JPH031567A - 薄膜抵抗 - Google Patents
薄膜抵抗Info
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- JPH031567A JPH031567A JP13493489A JP13493489A JPH031567A JP H031567 A JPH031567 A JP H031567A JP 13493489 A JP13493489 A JP 13493489A JP 13493489 A JP13493489 A JP 13493489A JP H031567 A JPH031567 A JP H031567A
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Landscapes
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、半導体集積回路内における抵抗として利用で
きる薄膜抵抗に関するものである。
きる薄膜抵抗に関するものである。
従来の技術
近年、高度情報化社会の発達により、衛生通信等にみら
れる数〜数十GHz帯を用いたアナログ通信や、高速演
算処理を行うスーパーコンピューター等のデジタル信号
処理の分野において、半導体素子の高速化、低消費電力
化、高集積化等の性能向上のための開発がさかんに行わ
れている。
れる数〜数十GHz帯を用いたアナログ通信や、高速演
算処理を行うスーパーコンピューター等のデジタル信号
処理の分野において、半導体素子の高速化、低消費電力
化、高集積化等の性能向上のための開発がさかんに行わ
れている。
半導体素子の集積化では、回路設計上、能動素子として
の半導体素子と共に、受動素子としての抵抗等が必要と
なる。半導体集積回路(以下ICと略す)内において、
抵抗は半導体素子層の一部を用いて、もしくはニクロム
等の抵抗体による薄膜抵抗を用いて形成される。
の半導体素子と共に、受動素子としての抵抗等が必要と
なる。半導体集積回路(以下ICと略す)内において、
抵抗は半導体素子層の一部を用いて、もしくはニクロム
等の抵抗体による薄膜抵抗を用いて形成される。
後者の薄膜抵抗は、前者の半導体素子層の一部を用いた
場合に比べ寄生容量が低減される他、プロセス安定性に
すぐれ、かつトリミング等の修正手段が可能であるため
高精度のICに用いられている。
場合に比べ寄生容量が低減される他、プロセス安定性に
すぐれ、かつトリミング等の修正手段が可能であるため
高精度のICに用いられている。
以下図面を参照しながら、従来の薄膜抵抗の一例につい
て説明する。
て説明する。
第2図(a)、ら)、 (C)、 (d)は、従来の薄
膜抵抗を配線形成工程とともに示した構造断面図である
。
膜抵抗を配線形成工程とともに示した構造断面図である
。
第2図(a)、[有])、 (C)、 (d)において
、1は半導体装置が形成される半導体装置基板、2は薄
膜抵抗となる抵抗体、3は前記抵抗体2に配線パターン
4を形成するためのレジスト、5は前記レジスト3の残
痕を除去するための酸素プラズマ、6は前記配線パター
ン4形成時に前記レジスト3上に形成された蒸着金属で
ある。
、1は半導体装置が形成される半導体装置基板、2は薄
膜抵抗となる抵抗体、3は前記抵抗体2に配線パターン
4を形成するためのレジスト、5は前記レジスト3の残
痕を除去するための酸素プラズマ、6は前記配線パター
ン4形成時に前記レジスト3上に形成された蒸着金属で
ある。
以上の構成による従来の薄膜抵抗について、以下に説明
する。
する。
まず、半導体装置基板1上全面にニクロム膜を加熱蒸着
法により形成後、フォトレジストをマスクとしたエツチ
ングにより薄膜抵抗となる抵抗体2を形成する(第2図
(a))。次に、配線を形成するためのパターンをレジ
スト3により形成後、前記パターンの開口部における前
記レジスト3の残痕を酸素プラズマ5により除去する(
第2図(b))。
法により形成後、フォトレジストをマスクとしたエツチ
ングにより薄膜抵抗となる抵抗体2を形成する(第2図
(a))。次に、配線を形成するためのパターンをレジ
スト3により形成後、前記パターンの開口部における前
記レジスト3の残痕を酸素プラズマ5により除去する(
第2図(b))。
次に配線用金属を加熱蒸着法により全面に蒸着し、配線
パターン4ならびに前記レジスト3上に蒸着金属6を形
成する(第2図(C))。次に、リフトオフ法により前
記蒸着金属6を前記レジスト3とともに除去し、薄膜抵
抗ならびにその配線が完成する(第2図(d))。(例
えば、柳井久義監修、半導体ハンドブック第2版、第3
35頁〜第336頁、オーム社発行 参照) 以上のように、薄膜抵抗となる抵抗体2は、レジスト3
の開口部に形成される配線パターン4により配線される
。
パターン4ならびに前記レジスト3上に蒸着金属6を形
成する(第2図(C))。次に、リフトオフ法により前
記蒸着金属6を前記レジスト3とともに除去し、薄膜抵
抗ならびにその配線が完成する(第2図(d))。(例
えば、柳井久義監修、半導体ハンドブック第2版、第3
