JPH03151671A - 非晶質半導体―金属接合物及び光導電素子 - Google Patents

非晶質半導体―金属接合物及び光導電素子

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JPH03151671A
JPH03151671A JP1290397A JP29039789A JPH03151671A JP H03151671 A JPH03151671 A JP H03151671A JP 1290397 A JP1290397 A JP 1290397A JP 29039789 A JP29039789 A JP 29039789A JP H03151671 A JPH03151671 A JP H03151671A
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metal
semiconductor
film
layer
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JP1290397A
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Makoto Fujikura
誠 藤倉
Akinori Sato
昭典 佐藤
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Resonac Corp
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Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は水素化アモルファスシリコン半導体を用いた非
晶質半導体−金属接合物及びそれを用いる光導電素子に
関する。
〔従来の技術〕
比較的大面積の薄膜が形成できる水素化アモルファスシ
リコン(以下、a−8iと略す)半導体は密着形イメー
ジセンサ等の光センサをはじめとする光導電素子に応用
が盛んであるが、光導電素子への応用に当っては、光が
照射された時の応答量、いわゆる光ゲインを高めるため
a−8j層と電極とがオーミックに接触させることが望
まれる。
しかしながら一般に電極材料として賞月されるアルミニ
ウム(AQ)、クロム(Cr)、金(Au)。
白金(Pt)等及び透明電極材料として賞月される酸化
スズ、酸化インジウムスズ(ITO)等では、直接a−
8i半導体とオーミンクな接触をとることができない。
そこで上記目的に対してa−8i半導体をn+in十の
3層構成とすることによって実効上オー2− ミックな接触をとる方法が採用されている。ここでn十
層はリン等周期律表第■属元素を不純物として10”−
1020cn+−3程度と高濃度添加したT1+型a−
8i半導体(10−100nm)であり、i層は通常の
不純物を添加していないa−8i半導体層を示す。(参
考資料:最新アモルファスSiハンドブック、347ペ
ージ、サイエンスフォーラム社、昭和58年3月) 特にサンドインチ型と呼ばれる型の素子ではn+in+
構成がよく用いられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記n十層ないしn+i n十構成を形成するには、例
えばモノシラン(S i H4)ガス、ホスフィン(P
H3)ガスの混合ガスを原料としてプラズマCVD法な
どで成膜すればできる。
しかしn十層では通常の不純物添加(例ではP元素の添
加)に比べ、高濃度の不純物添加が必要な上に、PH,
からの不純物活性化効率が低いため、約1桁分おおめに
PH,を使用しなければならず、毒性の高いPH3ガス
を多量に使用しなければならない点、また活性化されて
いないP元素のため、安定性の点に問題があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、a −S i半導体膜に仕事関数4cV以下
の金属からなる金属膜を接合させてなる非晶質半導体−
金属接合物に関する。
上記非晶質半導体−金属接合物において、仕事関数4e
V以下の金属からなる金属膜は、aSiSi体感体膜な
くとも一方の面に接合され、他方の面は同様の金属膜を
接合してもしなくてもよい。
このような非晶質半導体−金属接合物の両側をさらに、
前記した金属以外の金属その他の電極材料からなる膜を
積層してもよい。この場合、a−3i半導体膜の両面に
仕事関数4eV以下の金属からなる金属膜が接合されて
いると、オーミックな接合を有する光導電素子となり、
上記a−8j半導体膜の片面にのみ仕事関数4eV以下
の金属からなる金属膜が接合していると一方がオーミン
クな接触、他方がショットキー型の接触を有し、− 整流性が現われる光導電素子となる。
本発明において、前記した各層又は各層は、次のように
して作製することができる。
各層又は各層は、どちらかの最外層から基板上に順次、
