JPH05120708A - 光学的情報記録再生装置 - Google Patents

光学的情報記録再生装置

Info

Publication number
JPH05120708A
JPH05120708A JP28258991A JP28258991A JPH05120708A JP H05120708 A JPH05120708 A JP H05120708A JP 28258991 A JP28258991 A JP 28258991A JP 28258991 A JP28258991 A JP 28258991A JP H05120708 A JPH05120708 A JP H05120708A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical pickup
stepping motor
information recording
error amount
drive current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28258991A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoki Kuroda
基樹 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP28258991A priority Critical patent/JPH05120708A/ja
Publication of JPH05120708A publication Critical patent/JPH05120708A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moving Of Heads (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクトディスクプレーヤ等の光学的情報
記録再生装置において、光ピックアップの移動時にステ
ッピングモータによって発生する振動を最小にすること
で、サーボ特性を改善し、より安定に光ピックアップの
移動を行うことを目的とする。 【構成】 光ピックアップ3がトラバース手段であるス
テッピングモータ7により目標位置に移動するときの光
ピックアップ3の振動を、フォーカス誤差量検出回路1
1によって検出し、その検出量に応じてステッピングモ
ータ7の駆動電流を駆動電流可変回路12によって可変
する構成とすることにより、光ピックアップ3の移動を
安定して行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンパクトディスクプレ
ーヤ等に使用される光学的情報記録再生装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、大容量を特徴とするコンパクトデ
ィスクプレーヤ等の光学的情報記録再生装置は、高速ア
クセスのためトラバースモータとしてリニヤモータ等の
高価で複雑な制御を必要とするものから、ステッピング
モータのように安価であり制御もオープン制御が可能で
しかも高速アクセス性は保てるものが製品化されてい
る。
【0003】以下に従来の光学的情報記録再生装置につ
いて図面を用いて説明する。図3は従来の光学的情報記
録再生装置の構成を示すブロック図であり、図3におい
て1は螺旋状の情報トラックを有するディスク、2はデ
ィスク1を回転させるためのスピンドルモータ、3は光
ピックアップ、4は光ピックアップ3内に装着された対
物レンズ、5はフォーカスサーボ回路、6はトラッキン
グサーボ回路、7は光ピックアップ3を移動させるため
のステッピングモータ、8はステッピングモータ7を駆
動するためのステッピングモータ駆動回路、9は光ピッ
クアップ3をディスク1の径方向に移動可能に保持する
と共にステッピングモータ7のトルクを光ピックアップ
3に伝えるためのリードスクリュウである。
【0004】以上のように構成された従来の光学的情報
記録再生装置について、以下その動作について説明す
る。ディスク1より情報を光ピックアップ3によって読
み出すために対物レンズ4はフォーカスサーボ回路5
と、トラッキングサーボ回路6により所定位置に保持さ
れる。フォーカスサーボ回路5とトラッキングサーボ回
路6は常にそれぞれのサーボ誤差量を検出し誤差量が0
になるように動作する。ディスク1内の異なる位置での
情報の記録再生時には、ステッピングモータ7にステッ
ピングモータ駆動回路8より駆動距離に応じた一定の駆
動電流を与えることでステッピングモータ7はトルクを
発生し、リードスクリュウ9を介して光ピックアップ3
に駆動力を伝え、光ピックアップ3が駆動して情報の記
録再生を行うように構成されたものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、ステッピングモータ駆動回路8がステッピ
ングモータ7に印加する駆動電流は光ピックアップ3の
保持手段等の摺動特性に関係なく、ある決まった定電流
である。そのため光ピックアップ3の摺動特性のばらつ
