JPH03154072A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH03154072A
JPH03154072A JP1294329A JP29432989A JPH03154072A JP H03154072 A JPH03154072 A JP H03154072A JP 1294329 A JP1294329 A JP 1294329A JP 29432989 A JP29432989 A JP 29432989A JP H03154072 A JPH03154072 A JP H03154072A
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drum
sheet
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Hiroyuki Maruyama
宏之 丸山
Takashi Murahashi
村橋 孝
Masashi Sugano
雅至 菅野
Jun Yokobori
潤 横堀
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、たとえば電子写真式カラー複写機などの画
像形成装置に関する。
従来の技術および発明の課題 たとえば赤、青、黒の3色を使用して多色のコピーがで
きるようになった電子写真式カラー複写機において、多
色のコピーを行なう場合、像形成体としての感光体ドラ
ムの3回転に1回の割合でコピーが行なわれる。すなわ
ち、ドラムの1回転目に赤の現像器を使用してドラムの
画像領域に赤の画像が形成され、ドラムの2回転目に青
の現像器を使用して画像領域に青の画像が重ねて形成さ
れ、ドラムの3回転目に黒の現像器を使用して画像領域
にさらに黒の画像が重ねて形成され、この画像が1枚の
転写紙に転写される。このため、最大サイズの半分以下
のサイズのコピーを行なう場合、ドラムが3回転する間
の半分以上の時間は画像の形成および転写を行なわない
無駄な時間となり、使用頻度の高い小さいサイズのコピ
ー速度が低下してしまう。赤、青、黒のいずれか1色を
使用して単色のコピーを行なう場合は、ドラムの1回転
に1回の割合でコピーが行なわれるが、その1回転の間
の半分以上の時間が無駄な時間となることにかわりはな
い。
これを解決するため、最大サイズの半分以下のコピーを
複数枚行なう場合に、ドラムの画像領域に同一画像を2
つ以上形成して、これを2枚以上の転写紙に1つずつ転
写する2枚モードのコピーを行なうことが考えられる。
ところで、この種の複写機においては、原稿を拡大また
は縮小してコピーできるようになっており、倍率が縮小
(倍率く1)の場合は、等倍(倍率−1)の場合に比べ
てスキャナの走査距離が長くなり、その戻りに要する時
間も長くなる。走査距離および戻りの時間は倍率が小さ
(なるほど(縮小の度合が大きくなるほど)長くなり、
したがって、倍率がある値以下になると、スキャナの戻
りに要する時間が長くなりすぎて、ドラムの画像領域に
画像を2つ形成することが不可能になる。
スキャナの戻り速度を速くしたり、感光体ドラムの直径
を大きくすれば、上記のような場合でも画像領域に画像
を2つ形成することが可能になるが、いずれの場合もコ
ストアップとなる。
この発明の目的は、上記の問題を解決した画像形成装置
を提供することにある。
課題を解決するための手段 この発明による画像形成装置は、 スキャナで原稿を走査して読み取る読み取り部と°、読
み取り部の出力を処理して画像情報を出力する画像処理
部と、画像情報により像形成体の画像領域に画像を形成
してこれを転写紙に転写する記録部と、条件設定のため
の操作部と、これらを制御する制御部とを備えた画像形
成装置において、 連続コピー時に、像形成体の画像領域に最大サイズの半
分以下の同一画像を2つ形成してこれを2枚の転写紙に
1つずつ転写する2枚モードのコピーと、像形成体の画
像領域に画像を1つ形成してこれを1枚の転写紙に転写
する1枚モードのコピーとができるようになされており
、最大サイズの半分以下の連続コピーの場合であっても
、倍率が所定値以下のときには、1枚モードに切替えて
コピーが行なわれるようになされていることを特徴とす
るものである。
作   用 最大サイズの半分以下の連続コピーの場合、倍率が所定
値より大きいときには、2枚モードのコピーが行なわれ