35頁〜第336頁、オーム社発行 参照) 以上のように、薄膜抵抗となる抵抗体2は、レジスト3
の開口部に形成される配線パターン4により配線される
。
発明が解決しようとする課題
しかしながら上記のような方法では、配線パターン4の
形成に際し、レジスト3の開口部における前記レジスト
3の残痕を除去するために必要とされる酸素プラズマ5
のため、前記抵抗体2の前記レジスト3による非被覆部
すなわち前記配線パターン4との接触部が、酸化もしく
はダメージを受け、高接触抵抗を生じたり薄膜抵抗とし
ての抵抗値のばらつきを生じたりするという課題を有し
ていた。
形成に際し、レジスト3の開口部における前記レジスト
3の残痕を除去するために必要とされる酸素プラズマ5
のため、前記抵抗体2の前記レジスト3による非被覆部
すなわち前記配線パターン4との接触部が、酸化もしく
はダメージを受け、高接触抵抗を生じたり薄膜抵抗とし
ての抵抗値のばらつきを生じたりするという課題を有し
ていた。
本発明は上記課題に鑑み、抵抗体の表面に酸化しにくい
金属膜を形成することにより、酸素プラズマ照射後にお
いても薄膜抵抗としての抵抗値が増加したり、ばらつく
ことのない薄膜抵抗を提供するものである。
金属膜を形成することにより、酸素プラズマ照射後にお
いても薄膜抵抗としての抵抗値が増加したり、ばらつく
ことのない薄膜抵抗を提供するものである。
課題を解決するための手段
上記課題を解決するために、本発明の薄膜抵抗は、集積
回路における薄膜抵抗であって、抵抗体と前記抵抗体の
表面を被覆するイオン化傾向の小さい金属とからなる構
造を有するものである。
回路における薄膜抵抗であって、抵抗体と前記抵抗体の
表面を被覆するイオン化傾向の小さい金属とからなる構
造を有するものである。
作用
本発明では、上記した構造によって、酸素プラズマ照射
等のプロセス後においても薄膜抵抗としての抵抗値が安
定し、ICの生産効率を向上させることが出来る。
等のプロセス後においても薄膜抵抗としての抵抗値が安
定し、ICの生産効率を向上させることが出来る。
実施例
以下、本発明の一実施例の薄膜抵抗について、図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
第1図(a)、 (b)、 (C)、 (d)は、本発
明の一実施例における薄膜抵抗を配線形成工程とともに
示した構造断面図である。
明の一実施例における薄膜抵抗を配線形成工程とともに
示した構造断面図である。
第1図(a)、 (b)、 (C)、 (d)において
、11は半導体装置が形成される半導体装置基板、12
は金属被覆13とともに薄膜抵抗となる抵抗体、14は
前記金属被覆13と前記抵抗体12とからなる薄膜抵抗
に配線パターン15を形成するためのレジスト、16は
前記レジスト14の残痕を除去するための酸素プラズマ
、17は前記配線パターン15形成時に前記レジスト1
4上に形成された蒸着金属である。
、11は半導体装置が形成される半導体装置基板、12
は金属被覆13とともに薄膜抵抗となる抵抗体、14は
前記金属被覆13と前記抵抗体12とからなる薄膜抵抗
に配線パターン15を形成するためのレジスト、16は
前記レジスト14の残痕を除去するための酸素プラズマ
、17は前記配線パターン15形成時に前記レジスト1
4上に形成された蒸着金属である。
以上のように構成された本発明の一実施例における薄膜
抵抗について、以下に説明する。
抵抗について、以下に説明する。
まず、半導体装置基板11上にフォトレジストからなる
薄膜抵抗パターンを形成し、全面にニクロムと金からな
る積層薄膜を加熱蒸着法により形成する。次に、前記フ
ォトレジストを用いたリフトオフ法により、前記ニクロ
ムからなる抵抗体12と前記金からる金属被膜13との
積層構造を有する薄膜抵抗を形成する(第1図(a))
。
薄膜抵抗パターンを形成し、全面にニクロムと金からな
る積層薄膜を加熱蒸着法により形成する。次に、前記フ
ォトレジストを用いたリフトオフ法により、前記ニクロ
ムからなる抵抗体12と前記金からる金属被膜13との
積層構造を有する薄膜抵抗を形成する(第1図(a))
。
次に、配線を形成するためのパターンをレジスト14に
より形成後、前記パターンの開口部における前記レジス
トI4の残痕を酸素プラズマ16により除去する(第1
図(b))。次に配線用金属を加熱蒸着法により全面に
蒸着し、配線パターン15ならびに前記レジスト14上
に蒸着金属17を形成する(第1図(C))。
より形成後、前記パターンの開口部における前記レジス
トI4の残痕を酸素プラズマ16により除去する(第1
図(b))。次に配線用金属を加熱蒸着法により全面に
蒸着し、配線パターン15ならびに前記レジスト14上
に蒸着金属17を形成する(第1図(C))。
次に、リフトオフ法により前記蒸着金属17を前記レジ
スト14とともに除去し、薄膜抵抗ならびにその配線が
完成する(第1図(d))。
スト14とともに除去し、薄膜抵抗ならびにその配線が
完成する(第1図(d))。
以上のように本実施例によれば、抵抗体12の表面が、
イオン化傾向の小さい金属すなわち酸化されに(い金属
である金からなる金属被膜13で被覆されているため、
