JPH031548A - 電荷転送装置 - Google Patents

電荷転送装置

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JPH031548A
JPH031548A JP13519789A JP13519789A JPH031548A JP H031548 A JPH031548 A JP H031548A JP 13519789 A JP13519789 A JP 13519789A JP 13519789 A JP13519789 A JP 13519789A JP H031548 A JPH031548 A JP H031548A
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Shinichi Imai
今井 眞一
Takashi Oshima
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、電荷結合素子(CCD。
Charge  Coupled  Device)を
用いた電荷転送装置に係り、特に信号入力部に表面チャ
ネルCCD方式を用い、信号転送部および信号出力部に
埋め込みチャネルCCD方式を用いた電荷転送装置に関
する。
(従来の技術) CCDを用いてアナログ信号を伝送する電荷転送装置を
半導体集積回路内に構成する場合、信号入力部、信号転
送部および信号出力部に埋込みチャネルCCD方式を採
用することにより、高い転送効率、高いサンプリングレ
ート、高い信号対雑音比が得られる。
しかし、この埋込みチャネルCCD方式の問題点として
しばしば挙げられるのが、特に信号入力部における線形
性の劣化であり、この改善を図るために、信号人力部を
表面チャネルCCD方式とした表面チャネルCCD入力
方式を採用することも少なくない。
ここで、従来の表面チャネルCCD入力方式を採用した
Nチャネル電荷転送装置の動作原理について説明する。
第7図は、電荷転送装置の構成を簡略化して示すと共に
、動作時における基板内のポテンシャル変化の様子を示
しており、第7図中のクロツタ発生回路80から出力す
る一対のクロックφlおよびφ2のタイミング関係およ
び電位を第8図に示している。
即ち、半導体基板表面に、入力ソース領域用の高濃度不
純物(N+)拡散領域70が形成されると共に、これよ
り離れた位置に電荷注入用井戸を形成するための不純物
(N)拡散領域75が形成され、これに隣接して埋込み
チャネル形成用の低濃度不純物(N−)拡散領域76お
よび不純物(N)拡散領域77が交互に電荷転送方向に
形成されている。半導体基板上には、ゲート絶縁膜(図
示せず)を介して第1の入力ゲート電極71〜第4の入
力ゲート電極74が順に形成されると共に、転送電極7
8および蓄積電極79の対が電荷転送方向に複数組形成
されている。この第1の人力ゲート電極71〜第3の入
力ゲート電極73は、N十拡散領域70とN拡散領域7
5との間の表面チャネル上に位置しており、第4の入力
ゲート電極74は、N拡散領域75上に位置している。
また、各対の転送電極78および蓄積電極79は、それ
ぞれ対応してN−拡散領域76およびこれに隣接するN
拡散領域77の上に位置している。なお、転送電極78
および蓄積電極79は共通に接続されており、第3の入
力ゲート電極73および第4の入力ゲート電極74は共
通に接続されている。
クロック発生回路80は、第8図に示すように互いにほ
ぼ逆相である2相のクロックφ1およびφ2を出力し、
このクロックφ1を第1の入力ゲート電極71および奇
数番目の各対の転送電極78および蓄積電極79に供給
し、クロックφ2を第3の入力ゲート電極73および第
4の入力ゲート電極74および偶数番目の各対の転送電
極78および蓄積電極79に供給する。つまり、第1の
入力ゲート部71には第3の入力ゲート部73および第
4の入力ゲート部74とはほぼ逆相のクロックが印加さ
れ、この第3の入力ゲート部73および第4の入力ゲー
ト部74には同相のクロックが印加される。そして、第
2の入力ゲート電極72には直流電位Vx(例えばv 
cetIi源電位)が与えられ、入力ソース領域用のN
十拡散領域70には直流バイアスと共にアナログ信号人
力Vinが与えられる。
上記構成において、クロックφlおよびφ2のレベル関
係(低レベル“L″と高レベル“H”との関係)が第8
図中に示す時点tl、t2.t3゜t4に対応する基板
内のポテンシャルおよび電荷は第7図中に示すように変
化する。
即ち、時点tlにおいては、入力ソース領域用のN十拡