る。したがって、画像の形成および転写を行なわない無
駄な時間が少なくなり、能率が向上する。そして、最大
サイズの半分以下の連続コピーの場合であっても、倍率
が所定値以下のときには、1枚モードに切替えてコピー
が行なわれるので、スキャナの戻り速度を速くしたり、
像形成体を大きくしたりする必要がない。
実  施  例 以下、図面を参照して、この発明を電子写真式カラー複
写機に適用した実施例について説明する。
第1図はカラー複写機の全体概略構成を示し、第2図は
主要部の機械的構成を、第3図は主要部の電気的構成を
概略的に示す。
複写機は、読み取り部(1)、画像処理部(2)、記録
部(3)、操作部(4)および制御部(5)に大別され
る。
読み取り部(1)は、原稿台(6)にセットされた原稿
を走査してその画像を電気信号に変換するものであり、
走査用のスキャナ(7)、露光ランプ(8)、その定電
圧制御回路(9)、スキャナ駆動用のステッピングモー
タ(10)、そのモータ駆動ユニット(11)および読
み取りユニット(12)などを備えている。ランプ(8
)はスキャナ(7)に取付けられ、スキャナ(7)とと
もに移動する。
読み取りユニット(12)には、CCDイメージセンサ
、AD変換器などが含まれている。
画像処理部(2)は、読み取りユニット(12)の出力
を処理して画像信号を生成する画像処理ユニット(13
)、この画像信号を制御部(5)に出力するためのビデ
オインタフェース(1/F)ユニット(14)などを備
えている。
記録部(3)は、像形成体としての感光体ドラム(15
)、ドラム駆動用の直流モータ(メインモータ) (l
it)およびそのモータ駆動ユニット(17)を備えて
おり、図示は省略したが、ドラム(15)の表面に一定
の大きさ(たとえばA3版)の画像領域が設けられてい
る。また、ドラム(15)の周囲には、帯電器(18)
、レーザ式書き込みユニット(19)、3つの現像器(
20a)(20b)(20e) 、転写器(21)、除
電器(22)、クリーニング装置(23)、給紙装置(
24)の第2給紙ローラ(レジストローラ) (25)
、分離ベルト(2G)、定着器(27)などが設けられ
ている。第1現像器(20a)には赤の現像剤が、第2
現像器(20b)には青の現像剤が、第3現像器(20
c)には黒の現像剤がそれぞれ充填されている。
操作部(4)は、コピー操作の条件設定などのためにオ
ペレータが操作する部分であり、操作パネルを含む操作
ユニット(28)などを備えている。
制御部(5)は、複写機の各部を制御するものであり、
本体制御ユニット(29)、スキャナ制御ユニット(3
0)などを備えている。本体制御ユニット(29)はマ
イクロコンピュータによって構成されており、メモリ(
31)を備えている。スキャナ制御ユニット(30)も
同様である。本体制御ユニット(29)には、露光ラン
プ(8)の定電圧制御回路(9)、画像処理ユニット(
11)、ビデオI/Fユニット(lO1書き込みユニッ
ト(19)、メインモータ(16)の駆動ユニット(1
7)、各センサ、各シーケンス負荷などが接続されてい
る。
上記の複写機では、赤、青、黒のいずれか1色を使用す
る単色コピーと、いずれか2色または3色を使用する多
色コピーができるようになっている。また、−度に1枚
のコピーだけを得る単発コピーと、−度に複数枚の同じ
コピーを得る連続コピーができるようになっている。
単色コピーの場合、スキャナ(7)によって原稿が走査
され、その画像が書き込みユニット(19)によってド
ラム(15)の画像領域に書き込まれ、いずれかの現像
器(20a) (20b) (20c)によって現像さ
れる。そして、1回の走査、書き込みおよび現像によっ
て画像形成を完了し、給紙装置(24)の第2給紙ロー
ラ(25)によって供給される転写紙にこの画像が転写
される。
単゛色の単発コピーの場合、ドラム(15)が1回転す
る間に、スキャナ(7)、書き込みユニット(I9)お
よびいずれかの現像器(20a) (20b) (20
c)による画像形成が1回行なわれるとともに、第2給
紙ローラ(25)によって1枚の転写紙が供給され、画
像領域に形成された1つの画像が1枚の転写紙に転写さ
れる。
単色の連続コピーの場合、ドラム(15)が連続回転す
る間に、スキャナ(7)、書き込みユニット(19)お
よびいずれかの現像器(20a) (20b) (20
c)による画像形成と、第2給紙ローラ(25)による