酸素プラズマ16の照射後においても、配線パターン1
5との接続部における酸化もしくはダメージが軽減され
る。
イオン化傾向の小さい金属すなわち酸化されに(い金属
である金からなる金属被膜13で被覆されているため、
酸素プラズマ16の照射後においても、配線パターン1
5との接続部における酸化もしくはダメージが軽減され
る。
これにより、薄膜抵抗としての抵抗値が安定し、ICの
生産効率を向上させることが出来る。
生産効率を向上させることが出来る。
なお、本実施例では抵抗体12をニクロムとしたが、抵
抗体12はIC内における薄膜抵抗材料ならば何でもよ
く、例えば、窒化タンタル等でもよい。
抗体12はIC内における薄膜抵抗材料ならば何でもよ
く、例えば、窒化タンタル等でもよい。
また、本実施例では金属被膜13を金としたが、金属被
膜13はイオン化傾向の小さい金属すなわち酸化されに
くい金属であればよく、白金またはイリジウムまたはパ
ラジウム等でよい。
膜13はイオン化傾向の小さい金属すなわち酸化されに
くい金属であればよく、白金またはイリジウムまたはパ
ラジウム等でよい。
発明の効果
以上のように本発明の薄膜抵抗は、集積回路における薄
膜抵抗であって、抵抗体と前記抵抗体の表面を被覆する
イオン化傾向の小さい金属とからなることを特徴とする
。
膜抵抗であって、抵抗体と前記抵抗体の表面を被覆する
イオン化傾向の小さい金属とからなることを特徴とする
。
本発明の薄膜抵抗を用いることにより、薄膜抵抗として
の抵抗値が安定し、ICの生産効率を向上させることが
出来る。
の抵抗値が安定し、ICの生産効率を向上させることが
出来る。
第1図(a)、 (b)、 (c)、 (d)は、本発
明の一実施例における薄膜抵抗を配線形成工程とともに
示した構造断面図、第2図(a)、 (b)、 (C)
、 (d)は、従来の薄膜抵抗を配線形成工程とともに
示した構造断面図である。 1.11・・・・・・半導体装置基板、2,12・・・
・・・抵抗体、3.14・・・・・・レジスト、4,1
5・・・・・・配線パターン、5.16・・・・・・酸
素プラズマ、13・・・・・・金属被膜。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名区
明の一実施例における薄膜抵抗を配線形成工程とともに
示した構造断面図、第2図(a)、 (b)、 (C)
、 (d)は、従来の薄膜抵抗を配線形成工程とともに
示した構造断面図である。 1.11・・・・・・半導体装置基板、2,12・・・
・・・抵抗体、3.14・・・・・・レジスト、4,1
5・・・・・・配線パターン、5.16・・・・・・酸
素プラズマ、13・・・・・・金属被膜。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名区
Claims (7)
- (1)集積回路における薄膜抵抗であって、抵抗体と前
記抵抗体の表面を被覆するイオン化傾向の小さい金属と
からなることを特徴とする薄膜抵抗。 - (2)抵抗体がニクロムであることを特徴とする請求項
(1)記載の薄膜抵抗。 - (3)抵抗体が窒化タンタルであることを特徴とする請
求項(1)記載の薄膜抵抗。 - (4)金属が金であることを特徴とする請求項(1)記
載の薄膜抵抗。 - (5)金属が白金であることを特徴とする請求項(1)
記載の薄膜抵抗。 - (6)金属がイリジウムであることを特徴とする請求項
(1)記載の薄膜抵抗。 - (7)金属がパラジウムであることを特徴とする請求項
(1)記載の薄膜抵抗。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13493489A JPH031567A (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | 薄膜抵抗 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13493489A JPH031567A (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | 薄膜抵抗 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH031567A true JPH031567A (ja) | 1991-01-08 |
Family
ID=15139977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13493489A Pending JPH031567A (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | 薄膜抵抗 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH031567A (ja) |
-
1989
- 1989-05-29 JP JP13493489A patent/JPH031567A/ja active Pending
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