JPH03160180A - スクロール型圧縮機 - Google Patents

スクロール型圧縮機

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JPH03160180A
JPH03160180A JP30003489A JP30003489A JPH03160180A JP H03160180 A JPH03160180 A JP H03160180A JP 30003489 A JP30003489 A JP 30003489A JP 30003489 A JP30003489 A JP 30003489A JP H03160180 A JPH03160180 A JP H03160180A
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Tetsuhiko Fukanuma
哲彦 深沼
Takashi Ban
伴 孝志
Tetsuo Yoshida
哲夫 吉田
Yuji Izumi
泉 雄二
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はスクロール型圧縮機に関し、詳しくは固定渦巻
体及び可動渦巻休の改良に関する。
[従来の技術] 第13図に一般的なスクロール型圧縮機の断面図を示す
。このスクロール型圧縮機は、ハウジング1内に固定さ
れた固定スクロール2と、ハウジング1内で公転自在に
支承された可動スクロール3とを有するものである。固
定スクロール2は、固定側板21と、この固定側板21
の一面に一体的に形成された固定渦巻体22とからなる
。可動スクロール3は、可動側板31と、この可動側板
31の一面に一体的に形成され、かつ固定渦巻体22と
互いに180゜位相をずらして噛合する可動渦巻体32
とからなる。このスクロール型圧縮機では、可動スクロ
ール3のシャフト4を介した公転運動により、固定スク
ロール2との間に形成される一対の圧縮室5が順次容積
を縮小させながら中心方向へ移動して単一の圧縮室51
にされ、しかる後、固定側板21に設けられた吐出口6
1から圧縮流体を吐出する。
ところで、従来の一般的なスクロール型圧縮機では、固
定渦巻体22及び可動渦巻体32は、ともに基礎円によ
って区画されるインボリュート曲線のみで内外壁が形成
されている。インポリュート曲線のみで内外壁が形成さ
れた両渦巻体を採用したスクロール型圧縮機にあっては
、両渦巻体の加工誤差によって両渦巻体の接点距11i
(ピツチ〉が変化するとともに、作動中の温度上昇によ
って吐出日付近の両渦巻体に熱膨張ひずみが集中するた
め、吐出直前の圧縮室に流体漏れを生じやすい.特開W
a57−62988号公報は、このような両渦巻体の加
工誤差等による流体漏れを高圧でない圧縮室に設ける遊
隙に回避させることによって、吐出直前の圧縮室を好適
にシールできるスクロール型圧縮機を開示している。こ
のスクロール型圧縮機は、第14図に示すように、一対
の圧縮室5m,5nが単一の圧縮室にされる瞬間におけ
る両渦巻体22、32の接点X,Xから外周端部Y1Y
まで、両渦巻休22、32の内壁228、328及び外
壁229、329を厚さα分薄い壁厚に形威したもので
ある。このスクロール型圧縮機では、両渦巻体22、3
2が接点Xと外周端部Yとの間において厚さ2αの間隙
を有するため、両渦巻体22、32に加工誤差等があっ
たとしても吐出直前の圧縮室を好適にシールすることが
できる。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記公報記戟のスクロール型圧縮機にあっては
、第15図に示すように、一対の圧縮室5m、5nが単
一の圧縮室51にされた後、単一の圧縮室51が所望に
より設けられる吐出弁62(第13図参照)を押し開い
て圧縮流体を吐出する段階においては、両渦巻体22、
32が接点X、Xより中央端部Z,Z側で}習接するた
め、両渦巻体22、32は常に2点T,Tで支持される
ことになる。この2点支持の両渦巻体においては、P=
k {F (1/rt +1/r2)} 1/ 2(こ
こに、P:両渦巻体の受ける面圧、k:両渦巻体の材質
等による定数、「:圧縮力によって内外壁が受ける分力
