JPH03151387A - 新規な四環系縮合複素環化合物および除草剤 - Google Patents

新規な四環系縮合複素環化合物および除草剤

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JPH03151387A
JPH03151387A JP28850789A JP28850789A JPH03151387A JP H03151387 A JPH03151387 A JP H03151387A JP 28850789 A JP28850789 A JP 28850789A JP 28850789 A JP28850789 A JP 28850789A JP H03151387 A JPH03151387 A JP H03151387A
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JP
Japan
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formula
compound
lower alkyl
heterocyclic compound
herbicide
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Pending
Application number
JP28850789A
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English (en)
Inventor
Tetsuzo Kato
加藤 鐵三
Yukihisa Goto
幸久 後藤
Yasuo Morishima
森島 靖雄
Hirokazu Osabe
長部 広和
Takeshi Hamaya
浜谷 武
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Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、四環系縮合複素環化合物に属する一群の新規
な化合物に関する。また、四環系縮合複素環化合物を有
効成分として含有する除草剤に関する。
(従来の技術) 従来、四環系縮合複素環化合物に属する化合物としては
、薬学雑誌、第84巻、874頁(1964年)、薬学
雑誌、第87巻、597頁(1967年)及び薬学雑誌
、第100巻、571頁(1980年)に記載されたも
のが知られているが、本発明の請求項(1)記載の化合
物については従来報告されておらず、また、既知の四環
系縮合複素環化合物も含めて、これらの化合物が除草活
性を有することは知られていなかった。
本発明は、四環系縮合複素環化合物に属する一群の新規
化合物および四環系縮合複素環化合物のうち少なくとも
一種を有効成分として含有する除草剤を提供するもので
ある。
(発明の構成) 本発明は、下記の式(I)で示される化合物が提供され
る。
[式中、R1はハロゲン原子あるいはアミノ基;R2は
水素原子あるいは低級アルキル基; Ra 、 R4。
R5及び狗は同一または異なって水素原子、ハロゲン原
子もしくは低級アルキル基;m及びnは0もしくは1を
示す。ただし、mもしくはnは同時にOもしくは1にな
ることはなく、mが0の場合はR2゜Ra 、 R4、
R5、R6が同時に水素原子になることはない。] ここで低級アルキル基とは、01〜C6の炭素原子を含
有する基を意味する。例えば、メチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、ペンチル、イ
ソペンチル、ヘキシル、イソヘキシルなどが含まれる。
ハロゲン原子には、塩素、臭素、フッ素、ヨウ素等を挙
げることができる。
本発明の式(工′)もしくは式(I)で示される化合物
は次の方法で製造することができる。
(方法a)  R1がハロゲン原子である化合物の製造
→    (工”) [式中R2、Ra p R4、R5、Fteは式(工す
の定義と同一]この方法は、式(II)で示される化合
物に無溶媒又は不活性溶媒中、ハロゲン化剤を作用させ
ることによって行われる。ハロゲン化剤としては、オキ
シ塩化リン、五塩化リン、オキシ臭化リン、五臭化リン
、三臭化リンがあげられる。この方法は、R1が臭素原
子又は塩素原子である化合物の製法に適用される。
なお、R1がフッ素原子またはヨウ素原子である化合物
は、式(工つの化合物をハロゲン化アルカリ土類金属ハ
ロゲン化物や金属ハロゲン化物で処理するハロゲン交換
反応によって得ることができる。
(方法b) R1がアミノ基である化合物の製造 1式中Aは酸素原子または−NH−基を示し、R2゜R
a 、 R4、R5+ R6は式(工′)の定義と同一
である]この方法は、式(III )で示される化合物
を無溶媒または不活性溶媒中、アンモニアで処理するこ
とによって行われる。反応温度は、水冷下から約100
°Cの範囲が好ましい。アンモニアとして、アンモニア
ガスもしくは、アンモニア水をもちいることができる。
アンモニアの使用量は、式(III)の化合物に対して
当量以上好ましくは2当量以上である。
本発明は、式(I′)に示す化合物の少なくとも一種を
有効成分として含有する除草剤を提供するものである。
前記式(工”)で示される有効成分化合物をそのまま使
用してもよいが、一般にはその使用目的に応じて固体担
体、液体担体、界面活性剤、その他の製剤用補助剤と混
合して水和剤、粒剤、乳剤等に製剤する。
これらの製剤には、該化合物を有効成分として、水和剤
では10〜80%、粒剤では1〜10%、乳剤では10
〜50%(いずれも重量%を示す)を含有することが望
ましい。
製剤に使用される固体担体には、カオリン、ベントナイ
ト、クレー類、タルク、珪藻土、ジ−クライト、ゼオラ
イト、パイロフィライト、合成含水酸化珪素、炭酸カル
シウム等の微粉末あるいは粒状物があり、液体担体には
、キシレン、メチルナフタレン等の芳香族炭化水素類、
エタノール、イソプロパツール、エチレングリコール、
メチルセロソルブ等のアルコール類、アセトン、イソホ
ロン、シクロヘキサノン等のケトン類、大豆油、綿実油
等の植物油、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホオ
キシド、アセトニトリル、水等がある。
乳化、分散、湿炭等のために用いられる界面活性剤には
