JPH03159402A - 自動車用三波共用アンテナ - Google Patents
自動車用三波共用アンテナInfo
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- JPH03159402A JPH03159402A JP1298946A JP29894689A JPH03159402A JP H03159402 A JPH03159402 A JP H03159402A JP 1298946 A JP1298946 A JP 1298946A JP 29894689 A JP29894689 A JP 29894689A JP H03159402 A JPH03159402 A JP H03159402A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/08—Means for collapsing antennas or parts thereof
- H01Q1/10—Telescopic elements
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/27—Adaptation for use in or on movable bodies
- H01Q1/32—Adaptation for use in or on road or rail vehicles
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q5/00—Arrangements for simultaneous operation of antennas on two or more different wavebands, e.g. dual-band or multi-band arrangements
- H01Q5/30—Arrangements for providing operation on different wavebands
- H01Q5/307—Individual or coupled radiating elements, each element being fed in an unspecified way
- H01Q5/314—Individual or coupled radiating elements, each element being fed in an unspecified way using frequency dependent circuits or components, e.g. trap circuits or capacitors
- H01Q5/321—Individual or coupled radiating elements, each element being fed in an unspecified way using frequency dependent circuits or components, e.g. trap circuits or capacitors within a radiating element or between connected radiating elements
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- Details Of Aerials (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は自動車に装備され、無線電話用の電波であるM
T波の送受信が可能である上、放送波であるAM波及び
FM波の受信を行なえる自動車用三波共用アンテナに関
する。
T波の送受信が可能である上、放送波であるAM波及び
FM波の受信を行なえる自動車用三波共用アンテナに関
する。
[従来の技術]
第5図は従来のこの種の三波共用アンテナを示す図であ
る。図示の如くこのアンテナは、中間部位に整相コイル
2を介在させ、MT波に合せて電気長が(3/8)λ十
(5/8)λの2段コーリニアとしたMT波素子1を備
えたアンテナである。
る。図示の如くこのアンテナは、中間部位に整相コイル
2を介在させ、MT波に合せて電気長が(3/8)λ十
(5/8)λの2段コーリニアとしたMT波素子1を備
えたアンテナである。
したがってこのアンテナではMT波については感度のよ
い送受信を行なえるが、AM波やFM波に対しては素子
長が短すぎるため感度不足を来たす。
い送受信を行なえるが、AM波やFM波に対しては素子
長が短すぎるため感度不足を来たす。
すなわち、AM@及びFM波専用のアンテナ素子長は、
約0,75〜0.95m程度必要なのに対し、上記アン
テナは、0.35〜0.4mLかなく、遥かに短い。そ
こで一般にはAM波に対しては給電ケーブルの低インピ
ーダンス化をはかり、FM波に対してはプースタ3を用
いて増幅を行なうことにより、感度不足を補なうように
していた。
約0,75〜0.95m程度必要なのに対し、上記アン
テナは、0.35〜0.4mLかなく、遥かに短い。そ
こで一般にはAM波に対しては給電ケーブルの低インピ
ーダンス化をはかり、FM波に対してはプースタ3を用
いて増幅を行なうことにより、感度不足を補なうように
していた。
しかし上記のアンテナは、FM波の感度向上の為に能動
素子を用いたブースタ3を使用しているため、増幅度に
自ら限界がある。そして上記増輻度の限界を越えると混
変調、相互変調等の障害を生ずることになる上、局間ノ
イズの増大,S/N比の低下などの問題を生じる事にな
る。
素子を用いたブースタ3を使用しているため、増幅度に
自ら限界がある。そして上記増輻度の限界を越えると混
変調、相互変調等の障害を生ずることになる上、局間ノ
イズの増大,S/N比の低下などの問題を生じる事にな
る。
第6図は第5図に示したアンテナが持っている欠点をも
たないように工夫された三波共用アンテナを示す図であ
る。このアンテナは、図示の如く前述したMT波用とし
て構成された2段コーリニアからなるMT波素子1の頂
部に、AM波およびFM波については通過を許容するが
、MT波に対しては並列共振してその通過を阻止するM
T波遮断機能を発揮するトラップ要素4を設け、このト
ラップ要素4を介してFM波に対しては1/4波長共振
を生じさせ、かつAM波の受信が可能な導電性マスト5
を連結するようにしたものである。