給紙が連続して行なわれ、連続して供給される複数枚の
転写紙に画像が1つずつ転写される。
多色コピーの場合、次のように、ドラム(15)の2回
転または3回転で画像形成を完了する。
すなわち、3色コピーの場合、ドラム(15)の1回転
目にスキャナ(7)、書き込みユニット(19)および
第1現像器(20a)によって画像領域に赤色の画像が
形成され、2回転目にスキャナ(7)、書き込みユニッ
ト(19)および第2現像器(20b)によって画像領
域に青色の画像が重ねて形成され、3回転目にスキャナ
(7)、書き込みユニット(19)および第3現像器(
20c)によって画像領域に青色の画像が重ねて形成さ
れる。2色コピーの場合は、いずれか1色の画像形成が
不要であるので、ドラム(15)の2回転で画像形成が
完了する。そして、3色コピーの場合は3回転目に、2
色コピーの場合は2回転目に第2給紙ローラ(25)に
よって転写紙が供給され、上記のように形成された多色
の画像がこの転写紙に転写される。
多色の連続コピーの場合、最大サイズの半分(たとえば
A4版)より大きい紙サイズのときは、ドラム(15)
の画像領域に画像を1つだけ形成してこれを1枚の転写
紙に転写する1枚モード(ノーマルモード)のコピーが
行なわれ、最大サイズの半分以下の紙サイズのときには
、原則として、ドラム(15)の画像領域に同一画像を
2つ形成してこれを2枚の転写紙に1つずつ転写する2
枚モードのコピーが行なわれるようになっている。1枚
モードのコピーの場合は、ドラム(15)が1回転する
間に、スキャナ(7)によって原稿が1回走査され、画
像領域にその画像が1つ形成される。2枚モードのコピ
ーの場合は、ドラム(15)が1回転する間に、スキャ
ナ(7)によって原稿が2回走査され、画像領域にその
同一画像が2つ形成される。
なお、多色の連続コピーで紙サイズが最大サイズの半分
以下の場合であっても、倍率が縮小で、しかも設定され
た所定の値以下であるときには、1枚モードに切替えて
コピーが行なわれるようになっている。倍率が縮小の場
合、等倍の場合に比べてスキャナの走査距離が長くなり
、その戻りに要する時間も長くなる′。走査距離および
戻りの時間は倍率が小さくなるほど長くなり、倍率があ
る値以下になると、スキャナの戻りに要する時間が長く
なりすぎて、ドラム(15)の画像領域に画像を2つ形
成することが不可能になる。このため、上記のように、
1枚モードに切替えてコピーが行なわれるようになって
いる。
第4図のタイムチャートは、黒色単色の連続コピーの場
合の複写機各部の動作の1例を示す。
この場合、コピースイッチが押されると、ドラム(15
)が連続回転を開始するとともに、露光ランプ(8)が
オンになる。露光ランプ(8)がオンになってから予め
設定された一定の立上り時間Tl (たとえば900m
5ec)が経過すると、スキャナ往き信号が出力されて
、スキャナ(7)が原稿の走査を開始し、走査が終わる
と、スキャナ戻り信号が出力されて、スキャナ(7)が
原稿台(6)先端付近の所定のホームポジションまで戻
る。そして、スキャナ(7)は、ホームポジションに所
定時間停止したのち、上記の動作を繰返す。
スキャナ(7)により原稿の走査が行なわれている間に
、書き込みユニット(I9)によってドラム(15)の
画像領域に書き込みが行なわれる。この書き込みより少
し遅れて、第3現像器(20c)により、今画像領域に
書き込まれた画像が黒色で現像され、画像形成が完了す
る。黒色の現像の終わった画像領域が転写器(21)の
位置に移動してくるより少し前に、第2給紙ローラ(2
5)が駆動されて、転写紙がドラム(15)に送られる
そして、転写紙がドラム(15)の部分を通過している
間に、転写5(21)により、画像領域の画像が転写紙
に転写される。
上記のような単色の連続コピーの場合、予め設定された
N(たとえば28)回の走査の間は、露光ランプ(8)
はオンのままであり、N回の走査が終わってスキャナ戻
り信号が出力されたときに露゛光ランプ(8)がオフに
なる。たとえば1回口の走査と2回口の走査の間など、
露光ランプ(8)がオンのままの場合は、ランプ(8)
のオフ・オンの時間や立上り時間Tlを考慮する必要が
ないので、スキャナ(7)がホームポジションに戻って
から次の走査を開始するまでの時間T2が短くてすむ。
N回目の走査が終了して露光ランプ(8)がオフになる
と、一定時間T3後にランプ(8)が再びオンになり、
