JPH01168409A - ウレタン成形物の製造法 - Google Patents

ウレタン成形物の製造法

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JPH01168409A
JPH01168409A JP32717987A JP32717987A JPH01168409A JP H01168409 A JPH01168409 A JP H01168409A JP 32717987 A JP32717987 A JP 32717987A JP 32717987 A JP32717987 A JP 32717987A JP H01168409 A JPH01168409 A JP H01168409A
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JP
Japan
Prior art keywords
amine
mold
mold release
urethane
release agent
Prior art date
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Pending
Application number
JP32717987A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Mabuchi
彰 馬淵
Hisashi Mizuno
恒 水野
Satoru Ono
悟 小野
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、艶消し外観を有する自己スキンを有するポリ
ウレタン製゛品を製造するためのウレタン成形物の製造
方法に関するものである。
さらに詳しくいえば、本発明はカルボン酸亜鉛をアミン
末端ポリエーテルとアミン開始ポリエーテルポリオール
に相溶させ、溶剤で希釈し、それを外部離型剤として用
い、半硬質ポリウレタンフォーム材料を金型に注入硬化
し、艶消し外観を有する自己スキンを有するウレタン成
形物を製造する方法に関するものである。
自己スキンを有する半硬質ウレタンフオームとは、一般
にインテグラルスキンフオームと呼ばれるものである。
このインテグラルスキンフオームはソフトでフィーリン
グが優れているため、主として自動車内装品のアームレ
スト、クラシュパッド、ステアリングホイール等に使用
されている。
ところで、最近、自動車内装品に使用されるウレタン製
品については、高級感を付与するため、艶消し外観をも
つことが要求されている。
しかし、ウレタン製品製造の際の成形においては、通常
、金型にワックス系離型剤を塗布するため、金型表面に
これら離型剤が蓄積し、シボ面を覆うため、微細なシボ
模様が再現されず、製品表面が平滑になり、光沢度が低
くならず、その結果、艶消し外観を持つ成形品が得られ
ない結果となっていた。
また、シリコーン系離型剤を使用すると、離型剤の金型
への蓄積は少ないが、製品に移行したシリコーンにより
艶が出るため艶消し外観を持つ成形品かえられなかった
かくして、艶消し外観をもつウレタン成形品を得るため
の製造方法の開発が当該技術分野の課題となっていた。
本発明者らは、上記課題を解決するため研究を続けた結
果、カルボン酸亜鉛をアミン末端ポリエーテルまたはア
ミン開始ポリエーテルポリオールに相溶させ、これを外
部離型剤として使用することにより艶消し外観を有する
ウレタン成形品を得ることに成功し、本発明を完成した
すなわち、本発明は、カルボン酸亜鉛をアミン末端ポリ
エーテルまたはアミン開始ポリエーテルポリオールに相
溶させ、溶剤で希釈し、外部離型剤として用いて艶消し
外観を持つウレタン成形物を得ることを特徴とするウレ
タン成形物の製造法を提供するものである。
以下に、本発明の詳細な説明する。
本発明のウレタン成形物の製造法において外部1jfi
l剤に使用する上記のアミン末端ポリエーテルとは、ポ
リエーテルポリオールの末端水酸基をアミ7基で置き換
えたポリエーテルアミンをいう。
例えば、グリセリンにプロピレンオキシド、エチレンオ
キシドを付加したポリエーテルポリオールの水酸基をア
ミ7基で置き換えたポリエーテルアミンが挙げられる。
また、エチレングリコールにプロピレンオキシド、エチ
レンオキシドを付加したポリエーテルポリオールをアミ
7基に置き換えたポリエーテルアミンが挙げられる。
また、上記のアミン開始ポリエーテルポリオールとは、
モノエタノールアミン、ジェタノールアミン、トリエタ
ノールアミン、モノイソプロパツールアミン、ジイソプ
ロパツールアミン、トリイソプロパツールアミン等のア
ルカノールアミンにエチレンオキシド、プロピレンオキ
シド等のアルキレンキシドを付加して得られるポリ“エ
ーテルポリオールをいう。
これらアミン末端ポリエーテルおよびアミン開始ポリエ
ーテルポリオールに相溶させるカルボン酸亜鉛の例とし
ては、ステアリン酸亜鉛、バルミチン酸亜鉛、オレイン
酸亜鉛、オクチル酸亜鉛、ラウリン酸亜鉛、ベヘニン酸
亜鉛、リシルシン酸亜鉛等が挙げられるが、ステアリン
酸亜鉛は好ましい例である。
前記の溶剤の例としては、アセトン、メチルアセトン、
メチルエチルケトン、メチル−〇−プロピルケトン、メ
チル−〇−ブチルケトン、メチルイソブチルケトン等の
ケトン系溶剤:メ9/−ル、エタノール、n−プロパツ
ール、インプロパツール、n−ブタノール、イソブタノ
ール等のアルコール系溶剤;酢酸メチル、酢酸エチル、
酢酸−〇−ブチル等のエステル系溶剤;塩化メチレン、