たないように工夫された三波共用アンテナを示す図であ
る。このアンテナは、図示の如く前述したMT波用とし
て構成された2段コーリニアからなるMT波素子1の頂
部に、AM波およびFM波については通過を許容するが
、MT波に対しては並列共振してその通過を阻止するM
T波遮断機能を発揮するトラップ要素4を設け、このト
ラップ要素4を介してFM波に対しては1/4波長共振
を生じさせ、かつAM波の受信が可能な導電性マスト5
を連結するようにしたものである。
上記構或のアンテナによれば、MT波の送受信を行なえ
るのは勿論、FM波およびAM波の受信も比較的感度よ
く行なえるが、未だ十分満足する特性を持つに至ってな
い。特にアンテナ素子長が短かいが故に、集束点レベル
が改善されず、FM波およびAM波についてのS/N比
が悪い。
るのは勿論、FM波およびAM波の受信も比較的感度よ
く行なえるが、未だ十分満足する特性を持つに至ってな
い。特にアンテナ素子長が短かいが故に、集束点レベル
が改善されず、FM波およびAM波についてのS/N比
が悪い。
なお自動車用アンテナにあっては、デザイン上の観点か
ら、また風圧を受けたときに発生する風切り音を低減す
る目的から、アンテナを後方へ若干傾けて取り付ける事
が要求される。しかるに上記三波共用アンテナにあって
は、MT波素子を備えていることから、上記のようにア
ンテナを後方へ傾けて取り付けると、MT波の送受信感
度が急に低下する事がある。
ら、また風圧を受けたときに発生する風切り音を低減す
る目的から、アンテナを後方へ若干傾けて取り付ける事
が要求される。しかるに上記三波共用アンテナにあって
は、MT波素子を備えていることから、上記のようにア
ンテナを後方へ傾けて取り付けると、MT波の送受信感
度が急に低下する事がある。
[発明が解決しようとする課題コ
上記したように、第6図に示したアンテナ、すなわち二
段コーリニアからなるMT波素子1の先端部にトラップ
要素4を介してAM波およびFM波受信のための導電性
マスト5を連結してなる三波共用アンテナは、必要かつ
十分なアンテナ特性を有していない。その特性改善を図
るには、導電性マスト5の長さを更に長くすればよいよ
うに考えられる。しかし導電性マスト5の長大化には自
ずから制限がある。この為、導電性マスト5の長さを長
くすることによって特性改善を図る訳にはいかない。
段コーリニアからなるMT波素子1の先端部にトラップ
要素4を介してAM波およびFM波受信のための導電性
マスト5を連結してなる三波共用アンテナは、必要かつ
十分なアンテナ特性を有していない。その特性改善を図
るには、導電性マスト5の長さを更に長くすればよいよ
うに考えられる。しかし導電性マスト5の長大化には自
ずから制限がある。この為、導電性マスト5の長さを長
くすることによって特性改善を図る訳にはいかない。
すなわち導電性マスト5の長さは、理論上は無線電話帯
域の周波数を有する電波の波長をλとしたとき、(1/
4)λの奇数倍に設定すればよいが、実際には5倍程度
に制限される。つまり、これ以上に長くすると(例えば
7倍,9倍程度にすると)、無線電話帯域での送受信に
際して放射パターンが乱れ、種々支障をきたす事になる
。また製造上 構造上の制約も加わる。例えば、アンテ
ナを車体内部に収容するためには、所謂首下寸法を車体
内部空間に適合するように制限する必要がある。このよ
うな事情を考慮にいれると、導電性マスト5の長さは(
1/4)λの3倍程度が限界である。結局、第6図に示
したアンテナの全長は、0.5〜06 6m程度にしか
ならない。
域の周波数を有する電波の波長をλとしたとき、(1/
4)λの奇数倍に設定すればよいが、実際には5倍程度
に制限される。つまり、これ以上に長くすると(例えば
7倍,9倍程度にすると)、無線電話帯域での送受信に
際して放射パターンが乱れ、種々支障をきたす事になる
。また製造上 構造上の制約も加わる。例えば、アンテ
ナを車体内部に収容するためには、所謂首下寸法を車体
内部空間に適合するように制限する必要がある。このよ
うな事情を考慮にいれると、導電性マスト5の長さは(
1/4)λの3倍程度が限界である。結局、第6図に示
したアンテナの全長は、0.5〜06 6m程度にしか
ならない。
このため前述の0.75〜0.95mの長さを有するア
ンテナと比較すると、感度不足は免れ得ない。S/N比
についても良好なS/N比を得る事はできない。
ンテナと比較すると、感度不足は免れ得ない。S/N比
についても良好なS/N比を得る事はできない。
一方、三波共用アンテナを後方へ若干傾けて取り付ける
と、MT波の送受信感度が急に低下する事がある為、デ
ザイン上も好ましくなく、かつ風切り,音が大きいとい
う弊害があるにも拘らず、アンテナを後傾させて取り付
ける事ができなかった。
と、MT波の送受信感度が急に低下する事がある為、デ
ザイン上も好ましくなく、かつ風切り,音が大きいとい
う弊害があるにも拘らず、アンテナを後傾させて取り付
ける事ができなかった。
そこで本発明の第1の目的は、無線電話用の電波である
MT波の送受信を良好に行なえるのは勿論、放送波であ
るAM波およびF M波を、相互変調.混変調,S/N
比の劣化なしに、0.75〜0.95mの長さのアンテ
ナと同等の感度で受信できる自動車用三波共用アンテナ
を提供する事である。
MT波の送受信を良好に行なえるのは勿論、放送波であ
るAM波およびF M波を、相互変調.混変調,S/N
比の劣化なしに、0.75〜0.95mの長さのアンテ
ナと同等の感度で受信できる自動車用三波共用アンテナ
を提供する事である。
本発明の第2の目的は、第1の目的に加えて、アンテナ
を車体取付面に対して若干(例えば10〜20°程度)
傾斜させて取付けても、MT波の送受信感度の低下が殆
ど無く、その結果、デザイン上も好ましく、かつ風切り
音を低減できるように、アンテナを後傾させて取付ける
ことのできる自動車用三波共用アンテナを提供する事で
ある。
を車体取付面に対して若干(例えば10〜20°程度)
傾斜させて取付けても、MT波の送受信感度の低下が殆
ど無く、その結果、デザイン上も好ましく、かつ風切り
音を低減できるように、アンテナを後傾させて取付ける
ことのできる自動車用三波共用アンテナを提供する事で
ある。
本発明の第3の目的は、第2の目的に加えて、車体壁に
設けてある規格径のアンテナ取付け孔に対して、格別の
処置を施すことなく取り付け得ると共に、比較的小型な