こののち、立上り時間TIが経過すると、スキャナ往き
信号が出力されて、スキャナ(7)が(N+1)回目の
走査を開始する。このとき、ランプ(8)のオフ・オン
の時間T3と立上り時間T1が必要であるため、スキャ
ナ(7)がホームポジションに戻ってから次の走査を開
始するまでの待ち時間T4はT2よりかなり長くなる。
1回の走査ごとに露光ランプをオフ・オンする従来方式
の場合、走査ごとに長い待ち時間T4が必要になる。こ
れに対し、この実施例の複写機の場合は、N回の走査の
間は待ち時間T2が短くてすみ、したがって、従来方式
に比べて、コビー速度が速く、CP Mが向上する。た
とえば、A4版の単色・連続コピーの場合、従来方式で
はCPMが25.5枚であったが、28回の走査ごとに
露光ランプをオフさせるようにすると、28.5枚に向
上した。
第5図のタイムチャートは、A4版の3色の2枚モード
の連続コピー(コピー枚数2枚)の場合の複写機各部の
動作の1例を示す。
この場合、コピースイッチが押されると、第4図の場合
と同様に1回目のスキャナ往き信号が出力され、ドラム
(15)が10転する間に、スキャナ(7)により原稿
の赤色の走査が2回行なわれる。
スキャナ(7)により原稿の赤色の走査が2回行なわれ
ている間に、書き込みユニット(19)によってドラム
(15)の画像領域の211所に同じ原稿の2つの画像
が所定の間隔をあけて書き込まれる。この書き込みより
少し遅れて、第1現像器(20a)により、今画像領域
に書き込まれた2つの画像が赤色で現像される。
ドラム(15)が2回転目に入ると、同様に、ドラム(
15)が1回転する間に、原稿の青色の走査、書き込み
、第2現像器(20b)による青色の現像が2回ずつ行
なわれ、ドラム(15)の画像領域の2つの画像に青色
の画像が重ねて形成される。
ドラム(15)が3回転目に入ると、同様に、ドラム(
15)が1回転する間に、原稿の黒色の走査、書き込み
、第3現像器(20c)による黒色の現像が2uずつ行
なわれ、ドラム(15)の画像領域の2つの画像に黒色
の画像が重ねて形成され、画像形成が完了する。
画像形成の完了した画像領域が転写器(21)の位置に
移動してくるより少し前に、第2給紙ローラ(25)が
駆動されて、2枚の転写紙が所定の間隔をあけてドラム
(15)に送られる。そして、これらの転写紙がドラム
(15)の部分を通過している間に、転写器(21)に
より、画像領域の2つの画像が2枚の転写紙に1つずつ
転写される。
第5図には、コピー枚数が2枚の場合を示したが、コピ
ー枚数が4枚以上の偶数の場合は、ドラム(15)の3
回転につき2枚ずつコピーが行なわれる上記のような2
枚モードのコピーが最後まで繰返される。そして、この
ような3色の2枚モードの連続コピーの場合、画像形成
が完了する6回の走査の間は、露光ランプ(8)はオン
のままであり、6回の走査が終わってスキャナ戻り信号
が出力されたときに露光ランプ(8)がオフになる。
第6図のタイムチャートは、A3版の3色の1枚モード
の連続コピーの場合の複写機各部の動作の1例を示す。
この場合、ドラム(15)が1回転する間に、原稿の走
査、書き込みおよび現像が1回ずつ行なわれて、ドラム
(15)が3回転する間に、ドラム(I5)の画像領域
に画像が1つだけ形成される。
一方、ドラム(15)の3回転目に、転写紙が1枚供給
され、これに画像が転写される。
そして、以下同様に、ドラム(15)の3回転につき1
枚ずつコピーが行なわれる。
上記のような3色の1枚モードの連続コピーの場合、1
回の走査ごとに露光ランプ(8)がオフになる。
第7図のタイムチャートは、A4版の3色の2枚モード
の連続コピー(コピー枚数3枚)の場合の複写機各部の
動作の1例を示す。
この場合、最初の2枚については、第5図の場合・と同
様の2枚モードのコピーが行なわれ、最後の1枚につい
ては、強制的に1枚モードに切替えられ、第6図の場合
と同様の1枚モードのコピーが行なわれる。
第7図には、コピー枚数が3枚の場合を示したが、コピ
ー枚数が5枚以上の奇数の場合は、最後の1枚までの偶
数枚については2枚モードのコピーが繰返され、最後の
1枚だけが1枚モードでコピーされる。
2枚モードの連続コピーでコピー枚数が奇数の場合に、
最後のコピーも2枚モードで行なうと、必要のない画イ
争が形成されれることになり、トナー消費量の増加、ク
リーニングブレードの耐久時間の減少などの問題が生じ
るが、上記のように強制的に1枚モードに切替えてコピ