t、t、t−トリクロルエタン、トリクロルエチレン、
テトラクロルエチレン等のハロゲン化炭化水素系溶剤が
挙げられる。
これら溶剤を用いて希釈して得られる外部離型剤は、ス
プレーコートにより金型に塗布される。濃度はカルボン
酸亜鉛として0.1〜5%、好ましくは0,5〜2.0
%が好適である。
上記の外部離型剤を調製するには例えば、好ましくは、
カルボン酸亜鉛1重量部に対し、相溶化剤(アミン末端
ポリエーテルまたはアミン開始ポリエーテルポリオール
)0.7〜2重量部が用いられる。相溶化剤が0.7f
fiff1部未満の場合は、カルボン酸亜鉛が溶解しき
らず、また21重量部を越える場合はインシアネートと
未反応の相溶化剤が金型面に残存し、製品の表面に移行
し、べたつきの原因となるという不具合が生じる。
上記の外部離型剤を金型に塗布すると、溶剤が揮発し、
金型表面にカルボン酸亜鉛を溶解したアミン末端ポリエ
ーテルまたはアミン開始ポリエーテルポリオールが残存
する。そして、その金型表面にモールドコートを塗布す
るとこれら残存物がモールドコート樹脂と相溶する。さ
らに、ポリウレタン材料を注入するとモールドフート樹
脂中のアミン末端ポリエーテルまたはアミン開始ポリエ
ーテルポリオールとウレタン材料中のインシアネートが
反応すると、カルボン酸亜鉛が析出し、離型効果を生じ
るものと考えられる。
以下に本発明の実施例を比較例とともに示し、本発明を
さらに具体的に説明する。例中の部とあるはmm部をあ
られす。
これら比較例、実施例に用いた半硬質ウレタンフオーム
の配合処方は以下のとおりである。
混合ポリエーテルポリオール”   io。
ジエチレングリコール       18トリエチレン
ジアミン        0.8トリクロロモノフルオ
ロメタン   16顔     料         
      6インシアネート雪’         
 651)2官能分子量4000.3官能分子量600
0のポリエーテルの混合 2)ピュアMDIとクルードMDIの1=1のブレンド また比較例、実施例に用いたモールドコートの配合なら
びに成形条件は以下のとおりである。
ウレタンエラストマー        10(無黄変ウ
レタン樹脂) メチルエチルケトン         40イソプロピ
ルアルコール       40顔     料   
            4成形条件 RIM成型1!l      M050−38(新潟鉄
工製) 射出速度        1709/sec射出圧力 
       130 kg/ax”注入タイム   
    3.2sec材料温度        30℃ 金型温度        50℃ 脱型時間        90sec 比較例 1 ワックス系離型剤(石油ワックスを工業用ガソリンに溶
解したもの、固形分3%)を20g金型にスプレーした
のち、前記の配合のモールドフートを塗布したのちウレ
タン材料をRIM成型機により注入しテストプレートを
作製し光沢計HAGS (スガ試験機製)光入射角60
度で反射率を測定した結果、5.8であった。
比較lPJ  2 フラン系離型剤(旭ガラス製モールドスパッド)を比較
例1と同様の条件で塗布しテストプレートを作製した結
果、反射率は5.4であった。
実施例 l ステアリン酸亜鉛5部とエチレンジアミンのプロピレン
オキシド付加体(分子f1295)5部の混合物をメチ
ルエチルケトン600部に溶解し、比較例と同様の条件
で金型にスプレーし、テストプレートを作製し、反射率
を測定した結果、2.4であった。
実施例 2 ステアリン酸亜鉛5部とエチレンジアミンのプロピレン
オキシド付加体(分子m400)5部の混合物をメチル
エチルケトン600部に溶解し、比較例と同様の条件で
スプレーし、テストプレートを作製し、反射率を測定し
た結果、2.3であった。
実施例 3 ステアリン酸亜鉛5部とエチレンジアミンのプロピレン
オキシド付加体(分子m1loo) 5部の混合物をメ
チルエチルケトン600部に溶解し、比較例と同様の条
件で金型にスプレーし、テストプレートを作製し、反射
率を測定した結果、2.6であった。
実施例 4 ステアリン酸亜鉛5部とポリエーテルアミン(3官能分
子ffl 5000) 5部の混合物をメチルエチルケ
トン600部に溶解し、比較例と同様の条件で金型にス
プレーし、テストプレートを作’FJし、反射率を測定
した結果、2.2であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. カルボン酸亜鉛をアミン末端ポリエーテルまたはアミン
    開始ポリエーテルポリオールに相溶させ、溶剤で希釈し
    、外部離型剤として用いて艶消し外観を持つウレタン成
    形物を得ることを特徴とするウレタン成形物の製造法。
JP32717987A 1987-12-25 1987-12-25 ウレタン成形物の製造法 Pending JPH01168409A (ja)

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JP32717987A JPH01168409A (ja) 1987-12-25 1987-12-25 ウレタン成形物の製造法

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JPH01168409A true JPH01168409A (ja) 1989-07-03

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