車体に対しても、アンテナ素子を縮小させて車体内部へ
支障なく収容可能な自動車用三波共用アンテナを提供す
る事である。
設けてある規格径のアンテナ取付け孔に対して、格別の
処置を施すことなく取り付け得ると共に、比較的小型な
車体に対しても、アンテナ素子を縮小させて車体内部へ
支障なく収容可能な自動車用三波共用アンテナを提供す
る事である。
[課題を解決するための手段]
上記課題を解決し目的を達成するために、本発明では次
のような手段を講じた。
のような手段を講じた。
(1)無線電話用の電波であるMT波の送受信が可能で
ある上、放送波であるAM波およびFM波の受信を行な
える自動車用三波共用アンテナにおいて、 MT波の送受信が可能な如く導電性マストの中間部位に
第1,第2の整相コイルを介在させて三段コーリニアと
したMT波素子と、 このMT波素子の上に設けられたMT波遮断用のトラッ
プ要素と、 このトラップ要素を介して前記導電性マストに接続され
た導電性マストからなり、前記MT波素子と共働してA
M波およびFM波の受信が可能な如く設けられたAM/
FM波用補助素子と、を具備し、前記A M / F
M波用補助素子の電気長を、無線電話帯域の送信側周波
数に近い周波数の電波の(3/4)波長に設定すると共
に、前記M T波素子の長さと前記A M / F M
波用補助素子の長さとの和が、FM波の受信に適合する
電気長となるように、前記MT波素子の電気長を設定し
た。
ある上、放送波であるAM波およびFM波の受信を行な
える自動車用三波共用アンテナにおいて、 MT波の送受信が可能な如く導電性マストの中間部位に
第1,第2の整相コイルを介在させて三段コーリニアと
したMT波素子と、 このMT波素子の上に設けられたMT波遮断用のトラッ
プ要素と、 このトラップ要素を介して前記導電性マストに接続され
た導電性マストからなり、前記MT波素子と共働してA
M波およびFM波の受信が可能な如く設けられたAM/
FM波用補助素子と、を具備し、前記A M / F
M波用補助素子の電気長を、無線電話帯域の送信側周波
数に近い周波数の電波の(3/4)波長に設定すると共
に、前記M T波素子の長さと前記A M / F M
波用補助素子の長さとの和が、FM波の受信に適合する
電気長となるように、前記MT波素子の電気長を設定し
た。
(2)無線電話帯域の送信側周波数に近い周波数の電波
の波長をλとしたとき、M T波素子は、車体壁上に突
出して設けられ電気長が(3/8)λの導電性マストか
らなる第1の素子と、この第1の素子の上に設けられ電
気長が(1/4)λの第1整相コイルからなる第2の素
子と、この第2の素子の上に設けられ電気長が(3/4
)λの導電性マストからなる第3の素子と、この第3の
素子の上に設けられ電気長が(1/4)λの第2整相コ
イルからなる第4の素子と、この第4の素子の上に設け
られ電気長が(5/8〜3/4)λのヘリカルコイルか
らなる第5の素子と、からなるものとした。
の波長をλとしたとき、M T波素子は、車体壁上に突
出して設けられ電気長が(3/8)λの導電性マストか
らなる第1の素子と、この第1の素子の上に設けられ電
気長が(1/4)λの第1整相コイルからなる第2の素
子と、この第2の素子の上に設けられ電気長が(3/4
)λの導電性マストからなる第3の素子と、この第3の
素子の上に設けられ電気長が(1/4)λの第2整相コ
イルからなる第4の素子と、この第4の素子の上に設け
られ電気長が(5/8〜3/4)λのヘリカルコイルか
らなる第5の素子と、からなるものとした。
(3)径の異なる導電性パイプを互いに摺動自在に接続
して伸縮自在な第3の素子を形成し、この第3の素子の
最大径の導電性パイプを第2の素子の頂部に結合すると
ともに、 筒状絶縁物の外周に各素子ごとの機能に応じてピッチを
変えて導線を巻回することにより、第2整相コイルから
なる第4の素子,ヘリカルコイルからなる第5の素子,
およびトラップ要素からなる第6の素子の三者を一体的
に設け、これを前記第1の素子〜第3の素子の内部へ挿
脱自在に挿入可能な如く結合し、 無線電話帯域の送信側周波数に近い周波数の電波の(3
/4)波長に電気長を設定されたAM/FM波用補助素
子である導電性マストを、第4の素子〜第6の素子にお
ける筒状絶縁物の内部へ挿脱自在に挿入可能な如く構成
した。
して伸縮自在な第3の素子を形成し、この第3の素子の
最大径の導電性パイプを第2の素子の頂部に結合すると
ともに、 筒状絶縁物の外周に各素子ごとの機能に応じてピッチを
変えて導線を巻回することにより、第2整相コイルから
なる第4の素子,ヘリカルコイルからなる第5の素子,
およびトラップ要素からなる第6の素子の三者を一体的
に設け、これを前記第1の素子〜第3の素子の内部へ挿
脱自在に挿入可能な如く結合し、 無線電話帯域の送信側周波数に近い周波数の電波の(3
/4)波長に電気長を設定されたAM/FM波用補助素
子である導電性マストを、第4の素子〜第6の素子にお
ける筒状絶縁物の内部へ挿脱自在に挿入可能な如く構成
した。
[作用]
上記手段を講じた結果、次のような作用が生じる。
(1)MT波素子は、逆招分をキャンセルするための第
1整相コイルおよび第2整相コイルを途中に介在させた
所定電気長の導電性マストにて構成されており、三段コ
ーリニア方式のアンテナとして働く。したがって無線電
話用の電波であるMT波の送受信を良好に行なえる。
1整相コイルおよび第2整相コイルを途中に介在させた
所定電気長の導電性マストにて構成されており、三段コ
ーリニア方式のアンテナとして働く。したがって無線電
話用の電波であるMT波の送受信を良好に行なえる。
またMT波素子の長さとA M / F M波用補助素
子の長さとの和が、FM波の受信に適合する電気長(1
/4)λとなるように、AM/FM波用補助素子の電気
長を(3/4)λに設定した上で、M T波素子の電気
長が設定されている。なお第1第2の整相コイル等は、
FM波に対してはアンテナの容量性を打ち消して共振状
態を呈するローディングコイルとして作用する。そして
ブースタ等は全く使用されていない。かくして放送波で
あるAM波およびFM波を、相互変調,混変調,S/N
比の劣化なしに、0.75 〜0.95mの長さのアン
テナと同等の感度で受信することができる。
子の長さとの和が、FM波の受信に適合する電気長(1
/4)λとなるように、AM/FM波用補助素子の電気
長を(3/4)λに設定した上で、M T波素子の電気