、r1及びr2:内外壁の曲率半径〉 なるヘルツの式が成立することが知られている。
このヘルツの式によると、曲率半径rl、r2が小ざく
なれば、より面圧Pが大きくなるため、ある限界を越え
た時点で両渦巻体に摩耗を生じることがわかる。インボ
リュート曲線のみで内外壁228等が形成された上記公
報記載のスクロール型圧縮機にあっては、インボリュー
ト曲線の性質から、両渦巻体22、32の各中央端部が
外周端部側と比較してより小さい曲率半径で形戒される
ことになるため、両渦巻体22、32の各中央端部は摩
耗されやすいものである。そして、特に、内外壁を外周
端部から中央端部までの間にインボリュート曲線から内
接円弧を含む接続線へと切替えることにより、両渦巻体
の各中央端部の強度を向上させたスクロール型圧縮機に
あっては、内接円弧を含む接続線の曲率半径がインボリ
ュート曲線のそれと比較してさらに小さいため、より一
層両渦巻体の各中央端部が摩耗されやすいという不具合
がある。
本発明は、上記従来の不具合に鑑みてなされたものであ
って、両渦巻体の内外壁を外周端部から中央端部までの
間にインボリュート曲線から内接円弧を含む接続線へと
切替えたスクロール型圧縮機において、吐出直前の圧縮
室を好適にシールするとともに、両渦巻体の各中央端部
の摩耗低減を図ることを解決すべき技術課題とする。
[課題を解決するための手段] 本発明のスクロール型圧縮機では、上記課題を解決する
ため、固定渦巻休及び可動渦巻体の内外壁を外周端部か
ら中央端部までの間に基礎円上の基点に基づく伸開点を
境界としてインボリュート曲線から内接円弧を含む接続
線へと切替えたスクロール型圧縮機において、前記固定
渦巻体及び前記可動渦巻体の少なくとも一方は、前記内
外壁の少なくとも一方が、前記基礎円上の前記基点から
インボリュート曲線の伸びる向きへ360゜以上進行し
た変更点に基づく伸開変更点を境界として前記外周喘部
まで薄い壁厚となるように形成されているという新規な
手段を採用している。
伸開変更点を境界として外周端部側まで壁厚を薄く形成
するのは、両渦巻体であってもよく、両渦巻体のいづれ
か一方であってもよい。また、かかる堀合に、内外壁で
薄く形成してもよく、内外壁の一方のみで薄く形成して
もよい。ただし、内壁の伸開変更点は、内壁の伸開点を
決定する基礎円上の基点から360゜以上進行した変更
点により決定ざれる。また、外壁の伸開変更点は、外壁
の伸開点を決定する基礎円上の基点から360゜以上進
行した変更点により決定される。
[作用] 本発明のスクロール型圧縮機では、両渦巻体の少なくと
も一方は、内外壁の少なくとも一方が伸開変更点を境界
として外周端部まで薄い壁厚となるように形成されてい
るため、単一の圧縮室が圧縮流体を吐出する段階におい
て、両渦巻体が伸開点を境界とした中央端部側で摺接す
るとき、すなわち、両渦巻体が曲率半径のより小さい内
接円弧を含む接続線で摺接するときには、両渦巻体は3
又は4点で支持される。このため、2点支持と比較して
力が分散ざれるため、小さな面圧で両渦巻体が接触し、
両渦巻体の各中央端部が摩耗されにくい。また、一対の
圧縮室が単一の圧縮室とざれる瞬間を過ぎれば、両渦巻
体は共に伸開変更点より中央端部側の2点で虐接するた
め、吐出直前の圧縮室は好適にシールされる。
[実施例] 以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照しつつ説
明する。
(実施例1) 本実施例のスクロール型圧縮機は、固定スクロール2の
固定渦巻体22及び可動スクロール3の可動渦巻体32
の形状を除いて前記第13図のものと同一のものである
ため、以下、同一の構或及び作用については詳述を省略
する。
このスクロール型圧縮機は、第1図に示すように、次の
条件下で具体化されたものである。
固定渦巻体22と可動渦巻体32とは後述する伸開変更
点口を同一条件の下で設定したものであり、これら両渦
巻体22、32は互いに180゜位相をずらして組付け
られる。
固定渦巻体22の内外壁221、222及び可動渦巻体
32の内外壁321、322のインボリュート曲線は、
同一半径の基礎円Oで決定される。
固定渦巻体22の内外壁221、222と可動渦巻体3
2の内外壁321、322とは、同一位相角(θ゜=角
AOB)で設定される。