ーを行なうと、このような問題はない。
次に、第8図および第9図のフローチャートを参照して
、コピーモードの判断処理について説明する。
第8図のフローチャートは紙サイズによってコピーモー
ドを自動的に決定する第1のルーチン、第9図のフロー
チャートはコピー枚数によってコピーモードを自動的に
決定する第2のルーチンを示す。これらのルーチンは、
コピースイッチが押されたときに1回天行される。自動
原稿供給装置が使用されているときには、原稿がセット
されるたびに1回ずつ実行される。
第8図において、まず、ステップ101で、紙サイズが
A3版であるかどうかを調べ、そうでなければ、ステッ
プ102に進む。ステップ102では、紙サイズが84
版であるかどうかを調べ、そうでなければ、ステップ1
03に進む。ステップ103では、紙サイズがA4R(
横長)版であるかどうかを調べ、そうでなければ、ステ
ップ104に進む。ステップ104では、紙サイズがB
5R(横長)版であるかどうかを調べ、そうでなければ
、ステップ105に進む。ステップ105では、紙サイ
ズがA4版(縦長板)であるかどうかを調べ、そうでな
ければ、ステップ10Bに進む。ステップ10Bでは、
紙サイズが85版(縦長板)であるかどうかを調べ、そ
うでなければ、ステップ107に進む。ステップ107
では、紙サイズが86版(縦長板)であるかどうかを調
べ、そうでなければ、ステップ108に進む。
ステップ108に進んだ場合、すなわち紙サイズが上記
のいずれでもなかった場合は、不定形と判断し、最大の
へ3版のデータをセットする。
そして、ステップ109で、2枚モードフラグをリセッ
トして、処理を終了する。2枚モードフラグは2枚モー
ドのコピーの場合にセットされるフラグであり、不定形
の場合は、1枚モードにするため、上記のようにこのフ
ラグがリセットされる。なお、フローチャートには、フ
ラグをFで表わしている。
ステップ101でA3版であった場合は、ステップ11
0に進んで、A3版のデータをセットし、ステップ10
9に進む。ステップ102で84版であった場合は、ス
テップ111に進んで、84版のデータをセットし、ス
テップ109に進む。ステップ103でA41版であっ
た場合は、ステップ112に進んで、A41版のデータ
をセットし、ステップ109に進む。ステップ!04で
85R版であった場合は、ステップ113に進んで、8
52版のデータをセットし、ステップ109に進む。
したがって、紙サイズが、A3版、84版、A41版、
または、BSR版の場合は、1枚モードとなる。
ステップ105でA4版であった場合は、ステップ11
4に進んで、A4版のデータをセットし、ステップ■5
で倍率2が設定値Y1以下であるかどうかを調べる。Y
lは、A4版の場合に1枚モードにするか2枚モードに
するかを決定するための判断基準値であり、これにはた
とえば99%が設定されている。ステップ115でZが
Y1以下であった場合は、ステップ109に進み、そう
でなかった場合は、ステップ11Bに進んで、2枚モー
ドフラグをセットし、処理を終了する。
したがって、A4版の場合は、倍率が99%より大きい
とき、すなわち等倍または拡大のときには、2枚モード
、倍率が99%以下のとき、すなわち縮小のときには、
1枚モードになる。
ステップlO6で85版であった場合は、ステップ11
7に進んで、85版のデータをセットし、ステップII
JIで倍率2が設定値Y2以下であるかどうかを調べる
。Y2は、85版の場合の判断基準値であり、これには
たとえば55%が設定されている。ステップ118で2
がY2以下であった場合は、ステップ109に進み、そ
うでなかった場合は、ステップIISに進む。したがっ
て、85版の場合は、倍率が55%より大きいときには
2枚モード、倍率が55%以下のときには1枚モードに
なる。
ステップ107で86版であった場合は、ステップ11
9に進んで、86版のデータをセットし、ステップ12
0で倍率Zが設定値Y3以下であるかどうかを調べる。
Y3は、86版の場合の判断基準値であり、これにはた
とえば55%が設定されている。ステップ118でZが
Y3以下であった場合は、ステップ109に進み、そう
でなかった場合は、ステップ110に進む。したがって
、86版の場合も、倍率が55%より大きいときには2
枚モード、倍率が55%以下のときには1枚モードにな
る。
第9図において、まず、ステップ201で、コピー設定
