JPH03159616A - 自動炊飯装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は，自動炊飯装置に関し、炊飯釜、及び炊飯器
の取扱を簡単，容易にするものである。

（従来の技術，及び発明が解決しようとする課題）自動
炊飯は，洗米装置で洗滌された洗米を炊飯釜で受けて，
炊飯器で炊飯する行程を自動化するもので，炊飯釜や炊
飯器等の取扱が容易であることを要する。炊飯後の欧飯
釜から炊飯を取り出すには，手動、又は自動があるが、
いずれにおいても、炊飯釜は炊飯位置から外部へ移転さ
れなければ、炊飯の取出が面倒である。

そこで、この発明は，この炊飯位置からの炊飯釜の取出
移送を，炊飯器と共に、引出形態にして、取扱を簡単、
容易化しようとするものである。

（課題を解決するための手段） この発明は、機枠の炊飯室に対して引出自在の炊飯台に
、内部に炊飯釜を出入自在とする外釜をａ置すると共に
、この外釜内の炊飯釜を加熱する加熱器を定位置に設け
てなる自動炊飯装置の構成とする。

（作用） 炊飯台は加熱器を有して機枠の炊飯室に対して引出自在
になっているため、炊飯釜を炊飯室内へ入れるときは、
この炊飯台の引出位置において，炊飯釜を収容した炊飯
器をこの炊飯台上の所定位置に載せる。炊飯台を炊飯室
内へ押込むと、この炊飯室内では洗米の供給姿勢，及び
加熱器による炊飯姿勢とすることができる。

又，この炊飯が完了すれば、炊飯台を引出して，上記と
は逆に炊飯釜の取出，更には炊飯取出位置への搬出を行
わせることができる。

（発明の効果） このように，炊飯釜は、炊飯器と共に炊飯台の上面に載
せられて、引出形態で機枠の炊飯室へ出し入れされるも
のであるから，これら出し入れの位置が決り易く、洗米
装置との関係や、搬送装置との関係等の取扱、連繋作業
が行われ易く、自動化容易である。

（実施例） 図例第１図において、自動炊飯装置は、箱形の機枠１内
に，米を収容して底部繰出口２の計量バルブ３の回転に
よって計量しながら繰出す米タンク４、この繰出される
米を受けて給水のもとに洗米ボンプ５の駆動によって洗
米する第一洗米槽６，この第一洗米槽６で洗滌された洗
米の供給を受けて濯ぎを行うと共に、濯ぎ後の水加減を
行う第二洗米槽７，この第二洗米槽７から供給される洗
米を受けて加熱器８により炊飯される炊飯釜９、この炊
飯釜９を収容して該加熱器８による炊飯を受けさせる炊
飯器１０．及び、この炊飯器．１　０をのせて機枠１内
の炊飯室１１から外部へ引出自在の炊飯台１２等を配置
している。

このうち米タンク４内は、上蓋１３を開閉自在に設け、
内部に米の残量を検出する残量センサ１４、米の湿度や
温度等を検出する湿温センサ１５等を設け、又，底部に
は、モータ１６によるファン１７によって外気を吹き込
むダクト１８を連通．シ（第６図）、フィルタ１９を経
て直接外気を吸入する外気口２０と、貯留する水２１を
蒸発布２２で蒸発させながら湿気を吸入する湿気口２３
とを，切替井乃至切替調節弁２４で切替えながら吹き込
ませて、米タンク４内の米の湿度を目的の湿度に制御管
理して、炊飯の自動化を一定にし、炊飯の仕上りを安定
させる。

第一洗米檜６には、モータ２５によって駒動される洗米
ポンブ５の吸入パイプ２６が、底部の排水弁２７に接近
して設けられ、噴出パイプ２８が第二洗米槽７にのぞま
せて設けられ、洗米ボンプ５の駆動によって吸入パイプ
２６から吸入する米と水とを噴出パイプ２８を経て第二
洗米槽７へ揚送し，この第二洗米槽７の底部の切替樋２
９を，該第一洗米槽６に切替えて循環移送させながら洗
米作用を行わせるものである（第４図）。排水弁２７は
電磁的に開閉される。３０はオーバフロー口で、底部の
排水口３１と共に機外へ排水する排水パイプ３２へ連通
している。