また、以下の説明上、基礎円0上の原点A, B間にお
ける中点Sを伸開角の基準とする。ざらに、固定渦巻体
22を決定する基礎円Oの中心と可動渦巻休32を決定
する基礎円Oの中心との距離(可動スクロール3の軌道
半径)をrQとする。
?定渦巻体22及び可動渦巻体32は、第1図に示すよ
うに、ともに外壁221、321と内壁222、322
とにより形威されている。外壁221、321のインボ
リュート曲線は、基礎円O上の中点Sから伸開角〈角S
OC=β゜〉を有する第1基点Cに基づく第1伸開点D
より始まる。
内壁222、322のインボリュート曲線は、基礎円O
上の第1基点Cから180”  (角COE)進行した
第2基点EIP−Mづく第2伸開点Fより始まる。そし
て、第1伸開点Dと第2伸開点Fとは内接円弧及び接線
により結ばれている。すなわち、第1伸開点Dには、直
線CD上に中心をもつ半径「の内接円弧が接続されてい
る。また、第2伸開点Fには、直線E「上に中心をもつ
半径R (R=r■+r)の内接円弧が接続されている
。そして、各内接円弧は共通の接線によって接続されて
いる。
固定渦巻体22及び可動渦巻体32は、ともに内壁22
2、322が、基礎円O上の第2基点Eからインボリュ
ート曲線の伸びる向きへ360゛(角EOG)進行した
変更点G(第2基点Eと同じ)に基づく伸開変更点口を
境界として外周端部22b、32bまで厚さαだけ薄い
壁厚となるように形成されている。
このスクロール型圧縮機では、従来と同様、第13図に
示すように、可動スクロール3のシャフト4、偏心プッ
シュ7、自転防止機構8を介した公転運動により、固定
スクロール2との間に形成される一対の圧縮室5が順次
容積、を縮小させながら中心方向へ移動して単一の圧縮
室51にされ、しか奥槓、固定側板21に設けられた吐
出口61ス1ら圧緬藻体を吐出する。すなわち、第2図
に示す固定渦巻体22と可動渦巻体32との状態をクラ
ンク角Oとすれば、両渦巻体22、32は一対の圧縮室
5a、5bを形成するとともに、吐出直前の圧縮室51
を吐出口61と連通させている。
この状態において、圧縮室5a,5bは厚さαなる間隙
を有しているが、圧縮室51は2点LJにより密閉状態
にされている。クランク角がπ/2の第3図に示す状態
では、やはり圧縮室5a、5bは厚さαなる間隙を有し
、圧縮室51は2点1,Jにより密閉され、かつ新しい
一対の圧縮室5C、5dが形戒されつつある。この後、
クランク角がπの第4図に示す状態では、両渦巻体22
、32の第1、第2伸開点D、「が接点I,Jと一致し
、伸開変更点口、日が接点K、[と一致している。すな
わち、圧縮室5aは2点K,Jにより密閉ざれ、圧縮室
5bも2点L,lにより密閉され、かつ圧縮室51も2
点1,Jにより密閉ざれている。第2〜4図に示す圧縮
室51が吐出弁62(第13図参照)を押し開いた時点
で、圧縮流体が吐出口61から吐出される。そして、ク
ランク角か3π/2の第5図に示す状態では、圧縮室5
a、5bは伸開変更点口、口より中央端部22a、32
a側の2点K, L″″c図接してまもなく単一の圧縮
室51とされ、圧縮室5C、5dが形成されて第2図の
状態に至る。この後、第2〜5図の状態を繰返し、クラ
ンク角4πで一対の圧縮室の圧縮サイクルを終了する。
したがって、このスクロール型圧縮機では、第2〜4図
に示すように、圧縮室51が吐出段階にあるときには、
両渦巻体22、32が共に伸開変更点口、口より中央端
部22a、32a側の2点LJ、2点K,J又は2点L
,Iで摺接し、圧縮室51及び第4図の圧縮室5a、5
bが密閉された状態にある。このため、両渦巻体22、
32に加工誤差等が存在する場合にも、吐出直前の圧縮
室51を好適にシールすることができ、かつ次サイクル
に吐出段階となる圧縮室5a、5bをも好適にシールす
ることができる。
また、このスクロール型圧縮機では、クランク角πの直
前まで両渦巻体22、32は2点■、Jで支持されてい
る。そして、第4図に示すクランク角πの瞬間から第5
図に示すクランク角3π/2の直後まで、すなわち両渦
巻体22、32が曲率半径のより小さい内接円弧を含む
接続線で摺接する瞬間から一対の圧縮室5a、5bが単
一の圧縮室51にされるまで、両渦巻体22、32は第
1、第2伸開点D、「(第1図参照)を境界とした中央
