JPH0316066A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JPH0316066A
JPH0316066A JP2029108A JP2910890A JPH0316066A JP H0316066 A JPH0316066 A JP H0316066A JP 2029108 A JP2029108 A JP 2029108A JP 2910890 A JP2910890 A JP 2910890A JP H0316066 A JPH0316066 A JP H0316066A
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speed
signal
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differentiating
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博 中根
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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、たとえばコンパクトディスクプレーヤ等に用
いられるトラックジャンプ制御回路及びそのトラックジ
ャンプ制御回路に用いられる速度検出器及び速度制御モ
ータに関するものである。
(従来の技術および発明が解決しようとする課題)周知
のように、たとえばコンパクトディスクプレーヤやビデ
オディスクプレーヤ等のディスク再生装置にあっては、
ディスクに記録された情報信号値から所望の部分を速や
かに検索する、いわゆるサーチ機能が備えられている。
このサーチ機能は、ディスクに記録された情報信号を読
取るためのビックアップを、所望の情報信号の記録位置
までディスクの半径方向に高速移動させる、つまりトラ
ックジャンプを行わせることによって実現されるもので
ある。
このようなトラックジャンプ方式としては、特開昭62
−89282、特開昭61−276133、特開昭59
−152565、特開昭59−17 1 080に示さ
れるようなものがある。
特開昭59−152565、特開昭59−171080
に示すものは、ディスクに記録されたトラック信号をカ
ウントすることにより、トラックジャンプを行うもので
ある。
しかしながら、このような方式では、トラックジャンプ
時間を短くしていくと、トラック横切り周波数が記録周
波数に近くなってしまい、トラックを検出できないこと
がある。また、ディスクに傷や汚れがつくとトラック信
号を正確に読みだすことができず、正確にトラック数を
カウントすることができないことがある。さらに、装置
本体が振動を受けてフォーカスずれが生じた場合もトラ
ック数を正確にカウントすることができないことがある
特開昭62−89282、特開昭61−276133は
、主にリニアモー夕方式を考慮したトラックジャンプ方
式を開示している。
しかしながら、このようなトラックジャンプ方式では、
姿勢を自由にとれないことがあり、リニアモー夕の移動
方向に重力加速度が加わる姿勢での使用は不必要な電力
が消費される。また、バランス荷重を加えると負荷出力
量が増加し、経済的でない。これを解決するためには、
一般的に四転モータを使用してギアを介し減速すること
が考えられるが、減速比を多くとると移送スピードが下
がり、また、減速比が少ないとスムーズな低速送りがで
きない。
CD−プレーヤーの場合を例に取って説明する。
データーリード中(演奏中)において、ピックアップヘ
ッドは、約60分間で約30問を移動しqくてはならな
い。したがってこの移動速度は、30問/ 3600秒
*  0.008Ilm/秒の超低速コントロール性能
が要求される。一方、選曲動作は早い方が良いため、例
えば、301II1の距離を0.2秒で移動させると、
3 0 t* ta / 0 . 2秒*l50III
/秒の超低速コントロール性能が要求される。それらの
速度差は1対ts,oooの比率となってしまう。
一般的なモーターの最高回転数は約3.000rpw位
である。このため、30mlを0.2秒で送るためには
、3000rpm / 60秒×0.2秒−10回転で
30m一を移動させるギャー比を選択することになる。
しかし、ギャー比を変えないとすると、データリード中
では、60分間で10回転させることになる。
したがって1秒間にはlO回転/ 3800秒=  0
.003回転という超低回転使用になる。したがって、
単なるモーターでは、コントロール不能となる。
スムーズな低速送りができないとデータリード中の情報
信号の質が低下し、はなはだしい場合はトラックジャン
プ等を起こしてしまう。スムーズな低速送りを行うため
には、速度に比例した信号をモータに対して負帰還させ
ることが考えられる。
しかしながら、回転するモータの速度に比例した信号を
抽出することは、一般に困難である。速度に比例した信
号を得るため、マグネットとコイルによる発電機を構成
し、コイルに誘起する電圧を機械的なブラシを使用して
、整流して取り出すことが考えられるが、機械的なブラ
シを使用するので耐久性に欠けるという問題がある。
また高速回転するとブラシの機械的追従に限界が生じ、
これを避けるには接触圧力を上げることかになるが、耐
久性が悪化する。
このように従来のトラックジャンプ制御回路では、正確
にトラックジャンプを行うことができなかったり、高速
度にすると低速度の精度が悪化する。また姿勢を自由に
できない。また、耐久性が悪いという問題があった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは耐久性が良好で高速度で正確なトラ
ックジャンプを設置姿勢によらず行え、さらに低速性能
も悪化させないトラックジャンプ制御回路を提供するこ
とにある。
更に、回転式モータの駆動信号がこのモータの速度信号
と電気的に分離され、充分な速度帰還量を確保でき、安
定した性能を得ることができる速度制碑モータを提供す
ることが第2の目的である。
又、回転方向を検出でき、超低速も検出でき、更に回転
速度に比例した信号を得ることができる速度検出器を提
供することが第3の目的である。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 前述した目的を達成するために、第1の発明は、ヘッド
と、前記ヘッドを駆動する回転式モ−夕であって、入力
信号に応じて駆動力が制御される回転式モータと、前記
回転式モータの回転に応じた回転速度を検出する速度検
出手段と、前記ヘッドを目的位置まで移動させる際、前
記ヘッドの読取り情報を用いずに前記ヘッドの移動距離
に応じた信号を出力する距,1l検出手段と、この距離
検出手段から出力される信号に基づいて、前記ヘッドの
移動速度を設定する速度設定手段と、前fc!速度険出
手段によって検出された速度と、前記速度設定手段によ
って設定された設定速度とを比較し、この比較出力を前
記回転式モータの前記入力信号として出力する手段と、
を具備するトラックジャンプ制御回路である。
第2の発明は、ヘッドと、前記ヘッドを駆動する回転式
モータであって、入力信号に応じて駆動力が制御される
回転式モータと、前記回転式モータの回転に応じた回転
速度を検出するものであって、前記回転式モータと電気
的に分離された速度検出手段と、前記ヘッドを目的位置
まで移動させる際、前記ヘッドの読取り情報を用いずに
前記へッドの移動距離に応じた信号を出力する距離検出
手段と、この距離検出手段から出力される信号に基づい
て、前記ヘッドの移動速度を設定する速度設定手段と、
前記速度検出手段によって検出された速度と、前記速度
設定手段によって設定された設定速度とを比較し、この
比較出力を前記回転式モータの前記入力信号として出力
する手段と、を具備するトラックジャンプ制御回路であ
る。
第3の発明は、入力信号に応じて駆動力が制御されるモ
ータと、前記モータの速度を検出し、前記モータと電気
的に分離された回転速度検出手段と、前記検出された速
度信号と基準信号とを比較し、得られた誤差信号を前記
モータの前記入力信号として出力する手段と、を具備す
る速度制御モータである。
第4の発明は、回転体と、前記回転体の回転速度に比例
した速度比例信号を険出する複数の検出手段と、前記検
出手段に1対1に対応して設けられ、前記回転体の位置
を検出する複数の位置検出手段と、前記検出手段に1対
1に対応して設けられ、前記検出手段から得られる速度
比例信号をこの検出手段に対応じた信号検出手段の出力
信号に応じて整流する複数の絶対アンプと、前記複数の
絶対アンプの出力信号を加算して速度信号を生或する加
算手段と、を具備する速度検出器である。
第5の発明は、回転可能なマグネットと、固定されたコ