長が設定されている。なお第1第2の整相コイル等は、
FM波に対してはアンテナの容量性を打ち消して共振状
態を呈するローディングコイルとして作用する。そして
ブースタ等は全く使用されていない。かくして放送波で
あるAM波およびFM波を、相互変調,混変調,S/N
比の劣化なしに、0.75 〜0.95mの長さのアン
テナと同等の感度で受信することができる。
(2)MT波素子を構成している第1の素子〜第5の素
子の電気長を、理想値より若干ずらしたものに設定し、
第1整相コイルおよび第2整相コイルによる逆相分のキ
ャンセルが完全に行なわれないようにした。このため残
存した逆用分の作用により、垂直面パターンにおける半
値角が広がり、アンテナを車体取付面に対して若干(例
えば10〜20°程度)傾斜させて取付けても、MT波
の送受信感度の低下が殆ど無いものとなる。なおアンテ
ナを傾斜させたことにより利得は若干低下するが、その
低下分は三股コーリニア方式を採用したことにより、十
分カバーされる。かくしてアンテナ特性を劣化させずに
、デザイン上も好ましく、かつ風切り音を低減できるよ
うに、アンテナを後傾させて取付ける事が可能となる。
子の電気長を、理想値より若干ずらしたものに設定し、
第1整相コイルおよび第2整相コイルによる逆相分のキ
ャンセルが完全に行なわれないようにした。このため残
存した逆用分の作用により、垂直面パターンにおける半
値角が広がり、アンテナを車体取付面に対して若干(例
えば10〜20°程度)傾斜させて取付けても、MT波
の送受信感度の低下が殆ど無いものとなる。なおアンテ
ナを傾斜させたことにより利得は若干低下するが、その
低下分は三股コーリニア方式を採用したことにより、十
分カバーされる。かくしてアンテナ特性を劣化させずに
、デザイン上も好ましく、かつ風切り音を低減できるよ
うに、アンテナを後傾させて取付ける事が可能となる。
(3)構造的には、5段階の異径パイプを互いに摺動自
在に接続した態様のテレスコープ式素子と同等のものと
なる。このため、アンテナ素子の最大径が通常のA P
vl / F M波用アンテナと同等のものとなる。し
たがって車体壁に設けてある規格径のアンテナ取付け孔
に対して、格別の処置を施すことなく取り付け得る。ま
た所謂首下寸法を決定付けるA M / F M波用補
助素子である導電性マストの電気長が、(3/4)λの
近くに設定されているので、佇下寸法を規定寸法の範囲
内に収める事ができる。その結果、比較的小型な車体に
対しても、アンテナ素子を伸縮させて車体内部へ支障な
く収容可能なものとなる。
在に接続した態様のテレスコープ式素子と同等のものと
なる。このため、アンテナ素子の最大径が通常のA P
vl / F M波用アンテナと同等のものとなる。し
たがって車体壁に設けてある規格径のアンテナ取付け孔
に対して、格別の処置を施すことなく取り付け得る。ま
た所謂首下寸法を決定付けるA M / F M波用補
助素子である導電性マストの電気長が、(3/4)λの
近くに設定されているので、佇下寸法を規定寸法の範囲
内に収める事ができる。その結果、比較的小型な車体に
対しても、アンテナ素子を伸縮させて車体内部へ支障な
く収容可能なものとなる。
[実施例]
第1図は本発明の一実施例の概略的構成を示す側面図で
ある。10はM T波の送受信が可能であると共にFM
波,AM波の受信が可能な如く設けられた三波共用のア
ンテナ素子である。
ある。10はM T波の送受信が可能であると共にFM
波,AM波の受信が可能な如く設けられた三波共用のア
ンテナ素子である。
このアンテナ素子10は、MT波素子10Aと、MT波
遮断用のトラップ要素10’Bと、AM/FM波用補助
素子10Cとの三部分がらなっている。
遮断用のトラップ要素10’Bと、AM/FM波用補助
素子10Cとの三部分がらなっている。
MT波素子10Aは、M T波の送受信が可能な如く、
後述するように多段に構成されてぃる導亀性マストの中
間部位に、導線を巻回してなる第1,第2の整柑コイル
11.12を介在させて三段コーリニアとしたものであ
る。
後述するように多段に構成されてぃる導亀性マストの中
間部位に、導線を巻回してなる第1,第2の整柑コイル
11.12を介在させて三段コーリニアとしたものであ
る。
トラップ要素10Bは、MT波素子10Aの上端部に設
けられており、AM波およびFM波については通過を許
容するが、MT波に対しては並列共振してその通過を阻
止するMT波遮断機能を発揮する如く構成されている。
けられており、AM波およびFM波については通過を許
容するが、MT波に対しては並列共振してその通過を阻
止するMT波遮断機能を発揮する如く構成されている。
AM/FM波用補助素子10Cは、トラップ要素10B
を介して前記MT波素子10Aの導電性マストに接続さ
れた棒状の導電性マストからなり、前記M T波素子1
0Aと共働してAM波およびF M波の受信を可能とす
る如く設けられたものである。
を介して前記MT波素子10Aの導電性マストに接続さ
れた棒状の導電性マストからなり、前記M T波素子1
0Aと共働してAM波およびF M波の受信を可能とす
る如く設けられたものである。
なお、上記AM/,FM波用補助素子10Cの電気長は
、無線電話帯域の送信側周波数に近い周波数の電波の波
長をλとした時、(3/4)λの近くに設定されている
。またMT波素子10Aの長さと前記AM/FM波用補
助素子10Cの長さとの和Lが、FM波の受信に適合す
る電気長となるように、前記MT波素子10Aの電気長
は設定されている。各部の電気長の設定値については後
述する。
、無線電話帯域の送信側周波数に近い周波数の電波の波
長をλとした時、(3/4)λの近くに設定されている
。またMT波素子10Aの長さと前記AM/FM波用補
助素子10Cの長さとの和Lが、FM波の受信に適合す
る電気長となるように、前記MT波素子10Aの電気長
は設定されている。各部の電気長の設定値については後
述する。
20はアンテナ素子伸縮駆動機構である。この駆動機構
20は、車体壁21に所謂ネックモールド部22を取り
付け固定され且つ筒体部内に前記アンテナ素子10を挿
脱自在に収納するように設けられた素子収納筒23と、
この素子収納筒23の下端部に取り付けられたモータ2
4および回転ドラム25等からなるローブ移送機構26
と、このロープ移送機構26により移送され先端部が前
記AM/FM波用補助素子10Cの導電性マスト基端部