第４図、第５図において、第一洗米槽６の上部には，電
磁給水弁３３によって給水する給水ノズル３４，この第
一洗米槽６内の水量（位）を超音波により検出する水位
センサ３５、底部排出口３６の排出弁３７を開閉するソ
レノイド又はモータ３８とこの排出弁３７のロッド３９
、前記噴出パイプ２８，及び、オーバフローパイプ４０
等を設けている。該排出弁３７は、モータ３８、又はソ
レノイド等によってばね４１に抗して上動させて開き、
ばね４１の張圧力で閉るように制御される。

又，排出弁３７は，上面に洗米をろ過するフィルタ４２
を形或した弁室４３を設け、この弁室４３内に排水パイ
プ４４の上端部を連通し，この排水パイプ４４の下端部
を第一洗米槽６上にのぞませて、途中に電磁徘水弁４５
を設けている。オーバフローパイプ４０の下端部は第一
洗米槽６上にのぞませている。又、切替樋２９は，モー
タによって排出口３６の回りに一定角度切替回動できる
もので、第一洗米槽６上と炊飯釜９上とに切替えてのぞ
ませるように制御する。

洗米を行うときは、排出弁３７を開き，切替弁２９を第
一洗米槽６側へ切替えた状態で，噴出パイプ２８から噴
出される洗米を、排出口３６から切替樋２９を経て第一
洗米槽６内へ循環させるが、濯ぎを行うときは，この排
出弁３７を閉めて、噴出バイブ２８から噴出される洗米
を受けると共に、給水ノズル３４からの給水を行いなが
ら濯ぎを行う。又、濯ぎ水の排水は排水弁４５を開くこ
とによって行われる。

所定の設定時間濯ぎが行われると、排水弁４５を閉めて
，給水ノズル３４からの給水を行い，この水位を水位セ
ンサ３５によって検出する．水位センサ３５が設定水位
を検出すると、給水弁３３、及び排水弁４５が閉められ
て、切替樋２９が開いた炊飯釜９上にのぞみ，排出弁３
７が開かれて、第二洗米槽７内の洗米が水と共に炊飯釜
９内へ移される。

第１図〜第４図のように、炊飯室１１は第二洗米槽７の
下方前部において、炊飯器１０を収容しうる形態とし，
底部にはレール４６上を前後引出移動自在の炊飯台１２
を設ける。４７はレール４６上面を滑動するローラ、４
８は炊飯台１２の前面の前蓋、４９はこの前蓋４８に設
けたハンドルである。この炊飯台１２には、上面に炊飯
釜９の底部を受けて加熱し炊飯を行う加熱器８を設ける
。

図例では加熱器８は電熱器とし、電気コード５０を有し
、温度センサ５工を有する。この加熱器８はガスによる
ものとするもよい。又、加熱器８は、加熱するときは炊
飯台１２よりも上方へ突出して炊飯釜９の底面に接する
が、炊飯を完了し，又は保温を行った後は、炊飯台１２
よりも下位に引込む構或とするもよい。

飲飯器１０は、底部を開口して，該加熱器８の外周部に
嵌合して，この加熱器８を内部に収容した炊飯釜９の底
面に接近させる。炊飯釜９の上端外周部に突出させた釜
縁５２を、この炊飯器１０の上縁部に嵌合支持させる。

又、第２図、第３図において，炊飯器１ｏには、ヒンジ
５３回りに上方へ回動して開く外蓋５４を、ばね５５に
よって常時開き方向へ弾発し，，：のヒンジ５３と反対
側には、炊飯器１０上縁部に係合部５６を形或し、外蓋
５４にはこの係合部５６に係合するフック５７をピン５
８回りに揺動自在に設けると共に、このフック５７をば
ね５９で該係合部５６へ常時係合しうる状態に弾発付勢
されている。

又，この外蓋５４の上側には、この外蓋５４を開閉する
操作装置が設けられている。機枠１部分に取付けられた
モータ６０によって回転されるクランク６１、ロッド６
２を経て、機枠１側において該ヒンジ５３とほぼ同軸心
上の軸７４の回りに上下回動されるように設けられたア
ーム６３に、ソレノイド６４、及びばね６５によって回
動されるフィンガアーム６６を設ける。このフィンガア
ーム６６に設けたフィンガローラ６７を、上記フック５
７の基部に突設した押ボタン６８上の開操作位置Ａと、
押ボタン６８外側の外蓋５４のハンドル６９部上の閉操
作位置Ｂとに切替えることができるように回動自在に設
け、ソレノイド６４によってこのフィンガローラ６７を
押ボタン６８上に作動させることができる。７０は機枠
１部分に設けるストッパー兼用の外蓋５４開き検出の外
蓋センサである。