イルであって前記マグネットが回転すると起電力を発す
る複数のコイルと、前記マグネットの回転位置を検出し
て位置信号を出力する位置検出手段と、前記複数のコイ
ルに対応して設けられており、前記複数のコイルから発
生する各起電力を反転させる反転手段と、前記複数のコ
イルに対応して設けられており、前記複数のコイルから
発生する各起電力を反転させずに出力する非反転手段と
、前記複数のコイルに対応して設けられており、前記位
置信号に応じて前記反転手段、前記非反転手段の出力信
号を切り替えて出力する切り替え手段と、前記複数の切
り替え手段の出力信号を加算する加算手段と、を具備す
る速度検出装置である。
第6の発明は、回転可能なマグネットと、前記マグネッ
トの回転位置を検出して位置信号を出力する複数の位置
検出手段と、前記位置検出手段の出力信号を夫々微分す
る複数の微分手段と、前記複数の微分手段に対応して設
けられており、前記微分手段の出力信号を反転する反転
手段と、前記複数の微分手段に対応して設けられており
、前記微分手段の出力信号を反転させずに出力する非反
転手段と、前記複数の微分手段に対応して設けられてお
り、前記位置信号に応じて前記反転手段、前記非反転手
段の出力信号を切り替えて出力する切り替え手段と、前
記複数の切り替え手段の出力信号を加算する加算手段と
、を具備する速度検出装置である。
(作用) 第1の発明に係るトラックジャンプ制御回路では、トラ
ックジャンプ終了間際のスピードを充分に下げられるの
で、ヘッドのオーバーランを防ぎ、正確なトラックジャ
ンプと高速移動を行うことができる。又速度フィードバ
ックにより減速比が小さくでもスムーズな送りを行うこ
とができる。
第2の発明に係るトラックジャンプ制御回路では、回転
式モータの駆動信号がこのモータの速度信号と電気的に
分離されており、回転式モータの駆動信号が検出された
速度信号に漏れれこまない為、充分な速度帰還量を確保
でき、安定した性能を得ることができる。
第3の発明に係る速度制御モータでは、モータの駆動信
号がこのモータの速度信号と電気的に分離されており、
モータの駆動信号が検出された速度信号に漏れれこまな
い為、充分な速度帰還量を確保でき、あらゆる速度に対
して、安定した性能を得ることができる。
第4、第5、第6の発明では、回転方向を検出でき、超
低速も検出でき、更に回転速度に比例した信号を得るこ
とができる。
(以下余白) (実施例) 以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳Inに説明す
る。
第1図は、本発明の第1の実施例に係るトラックジャン
プ制御回路の構戊を示すブロック図である。
このトラックジャンプ制御回路は、ヘッド1、回転/直
線運動変換部3、回転式モータ5、速度検出部7、距離
検出部9、速度設定部11、比較部13、コントローラ
15、比較部17、トラッキングサーボ部1002、ヘ
ッド送りサーボ部1004からなり、速度設定部11は
基準値設定部1つ、比較部21、基準値設定部23から
なり、トラッキングサーボ部1002はスイッチ100
6、増幅回路1008、トラッキングアクチュエータ1
010からなり、ヘッド送りサーボ部1004はローバ
スフィルタ回路1 0 1 2、スイッチ1014から
なる。
なお、回転式モータ5、速度検出部7、比較部13は速
度制御モータAを構成する。
回転/直線運動変換部3は同転式モータ5の回転運動を
直線運動に変換し、ヘッド1の送りを行う。
速度検出部7は回転式モータ5の回転速度を検出し、検
出された回転速度を比較部13及び比較部17に送る。
比較部13は速度設定部11で設定されスイッチ101
4を介して入力される基準速度信号VCと速度検出部7
で検出された検出速度を比較し、その差出力を回転式モ
ータ5に送り、この回転式モータ5を基準速度で回転さ
せるようにする。
距離検出部9はヘッド1の移動距離に応じた信号を険出
する。速度設定部11は距離検出部9によって検出され
たヘッド1の移動距離と、コントローラ15により設定
された、基準値設定部1つとを比較部21により比較し
、その差信号により移動速度を設定するものである。
前述したように、速度設定部11は△準値設定部19、
比較部21、基準値設定部23からなり、基準値設定部
19はコントローラ15で設定した越準値を出力する。
比較部21は距離検出部9の出力信号と基準値設定部1
9の出力信号とを比較し、ヘッド1の移動距離に応じて
変化する速度信号を算出して基準値設定部23に送る。
基準値設定部23は比較部21から出力される基準速度
信号に応じて出力する。
コントローラ15は各部を制御する。
トラッキングサーボ部1002はヘッド送りサーボ部1
 0 0 4 +: }ラッキングエラー信号ERを送
るものである。
即ち、いわゆる位置制御を行なっている場合には、コン
トローラ15によってスイッチ1006は閉じられ、ス
イッチ1014はローバスフィルタ回路1012側に倒
されている。従って増幅回路1008及びローバスフィ
ルタ回路1012を介したトラッキングエラー信号ER
が比較部13に入力され、ヘッド1は位置制御が行なわ
れる。
これに対して速度制御時(トラックジャンプ時)には、
スイッチ1014は基準値設定部23側に倒されるので
、速度設定部11で設定された基準速度信号VCが比較
部13に人力され、ヘッド1は速度制御される。
比較部17は速度検出部7から出力される回転パルス信
号と基準クロックからヘッドのストップ信号を検出して
このストップ信号をコントローラ15に送る。
第2図は第1図におけるトラッキングサーボ部1002
、ヘッド送りサーボ部1004を省略し速度検出部7の
構或を具体化し、さらに距M検出部9と速度設定部11
をカウンタ25によって構成し、距離検出部9の入力と
して、位置検出器を回転式モータ5に取り付けるととも
にストップ検出を速度信号から得るようにしたトラック
ジャンプ制御回路を示すものである。
尚、以下の説明においては、第1図のトラッキングサー
ボ部1002、ヘッド送りサーボ部1004は省略し、
基準値設定部23の出力がそのまま比較部13に入力さ
れるものとして説明する。
同図に示すように速度検出部7はマグネット27、位置
検出部29a,29b、発電コイル31a s 3 l
 b %非反転増巾部3 3 a s 3 3 b s
反転増rl+部35a,35bs切換部37a,37b
および加算部3つからなる。
マグネット27は、回転式モータ5の回転にともなって
回転するマグネットである。
第3図は第2図にわいて速度検出部7の構成要素である
マグネット27を回転式プランレスモータ5のマグネッ
トと共用し、カウンタのクロックをモータの位置信号と
共用し、また切替部45の入力信号を位置検出部29a
,29bと共用したものである。
同図に示されるように回転式モータ5は切替部45、駆
動コイル47、およびマグネット49からなるプランレ
スモークを構戊している。
以下第3図に示すトラックジャンプ制御回路について説
明する。
第4図はマグネット49近傍の立面図、第5図はマグネ
ット49の平面図、第6図は駆動コイル47a,47b
及び発電コイル31a,31bの平面図である。
円盤上の磁気ヨーク51に第5図に示されるような8極
のマグネット4つが固定される。円盤上の磁気ヨーク5
3に第6図に示すような一対の駆動コイル47a,47
b及び発電コイル31a13lbおよび位置検出部29
a,29bの主要構或要素となるホール素子57a,5
7bが固定される。磁気ヨーク53は固定されており、
磁気ヨーク51は軸55の回りを正逆2方向に回転可能
である。
第7図は、このトラックジャンプ制御回路である。
同図において、符号Bは電源電圧を示し、この電淘電圧
Bはオペアンプ5つによってリファレンス電圧VRとし
て各部に送られる。
位置検出部29aは、ホール素子57a1オペアンプ6
1a1抵抗6 3 a s 6 5 aで形或される。
また、位置検出部29bも同様な構成を有する。
ホール素子57a,57bは、それぞれマグネット4つ
の回転に応じて第10図(a)、(b)に示すような出
力信号をオペアンブ61a,61bに出力する。
オペアンプ61a1抵抗65aによりホール素子57a
の出力信号が波形整形され、「1」および「0」のデジ
タル信号に変換され、トランジスタ37bのベースに入
力される(第10図(C))。
同様に、ホール素子57bの出力信号もデジタル値に変
換されてトランジスタ37aのベースに入力される(筆
10図(d))。
発電コイル31a,31bは、インピーダンス変換用の
オペアンプ69a,69bに接続される。
発電コイル31a,31bは、磁気ヨーク51が回転す
ると、マグネット4つとの相互作用により起電力を発生
する(第10図(e),(f))。
オペアンプ69aおよびトランジスタ37aの出力は、
