JPH03155466A - アルミニウム又はアルミニウム合金よりなる材料の表面にろう材を設ける方法 - Google Patents

アルミニウム又はアルミニウム合金よりなる材料の表面にろう材を設ける方法

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JPH03155466A
JPH03155466A JP29243489A JP29243489A JPH03155466A JP H03155466 A JPH03155466 A JP H03155466A JP 29243489 A JP29243489 A JP 29243489A JP 29243489 A JP29243489 A JP 29243489A JP H03155466 A JPH03155466 A JP H03155466A
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当摩 建
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、アルミニウム又はアルミニウム合金(以下、
単にアルミニウム合金)材の表面に例えばろう材を設け
る方法に関するものである。
【発明の背景】
アルミニウム合金材の表面にろう材をり、ラッドしたプ
レージングシートや犠牲陽極材をクラッドした材料は良
く知られている。 このようなプレージングシートの製造方法として、各々
の機能を有するシートを重ね合わせて熱間圧延手段によ
り接合密着させるクラッド圧延法、溶射によって表面に
溶融粒子を吹き付ける溶射法、あるいはフラックスを塗
布した部材に溶融粒子を吹き付けたり、所定の厚さに圧
延した薄板を載せて加熱により該薄板を溶融させて接合
させるフラックス法等が考えられる。 しかしながら、これらの方法のうち、第1番目のクラッ
ド圧延法は、被接合材料の厚さを均一に、かつ、調整が
容易であるものの、圧延手段が用いられるから、文字通
り板材にしが応用できない。 すなわち、例えば管材等には利用できない。 第2番目の溶射法は、被接合材料の厚さを均一にするこ
とが極めて困難であり、がっ、酸化物が多くなる為、そ
の適用用途が限られる。すなわち、活性な金属を溶射手
段で設けることはできない。 第3番目のフラックス法にあっても、溶融粒子の付着の
均一性に問題があったり、薄板の加熱による溶融接合の
場合には、薄板製造コストが高く付いた・す、溶融加熱
に要する設備や熱等のランニングコストが高く付く等の
問題がある。 又、5〜IZwt%のSiを含むアルミニウム合金ろう
材と、にAIF、とに、^lFaとの混合物からなりK
F酸成分して40〜50wt%及びAIF、を60〜5
0wt%含むアルミニウム合金用非腐食性スラックスと
を、同一容器内でそれぞれの液相線温度以上に加熱し、
該容器内にアルミニウム合金を浸漬することを特徴とす
るアルミニウム合金へのろう材の付着方法が提案(特公
昭63−59792号公報)されている。 しかしながら、この提案の技術では不必要な部分、さら
には付着すべきでない部分にもろう材が付着し、腐食が
促進され易くなったり、又、ろう材の消費量が多くなり
、実用化には問題が大きい。
【発明の開示】
本発明の第1の目的は、アルミニウム合金のような活性
に富む材料の場合に適用できる異種材料を接合する方法
を提供することである。 本発明の第2の目的は、例えば管材のような薄板でない
場合にも応用できる異種材料を接合する方法を提供する
ことである。 本発明の第3の目的は、接合する厚さをほぼ均一なもの
とできる異種材料を接合する方法を提供することである
。 本発明の第4の目的は、必要な部分にのみ、すなわち限
定的に異種材料を接合できる方法を提供することである
。 本発明者は、アルミニウム合金のようなろう材や亜鉛の
ような犠牲陽極材の配設方法についての研究を鋭意押し
進めていった結果、アルミニウム合金材の表面に活性状
態で^1の酸化皮膜破壊作用を有するスラックスを塗布
した後、前記アルミニウム合金材の溶融温度よりも低く
、がっ、フラックスの活性温度に保持されたろう材や亜
鉛の溶湯中に浸漬すると、アルミニウム合金材表面の酸
化皮膜が除去されると共に、ろう材や亜鉛がアルミニウ
ム合金材の表面に薄く、しがもほぼ均一に付着しており
、その後これを引き上げることで所望のものが得られて
いることを見出した。 しかも、この際、フラックスが塗布されていなかった部
分にはろう材や亜鉛がアルミニウム合金材の表面に付着
していないか、付着していても簡単に除去できることも
判ったのである。 本発明は上記の知見を基にして達成されたものであり、
アルミニウム又はアルミニウム合金よりなる第1の材料
における第2の材料を接合しようとする部分に対応する
位置の表面にのみ活性状態で酸化皮膜破壊作用を有する
スラックスを設けた後、このフラックスの活性温度に保
持された第2の材料の溶湯中に前記第1の材料を浸漬す
ることを特徴とする異種材料を接合する方法を提供する
