JPH03159709A - ウレタン成形品の製造方法 - Google Patents
ウレタン成形品の製造方法Info
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- JPH03159709A JPH03159709A JP30056689A JP30056689A JPH03159709A JP H03159709 A JPH03159709 A JP H03159709A JP 30056689 A JP30056689 A JP 30056689A JP 30056689 A JP30056689 A JP 30056689A JP H03159709 A JPH03159709 A JP H03159709A
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Landscapes
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- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
く産業上の利用分野〉
本発明は、金型の製品キャビティ面に、表皮用ウレタン
塗料を塗布して表皮塗膜を形成する、いわゆるモールド
コートにより表皮を形成後、該表皮塗膜の内側に、ウレ
タン材料により成形品本体を戊形してウレタン成形品を
製造する方法に関する。例えば、ポリウレタン製のステ
アリングホイ−ル、ホーンパッド、セイフティバッド等
の自動車用内装品の製造に適用可能である。
塗料を塗布して表皮塗膜を形成する、いわゆるモールド
コートにより表皮を形成後、該表皮塗膜の内側に、ウレ
タン材料により成形品本体を戊形してウレタン成形品を
製造する方法に関する。例えば、ポリウレタン製のステ
アリングホイ−ル、ホーンパッド、セイフティバッド等
の自動車用内装品の製造に適用可能である。
以下の、説明で配合単位は、重量基準である。
また、動粘度(η)の単位であるr csJは、25℃
基準である. く従来の技術〉 上記のようなウレタン成形品の製造方法においては、表
皮用ウレタン塗料自体に、一般に自己離型性がないもの
が使用されていた. このため、上記モールドコートに先立ち、金型の製品キ
ャビティ面に、離型剤を塗布する必要があった。そして
、この一回の離型剤塗布作業で可能な成形回数は1〜2
回と少く、頻繁に隙型剤塗布作業を行なう必要があった
。
基準である. く従来の技術〉 上記のようなウレタン成形品の製造方法においては、表
皮用ウレタン塗料自体に、一般に自己離型性がないもの
が使用されていた. このため、上記モールドコートに先立ち、金型の製品キ
ャビティ面に、離型剤を塗布する必要があった。そして
、この一回の離型剤塗布作業で可能な成形回数は1〜2
回と少く、頻繁に隙型剤塗布作業を行なう必要があった
。
なお、表皮用ウレタン塗料に内部離型剤を添加して自体
に、自己離型性をもたせることも考えられるが、ウレタ
ン材料からなる本体との接着性が悪くなるというのが当
業者の常識であり、自己離型性も持たせた処方の表皮用
ウレタン塗料は、一般に使用されていなかった。
に、自己離型性をもたせることも考えられるが、ウレタ
ン材料からなる本体との接着性が悪くなるというのが当
業者の常識であり、自己離型性も持たせた処方の表皮用
ウレタン塗料は、一般に使用されていなかった。
なお、上記のようなウレタン成形品の製造方法を記載し
た先行刊行物としては、特公昭60−8931号公報等
を挙げることができる.く発明が解決しようとする課題
〉 本発明は、上記にかんがみて、モールドコートに先立ち
、離型剤塗布作業を不要とし、又は、離型剤塗布作業で
頻繁に行なう必要のないウレタン成形品の製造方法を提
供することを目的とする.く課題を解決するための手段
〉 本発明のウレタン成形品の製造方法は、上記課題を下記
構成により解決するものである.金型の製品キャビティ
面に、表皮用ウレタン塗料を塗在して表皮塗膜を形成後
、該表皮塗膜の内側に、ウレタン材料により成形品本体
を成形してウレタン成形品を製造する方法において、前
記表皮用ウレタン塗料として、シリコーオイル又は変性
シリコーンオイルが内部離型剤として添加されているも
のを使用する、ことを特徴とする。
た先行刊行物としては、特公昭60−8931号公報等
を挙げることができる.く発明が解決しようとする課題
