JPH03160522A - インストール方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 本発明はインストール方式に関し、 インストール時間を短縮することを目的とし、データ部
が複数のメンバーより構成され、各メンバーのファイル
内相対アドレスが対応するディレクトリに登録されてい
る分割型順＃Ｍ或のファイルを外部記憶媒体よりディス
ク装置に登録してシステムを生或するデータ処理装置の
インストール方式であって、前記各メンバーおよび対応
するディレクトリを該ディスク装置内に設けられた登録
ファイルのデータ領域およびディレクトリ領域にそれぞ
れ複写するとともに、複写したディレクトリに記録され
ている各メンバーのファイル内相対アドレスを登録ファ
イル内相対アドレスに変換する登録手段を設け、外部記
録媒体に格納されている分割型順編或ファイルを該ディ
スク装置に複写し、各メンバーの相対アドレスを該登録
ファイルの複写先相対アドレスに変換して該ディスク装
置に登録するように構或する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、外部記録媒体に格納されたプログラムをデー
タ処理装置のディスク装置に登録してシステムを生成す
るインストール方式の改良に関する。

ディスク装置を搭載したデータ処理装置のシステム生或
は、フロッピィディスク等の外部記憶媒体からディスク
装置にシステムプログラムを登録することにより行われ
る。

しかし、近年のごとくプログラム数が増大すると、登録
時間が増大してシステムの立ち上がりまでに時間を要す
るという課題が生じてきた。

このため、システム立ち上がり時間を短くするインスト
ール方式が求められている。

〔従来の技術〕

第５図は従来例の構戒図、第６図は従来のインストール
方式説明図である。

第５図はディスク装置１２にフロッピィディスク（以下
フロッピィ）１１に格納されているプログラムを登録す
るデータ処理装置の要部を示している。

このフロッピィ１１に格納されているファイル２ｌは、
第６図に示すように、分割型順編戒のファイル構戊を成
し、各プログラムがメンバー２としてファイル２Ｉのデ
ータ領域に登録されるとともに、ファイル２ｌの一部を
構或するメンバ一対応のディレクトリ１に、メンバー名
．該メンバーのファイル内相対アドレス等が登録されて
いて、各メンバー２が参照できるようになっている。

このようにしてシステム生成に必要なシステムプログラ
ムが複数のフロッピィ１１に収納され、システム生成時
にインストール部９によってディスク装置１２に登録さ
れる。

ここで、フロッピィ１ｌが装置に装着されると、インス
トール部９は、登録ファイル２２を設定してファイル管
理部１０に登録を指示する。

これにより、ファイル管理部１０は、まず先頭のディレ
クトリ１−ａ１を参照して対応するメンバー２−ａ１の
ファイル内相対アドレスを検出し〔第６図の〕、メンバ
ー２〜１ａを読み込んで登録ファイル２２のデータ領域
４にメンバー２−０１として格納した後■、対応するデ
ィレクトリ１−０１を作威しディレクトリ領域３に登録
する■。

以上の操作はインストール部９の指示の下に、各ディレ
クトリ１ごとに順次行われ、メンバー２＝ａ２＋　メン
バー２−ａ３はそれぞれ登録ファイル２２内のメンバー
２−ｃ２，メンバー２一０３として登録されるとともに
、それに対応してディレクトリ１−ｃ２，ディレクトリ
１−ｃ３が作威されて登録される。

なお、ディレクトリ１−０１〜１−０３に登録される相
対アドレスは、メンバー２−ｃ１〜２−ｃ３の登録ファ
イル内相対アドレスである。

このようにして、順次フロッピィ１１のファイルをメン
バー２単位に登録するが、プログラムが複数のフロッピ
ィ１１に格納されている場合は、それぞれのメンバー２
ならびにディレクトリ１は、登録ファイル２２の次の空
き領域に登録される。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来のインストール方式ではメンバー単位で登録されて
おり、フロッピィのディレクトリの読み取り、メンバー
の読み取りがメンバーごとにファイルオープンされて行
われていた。

このため、比較的動作速度の遅いフロッピィのアクセス
回数が多くなり、プログラム数が増大するに従い登録時
間、従ってシステムの立ち上げに時間を要するという課
題があった。

