JPH03153470A - 自動車のステアリング装置 - Google Patents
自動車のステアリング装置Info
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- JPH03153470A JPH03153470A JP1292169A JP29216989A JPH03153470A JP H03153470 A JPH03153470 A JP H03153470A JP 1292169 A JP1292169 A JP 1292169A JP 29216989 A JP29216989 A JP 29216989A JP H03153470 A JPH03153470 A JP H03153470A
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- JP
- Japan
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- gear
- steering
- planetary gear
- planetary
- gears
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 18
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的コ
(産業上の利用分野)
この発明は、自動車のハンドル舵角に対する車輪舵角の
伝達比を変化させることができるステアリング装置に関
する。
伝達比を変化させることができるステアリング装置に関
する。
(従来の技術)
自動車のステアリング装置は、ステアリングハンドルの
回転連動をラックピニオン式ギヤ機構を介してタイロッ
ドの横方向の変位運動に変換し、タイロッドの両端部に
設けられた左右の操舵車輪の向きを変化させるものであ
るが、ステアリングハンドルの回転量(ハンドル舵角)
と車輪のきれ角(車輪舵角)とは通常、常に一定の対応
関係に保持されている。
回転連動をラックピニオン式ギヤ機構を介してタイロッ
ドの横方向の変位運動に変換し、タイロッドの両端部に
設けられた左右の操舵車輪の向きを変化させるものであ
るが、ステアリングハンドルの回転量(ハンドル舵角)
と車輪のきれ角(車輪舵角)とは通常、常に一定の対応
関係に保持されている。
しかし、自動車の高速走行時にはハンドル舵角に対する
車輪舵角の伝達比を大きくして一定のハンドル舵角に対
する車輪舵角の伝達比を大きくして一定のハンドル舵角
に対する車輪舵角の大きさを小さくすることが走行安定
性を確保する上で望ましい。一方、低速走行時には、車
両の挙動を俊敏化させて良好な運転フィーリングを得た
り、あるいは車庫入れを容品にする等の見地から、前記
伝達比を逆に小さくして一定のハンドル舵角に対する車
輪舵角を大きくすることが望ましい。
車輪舵角の伝達比を大きくして一定のハンドル舵角に対
する車輪舵角の伝達比を大きくして一定のハンドル舵角
に対する車輪舵角の大きさを小さくすることが走行安定
性を確保する上で望ましい。一方、低速走行時には、車
両の挙動を俊敏化させて良好な運転フィーリングを得た
り、あるいは車庫入れを容品にする等の見地から、前記
伝達比を逆に小さくして一定のハンドル舵角に対する車
輪舵角を大きくすることが望ましい。
そこで、前述のような要求を満たすために、例えば、特
開昭62−31560号公報に開示されているように、
車速に応じてハンドル舵角に対する車輪舵角の伝達比を
変化させるようにしたステアリング装置が提案されてい
る。
開昭62−31560号公報に開示されているように、
車速に応じてハンドル舵角に対する車輪舵角の伝達比を
変化させるようにしたステアリング装置が提案されてい
る。
このステアリング装置は、ステアリングハンドルとタイ
ロッドとの間の操舵力伝達経路中に、ハンドル舵角に対
する車輪舵角の伝達比を変化させる遊星歯車機構が設け
られている。この遊星歯車機構は、自動tの車速等の運
転状態を検出する運転状態検出手段の信号を受けて制御
信号を出力するコントローラからの制御信号に基づいて
作動するステッピングモータ等のアクチュエータによっ
て制御されるようになっており、前記遊星歯車機構とタ
イロッドとの間にパワーステアリング機構が設けられて
いる。
ロッドとの間の操舵力伝達経路中に、ハンドル舵角に対
する車輪舵角の伝達比を変化させる遊星歯車機構が設け