散領域70下にはPlのポテンシャルを持つ電荷Qが充
満されている。このポテンシャルptは入力信号の直流
バイアスの値によって決定され、この時点tlでの電荷
の転送は行われない。
次に、時点t2においては、第1の入力ゲート電極71
下のポテンシャルは第2の入力ゲート電極72下のポテ
ンシャルより高い位置へ移動し、第1の入力ゲート電極
71下および第2の入力ゲート電極72下はポテンシャ
ルPLを持つ電荷で充満される。同時に、奇数番目の転
送電極78および蓄積電極79下のポテンシャルは高い
位置へ移動じ、前段から電荷が転送される。次に、時点
t3においては、第1の入力ゲート電極71下のポテン
シャルは再び低い位置へ移動し、電荷はポテンシャルP
Lを保ちつつ、入力ソース領域用のN十拡散領域70下
に戻されるものと、第2の入力ゲート電極72下に戻さ
れるものとに二分される。同時に、奇数番目の転送電極
78および蓄積電極79下のポテンシャルは再び低い位
置へ移動し、電荷は蓄積電極79下に蓄積される。次に
、時点t4においては、第2の入力ゲート電極72下に
蓄積されていた電荷は第4の入力ゲート電極74下へ注
入される。同時に、偶数番目の転送電極78および蓄積
電極79下のポテンシャルは高い位置へ移動し、前段か
ら電荷が転送される。以下、上記したような時点t1〜
t4のサイクルの動作と同様な動作が繰返され、信号電
荷の注入および転送が繰返し行われる。
第9図は、第1の入力ゲート電極71〜第4の入力ゲー
ト電極74に印加されるゲート電圧VGとそれぞれのゲ
ート電極下に形成されるポテンシャルPWの関係を示す
。ここで、ゲート電圧VGがあるゲート電圧VGx以下
の時には、ゲート電圧VGとポテンシャルPWとの関係
(電荷転送特性)は非線形となり、逆に、ゲート電圧V
Cがあるゲート電圧VGx以上の時には、ゲート電圧V
CとポテンシャルPWとの関係は線形となる。
ところで、従来は、例えば9VのVcc電源電位を用い
、クロックφlおよびφ2の”H“レベルをVcc電源
電位とする場合には、第2の入力ゲート電極72に印加
される直流電位バイアスを適切な値に設定することによ
り、信号入力部での電荷転送を第9図中に示した線形領
域Iの範囲内で行うことが可能であり、信号入力部にお
ける線形性が劣化することなく、信号転送部への電荷の
注入が可能である。
しかし、低消費電力化を図るために低いVcc電源電位
でも動作可能な電荷転送装置を実現しようとする場合、
従来の電荷転送装置の構成のままでクロックφlおよび
φ2の“H“レベルをVcc電源電位にしたとしても、
この“H”レベルの電位が従来よりも低くなる。換言す
れば、第1の入力ゲート電極71、第3の入力ゲート電
極73、第4の入力ゲート電極74に印加されるクロッ
クの″H#レベルが従来よりも低くなるので、この第1
の入力ゲート電極71、第3の入力ゲート電極73、第
4の入力ゲート電極74下での電荷転送の一部あるいは
全部が第9図中に示した非線形領域Hの範囲内で行われ
ることになり、信号人力部における線形性が劣化するこ
とになるいう問題が生じる。
(発明が解決しようとする課題) 上記したように従来の表面チャネルCOD入力方式を採
用した電荷転送装置は、低い電源電位で動作させること
に伴って入力ゲート部に印加するクロックの″H2レベ
ルが低くなり、この入力ゲート部での電荷転送の一部あ
るいは全部が電荷転送特性の非線形領域の範囲内で行わ
れることになり、信号入力部における線形性が劣化する
という問題がある。
本発明は、上記問題点を解決すべくなされたもので、そ
の目的は、低い電源電位を使用する場合でも信号入力部
における線形性が劣化することなく動作可能になり、低
消費電力化を図り得る電荷転送装置を提供することにあ
る。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) 本発明は、信号入力部に表面チャネル電荷結合素子方式
を用い、信号転送部に埋込みチャネル電荷結合素子方式
を用いた電荷転送装置において、前記信号入力部に印加
されるクロックは、“H”レベルが電源電位以上になる
ように昇圧回路により昇圧されたクロックであることを
特徴とする。
(作用) この電荷転送装置おける動作原理は、前述した従来の電
荷転送装置と比べて、基本的な動作は同様であるが、信
号入力部には”H”レベルが電源電位以上になるように
昇圧されたクロックが印加されているので、信号入力部
ではポテンシャルのより高いところで信号電荷が取扱わ
れるようになる。
従って、低消費電力化を図るために低い電源電位を使用
