２から出力
されるキャブスタンモータ１１の回転速度を示すＦＧパ
ルスは、増幅回路１３で増幅された後、波形整形回路１
４で波形整形される。この波形整形出力は速度検波回路
（以下、ＡＦＣ回路という）１５に供給され、速度検波
に供される。

一方、磁気テープ１６からコントロールヘッド１７によ
って再生されたコントロールバルスＣＴＬは、スイッチ
１８を介して増幅回路１９に供給され、増幅される。増
幅された再生コントロールバルスＣＴＬは波形整形回路
２０で波形整形される。波形整形されたコントロールバ
ルスＣＴＬは、位相検波回路（以下、ＡＰＣ回路という
）２１に供給され、位相検波に供される。

こうして得られた速度検波出力と位相検波出力とは、混
合回路２２で混合された後、増幅回路２３を介してキャ
プスタンモータ１１に制御信号として供給される。これ
により、キャブスタンモータ１１は一定速度、一定位相
で回転するように制御される。

次に、この発明が着目してしているコントロールパルス
のデューティを変更するためのコント口ルバルス再書込
み構成を説明する。

この再書込みは、磁気テーブ１６にすでに記録されてい
るコントロールパルスＣＴＬごとに、再生モードと記録
モードを交互に繰り返すことによりなされる。

すなわち、この再書込みは、再生モードにおいて、磁気
テーブ１６にすでに記録されているコントロールバルス
ＣＴＬを再生し、この再生コントロールバルスＣＴＬに
同期してこれとはデューティの異なる記録用コントロー
ルバルスＣＴＬを発生し、これを記録モードにおいて磁
気テープ１６に記録することによりなされる。

これを第３図に従って説明すると次のようになる。

まず、再生モードにおいては、再生側のスイッチ１８が
オン状態とされ、記録側のスイッチ２６がオフ状態とさ
れる。これにより、波形整形された再生コントロールバ
ルスＣＴＬが単安定マルチバイブレータ２４．２７に供
給される。単安定マルチバイブレータ２４は再生コント
ロール信号ＣＴＬに同期して記録用コントロール信号Ｃ
ＴＬを発生する。この記録用コントロール信号ＣＴＬは
増幅回路２５により増幅される。

一方、記録モードにおいては、記録側のスイッチ２６が
オン状態とされ、再生側のスイッチ１８がオフ状態とさ
れる。これにより、増幅回路２５で増幅された記録用コ
ントロール信号ＣＴＬがスイッチ２６を介してコントロ
ールヘッド１７に供給され、磁気テーブ１６に記録され
る。その結果、磁気テープ１６上のコントロールパルス
ＣＴＬのデューティが変更される。

スイッチ１８．２６のオン，オフは、再生コントロール
パルスＣＴＬに同期して単安定マルチバイブレータ２７
．２８、インバータ２つによって制御される。

ここで、この制御動作を第４図のタイミングチャートを
参照しながら説明する。

第４図（ａ）はコントロールヘッド１７で再生されたコ
ントロールバルスＣＴＬを示す。この再生コントロール
バルスＣＴＬにおいて、正極性の微分パルスは再生コン
トロールバルスＣＴＬの立上がりエッジの再生出力に相
当し、負極性の微分パルスは再生コントロールバルスＣ
ＴＬの立下がりエッジの再生出力に相当する。

第３図の回路は、これら２つの微分パルスのうち、例え
ば、正極性の微分パルスを基準バルスＲＰとし、これに
同期して記録用コントロールバルスＣＴＬやスイッチ１
８．２６のオン，オフ制御パルスを生成するようになっ
ている。したがって、再生側のスイッチ１８はこの基準
バルスＲＰを取り込むのに必要な期間だけオン状態され
、それ以外の期間は記録側のスイッチ２６がオン状態と
される。

第４図（ｂ）はスイッチ１８を通った基準パルスＲＰの
波形整形出力を示す。単安定マルチバイブレータ２７は
この波形整形された基準パルスＲＰをトリガパルスとし
て第４図（ｄ）に示すような反転期間Ｔ２のパルスを発
生する。このパルスにより、記録モードから再生モード
への切換えタイミング設定される。次の単安定マルチバ
イブレータ２８はこのパルスの立下がりエッジに同期し
て第４図（ｅ）に示すような反転期間Ｔ，のバルスを発
生する。このパルスにより、記録モードから再生モード
への切換えタイミング設定される。

