JPH03152691A - 自動販売機の商品搬出棚装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、自動販売機の商品搬出棚装置に関する。

（ロ）従来の技術 従来、上下方向に張設した無端状のチェーンに商品棚を
多数設け、下降側の商品棚を案内支持レールにより商品
載置可能状態に支持して搬送通路内を下降させ、かつ該
搬送通路内の下部所定位置に位置した商品棚上の商品を
検知する売切検知装置を搬送通路の側部に設けるととも
に、下方の所定位置で案内支持レールによる商品棚の支
持を解除して、商品を落下搬出するようにした自動販売
機の商品搬出棚装置が知られており、例えばこの種の装
置としては、実開昭６４−１８３８１号公報に示されて
いる。

（ハ）発明が解決しようとする課題 この種の自動販売機の商品搬送棚装置は、多種の商品を
収納可能な汎用機として使用される。このため、商品棚
に収納される商品は、大小の太きさが異なることは勿論
のこと、長さも多種に亘っている。

従って、商品棚に載置収納した商品が比較的短い杉状の
ものであった場合は、その載置した位置によっては売切
検知装置の検知レバーによる商品検知ができなくなるこ
ともあり、商品があるにもかかノ〕らず売切となる問題
があった。

本発明はこのようなことから、商品棚への商品の載置位
置を容易に指示できるとともに、売切検知装置による商
品検知を確実に行うことのできる自動販売機の商品搬送
棚装置を提供するものである。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は、上下方向に張設した無端状のチェーンに商品
棚を多数設け、下降側の商品棚を案内支持レールにより
商品載置可能状態に支持して搬送通路内を下降させ、か
つ該搬送通路内の下部所定位置に位置した商品棚上の商
品を検知する売切検知装置を搬送通路の側部に設けると
ともに、下方の所定位置で案内支持レールによる商品棚
の支持を解除して、商品を落下搬出する自動販売機にお
いて、前記商品棚は商品載置面の前部に凹部を設けると
ともに、この凹部内に前後移動可能に位置表示部材を設
けて成り、前記案内支持レールに支持された下降側の商
品棚に載置収納する商品を、該位置表示部材に対応位置
させて収納することにより、該商品を前記売切検知装置
にて検知可能な所定位置に収納可能としたものである。

（ホ）作用 かかる構成の本発明は、商品棚の商品載置面の前部に四
部を設けるとともに、この凹部内に前後移動可能に設け
た位置表示部材を、商品棚に収納する商品の種類に応じ
て、あらかじめ前後移動して設定し、この設定された位
置表示部材に対応して商品を商品載置面に収納載置する
ことにより、該商品を売切検知装置にて検知可能な所定
位置に収納することができる。

（へ）実施例 各図は本発明の実施例を示すもので、ｌは前面に開閉可
能な前面扉２を設けた自動販売機本体であり、この本体
ｌ内には商品搬出棚装置３を設けている。

商品搬出棚装置３は、基体４の上下部に駆動軸５．６を
設け、この駆動軸５，６の左右両端にはスプロケット７
．８を設けている。そして上下−肘のスプロケット７．
８間には無端状のチェーン９．１０が張設され、駆動軸
５に連結した駆動モータ１１の駆動により回動するよう
にしている。

また、チェーン９，１０間には上下方向に等間隔を有し
てＰＩ数の商品棚１２が回動自在に一端を軸支されて設
けられ、無端状の縦送りコンベアを構成している。なお
、駆動モータ１１は販売指令に基づいて駆動し、商品棚
１２を１棚間隔分移動するようにチェーン９．ｌＯを回
転駆動する。

商品棚！２は、チェーン９．１０に回動自在に軸支した
軸支側である後部の棚板１３と、この棚板１３に回動自
在にヒンジ結合して連結した前部の棚板１４とに２分割
されており、後部の棚板１３の前後部両側端と、前部の
棚板１４の前後部両側端とに、それぞれ側方へ突出して
回動自在に軸支した、ガイドローラ１５を設けている。

この前部の棚板１４の商品載置面１６には、略中央部に
前後方向に延在する凹部１７を設け、かつこの凹部１７
の底部１７Ａに左右一対の長孔１８．１９を開口すると
ともに、該周長孔１８，１９の外側の辺には連続した多
数の係止溝２０を、互いに対向するように設けている。

そしてこの四部１７内には、周長孔１８，１９間に形成
された案内部材として作用する底部１７Ａに、位置表示
部材２１を移動自在に嵌着して装着している。

位置表示部材２１は弾性を有する合成街脂材にて形成し
、周長孔１８．１９に上側から挿入して底部１７Ａを挟
むように、弾性を利用して嵌着する爪部２１Ａを設ける
とともに、両側面には前記係止溝２０に係止する係止片
２１Ｂを、弾性にて進退自在に突出形成しており、嵌着
した底部１７Ａに案内されて前後方向に移動自在に構成
されるとともに、係止溝２０に係止した係止片２１Ｂに
よって、移動させた位置に保持されるようにしている。

即ち、位置表示部材２１は係止片２１Ｂを係止溝２０に
対して進退移動自在なように、その内側に逃げ空間２１
Ｃを開口して設け、係止溝２０に係止した係止片２１Ｂ
の弾性に抗して該位置表示部材２１を前後移動させると
、係止片２１Ｂが係止溝２０に係脱して進退移動を繰り
返し乍ら移動するようになっている。

