JPH0315348Y2 - - Google Patents

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JPH0315348Y2
JPH0315348Y2 JP1984113292U JP11329284U JPH0315348Y2 JP H0315348 Y2 JPH0315348 Y2 JP H0315348Y2 JP 1984113292 U JP1984113292 U JP 1984113292U JP 11329284 U JP11329284 U JP 11329284U JP H0315348 Y2 JPH0315348 Y2 JP H0315348Y2
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JP
Japan
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screen
blackboard
roll
fixed
rail member
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JP1984113292U
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JPS6128592U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、各種の学校や講義室、あるいは会議
室などで使用する黒板、さらに詳しくは、黒板
と、この黒板の上方に設けられた巻取り式のスク
リーンとからなるスクリーン付き黒板の改良に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来より、この種の黒板は、種々のものが提
案、実施されている。例えば、黒板の中央上方に
巻取り式スクリーンを固着し、必要に応じて、ス
クリーンを引き出して黒板の前面に展張して使用
するものなどである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、従来のものは、巻取り式スクリーン
が黒板に対して特定の位置に固着されていたがた
め、スクリーンの展張位置が限定され、例えば、
スクリーンに映写しながら同時に黒板を使用して
説明を加えるような場合、黒板の使用可能な箇所
が制限されてしまう欠点があつた。また、どうし
てもスクリーンが展張されている箇所の黒板を使
用したいときには、いちいちスクリーンを巻上げ
ねばならず、実際の使用にあたつて種々の問題が
あつた。
本考案は、このような従来欠点の除去を目的と
するもので、使用時の情況に応じて、スクリーン
を黒板の所望の箇所で自由に使用することができ
るとともに、必要によつては、展張したスクリー
ンの位置を簡単に変えることのできる実用的なス
クリーン付き黒板を提供せんとするものである。
〔問題を解決するための手段〕
この目的達成のため、本考案によるスクリーン
付き黒板は、平面視で黒板から前方に向けて凹曲
に形成したレール部材を、前記黒板の上方に固着
し、このレール部材に対して、巻取り式スクリー
ンをスライド固定自在に取付けてあることを特徴
とする。
〔作用および効果〕
このように、巻取り式スクリーンが、レール部
材に対してスライド固定自在に取付けられている
がため、使用者は、そのときの情況に応じて黒板
の好きな箇所にスクリーンを展張することがで
き、また、必要が生ずれば、いつたん展張したス
クリーンを、いちいち巻上げることなく、単にス
ライドさせるだけで、簡単にその展張位置を変更
することができる。
さらに、前記レール部材は、黒板に直接固着さ
れているものであるから、黒板とは別に、レール
部材や巻取り式スクリーンを室内の壁や天井に取
付けるような必要がなく、取付け工事の面からも
有利であるとともに、既存の黒板にも簡単に取付
けることができるのである。
そして、前記レール部材は、平面視で黒板から
前方に向けて凹曲に形成してあるので、前記巻取
り式スクリーンを、黒板の好きな箇所にスライド
させた場合においても、このスライドに伴つて映
写機を一定の場所に置いたまま首振りさせるだけ
で、映写機からの光線を、巻取り式スクリーンの
映写面に対してほぼ直角に当てることができる。
従つて、巻取り式スクリーンの位置の変更に応じ
ていちいち映写機の位置を変えることなく、映写
機の姿勢の簡単な調整で歪みのない映写を行うこ
とができる。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面にもとづいて説明する
と、1は曲面黒板で、その周囲にはアルミ製の枠
2が取付けられ、かつ、下方の枠2には、やはり
アルミ製の粉受3が取付けられている。この黒板
1の裏面の上方と下方には、それぞれ保持枠4,
5が固着され、これら両保持枠4,5間にわたつ
ては、左右一対のスライデイングパイプ6が固着
連設され、これらスライデイングパイプ6がメカ
ニズムボツクス7に貫通保持されている。このメ
カニズムボツクス7は、アンカーボルト8を介し
て壁9などに固着されるとともに、このボツクス
7内には、バランス機構などを有する公知のスラ
イダー機構が収納され、もつて、操作レバー10
を操作しながら、人為的に黒板1を上下動させる
ことにより、黒板1を所望の高さに変更固定でき
るように構成されている。前記両保持枠4,5の
うち、上方の保持枠4上には、複数個のブラケツ
ト11を介して、黒板1にほぼ沿つた断面L字型
の第1レール12と断面コの字型の第2レール1
3とからなるレール部材14が固着されている。
15は巻取り式のスクリーンで、この巻取り式
スクリーン15は、映写用のスクリーン16と、
このスクリーン16を弾性的に巻上げ付勢しなが
ら収納するケース17とからなり、前記スクリー
ン16の下端部には、重り18とフツク19とが
取付けられている。前記スクリーン17の左右に
は、断面コの字型のブラケツト20が固着される
とともに、これらブラケツト20には、鉛直方向
に向うボルト・ナツト21を介して、断面が長方
形の中空のリンク部材22がその長辺の鉛直方向
に向けた状態で揺動自在に枢支連結されている。
23は転車台で、左右一対設けられるとともに、
両転車台23は連結材24によつて互いに連結さ
れている。各転車台23には、前記L字型第1レ
ール12の鉛直部分に接当して回転する一対の水
平ローラ25と、水平部分に接当して回転する一
対の鉛直ローラ26、ならびに前記コの字型第2
レール13内に位置して接当回転する主ローラ2