枚数データ5ETCをセットする。この5PTOは、操
作部(4)に設定されたコピー枚数である。
次に、ステップ202で、続きフラグがセットされてい
るかどうかを調べ、セットされていなければ、ステップ
203に進み、セットされていれば、ステップ204に
進む。ステップ203では、コピー実行枚数カウンタ5
UBCをクリアし、ステップ205に進む。この5UB
Cは、実際にコピーを行なった枚数を表わすカウンタで
あり、第2給紙ローラ(25)がオンになって転写紙が
1枚供給されるたびに1ずつカウントアツプする。そし
て、5UBCがSl:TCと等しくなると、コピーを終
了する。ステップ204では、続きフラグをリセットし
、ステップ205に進む。
続きフラグは、ジャム(紙詰り)で停止した場合や転写
紙がな(なって停止した場合にセットされるフラグであ
る。そして、これがセットされていると、5UBCがク
リアされず、前の値からカウントアツプされていく。
ステップ205では、5UBCの内容を操作部(4)に
表示し、ステップ206に進んで、2枚モードフラグが
セットされているかどうかを調べる。
そして、これがセットされていなければ、処理を終了し
、セットされていれば、ステップ207に進む。
ステップ207では、5ETCと5UBCの差(SET
C−3UBG)が1であるかどうかを調べ、1であれば
、ステップ208で、2枚モードフラグをリセットして
、処理を終了し、そうでなければ、そのまま処理を終了
する。すなわち、残りのコピー枚数が、1枚の場合は、
2枚モードであっても、強制的に1枚モードに切替えら
れる。
次に、第10図および第11図のフローチャートを参照
して、露光ランプ(8)の制御について説明する。
第10図のフローチャートはコピーシーケンス開始ルー
チン、第11図のフローチャートは露光ランプ制御ルー
チンを示し、これらのルーチンは所定の時間間隔で1回
ずつ実行される。
第10図において、まず、゛ステップ301でシーケン
ス開始フラグがセットされているかどうかを調べ、セッ
トされていなければ、処理を終了し、セットされていれ
ば、次のステップ302に進む。シーケンス開始フラグ
は、後で第11図において説明するように、スキャナ(
7)による走査が終わってスキャナ戻り信号が出力され
たときにセットされる。
ステップ302では、インターバルカウンタSTがイン
ターバルデータST旧と等しいかどうかを調べ、等しく
なければ、処理を終了し、等しければ、次のステップ3
03に進む。STは、スキャナ往き信号の出力時期すな
わちシーケンス開始時期を決定するためのカウンタであ
り、後で第11図において説明するように、スキャナ(
7)による走査が終わってスキャナ戻り信号が出力され
たとき1こクリアされ、メインモータ(te)のエンコ
ーダ割込みルーチンにより、1ずつカウントアツプされ
る。5TDIは、スキャナ戻り信号が出力されてから次
のスキャナ往き信号が出力されるまでの走査インターバ
ルを表わすデータであり、後で説明する第11図のルー
チンで所定の値にセットされる。なお、ST旧の値が大
きいほど走査インターバルが長くなり、次のコピーシー
ケンスの開始が遅れることになる。
このように、コピー戻り信号が出力されてから、カウン
タSTの値が走査インターバルを表わすデータ5TDI
の値に等しくなったときに、次のコピーシーケンスを開
始するために、ステップ303以下の処理が行なわれる
ステップ303に進むと、シーケンス開始フラグをリセ
ットする。次に、ステップ304で、走査回数カウンタ
Mを1増加させる。Mは、露光ランプ(8)のオフ・オ
ンを行なってからの走査の回数を表わすものであり、単
色の連続コピーの場合は、このMが露光ランプ(8)の
オフ・オンを行なってからのコピー枚数を表わしている
次に、ステップ305で、2枚モードフラグがセットさ
れているかどうかを調べ、セットされていれば、ステッ
プ306に進む。ステップ306では、5ETCと5U
I3Gの差が1であるかどうかを調べ、1であれば、ス
テップ307で、2枚モードフラグをリセットして、ス
テップ308に進む。
また、ステップ305において2枚モードフラグがセッ
トされていなかった場合、およびステップ306におい
て5ETCと5IJBCの差が1でなかった場合は、そ
のままステップ30gに進む。ステップ308では、コ
ピーシーケンス開始処理を行ない、処理を終了する。こ
の処理により、コピーシーケンスのための種々のカウン