き、すなわちリードスクリュウ9の径のばらつき、グリ
ース量のばらつき、光ピックアップ3の位置によるばら
つき、径時的変化,装置周辺環境変化,装置間のばらつ
き等によって光ピックアップ3を移動する際に発生する
振動が絶えず変化していた。したがって摺動性の良好な
とき、すなわち光ピックアップ3が移動しやすい状態の
時には、光ピックアップ3へ伝わる振動は大きくなり、
たとえば外部からの振動が同時に装置に印加されると、
対物レンズ4に対しての外乱が非常に大きくなるために
制御が不安定となり、最悪時はフォーカス飛びやトラッ
キングはずれを発生していた。また、逆に摺動性が悪い
場合には、最悪の状態になると光ピックアップ3は、移
動しないという課題を有していた。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、ステッピングモータによって発生する振動を最小に
し、より安定に光ピックアップを移動することが可能な
光学的情報記録再生装置を提供することを目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明による光学的情報記録再生装置は、フォーカス
サーボ回路またはトラッキングサーボ回路内に接続した
フォーカス誤差量検出手段、またはトラッキング誤差量
検出手段を設けることによって装置の摺動特性を検出
し、その検出量に応じてトラバース手段であるステッピ
ングモータの駆動電流を可変する駆動電流可変回路を設
けた構成としたものである。
【0008】
【作用】この構成によって、光ピックアップの摺動特性
が装置間でばらついた場合はもとより、一装置の移動位
置による変化,温度等の周辺環境変化,経時変化などの
要因でばらついた場合でも、その変化に応じて光ピック
アップの移動時に発生する振動を最小に制御することが
可能となり、装置の信頼性を向上することができる。
【0009】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の一実施例について図面を参
照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成の部品に
は同じ符号を付与する。図1は本発明の第1の実施例に
おける光学的情報記録再生装置の構成を示すブロック図
であり、図1において1は螺旋状の情報トラックを有す
るディスク、2はディスク1を回転させるためのスピン
ドルモータ、3は光ピックアップ、4は光ピックアップ
3内に装着された対物レンズ、5はフォーカスサーボ回
路、6はトラッキングサーボ回路、7は光ピックアップ
3を移動させるためのステッピングモータ、8はステッ
ピングモータ7を駆動するためのステッピングモータ駆
動回路、9は光ピックアップ3をディスク1の径方向に
移動可能に保持すると共にステッピングモータ7のトル
クを光ピックアップ3に伝えるためのリードスクリュウ
であり、ここまでの構成は従来の同装置の構成と同様で
ある。なお、11は本発明によりフォーカスサーボ回路
内に接続されたフォーカス誤差量検出回路、12はステ
ッピングモータ駆動回路8内に接続された駆動電流可変
回路である。
【0010】以上のように構成された本発明の光学的情
報記録再生装置について、以下その動作について説明す
る。ディスク1より情報を光ピックアップ3によって読
み出すために対物レンズ4はフォーカスサーボ回路5
と、トラッキングサーボ回路6により所定位置に保持さ
れる。フォーカスサーボ回路5とトラッキングサーボ回
路6は常にそれぞれのサーボ誤差量を検出し、誤差量を
0にするように動作する。また、ディスク1内の異なる
位置での情報を記録再生する際には、ステッピングモー
タ駆動回路8より移動距離に応じた駆動電流をステッピ
ングモータ7に与える。この時光ピックアップ3は、ほ
ぼその摺動特性に応じた振動が発生するため光ピックア
ップ3内の対物レンズ4にも振動が伝わり、この振動に
応じてフォーカス方向にフォーカスサーボ外乱として振
動する。したがって、フォーカス誤差量が発生し、この
量をたとえばフォーカスエラー信号等によってフォーカ
ス誤差量検出回路11が検出する。検出した誤差量はコ
ンパレータ,A/D変換器等で振動に応じた信号として
ステッピングモータ7の駆動電流可変回路12に送られ
る。抵抗,スイッチ等で構成された上記駆動電流可変回
路12はあらかじめフォーカス誤差量に応じた、すなわ
ち光ピックアップ3の摺動特性に応じた駆動電流をメモ
リ等に有しており、駆動電流可変回路12内のスイッチ
等でステッピングモータ7のコイルに直列に抵抗を構成
する抵抗値を可変させ、駆動電流を可変するようにして
いる。このように構成することで、ステッピングモータ
7はトルクを発生し、リードスクリュウ9を介して光ピ
ックアップ3に最適な駆動力を伝え、光ピックアップ3
を移動させることができる。なお、本実施例では駆動電
流可変回路12内に光ピックアップ3の摺動特性に応じ
た駆動電流を予め測定した結果に基づきメモリ等に有す
るとしたが、メモリは備えずとも装置初期動作時、つま
り電源投入時等に数回ステッピングモータ7を駆動電流
可変回路12により駆動電流を可変しながら動作させて