〉 本発明は、上記にかんがみて、モールドコートに先立ち
、離型剤塗布作業を不要とし、又は、離型剤塗布作業で
頻繁に行なう必要のないウレタン成形品の製造方法を提
供することを目的とする.く課題を解決するための手段
〉 本発明のウレタン成形品の製造方法は、上記課題を下記
構成により解決するものである.金型の製品キャビティ
面に、表皮用ウレタン塗料を塗在して表皮塗膜を形成後
、該表皮塗膜の内側に、ウレタン材料により成形品本体
を成形してウレタン成形品を製造する方法において、前
記表皮用ウレタン塗料として、シリコーオイル又は変性
シリコーンオイルが内部離型剤として添加されているも
のを使用する、ことを特徴とする。
く手段の分説〉
以下、手段を分脱する.第1図は本発明の製造方法の工
程概略図である. (11表皮用ウレタン塗料としては、一波形、二液形い
ずれでもよいが、作業性の見地から一液形が望ましい。
程概略図である. (11表皮用ウレタン塗料としては、一波形、二液形い
ずれでもよいが、作業性の見地から一液形が望ましい。
また、当該塗料のポリイソシアネートは、耐光性の見地
から、通常、非黄変タイプである脂肪族・脂環式ポリイ
ソシアネートが望ましい。塗料の勤粘度調整は、アルコ
ール系、ケトン系、エステル系、芳香族系有機溶剤で行
なう。
から、通常、非黄変タイプである脂肪族・脂環式ポリイ
ソシアネートが望ましい。塗料の勤粘度調整は、アルコ
ール系、ケトン系、エステル系、芳香族系有機溶剤で行
なう。
(2)塗布量は、表皮塗膜厚が乾燥膜厚で10〜100
μmとなる量とする.また、塗装方法は、通常、スプレ
ー塗布による。このとき使用するスプレーガンは、エア
・エアレス方式いずれでもよい。
μmとなる量とする.また、塗装方法は、通常、スプレ
ー塗布による。このとき使用するスプレーガンは、エア
・エアレス方式いずれでもよい。
(3)表皮塗膜の内側の成形品本体の戊形方法は、通常
、反応射出成形(RIM)による。また、成形品本体の
ポリウレタン材料としては、二液形の軟質発泡処方のも
のを使用する。具体例を第1表に示す。
、反応射出成形(RIM)による。また、成形品本体の
ポリウレタン材料としては、二液形の軟質発泡処方のも
のを使用する。具体例を第1表に示す。
(4)表皮用ウレタン塗膜に添加可能なシリコーンオイ
ルとしては、ジメチルシリコーン、フェニルメチルシリ
コーン、クロロフェニルメチルシリコーン等を挙げるこ
とができ、動粘度としてはη=1 00 〜1 000
0 catのものが望ましい.また、これらに、官能
基を導入した変性シリコーン等であってもよい.官能基
としては、活性水素を有するヒドロキシル基、アミノア
ルキル基、カルボキシル基等の、さらには、反応性を有
するアルコキシ基、エボキシ基等を挙げることができる
。
ルとしては、ジメチルシリコーン、フェニルメチルシリ
コーン、クロロフェニルメチルシリコーン等を挙げるこ
とができ、動粘度としてはη=1 00 〜1 000
0 catのものが望ましい.また、これらに、官能
基を導入した変性シリコーン等であってもよい.官能基
としては、活性水素を有するヒドロキシル基、アミノア
ルキル基、カルボキシル基等の、さらには、反応性を有
するアルコキシ基、エボキシ基等を挙げることができる
。
このシリコーンオイルの添加量は、要求される自己離型
性および成形品本体との密着性、さらには、官能基の導
入%等により異なるが、通常、塗膜形成要素(樹脂成分
)100部に対して1〜10部とする.1部未満では塗
膜に自己離型性が得がたく、10部を超えると%!!!
膜と成形品本体との密着性に問題を生じやすくなる.さ
らには、表皮塗膜上にさらに、部分的な塗装・印刷等の
仕上げを行なおうとする場合、付着性に問題を生じやす
い. く発明の効果〉 本発明のウレタン成形品の製造方法は、金型の製品キャ
ビティ面に、表皮用ウレタン塗料を塗布して表皮塗膜を
形成後、該表皮塗膜の内側に、ウレタン材料により成形
品本体を戊形してウレタン成形品を製造する方法におい
て、表皮用ウレタン塗料として、シリコーオイル又は変
性シリコーンオイルが内部離型剤として添加されている
ものを使用するので、下記のような効果を奏する。
性および成形品本体との密着性、さらには、官能基の導
入%等により異なるが、通常、塗膜形成要素(樹脂成分
)100部に対して1〜10部とする.1部未満では塗
膜に自己離型性が得がたく、10部を超えると%!!!