られている。この遊星歯車機構は、自動tの車速等の運
転状態を検出する運転状態検出手段の信号を受けて制御
信号を出力するコントローラからの制御信号に基づいて
作動するステッピングモータ等のアクチュエータによっ
て制御されるようになっており、前記遊星歯車機構とタ
イロッドとの間にパワーステアリング機構が設けられて
いる。
したがって、ステアリングハンドルを操舵して車輪を転
舵すると、そのときの自動車の運転状態が運転状態検出
手段によって検出され、この検出手段の出力を受けたコ
ントローラからの制御信号にUづいてアクチュエータが
作動し、このアクチュエータの作動により遊星歯車機構
が作動制御される。そして、ハンドル舵角に対する車輪
舵角の伝達比が可変制御されるようになっている。
舵すると、そのときの自動車の運転状態が運転状態検出
手段によって検出され、この検出手段の出力を受けたコ
ントローラからの制御信号にUづいてアクチュエータが
作動し、このアクチュエータの作動により遊星歯車機構
が作動制御される。そして、ハンドル舵角に対する車輪
舵角の伝達比が可変制御されるようになっている。
(発明が解決しようとする課題)
ところが、前述したように、遊星歯車機構を用いた伝達
化可変システムは、遊星歯車機構を構成するサンギヤ、
リングギヤおよびプラネタリギヤ間で生じるフリクショ
ン、バックラッシュがステアリングハンドル上での手応
え、ガタとなり、操舵フィーリングを悪化させる。また
ステアリングの機能としても、実舵角の減少やコンプラ
イアンスステアの増加を生じる。
化可変システムは、遊星歯車機構を構成するサンギヤ、
リングギヤおよびプラネタリギヤ間で生じるフリクショ
ン、バックラッシュがステアリングハンドル上での手応
え、ガタとなり、操舵フィーリングを悪化させる。また
ステアリングの機能としても、実舵角の減少やコンプラ
イアンスステアの増加を生じる。
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その
目的とするところは、遊星歯車機構を構成する各ギヤの
回転に伴うフリクション、バックラッシュを減少させる
ことができ、ステアリングハンドル上での操舵フィーリ
ングとステアリングの機能を向上させることができる自
動車のステアリング装置を提供することにある。
目的とするところは、遊星歯車機構を構成する各ギヤの
回転に伴うフリクション、バックラッシュを減少させる
ことができ、ステアリングハンドル上での操舵フィーリ
ングとステアリングの機能を向上させることができる自
動車のステアリング装置を提供することにある。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段及び作用)この発明は、前
述した目的を達成するために、ステアリングハンドルと
タイロッドとの間の操舵力伝達経路中に、ハンドル舵角
に対する車輪舵角の伝達比を変化させる遊星歯車機構を
設け、この遊星歯車機構を構成するサンギヤ、リングギ
ヤおよびプラネタリギヤをはすば歯車とし、前記プラネ
タリギヤを回転自在に軸支するギヤ支持部にプラネタリ
ギヤの軸方向両側から弾性的に押圧するスプリングまた
はゴム等の弾性部材を設けたことにある。
述した目的を達成するために、ステアリングハンドルと
タイロッドとの間の操舵力伝達経路中に、ハンドル舵角
に対する車輪舵角の伝達比を変化させる遊星歯車機構を
設け、この遊星歯車機構を構成するサンギヤ、リングギ
ヤおよびプラネタリギヤをはすば歯車とし、前記プラネ
タリギヤを回転自在に軸支するギヤ支持部にプラネタリ
ギヤの軸方向両側から弾性的に押圧するスプリングまた
はゴム等の弾性部材を設けたことにある。
ステアリングハンドルの操舵に伴ってサンギヤ、リング
ギヤおよびプラネタリギヤが回転すると、プラネタリギ
ヤかはすば歯単によるスラスト方向の分力を受けるが、
弾性部材によってセンタリングされながら回転し、さら
に各ギヤ相互間のフリクションをはすば歯車の噛合いに
よって減少し、バックラッシュを減少させる。
ギヤおよびプラネタリギヤが回転すると、プラネタリギ
ヤかはすば歯単によるスラスト方向の分力を受けるが、
弾性部材によってセンタリングされながら回転し、さら
に各ギヤ相互間のフリクションをはすば歯車の噛合いに
よって減少し、バックラッシュを減少させる。
(実施例)
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第4図は自動車のステアリング装置の概略的構成を示す
