JPH03159230A - プラズマ処理装置 - Google Patents

プラズマ処理装置

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JPH03159230A
JPH03159230A JP29999089A JP29999089A JPH03159230A JP H03159230 A JPH03159230 A JP H03159230A JP 29999089 A JP29999089 A JP 29999089A JP 29999089 A JP29999089 A JP 29999089A JP H03159230 A JPH03159230 A JP H03159230A
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cantilever
boat
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Hiroshi Sekizuka
関塚 博
Mitsuaki Komino
光明 小美野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、被処理体をボートに搭載してプラズマ処理を
バッチ式に実施するプラズマ処理装置に関する。
(従来の技術) 例えば、半導体ウェハに対するプラズマCVD処理は、
従来処理容器内に配設されたサセプタにウェハを支持し
て行うものが一般的である。
しかし、これでは−度に処理できるウェハ枚数に制限が
あるため、ボートにウェハを多数枚搭載し、例えば10
0枚程度のウェハを一度に処理する方式が好ましい。
この種のボートを搬入出する方式のプラズマCVD装置
であって既に実用化されているものは、ソフトランディ
ング方式と称され、ウェハを搭載したボートを処理容器
内に搬入した後に、その内部の底面側にボートを載置し
、搬入出用レバーを搬出した後にプラズマ処理を開始し
ていた。
(発明が解決しようとする課題) 上述したソフトランディング方式では、処理容器内への
ボートのセットを非接触にて実施できないため、ボート
セットの際に発生する不純物の問題が避けられず、この
不純物がウェハに付着して処理の歩留まりが低下するこ
とが指摘されていた。
ボートの搬入比を非接触で実施するためには、片持ち梁
状のカンチレバーによってボートを搬入し、カンチレバ
ーにボートを支持した状態で処理を行い、処理の終了後
にボートを搬出する方式が考えられる。
しかしながら、この種のプラズマ処理を実施するボート
は、プラズマ生成用の電極板を保持しており、他の処理
に使用されるボートよりもその分重量が重い。さらに、
バッチ処理枚数を増やしてスループットを挙げる要求が
ある近年では、ボートの長手軸が長くなり、このような
長いボートに、ウェハ及び電極板を支持するためにはそ
の分強度保障を行わなければならず、ボート重量がさら
に重くなる傾向にある。
このような相当重量のボートを片持ち梁状のカンチレバ
ーの自由端部に支持した場合には、その自由端部の位置
が上下に変位してしまい、特にボートエレベータ等との
間でボートの受は渡しをする際に、ボートエレベータの
昇降位置合せが困難となる。
また、相当重量のボートの受は渡しの際に万一衝撃荷重
が作用した際には、かなりの強度保障を施さない限りカ
ンチレバーが破損してしまう。
そこで、本発明の目的とするところは、プラズマ処理を
バッチ式に行うにあたって、非接触なボートの搬入比を
実施できるカンチレバ一方式を採用し、かつ、バッチ処
理枚数を増やしながらも、カンチレバーの自由端部を常
に基準位置に設定してボートの受は渡しを容易とし、か
つ、非処理時にはカンチレバーへの荷重負担を軽減でき
るプラズマ処理装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明のプラズマ処理装置は、 プラズマガス雰囲気にて被処理体をプラズマ処′理する
処理炉と、 プラズマ生成用の電極板を保持し、この電極板に上記被
処理体を支持するボートと、 このボートを載置して上記処理炉に搬入比する片持ち梁
状のカンチレバーと、 上記カンチレバーを上記処理炉より搬出した際の上記カ
ンチレバー自由端部下方に昇降自在に配置され、上昇し
た基準位置にて上記自由端部を支持するレバー支持機構