本発明は、上記課題に鑑み、登録時間を削減してシステ
ムの立ち上げを速めるインストール方式を提供すること
を目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達或するため、本発明のインストール方式は
、第１図本発明の原理図に示すように、（１）　　イン
ストール対象のファイルを構成する各メンバー２および
対応するディレクトリｌをディスク装置内に設けられた
登録ファイル２２のデータ領域３およびディレクトリ領
域４にそれぞれ複写するとともに、複写したディレクト
リｌに記録されでいる各メンバー２のファイル丙相対ア
ドレス３１を登録ファイル内相対アドレス３２に変換す
る登録手段２０を設ける。

（２）　　また、複数のファイルを同一登録ファイルに
登録する場合に発生するディレクトリ間の空き領域を削
除する圧縮部を設ける。

〔作　用〕

（１）登録手段２０は、ファイル２１のディレクトリ１
および各メンバー２を外部記録媒体からディスク装置の
登録ファイル２２のディレクトリ領域３およびデータ領
域４にそれぞれ複写し、複写された各ディレクトリ１に
格納されている元のファイル内相対アドレス３１を登録
ファイル内相対アドレス３２に変換する。

これにより、分割型順編成ファイルの登録が完了する。

複数のファイルを同一登録ファイル２２に登録する際は
、次のファイルを前のファイルが複写された領域の次の
領域より複写する。

これらの複写はディスク装置の書込み単位で行われるた
め、フロッピィのアクセス回数が最小限に滅じ、登録時
間が大幅に削減される。

（２）複数のファイルを登録する場合、書込み単位で複
写すると、各ファイルのディレクトリ間に空き領域が発
生する。

このため、圧縮部は登録完了したディレクトリを順次検
索して空き領域を検出し、次のディレクトリをシフトす
ることにより空き領域を削除する。

ディレクトリは相対アドレス昇順に検索されるため、本
圧縮処理によりディレクトリの検索時間が削減される効
果がある。

〔実施例〕

本発明の実施例を図を用いて詳細に説明する。

本実施例では、複数のフロッピィにそれぞれ格納されて
いるプログラムをインストールする例を示す。

第１図は本発明の原理図、第２図番よ一実施例の構或図
、第３図は実施例のファイル内構成を表す図、第４図は
インストール処理フローチャート図である。第２図にお
いて、 ５はインストール部で、案内表示等を行ってインストー
ル操作を行わせるとともに、フロッピィ１ｌの投入順序
，最終フロッピィ等を検証して、ファイル管理部６に複
写登録，圧縮を指示する。

６はファイル管理部であって、フロッピィ１１内のファ
イル２１の登録ファイル２２への複写および相対アドレ
スの変換を行う複写登録部７と、ディレクトリ間の空き
領域を検出して削除する圧縮部８とを備える。

１１ａ．１ｌｂは登録ファイル２２に登録されるファイ
ル２１ａ，ファイル２ｌｂをそれぞれ格納したフロンピ
イで、各ファイル２１ａ．２ｌｂの所定レコードには、
登録順序および最終を表す情報が記録されている。

その他、全図を通じて同一符号は同一対象物を表す。

以上構成のインストール部５が、システム生成時に対象
データ処理装置にロードされて起動される。以下、第１
図〜第４図を参照しつつ、インストール動作を説明する
。

（１）複写処理 オペレータは最初のフロッピィｌｌａを装着する。

インストール部５は、正しい順序で装着されたことを確
認した後、ファイル管理部６に複写登録を指示する。

これによりファイル管理部６の複写登録部７は、ファイ
ル２１ａのディレクトリ１−ａｌ〜ｌ−ａ３をディスク
装置１２の書込み単位で読み取り、登録ファイル２２の
ディレクトリ領域３の未登録先頭領域、ここでは先頭領
域より格納する。

ディレクトリ１の転写が終了した後、メンバー２−ａｌ
〜２−８３を書込み単位で読み取り、登録ファイル２２
内のデータ領域４の未登録先頭領域、ここでは先頭領域
に複写する。

以上の複写処理では、ディスク装置１２の書込み単位で
行われるので、ファイル容量に応じて複数回に別れて行
われ、またそれぞれの最後の複写では空き領域が転写さ
れることもある。第３図参照（２）アドレス変換処理（
第ｌ図参照）それぞれのデータ領域４の先頭アドレス（
ファイル２１ａではＡｌ，登録ファイル２２ではＢ１と
する）の差分８１−Ａｌを複写されたディレクトリ１の
それぞれに記録されているファイル内相対アドレス３１
に加算する。