もので、1はステアリングハンドルであり、これはハン
ドル軸2を介してパワーステアリング装置のロータリバ
ルブ3に連動している。このロークリバルブ3は伝達化
可変システムとしての遊星歯車機構4を介してラックピ
ニオン式ギヤ機構5に連動し、このギヤ機構5を構成す
るビニオン6と噛合するラック7は車体の幅方向に延び
るタイロッド8.8およびナックルアーム(図示しない
)を介して車輪9.9に連結されている。
もので、1はステアリングハンドルであり、これはハン
ドル軸2を介してパワーステアリング装置のロータリバ
ルブ3に連動している。このロークリバルブ3は伝達化
可変システムとしての遊星歯車機構4を介してラックピ
ニオン式ギヤ機構5に連動し、このギヤ機構5を構成す
るビニオン6と噛合するラック7は車体の幅方向に延び
るタイロッド8.8およびナックルアーム(図示しない
)を介して車輪9.9に連結されている。
また、前記遊星歯車機構4には自動車の運転状態に応じ
て遊星歯車機構4を作動制御する後述するステッピング
モータが設けられている。
て遊星歯車機構4を作動制御する後述するステッピング
モータが設けられている。
前記ロータリバルブ3について説明すると、第1図〜第
3図に示すように、トーションバー11を内挿した入力
軸12はハウジング13の内部にベアリング14.14
を介して回転自在に軸支されている。そして、この人力
軸12の外周に前記ロークリバルブ3が設けられている
。ハウジング13にはオイルポンプ(図示しない)に連
通ずる第1のボート15とオイルリザーバ(図示しない
)に連通ずる第2のボート16が設けられているととも
に、シリンダチューブの左室と右室にそれぞれ連通ずる
第3、第4のボート17.18が設けられている。そし
て、このロークリバルブ3は、ステアリングハンドル1
の操舵に応じてシリンダチューブへ供給する圧油の切り
換えとともに、圧力を制御し、ステアリングハンドル1
の操舵力をアシストして前記車輪9.9を転舵するよう
になっている。
3図に示すように、トーションバー11を内挿した入力
軸12はハウジング13の内部にベアリング14.14
を介して回転自在に軸支されている。そして、この人力
軸12の外周に前記ロークリバルブ3が設けられている
。ハウジング13にはオイルポンプ(図示しない)に連
通ずる第1のボート15とオイルリザーバ(図示しない
)に連通ずる第2のボート16が設けられているととも
に、シリンダチューブの左室と右室にそれぞれ連通ずる
第3、第4のボート17.18が設けられている。そし
て、このロークリバルブ3は、ステアリングハンドル1
の操舵に応じてシリンダチューブへ供給する圧油の切り
換えとともに、圧力を制御し、ステアリングハンドル1
の操舵力をアシストして前記車輪9.9を転舵するよう
になっている。
前記ロータリバルブ3のハウジング13には前記JM歯
軍機構4のハウジング19が一体的に設けられている。
軍機構4のハウジング19が一体的に設けられている。
このハウジング19の内部には前記人力軸12に固着さ
れた入力ギヤとしてのサンギヤ20が設けられている。
れた入力ギヤとしてのサンギヤ20が設けられている。
このサンギヤ20の外周には出力ギヤとしてのリングギ
ヤ21が設けられ、このリングギヤ21は前記ハウジン
グ19の内周壁および前記ハウジング13から突出する
突出筒13aに設けたベアリング22,22に回転自在
に支持されている。さらに、前記サンギヤ20とリング
ギヤ21との間にはそれぞれに噛合する複数個のプラネ
タリギヤ23・・・が等間隔に介在されている。これら
プラネタリギヤ23・・・はピニオン軸24に同転自在
に軸支されており、このピニオン軸24は前記ラックピ
ニオン式ギヤ機構5のビニオン6に支持されている。
ヤ21が設けられ、このリングギヤ21は前記ハウジン
グ19の内周壁および前記ハウジング13から突出する
突出筒13aに設けたベアリング22,22に回転自在
に支持されている。さらに、前記サンギヤ20とリング
ギヤ21との間にはそれぞれに噛合する複数個のプラネ
タリギヤ23・・・が等間隔に介在されている。これら
プラネタリギヤ23・・・はピニオン軸24に同転自在
に軸支されており、このピニオン軸24は前記ラックピ
ニオン式ギヤ機構5のビニオン6に支持されている。
前記サンギヤ20、リングギヤ21およびプラネタリギ
ヤ23・・・は、はすば歯車によって形成されている。