し、昇圧されたクロックの“H″レベル従来の電im電
位に対して例えばほぼ同じになるように昇圧すれば、信
号入力部における電荷転送を完全に線形領域の範囲内で
行うことが可能であり、信号入力部における線形性が劣
化することはない。なお、前記信号転送部に印加される
クロックの“H#レベルを電源電位にすると、このクロ
ックの“H”レベルの電位は従来よりも低くなるが、信
号転送部は埋め込みチャネルCCD方式を用いているの
で、線形性が劣化しない。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳細に説明す
る。
第1図は、表面チャネルCCD人力方式を採用した電荷
転送装置の構成を簡略化して示すと共に、動作時におけ
る基板内のポテンシャルおよび電荷の変化の様子を示し
ており、第7図を参照して前述した従来の電荷転送装置
と比べて、(1)クロック発生回路10から前記したよ
うな一対のクロックφ1.φ2および、これらと同様の
互いにほぼ逆相の二相の一対のクロックφ1′、φ2′
が出力し、この一対のクロックφ1′、φ2′がパルス
昇圧凹路11に入力し、ここで“H”レベルがV cc
電源電位以上になるように昇圧された互いにほぼ逆相の
二相のクロックφl“およびφ2′が前記一対のクロッ
クφ1およびφ2に代わって信号入力部の第1の人力ゲ
ート電極71および第3の人力ゲート電極73、第4の
入力ゲート電極74に印加されている点が異なり、その
他は同じであるので第7図中と同一符号を付している。
即ち、第1図において、半導体基板表面に、人力ソース
領域用の高濃度不純物(N+)拡散領域70が形成され
ると共に、これより離れた位置に電荷注入用井戸を形成
するための不純物(N)拡散領域75が形成され、これ
に隣接して埋込みチャネル形成用の低濃度不純物(N″
″)拡散領域76および不純物(N)拡散領域77が交
互に電荷転送方向に形成されている。半導体基板上にゲ
ート絶縁膜(図示せず)を介して第1の入力ゲート電極
71〜第4の入力ゲート電極74が順に形成されると共
に、転送電極78および蓄積電極79の対が電荷転送方
向に複数組形成されている。
この第1の入力ゲート電極71〜第3の入力ゲート電極
73は、N十拡散領域70とN拡散領域75との間の表
面チャネル上に位置しており、第4の入力ゲート電極7
4は、N拡散領域75上に位置している。
また、6対の転送電極78および蓄積電極79は、それ
ぞれ対応してN−拡散領域76および、これに隣接する
N拡散領域77の上に位置している。なお、上記6対の
転送電極78および蓄積電tff79は共通に接続され
ており、第3の入力ゲート電極73および第4の入力ゲ
ート電極74は共通に接続されている。入力ソース領域
用のN十拡散領域70には従来通り直流バイアスと共に
アナログ信号人力Vinが与えられ、前記第2の入力ゲ
ート電t!!1I72には従来通り直流電位Vxが与え
られ、奇数番目の6対の転送電極78および蓄積電極8
9には従来通りクロックφlが印加され、偶数番目の6
対の転送電極78および蓄積電極79には従来通りクロ
ックφ2が印加される。
そして、本実施例では、第1の入力ゲート電極71には
クロックφ1“が印加され、第3の入力ゲート電極73
および第4の入力ゲート電極74にはクロックφ2”が
印加される。
第2図は、各クロックφ1.φ2.φ1′φ2′、φl
”、φ25のタイミング関係および電位を示している。
ここで、Vcc+Vaは昇圧電位を示している。
上記実施例の電荷転送装置において、第2図中に示す時
点t1.t2.t3.t4に対応する基板内のポテンシ
ャルおよび電荷は第1図中に実線で示すように変化し、
第1の入力ゲート電極71〜第4の入力ゲート電極74
に印加されるゲート電圧VGと、それぞ°れのゲート電
極下に形成されるポテンシャルPWの関係は第9図に示
したようになる。
即ち、上記実施例の電荷転送装置における基本的な動作
は、第7図を参照して前述した従来の電前転送装置と同
様であるのでその説明を省略するが、信号入力部には“
H“レベルがVCC電源電位以上になるように昇圧され
たクロックφ1”およびφ2″が印加されているので、
信号入力部ではポテンシャルのより高いところで信号電
荷が取り扱われている点が従来の電荷転送装置と異なる
従って、上記実施例の電荷転送装置によれば、低消費電
力化を図るために低いVCC電源電位を使用した場合、
信号入力部に印加されるクロックφ1“およびφ2”の
“H”レベルが従来のVCc電源電位に対して例えばほ
ぼ同じになるように昇圧すれば、信号入力部における電