端部22a、32a側で摺接しても、両渦巻体22、3
2は4点L J,K,Lで支持される。このため、2点
支持と比較して力が分散されるため、小さな面圧で両渦
巻体22、32が接触し、両渦巻体22、32の各中央
端部22a、32aが摩耗されにくい。
なお、上記実施例1では、第1図に示すように、内壁2
22、322に伸開変更点口を適用して外周端部22b
、32b側まで壁厚を薄く形成したが、外壁に伸開変更
点を適用して薄く形成してもよい。例えば、第6図に示
すように、固定渦巻体22の外壁223で壁厚を薄く形
成するならば、他の条件を実施例1の両渦巻体22、3
2と同一にして、基礎円O上の第1基点Cからインボリ
ュート曲線の伸びる向きへ360’  (角COM>進
行した変更点M(第1基点Cと同じ)に基づく伸開変更
点Nを境界として外周端部22b側まで厚さαだけ薄い
壁厚となるように形成する。
また、第6図に示す外壁223で壁厚を薄く形成した固
定渦巻体22と、第1図に示す内壁322で壁厚を薄く
形成した可動渦巻休32とを用いれば、両渦巻体22、
32の間隙が2αとされる。
(実施例2) 本実施例のスクロール型圧縮機は、伸開変更点の異なる
固定渦巻体22と可動渦巻体32とによりスクロール型
圧縮機を組付けたものである。他の条件は実施例1と同
じであるため、以下、同一の構成及び作用については詳
述を省略する。
固定渦巻体22は、実施例1の固定渦巻体22と同一の
ものである。すなわち、この固定渦巻体22は、第1図
に示すように、内壁222に伸開変更点日を適用したも
のである。
可動渦巻体32は、第7図に示すように、内壁323が
、基礎円O上の第2基点Eからインボリュート曲線の伸
びる向きへ270”  (角EOP)進行した変更点P
に基づく伸開変更点Qを境界として外周端部32b側ま
で厚ざαだけ薄い壁厚となるように形戒されている。
このスクロール型圧縮機では、第8図に示す固定渦巻体
22と可動渦巻休32との状態をクランク角Oとすれば
、両渦巻体22、32は一対の圧縮室5a、5bを形成
するとともに、吐出直前の圧縮室51を吐出口61と連
通させている。この状態において、圧縮室5a、5bは
厚ざαなる間隙を有しているが、圧縮室51は2点I、
Jにより密閉状態にされている。クランク角がπ/2の
第9図に示す状態では、やはり圧縮室5a,5bは厚さ
αなる間隙を有し、圧縮室51は2点I、一により密閉
ざれ、かつ新しい一対の圧縮室5G、5dが形成ざれつ
つある。この後、クランク角がπの第10図に示す状態
では、両渦巻体22、32の第1、第2伸開点D、「が
接点LJと一致し、伸開変更点口が接点Kと一致してい
る。すなわち、圧縮室5aは2点K.Jにより密閉され
、圧縮室5bは厚ざαなる間隙を有し、圧縮室51は2
点LJにより密閉ざれている。第8〜10図に示す圧縮
室51が吐出弁62(第13図参照)を押し開いた時点
で、圧縮流体が吐出口61から吐出ざれる。そして、ク
ランク角が3π/2の第11図に示す状態では、伸開変
更点Qが接点Lと一致している。すなわち、圧縮室5a
,5bは伸開変更点口、Qより中央端部22a、32a
側の2点K,L1’1′rj接してまもなく単一の圧縮
室51とざれ、圧縮室5C、5dが形成されて第8図の
状態に至る。この後、第8〜11図の状態を繰返し、ク
ランク角4πで一対の圧縮室の圧縮サイクルを終了する
したがって、このスクロール型圧縮機では、第8〜10
図に示すように、圧縮室51が吐出段階にあるときには
、両渦巻体22、32が伸開変更点口、Qより中央端部
22a、32a側の2点I、Jで摺接し、圧縮室51が
密閉された状態にある。
また、第10図に示す圧縮室5aは、可動渦巻体32が
固定渦巻体22に対して伸開変更点口で摺接するため、
密閉された状態にある。このため、両渦巻体22、32
に加工誤差等が存在する場合にも、吐出直前の圧縮室5
1を好適にシールすることができ、かつ次サイクルに吐
出段階となる圧縮室5a、5bの一方の圧縮室5aをも
好適にシールすることができる。
また、このスクロール型圧縮機では、クランク角πの直
前まで両渦巻体22、32は2点LJで支持ざれている
。そして、第10図に示すクランク角πの瞬間から第1
1図に示すクランク角3π/2の直後まで、すなわち両
渦巻体22、32が曲率半径のより小さい内接円弧を含