非反転増幅部33aおよび反転増幅部35aとして機能
するオペアンプ71aに人力される。
反転増幅部35aおよび非反転増幅部33aはオペアン
ブ71a2抵抗7 3 a, 7 5 aによって構成
される。同様に、非反転増幅部35bおよび反転増幅部
33bは、オペアンプ71b1抵抗73b,75bによ
って構威される。
オペアンブ71a、71bの出力信号は、抵抗77a,
77bを介してオペアンプ81に出力される。
オペアンプ69a,69bは、発電コイル31a、3l
bから出力される電圧信号のインピーダンスを低インピ
ーダンスに変換する。
トランジスタ37a,37bは、ベースに信号「1」が
加えられるとオン状態となり、「0」が加えられるとオ
フ状態となる。
オペアンプ71aは、トランジスタ37aがオン状態と
なると、ゲイン「1」の非反転増輻器として機能し、ト
ランジスタ37aがオフ状態のときには、ゲイン「−1
」の反転増幅器として機能する。すなわち、抵抗73a
、抵抗75aの抵抗値は等しく設定されている。この動
作は、切替部37aの機能を行なっている。
オペアンプ7lbも同様に機能し、抵抗73bと抵抗7
5bはその抵抗値が等しい。
オペアンブ7 1 a, 7 1 bsの出力信号は加
算部39で加算され、検出速度信号VOTとしてオペア
ンブ81に送られる。
加算部39は抵抗77a,77bで構或される。
比較部13は、オペアンプ81、把抗79、コンデンサ
83、抵抗85からなる。なお、抵抗79の低抗値は抵
抗77a,77bと等しいとする。
オペアンブ81は、コントロール信号VCと検出速度信
号VOTを比較する。つまり、これらを極性を考慮して
加算(減算)している。この信号がリファレンス電圧V
Rよりも小さい侍には、その出力をプラスとし、逆の場
合にはその出力をマイ六スとする。上記速度信号VOT
は、オペアンプ71a,7lbから送られてくるもので
ある。
増幅部87は、オペアンプ8つ、トランジスタ91、オ
ペアンプ93、抵抗95、97、99、101、オペア
ンプ103、トランジスタ105、コンデンサ107、
抵抗109、111、113、114からなる。
オペアンプ8つは、オペアンプ81の出力信号とリファ
レンス電圧VRとを比較するコンパレー夕であり、その
出力信号の正負によりモータの回転駆動方向(トルク方
向)が検出される。すなわち、オペアンプ81の出力が
リファレンス電圧VRより大きい場合、オペアンプ8つ
の出力はリファレンス電圧に対してマイナスとなりグラ
ンド(GND)となる。また、オペアンプ81の出力が
リファレンス電圧VRよりも小さい場合、オペアンプ8
つの出力はグランドレベル(G N D)に対してプラ
スとなり、電源電圧Bとほぼ等しくなる。
増幅部87のうちトルク制御信号を絶対値に変換する機
能は、トランジスタ91、オペアンプ93、抵抗95、
97、99からなる。ここで、抵抗97と抵抗9つの抵
抗値は等しく設定されている。
トランジスタ91は、オペアンブ89の出力信号がプラ
スとなるとオンとなり、オペアンプ89の出力信号がマ
イナスとなるとオフとなる。
オペアンブ93は、トランジスタ91がオンの場合、増
幅度「1]の非反転増幅器として機能し、トランジスタ
91がオフした場合、増幅度「−1]の反転増幅器とし
て#!能するものである。したがってオペアンブ93の
出力は、オペアンブ81の出力の値にかかわらず常にリ
ファレンス電圧VRよりも低い値を出力する。いわゆる
絶対値を出力する。
オペアンブ103、抵抗101、109、111、11
3は第6図に示すようなブリッジ回路を構成する。抵抗
101、109、111、113の抵抗値はそれぞれ等
しく設定されている。また、抵抗115の値は、抵抗1
09に対して十分に小さな値に設定されている。
オペアンブ93の出ノJがリファレンス電圧VRに等し
くなると、抵抗115には電流が流れない。
オペアンブ93の出力がリファレンス電圧VRに対して
マイナスになると、抵抗115にその電圧に対応じた電
流が流れるまで、オペアンプ103の出力はプラスとな
り、トランジスタ105がオンとなる。トランジスタ1
05がオンとなると、トランジスタ129aまたは13
3a,  トランジスタ129bまたは133bを介し
てトランジスタ105に電流が流れる。
モータ駆動コイル47a147bに対して切替部45は
エクスクルシブオアゲート117a,117b1 トラ
ンジスタ119a,119b,12la,121b,1
23a.123b,125a,125b,127a,1
27b,129a,129b,131a,13lb,1
33a,133b,抵抗135a,135b,137a
,137b,139a,139b,141a,14lb
,コンデンサ143a,143bを有する。
比較部17はコンデンサ145と抵抗147からなる微
分回路146とナンドゲート149、l51からなるR
Sフリップフロップ152からなる。
微分回路146は信号VTIを微分する。RSフリップ
フロップ152は微分回路146の出力信号Vdによっ
てセットされコントローラ15h)ら送られる信号Vμ
によってリセットされる。
第9図は、カウンタ25およびその周辺回路の構戊を示
す回路図であり、カウンタ25、2逓倍回路200、ス
タートストップ回路202、方向切替回路204、D/
A変換回路206からなる。
2逓倍回路200は、エクスクルシブオアゲート210
、インバータ216、218、D型フリップフロツプ2
12、214、オアゲート220、積分回路222、バ
ッファ224、エクスクルシブオアゲート226からな
る。
エクスクルシブオアゲート210の一端には位置検出部
29a中のオペアンプ61aの出力信号が接続される。
このため、マグネット4つの回転位置を示す信号VTI
が人力されるこ′とになる。
また、インバータ218にはオペアンプ61bの出力信
号VT2が人力される。
エクスクルシプオアゲー}210,インバータ216、
218、D型フリツブフロツプ212、214およびオ
アゲート220は、入力された信号VT1、VT2から
トラックジャンプ時のカウントパルス信号FGを生成す
る。
積分回路222、バッファ224、エクスクルシブオア
ゲート226は、カウントパルス信号FCからクロック
信号CKを生威し、これをカウンタ25に送り、いわゆ
るエッジ検出をしている。
スタートストップ回路202は、スイッチ228、抵抗
230、微分回路232、インバータ234、D型フリ
ップフロツプ236からなる。
スイッチ228は、スタートスイッチである。
微分回路232は、スイッチ228がオンされると、ト
リガをインバータ234を介してD型フリップフロップ
236およびカウンタ25に送る。
カウンタ25は、4ビットのダウンカウンタ238、2
40、アンドゲート242およびスイッチSW1、SW
2、SW3、SW4、SW5、SW6、SW7、SW8
を有する。このダウンカウンタ238、240で8bi
tのパイナリーダウンカウンタを構成している。
各スイッチSW1、・・・SW8はダウンカウンタ23
8、240にプリセット1直をセットするもので、この
ブリセット値の設定は図示しないコントローラ15によ
って行われる。ここでSWはFvI SB%SWIはL
SBである。
ダウンカウンタ238、240は、プリセット入力端子
が各ブリセットスイッチSW1、・・・SW8に接続さ
れる。
また、その8bitダウンカウンタの内容は同図に示さ
れるように、D/A変換回路206のオアゲート244
、246、248人力される。
さらに、このダウンカウンタ238、240のマックス
ミニマム端子(M/M)の出力信号は、オアゲート24
2を介してD型フリップフロツプ236のクロックとし
て与えられる。このマックスミニマム端子は、ダウンカ
ウンタ238、240の出力信号がすべて「0」になる
と、「1」となるものである。
D/A変換回路206は、オアゲート244、246、
248、250,252、インバータ254、256、
抵抗258、260,262、264、266、トラン
ジスタ268、270、オペアンブ272からなる。
トランジスタ268は、インバータ154の出力信号か
「1」となるとオフとなる。また、トランジスタ270
は、インバータ256の出力信号が「1」となるとオフ
となる。オペアンプ272は、人力される電流値をそれ
に応じた電圧に変換する。
方向切換回路204は、スイッチ274、抵抗276、
オペアンプ278、トランジスタ280、282、抵抗
284、286、288、290、292を有する。
スイッチ274は、コントローラ15によって開閉され
、トラックジャンプ方向を切り替える。
トランジスタ280は、スイッチ274がオンになると
オンになる。抵抗284と抵抗290が等しいとすると
オペアンブ278は、トランジスタ280がオフの場合
は、増幅度「−1」の反転増幅器として機能し、トラン
ジスタ280がオンの場合は、増幅度「1」の非反転増