ヤ23・・・は、はすば歯車によって形成されている。
そして、前記プラネタリギヤ23・・・は前記ピニオン
軸24を含むギヤ支持部35によって回転自在に軸支さ
れている。すなわち、ピニオン軸24の下端部はビニオ
ン6と一体の下部キャリヤ36によって支持され、上端
部は前記人力軸12を囲繞する環状の上部キャリヤ37
に支持されている。さらに、下部キャリヤ35とプラネ
タリギヤ23との間および上部キャリヤ37とプラネタ
リギヤ23との間にはピニオン軸24に嵌合する弾性部
材としてのコイルスプリング38.38が圧縮状態で介
在されている。したがって、プラネタリギヤ23はピニ
オン軸24に対して軸方向移動自在であるが、この軸方
向両側つまり上下方向から弾性的に押圧されて保持され
ており、はすば歯車によるスラスト方向の分力をコイル
スプリング38.38によってセンタリングしている。
軸24を含むギヤ支持部35によって回転自在に軸支さ
れている。すなわち、ピニオン軸24の下端部はビニオ
ン6と一体の下部キャリヤ36によって支持され、上端
部は前記人力軸12を囲繞する環状の上部キャリヤ37
に支持されている。さらに、下部キャリヤ35とプラネ
タリギヤ23との間および上部キャリヤ37とプラネタ
リギヤ23との間にはピニオン軸24に嵌合する弾性部
材としてのコイルスプリング38.38が圧縮状態で介
在されている。したがって、プラネタリギヤ23はピニ
オン軸24に対して軸方向移動自在であるが、この軸方
向両側つまり上下方向から弾性的に押圧されて保持され
ており、はすば歯車によるスラスト方向の分力をコイル
スプリング38.38によってセンタリングしている。
また、前記遊星歯巾機構4のリングギヤ21の外周には
ウオームホイール26が形成されていて、このウオーム
ホイール26には回転軸27に固着したウオーム28が
噛合されている。前記回転軸27はステッピングモータ
2つに直結されており、ステッピングモータ29の同転
によってウオーム28、ウオームホイール26を介して
前記リングギヤ21を回転するようになっている。つま
り、プラネタリギヤ23・・・をサンギヤ20とリング
ギヤ21との間で転勤させ、このプラネタリギヤ23・
・・の転動により、前記ビニオン6の回転量を増減制御
するようになっている。
ウオームホイール26が形成されていて、このウオーム
ホイール26には回転軸27に固着したウオーム28が
噛合されている。前記回転軸27はステッピングモータ
2つに直結されており、ステッピングモータ29の同転
によってウオーム28、ウオームホイール26を介して
前記リングギヤ21を回転するようになっている。つま
り、プラネタリギヤ23・・・をサンギヤ20とリング
ギヤ21との間で転勤させ、このプラネタリギヤ23・
・・の転動により、前記ビニオン6の回転量を増減制御
するようになっている。
前記ビニオン6にはフランジ部30が一体に設けられ、
このフランジ部30は前記ケーシング19の内部に設け
られたベアリング25に回転自在に支持されており、こ
のフランジ部30に前記ピニオン軸24が固定されてい
る。さらに、フランジ部30の中心部には四部31が設
けられ、この凹部31には前記人力軸12の先端部に設
けられた凸部32がベアリング33を介して嵌合されて
いる。したがって、入力軸12とビニオン6とが同一軸
心に位置決めされるようになっており、組立て作業性の
向上を図っている。さらに、このビニオン6にラック7
が噛合され、このラック7はヨークスプリング34によ
ってビニオン6方向に付勢されている。
このフランジ部30は前記ケーシング19の内部に設け
られたベアリング25に回転自在に支持されており、こ
のフランジ部30に前記ピニオン軸24が固定されてい
る。さらに、フランジ部30の中心部には四部31が設
けられ、この凹部31には前記人力軸12の先端部に設
けられた凸部32がベアリング33を介して嵌合されて
いる。したがって、入力軸12とビニオン6とが同一軸
心に位置決めされるようになっており、組立て作業性の
向上を図っている。さらに、このビニオン6にラック7
が噛合され、このラック7はヨークスプリング34によ
ってビニオン6方向に付勢されている。
したがって、前記実施例によれば、自動車の走行中、ス
テアリングハンドル1を操舵すると、この動きはハンド
ル軸2を介してパワーステアリング機構のロークリバル
ブ3に伝達され、入力軸12が回転する。入力軸12の