フォーカスの誤差量を検出し、この誤差量を最小にする
駆動電流を装置最適駆動電流とする方法であってもよ
い。また、光ピックアップ3の移動範囲全域で上記動作
を行なえば、移動位置による振動量とそのばらつきを最
小にすることが可能となる。
【0011】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について図面を参照しながら説明する。図2は、本発明
の第2の実施例における光学的情報記録再生装置の構成
を示すものであり、図2においてディスク1からリード
スクリュウ9までは従来の同装置および上記実施例1と
同様の構成であり、具体的な説明は省略する。12は上
記実施例1と同様に構成されステッピングモータ駆動回
路8内に接続された駆動電流可変回路であり、13はト
ラッキングサーボ回路6内に接続されたトラッキング誤
差量検出回路である。
【0012】以上のように構成された本発明の光学的情
報記録再生装置について、図2を用いてその動作を説明
する。上記実施例1と異なるのは、ステッピングモータ
7による光ピックアップ3の移動時に発生する振動を検
出する際の構成であり、装置の初期動作時にトラッキン
グサーボ回路6によってトラッキングサーボループが閉
じたまま駆動電流可変回路12によってステッピングモ
ータ7の駆動電流を変え、ステッピングモータ7を駆動
するようにした点である。この時、光ピックアップ3の
移動時には対物レンズ4を所定位置にトラッキングサー
ボ回路6によって電気的に固定しているが、光ピックア
ップ3にステッピングモータ7からの振動が加わると、
ほぼ装置の摺動特性に応じてトラッキング誤差量が発生
する。この誤差量をトラッキング誤差量検出回路13に
よって検出し、この誤差量を最小とし、かつ動作可能な
範囲の駆動電流を装置の駆動電流として駆動電流可変回
路12から発生するように構成している。この実施例に
よれば、連続した情報の記録再生を行う時にトラッキン
グサーボループを閉じたままステッピングモータ7を駆
動する際により安定して光ピックアップ3を移動するこ
とが可能となる。
【0013】なお本実施例ではトラッキング誤差量のみ
を振り動の検出手段としたが、上記実施例1と併用して
フォーカス誤差量も検出することにより、さらに最適な
駆動電流で光ピックアップ3を駆動することが可能とな
ることは言うまでもない。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明による光学的情報記
録再生装置は、従来よりフォーカスサーボ,トラッキン
グサーボに使用しているフォーカス誤差量,トラッキン
グ誤差量を検出手段とし、ステッピングモータの駆動電
流を可変する手段として駆動電流可変回路を設けること
により、装置間のばらつき,環境変化,経時変化等が発
生しても最適な状態で光ピックアップの移動を行うこと
を可能とするものである。また、ディスク傷等のデフェ
クトでフォーカスサーボおよびトラッキングサーボが不
安定になった時に光ピックアップの移動により発生する
振動を最小限にすることが可能となり、安定して情報の
記録再生をすることのできる優れた光学的情報記録再生
装置を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における光学的情報記録
再生装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施例における光学的情報記録
再生装置の構成を示すブロック図
【図3】従来の光学的情報記録再生装置の構成を示すブ
ロック図
【符号の説明】
1 ディスク 2 スピンドルモータ 3 光ピックアップ 4 対物レンズ 5 フォーカスサーボ回路 6 トラッキングサーボ回路 7 ステッピングモータ 8 ステッピングモータ駆動回路 9 リードスクリュウ 11 フォーカス誤差量検出回路 12 駆動電流可変回路 13 トラッキング誤差量検出回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報が螺旋状に記録されているディスク
    と、このディスクを回転させるためのモータと、上記デ
    ィスクに記録された情報を情報トラックに追従しながら
    読み取るためのフォーカスサーボ手段並びにトラッキン
    グサーボ手段を備えた光ピックアップ手段と、この光ピ
    ックアップ手段を所定の距離だけ移動するステッピング
    モータを備えたトラバース手段と、上記フォーカスサー
    ボ手段より発生するフォーカス誤差量を検出する手段
    と、上記トラバース手段に印加する駆動電流の可変手段
    により構成され、フォーカス誤差量検出手段により検出
    した誤差量に応じた駆動電流をステッピングモータに印
    加する構成とした光学的情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】ステッピングモータに印加する駆動電流が
    トラッキングサーボ手段より発生するトラッキング誤差
    量を検出する構成である請求項1記載の光学的情報記録
    再生装置。