荷転送を完全に第9図中の線形領域■の範囲内で行うこ
とが可能であり、信号入力部における線形性が劣化する
ことはない。
また、前記信号転送部に印加されるクロックφ1および
φ2の“H”レベルをVcc電源電位にすると、このク
ロックφ1およびφ2の”H”レベルの電位は従来より
も低くなるが、信号転送部は埋込みチャネルCCD方式
を用いているので、線形性が劣化しない。
また、上記実施例の電荷転送装置によれば、従来と同様
のVcc電源電位(例えば9V)を用い、クロックφ1
およびφ2の′H“レベルをVcc電源電位にした場合
にも、信号入力部には“H“レベルがVcc電源電位よ
りも高レベルのクロックφ1“およびφ2”が印加され
るので、信号入力部における線形性は良好である。
なお、前記第3の人力ゲート電極73および第4の人力
ゲート電極74は共通に接続されているので、これらに
印加すべきクロックφ2”を出力するための昇圧回路部
が1個で済み、しかも、第3の入力ゲート電極73およ
び第4の人力ゲート電極74に対する印加クロックのタ
イミングを一致させることが容易になる。
また、第1図中、実線で示したポテンシャルおよび電荷
は、第2の入力ゲート電極72にVCC電′源電位が印
加される上記実施例に対応しているが、他の実施例とし
て、第2の入力ゲート電極72にvcc電?R電位以上
に昇圧された適切な直流電位を印加すれば、ポテンシャ
ルおよび電荷は第1図中に点線で示すようになる。この
ようにすれば、第2の入力ゲート電極72下に蓄積され
た入力電荷のうち、“H#レベルのクロックφ2mが第
3の入力ゲート電極73および第4の人力ゲート電極7
4に印加された時の第3の入力ゲート電極73下のポテ
ンシャルより低い電荷のみ転送するモードを実現できる
ようになり、線形性がよく、転送効率が高い電荷転送装
置を実現できる。
第3図は、パルス昇圧回路11の一具体例として、クロ
ックφ2”昇圧回路部を示している。即ち、Vcct源
電位と接地電位VSSとの間に、それぞれドレイン・ゲ
ートが接続された第1のNチャネルMO3)ランジスタ
N1および第2のNチャネルMOSトランジスタN2が
直列に接続されている。この2個のトランジスタの直列
接続点30と昇圧出力ノード31との間に第3のNチャ
ネルMOSトランジスタN3が接続され、この昇圧出力
ノード31にブートストラップ用の容icの一端が接続
されている。そして、第3のトランジスタN3のゲート
にクロックφ1′が入力し、容量Cの他端にクロックφ
2′が入力する。
クロックφ2”昇圧回路部において、2個のトランジス
タN1およびN2の直列接続点30の電位VaはVcc
電源電位が2個のトランジスタN1およびN2により抵
抗分割された一定値に保たれている。クロックφl′が
“H” レベル、クロックφ2′が″L#レベルの時、
第3のトランジスタN3はオンし、容量Cは前記電位v
aに充電される。次に、クロックφI′が“L“レベル
、クロックφ2′が“H”レベルになると、第3のトラ
ンジスタN3はオフになり、昇圧出力ノード31の電位
vbはVcc+vaの電位まで昇圧される。これにより
、昇圧出力ノード31には、クロックφ2′と同相で“
L” レベルの電位がVa。
“H″レベル電位がVcc+Vaの昇圧されたクロック
φ2”が出力することになる。
一方、クロックφl“昇圧回路部は、上記と同様に構成
されるが、第3のトランジスタN3のゲートにクロック
φ2′が入力し、容量Cの他端にクロックφ1′が入力
する。
なお、パルス昇圧回路は上記具体例に限らず、各種の変
形実施が可能である。
また、クロック発生回路10から一対のクロックφl、
φ2のみを出力させ、これを分岐させて一対のクロック
φ1′、φ2′の代わりにパルス昇圧回路11に人力さ
せるようにしてもよい。
また、上記各実施例において、第2の入力ゲート部およ
び/あるいは第4の入力ゲート部をN+拡散領域で形成
するように変形してもよく、この変形例を第4図乃至第
6図に示す。
第4図の電荷転送装置は、第1図に示した電荷転送装置
と比べて、第2の入力ゲート電極(第1図72)下に相
当する基板部分にN十拡散領域41を形成し、このN+
拡散領域41に直流電位Vx(あるいはVCC電源電位
以上に昇圧された直流電位)を印加し、第2の入力ゲー
ト電極(第1図72)を省略した点が異なり、その他は
同じであるので第1図中と同一符号を付しており、第2
図中に示す時点tl、t2.t3.t4に対応する基板
内のポテンシャルおよび電荷は図示のように変化する。
第5図の電荷転送装置は、第1図に示した電荷転送装置
と比べて、第4の入力ゲート電極(第1図74)下に相