幅器として機能する。
次に、本実施例の動作について説明する。
第10図および第11図は、磁気ヨーク51が1方向の
みに回転した場合の各部の信号の波形図である。第10
図(a)、(b)はホール素子57a,57bの出力H
1、H2を示し、同図に示されるように正弦波状を示し
、位相か90″異なる。
第10図(C)、(d)は、オペアンプ61a16lb
の出力信号VTI、VT2の波形を示す。
第10図(e)、(f)は、発電コイル31a131b
に発生する電圧信号VCI、VC2の波形を示す。この
ように電圧信号VCI、VC2も正弦波状を示す。
マグネット4つが軸55の回りを回転すると、発電コイ
ル31a、31bとの間で起電力が発生し、発電コイル
31a,3lbから信号vC1、VC2がオペアンプ6
9a,69bに送られる(第10図(e)、(f))。
また、ホール素子57a,57bは、マグネット4つの
位置を検出し、出力信号H1、H2を出力する。
ホール素子57aの出力信号H1は、オペアンプ61a
によって、波形整形されて信号VTIが出力される(第
10図(C))。ホール素子57bの出力信号H2は、
オペアンプ61bによって波形整形されて信号VT2が
出力される(第10図(d))。
オペアンプ61aの出力信号VTIは、トランジスタ3
7bのベースに印加される。したがって、信号VTIが
「1」のとき、トランジスタ37bはオン状態となり、
オペアンプ7lbはゲイン「1」の非反転増幅器として
機能する。したがってオペアンプ7lbの出力信号V 
G 2 +’! 、この間、信号VC2と同じ極性の信
号を出力する。
信号VTIが、「0」のとき、トランジスタ37bはオ
フ状態となり、オペアンプ7lbは、ゲイン「−1」の
非反転増幅器として機能する。したがって、オペアンプ
7lbの出力信号VG2は、この間、信号VC2と反対
の極性の信号を出力する(第10図(h))。
オペアンプ6lbの出力信号VT2は、トランジスタ3
7aのベースに印加される。したがって、信号VT2が
「1」のとき、トランジスタ37aは、オン状態となり
、オペアンプ71aはゲイン「1」の非反転増幅器とし
て機能する。したがって、オペアンプ71aの出力信号
vG1は、この間、信号vC1と同じ極性の信号を出力
する。
信号VT2が「0」のとき、トランジスタ37aはオフ
状態となり、オペアンプ71aはゲイン「−1」の反転
増幅器として機能する。したがって、オペアンプ71a
の出力信号VG1はこの間、信号VC2と反対の極性の
信号を出力する(第10図(g))。
オペアンプ71a,7lbの出力信号VGI、VG2は
合或されて検出速度信号VOTとしてオペアンブ81に
出力されるので、第10図(i)に示すように、ほぼ平
坦な信号が得られる。このとき信号VOTは、負の極性
を有している。
一方、磁気ヨーク51を前述したのとは逆の方向に回転
すると、検出速度信号VOTは極性が正となる。さらに
、磁気ヨーク51の回転数を上げると、その回転数に応
じた値を有する出力信号■OTが得られる。
このように険出速度信号VOTはマグネット4つの回転
方向をも含んだ速度信号となる。
オペアンプ71a,7lbの出力信号の加算信号は、検
出速度信号VOTとしてオペアンブ81に入力され、さ
らに、このオペアンブ81の出力信号がオペアンプ8つ
に入力される。
オペアンプ89の出力信号S L (第11図(e))
は、モータのトルク方向を示す信号である。
エクスクルシブオアゲー}117aは、オペアンプ89
の出力信号S1とオペアンプ61aの出力信号VTIの
排他的論理和をとるので、第11図(f)に示すような
信号S2を出力する。同様に、エクスクルシブオアゲー
ト117bからは、第11図(g)に示されるような信
号S3が出力される。
エクスクルシブオアゲート117aの出力信号S2が「
1」になると、トランジスタ119a,123a,12
7a,133aがオンとなり、トランジスタ121a,
125a,129a,13laはオフとなる(第11図
(h)、(i))。
したがって、トランジスタ127a,駆動コイル4 7
 a s トランジスタ133aに電流が流れ、この電
流はトランジスタ105を介して抵抗115にも流れる
。このようにして駆動コイル47aがスイッチングされ
る。
また、エクスクルシブオアゲート117aの出力信号S
3が「0」になると、トランジスタ119 a s 1
 2 3 a s 1 2 7 a s 1 3 3 
aがオフとなり、トランジスタ121a,125a,1
29a,131aはオンとなる(第11図(h)、(i
))したがって、トランジスタ131a,駆動コイル4
7a,  トランジスタ129aに電・流が流れ、この
電流はトランジスタ105を介して抵抗115にも流れ
る。
また同様に、エクスクルシブオアゲート117bの出力
信号に応じて、駆動コイル47bに電流が流れ、駆動コ
イル47bがスイッチングされる(第11図(j)、(
k))。
第12図および第13図は、第9図の各部の信号を示す
波形図である。この信号VT1、VT2は、第12 (
a) 、(b)図に示すように位相が900が異なる信
号である。
そして、フリップフロツブ212、214から第12図
(d)、(e)に示されるようなパルス信号が出力され
、オアゲート220を介してカウントパルスF’Gが生
成され(第12図(f))、さらに、積分回路222、
エクスクルシブオアゲ−ト226によってクロック信号
CK(第12図(g))が得られる。
今、ダウンカウンタ238、2401:r96Jの値を
ブリセットする場合を想定する。
この場合、スイッチSW6とSW7とがオンとなり、他
のスイッチはオフとなっており、ダウンカウンタ238
、240に「96」のバイナリーの値が入力される。
スタートスイッチ228がオンとなると、微分回路23
2には信号S7が入力され、微分回路232は、その変
化を検出し、インバータ234から同図に示されるよう
な信号S8が出力される。
信号S8によってダウンカウンタ238、240は「9
6」のデータがブリセットされる。
したがって、8bitダウンカウンタの内容は「96」
となる。これがD/A変換部206により所定の値にさ
れ出力される。このことは、第1図のブロックにあては
めてみると、基準値設定部1 つ に「96」の値がセ
ットされたことになる。
また、比較部21の出力は、8bitダウンカウンタの
内容と同じである。
フリップフロップ136は、クリアされ、QNは「1」
となり、Q282はオンされる。これによって所定方向
にモータは回転することになる。
このダウンカウンタ238、240にコントローラから
クロツク信号CKが人力されると、このコントローラは
ダウンカウント動作を行い、各ダウンカウンタ238、
240の出力端子QA,QB,QCSQDからは同図に
示されるような信号が出力される。
「96」、「94」、・・・「15」までカウントされ
ると、インバータ256の出力信号S12が「1」とな
り、トランジスタ270はオフされる。
さらに、「15」、「14」・・・「7」までくるとイ
ンバータ254の出力信号Sllが「1」となり、トラ
ンジスタ268がオフとなる。
さらに、「7」、「6」・・・「0」になると、マック
スミニマム端子が「1」となるので、アンドゲート24
2の出力信号が「1」となり、D型フリップフロップ2
36が反転しトランジスタ282がオフされ、コントロ
ール信号VCがrOJ(VRと同じ電圧)となり、回転
式モータ5はストップする。
トランジスタ268、270がオンしているときは、大
きなコントロール信号VCが出力され、トランジスタ2
70がオフ、トランジスタ268がオンの場合は、中間
の大きさのコントロール信号VCが得られ、トランジス
タ268、270が共にオフのときは、小さなコントロ
ール信号VCが得られる。
トラックジャンプの回転方向を変えるには、スイッチ2
74によって行う。スイッチ274がオンとなると、ト
ランジスタ280がオンとなり、スイッチ274がオフ
となると、トランジスタ280もオフとなる。
抵抗290と抵抗284が等しいとするとオペアンプ2
78は、トランジスタ280かオフの場合、堆幅度「−
1」の反転増幅器として機能し、トランジスタ280が
オンの場合、増幅度「−1」の非反転増幅器として動作
している。
したがって、スイッチ274のオンオフに応じて、オペ
アンプ278が非反転増幅器あるいは反転増幅器として
機能し、コントロール信号VCの極性が変わる。このた
め、スイッチ274のオンオフによって、トラックジャ
ンプ方向を変えることができる。
オペアンプ278の出力信号は設定速度信号VCとして
比較部13に送られる。
第7図において、オペアンブ81に入力されるコントロ
ール信号VCと検出速度信号VOTの和が、リファレン
ス電圧VRよりも大きくなると、オペアンプ81の出力
はマイナスとなる。したがって、オペアンプ8つの出力