膜と成形品本体との密着性に問題を生じやすくなる.さ
らには、表皮塗膜上にさらに、部分的な塗装・印刷等の
仕上げを行なおうとする場合、付着性に問題を生じやす
い. く発明の効果〉 本発明のウレタン成形品の製造方法は、金型の製品キャ
ビティ面に、表皮用ウレタン塗料を塗布して表皮塗膜を
形成後、該表皮塗膜の内側に、ウレタン材料により成形
品本体を戊形してウレタン成形品を製造する方法におい
て、表皮用ウレタン塗料として、シリコーオイル又は変
性シリコーンオイルが内部離型剤として添加されている
ものを使用するので、下記のような効果を奏する。
モールドコートに先立ち、離型剤の塗布作業が不要とな
り、又は、離型剤塗布作業で頻繁に行なう必要がない。
り、又は、離型剤塗布作業で頻繁に行なう必要がない。
即ち、後述の実施例で示す如く、意外にも表皮塗膜の成
形品本体に対する密着性は良好であるとともに、成形回
数が増えても離型力も増大しない,むしろ、減少する場
合もある。
形品本体に対する密着性は良好であるとともに、成形回
数が増えても離型力も増大しない,むしろ、減少する場
合もある。
く実施例〉
以下、本発明の効果を確認するために、行なった実施例
について説明をする。
について説明をする。
(1)第2図に示すような平板状の金型1のキャビティ
面2に表皮塗料をスプレーガンで設定乾燥膜厚30μm
となるように塗布し、乾燥(50℃x30s)させて表
皮用塗膜4を形戒した。このとき各実施例・比較例で使
用した、表皮用塗料は、「オズレーMV O[+53J
(大日本インキ社製一液形ウレタン塗料)100部
にMEK/IPA−1/1の混合溶剤300部で希釈し
て、第3表に示す各シリコーンオイルを「オズレーMV
0653J 100部に対して3部ずつ添加(比較例
は無添加)して調製したものである. その後、型閉し、第1表に示すRIM用ウレタン材料を
金型キャビティにミキシングヘッド3を介して注入して
第2表に示すRIM成形条件によりシート状の成形品本
体5を成形した。その後、型開きして図例の如く、プッ
シュプルゲージ6を使用して離型力を測定した.各表皮
用塗料について、5回ずつ連続成形を行なった. また、得られた各成形品について、表皮塗膜4と成形品
本体5との密着性を、■ゴバン目試験(まず目数=10
0、ます目寸法:IX1mm、使用テーブ:ニチバン工
業用セロテープ.IM25mm)および、■クロスカッ
ト性試験(クロス角度=30゜、使用テープ:ゴバン目
試験と同じ)により判定した.前者は、剥離のます目数
で表示し、後者は異常の有無を目視判定した。
面2に表皮塗料をスプレーガンで設定乾燥膜厚30μm
となるように塗布し、乾燥(50℃x30s)させて表
皮用塗膜4を形戒した。このとき各実施例・比較例で使
用した、表皮用塗料は、「オズレーMV O[+53J
(大日本インキ社製一液形ウレタン塗料)100部
にMEK/IPA−1/1の混合溶剤300部で希釈し
て、第3表に示す各シリコーンオイルを「オズレーMV
0653J 100部に対して3部ずつ添加(比較例
は無添加)して調製したものである. その後、型閉し、第1表に示すRIM用ウレタン材料を
金型キャビティにミキシングヘッド3を介して注入して
第2表に示すRIM成形条件によりシート状の成形品本
体5を成形した。その後、型開きして図例の如く、プッ
シュプルゲージ6を使用して離型力を測定した.各表皮
用塗料について、5回ずつ連続成形を行なった. また、得られた各成形品について、表皮塗膜4と成形品
本体5との密着性を、■ゴバン目試験(まず目数=10
0、ます目寸法:IX1mm、使用テーブ:ニチバン工
業用セロテープ.IM25mm)および、■クロスカッ
ト性試験(クロス角度=30゜、使用テープ:ゴバン目
試験と同じ)により判定した.前者は、剥離のます目数
で表示し、後者は異常の有無を目視判定した。
第3表に示す試験結果から、本発明の実施例は、離型剤
を塗布しなくても、十分な表皮塗膜が自己離型性を有し
、かつ、表皮塗膜の成形品本体との密着性も良好である
ことが分る.特に、極性官能基を導入した実施例2・4
の離型力は、成形回数が増える従って低下傾向にある。
を塗布しなくても、十分な表皮塗膜が自己離型性を有し
、かつ、表皮塗膜の成形品本体との密着性も良好である
ことが分る.特に、極性官能基を導入した実施例2・4
の離型力は、成形回数が増える従って低下傾向にある。
この事実は、表皮塗料中に添加されているシリコーンオ
イルが極性官能基を有することにより、金属製の金型に
も付着しやすく、戊形毎に付着して積り、シリコーンオ
イルからなる離型膜を形成するものと推定される. 弔 1表 弔 RIM ウレタンオ料 (ボリオール成分) ポリエーテルボリオール (M冨5000) ジエチレングリコール トリエチレンジア主ン(33%) フロン11 (イソシアネート成分) MDI系(NGO− 2 8%) 2表 100部 18部 2部 16部 65部 RIMF条牛 材料温度;OH成分 30℃NCO成分
