JPH03154838A - ガス溶解液封入容器の洩れ確認装置 - Google Patents

ガス溶解液封入容器の洩れ確認装置

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JPH03154838A
JPH03154838A JP29422589A JP29422589A JPH03154838A JP H03154838 A JPH03154838 A JP H03154838A JP 29422589 A JP29422589 A JP 29422589A JP 29422589 A JP29422589 A JP 29422589A JP H03154838 A JPH03154838 A JP H03154838A
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liquid
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Tokuo Endo
徳雄 遠藤
Ichiro Abe
一郎 阿部
Noriaki Kobayashi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば壜詰め打栓されたビール壜のようなガ
ス溶解液封入容器の洩れがないかどうかを充填工程等に
おいて確認するための装置に関する。
〔従来の技術〕
炭酸ガスの溶解した清涼飲料水等を充填した後に打栓を
行った壜等は、打栓後に洩れが発生していないかどうか
を検査するのが望ましい。従来そのような検査のための
手段として、超音波を壜に照射し、場内上部の空間に生
ずる泡の状態を観察することによって漏れの存否を判別
することが提案されている。
すなわち、ある強度以上の超音波を媒体を介して打栓後
の壜に照射すると、内容液に溶解しているガスを核とし
てキャビテーションが発生する。
そしてそのガスが集結し浮上して数秒後には場内の空間
部に泡となって現れる。気密性のある正常晶の場合、超
音波の照射による発泡は場内の空間部と液内の圧力が平
衡状態になるまで起きるが、平衡状態には瞬時−にして
到達するので、泡は空間部の数分の1程度に”発生する
のみである。しかし、何らかの原因で洩れが発生してい
た場合、空間部の圧力は液内の圧力よりも低くなってい
るので、超音波を照射すると泡は空間部に充満すること
になる。また、洩れの程度が大きいと欠陥部分から液が
噴出することもある。
このように、正常晶と不良品は超音波の照射により発生
する泡の高さの違いを見ることにより区別することがで
きる。
従来、以上のような超音波の照射により容器に洩れが生
じているか否かを判断する装置として、特公昭58−1
6462号公報で開示されるものがある。
これは、超音波の伝導用媒体となるべき水を水槽内に張
り、その中に被検壜を漬けて超音波を照射しようとする
ものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、前記従来の検査装置は、壜詰め工程に組み込む
上で問題がある。すなわち、通常壜はコンベアに乗せて
進行させるが、そのような壜を槽内の水の中に漬けると
、水から受ける抵抗、槽内に壜を導入するため設けられ
るコンベアの傾斜等により壜が倒れるおそれがある。ま
た、倒れにくいようにコンベアの走行速度を低くするこ
とも考えられるが、そのようにすると生産性が低下する
ので望ましくない。また、従来のコンベアを用いないで
壜の頭部や口金部を把持して搬送する機構を新たに用い
ることも考えられるが、そのためには筒室が全体として
複雑化し、高価となるという問題を生ずる。
本発明は、従来のコンベアに組み込んでも容器を高速で
搬送することができ、容器の転倒や、コンベアの走行速
度の低下等を来すことのない洩れ確認装置を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、前記課題を解決するため、ガス溶解液封入容
器を直線的に搬送する搬送装置と、該搬送装置の搬送方
向に沿って配置された前記ガス溶解液封入容器に超音波
を照射するための超音波照射装置と、該超音波照射装置
により前記ガス、溶解液封入容器に超音波を照射する際
に前記超音波照射装置の振動面と前記ガス溶解液封入容
器との間に液体を流入させる液体供給装置とを備えた・
構成を採用している。