はプラスとなり、トランジスタ91がオンとなって、オ
ペアンブ93は非反転増幅器として機能する。
このため、オペアンプ93の出力はマイナスとなる。
なお、オペアンプ93の出力は「0」 (リファレンス
電圧VRと同じ値)の場合、抵抗115には電流が流れ
ていない状態となっている。
オペアンプ93の出力がマイナスになると、オペアンプ
103の出力はプラスとなり、トランジスタ105がオ
ンとなり、抵抗115に電流が流れる。ここで、抵抗1
01と109は同一の抵抗値とされているので、オペア
ンプ93の出力電圧と抵抗115の両端電圧が同じとな
り安定する。
トランジスタ105がオンとなる゛と、駆動コイル47
aと47bにエクスクルシブオアゲート117a、11
7bの出力に応じた方向に電流が流れてモータが回転す
る。
モータが回転すると回転方向も含んだ回転速度信号がオ
ペアンプ71a,7lbの検出速度信号VOTとして得
られ、コントロール信号VCに加算されてオペアンプ8
1に入力される。
そして前述したように、コントロール信号VCはカウン
タ25の出力値に応じて変化するので、回転式モータ5
の回転速度はこのコントロール信号VCに従って、第1
4図に示すように変化する。
このようなカウンタの動作を第1図のブロック図にあて
はめると、基準値設定部19をブリセット値で行ない、
距離検出部9をダウンカウント動作で行ない、比較部1
7の出力をカウンタの内容が示していることになる。し
たがって、カウンタの内容は、バイナリーのデジタル値
であるため、D/A変換部206に入力する。このD/
A変換部206の出力は、基準値設定部1つと距離検出
部9とを比較した差信号である。
第15図および第16図は、トラックジャンプ方向を切
り替えた場合のカウントパルス信号FGと検出速度信号
vOとの実験値を示すものである。
第15図に示されるように、ある方向にモータを回転さ
せるとすると約220ミリ秒でモータの検出速度信号は
、「0」となり、目的の位置にくるとモータが停止し、
ヘッドが所定のトラックに運ばれた。また、第16図に
示すように、モータの回転方向を変えた場合には、約2
70ミリ秒でモータが停止した。
第27図から第30図は、この速度検出部7の各部の出
力信号の波形図の実−験値を示すものである。そして、
この実験ではマグネット4つの回転方向を2方向cw,
ccwとして実験している。
第27図は、発電コイル31a,3lbから得られる信
号VCI、VC2の波形を示す。
第28図は、発電コイル31bの出力信号■C2とオペ
アンプ6lbの出力信号VT2を示す。
第29図は、コイル3lbの出力信号VC2とオペアン
プ7lbの出力信号VG2の波形を示す。
第30図は、オペアンプ6lbの出力信号VT2と出力
信号VOTの波形を示す。
第30図に示されるように、回転方向がCWの時は出力
信号VOTは負値をとり、回転方向がCCWのとき正値
をとる。すなわち、マグネットの回転方向に応じて信号
VOTの極性が異なる。また、磁気ヨーク51の回転数
に応じた電圧を出力するので、磁気ヨーク51の回転量
も検出することができる。
このようにこの速度検出部7によれば、回転方向をも検
出できる。
また、ダイオードを用いていないので、超低速も検出す
ることができる。
第l7図は比較部17の各部の波形を示すもので微分回
路146に信号vT1が入力され、この微分回路から信
号Vdが出力される。
RSフリップフロップ152のセット端子に、信号Vd
が入力されリセット端子にコントローラ15から送られ
る制御信号Vμが入力され、信号STOPが出力される
同図に示されるようにモータ回転中には信号■T1が人
力されているので、信号STOPのオン・オフが入れ替
わり、コントローラ15は同図に示されるリードタイミ
ングにSTOP信号を読み取り、信号rHJを確認する
これに対してモータがストップしたときには信qsTO
Pが常に「L」となるので、コントローラ15はリード
タイミング時にこのSTOP信号を読み取るとその結果
はrLJとなるので、コントローラ15はモータがスト
ップしたことを知ることができる。また、トックジャン
プの終了をコントローラ15が知る方法として、第9図
の信号S9または信号S10を監視していてもよい。
かくして本実施例によれば、回転式モータを用いてトッ
クジャンプを行うようにしているので、重力方向の影響
を少なくできるため、設置姿勢によらずに高速のトツク
ジャンプが行なえる。
また、ヘッドの読取り情報を用いずにトラックジャンプ
を行うのでディスクのキズ等に影響されることもない。
また機械的ブラシも用いることがないので耐久性も良好
となる。また、モータの速度が最初は急激に加速し、目
的位置付近ではほとんど「0」となっているので、ヘッ
ドのオーバーランを防ぐことができるとともに、高速で
正確なトラックジャンプを行うことができる。
また、距離検出を行なう場合、ディスクのトラック信号
を使用していないため、高速のトラックジャンプを行な
えるとともに、正確である。また、モータに速度フィー
ドバックが行なわれているので、スムーズで安定した低
速送りができる。
なお、第18図に示すように、第3図の比較部17の入
力信号を速度信号から得るようにすることもできる。更
に前述した実施例では比較部17の出力信号をストップ
検出に用いているが、比較部21の出力信号をコントロ
ーラ5に入力し、この比較部21の出力信号をストップ
検出信号としてもよい。これはトラックジャンプ終了時
には比較部21の出力はrOJとなるからである。
なお、第1図、第2図、第3図においてAは速度制御モ
ータを示す。この速度制御モータAでは、モータ駆動信
号と速度信号とが電気的に分離されているので、安定し
た速度制御が行える。またブラシレス速度検出器を用い
れば耐久性が良好となる。
次に、本発明の第2の実施例について説明する。
第19図は、第2の実施例に係るトラックジャンプ制御
回路の構成を示すブロック図であり、この第2の実施例
の特徴とするところは、位置検出部の出力を微分した信
号を反転または非反転された後、加算して検出速度信号
を得ることにある。
第20図は第19図において速度検出部7におけるマグ
ネット27を回転式モータらのマグネットと共用し、ま
たカウンタ25のクロツク信号を発生する位置検出器を
共用し、切替部45の人力として、位置検出部29a、
29bの信号を共用した場合のトラックジャンプ制御回
路を示すものであり、以下第20図に示す実施例につい
て説明する。
第21図は、マグネット4つ近傍の立面図であり、第2
2図は、マグネット1の平面図、第23図は、磁気ヨー
ク53上に設けられたホール素子および駆動コイルを示
す図である。
第24図は、このトラックジャンプ制御回路の構或を示
す回路図である。
第2の実施例において、第1の実施例に係る速度制御モ
ータと同一の機能を果たす要素には、それと同一の番号
を付し重複した説明を避ける。
第20図に示されるように、位置検出部29aの出力信
号は微分部301aおよび切替部45に送られる。
微分部301aは、位置検出部29aの出力信号を微分
し、これを非反転増幅部33aおよび反転増幅部35a
に送る。
同様に、位置検出部29bの出力信号は、微分部301
b,切替部45に送られる。
切替部37aは、位置検出部29bの出力信号に応じて
、非反転増幅部33aまたは反転増幅部35aの出力信
号のうち、いずれか一方を選択して加算部3つに送る。
本実施例においては、第1の実施例と異なり、発電コイ
ル31a,31bは設けられておらず、磁気ヨーク53
上にはホール素子57a,57bが、その中心角が22
.5°の位置になるように固定されまた、駆動コイル4
7a、47bが固定されている。磁気ヨーク51マグネ
ット49の構或は、第1の実施例と同様である。
第24図に示されるように、微分部301aは、コンデ
ンサ3 0 3 a s 3 0 5 a ,オペアン
プ307 a s抵抗309a,311aからなる。微
分部30lbも同様の構成を有する。
次に、本実施例の概略動作を説明する。
本実施例では、微分部301a,301bにより、位置
検出部29a,29bの出力信号が微分されて、速度信
号として非反転増幅部33a,33bおよび反転増幅部
35a,35bに送られる。
したがって、オペアンプ307a,307bの出力信号
は微分された信号であるので、信号VT1、VT2に比
べて90°位相が進むことになる。このため、トランジ
スタ37aを制御する信号は、オペアンプ6lbの出力
信号を用い、トランジスタ37bを制御する信号は、オ
ペアンプ61aの出力信号を用いるようにしている。
本実施例の他の動作は、第1の実施例と同様である。し
たがって、本実施例における各部の信号の波形図は、第
10図から第13図に示すものと同様である。
なお、第1図においては、距離検出部9の機能をカウン
タ25によってもたせるようにしたが、速度検出部7の