上記炊飯釜９には釜蓋７１を開閉自在に設け、この釜蓋
７１の中央部にはっまみ７２を設けている。外蓋５４に
は、このつまみ７２を挾持する保持器が設けられていて
、外蓋５４の開閉により、釜蓋７１をも一緒に開閉でき
る構戊としている。

７３は機枠上の上部正面に設けるコントローラで、マイ
クロコンピュータを有する。

米タンク４に米を収容しておき、炊飯室ｌ１には空の炊
飯釜９を載せた炊飯台工２を押込んで炊飯作業を開始さ
せる。計量バルブ３によって繰出される米が設定量にな
れば、この計量バルブ３の繰出が停止される。第一洗米
槽６内に供給された米は、供給ノズル３４から、排出弁
３７の開かれた排出口３６，切替樋２９等を経て供給さ
れる水と共に，洗米ボンプ５の回転によって、吸入パイ
プ２６、噴出パイプ２８、第二洗米槽７，切替樋２９等
を経て、第一洗米槽６へ循環されながら洗米作用が行わ
れる。

この洗米が一定時間行われると，濯ぎ行程に移り、排出
弁３７が閉鎖されて、第二洗米槽７に移された洗米は、
給水ノズル３４からの給水と、弁室４３及び排水パイプ
４４からの排水とによって、濯ぎが行われる。この濯ぎ
が一定時間経過すると、水位センサ３５による水位の検
出によって，該給水ノズル３４の給水弁３３、及び排水
パイプ３２の排水弁４５によって、設定水量の調節が行
われる。

このようにして水加減が完了すると、給水弁３３，及び
排水弁４５を閉めた状態にして、釜Ｍ７１の開かれた炊
飯釜９の上側へ排出樋２９を切替えて，排出弁３７を開
く。設定量の洗米と水とが第一洗米槽６から炊飯釜９内
へ供給される。

炊飯の用意が完了すると、切替弁２９は第一洗米槽６上
に切替えられて、続く洗米作用を開始することができる
。又、炊飯釜９では、モータ６０の駆動によって、アー
ム６３を押し下げると、閉操作位置Ｂにあるフインガロ
ーラ６７によって押される外蓋５４が閉り、フック５７
が係合部５６に係止されて釜Ｍ７１が閉鎖状態となって
、炊飯可能となる。

このとき洗米の水分が適切であれば，直ちに加熱器８に
よる加熱欧飯が開始される。水分が十分でないときは設
定タイマー等によって所定時間を経たのち炊飯が開始さ
れる。炊飯が完了するとアーム６３が上動された状態に
おいて、飲飯台１２が前方へ引き出されて、この炊飯台
１２上の炊飯器１０が炊飯釜９を収容したまま炊飯取出
位置へ搬送処理される。又、作業者が外蓋５４を開いて
炊飯釜９を取出して炊飯を取出すもよい。

このように炊飯取出後の炊飯器１０は，洗滌した空釜９
を収容して釜ｉ７１を取付けた外蓋５４を閉めたのち，
炊飯台１２上にのせて，炊飯室１１内へ押込む。この炊
飯室工１内で第二洗米槽７からの洗米供給を受けるとき
は、モータ６０の駆動とソレノイド６４とによって、フ
ィンガローラ６７を開操作位置Ａにおいて押し下げて，
押ボタン６８を押してフック５７を係合部５６から外し
て開蓋姿勢とする。この間蓋姿勢では外蓋５４がばね５
５によって上方へ開かれた状態となり、外蓋センサ７０
で検出される。前記洗米供給時の切替４ｉ１ｉ２９の炊
飯釜９上への切替回動は，この外蓋センサ７０が外Ｍ５
４の開きを検出しているとき制御指令される。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例を示すもので、第１図は側断面
図，第２図、第３図は第上図の■矢視部の作動状態を示
す一部断面せる側断面図、第４図は第ｌ図の■矢視部の
拡大側断面図、第５図は第４図のＶ矢視部の拡大側断面
図、第６図は第Ｙ図の■矢視部の拡大側断面図である。 （符号の説明） １　機枠　　　　　　８　加熱器 ５　４ 炊飯釜 炊飯室 外蓋 １　０ １　２ ７１ 炊飯器 炊飯台 釜蓋

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 機枠の炊飯室に対して引出自在の炊飯台に、内部に炊飯
   釜を出入自在とする外釜を載置すると共に、この外釜内
   の炊飯釜を加熱する加熱器を定位置に設けてなる自動炊
   飯装置。