JPH0315584A

JPH0315584A - 記録装置

Info

Publication number: JPH0315584A
Application number: JP14943689A
Authority: JP
Inventors: Shigeru Mizoguchi; 茂溝口
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1989-06-14
Filing date: 1989-06-14
Publication date: 1991-01-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は記録装置に係り、特にインクリボンのインクを
熱転写あるいは衝打などにより、記録媒体に転写して記
録する記録装置に関するものである。

［従来の技術］熱転写プリンタや活字をハンマなとで衝打して印字を行
なうプリンタなどでは、インクを記録媒体に転写する記
録材としてインクリボンを使用している。このようなイ
ンクリボンは通常、リボンカセットに収納されており、
そのインクリボンがなくなって記録ができなくなったと
きは、リボンカセットを交換することにより、続けて記
録を行なうことができるように構成されている。

このような従来のプリンタにおけるリボンエンドの検出
は、インクリボンの終端近傍に設けられたエンドマーク
などをセンサにより検出して、リボンの終端を検知する
ことにより行なわれていた。また、インクリボンカセッ
トによっては、そのインクリボンの残量に対応して、印
字できるだいたいの文字数などが記載されているものが
あり、その数値をもとにだいたいの残量を判定していた
。

［発明が解決しようとしている課題］しかしながら上記従来例では、いかに述べるような問題
がある。

■前者のようにインクリボンの終端マークを検出すると
きは、終端検知用のセンサが必要となり、そのための回
路や配線などが必要になって、コストが上昇する。また
、このセンサはインクリボンが無くなったことを検出す
るだけで、あと何文字印字できるかがわからない。

■後者の場合は、インクリボンの残量をもとに、あと約
何文字ぐらい印字できるかが予測できるが、例えば印字
する文字の書体を変更したような場合は、印字できる文
字数が大きく異なるため、正確なインクリボンの残量が
把握できない。

本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、記録時に
使用されたインクリボンの使用量を求め、記録される書
体に対応してインクリボンの残量を表示できる記録装置
を提供することを目的とする。

また本発明の他の目的は、複数のインクリボンを使用し
たときも、各インクリボン毎にその残量を検出すること
ができる記録装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段］上記目的を達成するために本発明の記録装置は以下の様
な構成からなる。即ち、インクリボンのインクを記録媒体に転写して画像の記録
を行う記録装置であって、記録毎に前記インクリボンの
使用量を求め、前記インクリボンの残量を検出する検出
手段と、現在の記録書式を基に前記インクリボンの残量
から、前記インクリボンにより記録可能な記録量を算出
して表示する表示手段とを有する。

［作用］以上の構成において、記録毎にインクリボンの使用量を
求めて、そのインクリボンの残量を検出する。そして、
現在の記録書式を基に、求められたインクリボンの残量
から、そのインクリボンにより記録可能な記録量を算出
して表示するように動作する。

［実施例］以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳細
に説明する。

［サーマルプリンタの説明　（第１図）］第１図は実施
例のサーマルプリンタの概略構成を示すブロック図であ
る。

図において、１ｌは装置全体を制御する制御部で、マイ
クロプロセッサなどのＣＰＵＩ　１　１、ＣＰｔＪ１１
１の制御プログラムや各種データを記憶するＲＯＭ１１
２、ＣＰＵＩ　１　１のワークエリアとして使用され各
種データを一時保存するＲＡＭ１１３などを備えている
。このＲＡＭ１１３には、外部機器１５より送られてき
た印字データなどを記憶する印字バツファ（図示せず）
、インクリボンの残量を表示するモードのときにオンに
セットされるフラグ１１４、インクリボンの残量が記憶
される残量値１１５、標準書式と異なる書式２あるいは
書式３のときにおけるインクリボンの使用量を、標準書
式のときの使用量と比較した比率で記憶する各領域１１
６，１７７を含んでいる。なお、これら残量値１１５や
書式２及書式３との比率情報は、この装置で使用される
インクリボンカセットや書式情報などに対応して予め記
憶されていてもよく、あるいは後述する操作パネル／１３より入力されて、記憶されるようにしてもよい。ま
た、インクリボンの残量値はインクリボンが交換される
ときに自動的にブリセットされるようにしてもよい。