と、を設けたことを特徴とする。
(作用) 上記構成によれば、ボートを搭載したカンチレバーが処
理炉の外部に存在する際には、このカンチレバーの自由
端部に向けてレバー支持機構に置ける支持部を上昇させ
、その上昇した基準位置にてカンチレバー自由端部を支
持できる。従って、ボートの受は渡しの際には、このカ
ンチレバーを所定の基準位置に維持でき、この上に搭載
されるボートの受は渡しを常に一定の位置にて実施でき
る。さらに、カンチレバーの自由端部を支持することで
、カンチレバーでの荷重負担を軽減できる。
(実施fP1) 以下、本発明をプラズマCVD装置に適用した一実施例
について、図面を参照して具体的に説明する。
まず、第3図を参照してプラズマCVD処理装置の概要
について説明する。
同図において、横型処理炉10は例えば3段にて積層さ
れ、各段の横型処理炉10に対してボート30を搬入す
るためのカンチレバー(図示せず)を有するボート搬入
出装置12が設けられている。
また、このボート搬入出装置12と平行にボートライナ
ー14が設けられ、このボートライナー14は前記ボー
ト30をウェハ移し換え位置Aとエレベータ受は渡し位
置Bとに直線移動可能である。
前記エレベータ受は渡し位置Bに対向する位置には、ボ
ートエレベータ16が設けられ、昇降及び水平移動可能
なエレベータアーム18に取り付けた2本のボート受は
バー18a、18gにより、前記ボート30を支持して
搬送が可能となっている。
前記ウェハ移し換え位置Aに対向する位置には、多関節
アームを有するウェハ搬送ロボット20が設けられてい
る。このウェハ搬送ロボット20は、第1の回転軸22
aに対して回転する第1の可動部22bと、この第1の
可動部22bに支持された第2の回転軸24aに対して
回転する第2の可動部24bと、この第2の可動部24
bに支持された第3の回転軸26aに対して回転する第
3の可動部24bとを有して構成されている。そして、
前記第3の可動部26bに、その詳細を後述するウェハ
を吸着保持するためのロボットアーム(図示せず)を配
置している。
そして、上記ウェハ搬送ロボット20の上記回転動作に
より、ボートライナー14上の前記ウェハ移し換え位置
Aに設定されたボート10と、複数のキャリア28との
間でロボットアームを移動でき、ウェハの移し換えが可
能である。
次に、前記ボート30について、第2図(A)。
(B)を参照して説明する。
このボート30は、2つの取手部32.32を2本の連
結ロッド34,34で連結し、かつ、取手部32,32
の間には2本の給電用ロッド36゜36が配設されてい
る。ウェハを支持し、かつ、プラズマを生成するための
電極板40は、その奇数枚目が一方の給電用ロッド36
と電気的な接続がとられ、偶数枚目が他方の給電用ロッ
ド36と電気的接続がとられるように支持される。また
、この各電極板40の間には、その3箇所にてそれぞれ
例えば石英ガラス製の絶縁スペーサ38が介在され、電
極間距離を等しく保つと共に、その垂直度を維持してい
る。
ボート長手方向の両端側の2枚の電極板40には片面に
のみウェハを支持し、その他の各電極板40はその両面
にウェハを支持可能である。このために、その電極支持
面42にはそれぞれ2木のテーパビン44が固定され、
ウェハの下端を支持してウェハ支持面42に密着保持で
きる。なお、第3図(B)に示す電極板40の左面のウ
ェハ支持面42aとし、右面をウェハ支持面42bとす
る。この各ウェハ支持面42a、42bの上端には、そ
れぞれ前記ロボットアームとの干渉を防止するための逃
げ部46a、46bが形成され、電極板40が薄いこと
から、この各逃げ部46a。
46bは電極板40の中心線Pよりそれぞれ異なる方向
にずれた位置に形成されている。
次に、前記ボート搬入出装置12に配置され、各横型処
理炉10に対して、前記ボート30を搬入出するための
カンチレバー50について、第4図を参照して説明する
。同図(A)、(B)に示すように、このカンチレバー
50は前記横型処理炉10の開口端部を密閉するキャッ
プ52を有している。なお、このキャップの右側には、
カンチレバー50を横型処理炉10に向けて進退駆動す
る駆動装置(図示せず)が設けられている。キャップ5
2の表面には、2本の基端側バイブ54゜54、この先
端に固定された2本のボート支持パイプ58−.5g−
及びさらにこの先端に固定された自由端側バイブ58.