積層することにより、作製することができる。
基板としては、ガラス板等が使用できる。
a−8i半導体膜は、モノシラン(S i H,、) 
ジシラン(Si2H6)等を用いるプラズマCVD法、
水素ガスの雰囲気中でSiターゲットを用いる反応性ス
パッタ法等によって形成される。a−8i半導体膜は必
要に応じて炭素やゲルマニウム。
窒素等を含んでいてもよい。このためには上記プラズマ
CVD法において、原料ガスとしてモノシラン、ジシラ
ン等と共にメタン等の炭素源ガス。
ゲルマン等のゲルマニウム源ガス、アンモニア等の窒素
源ガスが用いられる。リン等の周期律表第■属元素、ホ
ウ素等の周期律表第■属元素等の不純物は光に対する応
答を損うので用いるべきではないが、例外的に10”c
m−1以下のホウ素等周期律表第■属元素を添加しても
よい。そのためには原料ガスとしてジボラン(B 2 
H6)等がモノシラン、ジシラン等に対して5 ppm
以下用いられる。
上記プラズマCVD法において、水素(H2) 、ヘリ
ウム、アルゴンガス等のキャリアガスを用いてもよい。
a−8i半導体膜は、Siに対して水素を0.5〜40
原子%含むものが好ましく、特に光吸収性及び光導電性
を高くするために5〜20原子%含むものが好ましい。
仕事関数が4eV以下の金属としては、特にマグネシウ
ム(Mg)、スカンジウム(Sc)、イツトリウム(Y
)等が好ましく、これらの金属からなる金属膜は真空蒸
着法やスパッタ法によって形成される。該金属膜の膜厚
は5〜50オングストロームが好ましい。膜厚が小さす
ぎるとa−8i半導体とオーミンクな接触がとりにくく
なり厚すぎるとa−3i半導体との密着性など機械強度
が低下しやすくなる。
更にストライプ状の電極等を用いて複数個の素6− 子を並へる場合は面方向の電流の広がりを抑えるために
、上記金属膜の膜厚は20オンゲス1−ローム以下であ
ることか好ましい。
電極材料としては、AQ、Cr、Au、PL。
Pd等の仕事関数が4eVを超える金属がある。
これらの金属は、真空蒸着法及びスパッタリング法で形
成され、膜厚は素子の動作に十分な導電性を保持できる
50〜200nm程度で使用される。
また、電極材料としては、酸化スズ(SnO2)。
酸化インジウム、酸化インジウムスズ(ITO)等の透
明電極を用いることもでき、これらの膜は真空蒸着法、
スパッタリング法2、CVD(Chemical Va
por Deposition)法、プラズマCVD法
等によって形成され、膜厚は100〜500nm程度で
使用される。
本発明を図面を用いて説明する。
第1図は本発明の非晶質半導体−金属接合物の一例(光
導電素子)を示す断面図である。基板1上に電極材料か
らなる膜2.仕事関数が4eV以下の金属からなる金属
膜3.a−8i膜4.仕事関数4eV以下の金属からな
る金属膜5.電極材料からなる膜6が順次積層されてい
る。a  81層4は膜厚0.4〜2μm程度で用いら
れるのが好ましい。電極材料からなる膜2及び6は素子
を動作させる電源につながれて使用され、これらの膜2
及び6はストライブ状に形成されていてもよい。
上記光導電素子を動作させる電源は直流及び交流用のそ
れぞれいずれでもよく、素子に電圧を印加したところに
光が照射されると暗時に比べ素子に大きな電流を流すこ
とができる。
〔作用〕
a−8i半導体に仕事関数4eV以下の金属からなる膜
を接合すると、これらの接合部分は電気的にオーミンク
な接触となる。
また、電極材料とa−8i半導体とが直接に接触した場
合は電気的にオーミンクな接触をとることはできないが
、この間に仕事関数4eV以下の金属からなる膜が積層
されていると電気的にオーミンクな接触が得られる。ま
た、電極材料は、4e■以下の仕事関数の金属膜の保護
層ともなり、機械的強度が確保される。a−8i半導体
の両側にこのように4eV以下の仕事関数を有する金属
膜及び電極材料が順次積層されていると電気的にオーミ
ックな接合を持ち、光ゲインの高い光導電素子が得られ
る。il  S 5半導体の一方側に電極材料が積層さ
れているとこの接合面はショットキー型の接合となり整
流性を持つ光導電素子となる。
上記金属層はn十型a−8i膜よりも作製が容易である
〔実施例〕
実施例1 第1図に示すような構成の光導電素子を作製した。
基板1としてコーニング社#7059ガラス(35X3
5X1.1mm’)上に電極2として金(Au)を真空
蒸着して厚さ30 n mの光半透過性のAu層、次い
で金属層3として厚さ20オングストローム(2nm)
のMg層を積層した。その上にSiH4ガス40容積%
及び水素ガス608− 容積%からなる原料ガスを用いるプラズマCVD法でa
−8i半導体層4を1μmの厚さに形成した。さらに真
空蒸着法により、金属層5として厚さ20オングストロ
ームのMg層、次いで電極6として200nmのAu層
を積層形成して、光導電素子を作製した。
この光導電素子の印加電圧に対する電流密度(暗時)を
測定した結果は第2図に示すように直線的であり、オー