に結合されたアンテナ伸縮操作用のラック付き可撓性ロ
ーブ(不図示)とからなっている。
20は、車体壁21に所謂ネックモールド部22を取り
付け固定され且つ筒体部内に前記アンテナ素子10を挿
脱自在に収納するように設けられた素子収納筒23と、
この素子収納筒23の下端部に取り付けられたモータ2
4および回転ドラム25等からなるローブ移送機構26
と、このロープ移送機構26により移送され先端部が前
記AM/FM波用補助素子10Cの導電性マスト基端部
に結合されたアンテナ伸縮操作用のラック付き可撓性ロ
ーブ(不図示)とからなっている。
かくしてローブ移送機構26により伸縮操作用ロープが
長手方向へ移送されることによって、AM/FM波用補
助素子10Cの導電性マストが上下方向に駆動される。
長手方向へ移送されることによって、AM/FM波用補
助素子10Cの導電性マストが上下方向に駆動される。
その結果、他の部分も上記マストに連動し、アンテナ素
子10の伸縮操作が行なわれる。なおアンテナ素子縮小
時においては、10CがIOBの中へ挿入され、IOB
が1OAの中へ挿入され、IOAが素子収納筒23の中
へ挿入されることになる。
子10の伸縮操作が行なわれる。なおアンテナ素子縮小
時においては、10CがIOBの中へ挿入され、IOB
が1OAの中へ挿入され、IOAが素子収納筒23の中
へ挿入されることになる。
第1図中27は、前記素子収納筒23の上端部に設けら
れた給電部である。また30はスブリツタを収容した給
電ボックスである。この給電ボックス30の一端は、短
い同軸ケーブル31を介して前記給電部27に接続され
ている。給電ボックス30の他端には、MT波用ケーブ
ル32およびAM/FM波用ケーブル33の各一端が接
続されている。40はモータ正逆転用のリレーを収容し
たリレーボックスである。このリレーボックス40の一
端はリード線41.42をそれぞれ介してモータ23お
よび給電ボックス30に接続されている。リレーボック
ス40の他端には電源供給ライン43.44が接続され
ている。
れた給電部である。また30はスブリツタを収容した給
電ボックスである。この給電ボックス30の一端は、短
い同軸ケーブル31を介して前記給電部27に接続され
ている。給電ボックス30の他端には、MT波用ケーブ
ル32およびAM/FM波用ケーブル33の各一端が接
続されている。40はモータ正逆転用のリレーを収容し
たリレーボックスである。このリレーボックス40の一
端はリード線41.42をそれぞれ介してモータ23お
よび給電ボックス30に接続されている。リレーボック
ス40の他端には電源供給ライン43.44が接続され
ている。
第2図は、本実施例における三波共用アンテナの電気系
の回路構戊を示す図である。
の回路構戊を示す図である。
第2図に示すように、MT波素子10Aの各部の電気長
は次のように設定されている。無線電話帯域の送信側周
波数に近い周波数の電波の波長をλとしたとき、車体壁
上に突出して設けられている導電性マストからなる第1
の素子S1は、電気長が(3/8)λに設定されている
。この第1の素子S1の上に設けられている第1整相コ
イル11からなる第2の素子S2は、電気長が(1/4
)λに設定されている。この第2の素子S2の上に設け
られている導電性マストからなる第3の素子S3は、電
気長が(3/4)λに設定されている。この第3の素子
S3の上に設けられている第2整相コイル12からなる
第4の素子S4は、電気長が(1/4)λに設定されて
いる。
は次のように設定されている。無線電話帯域の送信側周
波数に近い周波数の電波の波長をλとしたとき、車体壁
上に突出して設けられている導電性マストからなる第1
の素子S1は、電気長が(3/8)λに設定されている
。この第1の素子S1の上に設けられている第1整相コ
イル11からなる第2の素子S2は、電気長が(1/4
)λに設定されている。この第2の素子S2の上に設け
られている導電性マストからなる第3の素子S3は、電
気長が(3/4)λに設定されている。この第3の素子
S3の上に設けられている第2整相コイル12からなる
第4の素子S4は、電気長が(1/4)λに設定されて
いる。
この第4の素子S4の上に設けられているヘリカルコイ
ルからなる第5の素子S5は、電気長が(5/8〜3/
4)λに設定されている。
ルからなる第5の素子S5は、電気長が(5/8〜3/
4)λに設定されている。
前記ネックモー゜ルド部22のストレーキャパシティは
、公知の手段により極小化が図られている。
、公知の手段により極小化が図られている。
同軸ケーブル31は広帯域化を図るべく所要の電気長と
されている。
されている。
MT波信号は、同軸ケーブル31と、Ct,C2,Ll
からなる・ハイパスフィルタ51と、MT波用ケーブル
32とを通る。MT波用ケーブル32の端末は無線電話
機セット(不図示)に接続される。
からなる・ハイパスフィルタ51と、MT波用ケーブル
32とを通る。MT波用ケーブル32の端末は無線電話
機セット(不図示)に接続される。
A M / F M波信号は、L2,L3,C3からな
るローパスフィルタ52を通り、更にL4,C4からな
るMT波阻止用トリップ回路53を通過したのち、A
M / F M波用ケーブル33を通る。
るローパスフィルタ52を通り、更にL4,C4からな
るMT波阻止用トリップ回路53を通過したのち、A
M / F M波用ケーブル33を通る。
A M / F M波用ケーブル33の端末はラジオ受
信機(不図示)に接続される。
信機(不図示)に接続される。
電源供給ライン43.44からはリレーボックス40内
のリレーを介してモータ24に電源が供給されるものと
なっている。
のリレーを介してモータ24に電源が供給されるものと
なっている。
第3図および第4図は本実施例の三波共用アンテナの具
体的構造を、一部切断して示す側面図である。
体的構造を、一部切断して示す側面図である。
第3図に示すように、電気長を(3/4)λの近くに設
定されたA M / F M波用捕助素子10Cである
導電性マストを、後述するように第4の素子S4,第5
の素子S5,およびトラップ要素10Bからなる第6の
素子S6を一体化した筒体における筒状絶縁物の内部へ
挿脱自在に挿入可能な如く構成されている。なおA M
/ F M波川浦助素子10Cである導電性マストの
下端部には、アンテナ素子伸縮操作用のラック付き可撓
性ロープ61の一端がジョイント62を介して接続され
でいる。
