JPH0315364A - コーヒー抽出滓可溶性食物繊維の製造法 - Google Patents

コーヒー抽出滓可溶性食物繊維の製造法

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JPH0315364A
JPH0315364A JP1148723A JP14872389A JPH0315364A JP H0315364 A JPH0315364 A JP H0315364A JP 1148723 A JP1148723 A JP 1148723A JP 14872389 A JP14872389 A JP 14872389A JP H0315364 A JPH0315364 A JP H0315364A
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JP
Japan
Prior art keywords
hemicellulose
dietary fiber
soluble dietary
extracted coffee
coffee ground
Prior art date
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Pending
Application number
JP1148723A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kawano
川野 隆嗣
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SEIBUTSU KAGAKU SANGYO KENKYUSHO KK
Yamamoto Sangyo KK
Original Assignee
SEIBUTSU KAGAKU SANGYO KENKYUSHO KK
Yamamoto Sangyo KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、コーヒー抽出滓よりオリゴキシロースを主成
分とする可溶性食物繊維を製造する方法に関し、未利用
資源の有効利用を積極的に実施することを目的とする。
1従来の技術」 近年、栄養の過剰な接種が原因で高脂質症を招き、動脈
硬化などを伴う成人病が多く見られる。
食物繊維は、体内のコレステロール濃度上昇の抑制作用
を持つことが知られる。食物繊維としてはセルロース、
ヘミセルロース、リグニン、ベクチンなどを主成分とす
ることが知られる。たとえば、特許公開平成1−132
352号公報にはバガスを素材とするヘミセルロースが
、特許公開昭和58−41824号公報では小麦ふすま
から抽出されるヘミセルロースが、また特許公開昭和6
0−34828号および特許公開昭和60−20472
3号公報には大−Q皮より抽出されるヘミセルロースを
主成分とするものについて開示されている。
また、インスタントコーヒー、Fhコヒーなどの市場の
拡大に伴う廃棄物の処理は、その量が膨大になってくる
に準じて大きな課題とされる。有効な利用方法の待たれ
る分野でもあり、土壌改良剤、粗飼料としての利用、キ
ノコ人工栽培用培養基として用いられるにすぎない。こ
れらはいずれも付加価植の低い活用であって、コーヒー
滓という基質イメージを生かした利用法とは言えない。
「発明が解決しようとする問題点」 本発明は、かかる観点において、コーヒー抽出滓を何等
かの手段で、商品価値を高めようとの課題に対応したも
ので、とくに、下記のような成分組成の利用手段を見い
だすことを主眼として構成される。
”二’=tItl出r!(7)4Jjq3E(一例)蛋
白質(窒素X 6.25)    15. 50粗繊維
         30. 62組脂肪       
  13. 65灰分           0.98 セルロース        15.87澱粉     
     19. 25糖成分(Sis+ple Su
gars)   0. 34リン酸成分       
 0.15 鉄分           0.17 力ルシュウム       0.43 水分          11. 03(g/乾燥物) かかる成分の殆どは、栄養面での利用は、そのバランス
からも優れた素材とは評価できない物であるが、本発明
者らは、この戊分の中にキシランを主成分とするヘミセ
ルロースが15%程度含有することにri14L、これ
らを効率良く抽出する技術と、さ6にヘミセルラーゼ、
キシラナーゼなど酔素を作用させ、11J溶性のオリゴ
糖へと変換させる技術を選択、組み合わせることで、’
I’lJ溶性食物繊維を得ようとの課題に対応した。本
発明はかかる新規な技術思想により構成される。
「発明の11的」 コ 本発明の目的は、食品産業廃棄物としての取一ヒー抽出
淳を有効に利用する方法を堤供するにある。これは、単
なる技術に限定されるものではなく、産業廃棄物処理と
いう社会的二−ズにLaえる串おも[1的とする。
1問題点を解決しようとする手段[ コヒー{スからコーヒー成分を抽出した残査からキシラ
ンを主成分とするヘミセルロースを得ようとする試みは
もとより、これを酵素によりIJJ溶化することで健庫
、機能食品の素材につながる産業技術思想はもとより製
造技術も本発明により完成したものである。
本発明は、その素材を、いわば産業廃棄物に起源を求め
た点に独創があり、コーヒー抽出滓から目的とする−=
iJ溶性食物繊維は、素材をアルカリ抽出する王程と、
これを酔素により部分分解する2段の1:4’aを経過
することで製造できる。
アルカリ抽出としては、たとえば、コーヒー抽出汁を水