58を有し、片持ち梁状に形成されている。前記基端側
バイブ54゜54は、このカンチレバー50に搭載され
るボート30を前記横型処理炉10の均熱ゾーンに配置
できる長さにて形成されている。前記ボート支持パイプ
5g=、5g=は、前記ボート30を支持し、かつ、そ
の給電用ロッド36に給電するためのコンタクト部60
を有している。本実施例におけるカンチレバー50は、
2つのボート30.30を搭載可能としている。前記ボ
ート30は、その四隅において前記給電用ロッド36と
電気的に接続された接点部36aを有し、この接点部3
6aは同図(C)に示すように円鐘形状にて形成されて
いる。一方、この円鐘形状の接点部36aと電気的にコ
ンタクトする前記コンタクト部60は、同図(C)に示
すようにすり林状の溝部60aを有し、両者のテーパ面
同士の接触により広いコンタクト面積を確保できるよう
にしている。なお、2本のボート支持パイプ58−.5
8”側部には、それぞれコネクタ渡し56が配置され、
前記コンタクト部60と電気的に接続されている。そし
て、このボート支持パイプ58′側部のコネクタ渡しは
、前記基端側バイブ54を介してコネクトロッド62と
電気的に接続され、さらにキャップ52の他面側に設け
た接続端子64と電気的に接続されている。そして、本
実施例では前記カンチレバー50を横型処理炉10内部
に搬入し、キャップ52が横型処理炉10の開口端を密
閉した後に、処理炉10の外部にて前記接続端子64を
介してRF電源を供給可能としている。
次に、第1図を参照して前記カンチレバー50の自由端
側バイブ58を支持するレバー支持機構70について説
明する。
このレバー支持機構70は、前記カンチレバー50を横
型処理炉10より搬出した際の前記自由端側バイブ58
が配置される位置と対向して配置されている。このレバ
ー支持機構70は、2本の自由端側バイブ58.58と
対向する位置にて上下動可能な昇降部72を有し、この
昇降部72にはU字型に切欠された2つの支持溝74.
74を形成している。この昇降部72は、アーム76の
一端に固定され、このアーム76の他端側は、リニアベ
アリング78を介してガイド軸80に上下動自在に支持
されている。前記アーム76を上下動させるために、ロ
ッドレスシリンダ82が配置されている。このロッドレ
スシリンダ82は、上下2箇所のエアー導入部84a、
84bのいずれか一方へのエアー圧を高めることにより
、その可動部86を上下動させることができ、この可動
部86が前記アーム76と一体的に上下動できるように
なっている。
次に、作用について説明する。
キャリア28よりボート10へのウェハの移し換えは、
ボートライナー14上のウェハ移し換え位置Aにボート
10をセットし、ウェハ搬送ロボット20の駆動により
実施される。ウェハの移し換えの終了したボート30は
第3図に示すウェハ移し換え位WAよりエレベータ受は
渡し位置Bに直線移動され、その後、ボートエレベータ
16の駆動により、ボート30の2つの取手部32゜3
2がボート受はバー18a、18aに支持され゛る。さ
らに、ボートエレベータ16の上昇移動、水平移動によ
り、ボート搬人出装置12上に設置されているカンチレ
バー50へボート30を受は渡すことになる。
ここで、上記のようにしてボート30が受は渡されるカ
ンチレバー50は、その自由端側バイブ58がレバー支
持機構70によって所定の基準高さに維持されている。
特に、本実施例の場合には、カンチレバー50上に2つ
のボート30.30を搭載するようにしているが、1つ
のボート30を搭載した後にも、その重量にかかわらず
カンチレバー50の自由端側バイブ58.58の基準高
さを維持できるので、常時同一のエレベータ昇降位置に
てボート30の受渡しを行うことが可能となる。そして
、このようにカンチレバー50の自由端側の高さが変動
しなければ、ボート30の接点部36aを受は入れるコ
ンタクト部60における溝608の水平方向の位置も変
化しないので、この溝60aへの接点部36aの挿入動
作を容易に実現できる。さらに、カンチレバー50の自
由端側をレバー支持機構70にて支持することにより、