ミンクな接触がとれている。更にこの素子に480nm
の光が10 ” photon / aK ・Sで照射
された時、暗時の100倍以上の電流が流れた。
実施例2 第3図に示すような構成の光導電素子を作製した。
基材7としてコーニング社#7059ガラス(35X3
5X1.1.+nm’)上に、電極8として真空蒸着法
により厚さ30nmの半光透過性Au層、次いで金属層
9として厚さ20オングストローム(2nm)のMg層
を積層し、第2の金属層を形一 0 成した。次いでプラズマCVD装置で5jH4ガス40
容積%及び水素ガス6o容積%からなる混合原料ガスを
用いてa−8i層半導体層10を1μn)の厚さに形成
し、続けて5iHiガスb積%、水素ガス60容積%更
にホスフィン(PH3)ガスをSiH4ガスに対する容
積比率0.002/1て混合した原料ガスを用いてn十
型a  81層11を200オングストローム(20n
m)の厚さに形成した。さらに真空蒸着法により電極1
2として厚さ200nmのAQ層を形成して光導電素子
を作製した。
この素子は印加電圧に対する電流密度の測定の結果オー
ミンクな接触がとれていることがわかった。また、この
素子Bに550nmの光が101sphoton/ a
l−sで照射された時、暗時の100倍以上の電流が流
れた。
実施例3 実施例2において金属層9としてMg層の代りにプラズ
マCVD法によりn十型a−8i層を2゜nmを形成し
、n十型a−5i層11の代わりに真空蒸着装置を用い
て2nmのMg層を形成したこと以外は実施例2に準じ
て光導電素子を作製した。
この素子もオーミンクな接触がとれていることがわかっ
た。また実施例1と同様の条件下で光照射下で暗時の1
00倍以上の電流が流れた。
実施例4 第4図に示すような構成の光導電素子を作製した。
基材13としてコーニング社#7059ガラス(35X
35X1.1mn3)上に、電極14として真空蒸着法
により厚さ30nmの半光透過性Au層を形成し第2の
金属層20を形成した。この上に、プラズマCVD法に
よりS i H,ガス40容積%及び水素ガス60容積
%からなる混合原料ガスを用いてa−8i半導体層1−
5を1μmの厚さに形成した。さらに真空蒸着法により
、金属層16として厚さ20オングストロームのMg層
及び電極17として厚さ200nmのAQ層を順次形成
して、光導電素子を作製した。
この素子の印加電圧に対する電流密度を測定した結果を
第5図に示す。第5図から明らかなように、整流特性が
観測された。実施例1と比較すると本実施例の素子では
、電極14(Au層)とa−8i半導体層15の間にシ
ョットキー型の接合が形成されていることがわかる。
一方、電極17(AQ層)とa−8i半導体層15の間
は、金属層16(Mg層)を介してオーミックに接合が
形成されていることがわかった。
〔発明の効果〕
請求項1乃至3に係る非晶質半導体−金属接合物は、製
造が容易であり、オーミンクな接触をしており、このよ
うな接合物の特性を活かし、請求項4に係るものはオー
ミック型又はショットキー型の光導電素子となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明における光導電素子の一例を示す断面
図、第2図は実施例1で得られた光導電素子の印加電圧
に対する電流密度の関係を示すグラフ、第3図は本発明
における光導電素子の一例を示す断面図、第4図は本発
明における光導電素子の一例を示す断面図及び第5図は
実施例4で得られた光導電素子の印加電圧に対する電流
密度の関係を示すグラフである。 1.7.13−・・基材、2,8.14−・・電極(A
u層)、3,5,9.16・・・金属層(Mg層)、4
゜10 、15− a −S i半導体層、6,12.
17・・・電極(Af1層) 、 11・”n+−a−
8i層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水素化アモルファスシリコン半導体膜に仕事関数4
    eV以下の金属からなる金属膜を接合させてなる非晶質
    半導体−金属接合物。 2、水素化アモルファスシリコン半導体膜の両面に、仕
    事関数4eV以下の金属からなる金属膜を接合してなる
    請求項1記載の非晶質半導体−金属接合物。 3、仕事関数4eV以下の金属が、マグネシウム、スカ
    ンジウム及びイットリウムからなる群から選ばれる少な
    くとも一つの金属である請求項1又は請求項2のいずれ
    かに記載の非晶質半導体−金属接合物。 4、請求項1乃至3のいずれかに記載の非晶質半導体−
    金属接合物の両側に電極材料を積層してなる光導電素子
JP1290397A 1989-11-08 1989-11-08 非晶質半導体―金属接合物及び光導電素子 Pending JPH03151671A (ja)

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