出力信号を積分して距離検出を行うようにしてもよい。
またヘッドの位置から移動距離を検出するようにしても
よい。
第25図は、さらに別の実施例に係るトラックジャンプ
制御回路の構成を示すブロック図である。
このトラックジャンプ制御回路は、第1図の速度検出部
7の要部、速度設定部11、比較部13をデジタルシグ
ナルプロセッサからなるコントローラ317によって横
成したものである。コントローラ317はデジタル信号
を処理するので、同図に示されるようにA/D変換器3
13a,313bおよびD/A変換器315が設けられ
る。
以上詳細に説明したようにこのトラックジャンプ制御回
路では、耐久性が良好で高速で姿勢方向を問わず正確な
トラックジャンプを行える。
次に、速度検出部7の動作を更に詳細に説明する。
第26図は、磁気ヨーク51を1方向のみに回転させた
場合の各部の信号の波形図である。第26図(a)、(
b)はホール素子57a,57bの出力Hl、H2を示
し、同図に示されるように正弦波状を示し、位相が90
°異なる。
第26図(c)、(d)は、オペアンプ61a161b
の出力信号VT1、VT2の波形を示す。
第26図(e)、(f)は、微分器のオペアンプ307
a,307bの出力信号VD1、VD2の波形を示す。
このように電圧信号VD1、VD2も正弦波状を示す。
ホール素子57aの出力信号H1は、オペアンプ61a
によって、波形整形されて信号VTIが出力される(第
26図(C))。ホール素子57bの出力信号H2は、
オペアンプ6lbによって波形整形されて信号VT2が
出力される(第26図(d))。
ここで抵抗73a,75a,73b,75bは値が等し
いとする。オペアンプ61aの出力信号VTIは、トラ
ンジスタ37bのベースに印加される。したがって、信
号VTIが「1」のとき、トランジスタ37bはオン状
態となり、オペアンプ7lbはゲイン「1」の非反転増
幅器として機能する。したがってオペアンプ7lbの出
力信号VC2は、この間、信号VD2と同じ極性の信号
を出力する。
信号VT1が、「O」のとき、トランジスタ37bはオ
フ状態となり、オペアンプ71bは、ゲイン「−1」の
非反転増幅器として機能する。したがって、オペアンプ
7lbの出力信号VC2は、この間、信号VD2と反対
の極性の信号を出力する。
オペアンプ6lbの出力信号VT2は、トランジスタ3
7aのベースに印加される。したがって、信号VT2が
「1」のとき、トランジスタ37aは、オン状態となり
、オペアンプ71aはゲイン「1」の非反転増幅器とし
て機能する。したがって、オペアンプ71aの出力信号
VGIは、この間、信号VDIと同じ極性の信号を出力
する。
信号VT2が「0」のとき、トランジスタ37aはオフ
状態となり、オペアンプ71aはゲイン「−1」の反転
増幅器として機能する。したがって、オペアンプ71a
の出力信号■G1はこの間、信号VD2と反対の極性の
信号を出力する。
オペアンプ71a,7lbの出力信号VG1、VG2は
合威されて信号VOTとして出力されるので、第26図
(i)に示すように、ほぼ平坦な信号が得られる。この
とき信号VOTは、負の極性を有している。
一方、磁気ヨーク51を前述したのとは逆の方向に回転
させると、第27図に示すように出力信号VOTが得ら
れるが、この場合、出力信号VOTは極性が正となる。
さらに、磁気ヨーク51の回転数を上げると、その回転
数に応じた絶対値を有する出力信号■OTが得られる。
第32図から第37図は第20図、第24図における速
度検出部7の各部の出力信号の波形図の実験値を示すも
のである。
第32図は、信号VTIとVDIの波形を示し、第33
′図は、信号VT2とvD1の波形を示し、第34図は
、信号VD2とVD1の波形を示し、第35図は、信号
VT2とVG1の波形を示し、第36図は、信号VG2
とVG1の波形を示し、第37図は、信号VTIとVO
Tの波形を示す。
第37図に示されるように、出力信号VOTは、磁気ヨ
ーク51の回転方向が異なると、それに応じて正負の値
をとるので、回転方向を検出することができる。また、
磁気ヨーク51の回転数に応じた電圧を出力するので、
磁気ヨーク51の回転速度も検出することができる。
なお、第34図で得られた微分された信号が、正弦波状
でないのは、マグネット49の看磁およびホール素子5
7a,57bの配置によるもので、これらを適正化すれ
ば、この速度信号がより正弦波に近付けることができる
。また、波形において、立上がりと立下がりが一致しな
いのは、ホール素子57a,57bのヒステリシスの影
響である。
このようにこの速度検出部7においては、回転方向も検
出でき、さらに超低速も検出することができる。
[発明の効果コ 以上詳細に説明したように本発明によれば、耐久性が良
好で高速度で正確なトラックジャンプを設置姿勢によら
ず行え、さらに低速性能も悪化させないトラックジャン
プ制御回路を提供することができる。
更に、回転式モータの駆動信号がこのモータの速度信号
と電気的に分離され、充分な速度帰還量を確保でき、安
定した性能を得ることができる速度制御モータを提供す
ることができる。
又、回転方向を検出でき、超低速も検出でき、更に回転
速度に比例した信号を得ることができる速度検出器を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に係るトラックジャンプ
制御回路の構或を示すブロック図、第2図は第1図にお
ける速度検出部7の構戊を具体化し、距離検出部つと速
度設定部11をカウンタ25によって構成したトラック
ジャンプ制御回路のブロック図、 第3図は第2図においてマグネット27を回転式モータ
5のマグネットに共用したトラックジャンプ制御回路の
構成を示すブロック図、第4図はマグネット4つの立面
図、 第5図はマグネット49の平面図、 第6図は磁気ヨークに設けられた駆動コイルおよび発電
コイルおよび位置検出器(ホール素子)の平面図、 第7図はこのトラックジャンプ制御回路の構或を示す回
路図、 第8図はオペアンプ103近傍の等価回路図、第9図は
速度設定手段の構成を示す回路図、第10図から第13
図はこのトラックジャンプ制御回路の各部の信号の波形
図、 第14図はカウンタのカウント値とヘッドのスピードの
関係を示す図、 第15図および第16図はカウントパルス信号と検出速
度信号の実験値を示す図、 第17図は比較部17の各部の信号の波形図、第18図
は第1の実施例の変形例を示す図、第19図は第2の実
施例に係るトラックジャンプ制御回路の構成を示すブロ
ック図、 第20図は第19図において速度検出部7におけるマグ
ネ・スト27を回転式モータ5のマグネットと共用し、
またカウンタ25のクロック信号を発生する位置検出器
を共用した場合のトラックジャンプ制御回路の構成を示
すブロック図、第21図はマグネット1および駆動コイ
ルおよびホール素子近傍の立面図、 第22図はマグネット1の平面図、 第23図は磁気ヨーク17に設けられたコイルおよびホ
ール素子を示す図、 第24図は第2の実施例の回路図、 第25図は他の実施例に係るトラックジャンプ制御回路
の構或を示すブロック図、 第26図は磁気ヨーク1を1方向に回転させた場合の各
部の信号の波形図、 第27図は磁気ヨーク1を別の方向に回転させた場合の
各部の信号の波形図、 第28図から第31図はマグネット4つを時計回りおよ
び反時計回りに回転させた場合の各部の出力信号の波形
図、 第32図から第37図は第2の実施例の速度検出部にお
いてマグネット4つを時計回りおよび反時計回りに回転
させた場合の各部の信号を示す波形図である。 1・・・・・・ヘッド 3・・・・・・回転/直線運動変換部 5・・・・・・回転式モータ 7・・・・・・速度検出部 9・・・・・・距離検出部 11・・・・・・速度設定部 13・・・・・・比較部 15・・・・・・コントローラ 17・・・・・・比較部 1つ・・・・・・基準値設定部 21・・・・・・比較部 23・・・・・・基準値設定部 25・・・・・・カウンタ A・・・・・・速度制御モータ

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヘッドと、 前記ヘッドを駆動する回転式モータであって、入力信号
    に応じて駆動力が制御される回転式モータと、 前記回転式モータの回転に応じた回転速度を検出する速
    度検出手段と、 前記ヘッドを目的位置まで移動させる際、前記ヘッドの
    読取り情報を用いずに前記ヘッドの移動距離に応じた信
    号を出力する距離検出手段と、この距離検出手段から出
    力される信号に基づいて、前記ヘッドの移動速度を設定
    する速度設定手段と、 前記速度検出手段によって検出された速度と、前記速度
    設定手段によって設定された設定速度とを比較し、この
    比較出力を前記回転式モータの前記入力信号として出力