ボートエレベータ16によってボート30をカンチレバ
ー50上に受は渡す際に、たとえ衝撃荷重が作用したと
しても、これを片持ち梁状のカンチレバー50によって
のみ受けるのではなく、その自由端側を支持するレバー
支持機構70でも負担をすることができるので、多数枚
のウェハに加えて電極板40を保持した相当重量のボー
ト30による衝撃荷重が万−生じたとしても、レバー支
持機構70によってカンチレバー50の破損を確実に防
止できる。
2つのボート30.30がカンチレバー50上にセット
された後は、レバー支持機構70のエアー導入部84a
に多くのエアーを導入して、可動部86を下降させ、こ
れと共にアーム7.6を介して昇降部72を下降させる
。このようにして、第1図の鎖線で示すように、カンチ
レバー50の移動経路外に前記昇降部72を設定する。
その後、図示しない駆動装置により、カンチレバー50
を横型処理炉10に搬入する。そして、キャップ52に
よって処理炉10の開口端を密閉し、所定プロセス温度
への設定、プロセスガスの導入及びプラズマの生成を行
うことで、ボート30に搭載されているウェハに対する
プラズマCVD処理を行うことになる。
処理が終了した後に、カンチレバー50を後退させ、横
型処理炉10の外部に設定する。カンチレバー50の搬
出が終了した後に、前記レバー支持機構70を再度駆動
し、その昇降部72によってカンチレバー50の2本の
自由端側バイブ58゜58を支持する。このようにして
、ボート30をエレベータアーム18に受は渡す際には
、カンチレバー50の自由端部の所定の基準高さに維持
できるので、ボート30の搬入時と同様な効果を得るこ
とができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、前記レバー支持機構70におけるカンチレバー
50の自由端部を支持する部分の形状あるいは昇降部7
2の昇降駆動方式などについては、これらの機能を実現
できる他の種々の部材に置き換え可能である。また、本
発明は必ずしもプラズマCVD装置に適用されるものに
限らず、カンチレバ一方式を採用した他のプラズマ処理
装置例えばプラズマエツチング装置にも同様に適用可能
である。
次に、各横型処理炉10の外部に配置され、前記ボート
30の各電極板40へ給電するための給電接続部90に
ついて、第5図及び第6図を参照して説明する。
この給電接続部90は、第5図に示すように前記カンチ
レバー50側の接続端子64と、横型処理炉10の外部
である熱排気室としてのスカベンチャー98に設けられ
た部材からなる。このスカベンチャー98には、2本の
前記接続端子64゜64に向けて回転可能なコンタクト
アーム92゜92(第1図ではその一方のみ図示)が配
置されている。このコンタクトアーム92は、その基端
側かロータリーアクチエータ94に固定され、このロー
タリーアクチエータ94の回転動作により。
前記コンタクトアーム92を前記接続端子64とコンタ
クトONする位置、及びこれと非接触なコンタクトOF
Fする位置とに回転可能としている。
このコンタクトアーム92には、ケーブル92aが接続
され、このケーブル92aの他端側は図示しないRF電
源に接続されている。前記ロータリーアクチエータ94
は取付板96に固定され、この取付板96には、前記コ
ンタクトアーム92が接続端子64と非接触な位置であ
って、かつ、カンチレバー50の進退経路外に設定され
た際に前記コンタクトアーム92と接触′するメカニカ
ルスイッチ96aを有している。そして、このメカニカ
ルスイッチ96aにてコンタトアーム92が検出された
時にのみ、カンチレバー50の搬入小動作を可能として
いる。一方、ロータリーアクチエータ94の回転駆動、
すなわちコンタクトアーム92が接続端子64とコンタ
クトONする動作は、カンチレバー50が横型処理炉1
0内部に搬入され、ボート30の搬入動作が完了したこ
とを検知した後に実施されるようになっている。
また、本実施例装置では、横型処理炉10よりカンチレ
バー50が搬出された際に、この処理炉10の開口端1
0aからの熱放出を防止するために、オートドア100