ものである。 そして、この技術によって上記の目的が達成されたので
ある。 尚、この異種材料を接合する方法において、例えばろう
材等のような第2の材料の溶湯中における浸漬時間は、
短すぎず、かつ、長すぎないことが好ましく、すなわち
短すぎるとろう材等が充分に付着せず、逆に長ずざると
母材がろう材等の溶湯に侵食されるから、約0.3〜3
0秒間であることが好ましい。
【実施例1】 例えば、熱交換器の^l−0,3wt%Mnからなる押
出偏平多穴管の表面一部(フィンを接合しようとする部
分)に水を溶媒としてKF−^IF、系フラックスを塗
布し、乾燥後600℃に保持された^I  10wt%
Si合金の溶湯中に所定時間浸漬し、その後これを引き
上げた。
【実施例2】 純^1(JIS−1050)よりなる押出偏平多穴管の
表面一部(フィンを接合しようとする部分)に水を溶媒
としてKF−^IF、系フラックスを塗布し、乾燥後6
00℃に保持された^I−Lost%5i−1,5wt
%Zn合金の溶湯中に所定時間浸漬し、その後これを引
き上げた。
【実施例3】 純^1 (JIS−1050>よりなる押出偏平多穴管
の表面一部(フィンを接合しようとする部分)にNaC
1−にCl−LiC1系フラックスを塗布し、乾燥後6
00℃に保持されたAl  10wt%Si合金の溶湯
中に所定時間浸漬し、その後これを引き上げた。
【実施例4】 純^1(JIS−1050)よりなる押出偏平多穴管の
表面一部(フィンを接合しようとする部分)にKCl−
LiCl系フラックスを塗布し、乾燥後550℃に保持
されたAl−45wt%Zn−5@t%Si合金の溶湯
中に所定時間浸漬し、その後これを引き上げた。
【実施例5】 純^1 (JIS−1050>よりなる押出偏平多穴管
の表面一部にKCl−LiC1系フラックスを塗布し、
乾燥後470℃に保持されたZnの溶湯中に所定時間浸
漬し、その後これを引き上げた。
【実施例6] 純^1(JIS−1050)よりなる押出偏平多穴管の
表面一部にRbF−^IF、系フラックスを塗布し、乾
燥後550℃に保持されたAl−45wL%Zn−5w
t%Si合金の溶湯中に所定時間浸漬し、その後これを
引き上げた。 【比較例1】 実施例1において、フラックスな全く用いないで、その
他は同様に行った。
【比較例2】 実施例2において、フラックスを全く用いないで、その
他は同様に行った。
【比較例3】 特公昭63−59792号公報で提案されている如く、
Al−10wt%Si合金とKF−^IF、系フラック
スとが充填され、600℃に保持された容器内に、熱交
換器のAl−0,:ht%Mnからなる押出偏平多穴管
を浸漬し、その後これを引き上げた。
【特性】
上記各側の押出偏平多穴管について、ろう材等の付着厚
さ、その均一性、付着箇所及び溶湯による母材(押出偏
平多穴管)の侵食具合を調べたので、その結果を表1に
示す。 表1 この表1より判る通り、本発明によれば、ろう材等の膜
が均一に、しかも、目的とする必要な部分にのみ、かつ
、母材が侵食されることもなく押出偏平多穴管上に設け
られることが判る。 これに対して、特に、比較例3のものでは、押出偏平多
穴管の孔が寒がれるようになっており、熱交換器の押出
偏平多穴管としては対応できない。 さらには、ろう材等の膜を形成するのに比較的長い時間
が掛かるものであって、膜形成効率が低い。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルミニウム又はアルミニウム合金よりなる第1
    の材料における第2の材料を接合しようとする部分に対
    応する位置の表面にのみ活性状態で酸化皮膜破壊作用を
    有するフラックスを設けた後、このフラックスの活性温
    度に保持された第2の材料の溶湯中に前記第1の材料を
    浸漬することを特徴とする異種材料を接合する方法。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の異種材料を接合する
    方法において、第2の材料の溶湯中における浸漬時間が
    約0.3〜30秒間であるもの。
JP1292434A 1989-11-13 1989-11-13 アルミニウム又はアルミニウム合金よりなる材料の表面にろう材を設ける方法 Expired - Fee Related JP2796861B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6092069A (ja) * 1983-10-24 1985-05-23 Furukawa Alum Co Ltd アルミ製熱交換器用多穴チユ−ブとその製造法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6092069A (ja) * 1983-10-24 1985-05-23 Furukawa Alum Co Ltd アルミ製熱交換器用多穴チユ−ブとその製造法

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