これにより、登録ファイル内相対アドレス３２に変換さ
れる。

投入されたフロッピィｌｌａが最後のフロッピィでなけ
れば、次のフロッピィｌｌｂの投入を待ち、フロッピィ
ｌｌｂが投入されると、前記同様にして、ファイル２１
ａの複写領域の次の領域から、ファイル２ｌｂのディレ
クトリ１−ｂ１〜１−ｂ２およびメンバー２−ｂｌ〜２
−ｂ２を複写し、アドレス変換して登録する。

以上のごとく、複数のファイルを順次登録ファイル２２
のディレクトリ領域３およびデータ領域４に複写し、ア
ドレス変換を行う。これにより第３図の中央に示される
配置が得られる。

（３）圧縮処理 最終ファイルの登録が終了したとき、圧縮部８は登録フ
ァイル２２のディレクトリ領域３を順次検索し、空き領
域があれば次のディレクトリ１−ａｎをシフトして、そ
の空き領域を削除する。

これにより、第３図に示すように、ディレクトリ１−０
１〜１一０５が得られる。このとき、メンバー２一０１
〜２−０５はそのままであるので、ディレクトリ１一ｃ
ｌ＝１−ｃ５のアドレスは更新しなくてもよい。

以上により、複数のファイルをディスク装置の書込み単
位で複写し、ディレクトリに登録されているファイル内
相対アドレスを双方のデータ領域の先頭アドレスの差分
で補正するのみで登録が完了するため、従来のディレク
トリ単位，メンバー単位にフロッピィをアクセスする場
合に比較し、大幅に登録時間が削減され、システムの立
ち上げが速まる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、複数のファイルをディ
スク装置の書込み単位で複写し、ディレクトリの相対ア
ドレスをデータ領域の先頭アドレスの差分て補正して登
録するインストール方式を提供するもので、従来のディ
レクトリ単位，メンバー単位にフロッピィをアクセスす
る場合に比較し、大幅に登録時間が削減され、システム
の立ち上げが速まる効果は多大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理図、 第２図は一実施例の構或図、 第３図は実施例のファイル内構或を表す図、第４図はイ
ンストール処理フローチャート図、第５図は従来例の構
或図、 第６図は従来のインストール方式説明図である。 図中、■はディレクトリ、２はメンバー、３は登録ファ
イルのディレクトリ領域、４は登録ファイルのデータ領
域、５．９　はインストール部、６，ｌＯはファイル管
理部、７は複写登録部、８は圧縮部、１１はフロッピィ
ディスク、１２はディスク装置、２１．２１ａ，２ｌｂ
はファイル、２２は登録ファイル、３１はファイル内相
対アドレス、３２は登録ファイル内相対アドレスである
。 第 １ 図 「フ０フ１イ１１゜１ ｒ−ディスク装ｉ１１２　−−コ 実施例のファイル内構戒を表す図 第３図 インストール処理フローチャート図 第 ４ 図 ファイル２ｌ 登録先ファイル皐 従来のインストール方式説明図 第 ６ 図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）データ部が複数のメンバー（２）より構成され、
   各メンバーのファイル内相対アドレス（３１）が対応す
   るディレクトリ（１）に登録されている分割型順編成の
   ファイル（２１）を外部記憶媒体よりディスク装置に登
   録してシステムを生成するデータ処理装置のインストー
   ル方式であって、 前記各メンバー（２）および対応するディレクトリ（１
   ）を該ディスク装置内に設けられた登録ファイル（２２
   ）のデータ領域（３）およびディレクトリ領域（４）に
   それぞれ複写するとともに、複写したディレクトリに記
   録されている各メンバーのファイル内相対アドレス（３
   １）を登録ファイル内相対アドレス（３２）に変換する
   登録手段（２０）を設け、外部記録媒体に格納されてい
   る分割型順編成ファイルを該ディスク装置に複写し、各
   メンバーの相対アドレスを該登録ファイルの複写先相対
   アドレスに変換して該ディスク装置に登録することを特
   徴とするインストール方式。
2. （２）複数のファイルを該登録ファイルにそれぞれ複写
   し登録したとき発生するディレクトリ間の空き領域を削
   除する圧縮部を設けたことを特徴とする請求項（１）記
   載のインストール方式。