が設けられている。このオートドア100は、前記横型
処理炉10の開口端10aとは非接触な位置にて、前記
カンチレバー50の搬入出経路と直交する方向に移動可
能となっている。
次に、前記ロータリーアクチエータ94及びオートドア
100の駆動系について、第6図を参照して説明する。
第6図に示すF側口−タリーアクチエータ94のAボー
ト及びB側口−タリーアクチエータ94のBボートに・
加圧すると、前記各コンタクトアーム92,92はコン
タクトONする方向に駆動されることになる。一方、F
側口−タリーアクチエータ94のBポート及びB側口−
タリーアクチエータ9,4のAボートより加圧すると、
前記各コンタクトアーム92,92はコンタクトOFF
する方向に駆動される。この各ボートへのエアー導入を
切り換えるために第1の電磁弁102が設けられている
。尚、第6図の状態では2つのコンタクトアーム92,
92をコンタクトONする方向にエアーが導入されてい
る。
このエアー駆動系は、前記オートドア100を開閉駆動
するためにも兼用されている。すなわち、前記オートド
ア100は第6図に示すロッドレスシリンダ106の可
動部108に固定され、このロッドレスシリンダ106
のオーブン側にエアーを導入することでオルトドア10
0が開放され、そのクローズ側にエアーを導入すること
でオートドア100が横型処理炉10の開口端10aと
対向する位置に設定される。このエアー導入の切り換え
を行うために第2の電磁弁104が設けられている。尚
、第6図に示す状態では、クローズ側にエアーが導入さ
れ、従ってオートドア100はその開口端10aを閉鎖
する位置に設定されている。
ここで、前記カンチレバー50上に2つのボート30.
30が搭載され、かつ、各ボート30の給電用ロッド3
6と接続された接点部36aが、カンチレバー50側の
コンタクト部60における溝60aに嵌入され、その電
気的接続がとられることになる。
次に、カンチレバー50を駆動し、2つのボー)30.
30を搭載したカンチレバー50を横型処理炉10内部
に搬入する。この際、この処理炉10の開口端10a付
近に配置されているコンタクトアーム92,92は、ロ
ータリーアクチエータ94,94の駆動によりそのコン
タクトOFF位置に設定され、かつ、オートドア100
はオーブン位置に設定されるので、このカンチレバー5
0の搬入動作に支障は生じない。
カンチレバー50の搬入が終了すると、カンチレバー5
0に設けられたキャップ52によって横型処理炉10の
開口端10JIが密閉されることになる。そして、この
カンチレバー50の搬入動作が完了したことが図示しな
いセンサ等により検知されると、第6図に示す第1の電
磁弁102が同図に示すように切り換えられ、B側口−
タリーアクチエータ94のBボート及びF側口−タリー
アクチエータ94のAボートより加圧され、2つのコン
タクトアーム92.92がコンタクトONする方向に駆
動される。この結果、2つのコンタクトアーム92,9
2は、前記キャップ52より外部に突出している接続端
子64.64とコンタクトすることになる。
その後、横型処理炉10内部を所定のプロセス温度に設
定し、プロセスガスを導入すると共に、図示しないRF
電源をONとし、ケーブル92a。
コンタクトアーム92.接続端子64.コネクトロッド
62.コネクタ渡し56.コンタクト部60、接点部3
6aを介して給電用ロッド36゜36に通電し、この給
電用ロッド36,36と電気的接続関係にある電極板4
0にRF電源を供給することが可能となる。この結果、
2つの電極40.40の間にプロセスガスによるプラズ
マが生成され、ボート30に搭載されているウェハに対
するプラズマCVD処理を行うことができる。
処理が終了した後には、上述した各種プロセスの駆動を
停止し、かつ、第1の電磁弁102のボートを切換え制
御し、F側口−タリーアクチエータ94のBポート及び
B側口−タリーアクチエータ94のAボートより加圧す
るようにして、2つのコンタトアーム92.92を接続
端子64゜64と非接触であるコンタクトOFF位置に
設定する。そうすると、この2つのコンタクトアーム9