JP28258991A 1991-10-29 1991-10-29 光学的情報記録再生装置 Pending JPH05120708A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28258991A JPH05120708A (ja) 1991-10-29 1991-10-29 光学的情報記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28258991A JPH05120708A (ja) 1991-10-29 1991-10-29 光学的情報記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05120708A true JPH05120708A (ja) 1993-05-18

Family

ID=17654474

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28258991A Pending JPH05120708A (ja) 1991-10-29 1991-10-29 光学的情報記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05120708A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1445767A2 (en) * 2003-02-06 2004-08-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disc driving apparatus
KR20060088069A (ko) * 2005-01-31 2006-08-03 펜탁스 가부시키가이샤 상흔들림 보정 장치 및 상흔들림 보정 장치의 제어 방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1445767A2 (en) * 2003-02-06 2004-08-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disc driving apparatus
EP1445767A3 (en) * 2003-02-06 2007-05-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disc driving apparatus
KR20060088069A (ko) * 2005-01-31 2006-08-03 펜탁스 가부시키가이샤 상흔들림 보정 장치 및 상흔들림 보정 장치의 제어 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5963517A (en) Disk reproducing speed control method and a disk reproducing apparatus using the same
KR970063171A (ko) 디스크 장치 및 디스크 액세스 방법
JPH05120708A (ja) 光学的情報記録再生装置
US7184371B2 (en) Optical pickup driver having piezoelectric elements of different voltages at start and steady state
JP2586206B2 (ja) ディスク駆動装置
JP2000251269A (ja) 情報記録再生装置および方法並びに伝送媒体
KR100457140B1 (ko) 디스크 서보 제어 장치 및 방법
KR100288781B1 (ko) 광픽업의 이동거리 결정장치 및 결정방법
JP3027878B2 (ja) 情報記録再生装置
JPS58115656A (ja) 光デイスク装置
KR100249370B1 (ko) 광픽업장치의 고속서치방법
JPH0435830B2 (ja)
US20030061000A1 (en) Method and system for performing a track search in an optical storage system
JP2751635B2 (ja) 光ディスク装置
KR20020087664A (ko) 광디스크장치의 슬레드 학습을 통한 고속 억세스방법
JP4234572B2 (ja) 光ディスク装置
JP2000230821A (ja) 移動体の位置検出方法及びディスクドライブ装置
JP2000082225A (ja) 光学式ディスク再生装置
JPH0877754A (ja) ディスク再生システムのトラックジャンプ装置
JPH09106637A (ja) スライド移動装置
KR20020073706A (ko) 광디스크의 트랙점프 제어장치 및 제어방법
JPH0887843A (ja) ディスクプレーヤーのピックアップ送り制御方法
JP2002334451A (ja) 光ディスク装置
JPH07169068A (ja) 光情報記録再生装置のランダムアクセス方式
JPH0785484A (ja) 光ディスクのアクセス方法