    する手段と、 を具備するトラックジャンプ制御回路。
  2. (2)前記距離検出手段は、前記ヘッドの移動に応じた
    パルスをカウントするカウンタである請求項第1項記載
    のトラックジャンプ制御回路。
  3. (3)前記距離検出手段は、前記ヘッドの位置から移動
    距離を検出するものである請求項第1項記載のトラック
    ジャンプ制御回路。
  4. (4)前記距離検出手段は、 前記ヘッドの速度を検出するヘッド速度検出手段と、 検出されたヘッド速度を積分する積分手段と、を有する
    請求項第1項記載のトラックジャンプ制御回路。
  5. (5)前記速度検出手段は前記モータと非接触である請
    求項第1項記載のトラックジャンプ制御回路。
  6. (6)前記速度検出手段は、 前記回転式モータとともに回転するマグネットと、 固定されたコイルであって、前記マグネットが回転する
    と起電力を発する複数のコイルと、前記マグネットの回
    転位置を検出して位置信号を出力する位置検出手段と、 前記複数のコイルに対応して設けられており、前記複数
    のコイルから発生する各起電力を反転させる反転手段と
    、 前記複数のコイルに対応して設けられており、前記複数
    のコイルから発生する各起電力を反転させずに出力する
    非反転手段と、 前記複数のコイルに対応して設けられており、前記位置
    信号に応じて前記反転手段、前記非反転手段の出力信号
    を切り替えて出力する複数の切り替え手段と、 前記複数の切り替え手段の出力信号を加算して前記比較
    手段に出力する加算手段と、 からなる請求項第1項記載のトラックジャンプ制御回路
  7. (7)前記速度検出手段は、 固定されたコイルであって、前記回転式モータのマグネ
    ットが回転すると起電力を発する複数のコイルと、 前記マグネットの回転位置を検出して位置信号を出力す
    る位置検出手段と、 前記複数のコイルに対応して設けられており、前記複数
    のコイルから発生する各起電力を反転させる反転手段と
    、 前記複数のコイルに対応して設けられており、前記複数
    のコイルから発生する各起電力を反転させずに出力する
    非反転手段と、 前記複数のコイルに対応して設けられており、前記位置
    信号に応じて前記反転手段、前記非反転手段の出力信号
    を切り替えて出力する複数の切り替え手段と、 前記複数の切り替え手段の出力信号を加算して前記比較
    手段に出力する加算手段と、 からなる請求項第1項記載のトラックジャンプ制御回路
  8. (8)前記速度検出手段は、 前記回転式モータとともに回転する回転体と、前記回転
    体の回転位置を検出して位置信号を出力する複数の位置
    検出手段と、 前記位置検出手段の出力信号を夫々微分する複数の微分
    手段と、 前記複数の微分手段に対応して設けられており、前記微
    分手段の出力信号を反転する反転手段と、前記複数の微
    分手段に対応して設けられており、前記微分手段の出力
    信号を反転させずに出力する非反転手段と、 前記複数の微分手段に対応して設けられており、前記位
    置信号に応じて前記反転手段、前記非反転手段の出力信
    号を切り替えて出力する複数の、切り替え手段と、 前記複数の切り替え手段の出力信号を加算して前記比較
    手段に出力する加算手段と、 からなる請求項第1項記載のトラックジャンプ制御回路
  9. (9)前記速度検出手段は、 前記回転式モータの回転体の回転位置を検出して位置信
    号を出力する複数の位置検出手段と、前記位置検出手段
    の出力信号を夫々微分する複数の微分手段と、 前記複数の微分手段に対応して設けられており、前記微
    分手段の出力信号を反転する反転手段と、前記複数の微
    分手段に対応して設けられており、前記微分手段の出力
    信号を反転させずに出力する非反転手段と、 前記複数の微分手段に対応して設けられており、前記位
    置信号に応じて前記反転手段、前記非反転手段の出力信
    号を切り替えて出力する複数の切り替え手段と、 前記複数の切り替え手段の出力信号を加算して前記比較
    手段に出力する加算手段と、 からなる請求項第1項記載のトラックジャンプ制御回路
  10. (10)前記速度検出手段の出力信号により前記回転式
    モータのストップ状態を検出する手段を更に有する請求
    項第1項記載のトラックジャンプ制御回路。
  11. (11)ヘッドと、 前記ヘッドを駆動する回転式モータであって、入力信号
    に応じて駆動力が制御される回転式モータと、 前記回転式モータの回転に応じた回転速度を検出するも
    のであって、前記回転式モータと電気的に分離された速
    度検出手段と、 前記ヘッドを目的位置まで移動させる際、前記ヘッドの
    読取り情報を用いずに前記ヘッドの移動距離に応じた信
    号を出力する距離検出手段と、この距離検出手段から出
    力される信号に基づいて、前記ヘッドの移動速度を設定
    する速度設定手段と、 前記速度検出手段によって検出された速度と、前記速度
    設定手段によって設定された設定速度とを比較し、この
    比較出力を前記回転式モータの前記入力信号として出力
    する手段と、 を具備するトラックジャンプ制御回路。
  12. (12)前記距離検出手段は、前記ヘッドの移動に応じ
    たパルスをカウントするカウンタである請求項第11項
    記載のトラックジャンプ制御回路。
  13. (13)前記距離検出手段は、前記ヘッドの位置から移
    動距離を検出するものである請求項第11項記載のトラ
    ックジャンプ制御回路。
  14. (14)前記距離検出手段は、 前記ヘッドの速度を検出するヘッド速度検出手段と、 検出されたヘッド速度を積分する積分手段と、を有する
    請求項第11項記載のトラックジャンプ制御回路。
  15. (15)前記速度検出手段は前記モータと非接触である
    請求項第11項記載のトラックジャンプ制御回路。
  16. (16)前記速度検出手段は、 前記回転式モータとともに回転するマグネットと、 固定されたコイルであって、前記マグネットが回転する
    と起電力を発する複数のコイルと、前記マグネットの回
    転位置を検出して位置信号を出力する位置検出手段と、 前記複数のコイルに対応して設けられており、前記複数
    のコイルから発生する各起電力を反転させる反転手段と
    、 前記複数のコイルに対応して設けられており、前記複数
    のコイルから発生する各起電力を反転させずに出力する
    非反転手段と、 前記複数のコイルに対応して設けられており、前記位置
    信号に応じて前記反転手段、前記非反転手段の出力信号
    を切り替えて出力する複数の切り替え手段と、 前記複数の切り替え手段の出力信号を加算して前記比較
    手段に出力する加算手段と、 からなる請求項第11項記載のトラックジャンプ制御回
    路。
  17. (17)前記速度検出手段は、 固定されたコイルであって、前記回転式モータのマグネ
    ットが回転すると起電力を発する複数のコイルと、 前記マグネットの回転位置を検出して位置信号を出力す
    る位置検出手段と、 前記複数のコイルに対応して設けられており、前記複数
    のコイルから発生する各起電力を反転させる反転手段と
    、 前記複数のコイルに対応して設けられており、前記複数
    のコイルから発生する各起電力を反転させずに出力する
    非反転手段と、 前記複数のコイルに対応して設けられており、前記位置
    信号に応じて前記反転手段、前記非反転手段の出力信号
    を切り替えて出力する複数の切り替え手段と、 前記複数の切り替え手段の出力信号を加算して前記比較
    手段に出力する加算手段と、 からなる請求項第11項記載のトラックジャンプ制御回
    路。
  18. (18)前記速度検出手段は、 前記回転式モータとともに回転する回転体と、前記回転
    体の回転位置を検出して位置信号を出力する複数の位置
    検出手段と、 前記位置検出手段の出力信号を夫々微分する複数の微分
    手段と、 前記複数の微分手段に対応して設けられており、前記微
    分手段の出力信号を反転する反転手段と、前記複数の微
    分手段に対応して設けられており、前記微分手段の出力
    信号を反転させずに出力する非反転手段と、 前記複数の微分手段に対応して設けられており、前記位
    置信号に応じて前記反転手段、前記非反転手段の出力信
    号を切り替えて出力する複数の切り替え手段と、 前記複数の切り替え手段の出力信号を加算して前記比較