30℃ 吐出圧力:OH成分 1 0 0 kg/cm
’NGO4分 1 0 0 kg/ai’吐出量
1 5 0 g / s金型温度
50℃注入時間
4Sキュア時間 1.
5■in第 3 表 ※1)いずれも東レシリコーン社製
イルが極性官能基を有することにより、金属製の金型に
も付着しやすく、戊形毎に付着して積り、シリコーンオ
イルからなる離型膜を形成するものと推定される. 弔 1表 弔 RIM ウレタンオ料 (ボリオール成分) ポリエーテルボリオール (M冨5000) ジエチレングリコール トリエチレンジア主ン(33%) フロン11 (イソシアネート成分) MDI系(NGO− 2 8%) 2表 100部 18部 2部 16部 65部 RIMF条牛 材料温度;OH成分 30℃NCO成分
30℃ 吐出圧力:OH成分 1 0 0 kg/cm
’NGO4分 1 0 0 kg/ai’吐出量
1 5 0 g / s金型温度
50℃注入時間
4Sキュア時間 1.
5■in第 3 表 ※1)いずれも東レシリコーン社製
第1図は本発明のウレタン成形品の製造方法を示す概略
工程図、 第2図は本発明の離型力の測定方法を示す説明図である
. 1・・・金型、 2・・・キャビティ面、 4・・・表皮用塗膜、 5・・・成形品本体. 特 許 出 願 人 第 1 図
工程図、 第2図は本発明の離型力の測定方法を示す説明図である
. 1・・・金型、 2・・・キャビティ面、 4・・・表皮用塗膜、 5・・・成形品本体. 特 許 出 願 人 第 1 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 金型の製品キャビティ面に、表皮用ウレタン塗料を塗布
して表皮塗膜を形成後、該表皮塗膜の内側に、ウレタン
材料により成形品本体を成形してウレタン成形品を製造
する方法において、 前記表皮用ウレタン塗料として、シリコーオイル又は変
性シリコーンオイルが内部離型剤として添加されている
ものを使用する、 ことを特徴とするウレタン成形品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30056689A JPH03159709A (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | ウレタン成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30056689A JPH03159709A (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | ウレタン成形品の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03159709A true JPH03159709A (ja) | 1991-07-09 |
Family
ID=17886380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30056689A Pending JPH03159709A (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | ウレタン成形品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03159709A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022509098A (ja) * | 2018-11-23 | 2022-01-20 | ビーエーエスエフ コーティングス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 基材をコーティングするための自己離型性顔料着色インモールドコーティング(imc) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58111823A (ja) * | 1981-12-15 | 1983-07-04 | バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト | 離型剤として有用なポリシロキサン付加生成物およびその製造方法 |
-
1989
- 1989-11-17 JP JP30056689A patent/JPH03159709A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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