定されたA M / F M波用捕助素子10Cである
導電性マストを、後述するように第4の素子S4,第5
の素子S5,およびトラップ要素10Bからなる第6の
素子S6を一体化した筒体における筒状絶縁物の内部へ
挿脱自在に挿入可能な如く構成されている。なおA M
/ F M波川浦助素子10Cである導電性マストの
下端部には、アンテナ素子伸縮操作用のラック付き可撓
性ロープ61の一端がジョイント62を介して接続され
でいる。
第2整柑コイル12からなる第4の素子S4へリカルコ
イルからなる第5の素子S5,およびトラップ要素10
Bからなる第6の素子S6は、次の様にして一体化され
ている。筒状絶縁物63の外周に、導線64を各素子ご
との機能に応じてピッチa Pb Pcを変えて巻
回することにより、三者を一体化している。上記一体化
したものは、次に述べるように第1の素子〜第3の素子
の内部へ挿脱自在に挿入可能な如く結合されている。
イルからなる第5の素子S5,およびトラップ要素10
Bからなる第6の素子S6は、次の様にして一体化され
ている。筒状絶縁物63の外周に、導線64を各素子ご
との機能に応じてピッチa Pb Pcを変えて巻
回することにより、三者を一体化している。上記一体化
したものは、次に述べるように第1の素子〜第3の素子
の内部へ挿脱自在に挿入可能な如く結合されている。
なお第4の素子S4を得るに当たっては、導線64の展
開長が電気長で( 1. / 4 )λとなるように、
線間ストレーキャパシティが並列共振しない範囲で、ピ
ッチPaをできる限り狭くして巻いている。
開長が電気長で( 1. / 4 )λとなるように、
線間ストレーキャパシティが並列共振しない範囲で、ピ
ッチPaをできる限り狭くして巻いている。
また第5の素子S5を得るに当たっては、導線64の展
開長が電気長で(5/8〜3/4)λとなるように、ビ
ッチpbをできる限り広くして巻いている。
開長が電気長で(5/8〜3/4)λとなるように、ビ
ッチpbをできる限り広くして巻いている。
さらに第4の素子S4を得るに当たっては、無線電話帯
域の周波数に対して、線間ストレーキャパシティとの関
係により並列共振が生じるように、ピッチPcを定めて
巻いている。
域の周波数に対して、線間ストレーキャパシティとの関
係により並列共振が生じるように、ピッチPcを定めて
巻いている。
第3図において、65は上部導体、66は絶縁カバー
67a,67bは導線の接続点、68は下部導体、69
は接触スプリングである。
67a,67bは導線の接続点、68は下部導体、69
は接触スプリングである。
次に第4図に示すように、第3の素子S3は径の累なる
3本の導電性パイプ71,72.73を互いに摺動自在
に接続して伸縮自在な素子としたちのである。この第3
の素子S3の最大径の導電性バイプ71の下端は、第1
の素子S1の上に設けられている第2の素子S2の頂部
に結合されている。
3本の導電性パイプ71,72.73を互いに摺動自在
に接続して伸縮自在な素子としたちのである。この第3
の素子S3の最大径の導電性バイプ71の下端は、第1
の素子S1の上に設けられている第2の素子S2の頂部
に結合されている。
第1の素子S1は、金属製の外筒74を、強化プラスチ
ック絶縁筒75の外側に、同軸的に嵌合させてなるもの
である。
ック絶縁筒75の外側に、同軸的に嵌合させてなるもの
である。
第2の素子S2は、上記強化プラスチック絶縁筒75の
外側に、導線76を所定ピッチで巻回したものである。
外側に、導線76を所定ピッチで巻回したものである。
導線76の周囲は合成樹脂等の絶縁部材で固めてある。
なお導線76の巻回の仕方としては、導線76の展開長
が電気長で( ]. / 4 )λとなるように、線間
ス1・レーキャパシティが並列共振しない範囲で、ピッ
チPdをできる限り狭くして巻いている。上記の如く巻
回された導線76の両端は、第2の素子S2の上下に配
置されている金属製ジョイント77a,77bに対し、
接続点78a,78bにて接続されている。上記ジョイ
ント77aは前記導電性バイプ71と接続されており、
上記ジョイント77bは前記金属製の外筒74と接続さ
れている。第4図中、7つはストッパーである。また8
1〜83は導電性パイプ71〜73および他の素子との
間の接触スプリングである。
が電気長で( ]. / 4 )λとなるように、線間
ス1・レーキャパシティが並列共振しない範囲で、ピッ
チPdをできる限り狭くして巻いている。上記の如く巻
回された導線76の両端は、第2の素子S2の上下に配
置されている金属製ジョイント77a,77bに対し、
接続点78a,78bにて接続されている。上記ジョイ
ント77aは前記導電性バイプ71と接続されており、
上記ジョイント77bは前記金属製の外筒74と接続さ
れている。第4図中、7つはストッパーである。また8
1〜83は導電性パイプ71〜73および他の素子との
間の接触スプリングである。
上記の如く構成された本実施例によれば、次のような作
用効果を奏する。
用効果を奏する。
MT波素子10Aは、逆相分をキャンセルするための第
1整相コイル11および第2整t目コイル12を途中に
介在させた所定電気長の導電性マストにて構成されてお
り、三段コーリニア方式のアンテナとして働く。したが
って無線電話用の電波であるMT波の送受信を良好に行
なえる。
1整相コイル11および第2整t目コイル12を途中に
介在させた所定電気長の導電性マストにて構成されてお
り、三段コーリニア方式のアンテナとして働く。したが
って無線電話用の電波であるMT波の送受信を良好に行
なえる。
またMT波素子10Aの長さとAM/FM波用補助素子
10Cの長さとの和が、FM波の受信に適合する電気長
となるように、AM/FM波用補助素子10Cの電気長
を(3/4)λの近くに設定した上で、MT波素子10
Aの電気長が設定されている。以下具体例を示す。
10Cの長さとの和が、FM波の受信に適合する電気長
となるように、AM/FM波用補助素子10Cの電気長
を(3/4)λの近くに設定した上で、MT波素子10
Aの電気長が設定されている。以下具体例を示す。
MT波の周波数を仮に840MHzとすると、その(1
/4)λは約90mmとなる。第1,第2の整相コイル
11.12の構造上必要な物理的長さを各30mmとす
る。ここでトラップ要素10Bを第6の素子S6とし、
AM/FM波用補助素子10Cを第7の素子S7とする