む接続線で1習接する瞬間から一対の圧縮室5a,5b
が単一の圧縮室51にされるまで、両渦巻体22、32
は第1、第2伸開点D,F(第1図及び第7図参照)を
境界とした中央端部22a、32a側で闇接しても、両
渦巻体22、32は3点I,J,Kで支持ざれる。この
ため、2点支持と比較して力が分敗されるため、小さな
面圧で両渦巻体22、32が接触し、両渦巻体22、3
2の各中央端部22a,32aが摩耗されにくい。
なお、上記実施例2では、第7図に示すように、内壁3
23に伸開変更点Qを適用して外周端部32b側まで壁
厚を薄く形威したが、外壁に伸開変更点を適用して形成
してもよい。例えば、第12図に示すように、可動渦巻
体32の外壁324で壁厚を薄く形成するならば、他の
条件を実施例1の両渦巻体22、32と同一にして、基
礎円O上の第1基点Cからインボリュート曲線の伸びる
向きへ270’  (角COU)進行した変更点り(原
点Aと同じ)に基づく伸開変更点■を境界として外周端
部22b側まで厚さαだけ薄い壁厚となるように形成す
る。
[発明の効果] 以上詳述したように、両渦巻体の各中央端部を強度的に
向上させた本発明のスクロール型圧縮機では、渦巻休の
少なくとも一方の内外壁の少なく左も一方が伸開変更点
を境界として外周端部まで麺い壁厚となるように形成さ
れているため、吐出直前の圧縮室を好適にシールできる
とともに、両渦巻体の摩耗低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜6図は本発明の実施例1に係り、第1図は固定渦
巻体及び可動渦巻体の拡大模式図、第2〜5図は両渦巻
体の噛合状態を示す断面図、第6図は他の固定渦巻休の
拡大模式図である。第7〜12図は本発明の実施例2に
係り、第7図は可動渦巻体の拡大模式図、第8〜12図
は両渦巻体の噛合状態を示す断面図、第12図は他の可
動渦巻体の拡大模式図である。第13図はスクロール型
圧縮機の縦断面図である。第14図及び第15図は従来
の両渦巻体の噛合状態を示す断面図である。 1・・・ハウジング   2・・・固定スクロール21
・・・固定側板   22・・・固定渦巻休22a・・
・中央端部  22b・・・外周端部221、223・
・・外壁 222・・・内壁    3・・・可動スクロール31
・・・可動側板   32・・・可動渦巻体32a・・
・中央端部  32b・・・外周端部321、324・
・・外壁 322、323・・・内壁 C・・・第1基点    D・・・第1伸開点E・・・
第2基点    F・・・第2伸開点G,M,P,U・
・・変更点 口、N,Q,V・・・伸開変更点 0・・・基礎円

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハウジング内に固定された固定側板と、該固定側
    板の一面に一体的に形成された固定渦巻体とからなる固
    定スクロールと、 該ハウジング内で公転自在に支承された可動側板と、該
    可動側板の一面に一体的に形成され、かつ該固定渦巻体
    と互いに180゜位相をずらして噛合する可動渦巻体と
    からなる可動スクロールとを有し、 該固定渦巻体及び該可動渦巻体は、内外壁が外周端部か
    ら中央端部までの間に基礎円上の基点に基づく伸開点を
    境界としてインボリュート曲線から内接円弧を含む接続
    線へと切替わつて形成され、該可動スクロールの公転運
    動により該固定スクロールとの間に形成される圧縮室が
    順次容積を縮小させながら中心方向へ移動すべく形成さ
    れたスクロール型圧縮機において、 前記固定渦巻体及び前記可動渦巻体の少なくとも一方は
    、前記内外壁の少なくとも一方が、前記基礎円上の前記
    基点からインボリュート曲線の伸びる向きへ360゜以
    上進行した変更点に基づく伸開変更点を境界として前記
    外周端部まで薄い壁厚となるように形成されていること
    を特徴とするスクロール型圧縮機。
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Cited By (4)

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