１２は表示部で、インクリボンの残量を表示するととも
に、装置のエラー状態やオペレータへのメッセージ等を
表示することができる。１３は操作パネルで、オペレー
タにより操作されて各種機能指示を人力することができ
、また、表示キーｌ３ａにより、後述するインクリボン
の残量表示を行なうかどうかを指示することができる。

表示キー１３ａはインクリボンの残量を表示するように
指示するためのキーで、この表示キー１３ａが押下され
る度にフラグ１１４の状態がオンからオフ（あるいはオ
フからオンに）反転される。１４は外部機器ｌ５より送
られてくる記録データを入力する入力部である。１５は
ホストコンピュータなどの外部機器で、実施例のサーマ
ルプリンタに文字コードや書式情報及び各種制御情報を
出力して記録動作を指示している。

１６は紙送り用モータ１７を回転駆動するモータドライ
バ、１９はキャリツジ搬送用モータ２０を回転駆動する
モータドライバである。２２はサーマルヘッドで、キャ
リツジ２４の移動に同期して、ヘッドドライバ１８を通
して記録データに対応して発熱駆動される。これにより
、インクリボン２３のインクが溶融（あるいは昇華）し
て記録紙３０に転写されることにより記録紙３０上に画
像が形成される。２１はインクリボン２３を収納してい
るリボンカセットである。

２４はキャリツジで、サーマルヘッド２２やリボンカセ
ット２１などを載置している。このキャリツジ２４には
プーり２８ａ，２８ｂに捲回されたベルト２７が固定さ
れており、キャリツジモータ２０が回転することにより
、シャフト２５．２６に沿って矢印Ｆ方向に搬送される
。記録紙３０はプラテン２９に捲回され、サーマルヘッ
ド２２に対向して保持されており、紙送り用モータ１７
が回転駆動されることにより、プラテン２９が回転して
矢印Ｅ方向に搬送される。

以上の構成により、操作バネル１３の表示キー１３ａが
押下されるとフラグ１１４が反転されて、インクリボン
２３の残量を表示するモードをセット／リセットするこ
とができる。このとき、残量値１１５や比率情報１１６
，１１７は予めセットされていてもよく、操作パネルｌ
３より入力されてもよい。

こうして熱転写により印字を行なう毎にインクリボン２
３の使用量を検出し、その値をもとにインク３ノボン２
３の残量値１１５を更新する。そして、フラグ１１４が
オンであれば現在の印字書式情報をもとに、その残量値
１１５から残りのインクリボン量で印字できる文字数に
換算し、表示部ｌ２にその求めた文字数を表示する。

［記録処理の説明　（第１図、第２図）コ第２図（Ａ）
（Ｂ）は実施例のサーマルプリン夕における記録処理を
示すフローチャートで、この処理を実行する制御プログ
ラムはＲＯＭ１１２に記憶されている。

ステップＳ１で外部機器１５より記録データが入力され
るとステップＳ２に進み、入力部ｌ４を介して記録デー
タを入力してＲＡＭ１１３の印字バツファに記憶する。

この記録データの中には、印字する文字コードや制御コ
ードの他に、印字する書式情報などが含まれている。ス
テップＳ３で、例えば改行コードなどを入力して印字開
始状態になるとステップＳ４に進み、記録紙３０を記録
開始位置まで搬送して印字待ち状態とする。

ステップＳ５ではモータドライバ１９によりキャリツジ
モータ２０の回転駆動を開始し、ステップＳ６で記録タ
イミングになると、ヘッドドライバｌ８を介してサーマ
ルヘッド２２に記録データｌ１を出力し、サーマルヘッド２２の１列分の記録を行なう
。次にステップＳ７に進み、記録した水平方向（矢印Ｆ
方向）のドット量に対応してインクリボン２３の使用量
を求め、ＲＡＭ１　１　３の残量値１１５を更新する。

こうして１行分の記録が終了するまでステップ８５〜ス
テップＳ９が繰り返し実行される。

１行分の記録が終了するとステップＳ１０に進み、キャ
リツジ２４をホーム位置まで戻すとともに、記録紙３０
を１行分矢印Ｅ方向に搬送する。

ステップＳｌｌでフラグ１１４がオンかどうかを調べ、
オンでなければステップＳｌ７に進み、次の行を記録す
るかどうかをみるが、フラグ１１４がオンで残量表示が
指示されているときはステップＳ１２に進む。

