JPH0315356A - 大豆食品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は大豆を加工処理してなる大豆食品に関するもの
である。

（従来の技術及び発明が解決しようとする課題）大豆食
品としては大豆の原形を保持した形での食品例えば炒リ
豊や煮豆が知られている他、納豆，豆腐等の特殊加工を
施したものや、或いは味噌，醤油等の醗酵食品も広く実
施されている。

待に蒸煮処理した大豆を乾燥させ、この乾燥大豆を用い
た大豆食品製造方法は、特開昭８３−１９２３５５号公
報に示されている。この開示されている大豆食品製造方
法は、蒸煮した大豆を凍結乾燥し、凍結乾燥した大豆組
織を保持したまま、乾燥大豆に油ｍｓを含浸させてナッ
ツ類の如きの製品としたり、又は前記の乾燥大豆にチョ
コレート，糖，調味液，海苔，ふりかけの一種又はそれ
等を組み合わせた被覆材で被覆して大豆菓子を製造する
ものである。

前記手段は大豆を菓子として利用する際の利用範囲を広
げることを目的としてるもので、大豆においてなるべく
大豆の風味を消すことを目的としている。

本発明は大豆を菓子とせずに大豆の風味を損なうことな
く逆に大豆の風味を例えば大豆或いは納豆等の豆食品そ
れ自体の風味及び食感を生かしながら、大豆を加工して
製出した味噌を調味料として用いた新規な食品を提案し
たものである。

（課題を解決するための手段） 本発明に係る大豆食品は、大豆を加熱処理した後乾燥さ
せ、砂糖を主成分とするコーティング材で前記乾燥大豆
を被覆し、味噌を主成分とするペ一スト状調味料と前記
被覆大豆とを和えてなることを特徴とするものである。

（作　用） 大豆を蒸煮，炒り等の加熱処理して炒り豆や蒸豆を製出
したり、或いは加熱処理した後醗酵させて納豆等の丸大
豆状の可食状態にした後、これを凍結乾燥或いは熱風乾
燥すると、可食性の乾燥大豆を得ろことができる。この
乾燥大豆は、親水性であるためコーティング材で乾燥大
豆の表面をコーティングし、味噌を主成分とするペース
ト状の調味料で和えると、異なる手段で製出された２種
の大豆食品が合体された新規な食品を得ることができる
ものである。

（実施例） 次に本発明の実施例について説明する。

く第一実施例〉 常法により納豆を製出し、凍結乾燥を用いて水分２．１
％の乾燥納豆とし、乾燥納豆２０ｇを同一重量のコーテ
ィング材（砂１ｉ８０％，水飴２０％，水少々）を乾燥
納豆にからませ、乾燥納豆の表面を前記コーティング材
で覆うようにする。次に味Ｗｆａ３０ｇ，醤油２．５ｇ
，水２．Ｓｅａ，糖類２２．　５　ｇその他うまみ調味
料２．５ｇを混合した調味料を製出し、前記した４０ｇ
のコーティングされｔこ乾燥納豆を調味料と和えてｌｏ
ｏｇの大豆食品を得た。得られた大豆食品は納豆の風味
とピーナツ味噌のような食感を有する。

〈第二実施例〉 大豆を炒り装置で炒り、熱風乾燥によって水分５％の炒
り大豆を得る。この炒り大豆を前記した第一実施例に示
したコーティング材でその表面をコーティングする。ペ
ースト状の調味料は味ｖａ２３ｇ　，！！９１２．７ｇ
　，カレー粉２．３ｇｉｅ混合して製出し、この調味料
と前記したコーティングした炒り豆６０ｇを和えて１０
０ｇの大豆食品を得た。得られた大豆食品は炒り豆の香
ばしさとカレー風味を有するものである。

その他前記した実施例の乾燥納豆及び炒り豆のコーティ
ング材をからませた豆と、例えば柚子味噌と糖類を約４
：　１で混合したペース１・状の調味料，しそ味噌と糖
類を約２：　１で混合したペースト状の調味料、更にご
ま味噌と糖類を約８：　５で混合したペースト状の調味
料とを和えた各々独自の風味を有する大豆食品を得るこ
とができた。

（発明の効果） 本発明は以上のように可食状態に加熱処理した大豆や大
豆食品を乾燥させ、この乾燥大豆と味噌ベースのペース
ト状調味料とを和えたもので、大豆若しくは大豆食品の
風味を食感をそのまま生かしながら、大豆から製出した
味噌との組み合わせによって、新規な味の食品を提供し
たものである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）大豆を加熱処理した後乾燥させ、砂糖を主成分と
   するコーティング材で前記乾燥大豆を被覆し、味噌を主
   成分とするペースト状調味料と前記被覆大豆とを和えて
   なることを特徴とする大豆食品。