このタイミングは反転期間Ｔ３が基準バルスＲＰの発坐
タイミングと重なるように設定されている。

そして、この期間Ｔ３にスイッチ１８がオン状態とされ
る。これにより、基準パルスＲＰがスイッチ１８を介し
て取り込まれる。一方、期間Ｔ，以外の期間Ｔ４は、ス
イッチ２６がオン状態とされる。これにより、基準パル
スＲＰに同萌して単安定マルチバイブレーク２８により
生成された反転期間Ｔ，の記録用コントロールパルス（
第４図（ｃ）参照）の記録がなされる。この再生モード
と記録モードの切換えタイミングトを第４図（ｆ）に示
す。

なお、第３図において、３０は記録用のバイアス回路で
ある。

上記構成によれば、磁気テーブ１６にすでに記録されて
いるコントロールパルスＣＴＬの位相はそのままにし、
そのデューティを単安定マルチバイブレータ２４の反転
期間Ｔ，で設定されるデューティに変史することができ
る。

しかしながら、上記構或の場合、再生モードと記ＬＡモ
ードの切換えタイミングを！１１安定マルチバイブレー
タ２７．２８の反転期間Ｔ２，Ｔ３を利用して設定して
いるために、キャプスタンモータ１１の回転速度が変動
すると、基準パルスＲＰを取り込むことができない場合
が生じる。このように基準バルスＲＰを取り込むことが
できなくなると、キャブスタンモータ１１のサーボがは
ずれるため、新たに記録されたコントロールパルスＣＴ
Ｌのデューティが変動してしまう。仮に、基準パルスＲ
Ｐを取り込むことができたとしても、上記構或において
は、記録用コントロールバルスＣＴＬのデューテイを単
安定マルチバイブレーク２４の反転周期Ｔ１を利用して
設定しているため、キャブスタンモータの回転速度が変
動すると、新たに記録されたコントロールパルスＣＴＬ
のデューティの変動は免れない。

なお、キャブスタンモータ１１の回転速度が変動する場
合としては、例えば、テープ速度をＳＰモードからＥＰ
モードに変える場合やＥＰモードからＳＰモードに変え
る場合がある。

（発明が解決しようとする課題） 以上述べたように、従来のコントロールパルス再書込み
回路においては、キャブスタンモータの回転速度が変動
すると、記録されたコントロールパルスのデューテイが
変動するという問題があった。

そこで、この発明はキャブスタンモータの回転速度が変
動しても、正しいデューティでコントロールパルスを再
書込みすることができるコントロルパルス再書込み回路
を提供する事を目的とする。

［発明の効果］ （課題を解決するための手段） 上記目的を達或するためにこの発明は、再生コントロー
ルパルスに同期して、キャブスタンモータの回転速度に
応じた数のパルスを発生するパルス発生手段の出力パル
スをカウントすることにより、再生コントロールパルス
とはデュティが異なるコントロールパルスを発生するコ
ントロールパルス発生用カウント手段と、再生コントロ
ールパルスに同期して上記パルス発生手段の出力パルス
をカウントすることにより、コントロールパルスの周期
内で、コントロールパルスの再生動作と記録動作を切り
換えるための制御信号を発生する制御信号発生用カウン
ト手段とを設けるようにしたものである。

（作用） 上記構成においては、パルス発生手段の出力パルスの１
１ｉ位肪間当りの数は、キャブスタンモータの回転速度
の変動に追励して変動する。これにより、記録用のコン
トロールパルスのデューティ及び再生動作と記録動作の
切換えタイミングもキャプスタンモータの回転速度の変
動に追随して変動する。したがって、キャブスタンモー
タの同転速度が変動しても、営に一定デューティのコン
トロールパルスを記録することができる。

（丈施例） 以下、図面を参照しながらこの発明の一丈施例を詳細に
説明する。

第１図はこの発明の一失施例に構或を示す回路図である
。

この第１図において、先の第３図と異なる点は、単安定
マルチバイブレータ２４，２７．２８の代りに、カウン
タ３１，３２．３３が設けられている点にあり、その他
の部分は同一なので、同一部には同一符号を付して詳細
な説明を省略する。

第１図の回路では、カウンタ３１により記録用のコント
ロールバルスＣＴＬが生成される。また、カウンタ３２
，３３、インバータ２９により再生モードと記録モード
を切り換えるためのスイッチ１８．２６の制御パルスが
生成される。