。第1の素子81〜第7の素子S7の各々の長さの理想
値M1〜M7に対し、実施値N1〜N7は次のようにな
る。
/4)λは約90mmとなる。第1,第2の整相コイル
11.12の構造上必要な物理的長さを各30mmとす
る。ここでトラップ要素10Bを第6の素子S6とし、
AM/FM波用補助素子10Cを第7の素子S7とする
。第1の素子81〜第7の素子S7の各々の長さの理想
値M1〜M7に対し、実施値N1〜N7は次のようにな
る。
M 1 −= 9 0 X 1.m m
N 1 − 1 3 5 m mM2
−30X1mm N2−30X1mmM3−9
0X2mm N3−270mmM 4 − 3
0 X 1 m m N 4 −
3 0 X 1 m mM S − 9 0
X 2 m m N 5 =・ 2
2 5 m mM6−30X1mm N6
−30 文 1m’mM7=−90X3mm
N7−270mm上記の結果、実施値のトータルは9
90mmとなり、理想値より十分長くなった。上記長さ
、すなわち990mmに短縮率を乗じ、N5をヘリカル
化したことにより、720〜760mmの長さにするこ
とができた。
N 1 − 1 3 5 m mM2
−30X1mm N2−30X1mmM3−9
0X2mm N3−270mmM 4 − 3
0 X 1 m m N 4 −
3 0 X 1 m mM S − 9 0
X 2 m m N 5 =・ 2
2 5 m mM6−30X1mm N6
−30 文 1m’mM7=−90X3mm
N7−270mm上記の結果、実施値のトータルは9
90mmとなり、理想値より十分長くなった。上記長さ
、すなわち990mmに短縮率を乗じ、N5をヘリカル
化したことにより、720〜760mmの長さにするこ
とができた。
なお第1,第2の整相コイル11.12および第5の素
子S5を構成しているヘリ力ルコイルは、FM波に対し
てはアンテナの容量性を打ち消して共振状態を呈するロ
ーディングコイルとして作用すると共に、AM波に対し
てもアンテナ実効長を高める作用がある。なお本実施例
ではブースタ等は全く使用されていない。
子S5を構成しているヘリ力ルコイルは、FM波に対し
てはアンテナの容量性を打ち消して共振状態を呈するロ
ーディングコイルとして作用すると共に、AM波に対し
てもアンテナ実効長を高める作用がある。なお本実施例
ではブースタ等は全く使用されていない。
かくして放送波であるAM波およびFM波を、相互変調
,混変調,S/N比の劣化なしに、0.75〜0.95
mの長さのアンテナと同等の感度で受信することができ
る。
,混変調,S/N比の劣化なしに、0.75〜0.95
mの長さのアンテナと同等の感度で受信することができ
る。
一方、MT波素子10Aを構成している第1の素子81
〜第5の素子S5の各々の電気長は、理想値より若干ず
らしたものに設定されている。
〜第5の素子S5の各々の電気長は、理想値より若干ず
らしたものに設定されている。
すなわち素子81〜S5の各々の電気長の理想値V1〜
V5に対し、実施値W1〜W5は次のように設定されて
いる。
V5に対し、実施値W1〜W5は次のように設定されて
いる。
V1・・・(1/4)λ W1・・・(3/8)λ■
2・・・(1/2)λ W2・・・(1/4)λV3
・・・(1/2)λ W3・・・(3/4)λV4・
・・(1/2)λ W4・・・(1/4)λV5−(
1/2),I W5・ (5/8〜3/4)λ したがって第1整相コイル11および第2整相コイル1
2による逆相分のキャンセルが完全に行なわれないもの
となる。その残存した逆相分の作用により、垂直面パタ
ーンにおける半値角が広がる。その結果、アンテナを車
体取付面に対して若干(例えば10〜20″程度)傾斜
させて取付けても、MT波の送受信感度の低下が殆ど無
いものとなった。なおアンテナを傾斜させたことにより
利得は若干低下する。しかし、その低下分は三股コーリ
ニア方式を採用したことにより、十分カバーされた。実
験結果によれば、二段コーリニア比で、利得は若干プラ
スとなった。かくしてアンテナ特性を劣化させずに、デ
ザイン上も好ましく、かつ風切り音を低減できるように
、アンテナを後傾させて取付ける事が可能となった。
2・・・(1/2)λ W2・・・(1/4)λV3
・・・(1/2)λ W3・・・(3/4)λV4・
・・(1/2)λ W4・・・(1/4)λV5−(
1/2),I W5・ (5/8〜3/4)λ したがって第1整相コイル11および第2整相コイル1
2による逆相分のキャンセルが完全に行なわれないもの
となる。その残存した逆相分の作用により、垂直面パタ
ーンにおける半値角が広がる。その結果、アンテナを車
体取付面に対して若干(例えば10〜20″程度)傾斜
させて取付けても、MT波の送受信感度の低下が殆ど無
いものとなった。なおアンテナを傾斜させたことにより
利得は若干低下する。しかし、その低下分は三股コーリ
ニア方式を採用したことにより、十分カバーされた。実
験結果によれば、二段コーリニア比で、利得は若干プラ
スとなった。かくしてアンテナ特性を劣化させずに、デ
ザイン上も好ましく、かつ風切り音を低減できるように
、アンテナを後傾させて取付ける事が可能となった。
構造的には、5段階の異径パイプを互いに摺勤自在に接
続した態様のテレスコープ式素子と同等のものとなる。
続した態様のテレスコープ式素子と同等のものとなる。
このため、アンテナ素子の最大径が通常のAM/FM波
用アンテナと同等のものとなる。したがって車体壁に設
けてある規格径のアンテナ取付け孔に対して、格別の処
置を施すことなく取り付け得る。また所謂首下寸法を決
定付けるAM/FM波用補助素子10Cである導電性マ
ストの電気長が、(3/4)λの近くに設定されている
ので、首下寸法を規定寸法の範囲内に収める事ができる
。その結果、比較的小型な車体に対しても、アンテナ素
子を伸縮させて車体内部へ支障なく収容可能なものとな
る。
用アンテナと同等のものとなる。したがって車体壁に設
けてある規格径のアンテナ取付け孔に対して、格別の処
置を施すことなく取り付け得る。また所謂首下寸法を決
定付けるAM/FM波用補助素子10Cである導電性マ
ストの電気長が、(3/4)λの近くに設定されている
ので、首下寸法を規定寸法の範囲内に収める事ができる
。その結果、比較的小型な車体に対しても、アンテナ素
子を伸縮させて車体内部へ支障なく収容可能なものとな
る。
なお本発明は上記実施例に限定されるものではない。例