そして位置表示部材２１は、商品棚１２上に載置収納す
る商品Ａの種類に応じて、あらかじめ前後方向に移動し
、収納すべき商品の前端部位置を表示して指示するよう
に構成している。

即ち、収納する商品へが短い商品の場合は、位置表示部
材２１を凹部１７内の後部の所定位置に移動して設定し
、また収納する商品Ａが長い商品の場合は、位置表示部
材２１を四部１７内の前部の所定位置に移動して設定し
て、収納ａ置する商品Ａの前後方向の長さが長い商品で
も、あるいは短い商品であっても、常に商品棚１２の略
中央部に収納載置されて、後述する売切検知装置２２に
対応位置して検知可能となるように、収納載置される商
品Ａの前端部位置を、位置表示部材２１にて指示するよ
うにしている。

即ち、後部の棚板１３と前部の棚板１４とで構成される
商品棚１２は、前部の棚板１４の凹部１７に設けた位置
表示部材２１によって、該商品棚１２−トに載置収納す
る商品Ａの前端部位置を表示して指示し、商品へを装填
する管理者が容易に所定位置に！！載置収納ることがで
きるとともに、位置表示部材２１にて指示された所定位
置に商品Ａを収納載置することによって、収納された商
品Ａが売切検知装置２２に対応位置可能となり、売切検
知装置２２による商品の有無検知が確実に行えるように
構成している。

２３．２４，２５．２６はチェーン９．１０の下降側に
て、該チェーン９，１０に略平行に位置するように、前
記基体４の両側壁４Ａ、４Ｂにそれぞれ対向して一対ず
つに設けた案内支持レールであり、後部の棚板１３の後
部側のガイドローラ１５は案内支持レール２３に当接支
持され、前部側のガイドローラ１５は案内支持レール２
４に当接支持される。また前部の棚板１４の後部側のガ
イドローラ１５は案内支持レール２５に当接支持され、
前部側のガイドローラ１５は案内支持レール２６に当接
支持される。そしてこの各ガイドローラ１５がそれぞれ
各案内支持レール２３，２４２５．２６に当接すること
により、商品棚１２は商品を載置収納可能なよう略水平
に支持され、両側壁４Ａ、４Ｂ間に形成される搬送通路
２７内を下降できるようになっている。

また商品棚１２は、各案内支持レール２３，２４．２５
．２６の下端にて支持を解除されると、下方へ回動して
傾斜状態となり、載置していた商品Ａを送出シュート２
８上に送出し、該商品Ａは前面扉２に設けた商品取出口
２９へ送出されるようになっている。

一方、売切検知装置２２は各案内支持レール２３．２４
，２５．２６に支持された、最下位の商品［１２部位置
対応して基体４の側壁４Ａ外面に設けられ、該商品棚１
２上の商品の有無によって動作する検知レバー３０の下
部を）（ネ３１の弾性にて該商品棚１２上に延出させて
おり、検知レノく−３０が商品棚１２の所定位置に収納
された商品へによって動作されると、検知スイッチ３２
が動作するようになっている。

即ち、売切検知装置２２は各案内支持レール２３．２４
，２５．２６に支持された商品棚１２が下降すると、下
降する商品棚１２により検知レバー３０がバネ３１の弾
性に抗して側壁４Ａ側へ後退し、該商品棚１２が最下位
の位置に下降到達すると、検知レバー３０が商品棚１２
による押圧を解除され、最下位の所定位置に停止した該
商品棚１２上にバネ３１の弾性にて再び突出し、前記位
置表示部材２１にて指示された商品棚１２上の所定位置
に収納される商品の有無を検知するようになっている。

（ト）発明の効果 かかる構成の本発明は、商品棚の商品載置面の前部に凹
部を設けるとともに、この凹部内に前後移動可能に設け
た位置表示部材を、商品棚に収納する商品の種類に応じ
て、あらかじめ前後移動して設定し、この設定された位
置表示部材に対応して商品を商品載置面に収納載置する
ことにより、該商品を売切検知装置にて検知可能な所定
位置に収納することができるものであるから、商品の装
填時に商品棚への商品の載置位置を容易に確認しつつ収
納載置できるため、売切検知装置による商品検知を確実
に行うことができ、商品の検出不良による売切状態の発
生を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

各図は本発明の実施例を示すものであり、第１図は要部
の縦断正面図、第２図は要部の横断平面図、第３図は自
動販売機の部分縦断側面図、第４図は自動販売機の概略
縦断側面図である。 １２・・・商品棚、１６・・・売切検知装置、Ｉ８・・
・段部、２０・・・商品載置面。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、上下方向に張設した無端状のチェーンに商品棚を多
   数設け、下降側の商品棚を案内支持レールにより商品載
   置可能状態に支持して搬送通路内を下降させ、かつ該搬
   送通路内の下部所定位置に位置した商品棚上の商品を検
   知する売切検知装置を搬送通路の側部に設けるとともに
   、下方の所定位置で案内支持レールによる商品棚の支持
   を解除して、商品を落下搬出する自動販売機において、
   前記商品棚は商品載置面の前部に凹部を設けるとともに
   、この凹部内に前後移動可能に位置表示部材を設けて成
   り、前記案内支持レールに支持された下降側の商品棚に
   載置収納する商品を、該位置表示部材に対応位置させて
   収納することにより、該商品を前記売切検知装置にて検
   知可能な所定位置に収納可能としたことを特徴とする自
   動販売機の商品搬出棚装置。