また、場合により、搬送装置におけるガス溶解液封入容
器の搬送路を□挟んで振動面の位置する側と反対の側に
該搬送装置の走行向きと同じ向きに走行する走行装置を
更に備えるようにすることもできる。
〔作用〕
搬送装置はガス溶液封入容器を高速度で一定向きに搬送
する。そして、搬送されつつある容器が超音波照射装置
の振動面の箇所に来ると、液体供給装置が液体を容器と
振動面との間に供給する。
そこで超音波照射装置は直ちに超音波を容器の方に向け
て照射する。これによ゛す、超音波は液体を媒体として
容器内に伝わり、内容液の泡立ちの高さが観察され、容
器がガス洩れに関して良品か否かが判別される。
このように、容器のガス洩れの観察に際し、容器に液体
を掛けるのみで足るので、容器は大きな抵抗を・受けな
いで進行する。
また、超音波照射装置及び液体供給装置は既設の搬送装
置をそのままにして組み込むことができる。
〔実施例〕     、 以下、図面に基づき本発明に係るガス溶解液封入容器の
洩れ確認、装置の実施例鳴ついて説明する。
第1図ないし第3図において、符号1はガス溶解液封入
容器の7例であるビールが充填され打栓された。ビール
壜を示している。
このビール壜1は、搬送装置であるコンベア2により矢
印の向きに直線的に搬送されるようになっている。
また、該コンベア2の搬送方向に沿った片側にはビール
壜1に超音波を照射するための超音波照射装置3が配置
されている。
該超音波照射装置if3は、超音波発振器4と、該超音
波発振器4により振動せしめられる振動子5と、該振動
子5を保持する防水効果を持った箱6とを備えている。
図示例では、振動子5はコンベア2の走行方向に沿って
数個配設されている。また、箱6は2〜3閤厚さのステ
ンレス板で作られており、その上部にはコンベア2側に
傾斜する斜面7が形成されている。
超音波照射装置3の上方には、該超音波照射装置3によ
りビール壜1に対し超音波を照射する際振動面8とビー
ル壜1との間に液体である水9を流入させる液体供給装
置10が設置されている。
この液体供給装置10は水タンク11を備え、該水タン
ク11の下端には前記箱6の斜面7に臨む開口12が設
けられている。この間口12は幅が1〜2鵬、長さが前
記振動子5の列の長平方向の長さよりも数十間長いスリ
ット状に形成されている。なお、図示例では、水タンク
11内には常時水が供給され、水は開口12から箱6の
斜面7に至り、そこか、ら斜め下向きに常時流れ落ちて
いる。
また、第1図において、符号13はコンベアの超音波照
射装置を設置した側に沿って設けられたガイド棒を示し
ている。ガイド棒13.13は、箱6の振動子5の固着
された振動面8を避けるようにして上下に配置され、ビ
ール壜1の肩部と下部に夫々接するように図示しない機
枠に固定されている。
更に、壜1の搬送路たるコンベア2を挟んで前記振動面
8の位置する側と反対の側には該コンベア2の走行する
向きと同じ向きに走行する走行装置14が設けられてい
る。この走行装置14は無端ベルト15をプーリ16,
16で張設してなり、矢印の向きにコンベア2の走行速
度より僅かに早い速度で駆動されるようになっている。
これにより、コンベア2によって進行するビール壜1は
無端ベルト15によりガイド棒13の方に押し付けられ
るので、ビール壜1と振動面8との間隔は一定に保たれ
る。従って、ビール壜1と振動面8との間には常時適当
な厚さで水が介在することとなって超音波がビール壜に
安定的に伝わることとなる。
次に、以上のようなガス溶解液封入容器の洩れ確認装置
の作用について説明する。
まず、コンベア2が、ビールを充填されかつ打栓された
被検ビール壜1を搬送してくる。このビール壜1は気密
性検査箇所に来るとガイド棒13゜13と無端ベルト1
5とに挟まれつつ進行することとなり、振動子5との間
の距離が所定の大きさに規制される。
一方、水タンク11下の開口12からは水9が常時流れ
落ち、その水9が箱6の斜面7に沿って流れて前記位置
決めされつつ搬送されているビール壜1と振動面8との
間に至る。そして、水はビール壜1と振動面8との間を
厚さ散開程度の層をなして充満しつつ流れ落ち、下方の
容器17に受は止められる。
このように水9がビール壜1と振動面8との間に介在し
ている間に超音波照射装置3が超音波をビール壜1の方
に照射する。
これにより、既述の如くビール壜1の気密性に異常がな
いときはビール壜1内の空間部18での泡立ちの上面は