酸化ナトリウム水溶液などのアルカリ溶液に20°〜5
08Cで、8〜24時間侵清することによって、本発明
の主成分の素材となるキシランを含むヘミセルロースを
抽出できる。また、120〜180°C高温、高L『の
もとでも抽出できる。
抽出の対象となるコーヒー抽出淳は、インスタントコー
ヒー、市コーヒーなどの抽出加工の工程で排出されるも
のが主体となる。これらは、そのI;場の性格からサニ
タリー装置から排出され、非常に清潔度も高く、健康、
機能食品向けの素材としてのイメージも高い。
仙山の終わった溶液は、濾過、遠心分離などの手段で不
溶或分を除去し、濾液または上澄液を酢酸、塩酸などで
pH4. 0〜6.0に調整してヘミセルロースを沈澱
させ、遠心分離、フィルタープレスなどによって分離し
、riJ溶化]:程である酵素反応のノヨ質に首てる。
6Y素による部分分解は、いわゆるオリゴ糖と呼ばれる
41(+7のヰシロースを主体とする成分を得るために
行うが、車版のトリコデルマ閑(Trichodストレ
プ1・マイセス菌(jjr−ep.to;yce−s 
sp. )などr}+宋のキシラナーゼで充分にその「
I的を果たすことが出来る。分解条件も、キシロースの
生成を可能な限り避けてオリゴ糖として同収することが
奸ましいので、室温から60゜C程度にて、固形分が認
められなくなった時点で反応を中IJ二する。
この酔素分解では、10%杵度のブドウ糖を構F戊成分
とする発M性の糖類が含まれるのがn通で、必娑あれば
、これらを市販パン用イースト菌(Saccharom
yccs sp. )により常法で発問処理し、[1的
のキシロオリゴ糖のみで成るhJ溶性食物繊維を得る。
本発明により得られるオリゴ軸よりなる食物繊維は、単
に人の健康、機能食品として有効に使用出来るのみでは
なく、ベット動物、家畜などの飼料への添加も同様に作
用することは勿論である。
以下に実施例をもって本発明の実施の態様を説明するが
、素材をコーヒー抽出滓である以外は、本発明を何ら制
限するものではない。
?施例1. (1)コーヒニ淡去.V) ”s i書ルロー冬、,2
ナシラン区分■坤辿 缶コーヒー製造工場より排出されるコーヒー抽出41(
lkgをよく乾燥させたあと、粉砕機により充分にメッ
シュを細かくした。これに4%濃度の水酸化ナトリウム
60g中に20時間、室温でヘミセルロースを抽出した
。この抽出液を、バスケット型遠心分離器に3. 50
0xG,25分かけ濾過した。濾液は酢酸でpH5.0
に調整し、濃縮器で全容を15aにし、エチルアルコー
ル15&を加えヘミセルロースを沈澱させ4. 50O
XGで30分間遠心分離しへ湿ヘミセルロース区分2.
4kgを得た。
(2)醍和仝−μ−檀性會(嗅維p麩週湿ヘミセルロー
スlkgを1512の水に懸濁し塩酸でptlを4.5
に調幣した後、トリコデルマ菌由来のキシラナーゼ(ス
ミチームX:新FJ本化学王業fJ:J)を酵素ht 
I og溶解し、55°Cで2時間反応させた。反応終
r後、全litをスプレードライヤーにて噴霧乾燥し、
650gの可溶性食物繊維素材をえた。
実施例2. 実施例lに準じ、インスタン1・コーヒーE場より得ら
れたコーヒー抽出滓からのヘミセルロース1kgを用い
、醇素反応後100゜Cにキシラナーゼ活性を停IFさ
せ、冷却後、パン酵母log加え30°Cにて1時間通
気撹はんで副生ブドウ糖を発W?除去した。反応が終丁
してのち、遠心分離によりn夢母残査を除き、スプレー
ドライヤーにより噴霧乾燥し、480gの可溶性食物繊
維をえた。
1−発明の効果」 産業廃棄物として排出される未利用資源《コーヒー抽出
滓》を有効に活用出来る手段を提供する。
また人、動物の健康、機能食餌料としての可溶性食物繊
維が低廉にえられる。えられる製品は、コーヒー感覚の
、極めて印象の良い食品添加物、飼料添加物として利用
出来る。
特許tit nn人 株式会社 山本産業 自゜限会社生物科学産業研究所

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コーヒー抽出滓から得られるキトサン含有成分を酵素に
    より分解することを特徴とするコーヒー抽出滓可溶性食
    物繊維の製造法。
JP1148723A 1989-06-12 1989-06-12 コーヒー抽出滓可溶性食物繊維の製造法 Pending JPH0315364A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0554008A2 (en) * 1992-01-27 1993-08-04 Kraft Foods, Inc. Coffee product high in dietary soluble fiber and process for making it
CN1116419C (zh) * 1999-12-16 2003-07-30 合肥联合大学 酶法制备功能性低聚木糖的生产工艺
CN109601846A (zh) * 2018-10-15 2019-04-12 南昌大学 一种脱脂米糠中的膳食纤维的改性方法
US11548954B2 (en) * 2019-07-15 2023-01-10 Kerry Group Services International Limited Composition and methods for preparing hemicellulose-rich extract from spend coffee ground

Cited By (5)

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