カウンタ３１は波形整形回路２０から出力される基準パ
ルスＲＰによりリセットされ、波形整形同路１４から出
力されるＦＣパルスをカウントすることにより、記録用
コントロールバルスＣＴＬを出力する。カウンタ３２も
波形整形回路２０から出力される基準パルスＲＰにより
リセットされ、波形整形回路１４から出力されるＦＧパ
ルスをカウントすることにより、記録モードから再生モ
ードへ切り換えるためのタイミングを設定する。カウン
タ３３はカウンタ３２の出力パルスによってリセットさ
れ、波形整形回路１４から出力されるＦＧパルスをカウ
ントすることにより、再生モードから記録モードへ切り
換えるためのタイミングを設定する。そして、このカウ
ンタ３３の出力ノくルスが上記スイッチ１８に制御パル
スとして供給される。また、カウンタ３３の出力パルス
をインバータ２９で反転したものが、上記スイッチ２６
に制御パルスとして供給される。

第２図は第１図の再書込み動作を示すタイミングチャー
トである。

この第２図において、先の第４図と異なる点は、（ｃ）
．（ｄ）．（ｅ）がそれぞれカウンタ３１，３２．３３
の出力パルスを示す点にあり、その他の部分は第４図と
同じである。

このような構成においては、単位時間当りのＦＧパルス
のパルス数は、キャプスタンモータ１１の回転速度が変
動すると、この変動に追随して変動する。これにより、
各カウント出力のハイレベル期間Ｔ，，Ｔ２，Ｔ３もキ
ャブスタンモータ１１の回転速度の変動に追随して変動
する。その結果、記録用のコントロールパルスＣＴＬの
デューティがキャブスタンモータ１１の回転速度の変動
に追随して変動する。また、再生モードと記録モードの
切換えタイミングもキャブスタンモータ１１の回転速度
の変動に追随して変動する。これにより、基準パルスＲ
Ｐを確実に取り込むことができる。

コントロールバルスＣＴＬのデューテイがキャブスタン
モータ１１の回転速度の変動に追随して変動し、かつ、
基準バルスＲＰが確実に取り込まれることから、この実
施例では、常に一定デュティのコントロールパルスＣＴ
Ｌを記録することができる。

以上この発明の一実施例を詳細に説明したが、この発明
はこのような実施例に限定されるものではなく、他にも
その要旨を逸脱しない範囲で種々様々変形実施可能なこ
とは勿論である。

［発明の効果］ 以上述べたようにこの発明によれば、キャプスタンモー
タの回転速度が変動しても、常の一定デューティのコン
トロールパルスを記録することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の構成を示す回路図、第２
図は第１図の動作を示すタイミングチャ−ト、第３図は
従来のコントロールバル再書込み回路の構成を示す回路
図、第４図は第３図の動作を示すタイミングチャートで
ある。 １１・・・キャブスタンモー夕、１２・・・周波数発生
器、１．３，１９．２３・・・増幅回路、１４．２０・
・・波形整形回路、１５・・速度検波回路、１６・・・
磁気テープ、１７・・コントロールヘッド、１８２６・
スイッチ、２１・・・位相検波回路、２２・・・泥合回
路、２９・・・インバータ、３０・・・バイアス回路、
３１，３２．３３・・・カウンタ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 単位時間当りキャプスタンモータの回転速度に応じた数
   のパルスを発生するパルス発生手段と、テープ上に記録
   されたコントロールパルスを再生するコントロールパル
   ス再生手段と、 このコントロールパルス再生手段によって再生されたコ
   ントロールパルスに同期して上記パルス発生手段の出力
   パルスをカウントすることにより、上記再生コントロー
   ルパルスとはデューティが異なるコントロールパルスを
   発生するコントロールパルス発生用カウント手段と、 このコントロールパルス発生用カウント手段から出力さ
   れるコントロールパルスを上記テープ上に記録するコン
   トロールパルス記録手段と、上記コントロールパルス再
   生手段によって再生されたコントロールパルスに同期し
   て上記パルス発生手段の出力パルスをカウントすること
   により、上記コントロールパルスの周期内で、上記コン
   トロールパルス再生手段の再生動作と上記コントロール
   パルス記録手段の記録動作を切り換えるための制御信号
   を発生する制御信号発生用カウント手段と を具備したことを特徴とするコントロールパルス再書込
   み回路。