ステップＳ１２では現在印字している書式情報ｌ２を調べ、標準書式ならばステップ３１３に進み、残量値
１１４をもとに、現在のインクリボンであと何文字が印
字可能かを求める。一方、書式が書式２で設定されてい
る書式であれば比率１１６を読み出し、残量値１１４に
乗算して書式２における印字可能な文字数を求める。ま
た、書式が書式３で規定された書式であればステップＳ
ｌ５に進み、書式２の場合と同様にして、残量値１１４
と比率１１７との乗算結果をもとに、あと何文字が印字
できるかを求める。こうして、各書式に対応した残量文
字数が求められると、ステップＳｌ６で表示部１２にそ
の結果を表示する。次にステップＳ１７に進み、外部機
器ｌ５よりの全記録データを記録したかを調べ、記録が
終了していないときはステップＳ５に戻り、前述した処
理を実行する。

以上説明したように本実施例によれば、インクリボンの
残量を正確に求めて表示できる効果がある。

また、印字する各書式に対応してインクリボンの残量を
正確に求めることができるため、書式が変更されても、
その書式に対応したインクリボンの残量に対する文字数
が表示できる。

なお、この実施例では、各行の記録終了毎に残量表示を
行なうようにしたが、これに限定されるものでなく、例
えば操作パネル１３の特定のキーが押下されたときに表
示するようにしてもよく、あるいは印字するごとに更新
して表示するようにしてもよい。

またインクリボンの残量値を文字数でなく、長さで表示
するようにすれば、文字以外の画像データを記録すると
きに、残量を知る目安となる。

また、カラー熱転写プリンタなどのように、複数のイン
クリボンカセットをキャリツジに載置して記録する場合
は、各色のインクリボン毎に、前述した残量値を記憶し
、各色での記録を行なう毎に更新することにより、各イ
ンクリボンカセットのインクリボンの残量を正確に把握
することができる。

またさらに、この実施例では書式の種類を、標準を含め
て３通りとしたが、これに限定されないことはもちろん
である。

なお、本実施例はサーマルプリンタの場合で説明したが
これに限定されるものでなく、ワイヤドットプリンタ、
デイジーホイールプリンタなＪように、インクリボンの
インクを記録紙に転写して記録するプリンタの全てに適
用できる。

［発明の効果］ｌ５以上説明したように本発明によれば、記録時に使用され
たインクリボンの使用量を求め、記録される書体に対応
してインクリボンの残量を正確に表示できる効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は実施例のサーマルプリンタの概略構成を示すブ
ロック図、そして第２図は実施例のサーマルプリンタによる記録処理を示
すフローチャートである。図中、１１・・・制御部、１２・・・表示部、１３・・
・操作パネル、１３ａ・・・表示キー、１４・・・入力
部、１５・・・外部機器、１６．１９・・・モータドラ
イバ、１７・・・紙送り用モータ、１８・・・ヘッドド
ライバ、２０・・・キャリツジモータ、２１・・・イン
クリボンカセット、２２・・・サーマルヘッド、２３・
・・インクリボン、２４・・・キャリツジ、２９・・・
プラテン、３０・・・ｌ　６記録紙、１１１・・・ＣＰＵ．１１２・・・ＲＯＭ．ｌ
１３・・・ＲＡＭ，１１４・・・フラグ、１１５・・・
残量値、１１６・・・書式２の比率、１１７・・・書式
３の比率である。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）インクリボンのインクを記録媒体に転写して画像
の記録を行う記録装置であつて、記録毎に前記インクリ
ボンの使用量を求め、前記インクリボンの残量を検出す
る検出手段と、現在の記録書式を基に前記インクリボン
の残量から、前記インクリボンにより記録可能な記録量
を算出して表示する表示手段と、を有することを特徴とする記録装置。
（２）インクリボンのインクを記録媒体に転写して画像
の記録を行う記録装置であつて、複数のインクリボンを
取り付け、記録データの対応して前記インクリボンを交
換して記録する記録手段と、前記記録手段による記録に対応して、前記インクリボン
のそれぞれの使用量を求め、前記インクリボンそれぞれ
の残量を検出する検出手段と、現在の記録書式を基に前
記インクリボンのそれぞれの残量から、前記インクリボ
ンのそれぞれにより記録可能な記録量を算出して表示す
る表示手段と、を有することを特徴とする記録装置。