、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエ
チレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレン
脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レンポリオキシプロピレンブロックポリマー等のノニオ
ン性界面活性剤、アルキル硫酸エステル塩、アルキルス
ルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩、ポリオキ
シエチレンアルキル硫酸エステル塩等のアニオン性界面
活性剤等がある。
製剤用補助剤には、リグニンスルホン酸塩、アルギン酸
塩、ポリアクリレート類、ポリビニルアルコール、植物
ガム類、カルボキシメチルセルロース(CMC) 、ヒ
ドロキシエチルセルロース(HEC)等がある。
(実施例) 次に、本発明を実施例によって説明する。なお、実施例
に示した化合物の他に、本発明に含まれる興味ある化合
物としては、次のものが挙げられる。(表1) (合成例) 合成例1 9−クロロ−13,13a−ジヒドロ−11−メチル−
8H−イソキノ[2,1−gコ[1,6]ナフチリジン
−8−オン(化合物Nα1)の製造。
13.13a−ジヒドロ−11−メチル−8H−イソキ
ノ[2,1−gl[1,6]ナフチリジン−8,9(1
2H)−ジオン462mg及びオキシ塩化リン5mlの
混合物を1時間加熱還流させた。未反応のオキシ塩化リ
ンを減圧下に留去し、残さを塩化メチレン20m1で溶
解した。これを炭酸カリウム水溶液を加えてよく振り混
ぜた後、塩化メチレン層を乾燥、濃縮し、残さをシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーに付し、連記化合物を2
65mgを得た。
NMR(CDCl2)δ値: 2.54(s 、 3H) 、 3.20−4.20(
m 、 2H) 、 5.33(q 、 IH) 。
5.82(d 、 IH) 、 6.70−7.70(
m 、 6H)合成例2 9−アミノ−13,13a−ジヒドロ−11−メチル−
8H−イソキノ[2,1−gl[1,6]ナフチリジン
−8−オン(化合物Nα3)の製造。
13.13a−ジヒドロ−11−メチル−8H,9H−
ベンゾ[alピラノ[3,2−g1キノリジン−8,9
−ジオン0.85g 、濃アンモニア水3.5ml及び
エタノール14m1の混合物を室温で5時間撹はんした
。反応混合物を減圧下に乾固し、シリカゲルカラムクロ
マトグラフィーに付し、連記化合物を0.58g得た。
NMR(CDC13)δ値: 2.39(s 、 3H) 、 3.00−4.20(
m 、 2H) 、 5.23(q 、 IH) 。
5.85(d 、 IH) 、 6.78(s 、 I
H) 、 6.55(br 、2H) 、 6.80−
7.60(m 、 5H) 合成例3 11−アミノ−3−クロロ−6a、7−シヒドロー9−
メチル−12H−キノ(1,2−gl[1,6]ナフチ
リジン−12−オン(化合物Nα5)の製造。
3−クロロ−6a、7−シヒドロー9−メチル−1LH
,12H−ベンゾ[f]ピラノ[3,2−blキノリジ
ン−11,12−ジオン1.20g 。
濃アンモニア水1.95m1.水25m1及びエタノー
ル7mlの混合物を55°Cで19時間撹はんした。反
応混合物を冷却後、析出した結晶をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーによって処理し、連記化合物を0.2
1g得た。
融点 253.5〜255.5°C (酢酸エチル−ヘキサンから再結晶) IR(KBrディスク): 902 、1202 、1
280 、1325 。
148016201670cm−1 なお、11−クロロ−6a、7−シヒドロー9−メチル
−12H−キノ[1,2−gl[1,6]ナフチリジン
−12−オン(化合物Nα2)及び、11−アミノ−6
a、7−シヒドロー9−メチル−12H−キノ[L2−
gl[1,6]ナフチリジン−12−オン(化合物Nα
4)は、薬学雑誌、87.597(1967)記載の方
法に従って合成した。
(試験例) 植物生理活性試験 タルク(50重量部)、ベントナイト(25重量部)、
ソルボ−ルー9047(東邦化学製、2重量部)、ソル
ボ−ルー5039(同前、3重量部)を混合しキャリア
ーを調製した。試験化合物にそれぞれ50重量部と前記
キャリアー200重量部とを混合し、20%水利剤を作
った。この水和剤を純水に分散させ所定濃度の水和剤分
散液を得た。別にイネ、ノビエ、二十日ダイコン、ホタ
ルイ種子を催芽させたシャーレを用意し、上記水和剤分
散液を添加し、25°Cの照明付き定温庫で7日間育苗
して成長程度を以下の表2 植物生理活性試験評価結果

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_1はハロゲン原子あるいはアミノ基;R_
    2は水素原子あるいは低級アルキル基;R_3、R_4
    、R_5及びR_6は同一または異なって水素原子、ハ
    ロゲン原子もしくは低級アルキル基;m及びnは0もし
    くは1を示す。ただし、mもしくはnは同時に0もしく
    は1になることはなく、mが0の場合はR_2、R_3
    、R_4、R_5、R_6が同時に水素原子になること
    は、ない。]で表される新規な四環系縮合複素環化合物
  2. (2)式( I ’): ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_1はハロゲン原子あるいはアミノ基;R_
    2は水素原子あるいは低級アルキル基;R_3、R_4
    、R_5及びR_6は同一または異なって水素原子、ハ
    ロゲン原子もしくは低級アルキル基;m及びnは0もし
    くは1を示す。ただし、mもしくはnは同時に0もしく
    は1になることはない。]で表される四環系縮合複素環
    化合物の少なくとも一種を有効成分として含有すること
    を特徴とする除草剤。
JP28850789A 1989-11-06 1989-11-06 新規な四環系縮合複素環化合物および除草剤 Pending JPH03151387A (ja)

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