該空間部18の数分の1程度で収まるが、異常があると
きは泡立ちの高さが更に高くなる。このような泡立ちの
上面高さが一定高さ以上であることが図示しないCOD
カメラで確認されると、ビール壜1に洩れを生じている
と判断される。
なお、ビール壜1の気密性の判別は、本発明者の実験に
よれば、数W/cdの強度の超音波を1〜1.5秒間照
射して泡立たせれば可能であることが分かった。この条
件を満たすには、 30m/旧n程度の速度で移動するビール壜1に対して
振動子5は8〜12個設置して、振動面8の壜移動方向
の長さを500nm〜750mmとすることで足る。ま
た、その場合振動子5の1個当りの消費電力は100W
であり、全所要電力は800W〜1.2KWとなる。
なお、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく
、第4図に示されるような構成を採ることも可能である
。この場合、超音波照射装置3はコンベア2に沿って2
基設けられている。このように複数基設けると所要電力
の低減を図る上で有利となる。
また、設置スペースの制約上、走行装置14を省略する
ことも可能である。
(発明の効果〕 本発明は、以上のように構成されているので、ガス溶解
液封入容器に超音波を照射するに際して、振動面とガス
溶解液封入容器との間に液体を流し込むことによって超
音波の伝導用媒体を形成することができる。従って、従
来のようにコンベアを水槽の中に導くようなことをせず
ともよいので、コンベアを高速で運転しても容器の転倒
等を生ずることがない。また、超音波照射装置及び液体
供給装置は既設の搬送装置をそのままにして組み込むこ
とができるので、低置であり、保守点検も容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るガス溶解液封入容器の洩れ確認装
置の概略垂直断面図、第2図は概略平面図、第3図は検
査中の概略垂直断面図、第4図は他の実施例の概略平面
図である。 1・・・ビール壜、2・・・コンベア、3・・・超音波
照射装置、4・・・超音波発振器、5・・・振動子、6
・・・箱、7・・・斜面、8・・・振動面、9・・・水
、10・・・液体供給装置、11・・・水タンク、12
・・・開口、13・・・ガイド棒、14・・・走行装置
、15・・・無端ベルト、16・・・プーリ、17・・
・容器。18・・・空間部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ガス溶解液封入容器を直線的に搬送する搬送装置と
    、該搬送装置の搬送方向に沿って配置された前記ガス溶
    解液封入容器に超音波を照射するための超音波照射装置
    と、該超音波照射装置により前記ガス溶解液封入容器に
    超音波を照射する際に前記超音波照射装置の振動面と前
    記ガス溶解液封入容器との間に液体を流入させる液体供
    給装置とを備えたことを特徴とするガス溶解液封入容器
    の洩れ確認装置。 2、搬送装置におけるガス溶解液封入容器の搬送路を挟
    んで振動面の位置する側と反対の側に該搬送装置の走行
    向きと同じ向きに走行する走行装置を備えたことを特徴
    とする請求項1記載のガス溶解液封入容器の洩れ確認装
    置。
JP1294225A 1989-11-13 1989-11-13 ガス溶解液封入容器の洩れ確認装置 Expired - Lifetime JPH06105198B2 (ja)

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JPH06105198B2 JPH06105198B2 (ja) 1994-12-21

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5523364A (en) * 1978-08-09 1980-02-19 Hitachi Ltd Turbine controller
JPS6447928A (en) * 1987-08-19 1989-02-22 Toyo Seikan Kaisha Ltd Leakage detector for sealed container

Patent Citations (2)

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