    手段に出力する加算手段と、 からなる請求項第11項記載のトラックジャンプ制御回
    路。
  19. (19)前記速度検出手段は、 前記回転式モータの回転体の回転位置を検出して位置信
    号を出力する複数の位置検出手段と、前記位置検出手段
    の出力信号を夫々微分する複数の微分手段と、 前記複数の微分手段に対応して設けられており、前記微
    分手段の出力信号を反転する反転手段と、前記複数の微
    分手段に対応して設けられており、前記微分手段の出力
    信号を反転させずに出力する非反転手段と、 前記複数の微分手段に対応して設けられており、前記位
    置信号に応じて前記反転手段、前記非反転手段の出力信
    号を切り替えて出力する複数の切り替え手段と、 前記複数の切り替え手段の出力信号を加算して前記比較
    手段に出力する加算手段と、 からなる請求項第11項記載のトラックジャンプ制御回
    路。
  20. (20)前記速度検出手段の出力信号により前記回転式
    モータのストップ状態を検出する手段を更に有する請求
    項第11項記載のトラックジャンプ制御回路。
  21. (21)入力信号に応じて駆動力が制御されるモータと
    、 前記モータの速度を検出し、前記モータと電気的に分離
    された回転速度検出手段と、 前記検出された速度信号と基準信号とを比較し、得られ
    た誤差信号を前記モータの前記入力信号として出力する
    手段と、 を具備する速度制御モータ。
  22. (22)前記回転速度検出手段は、 前記モータとともに回転するマグネットと、固定された
    コイルであって、前記マグネットが回転すると起電力を
    発する複数のコイルと、前記マグネットの回転位置を検
    出して位置信号を出力する位置検出手段と、 前記複数のコイルに対応して設けられており、前記複数
    のコイルから発生する各起電力を反転させる反転手段と
    、 前記複数のコイルに対応して設けられており、前記複数
    のコイルから発生する各起電力を反転させずに出力する
    非反転手段と、 前記複数のコイルに対応して設けられており、前記位置
    信号に応じて前記反転手段、前記非反転手段の出力信号
    を切り替えて出力する複数の切り替え手段と、 前記複数の切り替え手段の出力信号を加算して前記比較
    手段に出力する加算手段と、 からなる請求項第21項記載の速度制御モータ。
  23. (23)前記回転速度検出手段は、 固定されたコイルであって、前記モータのマグネットが
    回転すると起電力を発する複数のコイルと、 前記マグネットの回転位置を検出して位置信号を出力す
    る位置検出手段と、 前記複数のコイルに対応して設けられており、前記複数
    のコイルから発生する各起電力を反転させる反転手段と
    、 前記複数のコイルに対応して設けられており、前記複数
    のコイルから発生する各起電力を反転させずに出力する
    非反転手段と、 前記複数のコイルに対応して設けられており、前記位置
    信号に応じて前記反転手段、前記非反転手段の出力信号
    を切り替えて出力する複数の切り替え手段と、 前記複数の切り替え手段の出力信号を加算して前記比較
    手段に出力する加算手段と、 からなる請求項第21項記載の速度制御モータ。
  24. (24)前記回転速度検出手段は、 前記モータとともに回転するマグネットと、前記マグネ
    ットの回転位置を検出して位置信号を出力する複数の位
    置検出手段と、 前記位置検出手段の出力信号を夫々微分する複数の微分
    手段と、 前記複数の微分手段に対応して設けられており、前記微
    分手段の出力信号を反転する反転手段と、前記複数の微
    分手段に対応して設けられており、前記微分手段の出力
    信号を反転させずに出力する非反転手段と、 前記複数の微分手段に対応して設けられており、前記位
    置信号に応じて前記反転手段、前記非反転手段の出力信
    号を切り替えて出力する複数の切り替え手段と、 前記複数の切り替え手段の出力信号を加算して前記比較
    手段に出力する加算手段と、 からなる請求項第21項記載の速度制御モータ。
  25. (25)前記回転速度検出手段は、 前記回転部材であるブラシレスモータの前記マグネット
    の回転位置を検出して位置信号を出力する複数の位置検
    出手段と、 前記位置検出手段の出力信号を夫々微分する複数の微分
    手段と、 前記複数の微分手段に対応して設けられており、前記微
    分手段の出力信号を反転する反転手段と、前記複数の微
    分手段に対応して設けられており、前記微分手段の出力
    信号を反転させずに出力する非反転手段と、 前記複数の微分手段に対応して設けられており、前記位
    置信号に応じて前記反転手段、前記非反転手段の出力信
    号を切り替えて出力する複数の切り替え手段と、 前記複数の切り替え手段の出力信号を加算して前記比較
    手段に出力する加算手段と、 からなる請求項第21項記載の速度制御モータ。
  26. (26)回転体と、 前記回転体の回転速度に比例した速度比例信号を検出す
    る複数の検出手段と、 前記検出手段に1対1に対応して設けられ、前記回転体
    の位置を検出する複数の位置検出手段と、前記検出手段
    に1対1に対応して設けられ、前記検出手段から得られ
    る速度比例信号をこの検出手段に対応した信号検出手段
    の出力信号に応じて整流する複数の絶対アンプと、 前記複数の絶対アンプの出力信号を加算して速度信号を
    生成する加算手段と、 を具備する速度検出装置。
  27. (27)前記検出手段は、 前記回転体に設けられる単一のマグネットと、固定され
    た発電コイルからなる請求項第26項記載の速度検出装
    置。
  28. (28)前記検出手段は、 前記回転体に設けられるマグネットと、 固定された発電コイルからなる請求項第26項記載の速
    度検出装置。
  29. (29)前記検出手段は、 前記回転体の位置信号を得る位置検出手段と、前記位置
    信号を微分して速度信号を得る微分手段と、 を具備する請求項第26項記載の速度検出装置。
  30. (30)回転可能なマグネットと、 固定されたコイルであって前記マグネットが回転すると
    起電力を発する複数のコイルと、前記マグネットの回転
    位置を検出して位置信号を出力する位置検出手段と、 前記複数のコイルに対応して設けられており、前記複数
    のコイルから発生する各起電力を反転させる反転手段と
    、 前記複数のコイルに対応して設けられており、前記複数
    のコイルから発生する各起電力を反転させずに出力する
    非反転手段と、 前記複数のコイルに対応して設けられており、前記位置
    信号に応じて前記反転手段、前記非反転手段の出力信号
    を切り替えて出力する切り替え手段と、 前記複数の切り替え手段の出力信号を加算する加算手段
    と、 を具備することを特徴とする速度検出装置。
  31. (31)回転可能なマグネットと、 前記マグネットの回転位置を検出して位置信号を出力す
    る複数の位置検出手段と、 前記位置検出手段の出力信号を夫々微分する複数の微分
    手段と、 前記複数の微分手段に対応して設けられており、前記微
    分手段の出力信号を反転する反転手段と、前記複数の微
    分手段に対応して設けられており、前記微分手段の出力
    信号を反転させずに出力する非反転手段と、 前記複数の微分手段に対応して設けられており、前記位
    置信号に応じて前記反転手段、前記非反転手段の出力信
    号を切り替えて出力する切り替え手段と、 前記複数の切り替え手段の出力信号を加算する加算手段
    と、 を具備することを特徴とする速度検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5661705A (en) * 1994-11-08 1997-08-26 Teac Corporation Optical disk pickup control apparatus and method providing stabilized search operations
US6313601B1 (en) 1999-06-14 2001-11-06 Teac Corporation Speed control of a motor
KR100530171B1 (ko) * 1999-03-30 2005-11-22 삼성전자주식회사 트랙점프안정화구간에서의 스핀들모터회전에 의한 트랙편차보정방법 및 그 장치

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