2.92はそれぞれメカニカルスイッチ96a。
96aにてコンタトOFF位置に配置されたことが検知
されるので、その後カンチレバー50の搬出動作を行う
ことが可能となる。そして、カンチレバー50が完全に
横型処理炉10より搬出されたことが検出されると、第
2の電磁弁104のボートが切換えられ、ロッドレスシ
リンダ106のクローズ側にエアーが導入され、オート
ドア100が横型処理炉10の開口端10aと対向する
位置に直線移動される。この結果、横型処理炉10内部
の熱がその対流により処理炉10外部に放出されること
が抑制され、次のプロセス時の立上りを早めることが可
能となる。ここで、本実施例ではこのオートドア100
を単に直線移動させているので、開口端10aを完全に
密閉することはできないが、次のプロセスの立上りを早
めることができるように熱放出を防止でき、特に、オー
トドア100を単に直線移動しているのでその駆動機構
を小型化、軽量化できる効果を有する。
このように、上記構成によればボート30に搭載された
プラズマ生成用の各電極板40に対する給電を、横型処
理炉10の外部に設けた給電接続部90によって実現し
ている。従って、この給電接続部90のコンタクト面は
反応生成物によって汚染されることがなく、メンテナン
スの開度を大幅に減少できることに加えて、そのメイン
テナンス作業を横型処理炉10の外部にて実現できるの
でその作業負担を大幅に低減することが可能となる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によればカンチレバーを処
理炉より搬出した際には、このカンチレバーの自由端部
をレバー支持機構によって所定の基準位置に保持するこ
とができるので、つ・エバに加えてプラズマ生成用の電
極板を保持した参〇当重量のボートを受は渡す際には、
カンチレバー自由端部が上下動しないのでその動作を確
実に実施でき、しかも、非処理時にはカンチレバーへの
荷重負担をレバー支持機構によって少なくできるので、
たとえ衝撃。荷重が作用した場合にもカンチレバーの破
損を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を適用したプラズマCVD装置におけ
るカンチレバー自由端部のレバー支持機構の正面図、 第2図(A)、(B)は、それぞれプラズマ処理用ボー
トの正面図、平面図、 第3図は、実施例装置の全体構成を説明するための概略
平面図、 第4図(A)、(B)、(C)は、それぞれ2つのボー
トを搭載した状態のカンチレバーの正面図、平面図、ボ
ート及びカンチレバーのコネクタ部の概略断面図である
。 第5図は(A)、(B)は、それぞれプラズマCVD装
置における給電接続部の正面図、側面図、第6図は、給
電接続部におけるロータリーアクチエータの駆動及びオ
ートドアの駆動系を説明するための概略説明図、 10 ・・・ 処理炉、 16 ・・・ ボートエレベータ、 30 ・・・ ボート、 40 ・・・ 電極板 50 ・・・ カンチレバー 58 ・・・ 自由端部、 70 ・・・ レバー支持機構、 74 ・・・ 支持溝、 82 ・・・ ロッドレスシリンダ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プロセスガス雰囲気にて被処理体をプラズマ処理
    する処理炉と、 プラズマ生成用の電極板を保持し、この電極板に上記被
    処理体を支持するボートと、 このボートを載置して上記処理炉に搬入出する片持ち梁
    状のカンチレバーと、 上記カンチレバーを上記処理炉より搬出した際の上記カ
    ンチレバー自由端部下方に昇降自在に配置され、上昇し
    た基準位置にて上記自由端部を支持するレバー支持機構
    と、を設けたことを特徴とするプラズマ処理装置。
JP29999089A 1989-11-17 1989-11-17 プラズマ処理装置 Expired - Lifetime JP2711321B2 (ja)

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