回転に伴って遊星m車機構4のサンギヤ20が回転する
。一方、ステアリングハンドル1の操舵に伴って変化す
るハンドル舵角がハンドル舵角センサによって検出され
るとともに、そのときの車速か車速センサによって検出
される。両センサの出力信号によってステッピングモー
タ29が回転制御されると、ウオーム28、ウオームホ
イール26を介して前記リングギヤ21が回転する。つ
まり、プラネタリギヤ23・・・をサンギヤ20とリン
グギヤ21との間で転勤させ、このプラネタリギヤ23
・・・の転動により、前記ビニオン6の同転量を増減制
御する。
テアリングハンドル1を操舵すると、この動きはハンド
ル軸2を介してパワーステアリング機構のロークリバル
ブ3に伝達され、入力軸12が回転する。入力軸12の
回転に伴って遊星m車機構4のサンギヤ20が回転する
。一方、ステアリングハンドル1の操舵に伴って変化す
るハンドル舵角がハンドル舵角センサによって検出され
るとともに、そのときの車速か車速センサによって検出
される。両センサの出力信号によってステッピングモー
タ29が回転制御されると、ウオーム28、ウオームホ
イール26を介して前記リングギヤ21が回転する。つ
まり、プラネタリギヤ23・・・をサンギヤ20とリン
グギヤ21との間で転勤させ、このプラネタリギヤ23
・・・の転動により、前記ビニオン6の同転量を増減制
御する。
遊に南中機構4は、サンギヤ20がステアリングハンド
ル1の舵角に比例した角度だけ同転すると同時に、リン
グギヤ21がステッピングモータ2つの回転角に応じて
回転される。このため、遊星歯車機構4のプラネタリギ
ヤ23・・の転動によりピニオン軸24を介してビニオ
ン6が回転するが、前記ハンドル舵角に対してビニオン
6を増減した角度だけ回転することになり、このビニオ
ン6と噛合しているラック7、タイロッド8.8を介し
て車輪9.9を転舵され、ハンドル舵角に対する車輪舵
角の伝達比が可変制御される。
ル1の舵角に比例した角度だけ同転すると同時に、リン
グギヤ21がステッピングモータ2つの回転角に応じて
回転される。このため、遊星歯車機構4のプラネタリギ
ヤ23・・の転動によりピニオン軸24を介してビニオ
ン6が回転するが、前記ハンドル舵角に対してビニオン
6を増減した角度だけ回転することになり、このビニオ
ン6と噛合しているラック7、タイロッド8.8を介し
て車輪9.9を転舵され、ハンドル舵角に対する車輪舵
角の伝達比が可変制御される。
このとき、前記遊星歯車機構4を構成するサンギヤ20
、リングギヤ21およびプラネタリギヤ23・・・をは
すば歯車とすることによって、各ギヤ相互間のフリクシ
ョン、バックラッシュを減少させると同時にフリクショ
ンとバックラッシュの調整を容易にすることにより、ス
テアリングハンドル1上での操舵フィーリングとステア
リングの機能を向上させている。
、リングギヤ21およびプラネタリギヤ23・・・をは
すば歯車とすることによって、各ギヤ相互間のフリクシ
ョン、バックラッシュを減少させると同時にフリクショ
ンとバックラッシュの調整を容易にすることにより、ス
テアリングハンドル1上での操舵フィーリングとステア
リングの機能を向上させている。
前述した実施例のように、ラックピニオン式ギヤ機横5
のビニオン6に遊星歯車機構4を構成するプラネタリギ
ヤ23・・・を一体的に設けたことによって、遊星歯車
機構4とギヤ機構5とを接近した状態に配置組み立てる
ことができる。したがって、装置のコンパクト化はもち
ろんのこと、強度的に優れ、さらに部品点数の低減を図
ることができるという効果がある。
のビニオン6に遊星歯車機構4を構成するプラネタリギ
ヤ23・・・を一体的に設けたことによって、遊星歯車
機構4とギヤ機構5とを接近した状態に配置組み立てる
ことができる。したがって、装置のコンパクト化はもち
ろんのこと、強度的に優れ、さらに部品点数の低減を図
ることができるという効果がある。
なお、前記一実施例においては、プラネタリギヤ23を
上下方向から弾性的に押圧する弾性部材をコイルスプリ
ングによって形成したが、皿ばね、ゴム等の弾性部材を
介在してもよい。
上下方向から弾性的に押圧する弾性部材をコイルスプリ
ングによって形成したが、皿ばね、ゴム等の弾性部材を
介在してもよい。
[発明の効果]
以上説明したように、この発明によれば、ハンドル舵角
に対する車輪舵角の伝達比を変化させる遊星歯車機構を
構成するサンギヤ、リングギヤおよびプラネタリギヤを