えばトラップ要素10BおよびAM/FM波用補助素子
10Cを除いた下方部分のみを単独で使用可能なように
、上記二つの部分を分離可能な構造にしても良い。また
低インピーダンス変換回路をアンテナ入力回路に介在さ
せるようにしても良い。さらにAM/FM波用補助素子
10Cである導電性マストの電気長を、使用条件如何に
よっては(5/4)λにしてもよい。このほか本発明の
要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿
論である。
えばトラップ要素10BおよびAM/FM波用補助素子
10Cを除いた下方部分のみを単独で使用可能なように
、上記二つの部分を分離可能な構造にしても良い。また
低インピーダンス変換回路をアンテナ入力回路に介在さ
せるようにしても良い。さらにAM/FM波用補助素子
10Cである導電性マストの電気長を、使用条件如何に
よっては(5/4)λにしてもよい。このほか本発明の
要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿
論である。
[発明の効果コ
本発明によれば、次のような効果をもった自動車用三波
共用アンテナを提供できる。
共用アンテナを提供できる。
第1に、無線電話用の電波であるMT波の送受信を良好
に行なえるのは勿論、放送波であるAM波およびFM波
を、相互変調,混変調,S/N比の劣化なしに、0.7
5〜0.95mの長さのアンテナと同等の感度で受信で
きる。
に行なえるのは勿論、放送波であるAM波およびFM波
を、相互変調,混変調,S/N比の劣化なしに、0.7
5〜0.95mの長さのアンテナと同等の感度で受信で
きる。
第2に、第1の効果に加えて、アンテナを車体取付面に
対して若干(例えば10〜20″程度)傾斜させて取付
けても、MT波の送受信感度の低下が殆ど無く、その結
果、デザイン上も好ましく、かつ風切り音を低減できる
ように、アンテナを後傾させて取付けることができる。
対して若干(例えば10〜20″程度)傾斜させて取付
けても、MT波の送受信感度の低下が殆ど無く、その結
果、デザイン上も好ましく、かつ風切り音を低減できる
ように、アンテナを後傾させて取付けることができる。
第3に、第2の効果に加えて、車体壁に設けてある規定
径のアンテナ取付け孔に対して、格別の処置を施すこと
なく取り付け得ると共に、比較的小型な車体に対しても
、アンテナ素子を縮小させて車体内部へ支障なく収容可
能となる。
径のアンテナ取付け孔に対して、格別の処置を施すこと
なく取り付け得ると共に、比較的小型な車体に対しても
、アンテナ素子を縮小させて車体内部へ支障なく収容可
能となる。
第1図〜第4図は本発明の一実施例を示す図で、第1図
はアンテナ全体の機略的構成を示す側面図、第2図は同
アンテナの電気系の回路構成を示す図、第3図および第
4図は三波共用アンテナ素子の具体的構造を一部切断し
て示す側面図である。第5図および第6図はいずれも従
来例を示す図である。 10・・・アンテナ素子、IOA・・・MT波素子、1
0B・・・トラップ要素、ioc・・・A M/ F
M&用捕肋素子、11.12・・・第1,第2の整F目
コイル、20・・・アンテナ素子伸縮駆動機構、Sl−
56・・・第1の素子〜第6の素子。
はアンテナ全体の機略的構成を示す側面図、第2図は同
アンテナの電気系の回路構成を示す図、第3図および第
4図は三波共用アンテナ素子の具体的構造を一部切断し
て示す側面図である。第5図および第6図はいずれも従
来例を示す図である。 10・・・アンテナ素子、IOA・・・MT波素子、1
0B・・・トラップ要素、ioc・・・A M/ F
M&用捕肋素子、11.12・・・第1,第2の整F目
コイル、20・・・アンテナ素子伸縮駆動機構、Sl−
56・・・第1の素子〜第6の素子。
Claims (3)
- (1)無線電話用の電波であるMT波の送受信が可能で
ある上、放送波であるAM波およびFM波の受信を行な
える自動車用三波共用アンテナにおいて、 MT波の送受信が可能な如く導電性マストの中間部位に
第1、第2の整相コイルを介在させて三段コーリニアと
したMT波素子と、 このMT波素子の上に設けられたMT波遮断用のトラッ
プ要素と、 このトラップ要素を介して前記導電性マストに接続され
た導電性マストからなり、前記MT波素子と共働してA
M波およびFM波の受信が可能な如く設けられたAM/
FM波用補助素子と、を具備し、前記AM/FM波用補
助素子の電気長を、無線電話帯域の送信側周波数に近い
周波数の電波の(3/4)波長に設定すると共に、前記
MT波素子の長さと前記AM/FM波用補助素子の長さ
との和が、FM波の受信に適合する電気長となるように
、前記MT波素子の電気長を設定したことを特徴とする
自動車用三波共用アンテナ。 - (2)無線電話帯域の送信側周波数に近い周波数の電波
の波長をλとしたとき、MT波素子は、車体壁上に突出
して設けられ電気長が(3/8)λの導電性マストから
なる第1の素子と、この第1の素子の上に設けられ電気
長が(1/4)λの第1整相コイルからなる第2の素子
と、この第2の素子の上に設けられ電気長が(3/4)
λの導電性マストからなる第3の素子と、この第3の素
子の上に設けられ電気長が(1/4)λの第2整相コイ
ルからなる第4の素子と、この第4の素子の上に設けら
れ電気長が(5/8〜3/4)λのヘリカルコイルから
なる第5の素子と、からなることを特徴とする請求項1
に記載の自動車用三波共用アンテナ。 - (3)径の異なる導電性パイプを互いに摺動自在に接続
して伸縮自在な第3の素子を形成し、この第3の素子の
最大径の導電性パイプを第2の素子の頂部に結合すると
ともに、 筒状絶縁物の外周に各素子ごとの機能に応じてピッチを
変えて導線を巻回することにより、第2整相コイルから
なる第4の素子、ヘリカルコイルからなる第5の素子、
およびトラップ要素からなる第6の素子の三者を一体的
に設け、これを前記第1の素子〜第3の素子の内部へ挿
脱自在に挿入可能な如く結合し、 無線電話帯域の送信側周波数に近い周波数の電波の(3
/4)波長に電気長を設定されたAM/FM波用補助素
子である導電性マストを、第4の素子〜第6の素子にお
ける筒状絶縁物の内部へ挿脱自在に挿入可能な如く構成
したことを特徴とする請求項2に記載の自動車用三波共
用アンテナ。
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