7とが回転自在に枢支保持されている。そして、
この各転車台23にも、断面コの字型のブラケツ
ト28が固着され、このブラケツト28に鉛直方
向に向うボルト・ナツト29を介して前記リンク
部材22の他端部が枢支連結され、もつて、巻取
り式スクリーン5のケース17、両リンク部材2
2、両転車台23、連結材24などによつて平行
四連リンク機構が形成されるとともに、前記両転
車台23を介して、巻取り式スクリーン15がレ
ール部材14に沿つてスライド固定自在に構成さ
れているのである。
次に、本考案のスクリーン付き黒板の使用の態
様について説明すると、まず、スクリーン16を
使用する場合は、巻取り式スクリーン15全体を
レール部材14に沿つてスライドさせ、所望の位
置で固定する。そして、操作レバー10を操作し
て、黒板1を好みの高さに固定する。巻取り式ス
クリーン15の固定は、本実施例の場合、各ロー
ラ25,26,27とレール12,13との摩擦
力によつて行なわれるが、特別な固定手段を設け
ることもできる。このようにして巻取り式スクリ
ーン15を所望の位置に固定した後、スクリーン
ケース17を黒板1の前面側へ引き出し、スクリ
ーン16を引き下すとともに、フツク19を粉受
3などに引掛けるのである。すると、前述したよ
うに、スクリーンケース17、両リンク部材2
2、連結材24などによつて平行四連リンク機構
が形成されているので、スクリーン16は、黒板
1の面とほぼ平行する状態で展張保持されるので
ある。そして、必要によつては、スライドさせる
ことによつてスクリーン16の展張位置を簡単に
変えることができ、また、スクリーン16の不使
用時には、前述の平行四連リンク機構を折り畳む
ことにより、この巻取り式スクリーン15を黒板
1の上方にコンパクトに収納することができる。
この場合、巻取り式スクリーン15の重量に起因
して、特にスクリーンケース17を黒板1の前面
側に引き出したとき程顕著ではあるが、転車台2
3には、第3図において反時計廻りへのモーメン
トが作用する。しかし、各ローラ25,26,2
7、特に水平ローラ25と鉛直ローラ26とが、
前述のモーメントに対抗する状態で第1レール1
2に接当しているため、巻取り式スクリーン15
は、ガタ付きのない状態で確実に保持されるので
ある。
尚、通常、スライド又は8m/m映写機を使用
する場合には、平行四連リンク機構を折り畳み、
スクリーン15を黒板1に沿つて鉛直又はほぼ鉛
直方向に引下げ、使用する。また、オーバーヘツ
ド型プロジエクター(OHP)を使用する場合に
は、平行四連リンク機構を前方に引き出したの
ち、スクリーン15を傾斜姿勢で引下げて使用す
る。
〔別の実施例〕
今まで説明した実施例においては、巻取り式ス
クリーン15が、折り畳んだ状態と黒板1の前面
側に引き出された状態とは姿勢変更可能に構成さ
れていたが、第6図に示すように、スクリーンケ
ース17側のブラケツト20や転車台23側のブ
ラケツト28にスプリング30によつて突出姿勢
に付勢されたボール31を設けるとともに、リン
ク部材22にボール31係入用の係合穴32を複
数個設け、これら係合穴32に択一的にボール3
1を係入させることにより、巻取り式スクリーン
15の黒板1前面側への引き出し姿勢を複数段に
変更できるようにして実施することもできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案によるスクリーン付き黒板の実施
例を説明するためのもので、第1図は全体の平面
図、第2図は正面図、第3図は縦断側面図、第4
図は要部の拡大平面図、第5図は要部の一部切欠
き拡大正面図、第6図は別の実施例を示す要部の
一部切欠き拡大側面図である。 1……黒板、14……レール部材、15……巻
取り式スクリーン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 黒板1と、この黒板1の上方に設けられた巻取
    り式のスクリーン15とからなるスクリーン付き
    黒板において、平面視で前記黒板1から前方に向
    けて凹曲に形成したレール部材14を、前記黒板
    1の上方に固着し、このレール部材14に対し
    て、前記巻取り式スクリーン15をスライド固定
    自在に取付けてあるスクリーン付き黒板。
JP11329284U 1984-07-24 1984-07-24 スクリ−ン付き黒板 Granted JPS6128592U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11329284U JPS6128592U (ja) 1984-07-24 1984-07-24 スクリ−ン付き黒板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11329284U JPS6128592U (ja) 1984-07-24 1984-07-24 スクリ−ン付き黒板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6128592U JPS6128592U (ja) 1986-02-20
JPH0315348Y2 true JPH0315348Y2 (ja) 1991-04-03

Family

ID=30672328

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11329284U Granted JPS6128592U (ja) 1984-07-24 1984-07-24 スクリ−ン付き黒板

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5435858B2 (ja) * 2007-11-09 2014-03-05 株式会社サカワ 多機能ボード
JP5174650B2 (ja) * 2008-12-27 2013-04-03 株式会社北島製作所 黒板装置及びスクリーンの設置方法
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JPS5362451U (ja) * 1976-10-28 1978-05-26
JPS54118245U (ja) * 1978-02-03 1979-08-18

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JPS6128592U (ja) 1986-02-20

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