当する基板部分およびN拡散領域75部分にN十拡散領
域51を形成し、このN+拡散領域51にクロックφ2
”を印加し、第4の入力ゲート電極(第1図74)を省
略した点が異なり、その他は同じであるので第1図中と
同一符号を付しており、第2図中に示す時点tl、t2
゜t3.t4に対応する基板内のポテンシャルおよび電
荷は図示のように変化する。
第6図の電荷転送装置は、第1図に示した電荷転送装置
と比べて、第2の入力ゲート電極(第1図72)下に相
当する基板部分にN十拡散領域61を形成すると共に、
第4の入力ゲート電極(第1図74)下に相当する基板
部分およびN拡散領域75部分にN十拡散領域62を形
成し、N十拡散領域61に直流電位Vx(あるいはvc
e電源電位以上に昇圧された直流電位)を印加し、また
、N十拡散領域62にクロックφ2″を印加し、第2の
入力ゲート電極(第1図72)および第4の人力ゲート
電極(第1図74)を省略した点が異なり、その他は同
じであるので第1図中と同一符号を付しており、第2図
中に示す時点tl。
t2.t3.t4に対応する基板内のポテンシャルおよ
び電荷は図示のように変化する。
[発明の効果] 上述したように本発明の電荷転送装置によれば、低い電
源電位を使用する場合でも信号入力部における線形性が
劣化することなく動作可能になり、低消費電力化に伴う
様々な効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電荷転送装置の一実施例を示す構成説
明図、第2図は第1図中の各クロックのタイミング関係
および電位を示すタイミング図、第3図は第1図中のパ
ルス昇圧回路の一部の一具体例を示す回路図、第4図乃
至第6図はそれぞれ第1図の電荷転送装置の変形例を示
す構成説明図、第7図は従来の電荷転送装置の一例を示
す構成説明図、第8図は第7図中の各クロックのタイミ
ング関係および電位を示すタイミング図、第9図は第1
図の電荷転送装置および第7図の電荷転送装置における
人力ゲート電極に印加されるゲート電圧VCとゲート電
極下に形成されるポテンシャルPWの関係を示す特性図
である。 10・・・クロック発生回路、11・・・パルス昇圧回
路、41,51,61,62.70・・・N十拡散領域
、71・・・第1の入力ゲート電極、72・・・第1の
入力ゲート電極、73・・・第3の入力ゲート電極、7
4・・・第4の°人力ゲート電極、75.77・・・N
拡散領域、76・・・N−拡散領域、78・・・転送電
極、79・・・蓄積電極、φ1.φ2・・・クロック、
φ】”φ22・・・昇圧されたクロック、Vin・・・
アナログ入力信号、Vx・・・直流電位。 出願人代理人  弁理士 鈴江武彦 第2図 第3図 t2 t3 t4 第8図 一デート嘴ソiVG 第 9図 浮 舞

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面チャネル電荷結合素子方式の信号入力部と、
    この信号入力部から注入された電荷を転送する埋込みチ
    ャネル電荷結合素子方式を用いた信号転送部を具備し、
    前記信号入力部は、不純物拡散領域と第1の入力ゲート
    部および第2の入力ゲート部および第3の入力ゲート部
    および第4の入力ゲート部が順に形成され、前記不純物
    拡散領域には入力信号および直流バイアスが印加され、
    前記第1の入力ゲート部には第3の入力ゲート部および
    第4の入力ゲート部とはほぼ逆相のクロックが印加され
    、第2の入力ゲート部は所定の直流電位が印加され、第
    3の入力ゲート部および第4の入力ゲート部には同相の
    クロックが印加される電荷転送装置において、 前記信号入力部に印加されるクロックは、“H”レベル
    が電源電位以上になるように昇圧回路により昇圧された
    クロックであることを特徴とする電荷転送装置。
  2. (2)前記信号転送部に印加されるクロックは、“H”
    レベルが電源電位になるクロックであることを特徴とす
    る請求項1記載の電荷転送装置。
  3. (3)前記第2の入力ゲート部に印加される直流電位は
    、電源電位以上に昇圧された直流電位であることを特徴
    とする請求項1または2記載の電荷転送装置。
  4. (4)前記第3の入力ゲート部および第4の入力ゲート
    部は共通に接続されていることを特徴とする請求項1ま
    たは2または3記載の電荷転送装置。
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