タが作動を開始し、前に説明した一連のシーケンス制御
が開始される。
このように、2枚モードのコピーの場合には、毎回のコ
ピーシーケンス(走査)を開始する前に、5ETCと5
UBCの差すなわち残りのコピー枚数が調べられ、これ
が1枚の場合は、強制的に1枚モードに切替えられる。
それ以外の場合、すなわち、残りのコピー枚数が偶数の
場合、または奇数であっても3枚以上の場合は、そのま
ま2枚モードのコピーが続けられる。
第11図において、まず、ステップ401で、ランプオ
フフラグがセットされているかどうかを調べ、セットさ
れていなければ、処理を終了し、セヤトされていれば、
次のステップ402に進む。なお、毎回の走査が始まる
前に、ランプ(8)のオン、オフの状態にかかわらずラ
ンプオン信号が出力され、ランプオフフラグがセットさ
れる。
ステップ402テハ、5−V−VALID信号がオフテ
であるかどうかを調べ、オフでなければ、処理を終了し
、オフであれば、次のステップ403に進む。5−V−
VALID信号は、スキャナ往き信号が出力されて走査
が行なわれている間だけオンになる。
したがって、走査が終了したときに、露光ランプ(8)
の制御のために、ステップ403以ドの処理が行なわれ
る。
ステップ403に進むと、単色コピーかどうかを調べ、
そうでもれば、ステップ404に進む。
ステップ404では、紙サ ズが86版であるかどうか
を調べ、そうでなければ、次のステップ405に進む。
ステップ405では、紙サイズが85版であるかどうか
を調べ、そうでなければ、次のステップ406に進む。
ステップ406では、紙サイズがA4版であるかどうか
を調べ、そうでなければ、次のステップ407に進む。
ステップ407に進むと、インターバルデータ5TDI
に150をセットし、次に、ステップ408で、露光ラ
ンプ(8)をオフし、ステップ409で、インターバル
カウンタSTをクリアし、ステップ410で、シーケン
ス開始フラグをセットし、ステップ411でランプオフ
フラグをリセットして、処理を終了する。
このように、紙サイズが86版でも85版でもA4版で
もない場合、すなわち84版、へ3版、BSR版、A4
R版などの場合は、1回の走査が終わるごとに、ステッ
プ408で露光ランプ(8)がオフされる。そして、ス
テップ410でシーケンス開始フラグがセットされるこ
とにより、第10図のルーチンにおいて、ステップ30
2で、STのチエツクが行なわれ、これが5TDIにな
ったときに、次のシーケンスの走査が開始されるため、
走査が終わってから、5TDIの150に相当する走査
インターバルで、次の走査が開始される。
ステップ404で86版であった場合、ステップ405
で85版であった場合、または、ステップ406でA4
版であった場合には、ステップ412に進む。
ステップ412では、走査回数カウンタMが設足回数N
に等しいかどうかを調べ、等しくなければ、ステップ4
13に進む。Nは、単色の連続コピーにおいて露光ラン
プ(8)をオンにしてから次にオフにするまでの間に行
なう連続走査回数を表わすデータであり、これには前述
のようにたとえば28が設定されている。
N回目の走査が終わるまでは、ステップ412からステ
ップ4Hに進み、STD lに70をセットし、ステッ
プ409に進む。この場合、ステップ408を通らない
ので、露光ランプ(8)はオンのままであり、5TDI
の70に相当する走査インターバル(第4図の時間T5
)で、次の走査が開始される。
ステップ412でMがNに等しかった場合、すなわちN
回目の走査が終了したときには、ステップ414に進ん
で、Mをクリアし、次に、ステップ415で、5TDI
に95をセットして、ステップ408に進む。したがっ
て、この場合は、露光ランプ(8)がオフされ、5TD
lの95に相当する走査インターバル(第4図の時間T
8)で、次の走査が開始される。
ステップ403において多色コピーであった場合は、ス
テップ416に進んで、2枚モードフラグがセットされ
ているかどうかを調べ、セットされていれば、ステップ
417に進む。
ステップ417では、ラストフラグがセットされている
かどうかを調べる。ラストフラグは、1枚モードの場合
は最後の色の走査のときに、2枚モードの場合は最後の
色の2回目の走査のときにセットされる。したがって、
1枚モードの2色コピーの場合は2回目の走査、1枚モ
ードの3色コピーの場合は3回口の走査、2枚モードの