はすば歯車とし、プラネタリギヤを回転自在に軸支する
ギヤ支持部にプラネタリギヤの軸方向両側から弾性的に
押圧する弾性部材を設けたから、ステアリング/1ンド
ルの操舵に伴ってサンギヤ、リングギヤおよびプラネタ
リギヤが回転すると、プラネタリギヤがはすば歯車によ
るスラスト方向の分力を受けるが、弾性部材によってセ
ンタリングされながら回転し、さらに各ギヤ相互間のフ
リクション、バックラッシュをはすば歯車のgll 、
Qいによって減少できる。したがって、ステアリングハ
ンドル上での操舵フィーリングとステアリングの機能を
向上させることができるという効果がある。
に対する車輪舵角の伝達比を変化させる遊星歯車機構を
構成するサンギヤ、リングギヤおよびプラネタリギヤを
はすば歯車とし、プラネタリギヤを回転自在に軸支する
ギヤ支持部にプラネタリギヤの軸方向両側から弾性的に
押圧する弾性部材を設けたから、ステアリング/1ンド
ルの操舵に伴ってサンギヤ、リングギヤおよびプラネタ
リギヤが回転すると、プラネタリギヤがはすば歯車によ
るスラスト方向の分力を受けるが、弾性部材によってセ
ンタリングされながら回転し、さらに各ギヤ相互間のフ
リクション、バックラッシュをはすば歯車のgll 、
Qいによって減少できる。したがって、ステアリングハ
ンドル上での操舵フィーリングとステアリングの機能を
向上させることができるという効果がある。
第1図はこの発明の一実施例を示すステアリング装置の
縦断側面図、第2図は同じく一部を断面した平面図、第
3図はギヤ支持部の縦断側面図、第4図はステアリング
装置の概略的構成図である。 1・・・ステアリングハンドル、3・・・ロータリバル
ブ、4・・・遊星歯車機構、8・・・タイロッド、9・
・・車輪、20・・・サンギヤ、21・・・リングギヤ
、23・・・プラネタリギヤ、35・・・ギヤ支持部、
38・・・コイルスプリング(弾性部材)。
縦断側面図、第2図は同じく一部を断面した平面図、第
3図はギヤ支持部の縦断側面図、第4図はステアリング
装置の概略的構成図である。 1・・・ステアリングハンドル、3・・・ロータリバル
ブ、4・・・遊星歯車機構、8・・・タイロッド、9・
・・車輪、20・・・サンギヤ、21・・・リングギヤ
、23・・・プラネタリギヤ、35・・・ギヤ支持部、
38・・・コイルスプリング(弾性部材)。
Claims (1)
- ステアリングハンドルとタイロッドとの間の操舵力伝達
経路中にハンドル舵角に対する車輪舵角の伝達比を変化
させる遊星歯車機構を設けた自動車のステアリング装置
において、前記遊星歯車機構を構成するサンギヤ、リン
グギヤおよびプラネタリギャをはすば歯車とし、前記プ
ラネタリギャを回転自在に軸支するギヤ支持部にプラネ
タリギャの軸方向両側から弾性的に押圧する弾性部材を
設けたことを特徴とする自動車のステアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1292169A JPH03153470A (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | 自動車のステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1292169A JPH03153470A (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | 自動車のステアリング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03153470A true JPH03153470A (ja) | 1991-07-01 |
Family
ID=17778451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1292169A Pending JPH03153470A (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | 自動車のステアリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03153470A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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