2色コピーの場合は4回目の走査、2枚モードの3色コ
ピーの場合は6回目の走査のときにセットされる。
ステップ417でラストフラグがセットされていない場
合は、ステップ418に進んで、ランプオフフラグをリ
セットし、処理を終了する。したがって、この場合は、
露光ランプ(8)はオンのままである。
ステップ417でラストフラグがセットされていた場合
は、ステップ419に進んで、ラストフラグをリセット
し、ステップ407に進む。したがって、2枚モードの
2色コピーの場合は4回の走査ごとに、3色コピーの場
合は前述のように6回の走査ごとに、露光ランプ(8)
がオフされ、5TDIの150に相当する走査インター
バルで、次の走査が開始される。
ステップ41Bで2枚モードフラグがセットされていな
かった場合、すなわち1枚モードであった場合は、ステ
ップ420に進んで、ラストフラグがセットされている
かどうかを調べ、セットされていれば、ステップ419
に進む。
ステップ420でラストフラグがセットされていなかっ
た場合は、ステップ421に進んで、露光ランプ(8)
をオフさせ、次に、ステップ422で、ランプオフフラ
グをリセットして、処理を終了する。
したがって、1枚モードの多色コピーの場合は、1回の
走査ごとに露光ランプ(8)がオフされることになる。
発明の効果 この発明の画像形成装置によれば、上述のように、最大
サイズの半分以下の連続コピーの場合に、像形成体の画
像領域に最大サイズの半分以下の同一画像を2つ形成し
てこれを2枚の転写紙に1つずつ転写する2枚モードの
コピーが行なわれるので、能率が良く、また、最大サイ
ズの半分以下の連続コピーの場合であっても、倍率が所
定値以下のときには、1枚モードに切替えてコピーが行
なわれるので、スキャナの戻り速度を速くしたり、像形
成体を大きくしたりする必要がなく、装置が高価になる
ことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す電子写真式カラー複写
機の全体概略構成図、第2図は同複写機の主要部の機械
的構成を概略的に示す縦断面図、第3図は同複写機の主
要部の電気的構成を概略的に示すブロック図、第4図は
単色の連続コピーの場合の複写機各部の動作を示すタイ
ムチヤード、第5図は1枚モードの3色コピーの場合の
複写機各部の動作を示すタイムチャート、第6図は2枚
モードの3色コピーでコピー枚数が偶数の場合の複写機
各部の動作を示すタイムチャート、第7図は2枚モード
の3色コピーでコピー枚数が奇数の場合の複写機各部の
動作を示すタイムチャート、第8図はコピーモードを自
動的に決定するための第1のルーチンの処理の1例を示
すフローチャート、第9図は同第2のルーチンの処理の
1例を示すフローチャート、第10図はコピーシーケン
ス開始ルーチンの処理の1例を示すフローチャート、第
11図は露光ランプ制御ルーチンの処理の1例を示すフ
ローチャートである。 (1)・・・読み取り部、(2)・・・画像処理部、(
3)・・・記録部、(4)・・・操作部、(5)・・・
制御部、(7)・・・スキャナ、(15)・・・感光体
ドラム(像形成体)。 以  上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 スキャナで原稿を走査して読み取る読み取り部と、読み
    取り部の出力を処理して画像情報を出力する画像処理部
    と、画像情報により像形成体の画像領域に画像を形成し
    てこれを転写紙に転写する記録部と、条件設定のための
    操作部と、これらを制御する制御部とを備えた画像形成
    装置において、 連続コピー時に、像形成体の画像領域に最大サイズの半
    分以下の同一画像を2つ形成してこれを2枚の転写紙に
    1つずつ転写する2枚モードのコピーと、像形成体の画
    像領域に画像を1つ形成してこれを1枚の転写紙に転写
    する1枚モードのコピーとができるようになされており
    、最大サイズの半分以下の連続コピーの場合であっても
    、倍率が所定値以下のときには、1枚モードに切替えて
    コピーが行なわれるようになされていることを特徴とす
    る画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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